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柳本メモ
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大阪大学が木材由来ナノ繊維で「自然な不均質さ」再現、生体模倣などに有効
tps://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/02122/00117/
> 大阪大学の春日貴章氏らの研究グループは、木材由来のナノ繊維を自在に配向・積層させる技術を開発した。
>電気泳動堆積現象を利用した。既存の構造制御技術よりも利便性や自由度が高く、自在な階層構造を実現できる。
>生体模倣(バイオミメティクス)やナノ繊維100%の成型品製造、パターニングなど幅広い応用が期待できる。
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しかもそれだけではない。お前たちは、われわれとの党派闘争の敗北が歴然となったまさにその瞬間に、権力の懐に飛びこみ、それと結託してわが反スターリン主義運動を破壊するため狂奔してきたのだ。
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お前たちがこの間やってきたこと、それは、支配階級・権力の弾圧から自らを防衛するばかりでなく、労働貴族社民ダラ幹やスターリニストによる規制や敵対とも闘いながら、労働運動の戦闘化をめざし、労働者階級の組織化をめざして闘っている真実の労働者を権力の手に売り渡すという行為以外のなにものでもなかった。いやそれだけではない。お前たちは、このような革命的労働者の生命を奪い去るために「心血を注いで」さえきたのだ。一体誰のために、一体なんのために、このような恥しい行為をくりかえしてきたのか? 胸に手を当てて考えてみたまえ。
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「カクマルの労働者が」なぜ「もっとも反革命的である」のか? 答えてみたまえ! お前たちのやってきたことは、権力のイヌがやっていることと、どこがちがうのか? 答えてみたまえ!
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「カクマルせん滅こそが日本革命への最短コース」とは、よくもいったものだ。権力との闘いを彼岸の彼方におしやったこれほどアケスケな権力への「誓約書」をわれわれはみたことがない。要するに重要なことは、お前たちは権力の懐にとびこんだその瞬間から、権力の「革マル派壊滅作戦」の補助部隊へと転落して果てたということである。お前たちの主観的意図がどうであろうと、それは厳然たる事実である。このことをお前たちは、ふたたび考え直さなければならない。
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そしてじっさい、権力は走狗と化したお前たち革共同前進派を自在に操って四次にわたる謀略をしくみ、わが同盟を破壊するために血道をあげたのである。とくにかれらは、労働戦線の深部にしっかと根を張ったわが労働者組織を破壊する恰好の補助手段として、お前ら右翼スパイ・ゴロツキの徒党を最大限利用してきたし、いまも利用しようとしているのだ。お前たちの、わが労働者組織の強靱さへのねたみと羨望を逆手にとり、それを煽りたてながら。
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お前たちが「対カクマル戦争」と称してやってきた行為の一つ一つがもつ階級的意味は、いまや明らかである。
清水よ! 北大路よ! 高木よ! 谷よ! 藤原よ! 殺しを称揚し、革命的労働者を権力に売り渡したことを恥じ労働者階級の前で土下座し、地に頭をつけて「わるうございました」と謝りたまえ! 〈革命〉〈蜂起〉の美名のもとに、マルクス主義のイロハも知らない求殺隊員をたぶらかし、みずからの革共同革マル派へのコンプレックスを満たすただそのために殺しにかりだし、ボロ切れのように権力の前に差し出すという、左翼党派の指導者が決してとってはならない反党的行為を自己批判し、おまえたちがいう革共同全国委員会をただちに解散せよ! 求殺隊を即刻解散せよ! プロレタリア革命への献身というおのれの初心を捨てさり、権力の走狗となることによってみずからをも裏切った汚れ切った己れをみずからの手で清算するために、腹をかっさばけ! これが、革共同全国委員会を現代の黒百人組にまでおとしめたことにいっさいの責任を負っている、お前たちが、今やるべき行為である。
