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物語をつくるスレ 第十一章
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過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生から角界へ。ついに横綱昇進
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
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物語をつくるスレ 第十章
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/school/5444/1486449834/l50
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タマは布団を掛けてあげた。
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タマは弟想いの猫であった。
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ペケは風邪を引かずに済んだ。
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ペケは栄養を摂取していた。
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ペケはウイダーゼリーとカロリーメイトを食べていた。
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ペケはビタミン類を豊富に摂るようにしていた。
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ペケ「おいらの嫌いな言葉に、全米が泣いたってのがある。なんでアメリカだけ持ち上げるんだ。
全フィリピンが泣いたとか、全インドが泣いたでもいいじゃないか。それに全員本当に泣くもんなのか」
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タマ「全猫が泣いた、は?」
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ペケ「猫って映画で泣くんだろうか」
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みたねこ「猫が六本木のアカデミーヒルズに行くかよ」
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ペケ「行くね」
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ペケの凛とした態度にみたねこは慌てた。
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ペケは疲れをとってから仕事へと向かった。
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仕事先とは言うまでもなくペケと愉快な仲間たちの店舗である。
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タマは猫サミットの準備を始めた。
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ペケ「日曜の夜のアカデミーヒルズは空いてた」
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ペケ「疲れた」
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ペケは猫サミットに出席することにした。
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しかし拒否された。
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ペケ「なんでやねん」
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ペケはラディカルな発言をしてしまう傾向があるので、会議には参加せず、
事前に発言を録画したものを会場で流すことに決められたとのことである。
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ペケ「会議ってその場で相手が何を言ったかでこっちも言うこと決めるものだわ」
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ペケ「ばかにすんなや」
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ペケはブチ切れた。
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結果、ペケはこのような閉鎖的な猫サミットに参加するのをやめた。
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タマが便宜を図ってペケの猫サミット参加が認められた。
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ペケ「アホらしい」
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ということでペケは猫サミットを辞退した。
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しかしペケはペケと愉快な仲間たちのメンバーを連れて出席することにした。
サミット会場にはペケ、使い、カンダタ、ペケティ、そして弟子のペケポン、くまのプーさんがいた。
そこだけ異様な空気に包まれていた。
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くまのプーさんは諸般の事情で出席が認められなかった。
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くまのプーさんは会場の外で待機することにした。
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パディントンが襲いかかってきた時のためにペケが呼びよせておいたのだった。
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パディントンはわけもなくペケに制裁をくわえるわけではないことをペケは理解できなかった。
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しかしパディントンの制裁が実は極めて恣意的であり、その時の気分に左右されることを勘のいいペケはパディントン以上によく知っていた。
それゆえ、パディントンのパンチがいつどこから飛んできてもおかしくはなかった。
用心してペケはくまプーを呼んでおいたのであった。
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ペケ「北のミサイルマンと一緒だわ」
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パディントンもくまのプーさんも著作権の関係でそこにはいなかった。
実際にはくまのぬいぐるみが2つおいてあるだけだった。
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猫サミットは無事に閉会した。
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ペケ「なんも話し合ってなくない?」
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タマ「こまけえこたあいいんだよ」
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サミットの内容は門外不出であった。
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ペケ「サミットって頂上って意味だから頂上対談ってわけで、
ねこぽっぽの中だけでの対談だったらサミットである必要なくて、
身内の中だけの極秘会議ってことにすればいいね」
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タマはドトールにいた。
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タマ「サミットというのは5月か6月にやるもんだからね。
今回のは対馬での件があっての臨時のものなので、
サミットというよりは臨時会合といったほうがいいかな。
まあドラやイリオモテも来てたからねこぽっぽとは違う枠なんだけどね。
ねこぽっぽからはほとんど参加してないよ」
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ペケ「ネチネチしてますね」
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ペケは粘着質であった
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ペケ「オマエガナー」
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タマはペケがいちいち喧嘩腰の態度をとって突っかかってくることに戸惑っていた。
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喧嘩腰はよくないことをまずはパディントンがタマに教え諭すことになった。
