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□【泰平の】黒船屋 2016-2017【眠りを醒ませ】□

1 : 馬名未登録 :2016/06/04(土) 23:14:11 es831RHg0
この10頭でPOG界の文明開化や〜!!

1位 モシーンの14 牝 栗・池添 ディープインパクト��モシーン(Fastnet Rock)
2位 ダノンハーレー 牡 栗・角居 Shamardal��ダルタヤ(Anabaa)
3位 コケレールの14 牝 栗・池江 ディープインパクト��コケレール(Zamindar)
4位 フュージョンロック 牡 栗・須貝 ステイゴールド��シャピーラ(Kornado)
5位 ノーザンスピード 牡 美・木村 ディープインパクト��サザンスピード(Southern Image)
6位 モンドバーグ 牡 栗・吉村 ヴィクトワールピサ��アクアリング(Anabaa)
7位 ディーチェ 牝 美・国枝 ダイワメジャー��ワイ(Galileo)
8位 ダイワオデッセイ 牡 厩舎未定 ローエングリン��プレリアル(アグネスタキオン)
9位 サトノファイヤー 牡 栗・村山 Tapit��ヒアトゥウィン(Roi Normand)
10位 ブライトメジャー 牝 栗・小崎 ダイワメジャー��ミッションヒルズ(アグネスデジタル)


2 : 馬名未登録 :2016/06/04(土) 23:51:31 es831RHg0
文字化けしたので再掲しますm(__)m

1位 馬名未定 牝 栗・池添 ディープインパクト×モシーン(Fastnet Rock)
2位 ダノンハーレー 牡 栗・角居 Shamardal×ダルタヤ(Anabaa)
3位 馬名未定 牝 栗・池江 ディープインパクト×コケレール(Zamindar)
4位 フュージョンロック 牡 栗・須貝 ステイゴールド×シャピーラ(Kornado)
5位 ノーザンスピード 牡 美・木村 ディープインパクト×サザンスピード(Southern Image)
6位 モンドバーグ 牡 栗・吉村 ヴィクトワールピサ×アクアリング(Anabaa)
7位 ディーチェ 牝 美・国枝 ダイワメジャー×ワイ(Galileo)
8位 ダイワオデッセイ 牡 厩舎未定 ローエングリン×プレリアル(アグネスタキオン)
9位 サトノファイヤー 牡 栗・村山 Tapit×ヒアトゥウィン(Roi Normand)
10位 ブライトメジャー 牝 栗・小崎 ダイワメジャー×ミッションヒルズ(アグネスデジタル)


3 : 黒船屋 :2016/06/05(日) 09:56:29 ZApted7o0
【PGP戦略】
[全体方針]
血統、ライン、調教、POG媒体情報などを複合的に判断して指名する。
ただし、馬体は一切見ない。


☆私が馬体を見ない5の理由

①立姿だけで走るかどうかなんてわかんない
そりゃ僕でも見比べたら多少の馬体の違いぐらい解ります。
でもね、どれが走るかとかを立姿だけで見極めるとか難しすぎるんですよ。
第一、人間でも全力疾走してくれないと速いかどうか解らないし!
おかわりくんが50m走6秒台とかこれもうわかんねぇな。

②情報が少ない
馬体写真は血統やラインなどの他のPOG情報の中で比較的情報が少ない。
これは誌面の都合上仕方の無いことではあるが、やはり少ないよりは多いに越したことはない。

③先入観が入ってしまう
これがPOGにおける馬体写真の最大の問題点だと思うのだが、世に溢れるPOG媒体は全て血統などの情報とともに記載される。
しかも全頭載せるわけにもいかないので、編集者が恣意的に選ぶことになるわけだが、これだと見る側もどうしても先入観が入ってしまうのである。
セントフォース所属と聞いただけで何となく良い女に見えてくるあの現象と似ている。

④馬体かっこいい(小並感)
サラブレッドってかっこいいじゃないですか。
だから馬体に惚れてしまうんですよね。特に海外馬とか。
でも、カッコいいかどうかと走るかどうかって別だったりするので困るんです。
べ、別にアイアンリアリティのこと言ってるわけじゃないよ!

⑤人のふんどしで相撲取っちゃった方が早い
見も蓋も無いけど、自分より詳しい人の意見聞いてる方が信頼出来る。
そのためにPOG本買ってるんだ文句あっか!


とまあこうは言いましたが、これは馬体派の方々を揶揄するものではないので誤解しないでください(^_^;)
寧ろ逆で、馬体で走るかどうかを見極めれる方を心から尊敬してます。自分には出来ないことなので。
僕の周囲でも馬体に造詣の深い方がいらっしゃるので、教えを乞うこともしばしばですがやはり難しい。

そこで今回は、『敢えて一切馬体を見ない』という手段を取ることに致しました。
馬体診断が苦手でもPOGで勝てる!という戦略を確立させ、世の馬体見れない派へのエールとなる事をを目標に頑張りたいと思います。


4 : 黒船屋 :2016/06/05(日) 09:56:50 ZApted7o0
[ドラフト戦略]

①セレクトセール高馬は上位で取らない
セレクト高馬はもちろん活躍馬も出るが、人気との兼ね合いを考慮すると積極的に狙うのはあまり得策ではない。
指名優先度は引き下げる。

②近年活躍した馬の弟妹は疑ってかかる
近年活躍した馬の弟妹は評判になりやすいが、毎年毎年活躍馬を出せる名牝というのはそこまで多くはない。
特に牡馬は評判になりやすいが、兄姉と比べてパフォーマンスを落とすことも多い。
もちろん「疑ってかかる」だけで、一切指名しないわけではない。

③ノーザンF産のディープインパクト産駒は中��下位で十分
人気になりやすいノーザンF産ディープだが、ドラフト人気を考慮すると上位で行くほどの良い数字は出ていない。
特にディープ産駒は2歳秋頃にガラッと変わってくる馬も多いので、現時点で評判が悪くてもその他のプロフィールが良い馬を中��下位で狙う。

④社台F産はディープインパクト産駒以外を狙う
『育てる』育成のノーザンFに対して、『待つ』育成の社台Fはどうしてもダービールールでは苦戦しがちである。
もちろんマイナーチェンジは施していってると思うが、根本的なこの思想は現在も変わっていない模様。
小柄で本質的に晩成血統のディープ産駒は特にその影響を受けやすく、現3歳でも賞金20傑にはヴァンキッシュランとワントゥワンの2頭のみ。
逆にそのイメージからか、社台F全体がやや忌避される風潮にもなっているようなので、ディープ産駒以外の社台生産馬は積極的に狙って行きたい。

⑤リストは下位から組んでいく
血統&ライン派の自分としては、他の参加者さんがほぼ指名しないような馬をピックアップ出来るという長所があると考える。
なのでこういう馬を下位で指名確定させ、その他の指名予定馬を繰り上げ指名することで後手後手の指名にならないようにする。


5 : 黒船屋 :2016/06/05(日) 10:31:54 ZApted7o0
1位 馬名未定 牝 ディープインパクト×モシーン(Fastnet Rock)
厩舎 栗・池添学
馬主 不明
生産 ノーザンF

【血統】100点
母モシーンは豪GⅠ4勝の名牝で、その父Fastnet Rockも豪リーディング2回のA級種牡馬。
Fastnet Rockはデインヒル系でありながら日本でもブラヴィッシモなど活躍馬を輩出しており、そのキーとなっているSir Tristramを増幅している母はディープインパクトの相手としては言うこと無し。
血統だけでも指名に値する高評価。

【ライン】90点
モシーンはサザンスピードやボシンシェとともにフィル・スライ氏の所有馬だったが、スライ氏は今年3月に急逝。
その後なかなか情報が出てこなかった同馬は、下位でシレッと拾う要員に。…なるはずだったが、ドラフト直前に噴出した池添ショックにより一躍上位指名まで考慮しなければいけない存在に。

西の池添学、東の木村は現在ノーザンの激推し厩舎で、かつての堀厩舎のように吉田一族系のいかにもな良血馬が続々と預託されている。
唯一プロフィールがハッキリしているボシンシェの14が安田厩舎であることを考えると、モシーンとサザンがノーザンの主導であることは明らかで、それが池添学厩舎に入った点は評価せざるを得ない。

【その他】30点
初仔牝馬である点は大幅割引。また5月生まれも若干マイナスだろう。
厩舎以外の情報も少なく、低評価は否めない。


☆指名にあたって
指名制限がある中でどの馬を1位にするかというのは心底悩みました。
候補に挙がったのは3頭。

ダルタヤの14
ウィーミスフランキーの14
モシーン14

この内ウィーミスに関してはドラフト戦略の①と③に抵触するため除外。
どちらも逃したく無い馬で、となると本来であればダルタヤで行くべきなのだろう。
それでもモシーンに決めたのは、ひとえにサザンスピードの14のための牽制球。

おそらくモシーンをリストに入れているであろう他の方々は、九分九厘サザンスピードもマークしているはず。
モシーンの1位指名することで、こちらがサザンスピードも狙っている事も臭わせて回避されられないかと考えた次第です。
当然逆効果となる可能性もあったが、上位に繰り上げるにはサザンには不確定要素が多かったため、繰り上げ指名の可能性は薄いと判断した。


★指名予定だったがここで消えた馬
ラグジャリー
ウィーミスフランキー
シユーマ

シユーマは指名制限対象だったので、「3位まで残っててくれないかなあ」と一縷の望みを賭けていたが当然消える。
ウィーミスは3位までは残るかと思っていたので読み違えた。これは痛い。
ラグジャリーは欲しかったが、この順位で出るなら諦めもつく。


6 : 黒船屋 :2016/06/05(日) 11:33:50 ZApted7o0
2位 ダノンハーレー 牡 Shamardal×ダルタヤ(Anabaa)
厩舎 栗・角居
馬主 ダノックス
生産 社台F

【血統】90点
血統派垂涎の母ダルタヤ。
こんな良血をアガ・カーン殿下が何故手放したのかは想像に任せるとしてw
同馬の半姉Dalkalaはオペラ賞勝ち、ブラックタイプもDaylamiとDalakhani兄弟など母のポテンシャルは疑う余地なし。

持込では課題となりがちな父ですが、父Shamardalは少ない本邦デビュー馬からゴールデングローブ、エイシンエルヴィン、レディオブパーシャを、それぞれ全く違うタイプの母父から輩出するというポテンシャルを見せてますし、これは杞憂でしょう。

