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157名無しのソフィアンさん:2018/03/14(水) 17:14:21
ホームカミングデイは一大行事

 さらに、戸川氏はこう続けた。

「今後の一番の課題は、若い世代をどう引っ張っていくかということです。彼らが在学している間にソフィア会をPRして、会の一員であるという意識を持ってもらうことが不可欠だと思っています」

 大学同窓会の多くは、若手をなかなか動員できないという共通の悩みを抱えている。20〜40代のOB・OGが参加しやすい環境づくりに、どこの同窓会も苦労しているのだ。

 戸川氏は、各体育会系ソフィア会が率先して、その役割を果たしてくれることを期待しているという。体育会系は卒業生と現役学生が接触する機会が多いからだ。そうした場面を演出するアイテムとして、戸川氏は「上南戦」を挙げる。この名を初めて聞く人が多いのではないか。

 上南戦とは、同じカトリック系の南山(なんざん)大(名古屋市)とのスポーツ対抗戦だ。第1回が行われたのは1960年。野球、サッカー、卓球、柔道など8競技で争われた。

 以降、1年ごとに交代しながら、互いのキャンパスで毎年6月に開催。この半世紀以上、一度も休むことなく継続している。学園紛争で68年暮れから上智大が全学休校になり、69年4月にやっとロックアウトが解除された際も、急ピッチで準備が進められ、同6月の開催は間に合った。その後、競技数も増え、昨年の第58回大会は22勝9敗で上智大が勝利している。

「この伝統の一戦を各体育会系ソフィア会が後方からサポートしてきたわけですが、卒業生と現役学生が交流を深める絶好の機会でもある。卒業生はただ応援するだけではなく、そのつながりを生かして、ソフィア会の存在意義を伝えるという役割もあるのです」(戸川氏)

 OB・OGと学生を結びつけるという意味では、年間を通してもっとも大事なイベントがある。ソフィア会が開催するホームカミングデイ「オールソフィアンの集い」(ASF)である。

 毎年5月の最終日曜日に開かれ、1万人以上が参加する一大イベント。大学が創立100周年を迎えた2013年には2万7000人以上が四谷キャンパス(東京都千代田区)に集結した。

「上智で最大のフェスティバルです。ホームカミングデイ自体はどの大学でもやっていると思いますが、上智大がほかと違うのは現役の学生と一緒に創り上げていくという点です。若手の卒業生と学生が中心になって実行委員会を組織し、企画立案から運営まで行います」(ソフィア会の常任委員で広報委員長を務める宍戸周夫氏、71年法学部卒)

 ASFには毎年、幅広い世代のソフィアンとその家族が集まる。当日は午前9時半、四谷キャンパスに隣接する聖イグナチオ教会での記念ミサからスタート。野外ステージでのパフォーマンス、各種イベント、講演、学内ツアー、模擬店など、バラエティーに富んだ企画が目白押しになっている。

 昨年5月28日のASFでは、完成したばかりの上智大の新たなシンボル「ソフィアタワー」(6号館)がお披露目された。地上17階、地下1階建て。低層部分(主に大学施設)と高層部分(オフィス)が組み合わせられており、個性的な形状になっている。

 その1階には約800人が収容できる大教室がある。もちろんソフィア会の会合などにも使える。そもそもソフィア会の専用スペースもあるのだ。6階にソフィア会事務局と、卒業生がサロンや会議室として利用できるソフィアンズクラブが設置されている。

 昨年のASFでは、このソフィアタワーでソフィア会会員大会や講演会が催された。目玉は大教室で午前10時45分から開かれた「金・ルビー・銀・銅祝式典」だった。卒業50・40・25・15周年のOB・OGを表彰する大学主催のイベントだ。その後、ソフィア会による祝賀会が行われた。


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