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パディ「ちょっと熊野古道へ行ってくる」
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ペケはくまのプーさんを派遣した。
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しかしパディントンもくまのプーさんも
著作権の問題で登場することはできなかった。
パディだけが熊野古道に向かっていた。
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ペケはくまプーを派遣した。
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ペケ「くまプーなら著作権に引っかからないからね」
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ペケはアカデミーヒルズの月極めロッカーを契約して大型の辞書を保管したい。
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保管したい → 保管した
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くまプーはパディの居場所を突き止めた。
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二人は友人なので、一緒に蜂蜜を食べた。
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ペケ「二人じゃなくて二頭だと思う」
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くまプー「パディさんはここで何してるんですか」
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パディ「何もしていないということをしています」
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くまプーは感心して立ち去った。
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くまプーは帰り際に思った。
何もしてないということをしてるとは、くまプーの名台詞ではないかと。
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くまプーが東京に戻ると、ペケと使いとペケティとペケポンとカンダタを連れて
ポッポンギのアカデミーヒルズで皆で勉強する計画を練った。
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くまプー「カンダタは著作権に引っかからないのかね」
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カンダタ「芥川龍之介さんは死んでから50年以上経ってるのですでに著作権は切れてます」
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ペケティ「そもそも30年前にドラゴンクエストスリーにも出てきてたしね」
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ペケポン「ドラクエは芥川龍之介からパクったからドラクエに著作権はない」
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ペケティ「何言ってんだこいつ」
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ペケポンは大きく目を見開いた。
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ペケが仲裁に入った。
ペケ「もまいら、喧嘩はよくない」
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ペケティ「兄貴、すまねえ。ペケポンの野郎が理解力がなさ過ぎて」
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ペケ「ペケティってこんなきついキャラだったっけ。午後ティでも飲んでもちつけ」
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ペケティ「そりゃあ、あの学者にちなんで名づけられた名前ですからね」
ペケティは午後ティを飲んだ。
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ペケ「ピケティは格差是正を唱える善人なんだが」
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ペケティ「善人ではない。ベストセラーで大儲けして格差社会の勝ち組になったやないか」
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ペケ「お金をたくさん稼いだ瞬間、勝ち組で、善人じゃないということになるのか」
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ペケティ「そもそもなんで善人ってわかるんですか」
ペケの真摯な態度にペケティも真摯に学ぶ姿勢を見せた。
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ペケティが口答えしてきたので午後ティ2リットルを一気飲みさせた。
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ペケティはペケに対して不信感をいだいた。
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ペケ「すまねぇ。2リットルはやりすぎだったわ」
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くまプーはペケにお灸を据えた。
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ペケ「もまいはパディ対策として呼んだのだが」
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くまプーはそのまま去って行った。
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ペケティはねこぽっぽに行った。
タマ「なにかようかい?」
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ペケティ「タマティが飲みたいです」
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タマ「マナティーなら知ってますが」
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タマはペケティにミロ200ミリリットルを差し出し、ペケティのペースで飲ませた。
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ペケティ「これはおいしいですね」
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ペケティ「タマティとはミロのことだったのかもしれない」
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タマ「ねこぽっぽなら、ねこはミロを飲み放題ですよ」
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ペケティは興奮しだした。
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ペケティはペケと愉快な仲間たちを退職しねこぽっぽに移籍することを慎重に検討し始めた。
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ペケ「ミロ飲み放題は体に悪いぞ」
ペケの慰留によってペケティはぽっぽへ移籍することをやめた。
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タマ「飲み放題と言っても、どのねこも自制して適量を摂取してますよ」
タマの発言を受けてペケティはねこぽっぽへの移籍を再検討した。
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ペケティはぽっぽに移籍することに決めた。
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タマ「移籍してほしいとは一言も言ってないのだけどね」
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ペケティは拗ねて去って行った。
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ペケティがねこぽっぽに移籍するとペケに迷惑をかけることをタマは理解していた。
そのため、あえてタマは冷たい態度をとったのだ。
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ペケティは午後ティを飲んで気分を落ち着かせた。
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ペケティは改めてねこぽっぽで働きたい意志をタマに伝えに行った。
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