配合面なキーは、
①ナスキロ(特にRiverman、Mill Reefなどの欧系ナスキロ)を入れる
②硬質スピード血脈(Roman、War Relic、Tudor Minstrelなど)を弄る
③Haloを弄る
④Pretty Polly血脈を入れる
ってところでしょうか。

ダルタヤはHalo的は血は持ってないんですが、ナスキロ2本(Riverman、Mill Reef)にグレビオ1本(クリスタルパレス)も持っていますから十分でしょう。
そもそもShamardal自身がHaloクロス持ちですから、無理に入れる必要は無いですし。

先行馬だろうが脚質にはある程度融通が利きそう。馬格などを踏まえてもおそらくマイラーでしょう。

【ライン】100点
①社台庭先
②超良血&有力馬主 
③角居厩舎
この3つで数え役満ってところ。
教科書の1ページに書いてあるようなプロフィールです。

【その他】80点
極めて順調そう。関係者コメントもほぼ手放し絶賛で引っ掛かるようなところは無い。
厩舎も当然文句ナシ。


☆指名にあたって
モシーンの項でも書いたように、絶対に欲しい馬の1頭でした。
ウィーミスが1位で消えたので迷わず指名。
社台Fの非ディープでしかも順調と来たら指名するしかありません。
血統的にはマイラーやと思うので、何とか皐月もこなせないかなあ。


★指名予定だったがここで消えた馬
レーヴディマン
ロリーフォードリー
スターアイル
ラスティングソング

どれも「ここで消えるか…」と絶句。PGP恐るべし(^_^;)
特に上2頭は中位ぐらいでも間に合うと思っていただけに、この後の戦略の変更を余儀なくされてしまいました。


7 : 黒船屋 :2016/06/05(日) 14:14:44 b5HNxRk60
3位 馬名未定 牝 ディープインパクト×コケレール(Zamindar)
厩舎 栗・池江
馬主 キーファーズ
生産 ノーザンF

【血統】75点
母コケレールは仏GⅠサンタラリ賞勝ち。
母父Zamindarは女傑Zarkavaの父として知られている。
Caerleonを通してThe Minstrel≒Nijinsky3��3を持つコケレールは多少重さは感じるがディープインパクトとは合うはずで、全兄ラヴィエベールも新馬を快勝している。
牝に出た分兄よりは早く仕上がりそうだが、いかにもオークス向きなだけにそこまでのローテが課題になりそう。
ここは師の腕が問われる。

【ライン】70点
ノーザンF→キーファーズはミコラソンやラルクなどがいるが、まだPOG期間に活躍した馬はいない。
ただ、池江厩舎への預託はこれが初めて。
池江はノーザンの個人馬主御用達厩舎であり、概ね個人>クラブという結果になっている。
ノーザンFは割とビジネスライクで、新興馬主でも上客と見做せば当たりを回す傾向にある。
1歳セレクトというのがやや引っ掛かるが、セレクトの高額ディープ牝馬を池江に入れたという点を重く見た。

【その他】85点
2月上旬生まれであり、馬格もあるのでディープ牝馬を指名する上でのセオリーは備えている。
ノーザン産ディープ産駒は過去5年の期間内芝GⅠで の3着内率が、

牡馬 15.7% (70-11)
牝馬 26.8% (56-15)

と牡馬と比べても突出しており、ぶっちゃけ「牝馬はノーザンのディープ取っときゃ何とかなる」状態。
優先的に指名する価値があるといっていいだろう。
ただディープ牝馬は扱いが難しいのも事実で、ディープ牝馬の扱いに長けている厩舎への預託が望ましい。
ミッキークイーンを輩出した池江厩舎は、その点に於いても十分合格点だろう。


☆指名にあたって
指名制限解除枠。
他にも候補はいたが、総合力でこの馬に決めた。
3位なら妥当だろう。競合勝てて良かった…。
良い名前になりますよーに。


★指名予定だったがここで消えた馬
ハイドバウンド
ジョコンダⅡ

ジョコンダとコケレールで迷ったぐらいなので、ジョコンダがここで消えたのは諦めがつく。
ハイドバウンドはライン派諸氏への警戒は当然していたが、3位で獲られては手が出ない。


8 : 黒船屋 :2016/06/05(日) 23:58:30 vkW8wzoU0
4位 フュージョンロック 牡 ステイゴールド×シャピーラ(Kornado)
厩舎 栗・須貝
馬主 金子真人
生産 社台F

【血統】60点
空胎明け5番仔。上は全て牝馬で出世頭は現時点で4勝のセウアズール。
コンスタントには活躍しているが、懸念材料は上が全て期間内1勝止まりに終わっていること。
また2代続けて一線級の種牡馬が掛けられていない点は牝系の活力面でやや不安がある。
配合面でも特筆すべき要素はないが、Mr. Prospectorを持たない点、Common Groundsがステイゴールドと相性の良さそうなKrisとLyphardを持つ点は評価したい。

【ライン】75点
金子氏は2013世代で非金子馬のマンハッタンカフェ産駒2頭を落札していて、それがイモータルとシャケトラだった。
2014世代では同じく非金子馬のステイゴールド産駒を2頭落札しており、それが同馬とウィキッドリーパーフェクト。
社台F��金子��須貝は比較的新しいラインだが、ブラヴィッシモやフライングレディがいて、ウィキッドよりもこちらを上位と見た。

但し、ブラヴィッシモは庭先でなので、それと比較するとやや落ちる印象も否めない。
フライングレディは仔分けなので、ブラヴィッシモ>フュージョンロック>フライングレディという比較で良さそう。

【その他】90点
2月上旬生まれで須貝厩舎の早期入厩。
ルメールを確保して追い切りでも乗せるあたり期待の高さも伺える。レース乗れないけどw
あとはステイゴールドマイスターの腕の見せ所。


☆指名にあたって
サザンスピードと悩みましたが、ここまでデビュー未定の大駒が多かったので早期入厩馬を選択。
元々シャピーラは早期入厩のせいか、そのプロフィールの割には人気になっている節があったので、4位以下ならばという前提でリストに入れていた馬でした。
ここもじゃんけんでしたが…何とか勝利。
正直くじ運にも助けられてます(^_^;)


★指名候補だったがここで消えた馬
アーヴェイ
ダイヤモンドディーバ

どちらも下位でリストに入れていたが、4位で消えるのは想定外。
リストがみるみる薄くなってきて焦るw


9 : 黒船屋 :2016/06/06(月) 14:15:11 0EgX3bR60
5位 ノーザンスピード 牡 ディープインパクト×サザンスピード(Southern Image)
厩舎 美・木村
馬主 不明
生産 ノーザンF

【血統】90点
母サザンスピードは豪GⅠコーフィールドCなどに勝った馬で、Southern Imageの代表産駒である。
日本ではアドマイヤラクティが勝ったことで有名なコーフィールドCは、こちらで言うジャパンCのようなもので、サザンスピードは10年ぶりの牝馬の優勝であった。
GⅠ勝ちはこの1勝だけだが、マイルGⅠのアンダーウッドSでも2着に入っているようにスピード面の裏付けもある。

自身がHalo3×4 Sir Ivor5×5を持ち、更に母がNorthern Dancer4×5・5のクロス持ちとディープ産駒の教科書的配合。
母は更にHis Majesty5×5も持っていて、これが父が持つBurghclereのハイインロー(Hyperion+Son-in-Law)の刺激に繋がっている。
ディープ牡馬は牝馬と違って米血オンリーだと軽すぎるきらいがあるので、このHis Majestyクロスは隠し味として非常に重要な役目を果たしている。

唯一の懸念は母父Southern Imageが種牡馬として一流とは言えないところ。この点でのみやや評価を下げるに至ったが、相対的には満点に近い配合型であるといえる。

【ライン】90点
モシーンのとほぼ同じ。
関西から関東に変わっただけ。

【その他】60点
個人的にディープインパクト産駒は美浦と合わないと思っているので、関東に入った点はやや心配。
木村厩舎はほぼノーザンファーム美浦みたいなものなので、そこまで気にする必要は無いかもしれないが…。
初仔だが牡馬なので気にする必要は無さそう。
モシーンと違って翌年ディープ付けられていない点は多少マイナス評価せざるを得ない。
ただ、2016世代では再度ディープに戻っているので、これもそこまで気にしなくていいかな、とも。
第二次産地馬体検査を受けるとの情報もあり、モシーンと比べると動向が明瞭である点は評価したい。


☆指名にあたって
無事ここで単独指名。
他に多少悩んだ馬もいるが、ディープ牡駒がリストからみるみる消えていってたのでここで取りに行った。

★指名予定だったがここで消えた馬
マンティスハント
アートプリンセス
ラドラーダ
ロベルタ

4頭とももう少し下でも取れるだろうと踏んでいた馬。
特にマンティスハント。リストの状況関係無く8位での指名を確定させていた馬なので、痛恨の極み。


10 : 黒船屋 :2016/06/06(月) 14:28:24 0EgX3bR60
6位 モンドバーグ 牡 栗・吉村 ヴィクトワールピサ×アクアリング(Anabaa)
厩舎 栗・吉村
馬主 社台RH
生産 社台F

【血統】85点
母アクアリングは1勝馬だが、Riverman4×3、Northern Dancer3×5、Almahmoud5×5を持ち、初仔牝馬であるクイーンズリング(父マンハッタンカフェ)が期間内に重賞を勝つなど、母としてのポテンシャルは高そう。

Northern Dancerを持たないヴィクトワールピサにNorthern Dancerクロス牝馬は本来合うと思うが、それだけでは硬くなってしまう。
それを中和する意味ではRivermanを非常に効果的で、アジュールローズなどの初年度の活躍馬にもこの仕掛けも持っている馬は多い。

【ライン】70点
半姉クイーンズリングは吉村厩舎の稼ぎ頭だが、吉田千津名義ということで元々何かしらワケアリだったのだろう。
母アクアリングが尾関厩舎だったため、姉が吉村に行ったこともやや憶測を呼んだが、同馬も姉に続いて吉村への預託となった。
募集時期を考慮すると、姉で実績を残したことが評価されての預託であると考えられる。

【その他】60点
ソエが出たとのことで少し遅れているようだが、元々早くから下ろす血統でもないのでそこまで重く見る必要は無いと思う。
ただ、牡馬に出たことで若干重い印象も否めず、クラシックに間に合うかはギリギリという気も。
吉村師には少し荷が重いかなあ…。


