[
板情報
|
カテゴリランキング
]
したらばTOP
■掲示板に戻る■
全部
1-100
最新50
|
メール
| |
【オリジナル】貴方は私を愛しますか?
1
:
くろ
◆K08/tGd0Ac
:2010/11/24(水) 22:01:09 HOST:KD124213185183.ppp-bb.dion.ne.jp
今晩は、そして初めましてくろです。
二次創作で色々執筆している暇人です。
個人的にオリジナルを書きたかったので、やってきた所存です。
内容は、ネタばらしになるので言いません。
最後までストーリーをお楽しみ下さい。
2
:
くろ
◆K08/tGd0Ac
:2010/11/24(水) 22:18:44 HOST:KD124213185183.ppp-bb.dion.ne.jp
Storia 0 Apple E Questo-林檎と本-
静けさが漂う部屋。
其処は、嘗て人が住んでいた形跡が垣間見える。
しかし、今はその面影は色褪せ廃墟と化していた。
部屋の内装である壁はボロボロに剥れて無残な姿を
晒し、床は一歩でも歩めば崩れそうな勢いだった。
そんな部屋には硝子の破片、陶器の破片、倒れた本棚等が
散乱し此れでもかという程に足の踏み場は無かった。
そんな部屋で唯一無傷とも言える物が存在した。
それは、質素なテーブルとその上にある一冊の本だった。
それは興味本位だ。
床が軋む音が響きながらも本を一目視様と、歩んだ。
そして、漸くの思いで本の置かれているテーブルへと辿りついた。
その本は保存状態が良かった。
丁寧にカバーまで掛けられていた。
その本をカバー越しで視ると、林檎の絵が書かれていた。
Storia 0 apple E Questo-林檎と本- end.
3
:
くろ
◆K08/tGd0Ac
:2010/11/25(木) 14:03:27 HOST:KD124213185183.ppp-bb.dion.ne.jp
Storia 1 Specchio-鏡-
彼は廃墟を出た。
そして、走った。
一冊の本を両の手に抱えて。
彼は、振り返った。
振り返ると、辺り一面が森だった。
彼は、驚いた。
自分がこんな所まで来ていた事を知らなかったのだ。
彼は、一瞬の動揺はしたが森を抜ける事に集中した。
彼は、アリネイス=フロディア。童話作家である。
小さな街の片隅のアトリエで童話を執筆していた。
彼は、幼い頃から本が大好きだった。
家には、両親が買い与えてくれた本が山の様にあった。
彼は、毎日の様に本を読み勉学に励んだ。
それは、大人になっても変わる事は無く童話作家になった
今でも本を買っては読み続けている。
そんな彼が、何故森にやって来たかというと・・・
ある噂を聞いてきたのだった。
Storia 1 Specchio-鏡- end
4
:
奈々
:2010/11/25(木) 17:35:07 HOST:u150.d017166210.ctt.ne.jp
入れてください!
≫くろさん
新着レスの表示
名前:
E-mail
(省略可)
:
※書き込む際の注意事項は
こちら
※画像アップローダーは
こちら
(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)
スマートフォン版
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板