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求殺隊の諸君! いっさいの批判精神もなく、コミュニストとしての主体性もなしにただひたすら清水ら官僚どもに盲従し、またこの盲従を「革命への献身」とはきちがえることによって、革命的労働者や学生や一般市民に凶刃をふるい、血を流したことを恥じ、労働者階級に自己批判せよ! お前たちの〈革命〉への憧憬を逆利用し、お前たちから金をしぼりあげお前たちを殺し屋に仕立てあげお前たちを権力の前にボロ切れのように差しだし、裁判闘争をもネグレクトしている官僚どもと、ただちに袂をわかち、求殺隊をみずからの手で解散せよ! 革命的労働者や学生や市民の血でみずからの手を染めた求殺隊員は、その刃をみずからに向けよ! 革命とは、そのようなものなのだ! けだし革命すべき対象の変革は、対象を変革せんとしている主体そのものを同時に変革することなしには、決して実現しえないのだから。
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現代の黒百人組の官僚どもよ! その求殺隊の殺し屋どもよ! いまお前たちが選択しうる道は、ブクロ派組織=求殺隊を解体するか、権力の走狗として、反革命のテロリストもしくは現代版ファシストに身を貶めるかの二つに一つである。第三の道はない。この二者択一が迫られているのだ。
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われわれは、明言する。すでにのべてきたように、わが反スターリン主義運動は、その担い手を抹殺することによっては、決して破壊されはしない。わが組織は、個人の単なる集合体ではない。反スターリン主義、革命的マルクス主義によって強固に武装され、主体性=組織性に貫かれたそれであるがゆえに、たとえわれわれの構成メンバーが抹殺されたとしても、わが理論と組織と運動は微動だにしないのだ。もちろん、権力にすがり、その助けを求めたとしても事態はかわりはしない。それは、この間のわれわれの闘いが、はっきりと回答をだしている。
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もちろん権力は、おまえたちの組織をなお掌中におき、わが革命的左翼破壊のために、骨までしゃぶりつくそうとするだろう。じっさい、かれら犬どもは、そのためにわが難波力同志を虐殺し、第四次謀略にうってでた。
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いぜんとして、権力にしがみつき、かれらの掌の中でしめ殺されようというならそれもよかろう。もちろん、その場合にはわれわれは、従来にもました大胆な闘いをもって応えるだろう。
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権力の走狗たることを恥じ、労働者階級に自己批判し、革共同全国委員会を解散するのならそれもよかろう。その場合には、われわれはお前たちの組織の死に水をとる労をいとわない。
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怯懦は新たな犯罪であり、それじしんわが鉄槌の対象となるだろう。わが革命のために。
わが日本反スターリン主義運動はいまや決定的な地平をきりひらいた!
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日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派 『共産主義者』48号(1977年4月号、解放社)から。
スパイ集団解放派は即刻組織を解散せよ
スパイ敗軍の将・中原一に革命的鉄槌
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全国の労働者・学生諸君!
一九七七年二月十一日にわが同盟・革マル派は、ふたたび開始されたスパイ集団・社青同解放派の反階級的なテロ襲撃と組織破壊策動を未然に粉砕し、同時に権力の謀略にとどめをさす闘いに決起した。この日、走狗集団・解放派の実質上の頭目(革労協書記長)であり、スパイ殺人者どもの巣窟・青虫軍団の最高指揮責任者でもある中原一こと笠原正義を、われわれはガッチリと捕捉し、断固たる鉄槌をうちおろしたのである。
組織内部に送りこまれた権力のスパイ・ゴロツキ分子によって組織を換骨奪胎され、身も心も完全に権力に売りわたしたスパイ軍団・解放派に残存するすべての諸君! とりわけスパイの頭目中原一の「対革マル戦」なるものへの組織の引きまわしに手を貸し、これを容認しつづけてきた滝口・五辻らの残存幹部諸君! われわれは諸君に崩壊寸前の解放派組織を即刻解散するように勧告する。