☆指名にあたって
めぼしいディープ牡駒がめっきり減ってしまったので悩んだ末に指名。
母のポテンシャルを信じて。

★指名候補だったがここで消えた馬
特になし


11 : 黒船屋 :2016/06/07(火) 02:34:51 ocb49PmM0
7位 ディーチェ 牝 ダイワメジャー×ワイ(Galileo)
厩舎 美・国枝
馬主 G1レーシング
生産 追分F

【血統】90点
母ワイはGalileo×Rumplestiltskinという問答無用の名血。
無事にいけば今後追分Fの基幹牝馬となるのは間違いない。
ダイワメジャー産駒の配合ポイントは、

①Drone的な血でHaloを弄る
②Pretty Pollyを入れてLady Angelaを弄る
③母父に本格派の中距離馬を持ってくる

の3点。※望田潤氏の配合論を参照

母父Galileoはこの全ての項目を満たしており、このダイワメジャー×Galileoのパターンはいずれ大物を出すと考えている。
ただ、この馬は後述するBeau Maxとニアリーイコールになる血は持っておらず、その分満点には至らなかった。
ダイワメジャーは牡馬だと硬く出過ぎるきらいがあるため、クラシックを狙うなら牝馬の方が良さそう。

【ライン】65点
追分F―G1―国枝はこれが初めてだが、他クラブ経由ならプレミアムタイムやクロスボウが出ている。
強固なラインとは言えないが、どちらも追分の獲得賞金では世代5位までに入っており、クラブ経由なら期待出来るのでは。
また追分Fは現在山元TCに自前の外厩があるので、狙い目は関東だろうと踏んでいる。

【その他】70点
リリーバレー創設以降不振を極めている追分ファーム。
現3歳も絶不調でした。
ですがその影響でPOG的な人気が出ないのも間違いないところでしょう。
同馬は追分産のG1レーシング。
G1も他牧場産に活躍馬が目立ちますが、ここらで追分からもそこそこ活躍馬が出ても良い頃では。

また同馬は1/12生まれですが、追分Fの1月および2月生まれの比率は

2014世代 31/61(50.8%)
2015世代 27/63(42.9%)

と約8%増加しています。
これをたまたまと受け取るか意図的なものと受け取るかは意見の分かれる所だと思いますが、僕は昨今の社台G全体の傾向から察するに意図的なものだと判断しました。

これらの事から、追分が復調する可能性は多いにあると考えています。
事実、同馬も最も早い組で近々には入厩するとの情報も。是非追分復権の旗頭となって貰いたいと思います。


☆指名にあたって
今年おそらく敬遠されまくるであろう追分産を下位で指名しようというのは予め決めていました。
その両翼をこのワイとマンティスハントが担う予定だったのですが、マンティスハントが予想外に早く消えてしまったため、ここでワイの指名に踏み切りました。


★指名候補だったがここで消えた馬
特になし


12 : 黒船屋 :2016/06/07(火) 02:36:55 ocb49PmM0
8位 ダイワオデッセイ 牡 ローエングリン×プレリアル(アグネスタキオン)
厩舎 未定
馬主 大城敬三
生産 社台F

【血統】90点
母プレリアルはジェルミナルの全妹という良血で角居厩舎預託されていましたが、結局中央では未勝利。
この馬が初仔となる。
ローエングリン×アグネスタキオンはここまで今一つ結果が出ていませんが、地方で未勝利からウイナーズチャレンジまで3連勝したクリーンチャンスはNureyev持ちでした。
プレリアルもHome GuardがSpecialとニアリーですから悪くないはず。

奇しくも先日の安田記念ではロゴタイプが約3年ぶりの美酒を浴びましたが、そのロゴタイプフィーバーで父ローエングリンの種付け数が急増した世代でした。
しかしその後ローエン産駒はイマイチ活躍出来ず、今年POG本でも殆どフィーチャーされていませんでした。
ただ、個人的にはローエングリンの種牡馬としてのポテンシャルは高いと思っているので、繁殖レベルが質量ともに上がった今年は再度活躍馬が出てもおかしくないと思っています。
本馬には今年ダイワオデッセイフィーバーを起こして貰いたいと思います。

【ライン】65点
父母ともに馬主に所縁の無い馬でありながら、庭先で大物古参馬主に売却されたという点がどうにも怪しい1頭。
厩舎が解らない以上これ以上の評価は出来ないが、面白い存在であることは間違いない。

【その他】50点
POG媒体でも殆ど情報無し。
「流石に生存確認すら取れないんじゃ指名出来んなあ…」と思っていたら、競馬王の某ページにたった1行だけ言及されていました。
こういうちょっとだけ載ってる情報に弱いんですw
どちらにせよ生存確認できたので指名に踏ん切りがつきました。


☆指名にあたって
元々この馬は8位での指名を予定していました。
が、ここまでのドラフトの傾向から万が一のことを考えて順位を1つ繰り上げ。
この判断が結果的に間違っていた…ということにならなければいいのだが。


★指名候補だったがここで消えた馬
オジャグワ
タイタンクイーン
レッドディザイア
ワイルドラズベリー

次で残ってたら指名しようと思ってたら全部消えましたwww
特にオジャグワは8位で行くか9位で行くか迷った末に外した馬なので痛かった。
これでディープ牡馬は諦めざるを得ない状況に。


13 : 黒船屋 :2016/06/07(火) 08:01:52 ocb49PmM0
9位 サトノファイヤー 牡 Tapit×ヒアトゥウィン(Roi Normand)
厩舎 栗・村山
馬主 里見治
生産 下河辺牧場

【血統】80点
母ヒアトゥウィンは南アのGⅠ馬。アメリカの芝GⅢも勝っている。
3代位までは見たことも無い血統が並ぶが、ポイントになるのは

①Flaming Page≒Dunce Cap 2×2を持つFred Astaire
②Wordenとヴィエナ通して繋がるPretty Polly
③Diplomat Way、Sir Gaylordに内包されるナスキロ血脈

この3点ではないかと思うのだが、父Tapitはこの①をNijinskyで、②をLe Fabuleuxで、③をA.P. Indyで刺激している。

Tapitは実績がダートに偏っているが、これは大半がアメリカからの輸入でTapit×米血母という馬が多いことも影響している。
例えば、愛国産のミスエマを母に持つシンボリタピットは芝で活躍している。
これを踏まえると、同馬も芝をこなせてもおかしくはないだろう。

【ライン】70点
下河辺牧場はいまひとつ傾向が読めないのだが、下河辺―里見―村山は09世代にダートで期間内に2勝を挙げたサトノインスパイアがいて、この馬も持込馬だった。
他にも里見―村山はルパンやシュレンなどもいて、非社台系ラインとしては地味ながら打率はそこまで悪くない。

【その他】65点
POG媒体では割とどこでもそれなりに持ち上げられていて、血統が血統ならもうちょい人気しただろうなという印象。
ただ、ぶっちゃけここの牧場はイマイチ掴みきれないのでそこまでの信頼感はない。

☆指名にあたって
10位でブライトメジャーの指名を決めていたので、牡牝バランス考えてこの馬にしましたが、ドバウィハイツでも良かったかなとちょっと後悔しましたw
でもPGPだからこっちで良かったかな。ドバウィハイツだと「ここまで残ってたから戴きました」としか書けないしw


14 : 黒船屋 :2016/06/07(火) 08:03:27 ocb49PmM0
10位 ブライトメジャー 牝 ダイワメジャー×ミッションヒルズ(アグネスデジタル)
厩舎 栗・小崎
馬主 谷和光彦
生産 チャンピオンズファーム

【血統】80点
母ミッションヒルズは未勝利馬だが、アヴァールが2勝を挙げるなど仔出しはまずまず。
パテントリークリアに遡る牝系で、近年ではタイキクラリティの枝からクラリティスカイなどが出ている。
ただ、あちらがスペシャルウィークでこちらがアグネスデジタルなので、血統の質としてはこちらが劣っていると言わざるを得ない。

ダイワメジャーの配合の肝はワイの項でも示したが、もう一つ『Beau Max(スカーレットインクの母父)を刺激する』というものがある。
こちらはくりがしら氏の配合論に拠るものだが、頑健なスピードを伝えるBeau Maxを増幅することは非常に有意であり、事実この仕掛けを持っている活躍馬はカレンブラックヒル(Beau Max≒Better Self 5×8)、ボールライトニング(Beau Max≒Bull Page 5×6)と枚挙に暇がありません。

同馬の場合はBeau Max≒Blue Eyed Momo 5×6という仕掛けを持っていますが、Francis S.がRoyal Charger×Blue Eyed Momoなので、むしろConsentida≒Francis S.であるという見方も出来ます。

またアグネスデジタルが持つChief's Crownによってもう1つの肝となる『Northern DancerクロスによるLa Meninaの増幅』も『ナスキロによるRoyal Chargerの増幅』、更にはワイの項で述べた『Pretty Polly血脈の増幅』( T.V. Lark) も行っており、ダイワメジャーの配合としては要所を締めた優秀は配合であると言える。

母父アグネスデジタルというのがやや大物感に欠けるのでその点は割り引いたが、早期からコンスタントに活躍が見込める好配合ではないだろうか。

【ライン】90点
※長いので別掲

【その他】60点
既に入厩済でゲートも受かっていました。
5/29の追い切りがまずまず良かったのですが、6/2の追い切りはちょっと物足りない内容。
まだ早い所をほとんどやっていないので、ここからの変わってくるでしょう。


☆指名にあたって
チャンピオンズファーム考察のひとつの結論として、10位の指名はこの馬で決めておりました。


15 : 黒船屋 :2016/06/07(火) 08:04:12 ocb49PmM0
>>14のライン考察について

【ライン】90点
チャンピオンズF考察からの指名。
チャンピオンズFが社台Fと組んで大津外厩造ってるのは最早周知の事実ではありますが、その暗躍っぷりがどうも胡散臭いので個人的に注目していましたw

とりあえずチャンピオンズFと主に取引のある馬主さんのプロフィールまとめ。

前原敏行…京都の不動産業(株)ホームズ代表
山住勲…先代は山住れい子。日進工業(株)代表。
五影慶則…関西興銀元会長李熙健の次男。弟隆則は鶴橋風月代表。
高田秀信…大阪西成の歯科医
新谷幸義(正子)…葵新生会理事長。ご子息の新谷正義は国会議員。
河崎五市…石川県の不動産業。
服部統祥…京都の土建屋、服部組の社長

