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物語をつくるスレ 第十章
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過度の下ネタはご遠慮下さい
▼登場人物
僕・・・永遠?の塾生から角界へ
タマ・・・礼文島出身のひよねこ
ペケ・・・元エージェントのタマの弟
クラーク博士・・・タマが尊敬する人物
ドラ・・・知床在住のタマの旧友
礼文島の猫岩・・・タマ・ペケの母猫の化身
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その日からパディントンの姿はどこにも見えなくなった。
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ペケはホッとした。
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タマ「ペケはまだまだだな」
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ペケ「なんだとコラ」
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パディントンは英国に一時帰国していた。
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ペケはパディントンを恐れていたのだ
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ペケ「あのクマさんにはやられたからね」
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開店初日、ペケの店の客入りはまあまあの出来であった。
外国人も浅草観光のついでに立ち寄る人が目立った。
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ペケ「そういえばなんで浅草に店を出すことになったんだろう」
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一同「こまけえこたあいいんだよ」
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ペケ「浅草はおいらの家から遠いのに」
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カンダタ「パディントンは浅草に来ないらしい」
それを聞いてペケは納得した。
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ペケ「おいらは新宿の方が便利で好きだわ」
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カンダタ「ペケさんはそんなに顔出さなくていいですから。お店はあっしらにお任せください」
ペケは儲かったら2号店を新宿に建てればいいと考えることにした。
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ペケ「おいらはあまり顔を出さなくてよくて、儲かったら2号店っておちょくられてる感じだわ」
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ペケは疑心暗鬼の頑固者であった。
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ペケ「オマエガナー」
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タマ「あたいはねこぽっぽを任せられるなら任せて国技館に入り浸りたいわ」
タマはスタッフの教育を重視していた。
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ドラ「タマちゃんの言うのはビジネスオーナーね。ペケちゃんは自営業タイプね。どっちもステキだわ」
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ペケは遠くから目を細めながらドラをじっと見つめていた。
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ペケは自営業者のマインドをもっていた。
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ペケは大事な仕事の日程を丁重に慎重に書き込んでいった。
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訂正 丁重に→丁寧に
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ペケはなぜタマがビジネスオーナータイプなのかと不思議に思った。
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パディントン「こまけえこたあいいんだよ」
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タマはねこぽっぽで選挙速報を流すことにした。
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ペケ「やべぃ」
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パディントンは紅茶を飲んでいた。
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ねこぽっぽの客入りは普段の日曜と同じで、20時を過ぎるとガラガラになった。
選挙特番を見ているのは、ヒマを持て余したみたねこばかりであった。
ひよねこは休むものと運動するものとに分かれていた。
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ひよねこ「都民じゃないからね」
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ペケ「普段は東京に住んでて、授業がある時に日吉に出てくるひよねこかもしれない」
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ひよねこ「そんなヤシはおらへん」
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ペケ「このヤシなんのヤシ 気になるヤシ
名前も知らない ヤシですからーー
名前も知らないーー、ヤシになるでしょうーー
このねこなんのねこ 気になるねこ
見たこともない ねこですからーー、
見たこともないーーーー、花が咲くでしょうーー」
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パディントンはペケを連れ去った。
しばらくして、ペケが目を覚ますと、そこはペケと愉快な仲間たちであった。
カンダタ「おっ、お目覚めですな」
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ペケ「ここはどこ、おいらはだれ」
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ペケは長期入院することになった。
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ペケは気付くと慶應病院にいた。
ペケ「ここはどこ、おいらは誰」
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ペケは仮病を使っていた。
信濃町のねこを探しに来たのだ。そのために、病院に入った。
172: 名無しの塾生 :2017/03/12(日) 01:01:52
ペケ「ところでなんで矢上ねことか、SFCねことかいないの」
173: 名無しの塾生 :2017/03/12(日) 08:13:28
タマ「もちろんいるよ」
174: 名無しの塾生 :2017/03/12(日) 08:26:34
タマ「やがねこ、えすねこ、しなねこ、しばねこ・・・まあそんなとこだね」
慶應にはほかにも新川崎タウンキャンパス、殿町タウンキャンパス、鶴岡タウンキャンパス、
浦和共立キャンパス、丸の内シティキャンパス、大阪シティキャンパスがあるが、
ねこの存在は確認中である。
タマ「三田のねこぽっぽがうまくいったら、支店を出してもいいね。でもそれぞれのねこが協力してくれるかは別問題だがな」
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mixiコミュニティ https://www.girlsheaven-job.net/7/ruf-kanazawa/
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ペケ「仮病で慶應病院に入院できるもんなのかね」
ペケは訝しがった。しかし、その時であった!