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一
二月十一日午後七時二十三分に、わが全学連行動隊は茨城県取手市の取手駅西口広場(新町一―九―一五)において、スパイ集団・社青同解放派の頭目である中原一を完全に捕捉した。日ごろ下部にむかっては「非合法―非公然」活動をがなりたてて官僚風をふかせていた中原こと笠原は、この日もわれわれの手の平でおどっていることをつゆほども知らない。権力の走狗として日々庇護されて安心しきり、また車は安全だという“神話”にとりつかれていたおめでたいスパイの頭目は、専用車(群馬55・の・6304、オウド色のカローラ)を呼びつけて乗りこんだ。この日中原は、権力筋のある特殊な人物と会うためにみずからの住居を出発したのであった。スパイの頭目を乗せ、これまた安心しきっているおかかえ運転手の青虫兵士も、車のうしろを気にすることもなく中原と談笑しながら運転し、取手駅前に一時停車した。この一瞬をわが全学連行動隊がみのがすわけはなかった。
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包囲された瞬間に青虫運転手との談笑はどこへやら、中原は顔面蒼白、恐怖に身をふるわせて、突如車の中から脱兎のごとくとび出した。だがほんの十数メートルも走ったところでへなへなと腰を抜かしてしまった。必死に逃げる中原をひっとらえたわが全学連の戦士たちは、スパイ集団として数々の反階級的大罪を犯し、それを先頭にたって指令してきた頭目にたいして、労働者階級・人民の怒りをこめて断固たる鉄槌をうちおろした。わが同盟が彼らに幾度もの警告を発し反省をうながしてきたにもかかわらず、それを無視し、権力の走狗となってわが同盟や一般労働者や学生に反革命的凶刃を加えることをこととする職業的な殺人者集団になりはてた解放派。この青虫集団の頭目に、わが全学連の戦士たちはマルクス主義的論理と倫理にもとづいて階級的鉄槌をうちおろしたのである。みずから犯してきた罪業におびえた権力の走狗=中原は、頭をかかえてわずかに「人殺し、助けて」と蚊の鳴くような声をしぼりだすことしかできなかったのである。うちのめされた中原は、かずかずの反革命的所業のゆえに心身ともに疲弊しきっていたうえに、五時間以上にわたって茨城県内の病院をたらい回しにされたすえ、翌日の十二日午前十時すぎに死亡した。
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二
この日の全学連行動隊の果敢な闘いは、権力に操られた中原一派のわが同盟や一般労働者や学生にたいする反人民的な襲撃策動(たとえば七七年1・18一般市民にたいする盗聴未遂事件や産別労働者への襲撃準備)を未然に粉砕し、もってわが同盟組織ならびに労働者・人民を防衛するための反撃の闘いとして敢行されたものである。そればかりではない。われわれはスパイ集団・解放派を活用した権力の謀略を粉砕するためにも決起したのだ。
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このかんわれわれは謀略部隊による日大生水本君謀殺・遺体すりかえと七六年12・5福永氏襲撃の真相を、動かしがたい証拠をつきつけつつ全社会的に暴きだし、走狗集団・ブクロ派とそれを背後で操る国家権力を追いつめてきた。窮地にたたされた権力はわれわれの謀略粉砕の闘いに階級的報復弾圧を加えるとともに、誰の目にも明らかになった謀略を隠蔽するための謀略襲撃をしかけてきた。その第一弾が、謀略部隊による日大生水本君謀殺・遺体すりかえ事件の真相をわれわれが社会的に明らかにした(七七年一月二十日)その直後の、神奈川県藤沢市における教師誤爆襲撃であった(一月二十一日)。そしてその第二弾が、福永氏謀略襲撃を決定的な物証をもって明らかにしようとした記者会見(一月二十八日)の直前に、謀略部隊によって急きょ強行された、中野区役所職員・鎌田氏への誤爆襲撃であった。
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権力は、われわれの謀略暴露の闘いによって青虫と同様に絶体絶命の組織存亡の危機に瀕した走狗ブクロ=中核派に、前者の誤爆襲撃を追認させた。そして後者の謀略襲撃を、他方の走狗である解放派に追認させようとしているのだ〔その後青虫どもは、1・28誤爆を追認した〕。権力の謀略グループは、「全人民共闘」路線に逃亡するブクロ派を恫喝し、デマ新聞「前進」に福永氏謀略襲撃と同志水本謀殺・遺体すりかえ事件にかんする権力情報をそのまま書かせた。そして青虫=解放派集団にも謀略隠蔽のための襲撃を準備させようとしていたのだ。