ちなみにチャンピオンズFはレキシントンファームと関係が深いのですが、そのレキシントンFの元代表は『あの』後藤繁樹氏でした。
ちなみにちなみに後藤繁樹氏退任後の秋田運輸社長には加藤誠氏が就いています。

とまあ、出てくる名前が尽く芳ばしい。


ここから生産馬の考察になりますが、チャンピオンズFの生産頭数が一気に増えたのは2011世代なのでここから調べてみました。

2011世代は賞金上位3頭が全てセレクト出身で、全て落札額以上の総賞金を稼いでいる。
その馬主内訳は前原敏行、HimRockRacing、ザ・チャンピオンズとほとんど身内です。
そしてセレクト組で唯一走っていないのがダノックスの2頭。

一転して翌2012世代はセレクトでの売却は猪熊氏に売却したクリスバローズのみ。
5000万の落札額には全く及ばない獲得賞金だった。

そして直近の2013世代はセレクションセールなども含めて8頭売却したが、賞金上位3頭は全て庭先。

これらの事から初年度こそセールでの売却が主体でしたが、以後は庭先>セール売却にシフトしていると見てよさそうです。

チャンピオンズFは2012産のブルミラコロという馬を高田秀信氏に庭先で売却していますが、高田氏はこれが初の所有馬でした。
なんのツテも無いのにいきなり庭先で良い馬を売るとは考え辛いので、おそらく新谷氏あたりのコネでしょう。

そしてこのブライトメジャーですが、馬主の谷和光彦氏は大阪の堺にある谷和医院の院長さんです。
これは高田秀信パターンの予感がしますw

実はこのブライトメジャーの他にブルックリンハイツという馬もいて、こちらもヒジョーに怪しかった。
というのも馬主の村田裕子氏の勝負服が谷和氏とペアルックよろしく酷似しているのである。
どういう関係かはお察し頂くとして、厩舎も小崎なら無関係ということはまず無いでしょう。
ただブルックリンは血統評価を低く見たのでブライトメジャーを指名しました。


16 : 黒船屋 :2016/06/07(火) 08:24:31 ocb49PmM0
【ドラフトを終えて】
牡6:牝4
関東2:関西7:未定1
ノーザン3:社台4:追分1:下河辺1:チャンピオンズ1
ディープインパクト3:ダイワメジャー2:その他5


指名バランスとしてはまずまずでしょうか。
もう1頭牡馬が多くても良かったかなと思いますが、それ以上にディープの牡馬が1頭しかいないというのはちょっと怖いなあ。
非社台のディープでピックしてたラグジャリーやロリーフォードリー、追分のマンティスハントが全部想定より早く消えてしまったのが痛かった。
PGPの怖さを思い知りました(^_^;)

ただ絶対に落としたくなかったモシーン、ダルタヤ、サザンスピードは確保出来たので、総合的には70点ぐらいのドラフトやったと思います。


17 : 黒船屋 :2016/06/09(木) 18:49:11 SPsrSGAw0
さて、とうとう指名馬のデビューが決まりました。

日曜阪神5R ブライトメジャー ☆小崎
⇒発走時間の関係でこの馬が記念すべきPGPデビューとなりそうです。
ここまでの動きは平凡ですし、ヤネが小崎Jr.ということでガックリきた部分もありますが、レースは始まってみないと解りません。

日曜東京5R フュージョンロック 蛯名
⇒こちらも早速ケチがついてしまいましたが、蛯名なら十分でしょう。
動きは上々で新馬勝ち出来るレベルにはあるはず。

☆ドラ4とドラ10というデビュー戦には丁度良い面子になりました。
なおこの2頭の結果次第で、1位指名レビューの論調が変わってきますw


18 : 黒船屋 :2016/06/13(月) 10:24:26 QRSXmx3o0
PGPデビュー週が終わりました。
鮮烈デビュー!とはなりませんでしたが、ひとまず無事に回ってきてくれた指名馬2頭に感謝したいと思います。

日曜阪神5R ブライトメジャー 6着
⇒馬体見ない方針のため、実馬を見るまでドッキドキなんですが、この馬に関してはPOG本などに載っておらず体高など何も解らない状態での指名で、他の馬以上にドキドキでしたw
実馬は「思ってたより緩いな��」という印象。
早い攻めが少なかったと言うのもあるのでしょうが、この馬自身の体質もありそうです。

レースでは少し立ち遅れながらも押して好位へ。
スピードに乗ってからは楽に追走していたのもの、4角でやや遅れを取りそのまま流れ込む形で6着で入線。
馬体の印象通りやや非力でワンペースな印象を受けたので、現状はもう少し長い距離の方が良いかも。

日曜東京5R フュージョンロック 3着
⇒パドックでの印象は、仕上がり切ってはないけど馬体自体はしっかりした印象。
贔屓目込みで一番良く見えましたw
レースでは好発から先頭に並びかける場面もあったものの、すぐに折り合いが付いて3番手追走。
直線では勝ったイブキより先に抜け出したものの、残り200mあたりで脚が鈍り、イブキに突き放された上に外から伸びたレジェンドセラーにもかわされてしまった。
ステゴ産駒らしくピッチで走る印象で、東京だと先着した2頭には分が悪かったか。
阪神の方が良さそうだけどなあ。


19 : 黒船屋 :2016/06/13(月) 10:26:25 QRSXmx3o0
手放しで喜べる結果ではありませんでしたが、悲観するような内容でもなかったかと思います。
まずは勝ち上がりに期待したいですね。


20 : 黒船屋 :2016/06/19(日) 07:54:42 UuS3Q.YI0
さて、少し間が空きましたがここから他参加者の方々の1位指名評価をしていきたいと思います。

この企画のコンセプトを自分なりに考えるに、他の方が高評価している馬でもブレずに自分なりの評価を下していくべきだと思っておりますので、多少の無礼はご容赦下さいm(_ _)m

その方が見解が外れた場合の戒めにもなりますし、何より自分も他の方から正直な意見を頂きたいと思っておりますので。

評価基準は自己指名馬とほぼ同様ですが、こちらに限り総評を付け加えることにしました。
基準としては、

【◎】1位指名級。絶対に欲しい1頭。
【○】2位〜3位指名級。出来れば欲しい1頭。
【▲】4位〜6位指名級。状況次第では欲しい1頭。
【△】下位指名級。下位で余ってたら欲しい1頭。
【注】指名には至らないが気になる1頭
【…】リスト外

といったところです。


21 : 黒船屋 :2016/06/19(日) 10:46:59 UuS3Q.YI0
ろべるとさん1位指名馬

ペルシアンナイト 牡 ハービンジャー×オリエントチャーム(サンデーサイレンス)
厩舎 栗・池江
馬主 G1レーシング
生産 追分F

【血統】70点
2代母ニキーヤはゴールドアリュールなどを輩出した名牝。
Nureyevらしい頑健なスピードをよく伝えていて、サンデーサイレンス系との配合が多かったにも関わらず、POG期間でも程度安定して活躍する産駒が多かった。
オリエントチャームは先述のゴールドアリュールやラバデヤールなどの全妹だが、父に似たタイプで芝を主戦場としていた。
産駒にもその影響が出ているようで、Nureyev≒Sadler's Wellsのクロスを持っているガーネットチャームやオリエントチャームなどは、その血統の字面に比べるとまだ柔らかい走りをするように思う。

ハービンジャーは母父にサンデーを持ってくるなどしてShareef Dancer弄りに走った場合は、ベルーフのような打率型に傾くことが多い。
同馬も同様のタイプで、1つ勝ち上がった後はOPなどでコンスタントに着を拾いながら稼ぐタイプになるのではないだろうか。
基本的には小回り1800m向きのイメージだが、プロフェットほど頑健ではない。

【ライン】45点
追分F→池江はこれが5頭目で、オリエントチャームの産駒はクィーンチャームに続いて2頭目。
ただ残りの3頭も池江父血統のニキーヤの産駒だし、母の産駒も寧ろ他の厩舎に配された馬の方が活躍している。
ラインとしては脆弱であると言わざるを得ないだろう。

【その他】60点
非常に順調とのこと。
ただ、このプロフィールで吉澤ってどうなんだろう。
勿論池江だから吉澤なんでしょうけど、追分からすると自分の眼の届かないところに期待馬を預けたいかなあという疑問はどうしても残る。

【総評】無印
血統面は悪くないが、総合的に考えると指名までは至らないかなあ…。
しかし1位というのは驚きました(^_^;)


22 : 黒船屋 :2016/06/19(日) 11:13:38 UVvXscZk0
ダイナーマスクさん1位指名馬

ヴァナヘイム 牡 キングカメハメハ×グルヴェイグ(ディープインパクト)
厩舎 栗・角居
馬主 サンデーR
生産 ノーザンF

【血統】85点
ドゥラメンテの7/8同血。
勿論好配合には違いないが、元々ダイナカール牝系は完成が遅く、また母父がディープインパクトに変わったことで尚更その懸念はある。
またドゥラメンテは怪物クラスの馬でもあったので、同レベルのポテンシャルを期待するのは酷かも知れない。

【ライン】70点
ルーラーシップ、デルタブルースなどの王道ラインではあるが、近年はやや低調。
同馬は母も角居厩舎だっただけにライン的な判断はし辛いが、マイナー厩舎ではなく角居に入ったことで及第点レベルの評価は出来る。

【その他】95点
血統の項で述べた通りやや完成が遅れそうな配合だけに、1月生まれというのは大きなアドバンテージである。
事実育成も極めて順調で、この厩舎なら確実にクラシックに乗せて来るだろう。
初仔だが牡馬で大きく出ているのでむしろプラス要素として受け止めたい。

【総評】○
キングカメハメハ産駒はこの馬とトゥザクラウン(母トゥザヴィクトリー)がドラ1クラスやったと思いますが、僕はこちらを上位と見ていました。
ただ1位では行きづらいかな〜。


23 : 黒船屋 :2016/06/28(火) 11:40:53 4vHvjT560
あくたさん1位指名馬
ザウォルドルフ 牡 ディープインパクト×ウィーミスフランキー(Sunriver)
厩舎 栗・友道
馬主 大塚亮一
生産 ノーザンF

