猫の願い事

1：nana：2012/06/15(金) 23:53:54 HOST:180-147-39-178f1.osk2.eonet.ne.jp: もし、何でも願い事が一つだけ叶うとしたらあなたは何を願いますか？
美人になりたい。
お金持ちになりたい。
服が欲しい。
美味しいものが食べたい。
と、言い出したら止まらないくらい人には欲があるでしょう。

これは、ある日突然一匹の平凡な猫に起きたお話。
2：nana：2012/06/15(金) 23:57:40 HOST:180-147-39-178f1.osk2.eonet.ne.jp: 初めまして(*^_^*)
自己紹介遅れてすみません(;_:)
nanaと申します(>_<)
駄作ですがたくさんの方に読んでいただけたら嬉しいです(泣)
3：nana：2012/06/16(土) 00:07:47 HOST:180-147-39-178f1.osk2.eonet.ne.jp: 「マサ～ご飯だよ～」
マサとは僕のこと。笑顔で僕に寄ってきた彼女は僕のご主人様。
古野優依。３年前、雨の日に道端に落ちていた僕を拾ってくれた優依ちゃん。
「マサ、美味しい？」
「ニャー」
一応美味しいよと言ったつもり。
僕はいつも優しくて笑顔が素敵な優依ちゃんが大好きだ。
その好きは、きっとlikeじゃないloveのほうだと思う。
でも、見ての通り僕は猫。“好き”という言葉も伝えれない。
4：nana：2012/06/16(土) 00:14:51 HOST:180-147-39-178f1.osk2.eonet.ne.jp: 「じゃあ行ってくるね～！」

笑顔で僕に手を振る優依ちゃんに行ってらっしゃいというと僕は、ソファに丸まった。

ウトウトしてきて眠りにつく。

「ねぇねぇ」

誰かが僕を呼んでる・・・？

優依ちゃん？ううん。違うこの声は優依ちゃんじゃない。

「ねぇってば！！」

この大声で僕の体はビクっと震えた。

「やっと起きてくれた」

と笑う白いワンピースを着た金髪の女の子が目の前に立っていた。

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