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われわれはブクロ派や解放派などの走狗集団を偽装し、あるいは利用して加えられようとしていたこのような権力のいっさいの謀略を粉々にうち砕くためにも、ブクロ派とともにもはや左翼としての一片の道義性をもかなぐりすてて権力のふところ深く入りこんだ青虫集団・解放派の、反階級的な蠢動を、断固として粉砕したのである。
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すでにミニブクロ派と化して久しい青虫集団は、七五年にはいって反階級的本質をますますあらわにし、スパイ・殺人・挑発者集団に自己を純化した。その立役者は、いうまでもなく組織内部に潜入した権力のスパイ・ゴロツキ分子に実体的に支えられその頭目におさまっていた、精神錯乱分子・中原一こと笠原正義にほかならない。
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七五年八月の社青同大会において、旧解放派系の路線を踏襲しようとする労対派系指導部を追放して社青同中央のヘゲモニーを握った、学生青虫を中心とする中原一派。彼らは、権力に操られて大学への吹きぬけ襲撃をくりかえし、七五年十月八日には情宣活動中の立正大生秋本君を火炎ビンで襲い焼殺するという極悪非道なテロにつっ走った。中原一派にひきいられた権力の走狗・青虫集団は、内部に送りこまれた権力のスパイ分子によって路線的にも完全に変質せしめられた。「対革マル戦争」オンリー主義に転落し、「党派闘争」=「人を殺し殺される戦争」などという「人殺しのすすめ」ともいうべき路線をうちだし、これを組織の重要課題にすえた。彼らは左翼とは縁もゆかりもない殺人・スパイ集団に純化したのだ。そして殺人・スパイ集団としての本性を隠蔽するために、彼らは「人殺し戦争」の観点から対権力闘争を武装蜂起主義的にたたかうことを主張し、かつてパンクした連合赤軍にならって“銃火器の時代”への突入などと挑発者的な言辞を公然と口走りはじめた。組織的にも路線的にもかつての解放派の立脚点をいっさいかなぐりすてて、「非合法―非公然」の軍事組織と「前衛党」の建設をがなりたてた。権力に助けられて組織を換骨奪胎させた中原一派は、完全にスパイ・殺人・挑発者集団としての本性をさらけだした。そうすることによって青虫集団は、かつての旧解放派の立脚点=サンディカリズムを継承する滝口らの労対派と実質上二分解したのだ。
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だが「旧解放派の立脚点の否定」であると中原一派を口先で批判しながらも、その実中原一派に追随してきたのが、滝口らの労対グループである。中原一派が警察権力と一体化して進めた反階級的な悪業・所業を容認しつづけてきた滝口らの労対派。彼らに助けられることによって、中原一派はいっそう権力のフトコロに深く抱きこまれた。
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深刻な経済的危機を脱出することができず、ロッキード汚職の暴露をめぐって政治的にも危機に陥った日本支配階級。彼らは七六春闘が爆発するならばぬきさしならぬ危機に叩きこまれることを恐れて、「産別戦闘」「動労粉砕」をがなりたてはじめた青虫集団を使い、ついに春闘の牽引車・動労への公然たる組織破壊攻撃にのりだした(七六年3・19)。この青虫集団を操った動労襲撃を皮切りに、権力は走狗として十分に機能しなくなったブクロ派にテコ入れしつつも、さしあたり青虫どもをより積極的に走狗として活用しはじめた。権力内部の謀略グループは、ロッキード疑獄の暴露をめぐる支配階級内部の抗争によって追いつめられた。彼らは五月にはいって三木らの追いおとしをはかりながら、世情をかく乱するために謀略をしかけた。謀略グループは路線転換をしたウジ虫どもを「対カクマル戦争」にひきもどすためにも、露骨な第六次謀略をわが革命的左翼の頭上にふりおろしはじめた。
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ゴロツキ分子どもを動員した5・21大東文化大、5・29福教大襲撃などの一連の第六次謀略をウジ虫とともに青虫どもは追認した。そして彼らは、ある場合には謀略襲撃部隊のなかにさえ組みこまれながら、権力の走狗としての正体をおくめんもなくさらけだした。そしてこのように権力の走狗となってわが革命的左翼や一般労働者や学生への襲撃準備をつみかさねていた青虫集団の反労働者的策動をたちきるために、われわれは七六年六月二十七日に青虫軍事拠点三ヵ所を一挙に粉砕し、彼らの蛮行を未然に防止してきた。にもかかわらず、彼らは逆にこれを口実にして、「産別戦闘」をがなりたて、9・8の権力による川崎教組組合員(元中核派)誤爆襲撃(『週刊新潮』ですら襲撃者は“インベーダー”と報道した奇怪な事件)を走狗よろしく追認し、またみずから渋谷区役所の労働者に殺人襲撃を加えてきたのだ。