【血統】90点
HaloクロスとNorthern Dancerクロスを併せ持つのはディープ産駒のお手本のような配合。
また2代母Starinthemeadowが異系色の強い血統でありながら、Eight Thirtyの4×4を持っている点も非常にポイントが高い。
惜しむらくはディープインパクト牡馬のスタミナのキーになっているであろうBurghclereのニアリーが無い点。
とはいえ打率は非常に高い配合で、順調なら確実に2勝は見込めるだろう。

【ライン】80点
大塚亮一氏はここまで目立った活躍馬こそ出ていないものの、セレクトでは高額馬を続々と購入している注目の馬主。
近年ノーザンF―アドマイヤラインは一見廃れて来たように見えて、その実擬似アドマイヤと言える佐々木主浩氏から活躍馬が多く出ている。
大塚氏も擬似アドマイヤと言って差し支えないラインだと考えているので、友道師に預けられたここらで活躍馬が出ても驚かない。

【その他】70点
育成過程は極めて順調で、秋頃デビュー予定とのこと。
初仔で馬格が際どいラインではあるが、一応及第点と言ったところか。
その点で言えば、マカヒキで結果を出した友道師と言うのはプラス要因ではある。

【総評】◎
1位指名していないのにこの評価もどうなのという話でもありますが、マイルールで指名出来なかったもののかなり欲しい1頭でした。
それにまさか1位で消えるとはなあ…。ちょっと想定外でしたね。


24 : 黒船屋 :2016/06/28(火) 12:01:18 4vHvjT560
ちっちさん1位指名馬
マイティドリーム 牡 ディープインパクト×ラグジャリー(Storm Cat)
厩舎 栗・梅田
馬主 矢野秀春
生産 矢野牧場

【血統】85点
Storm Cat肌でGood Example持ちのAffirmedが入るのはディープ産駒のセオリーで、アユサンなどと同様のパターン。
バランスの良い好配合だが、アユサンと違って牡馬なのでややマイラーに出そうな懸念はある。

【ライン】40点
ここの評価を非常に悩みました。
矢野牧場の自己所有という形ですが、元々矢野牧場は走る馬は自分で持たない牧場です。
この馬は一度セールに上場予定でその後怪我で欠場になった経緯があるらしいのですが、良い馬なら庭先で、それこそ国本氏なんかに売っていてもおかしくないわけです。
名前は一般公募とのことでしたが、『マイティ』の名前が付いていたことで、国本氏との共有かと邪推してみましたがそれも違うようで…。
これらの観点からどうしても高評価は出来ませんでした。

【その他】60点
極めて順調で既に入厩済とのこと。馬格も問題なし。
ただ、母ラグジャリーの繁殖成績が近年振るわないこと、また厩舎の手腕に不安があるため評価はやや下げました。

【総評】▲
好配合で順調とのことだったので、中位から下位ならというつもりでした。
この順位ならば諦めもつきます。


25 : 黒船屋 :2016/06/28(火) 12:18:16 4vHvjT560
デュランダル池添さん1位指名馬
ヘリファルテ 牡 ディープインパクト×シユーマ(Medicean)
厩舎 美・堀
馬主 サンデーR
生産 ノーザンF

【血統】80点
サンチャリオットSなどGⅠ2勝を挙げた母の初仔。
母方にMachiavellianを持つ点はヴィルシーナなどと同じ。
同馬の場合はMr. Prospectorのクロスがあるので、やや完成が遅れる懸念はあるものの、デインヒル経由のNorthern Dancerクロスを持った母なので、それをもって中和されそう。
超大物という感じはしないが、重賞の1つは獲ってくれそう感はある。

【ライン】80点
同馬はサンデーRで堀厩舎ですから要はドゥラメンテ・ライン。
堀厩舎は元々吉田一族や個人馬主御用達厩舎でした。
ドゥラメンテが出るまで、堀��サンデーRの出世頭はジャッキーテースト(2001年産!)です。
ですが、2013産ではレーヴァティンが入り、この馬は現時点で既に歴代4位の賞金を稼いでいます。
おそらくですが、少しづつクラブ用厩舎にシフトしているのではないでしょうか。

【その他】80点
育成過程は極めて順調。初仔ながら馬格も及第点。
個人的にはディープ産駒は関東では大成しない派(ディーマジェスティに覆されましたがw)なのですが、堀師はしがらき使いなのでニアリー関西と考え評価は下げませんでした。

【総評】○
ノーザンFのディープ牡馬では上位評価でした。
3位まで残ってれば確実に指名していたでしょう。


26 : 黒船屋 :2016/06/30(木) 12:04:03 vF1bm.SI0
11for11さん1位指名馬
トゥザクラウン 牡 キングカメハメハ×トゥザヴィクトリー(サンデーサイレンス)
厩舎 栗・池江
馬主 キャロットF
生産 ノーザンF

【血統】95点
えー、トゥザグローリーやトゥザワールド、トーセンビクトリーの全弟です。
それ以上僕などが語ることもないでしょうw素晴らしい配合です。
母トゥザヴィクトリーもそうでしたが、Nureyevの影響が出やすくやや前受けになりやすい配合です。
ダービーよりは皐月向きでしょう。

【ライン】70点
トゥザヴィクトリー産駒を除けば去年プロフェットとジークカイザーが出たぐらいで然程強固なラインとは言えません。
そもそも池江はノーザンにとっては個人馬主用厩舎です。
トゥザの仔がキャロットで池江と言うのは、当たりだった兄達と同ラインですから流石にバッサリとは行けませんが、とはいえ確たる自信を持って当たりだと言えるほどのものでも無いと思います。

【その他】70点
この血統の問題点はやはり順調に使える馬が少ないということ。
期間内にまともに使えたのはトゥザワールドぐらいのものではないでしょうか。
ただ空胎明け牡馬というのは好印象ですし、ここまで目立った頓挫が無いというのもいいと思います。

【総評】○
ヴァナヘイムと並んで今年のキンカメトップ評価ですが、個人的にはあちらを上と見ました。
どちらにせよドラ1級の人気馬ですから、最初からほぼ指名対象外でした。


27 : 黒船屋 :2016/06/30(木) 12:24:46 vF1bm.SI0
あるどさん1位指名馬
エアウィンザー 牡 キングカメハメハ×エアメサイア(サンデーサイレンス)
厩舎 栗・角居
馬主 ラッキーフィールド
生産 社台F 

【血統】75点
Northern Dancer薄めのサンデー肌という基本は押さえている。
かつ、Kingmamboとアイドリームドアドリームの血統構成が比較的似通っていてこれが配合のキーになっているのだろう。
悪くはないが、マイラーに出やすい配合ではある。

【ライン】100点
社台F―ラッキーフィールド―角居は当たりライン。
社台が笹田を重用していないのは明白ですから、笹田(≒伊藤雄)血統がここに入ったのは評価爆上げポイントでしょう。
あとはあるどさんと同じ事しか書けないので割愛します。

【その他】45点
このアイドリームドアドリームの牝系は基本的にトライアル血統で、GⅠになるとちょっと足りないという馬が多いです。
この馬も大物感という点ではちょっと疑問がありますし、連産牡馬は典型的な地雷パターンでもあるので、この点において評価を下げました。

【総評】△
キンカメは割と全弟妹が活躍しやすい種牡馬ですから、多くを望まないのであれば下位で指名してもという1頭ではあります。


28 : 黒船屋 :2016/07/02(土) 10:21:41 JQQhTp.E0
BABEさん1位指名馬
エリティエール 牝 ディープインパクト×ジンジャーパンチ()
厩舎 美・大竹
馬主 キャロットF
生産 ノーザンF

【血統】60点
母ジンジャーパンチはNappelonを筆頭に全体的に異系色が強く、相手には主流色の強い種牡馬が基本的には合うと考えます。
それでも異系色の強いマンハッタンカフェとの間にルージュバックを輩出したのは、1つにニックスと言えるBlushing Groomを持っていたこと。これに尽きる。
ディープインパクトも相手としては悪くは無いと思うのですが、スピード面の表出が弱く、ズブくなりやすい配合だと思います。
また、マンハッタンカフェの活躍馬の弟妹、全弟妹しか走らない説により評価を下げました。

【ライン】70点
元々母ジンジャーパンチはノーザンのランク付けで言うと中位レベルの、ややテスト的要素の強い牝馬だったと思います。
付けられている相手もロブロイとマンカフェですし、預託厩舎もコロコロ変わってる。
兄姉と同じ厩舎に預託されたのはこの馬が初めてで、それはルージュバックが活躍したご褒美と捉えることも出来ますが、単なる義理とも言えるんですよね。
マイナス評価にはなりませんが、特段の評価は与えられないと思います。

【その他】40点
ディープ産駒で4月生まれという点はギリギリ及第点。
体重も際どいレベルです。
一番の問題は大竹師がいわゆる『NF美浦』タイプの調教師で、天栄と蜜月であるという点。
関東のディープ産駒は大成しないと考えている僕からすると、これは大幅に評価を下げざるを得ませんでした。

【総評】無印
これはリストにも入っていませんでした。
が、一応曲がりなりにも血統派を謳っている私としては、血統に造詣の深いBABEさんの1位指名。
とても注目しています。


29 : 黒船屋 :2016/07/02(土) 10:53:56 JQQhTp.E0
大和魂さん1位指名馬
エディフィス 牝 ステイゴールド×シーズオールエルティッシュ(Shesabullwinkle)
厩舎 美・尾関
馬主 吉田勝己
生産 ノーザンF

【血統】60点
毎年毎年なぜか人気になるこのシーズオールエルティッシュの産駒。
全て中央で勝ち上がっているのは立派とも言えますが、少なくとも上位指名するような肌馬とは思えません。
牝系を辿ってみるとずーっとB級種牡馬が付けられていて、一流種牡馬と言えばRibotまで遡らないといけないわけで、これは肌馬の質としては大いに疑問を感じます。
母馬自身はTurn-to4×5を持ち、更にHaloも内包しているので、サンデー系と配合するとこの辺の小脚が強調されて、とりあえず1勝出来たりするのでしょう。
本馬もサンデー系ステイゴールドの産駒ですが、柔らかいディープに比べるとステイゴールドの方が全体的なまとまりは感じます。
内回り1800ベスト。

