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卒業ホームラン:その後

1ジャスティスロボ:2008/10/16(木) 23:45:47
卒業ホームランの続きを作ってみないか?

個人的にはハッピーエンドがいいなぁ

2ジャスティスロボ:2008/10/17(金) 00:00:17


カキンっ!!快音が響く。
ボールは勢いを失うことなくぐんぐん伸びて、
左中間を真っ二つにしてスタンドに入り込んだ。
4番サード、2年生の加藤智の満塁弾が、またしてもチームを勝ちに導いた。
私立ガルバチョンセーヌ学園高校。野球部の歴史は長いが、甲子園の出場は初めてとなる。
神奈川県の頂点にたった智はチームの真ん中で、幸せだった。
夢が1つかなったそのとき、がんばればいいことがあることを智は全身で感じた。
人より多く努力してきた智には、なおさら。

中学の野球部は、野球をしたい人たちが集まるような場所ではなかった。
部室でたばこを吸い、マンガを読み、たむろう。
小6のときは野球部に入るつもりだったが、無理そうだ。
しかたなくあきらめ、他の部に入る決心をした。
しかし、甲子園に出れるような選手になるという目標はまだあきらめていなかった。
だから……

3('A`):2008/10/19(日) 22:07:42
あきらめた。
智が父の徹夫に告げると複雑な顔をされ「…好きにしたらいい。」としぶしぶ言われた。
時が経つにつれ考えは変わるのかもしれない。
あれほど野球熱心な智は自分の運動神経を把握したのか夢を見ていられないと感じたのかもしれない。
智は心に決心をつけた。
「よし、科学部に入ろう。」

4ばちかん:2008/10/20(月) 22:58:39
とりあえず、智は科学部部室、いわば理科室だ。
そこで目にしたものは、

科学部とは思えないほどの体育会系の顧問、中学生の体つきとは思えぬほどの
マッチョ達。(生徒です)
暑苦しいの一言だ。自分に気づいたのか、一人のマッチョがこちらに来て、
「やぁ、きみ。我々と一緒に科学の力でムキムキにならないかい?」
呆れて、反論すら出来ない。
唯、そのときに出来たのは、目の前のドアをサラっと閉めたことくらいだ。

「科学部はあきらめよう・・・」

そう決意した智であった。

智の部活探しの旅はまだまだ続く・・・

5ジャスティスロボ:2008/10/20(月) 23:09:08
野球は続けたい…
でもここの野球部はいやだ…
それに自分の運動神経も…
恥をかくだけだと思った。

でも中学生の大半は部活に入る。
入っていない生徒もクラブチームやら何やらで結局はスポーツを楽しんでる。

………。
でも、野球が好きだ。父さんに教えてもらった野球が、大好きだ。

6海馬:2008/10/20(月) 23:43:40
おれわ・・・もういっそのことホームベースになりたい。

7ばちかん:2008/10/21(火) 23:21:55
とりあえずグランドに埋まってみた。

8ジャスティスロボ:2008/10/22(水) 00:03:24
…………。…………。
…どれだけの時間がたっただろうか。
もうあたりは真っ暗である。

………。……。違う…。おれの目指していた野球はこんなんじゃない。
もっと汗まみれで、泥まみれで、仲間がいて、
打って、走って、捕って、投げて……。
最後まで何があるかわからない…。そんな野球が好きだったんだ!!

智は野球に対する純粋な気持ちを取り戻した。
そして…

9ばちかん:2008/10/22(水) 22:11:17
また埋まった。

10ジャスティスロボ:2008/10/22(水) 23:01:09
んでもって、出た。
出たり埋まったりの繰り返し。
3歳ぐらいの子供を連れたお母さんは、子供の目をそらさせた。
その中で智は、うれしかった。

11ピヨみず:2008/10/22(水) 23:02:52
いつのまにやら僕の前には僕を見下す友人の冷めた目があった

12海馬:2008/10/23(木) 23:01:25
しばらくぼくを見つめていたが、それから「そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。」と言った。

 ぼくは彼にぼくのおもちゃをみんなやると言った。
それでも彼は冷淡にかまえ、依然ぼくをただ軽蔑的に見つめていたので、ぼくは自分のチョウの収集を全部やると言った。
しかし彼は、「けっこうだよ。ぼくはきみの集めたやつはもう知っている。そのうえ、今日またきみがチョウをどんなに取り扱っているか、ということを見ることができたさ。」と言った。

13ジャスティスロボ:2008/10/24(金) 20:42:06
そんな文章が国語の教科書に載っていたが、まさにそれがぴったりな状況だと智は思った。
あまりにピッタリだったので不覚にも笑みがこぼれてしまった。にやり、と。
今の智は先の意味不明な行動に加え、ますます気持ち悪さがましてその友人の目には映るだろう。
もはや言い訳の使用がない。智は…

14海馬:2008/10/25(土) 18:07:59
「野球、しようよ」

15ジャスティスロボ:2008/10/26(日) 00:55:04
苦し紛れにそういった。ヤバい…。野球したいやつがグラウンドに埋まってるか?
んなわけないだろう。自分は死んだものだと思ってさらに言葉をつづけた。
「ねぇ、野球楽しいよ」

16海馬:2008/10/26(日) 01:10:12
「野球なんて・・・くだらない・・・。」
そいつは何か言いたそうな、どこかさびしげな表情でそう言い残しどこかへ行ってしまった。

