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第2回2chトナメ観戦記スレ

60予選06組観戦記:2005/03/12(土) 13:38:04
 新は、動き出した。賛同者は少なかったが、それでも賛同してくれる彼らと共に、少し
ずつ彼らなりに絵本に関わっていった。だが、絵本にその事を知らせるつもりは無かった。
新は、ただ、自己満足で、絵本に関わるのだ、そう思いつつも、どこか、やりきれない思い、
本当にこれでいいのか、という思いを拭い去る事が出来なかった。
その思いを拭い去れないながらも、絵本を見る事を止める事、彼なりに絵本に関わる事を
止める事はどうしても出来なかった。

そして、当日試合開始後、新は、呆然とする事実に直面した。
新シャア専用板は、早くから、絵本板支援を打ち出していて、予選を勝ち抜く意思はない、
その意図が、盛大に裏切られる事態に直面したのだ。
投票所を埋め尽くす、<<新シャア専用板>>への投票。投票。投票。
一体何があったか理解する前に、自らの家に予想外の客が突然、押し入ってきた。

「VIP板は、おっぱいの為に新シャアを応援しますwwwwwww」

VIP板とは、今回のトーナメントで台風の目になっている板であり、多数の票数を
持っている板と目されていた。どうして、VIP板が?新が呆然とする中、VIPはある
画像を貼り付けてきた。女神様と呼ばれる人の支援依頼により、VIP板は、
新シャア専用板を勝手に支援する事が確定したのだ。
本来、別板からの勝手支援は喜ぶべきことかもしれない。しかし、元々勝つつもりがない
新にとっては、その一方的な求愛行為は迷惑でしかなかった。新は、絵本を支援
したかった。そして、そのために今日迄、内心葛藤しながらも、頑張ってきたのだ。

しかし、そんな新の思惑を他所にVIPは動き出した。その日、最大のパワーを持つと
言われる狼が登場する日であった事も、新興のパワーを持つVIPの心の琴線に触れて、
彼らを動かしたのかもしれない。投票所はあっという間に票で埋もれた。
リロードするたびにレス数がどんどん増え、投票スレの残りレス数がどんどん減っていく。
新には、すでに、どうすることも出来ず、埋め尽くされる投票所と、VIPの襲来を見ている
だけしか出来なかった。


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