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12球団のドラフトを客観的基準で検証するスレ

1名無しさん:2011/11/03(木) 22:45:55 ID:vTrgtG5.0
以前、蔵さんも提唱されておられましたが、
ドラフトを客観的基準や結果・視点より検証する企画を行いたいと思います。
ドラフトは語り手の主観的な意見や法則論に基づくものが多いのが現状です。
それに対して客観的な要素で12球団のドラフトを分析し、
真の正論や法則論を導き出すことを最終目標として進めて参ります。
現在、実は他のドラフト系サイトで掲載中で、もっと言うと
以前より他のサイトなどでもこの企画を行っておりましたが、
今回よりそれを発展させたものです。
かなり地味な分析企画なので、その他のサイトでも
レスがついていないですが、
その分様々なサイトで幅広く意見をいただき、また論議することで、
完成度を高めていきたいと思います。

2名無しさん:2011/11/03(木) 22:47:06 ID:vTrgtG5.0
まず、対象となるドラフトを決める必要があります。高校生のプロ入り1年目の年齢(以下の年齢はすべて学年年齢とする)を19歳、大学・社会人のプロ入り1年目を平均年齢である24歳とし、高校生は5年差をつけて17年以内、大学・社会人は12年以内とし、2年ずつ(ブレイク選手の少ない最初は4年)チェックしていきます。

 採点基準と致しましては、小関順二氏の著書より「成功選手」「予備軍」を参考にさせてもらいます。

①そもそも「成功選手とは何か?」という定義の問題が常にあります。まず、生涯成績で「100勝・1000本安打」が「一流選手」の証と言われた時代がありました。今でも有力な目標数値ではありますが、これは厳し過ぎる上、球団事情にもかなり左右されるので一概には言えないでしょう。そこで少しボーダーを下げ、2割程度ダウンを図りたいと思います。

②さらに、投手と野手の差を考える必要があります。100勝投手が約125人、1000本安打が約250人と、達成者数に差があること、現代野球では投手の役割がますます高まっていること、投手では中継ぎ・抑え、野手では二遊間タイプが人気の点や捕手の重要性が増している必要を配慮する必要があります。

③そして、小関氏の著書にはない、成功選手と予備軍の間に位置づけられ「準成功」という基準を設けます。成功選手のハードルが高いので、それなりに結果を出した選手が評価されないことを防ぐためです。
成功選手はチームの中核的存在、準成功は成功選手への成長中か準ずる存在、予備軍は将来的に成功選手になる可能性がある存在、と位置付けられます。

・・以上をまとめて、下記の基準を作りました。

まず、投手と野手が目指す生涯成績基準を「70勝」と「910安打」とします。

①については「100勝・1000本安打」の「一流選手」基準の2割程度ダウンで、これならばチーム事情などに関係なく達成できるはずです。

②1年間の成績で10勝=規定打席3割とすると、だいたい1勝=13安打と計算となります。そこから割り出すと、「100勝・1000本安打」の実質2割ダウンで、投打の比率を考えると、野手は中途半端ですがこの数値が割り出されます。
また、捕手はその役割の重さからノルマを2割程度ダウン。そして、安打数のみだと1・2番打者が有利になるので、長距離打者を救うため、本塁打の基準も作りました(1本=5安打)。また、中継ぎ投手に関しては、入団時から登板回数が多い代わりに、ベテランになると消耗で減る傾向にあることを考慮し、ケースごとに比率を変えました(1勝=5.5〜6.5試合)。

③上記の対象の終了となるのが35歳ですが、その後の活躍も視野については36歳以上の現役選手で予備軍のノルマすら達成していない選手は現在ほとんどおらず、仮にそれ以降に成績上昇してもそれはチーム事情であり、ドラフトで指名した意味とは関係ないと思うので、35歳までの成績で打ち切ってよいと思います。

④準成功選手は成功選手より2割下げた基準にします。また後述のケースAについては、予備軍にも4割下げて基準を設けます(この時期まで残っていた選手は、守備固め等の成績に表れない効果を持っている可能性があるため)。

⑤そして「成功選手」=3p、「準成功」=2p、「予備軍」=1pとして、ポイント付与します。成功選手やそれに準ずる選手を多く輩出すれば、それだけ多くのポイントを獲得できます。
また、成功選手は一流選手の基準のペース(つまり2割以上の早さ)の年齢でノルマをクリアした場合は、球団を代表する選手を輩出したとみなし、ボーナスとして1pを進呈。そこから達成年齢が1年若くなるたびに、今度は球界を代表する選手を輩出したとみなし、1年若く達成するにつき1pずつボーナスを進呈します。
また特例を設けます。対象としてはタイトル獲得(投手は最多勝・最優秀防御率・沢村賞・セーブ王・ホールド王、野手は首位打者・ホームラン王・打点王・最多安打、トリプルスリー。全体ではMVP。新人賞も場合により対象)やチーム貢献の大きさ等、成績的バランスなど様々な要素で最大3pまでボーナス進呈します。なお特例の際は説明をつけます。

3名無しさん:2011/11/03(木) 22:48:23 ID:vTrgtG5.0
それでは、この基準に基づいて次回から各選手の入団年数別のケースと、それに応じたのノルマを決めていきます。

ケースの設定と、ノルマの基準を作りました。

ケースA(ベテラン):大学・社会人入団で9〜12年、高卒入団で14〜17年

「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→70勝(セーブは0・5勝換算)or 385登板
◎捕手以外の野手なら
→910安打or180本塁打
◎捕手
→730安打or145本塁打

なお「一流選手」の対象として、32歳までに成功選手に到達した選手には、ボーナスを進呈。

「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→56勝(セーブは0・5勝換算)or 315登板
◎捕手以外の野手なら
→730安打or145本塁打
◎捕手は
→585安打or115本塁打


「予備軍」ノルマ
◎投手なら
→42勝(セーブは0・5勝換算)or 230登板
◎捕手以外の野手なら
→545安打or110本塁打
◎捕手は
→435安打or85本塁打


ケースB(中堅):大学社会人で入団5〜8年、高校生10〜13年の選手

「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→46勝(セーブは0・5勝換算)or 275登板
◎捕手以外の野手なら
→600安打or120本塁打
◎捕手なら、
→480安打or95本塁打

なお「一流選手」の対象として、29歳までに成功選手に到達した選手には、ボーナスを進呈。


「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→37勝(セーブは0・5勝換算)or 220登板
◎捕手以外の野手なら
→480安打or95本塁打
◎捕手は
→385安打or75本塁打


「予備軍」はノルマはないが、「準成功選手」には到達しないものの「成功選手」入りが近い、もしくは将来予想される選手


ケースC(若手):大学社会人で入団1〜4年、高校生1〜9年の選手

「成功選手」ノルマ
◎投手なら
→22勝(セーブは0・5勝換算)or 145登板
◎捕手以外の野手なら
→285安打or55本塁打
◎捕手なら、
→225安打or45本塁打


なお「一流選手」の対象として、26歳までに成功選手に到達した選手には、ボーナスを進呈。


「準成功選手」ノルマ
◎投手なら
→18勝(セーブは0・5勝換算)or 115登板
◎捕手以外の野手なら
→225安打or45本塁打
◎捕手は
→180安打or35本塁打

「予備軍」はノルマはないが、「準成功選手」には到達しないものの「成功選手」入りが近い、もしくは将来予想される選手


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