【ライン】65点
ノーザン→尾関は地味ながら、特にここ3年ほどはなかなかの打率を誇っています。
活躍馬は主にキャロット、グリーン、シルクなどのセカンドクラブを経由していて、逆にサンデーR経由だと奮いません。
そこを考慮するとオーナーズというのはどうなんでしょうか。
判断に迷うところですが、僕はプラスと見ました。
ただ、どちらせよ期間内大活躍するラインでは無いように思います。

【その他】70点
本馬はいわゆる競馬王の隠れ毛の馬ですね。
それが無ければドラフトではなかなか名前が上がりにくい馬だったのでは無いでしょうか。
ステイゴールドは活躍馬が牡馬に寄る傾向が大きい種牡馬ではありますが、長打こそ少ないものの牝馬でも活躍馬は出ています。
こと期間内に限れば、まだその差は少ないので下位ならば指名候補に入れることもあります。

【総評】注
リストには入れませんでしたが、良くも悪くも結果が楽しみな馬では有ります。
個人的には5月あたりに2勝目を挙げてるような気がします。


30 : 黒船屋 :2016/07/05(火) 02:34:44 VAqDu79o0
ストロング小林さん1位指名馬
トリコロールブルー 牡 ステイゴールド×ペンカナプリンセス(Pivotal)
厩舎 栗・友道
馬主 シルクレーシング
生産 ノーザンF

【血統】80点
半兄にダノンジェラートなど。
母父Pivotalは自身もスプリンターだったが、産駒にもその影響を色濃く伝えるタイプで、ペンカナプリンセスの産駒がディープインパクトと最も好相性を示しているのも偶然では無いだろう。
それと比べた場合でも、ロイヤルサッシュのPrincely Gift的非力さを伝える事の多いステイゴールドは悪くない相手。
ただし、ステイゴールドの場合はディクタスの持つWordenが母のBustino、Kris、ヴィエナあたりと脈絡してしまうため、やや極端な脚質に出そうではある。

【ライン】65点
シルクはノーザン系に移行した初年度こそラストインパクトやローブティサージュなどを輩出したものの、その後3年はどうもパッとしない成績になっている。
ここらでシルクにテコ入れが入ってもおかしくない。
問題はそれが友道なのか?と言う点。
友道はアドマイヤを筆頭にノーザン系個人馬主御用厩舎である。
気難しい近藤氏と長らくタッグを組んでいるように、友道師は協調型調教師だと思うので、ノーザンとしても極力個人馬主を任せたいところなのではないだろうか。
実際賞金上位20傑にはクラブ馬はオーナーズの1頭含めても4頭しかいない。
中にはアンライバルドなどもいるが、基本的には割引は必要だろう。

【その他】70点
兄弟実績は十分だが、ダノンジェラート以降右肩下がりの傾向。
連産が続いていることからも、大幅なパフォーマンス向上は求めづらい。
ただ、育成過程は極めて順調でその点は評価したい。

【総評】△
6位以下なら指名候補にはなっていただろうというレベルですね。
少なくとも1位指名というのは想定外でした。


31 : 黒船屋 :2016/07/05(火) 12:27:20 6Ny3R2ZQ0
がくじんさん1位指名馬
ムーンシュトラール 牡 キングスベスト×ムーンレディ(Platini)
厩舎 栗・藤原英
馬主 社台RH
生産 社台F

【血統】85点
ダービー馬エイシンフラッシュの全弟。
血統表の3/4が独血脈で構成されており、全体的にスタミナ色が濃いものの、Home GuardがSpecial、Mr. Prospector、Red Godと脈絡する事によって、Kingmambo的スピードを引き出している。
綿密な血統構成で当然評価は高いが、ダービールールとなるとどうだろうか。

【ライン】60点
かつてはデアリングハートやタスカータソルテなどが出たラインだが、近年目立つのはガリバルディぐらい。
社台F―藤原英は完全に個人>クラブとなっており、兄の関係でここに入ったという、それ以上でも以下でもない評価である。

【その他】55点
育成自体は順調なようだが5月生まれという点は不安だし、血統の項でも書いたように本来ダービールール向きでは無い馬だろう。
栄進育成だった兄と社台育成のこちらではやはり割り引いて考える必要がある。
また、母の産駒が年々成績を落としている点もマイナス要因。

【総評】無印
好配合だがリスクが大きい配合だし、それを補うほどのプラス要因が見当たらなかった。
単純に兄以上は見込めないだろうとの判断。


32 : 黒船屋 :2016/07/05(火) 12:59:38 6Ny3R2ZQ0
バランシーンさん1位指名馬
アルアイン 牡 ディープインパクト×ドバイマジェスティ(Essence of Dubai)
厩舎 栗・池江
馬主 サンデーR
生産 ノーザンF

【血統】60点
母ドバイマジェスティはBCフィリーメアスプリント勝ち。
5代アウトで異系色が強いため、クロスの強い父を持ってきたいところで、そう考えると半姉ゴールドエッセンスのキングカメハメハよりやや落ちるか。
ディープインパクト×A.P. Indy内包牝馬はアンチニックス的に扱われてきたが、去年このパターンからハートレーが出た。
ただハートレーはStorm Cat持ちでもあったため、評価は据え置きとする。
本馬の場合はA.P. IndyよりもGreat Aboveがなかなか面白い存在で、この米パワーがディープの非力さを下支えしてくれる効果は大いに期待できる。
全体的にはPulpitの主張が強くなりそうで、マイラー気質が強いかもしれない。

【ライン】60点
ノーザンF―池江は個人馬主優位であり、かつクラブのみで見てもキャロット>サンデーRとなっている。
活躍馬も一応出ているのでハズレラインとまでは言えないが、字面ほど信頼感のあるラインではない。

【その他】70点
馬格が500㎏超ということでちょっと時間がかかりそうな印象だし、ディープ産駒で5月生まれというのも若干不安。
ただ、この厩舎なのでなんやかんやクラシックに乗せて来そうな気がしないでもない。
育成は順調とのこと。

【総評】△
下位で余ってて他に欲しい馬がいなかったら指名するかなあと。
血統評価的にもライン評価的にもあんまり走って欲しくない馬ではあるw


33 : 黒船屋 :2016/07/15(金) 12:50:27 zJ0lbS5M0
おっぺけさん1位指名馬
ロードアルバータ 牡 ディープインパクト×レディアルバローザ(キングカメハメハ)
厩舎 栗・角居
馬主 ロードHC
生産 ケイアイF

【血統】90点
母レディアルバローザは全妹エンジェルフェイスも活躍しているように、
The Dancer=Kazadancoa 4×4、Kingmambo≒Majestic Light 2×5など綿密な配合がなされており、肌馬としての期待度も高い。
母の半妹にはキャトルフィーユがいるので、本馬はその3/4同血となる。
ディープインパクト×キングカメハメハはデニムアンドルビーなどを始めとして活躍馬も多く、過去7頭中5頭が中央で勝ち上がっているし、期間内での活躍馬も多い。


【ライン】55点
ケイアイF―角居はキャトルフィーユが出世頭だが、実は打率はそんなに高くない。
しかも母レディアルバローザは笹田厩舎所属馬であり、ケイアイと笹田厩舎は現在も懇意。
笹田血統が角居に入るパターンは、奇しくもあるどさんの1位指名馬エアウィンザーと同じだが、あちらとは違って本馬の場合は寧ろ下方修正が必要だろう。

【その他】70点
初仔だが牡馬でそこそこ大きく出たので問題ないだろう。
ただ、 ロードの育成方針はそこまでクラシックを意識するようなものでもないので、運良く間に合えばという印象。
ただここまでは至って順調なようなので、秋デビューなら結構期待できるかも。

【総評】▲
初仔で非社台ということもあり1位では行けない馬だなと。
ただ、順調なら1つ2つは勝てると思うし、そこからのプラスαも見込める馬やと思います。


34 : 黒船屋 :2016/07/15(金) 13:19:47 A3YlXFqs0
十具さん1位指名馬
ポポカテペトル 牡 ディープインパクト×ミスパスカリ(Mr.Greeley)
厩舎 栗・友道
馬主 金子真人HD
生産 ノーザンF

【血統】70点
マウントロブソンの全妹。
兄はディープインパクトと言うよりはまんま母ミスパスカリって感じの馬でしたが、こういうタイプの全弟妹は割と走る傾向があります。
とはいえ、本質的には母父Mr.Greeleyの影響が強いため一本調子さは否めないでしょう。
大きいところを勝てるタイプではないでしょう。

【ライン】70点
ここ数年で一気に密になった角居―堀ラインの読みが難しく、堀→友道替わりを素直にプラスとは解釈しづらい。
萩原や国枝よりは上かなという評価に留めたい。

【その他】70点
兄に続いて金子氏の山シリーズですね〜。
育成も順調とのことですから良いんじゃないでしょうか。

【総評】無印
全く走らないってことはないような気もしますが、個人的には無印としました。
理由は名前が好きじゃないからw
名前が好みなら下位指名ぐらいはあったかもしれません。


35 : 黒船屋 :2016/07/15(金) 13:29:14 A3YlXFqs0
途中ちょっと間が空いてしまいましたが、何とか1位指名レビュー終了!