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一九六九―七〇年の安保=沖縄闘争で破産したサンディカリスト解放派は、組織的危機をのりきるために狂奔した。いっさいののりきりを許さぬわれわれの闘いにたいして、自己の破産を隠蔽して逆にわが革マル派への憎悪を怨念として昂じさせ延命を図ってきた解放派。彼らはわれわれとの党派闘争に敗北し、その教訓を軍事的「物理力」の強化に追いもとめスパイ・ゴロツキ分子を抱えこんできた。実際、七二年11・8事件を政治主義的に利用してわが早大の全学連学生にたいする数度にわたる武装襲撃をかけてきた青虫軍団のなかには、正真正銘のヤクザが組みこまれていた。また七三年九月十五日にわが全学連部隊によって粉砕された武装軍事訓練中の青虫軍団のなかには、「犯罪者解放同盟」とかいう得体の知れないヤクザ集団がいたのだ。
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この青虫軍団のなかに送りこまれた権力のスパイ・ゴロツキ分子を実体的基礎としながら、権力は青虫集団・解放派を操り、七四年秋ごろから大学への吹きぬけ襲撃をやらせてきた。そしてスパイの頭目・ブクロ派書記長本多に革命的鉄槌をうちおろし、ブクロ派組織解体の闘いに最後的な勝利をかちとった七五年3・14のわれわれの闘い――この闘いに象徴される果敢なわが革マル派の闘いに危機意識をつのらせた権力は、わが革マル派組織の破壊のために青虫集団・解放派をも明確に走狗として操り敗残ブクロ派とともに黒三角同盟をとりむすんだ。
このようにわが革命的左翼を破壊するために崩壊寸前のブクロ派とともに青虫を利用するという権力の対過激派対策が現実的に実現されることによって、サンディカリスト解放派は権力の走狗集団に転落した。
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この解放派の変質を完成させ、数々の反階級的な悪業をつみかさねることを指令し指揮してきた張本人こそが、二月十一日にわが全学連戦士によってうち倒された中原一こと笠原正義にほかならない。同志木下、金築、清水、梅田、秋本の未来ある若き生命を、また権力の第六次謀略のなかで数多くの労働者・学生の革命家としての未来と社会的生命を奪いとったスパイ・殺人者集団の頭目にたいして、全学連戦士たちはにえたぎる怒りといまは亡き仲間たちの無念をかみしめ、断固たる鉄槌をうちすえたのだ。
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七四年4・30、6・3、6・6の三連打の物質力によって、数々の大罪を犯してきた彼ら青虫集団にわれわれは自己反省をうながしてきた。われわれの寛大な措置にもかかわらず、これ以降も権力の走狗となって労働者・人民に敵対してきた中原に、われわれは再三にわたって反省をうながす労をとった。だが中原はわれわれの警告を無視しつづけた。そればかりか、いよいよ警察権力との結びつきを強め、警察権力に操られ、抱きかかえられてきた。そして滝口や五辻らは事実上この中原に屈服し、追随してきたのであった。
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三
われわれはいま、残存青虫集団・解放派のすべての諸君にただちに組織を解散するように勧告する。中原一派のつっ走りによって権力に操られたスパイ・殺人・挑発者集団に転落した解放派には、もはやいっさいの展望がたたれている。解放派組織は、権力の手先となって労働者・人民に敵対しつづけることをこととする中原一派と、すでに破産を宣告されたサンディカリズム的社民路線に固執し中原一派に反撥しながらも追随している滝口ら労対一派とに基本的に二分解しているのだ。両者は社民的体質のゆえに相対立する路線をアイマイにし、ただもたれあって同居しているにすぎない。
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権力の走狗に転落することによって青虫=解放派組織は崩壊的危機にある。各地方組織はあいついで崩壊し、組織の基本単位である班組織も指おり数える程度にしか残っていない。労組における大衆的基盤も喪失し、財政的にも危機にあり、エセ「解放」の月一回の発行もままならない状態にある。
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中原一派のスパイ・ゴロツキ分子どもよ! これまでの反階級的な罪業のいっさいを労働者階級と人民のまえに自己批判して組織をただちに解散せよ!