ペケの前方にどうやら、しなねこらしき猫の姿を発見した。
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ペケは慶應病院に入院して僕に極秘のうちに面会したことがあったため、
ある程度自由に出入りすることができたのだ。
ペケが見つけたしなねこらしき猫はすぐに姿を消した。
ペケはその後を追った。
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そのしなねこは、一階のナチュラルローソンに逃げ込んだ。
ペケはイーティングコーナーでじっと待った。
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じっと待ちながら、ペケはタマに連絡をとった。
しなねこを見つけ、どうするのか、確認である。
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タマからショートメールが返ってきた。
「ポケGOで捕まえろ」とあった。
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タマはふざけていた。
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ペケ「しなねこが牛丼買ったところで捕獲するわ」
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ところが、しなねこは冷やし中華を買った。
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ペケ「冷やし中華、冷蔵庫で冷やし中か?」
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タマはまじめになってメールを送ってきた
タマ「捕獲はするな。話し合え。同じ猫どうしがなぜ争うのだ」
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ペケはしなねこに話し掛けてみた。
ペケ「こんばんは」
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しなねこ「私はパディントンのファンです」
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ペケ「なんでパディントンを知ってるんですか」
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しなねこ「有名ですもの」
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ペケ「パディントンによくボコられて古傷が疼くので治してください」
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しなねこ「わかりました」
しなねこが医師に取り次いでくれることになった。
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ペケ「なんか、アッサリとわかりましたってのも変だね。そんな凶暴な熊さんだったんですかとか、
少しはリアクションあってもいいと思うんですけど」
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しなねこ「パディントンはそんな熊じゃありません」
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ペケは野菜ジュースを飲みながらしなねこに話しかけた。
ペケ「辛い1日これ日本。部屋に1日俺ニート。トントントントンヒノノニトン。裏口入学コネ一本」
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ペケは歌い疲れると眠ってしまった。
気が付いたらペケと愉快な仲間たちにいた。
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実はタマには、しなねこと接触することに関して別の意図があった。
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タマの目的は、僕の怪我のことだった。
ペケにはしなねこが存在するかどうかだけ確認してもらえればよかったのだ。
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ペケはパシリにされたことでムッときていたが、アイスココアを飲んで気を取り直した。
ペケ「お姉ちゃんは新聞はなにとってるの」
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タマはしなねこを三顧の礼で迎えるために正装で慶應病院に向かっていた。
忙しいのでペケからのショートメールには気づかなかった。
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タマは三跪九叩頭の礼を要求された。
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タマは三跪九叩頭の礼を要求してきた門番に対し、
静かに言葉を発した。
タマ「燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らんや」
門番は黙って頷き、扉が開かれた。
その先には、タマのお目当てとするしなねこがたたずんでいた。
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タマは古典(五倫)を引用しながら、立礼による挨拶をすることを述べた。
しなねこはタマの堂々たる態度に感銘を受けた様子であった。
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ペケもやってきた。ことわざや慣用句はよくわからないので、門番にウィスキーボンボンを渡した。
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しなねこ「タマさん。あなたのお考えはわかりました」
タマ「では・・・」
しなねこ「ねこぽっぽに出張しましょう」
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しなねこは何匹かいたが、日替わりでねこぽっぽに1〜2匹ずつ来ることになった。
ひよねこやみたねこでは不十分であった、お客さんのメンタルケアをする役割である。
また、タマは僕の怪我のことについても、しなねこから所見を聞きたいと思っていたので、
その時々の状況を聞くための諮問役としても期待していた。
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ちなみに門番にウィスキーボンボンを渡したペケは
無料で入院することができた。
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しなねこ「怪我のことについてはトップシークレットなので、私たちにもよくわからないんですよ」
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ペケはナレーターの人の頭がおかしくなったと思い、強制入院させた。
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タマ「そうでしたか。まあ、それはそれとして、ねこぽっぽでお客さんのケアをお願いしますねっ」
しなねこ「おまかせください」
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しなねこ「報酬は」
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タマ「心配しなくていいですよ」
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しなねこの中には白い巨塔の影響を受けているものもいたのだ。
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ペケ「姉はまだEconomist読んでんの」
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タマは明日から始まる名古屋場所をねこぽっぽから応援することにしていた。
しなねこには一緒に中継を見てもらって、僕の様子を推察することにした。
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ねこぽっぽにはEconomistがおかれていた。
タマ「最近はネコノミストも置いてます」
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タマの愛読紙はタイムズとフィガロである。
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しかしそのことをいちいちアッピールはしないのがタマの奥ゆかしさであった。
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ペケ「ネットでデジタル版を読んでんの、それとも紙」
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タマはもう眠っていた。
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ペケ「ちなみにおいらは、
the New York Times
the Wall Street Journal
Financial Times
Economist
Nikkei Asian Review
日経新聞を購読してる」
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暇なんだね
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ペケ「速読ができるんですねとか言ってほしいわ」
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ペケ「クラっとくる暑さだわ」
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しなねこ「ペケさんは勉強家ですね」
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ペケ「インテリ猫やからね」
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しなねこ「ペケさんは文系のエキスパートですね。私たちは理系のエキスパートです」
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ペケ「せやな」
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しなねことペケは互いに一定の評価をする仲になった。
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ペケ「しなねこは医者なのか医学生なのか、信濃町にいる猫なのか、よく分からない」
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しなねこ「そのすべてです」
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ペケ「いろんなのがいるのか」
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しなねこ「そうです」
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しなねこは猫であって医者でも学生でもない。
だが場所柄、医師レベルの頭脳の持ち主もいれば
医学生レベルのねこもいるという意味である。
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https://www.girlsheaven-job.net/7/ruf-kanazawa/blog/
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タマ「僕の状態はどのように見えましたか」
しなねこ
「そうですね。万全とは言えません。ですが、よくなりつつある、といったところでしょうか。
意識してか無意識なのか、再発を恐れているのが見てとれますね」
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しなねこ
「あとは無理に自分の型にしようとすると負荷がかかりすぎるので、
見た感じではドタバタした相撲になってしまいますが、
ブナンなやり方だと思います。少し状態を気にしていましたね。
私が専属なら休場をすすめたと思いますが」
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