内訳は、
【◎】1頭
【○】3頭
【▲】2頭
【△】3頭
【注】1頭
【…】4頭

とやや下に偏りました。
指名制限ルールのこともあり、(僕も含めてw)全体的に独自路線の指名が多かったように思います。
とはいえ、こういう馬で当てるのもまたPOGの醍醐味!
シーズン終了時にゴメンナサイせずに済むことを祈りますw


36 : 黒船屋 :2016/07/15(金) 13:59:43 A3YlXFqs0
さて、ここから指名馬近況を。

1位のモシーンは情報皆無w
ただ、同じくスライ氏の所有馬であった5位ノーザンスピードは2次サンチバに出てきました。
メイトサンがよく解らない外国人馬主に売られたのに対し、こちらは和美さん名義ですから、この2頭が「ノーザン主導」という見立ては間違ってなかったかと。
また、モシーン同様に情報皆無だったノーザンスピードが無事2次に出てきたことで、「順調でないが故の情報の少なさではない」という予想も大方当たっていたのではないかと思います。
実はもうしがらきにいますとかなら胸熱なのにw

2位のダノンハーレーも情報無し。
むしろこっちが音沙汰無いのが心配…。
そろそろ何らかの動向が入ってきても良さそうなんですが。

3位コケレールの14はヴィニーという名前になりました。
ヨーロッパ的なネーミングで悪くないんじゃないでしょうか。
既に入厩していますが、番組も無いしゲートだけじゃないかなと思います。

4位フュージョンロックは新馬戦後放牧へ。
ここまで出てこない所を見ると、一旦北海道に戻してそこから札幌コースかも。

6位モンドバーグは15―15を開始。
年内デビューなら十分なのでまずは慎重に。

7位のディーチェは入厩&ゲート合格済。
このままデビューかと思いましたが、今後は動かしてみてから決めるとのこと。
夏デビュー想定してたのでこれはちょっと肩透かしを食らった印象。

8位ダイワオデッセイ、9位サトノファイヤーともに情報無し。

10位のブライトメジャーは新馬戦の後放牧へ。
一旦立て直してまずは勝ち上がりを。


とまあこんな感じで、早期予定だった馬がやや低調で秋まで死んだフリになりそうです(^_^;)


37 : 黒船屋 :2016/07/16(土) 00:56:45 GgoWT9bI0
一通り読み返してみると、それにしてもまあ酷い文章やなーと。
推敲してないのモロバレですね。

指名馬が出てこない事より、こちらの方に現状凹んでます笑


そのEnter 押せば後には 戻れない


次からはちゃんと読み返そう…。反省。


38 : 黒船屋 :2016/07/21(木) 23:42:08 ScFwSHWQ0
私の1位指名馬であるモシーンの14について、他の参加者様から尽く「情報少なすぎだろ!」とご指摘を頂いてしまいました(^_^;)
勿論これは想定内ではあったのですが、一方で私の指名理由も若干説明不足だなと感じたので追記をしておきたいと思います。

まぐれ当たりだと思われたら悲しいですからねw


まず、このモシーンとサザンスピード。
確かに情報は非常に少なかったですよね。
普通ならば、情報が少ない=順調ではないと考えるのが妥当であり、指名するとしても下位で一発狙いというのが限界といったところではないでしょうか。

ですが、この2頭には情報が出てこないであろう然るべき理由がありました。
今回は時系列で順を追って解説してみます。
なお()内は私のその時点での評価レベルです。

【POG取材以前】当然情報は無し(血統評価から指名候補入り)

【3月某日】POG本取材開始

【4月7日】モシーンとサザンスピードの共同所有者であるフィル・スライ氏が死去

【4月末〜5月頭】POG各誌発売。赤本に厩舎情報が[関西予定][関東予定]と厩舎名を伏せた形で記載(中〜下位での指名をほぼ確定)
【5月某日】スライ氏名義の古馬数頭の名義が変更される

【5月末】赤本の追加情報により、モシーンが池添学、サザンスピードが木村と判明。(上位での指名を確定)


これをご覧頂ければ解ると思いますが、スライ氏がお亡くなりになられたのは、丁度POG取材と前後する時期です。
スライ氏はガンで亡くなられたと聞きましたから、おそらく3月頃の時点でも体調はかなり悪かったのではないかと。

本来であれば、このような時期にPOGの取材なんか受けてる場合じゃないのは明白ですよね。
更に言えば、ノーザンサイドからしても馬主さんへのリップサービスの必要が全くありません。

つまりこの2頭の情報の少なさは、育成の順調さとは全く別の理由ではないかと考えたわけです。


結果、POG各誌には殆ど情報出てこなかった訳ですが、赤本には前述の通り厩舎名を伏せた状態で、関西、関東とのみ記載されていました。
ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、赤本は各POG媒体の中でもクレジットにはかなり慎重を期す部類です。

これは以前、須田鷹雄氏が実際に述べておられた事ですが、赤本における「関西(関東)予定」というのは、実は「関西(関東)のどこかには預けるけど、具体的にどこに預けるかまでは決まってない」という意味ではなく、「どの厩舎に預けるかは殆ど決まっているけど、諸事情により名前は出せない」というケースとのこと。

つまり、赤本発行時点では既に具体的な預託厩舎は決まっていたという事になります。
この時点で、少なくともある程度の目処が立っている事の証左です。


さて、問題はそれがどの厩舎かと言う点です。
奇しくも、早期デビューが濃厚だったスライ氏所有のメイトサンは安田厩舎というのが確定していました。

安田厩舎というのは、ノーザンFからするといわゆるセカンドステーブルであり、セレクトの安馬だったりクラブの安馬だったりがよく預託される厩舎です。
関東なら手塚なんかがそうでしたね。こちらは去年ハートレーが出ましたが。

その後、この2頭が池添学&木村に預託されるという情報が赤本のPOG班からもたらされた訳ですが、ここで注目すべきは、池添がどうとか木村どうとかという以上に、「メイトサンとこの2頭が明確に区別された」という点です。

それはこの後の名義変更でも証明されることになります。
メイトサンはウィルソン女史に先日名義が変更されました。私は初めて聞くお名前です。
古馬はそれ以前に大塚亮一氏などに売却済。

その一方で、この2頭は和美氏名義になったのです。
おそらくこの2頭のみ、残りの権利を買い取ったのでしょう。


これが私が「池添ショック」と宣った所以でもあります。
池添学や木村と来れば、これが和美氏名義なのでは?と察する人もいるでしょう。
この情報が無くても下位で拾うつもりだった私にとっては、ドラフト直前に出たこの情報はドラフト戦略上非常に重大なものとなりました。

そこからは先の指名理由で述べた通り、この2頭を両取りするための戦略としてモシーンの1位指名に踏み切りました。


どちらにせよ情報が少ないことには違いありませんでしたが、元より馬体を見ないと表明していた私からすると、そこまで情報皆無という程でも無かったかと笑
1位はともかく、少なくとも上位指名には十分足るレベルの情報量ではなかったかと思っております。


39 : 黒船屋 :2016/07/30(土) 09:47:16 zU2jngi20
指名馬が音沙汰なくてめちゃくちゃ暇w

なので指名には至らなかったけれども注目していた馬とか、他所で指名している馬をレビューしていきたいと思います。
これがまた今週は多いんですよね。PGPは暇なのに。


【土曜札幌5R出走】

ピンクスター 牝 タートルボウル×レアクラシック(スペシャルウィーク)
生産 社台F
馬主 チームユッキレーシング
厩舎 栗・安田

こちらは某生涯POG(笑)と某ネットPOGで指名。

安田隆行厩舎は東の手塚と並ぶ便利屋厩舎で、色んなクラブの低��中価格帯だったり大馬主のB級ラインだったり中堅馬主のセレクト安馬だったりをよく預かる傾向にある。

現3歳世代で見ても、

オウケンビリーヴ  福井明氏 セレクト1680万
レイリオン  キャロットF 2800万
ダノンエール  ダノックス セレクト4725万
ユアマイラブ ユアストーリー 仔分け
ホーマンビジュー 久保博文 2808万
プリンセスノワール シルク 1800万
レッドジュディス 東サラ 2400万
(獲得賞金順)

このようにその傾向はあんまり変わって無さそう。
今年のラインナップで目を引くのは本馬とレーゲンボーゲンの14で、確実性を求めるなら後者の方が良さそうだが、それでもレアクラシックを選んだのは、ひとえに新種牡馬タートルボウルへの期待の表れ。

タートルボウルの配合をポイントはHappy Landingの強化、中でもHabitatとRed Godにあると考えていて、その点から言うとサンデー×マルゼンスキーのスペシャルウィークとの相性は悪くないと考える。

早期デビューも見込めるとのことで、是非ファンタジーSを目指して貰いたい。(6/1時点)

☆期間内2勝+αを見込んでたんですが、硬いと思ってたんですが


40 : 黒船屋 :2016/07/30(土) 09:49:43 zU2jngi20
>>39
最後途中で書き込んでしまいました。

期間内2勝+αを見込んでたんですが、直前の動きを見る限りはちょっと時間かかるかも。
そういう意味では洋芝デビューは悪くないですね。
タートルボウルはもう少し自身にクロスをガッツリ入れるか、母に近交馬持ってきた方が良いのかもしてませんね〜。


41 : 黒船屋 :2016/07/30(土) 10:24:23 zU2jngi20
【土曜新潟5R出走】

ファンシーアモン 牝 ソングオブウインド×ミスアモン(メジロライアン)
生産 平岡牧場 
馬主 平岡茂樹
厩舎 美・谷原

こちらは生涯POGのみでの指名。

ラブリーアモンの全妹。
母ミスアモンは一見地味ながら、

Northern Dancer=ノーザンネイティヴ 4×3
Senones=Sicambre 5×5
Lady Angela 5×5

の大胆なクロスを持っており、肌馬としてのポテンシャルは思いの外高い。

ソングオブウインドはファンシミン牝系にエルコンドルパサーで豊富なスタミナと粘りが身上。
スパッと斬れるというよりはジリジリッとナタ切れするタイプで、ミスアモンとの配合だとカンパラ≒クリアミーの仏血を刺激することになるため、非常に計算された奥行きのある配合と言える。
フラワーCなんかで先行させると怖い印象。


42 : 黒船屋 :2016/07/30(土) 10:26:07 zU2jngi20
とりあえず今日出走の2頭のみ。
残りのアドマイヤマンバイ、カロス、カリーニョミノルは後ほど。


43 : 黒船屋 :2016/07/31(日) 08:45:06 tVA5GsHM0
ファンシーアモン、ピンクスターともに着外。
ただ、どちらも馬体は悪くなかったように思うし、脚は見せていたので次回以降の変わり身に期待したいと思います。

ファンシーはやはりちょっと短かったかな。
前半で脚を使ってしまってバタバタになってしまった印象です。
もう少しゆったりした距離で行ければ面白いんじゃないでしょうか。

ピンクスターは抜群のスタートから坂井瑠星がなぜか下げるという訳のわからん騎乗(まあ指示でしょうが)で、被されたあたりから走りが硬くなったように見えました。
調教でも併せ馬でよく遅れてましたから、そういう馬なのかもしれません。
少なくとも馬自体はそんなに悪くなかったように思います。


44 : 黒船屋 :2016/07/31(日) 08:46:47 tVA5GsHM0
【日曜新潟5R出走】

カリーニョミノル 牝 クロフネ×ダイワジェラート(フジキセキ)
生産 フジワラファーム
馬主 吉岡實
厩舎 栗・北出

⇒ エテルナミノルの半妹。
母ダイワジェラートはエテルナミノルを筆頭にここまで産駒全てが中央勝ち上がり。
エンパイアメーカー、チチカステナンゴというスピード色の薄い種牡馬でしっかりと勝ち上がれるというのは、確実にスピードを伝えているという証左である。
クロフネ×フジキセキはホワイトフーガなどが出ているニックス。ダートに出ることも多いが、この母なら芝ダ兼用だろう。
北出厩舎自体の手腕はともかく、吉岡實→北出は主要ラインなのでその点は評価出来る。