次の日ちがう友人にあいつのことを聞いてみる。
木村「あぁあいつか、あいつは茂男 昔は野球やっててピッチャーだったんだって。甲子園出場は確実だったらしいよ。」

17ジャスティスロボ:2008/10/26(日) 23:40:06
智「ってことは高校生なのかい?」
木村「違う違う。俺へんなこと言ったか?」
智「だって甲子園確実だったって言ったじゃん」
木村「このまま続けてればってこと」
智「ねぇ。野球部、作り直そうよ」
木村「はぁ?!おっかねえ3年生が部室支配してるんだぞ!?」
智「ぼくにいい考えがあるから」コショコショコショ…。耳打ちをした。
木村「OK!お前はそれでいいとして、おれはどうするんだよ」
智「モクソンは…」コショコショコショ…。
木村「………それってまさか。で、ででできるのか?」
智「できるよ。じゃ、今夜ね」

その夜……。

18('A`):2008/10/30(木) 23:59:28
智「木村おそいなぁ…」
智が立てた計画は3年たちを説得するというもので、八時集合と伝えてあった。
二人は七時に集合する予定だった。
その時、智に一件のメールが届いた。
木村からだ。


「題名:ごめん
 本文:腹痛くなって行けない
    一人で何とかしてねオレ関係ないよ」 

時間は刻々と迫っていた

19海馬:2008/10/31(金) 23:17:50
智「ぁあ?! ドタキャンかよ」
智は怒りがこみ上げてきたがすぐにおさまった。
智はしょうがないから帰ることにし、その道の途中、

バサ!

智「? ノート?」
智「DEATH NOTE 直訳で死のノートか…」 パラパラ
智「『これは死神のノートです』 ぷっ 『HOW TO USE』…全部英語か面倒だな…」
 
『このノートに名前を書かれた人間は死ぬ』
『名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くとその通りになる』
『死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる』
智「ははは 悪戯もここまで手が込んでるとまあまあかな…」
 「名前を書くと死ぬか… くだらない」

20('A`):2008/10/31(金) 23:46:54
その時、例の三年がやってきた。
「呼び出しておいてどこ行ってんだよクソヤロウ!」
何人ものだみ声が響いてきた。

やばい…どうしよう…

ん…?デスノート…

21海馬:2008/11/01(土) 00:01:56
智「まさかな。でも書くだけ書いてみるか」 カキカキ

先輩A「んだよあいつら 明日合ったらボコボコにしてやっ・・・うッ!」
先輩B、C「お、おいどうしたみっちゃん!みっちゃん!」
智「?死んだ?! いや待て偶然って事もじゃ、じゃあ」
先輩D「お、おいやばくねぇか?こ、こいつら息して…うぅッ!」
先輩B「お、おい!小次郎まで!どうなってんだよ!う、ううぁ〜」

先輩たちは帰っていった。

き、決まりだ! デスノート 本物だ!!




22ジャスティスロボ:2008/11/01(土) 23:04:50
智「おれは新世界の神だ」
野球をやるにあたっていらない人間も消してやる。ふふふふふ。

家に帰ってさっそく取り掛かった。
まずはあいつを消そう。あのくだらん国語教師を。
山本武彦…死因は、叔母に引きずり回され死亡。
「こんなんでいいのかなぁ?」
あとは俺より野球がうまい田中に吉岡に寺田に木元に…

気がつくともう100人は殺していた。
その時後ろから聞きなれない声がした。

23海馬:2008/11/01(土) 23:34:44
ドゥーク「気に入ってるようなだ」
智「う、うわっ・・・」
ドゥーク「なぜそんなに驚く ノートの落とし主 死神のドゥークだ」
智「し…死神……死神か…驚いてないよドゥーク、いや…待ってたよドゥーク」

バッ!! 智は目を大きく開き興奮しながらノートを開いて見せた。

ドゥーク「ほう これはすごい、ここまで殺ったのはお前が始めてだ。並じゃここまで書けない。」
智「さすがに夜はうなされて眠れないしこの5日で4キロも痩せたよ」
智「でもこれでまた野球ができる。それを考えたらこんなのへっちゃらさ」

24<削除>:<削除>
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25名無しさん:2008/11/05(水) 22:46:41
心の中で新たにできた感情を認めた。

渦巻く、邪悪な心。でもそのノートを捨てる気にはなれなかった。
ドゥーク「なかなか楽しませてくれそうだな、人間」
智「ああ。約束するよ。僕は新世界の神となった。
これからもっと面白い世界をお前に見してやるよ、死神」

26ジャスティスロボ:2008/11/14(金) 21:19:42
智は夜食に、と思って持ってきたバナナの皮をむき始めた。
ドゥーク「なんだ、それは?」
智「バナナだよ」
ドゥーク「それがバナナ?!死神の世界のバナナはもっと黒くてぐちゃぐちゃだぞ。」
智「へぇ。死神の世界にもバナナがあるのか。どうだ、死神、食ってみるか?」
ドゥーク「おう。」パクパクムシャムシャ「うんめぇえええぇぇぇぇぇぇええ!!!!!!」

27('A`):2009/03/04(水) 13:36:44
ゴソゴソ…

ドゥーク「何をやっている」
智「ああ、ノートの隠し場所を作ったんだ。
小さい穴に細い棒をさすことで板が開き、取り出すことができる。
しかし、回路を仕掛けてあり、金属の棒を入れると」
ドゥーク「どれどれ…?」カチャ
智「あ」

ゴオオォォォオォォオオ

28ジャスティスロボ:2009/03/04(水) 20:36:32
ドゥーク「ぐああああああ!!」
智「……死神って実体あるのか?」
ドゥーク「……ない」
智「痛く…ないだろ??」
ドゥーク「……。」


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