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物語をつくるスレ 第十二章
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過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生から角界へ。ついに横綱昇進
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
前スレ
物語をつくるスレ 第十一章
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/5444/1500167446/
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ペケ「なんでもすぐ奪うなや」
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ペケは我がままを言ったので、
以前進めていたぽっぽと仲間たちの業務提携という形で決着した。
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ペケ「いつものパターンやな」
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こうしてペケは長年の夢であったルノアールでの労働を始めた。
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タマ「jimdoはシステム変更が多すぎる。その都度保存していたものがなくなっていることもあり不愉快だ」
タマは激怒した。
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ペケ「wordpressは自由度高いけど、めちゃくちゃ難易度高いよ。ジンドゥーの良さがわかると思う。隣の芝生は青い」
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ペケはルノアールに出勤した。
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初日は厨房で簿記をつけた。
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ペケは労働の喜びに満ちていた。
労働は現在に伴う罰というのは間違っていると確信した。
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二日目に飽きて料理のつまみ食いを始めた。
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三日目は鰻丼の出前を取って食べた。
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ペケは経営に関われると思って就職したのだが、
現場の一従業員という扱いに不満を持っていた。
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ペケは帰宅し、そのまま西川の布団に倒れるようにして寝た。
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気付くとペケは宙を漂っていた。
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ここはいったい・・・。
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向こうに人影が見える。行ってみよう。
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ペケ「あなた誰ですか?」
謎の男「私だよ。塾員のメカ沢だよ。」
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ペケ「え?まだ生きてたんですか?」
メカ沢「私は不滅だよ。」
ペケ「それよりここどこですか?」
メカ沢「ここは夢でも現実でもないハザマの世界。」
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ペケはメカ沢をルノアールに送り込み、皿洗いをさせた。
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メカ沢「おい、ハザマの世界からどうやって出たんだよ。」
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ペケは目が覚めた。
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小棒がメカ沢に暴言を吐いたことを忘れていなかった。
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ペケ「物語の流れをぶった切んなと言ったヤシが過去にいた気がするけどね」
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ペケはいつものルノアールに出勤した。
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ペケ「仕事で忙しくてアカデミーヒルズを解約することにした。疲れてんのか、行くと下痢する」
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ペケは気分転換に新宿のルノアールの各店舗を回ることにした。
そこでなかまたちとポッポの猫たちと一緒にEconomistを読むことにしたのであった。
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ペケはパディにルノアールでご馳走してあげようと考えた。
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パディはルノアールのメニュー表を見てアイスココアを指した。
ペケ「マスター、アイスココね」
すると奥からシャカシャカと何かを振るバーテンが現れた。
パディの前には不思議なアイスココアが置かれた。
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パディはアイスココアには目もくれず
持ち込んでいたドトールのコーヒーを飲んだ。
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バーテンは声をかけた。
「お客様…」
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ペケが対応することにした。
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ペケ「代わりにポディを呼ぶわ」
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ペケはポディの背中にあるネジを回した。
ポディの手足がカタカタと回り始め、
背中から一枚の小さな紙が出てきた。
「汝、ルノアールにドトールを持ち込むなかれ」
と書かれてあった。
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しかしパディはもうそこにはいなかった。
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ペケ「ご馳走してあげたのに」
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ペケは六本木のアカデミーヒルズを退会し、
ルノアールで読書することにした。
ペケ「こっちの方が行かなきゃってプレッシャーがかからなくてええわ」
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ペケ「ネット読んでたら、2浪で私立医学部を目指してるヤシが宅浪で毎日地下室のルノアールに通って全滅して、3浪が決まった話を知ったわ。闇深そうやな」
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ペケ「そもそもそんなヤシが医者になって、受験の話になって、2浪、3浪の時ずっと地下のルノアールにいました、言うて、そんじゃ手術はじめますっなったらホラー映画並だわ。メス持って襲いかかってくるとちゃうか」
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患者「先生はどちらの予備校に?」
医者「私はルノアールで育ったんです」
患者「え」
医者「では手術をはじめます」
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医者はその後、メスではなくナイフとフォークを手にした。
ペケ「あの医者、手術室をルノアールと勘違いしてんとちゃうか」
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タマはドトールで戦略を練った。
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ぽっぽと仲間たちの業務提携でそれぞれの強みをどう活かすかの戦略であった。
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タマ「ここはマンチェスター戦略で」
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ペケ「つまんね」
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タマはマンチェスターユナイテッドの戦略を参考にした。
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ペケ「お姉ちゃん、キタシロサイが事実上、絶滅したんだって」
タマ「ほほう」
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ペケは西川の布団の上で大の字になってリラックスした。
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タマ「うぜーな」