【日曜札幌5R出走】

アドマイヤマンバイ 牡 マンハッタンカフェ×プレシャスライフ(タイキシャトル)
生産 笠松牧場
馬主 近藤利一
厩舎 栗・梅田

⇒セレクトで約2600万で落札。
笠松→近藤利一は初めて。近藤→梅田はアドマイヤラクティなどがいるが、メイン厩舎ではない。3番手以下かな。
ただ、非社台の近藤→梅田はそこそこコンスタントに走っているので一定の評価はしても良いんじゃないでしょうか。
この馬の評価はむしろ血統面で。
母プレシャスライフはシーブリーズライフなどを輩出しているが、ロイヤルペルラの半妹なので、同馬はトレンドハンターと3/4同血ということになる。
更にマンハッタンカフェ��タイキシャトル��Storm Catはマッハヴェロシティと同じ配合で、兄姉の中では最も期待できる配合だし、トレンドハンターよりも配合自体は上と見る。(6/1)


カロス 牡 スクリーンヒーロー×タイキジャスパー(タイキシャトル)
生産 山田昇史
馬主 カナヤマホールディングス
厩舎 栗・池添兼

⇒こちらも生涯POGでの指名。
カナヤマホールディングス(金山圭充)は現3歳から所有馬がデビュしているが、早速ドゥーカを輩出。
勝ち上がった2頭がともに作田厩舎なので、この馬はライン的には若干の不安はあるが、まあたった1世代でラインもクソもねーだろということで。

モーリスなどを輩出して一躍日高の星となったスクリーンヒーローですが、スクリーンヒーロー自身はグラスワンダー&ダイナアクトレスの頑健さとサンデーサイレンスの柔軟さをどちらも受け継いだ玉虫的な馬でした。
それだけに切り口も多くて、血統的にはやや難解なイメージを受けます。

同馬はHaloの4��4で手っ取り早く脚の回転を上げようという配合で、現役馬ではグァンチャーレに近い配合でしょうか。
POG期間の活躍を目指すのであればこのベクトルでOKでしょう。(6/1)


45 : 黒船屋 :2016/07/31(日) 08:51:02 tVA5GsHM0
また文字化けしてしまった…。
別の所に書いておいたものを転載したので…ご了承下さいm(_ _)m

この3頭ではアドマイヤが一番有力ですかね。
ヤネがいかんせん心配ですがw
カリーニョは当初の想定では別の騎手だった記憶があるんですが、北村(机)になりました。
どうなのかな〜これ。あんまり期待されてへんのかな。
でも、単勝軽く買っておいて損は無いと思います。たぶんw


46 : 黒船屋 :2016/08/31(水) 20:52:50 sOSt.n5Y0
ここ1ヶ月ほど無風状態が続いていた黒船屋軍団ですが、ようやくここにきて動きが出て参りました。


1位 キャリコ 牝 栗・池添学 ディープインパクト×モシーン(Fastnet Rock)
⇒動向などは以前掴めませんが、馬名申請はされたようですので一歩前進ですね。
馬名も牝馬らしい可愛い名前で良いんじゃないでしょうか。
なんとか年内デビューを。

2位 ダノンハーレー 牡 栗・角居 Shamardal×ダルタヤ(Anabaa)
⇒こちらはGallop誌に動向が載ったようです。
4F61秒前後をこなしているとのことで、予想よりは少し遅いかなという印象です。
それでも頓挫無く順調に来ているようですので、ここは焦らずクラシック目指して欲しいと思います。

3位 ヴィニー 牝 栗・池江 ディープインパクト×コケレール(Zamindar)
⇒ゲートのみ受けて放牧へ。
秋頃デビュー予定のようです。何やらBSで取り上げられたようですね笑

4位 フュージョンロック 牡 栗・須貝 ステイゴールド×シャピーラ(Kornado)
⇒やはりソエが出ていたようです。むしろソエで良かった。
須貝師はこういう時にあんまり無理使いしないので、ちょっと時間かかるかもしれませんがボチボチ行きましょう。
年内に勝ち上がりたいですね。

5位 ノーザンスピード 牡 美・木村 ディープインパクト×サザンスピード(Southern Image)
⇒こちらは入厩して時計を出し始めました。
木村厩舎ですからある程度天栄で作って来てるでしょうし、9月中にはその姿をターフで見れるのではないでしょうか。

6位 モンドバーグ 牡 栗・吉村 ヴィクトワールピサ×アクアリング(Anabaa)
⇒ここにきてやや疲れが出たとの事でペースダウン。
こういう少し強い所をやり出して疲れが出てペースダウンというのは、なんだかんだ時間が掛かってしまうので少し心配。
目標の年内デビューは厳しいかも。

7位 ディーチェ 牝 美・国枝 ダイワメジャー×ワイ(Galileo)
⇒国枝師のトーンが全く上がってこない。
下手したら年末デビューかも…。
ダイワメジャーでこれはイタイ。

8位 ダイワオデッセイ 牡 厩舎未定 ローエングリン×プレリアル(アグネスタキオン)
⇒こちらは変わらず情報皆無。

9位 サトノファイヤー 牡 栗・村山 Tapit×ヒアトゥウィン(Roi Normand)
⇒中央登録されましたが現時点では不在厩。
それでもデビューの目処は立ったと見ていいでしょう!
全日本に間に合うか?

10位 ブライトメジャー 牝 栗・小崎 ダイワメジャー×ミッションヒルズ(アグネスデジタル)
⇒7月には帰厩したもののそこからかなり慎重な調整。
デビュー戦は想像していたよりだいぶ緩かったのでそのせいもあるのでしょう。
急がず復帰戦を待ちたいと思います。



まあまだまだノンビリしたもんですが、少しずつでも動き出したのは良い傾向です。
まずは初日を出したいですね。そこから乗っていければ。
この充電期間が雌伏の時となるよう期待して待ちたいと思います。


47 : 黒船屋 :2016/09/12(月) 18:26:00 11f2Owsw0
ブライトメジャーは未勝利戦に出走し2着。

コース取りが良かったのもあるので次走楽観は出来ませんが、終いまでしっかりと脚を使えたのは好感。
いずれ勝ち上がれるでしょう。


48 : (株)黒船屋 :2016/10/12(水) 02:04:23 aU8lpaD20
とうとう最下位に転落してしまいましたね(^_^;)

先週はブライトメジャーとヴィニーが出走しましたが揃って6着。

ブライトメジャーは前走とは逆に枠に恵まれず、インベタ馬場で外々を回らされてしまいました。
まだ非力な感じもするので、距離ももう少しあった方が良いのかもしれません。
でもここは買って欲しかったな〜というのが正直な気持ちでもあります。

ヴィニーはまあこんなもんでしょう。
距離も短いし内回りも向かない中で最後は良く追い込んだのではないでしょうか。
素質だけで勝ってくれればいう事はありませんでしたが、勝ったリナーテも強かったですし仕方ないですね。
外回りならじきに勝ち上がれるでしょう。

それにしてもここまで初日が出ないとはな〜。
まさか未勝利でモシーンの入厩を迎えることになるとは思いませんでした笑


49 : 黒船屋 :2016/12/26(月) 22:55:19 aMlUhx8.0
恥ずかしながら年内未勝利となってしまいました(+_+)
元々スロースタートは覚悟の上でしたが、年内未勝利は想定外w
まあ、大駒も残ってますから年明け巻き返しに期待しましょう。

1位 キャリコ 牝 栗・池添学 ディープインパクト×モシーン(Fastnet Rock)
⇒1/7にユタカかシュミノーでデビュー予定。
出たとこ勝ち期待。

2位 ダノンハーレー 牡 栗・角居 Shamardal×ダルタヤ(Anabaa)
⇒1月デビューとの情報はありますが、詳細は不明。
頓挫などは無いとのことですから、単に晩成傾向なのかも?

3位 ヴィニー 牝 栗・池江 ディープインパクト×コケレール(Zamindar)
⇒年内には勝ち上がれませんでした。
オークス向きだとは思いますが、そこまでのローテが難しくなってきたかも?

4位 フュージョンロック 牡 栗・須貝 ステイゴールド×シャピーラ(Kornado)
⇒復帰の情報無し。

5位 ノーザンスピード 牡 美・木村 ディープインパクト×サザンスピード(Southern Image)
⇒こちらも放牧後音沙汰無し。

6位 モンドバーグ 牡 栗・吉村 ヴィクトワールピサ×アクアリング(Anabaa)
⇒現時点で15-15とかやってる状況なので、順調でも3月デビューってとこでしょうか。
いずれにしても厳しい。

7位 ディーチェ 牝 美・国枝 ダイワメジャー×ワイ(Galileo)
⇒新馬戦は7着。
それなりのスピードは見せましたが前進気鋭に欠ける印象でした。
立て直してまずは勝ち上がりを!

8位 ダイワオデッセイ 牡 美・上原 ローエングリン×プレリアル(アグネスタキオン)
⇒入厩しましたが、ゲート受けて放牧へ。
厩舎が上原というのは、可もなく不可もなくってとこですね。
まあマイナスではないか。
1月末〜2月半ばまでにはデビューしてほしい。

9位 サトノファイヤー 牡 栗・村山 Tapit×ヒアトゥウィン(Roi Normand)
⇒新馬戦は2着。
勝って欲しかったが勝ち馬が強すぎた。
東京向きだと思うので、なんとかヒヤシンスまでに勝ち上がってほしいところ。

10位 ブライトメジャー 牝 栗・小崎 ダイワメジャー×ミッションヒルズ(アグネスデジタル)
⇒なかなかピリッとした脚が使えず、もどかしいレースが続きます。
もう少しパンとしてくれれば。


51 : 黒船屋 :2017/06/02(金) 12:14:09 0Rxi05xI0
PGP初年度は断トツの最下位で終了でした。
全く言い訳の余地も無い惨憺たる成績です。

ただ、ここまで負けただけに来季は抜本的な改革が出来そうです!!
昇格を目指して、退路を断って臨みたいと思います!!


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