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ハンターモデル

24羅樹 ◆0UYtC6THMk:2011/04/18(月) 17:12:30 HOST:p3166-ipbf2705funabasi.chiba.ocn.ne.jp
4人は直ぐにゾンビの出たらしい場所へ向かった。
 その場所は、入り組んだ路地だった。
 「やっぱり、証拠なんか無いよね・・・。」
 「じゃあ、どうするんですか?」
 「んー・・・。とりあえず、宿探して夜にまた来よう。」
 アレンの意見に全員賛同し、宿を探すため路地から出ようとしたが・・・。
 「あれ・・・?こんな道通ったっけ?」
 「俺も違うような気がする・・・。こんな所にゴミ箱無かったような・・・。」
 道に迷った・・・。
 全員どうしようか悩んでいると、ミランの後ろから声をかけられた。
 「あの・・・こんな所で、どうかしましたか・・・?」
 全員声がした方に振り返ると、その子は「ビクッ」っとした。
 ミランたちに話しかけた子は女の子だった。
 そして、その子を見た瞬間、ミランとコランは体を硬直させ、目を見開いた。
 そして、その子もミランたちを見て、目を見開いた。
 ミランが何とか声を絞り出す。
 「ラー・・・ト?」
 「ミラン・・・」

 少女― ラートはそう言うと、ミランたちに駆け寄った。
 そしてラートとミランは抱き合った。
 「ミランっ!会いたかった!!」
 そう言うとラートは泣き出してしまう。
 そんなラートを、ミランたちは涙ぐみながら嬉しそうに見つめた。

―数分後・・・。

 ラートは泣き止み、ニコニコ顔で今までの事を話し出した。
 あの‘コーラネット村’事件の時、ラートは親戚の家に遊びに行っていて、運良く助かったのだという。
 ただ、親戚の家に行ったのはラートのみで、家族は全員無くなったらしい。
 村に戻ると跡形も無く消えていて、行く当ても無くウロウロしていたら、イーゴット町の教会に拾われたのだという。
 ラートの話によると、その教会はミランたちのいる路地裏の近くらしいので案内してもらった。


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