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わんわんお!(^ω^)
1
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 00:46:13 ID:waZcFloA
染み入るような闇の中
意識を取り戻した僕が初めて目にした光景は
地獄だった
2
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 00:47:59 ID:CMZs4xa.
もう、笑うしかない。目の前に積み上げられているのは、夏休みの課題たち。焼却してやろうか。
3
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 00:51:05 ID:waZcFloA
俺は早速課題のレポート一つ一つに体液をぶちまけていく
4
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 00:54:51 ID:CMZs4xa.
そうしている途中にふと思った。ああ、終わったな、と。もちろんこんな汚物提出できな…いや、提出しちゃおう!にゃはは!もうどうでもいいかも!そう気持ちを切り替えた瞬間、体液の噴出が加速して行く。もう止まんねえぜ!
5
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 00:56:59 ID:waZcFloA
「気持ちいい・・・」
感覚は確信へと変わっていく
そう・・この感じ・・・あの頃と同じだ!!
ちょうど一年前の夏の話だった
6
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 01:00:06 ID:CMZs4xa.
中3の俺。今でこそ一流オナニストだが、当時の俺もなかなか湧いていた。いかに気持ち良くことを済ませるか。受験勉強そっちのけで、それを追求しようとしていた。そんな中ぶち当たった壁、そう、夏休みの課題だ。
7
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 01:04:04 ID:waZcFloA
「課題とかだるすぎだろ・・・」
そう考えた俺は携帯を取り出して最も気の合う友人にかける
「あ?もしもし 今暇?俺んち来いよ」
呼んだのはガールフレンドの凛とボーイフレンドの倫だ
呼び鈴の前で突っ立っている 二人共察しているらしい
俺はドアを開けて 「頑張って終わらそうぜ!!」
「「遠慮しときます」」
そう言ってふたりは帰ろうとした
8
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 01:13:11 ID:CMZs4xa.
とりあえず、2匹とも我が家に押し込む。
「相変わらず!いかくさい!ばーん」凛がラップ調で語り出す。きもい。しんでまえ。
ちなみに俺は一人暮らしなので、ティッシュなら放ったらかしだ。そっちのほうがティッシュも幸せなはずである。倫が言うに、俺は底辺ヲナニスト。馬鹿野郎、と言ってやりたいですが、俺が一流オナニストであることは確か。一流にもなれば、そうやって批判したがる妬み野郎が現れるのも当然だろう。俺は王者の風格を維持したまま、パンツを下ろす。それに気付いたのか、2人も脱ぎ始めたではないか。凛にいたっては、既に俺のマシンを第二形態へと移行させてやがる。
9
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 01:19:39 ID:waZcFloA
「相変わらず剛毛だな」と倫が呟く
凛は頬を赤らめて「うるっさい!!」と空に叫んだ
「さて」
俺がそう言った途端汚臭のする部屋に張りができる
しばらくの間、沈黙が続いた
「課題、始めますか」
その合図と同時にどこからともなく突風が吹き3人はレポート共々飛ばされてしまった
不運なことに窓は開いていたのである
10
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 01:22:55 ID:CMZs4xa.
俺は窓から転げ落ちた。そして街中探し回った。何時間も、何日も。、しかし、課題が手元に戻って来ることはなかった。「仕方ねえな」「そろそろ…したいにゃ」「俺もだ」3人の思いは全く同じだった。
「「「ヤロウゼ!」」」
11
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 01:26:09 ID:waZcFloA
「あの頃は楽しかったなぁ・・・」
出すもん出して後片付けをしながら思い出に浸っていた俺は
ふと机の上に存在を感じる
「なんだこりゃぁ」
さっきまで全くもって存在感がなかったのだが
俺の目の前に映ったのは、一丁の拳銃だった
12
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 10:33:20 ID:CMZs4xa.
迷わず引き金を引くと、部屋が煙だらけになる。サイレンサーが装備されているのか銃声はほとんどなかったが、この煙がまたいかくさい。窓を全開にして換気換気。数時間後、ようやく我が家に晴れ間がさした。煙に驚いてドアの方に投げやってしまった拳銃を手に取ると、その銃口から旗のようなものが出ていることに気がつく。
「わんわんお!(^ω^)」
旗には、それだけが書かれていた。
13
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 10:48:22 ID:waZcFloA
「・・・・悪戯か?」
バカバカしくなった俺は、朝食兼昼飯を食いに下へ降りる
夏休みの間ひとり暮らしの俺の生活感と言えばまるであの部屋とは打って変わって
健全だ 見たまえこのリビングダイニング玄関その他一階のレイアウトを占める部屋の清潔さを
俺は一日たりともこの領域の掃除を怠ったことはない
今日はたまたま起きるのが遅かっただけであって、早速俺は昨日補充した食パンをトーストにかける
ただ呆けて待つのも間抜けな話だ 俺は食卓の中央に身構えるTVのリモコンを手に取り
適当にザッピングしたあとニュースを見ていた
「それでは次に、昨日起こりました奇怪な事件について・・・・」
妙な報道番組だな 訝しげに思いながらも事件の内容を適当に聞いて流す
流そうと思っていた しかし、どうにも奇怪であった
14
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 21:17:15 ID:1LjZiCIw
「おいお前!」
突然の大声とともに銃声が鳴り響く。薄れゆく視界には、何人かの人影が見えた。
目を覚ますと、僕は檻のような部屋の中にいた。「ここ…は?」思わず言葉が漏れる。「ようやく気がついたか」この声、確か「…さっきの…?」そう言いながら振り向くと、男が檻の前に佇んでいた。男のシルエットと声から、今朝僕を撃った男と確信する。
15
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 23:01:29 ID:waZcFloA
男は薄笑いを浮かべながら
こう言った
「お前は超常現象を信じるか? 俺は信じる
俺が言う超常現象、もとい信じる超常現象は俗世間で言う
空間転移やスプーンを曲げると言ったアクティヴなものではない
いや、精神が干渉するベクトルで考えればかなりアクティヴか・・・
俺が言う超常現象とは、無意識のうちに働くものだと思っている
そう、人の思い通りに操ることはできない 超常現象だ
俺たちの無意識が示した事象が現実世界に干渉して少なからず影響を与える
肝心なのは、干渉するものが無意識の事象であることだ 決して任意のものは
入り込むことはおろか近づくこともできない
付け加えてそういった無意識の干渉ができる人間はごくわずかな選ばれた人間だ
最早人間と呼ばれるだろうか
意味はわかるか?なぜ俺がこの話を檻の向こうのお前に持ちかけると思う?」
ここまで露骨に出されると檻の向こうからでもはっきり見える
話の目的と、この男の性根の悪さが
「つまり、俺は」
16
:
keN@匿名
:2014/07/20(日) 23:05:27 ID:CMZs4xa.
「長えよ」
つい言ってしまった。
「えっ」男は しまった というような表情を浮かべている。
「長えよ」
また言ってしまった
17
:
ZAKI
:2014/07/20(日) 23:08:10 ID:waZcFloA
わんわんお!(^ω^)
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