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タマも寝ることにした。
そしてすやすやと寝るなかで夢を見た。
タマは耳鼻科にいた。
タマ「近頃、鼻水がたくさん出ましてね」
医者「お静かに」
タマ「先生は現役ですか?予備校はどちらに」
医者「私は3浪ですよ。ずっと新宿の地下のルノアールにいました」
タマ「え」
次の瞬間、タマの鼻から鼻水が大量に飛び出した。
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タマ「まるで蝉の幼虫じゃないですか」
医者「小中高大のうち、私は小、中、高、ルノアール、大でしたね」
タマ「普通は、鉄緑とか駿台だと思うんですが」
医者「私はルノアールでしたね」
医者「あ、お静かに。まだいじってますから」
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タマの鼻の穴は綺麗に掃除され、窓口でアイスココアが出された。
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タマ「つまらん」
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雪が降り出したのでポッポと仲間たちの間ではざわざわしていた。
猫一同「ねーこはこたつで丸くなるー」
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ペケはルノアールに出かけた。
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タマは中島みゆきの歌を聴いた。
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そして大阪に向かった。
タマ「ネオンライトでは燃やせない ふるさと行きの乗車券」
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ペケはルノアールの定員にはなっていなかった。
読書のために出かけたのだった。
ペケ「へい、ネーチャン、アイスココアね」
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ネーチャン「あらあんた、3日で辞めたペケじゃないの」
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ペケ「てへへ」
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仲間たちからも身を引いたペケは自由を謳歌していた。
支払いはもちろんペケックスである。
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ペケ「ルノアールは現金か楽天エディのみだった気がする」
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ペケはペケックスでの支払いを断られたので現金で支払うことにした。
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ペケ「ルノアールと床屋と吉野家はいつも現金だわ」
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タマ「さすがだ」
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ペケ「もまいもルノアール派になれ」
タマは強引にルノアールに連れて来られた。
どうやらルノアールは店舗の当たり外れが大きいようで、
ペケは当たりのルノアールを教えたようだった。
そしてペケは何かをオーダーした。
ペケ「へい、ネーチャン、今回はアイスココアじゃなくてタマティね」
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店員「うちにそんなものありません。ミロだけです」
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ペケ「え」
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タマはペケの傲慢な態度に不愉快になった。
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ペケは気を取り直して抹茶カフェラテを頼んだ。
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タマはミロを頼んだ。
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ペケはルノアールの無料wifiにつなげた。
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タマにモーニングを頼んであげた。
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タマ「もう昼過ぎですが」
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ペケ「こまけえこたあええねん」
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ペケはタマとポッポと仲間たちの業務提携について話し出した。
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タマ「無料wifiにつなげて何してんねん」
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ペケ「業務についてググるためです」
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ペケは仲間たちで学習塾を開くことを提案した。
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タマ「なんで学習塾なの?」
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ペケ「仲間たちにいる猫たちの英語力が高いと判明したからです」
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タマ「英語力と教える力は別なので、却下」
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ペケ「厳しい猫さんですね」
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タマ「ビジネスとなるとなかなかね。集客もしなきゃいけないし。まずはブログでやってみたら」
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ペケは下を向いたまま何か考え事をしていた。
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タマ「ところで学習塾、勝算はあるのかね?」
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ペケ「やってみなきゃわからねえ」
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ペケは前を向いた。
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タマ「じゃあだめだ。勝つべくして勝たないとな」
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ペケはアイスココアを頼んだ。
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ペケ「もし負けると何を失うんですか?」
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タマ「それはおぬしが一番よくわかっておるじゃろ」
タマはミロを飲み干すと、店を出た。
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ペケは勝算がないならやめておけと言われた割に
失うものがなんなのかはっきり言えないタマのことを密かに軽蔑した。
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そもそも負けることで何かを失うとは一言も言っていないのに
脳内で勝手に先走って意味不明な憶測をするペケの頭の弱さに
タマは辟易した。
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タマ「だめだこいつ」
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ペケ「屁理屈はいいです」
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ペケ「ビジネスにおいて勝算があるのは儲けがある時で、勝算がないのは
儲けがないとき。すなわち負けるとお金を失うわけですが、少し考えれば分かると思います。
その額がいくらかと尋ねたのです。何かを失うと一言も言ってなくとも、
普通は話題から忖度するものです」
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タマ「お前が屁理屈こねるてるんだけどな」
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しかしタマは>>473のペケの指摘に理路整然と反論できなかった。
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ペケはタマに60円のモーニングを注文した。
ペケ「まぁ、これでも食べてもちつけ」
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ペケはアイスココアを飲みながらイーロン・マスクの自伝を読み始めた。
ペケ「学習塾を作る上でマスクを参考にするわ」
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