シンヌガー教祖滝口を筆頭とする旧解放派の労対派の諸君!
「解放派の原則、立脚点を否定した」中原一派にひき回され、権力の走狗にまで変質した青虫集団としておまえたちはスパイとともに心中するつもりなのか!
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もはや旧解放派の根本的立脚点たるサンディカリズムは完全に破産し、その組織はもはやスパイ集団にまで変質しさっているのだ。おまえたちが今後とも階級闘争場裡にふみとどまろうとするならば、権力の走狗と化した解放派組織をただちに解散する以外にその道はないのだ。
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残存中原一派が狂乱的な反革命行為を今後とも継続するならば、そのいっさいの責任は滝口と五辻にあることをわれわれはここに表明しておく。われわれは滝口と五辻らの革労協・社青同解放派の残存幹部が、これまでの反革命行為についてどのような立場にたち、どのようなやり方でわが同盟と労働者・学生・人民に自己批判し、階級的責任をとるのかを見とどけるものである。
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いまや、残骸と化した社青同解放派組織は完全にわが同盟の掌中にあるのだ。滝口や五辻らの労対官僚のみならず残存中原一派のチビ官どものすべての生活はわが同盟のまえにはすべからく「公然」となっていることを諸君たちは忘れるべきではない。このことを重ねて警告しておこう。
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いくら「兄弟」とはいえ、ブクロ=中核派の「前進」という名のスパイ通信のデマ記事を唯一のたよりにしてわが革マル派と全学連を「知った」つもりになっている解放派の残存幹部たちよ! 日本型サンディカリズムの終えんをいまだに自覚しえぬやからには、われわれは最後の物質的自覚をうながす労をとるにやぶさかではないことをここに宣言しておこう。
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日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派 『共産主義者』49号(1977年7月号、解放社)から。
権力による焼殺謀略弾劾
日本革命的共産主義者同盟 革命的マルクス主義派 政治組織局
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一
にえたぎる階級的な怒りと、そしてわが革命のためにともにすべてをなげうってたたかいぬいてきた者としての深い悲しみをこえて、わが同盟は弾劾する――四人の同志たちを一挙に焼殺するという憎むべき警察権力によって強行された史上例を見ない残酷な虐殺行為を。
わが同盟政治組織局員・同志杜学(享年三十六歳、筆名鬼怒川良・米川紀夫・貫井信夫)、同志関口誠司(享年三十五歳、こだま印刷庶務課長)、同志伊藤修(享年二十四歳、岐阜大生)、同志伊東亘(享年二十三歳、金沢大生)――彼ら四人の同志たちは、乗っていた車ごとその体にじかに強力な殺傷力をもちしかも爆発性をもった特殊な液体をかけられ、ごうごうたる炎の中で逃げ場まで奪われて焼き殺されたのだ。あまりに悲痛なことには、彼らは閉じこめられた車内で性別すら分からなくなるまで焼きつくされ、そのファシスト的な焼殺襲撃のまえにかけがえのない生命を奪われたのである。
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四月十五日に発生したこの極悪無比な焼殺事件は、明らかに日本国家権力内の謀略グループによる犯行である。福永氏謀略襲撃事件、同志水本謀殺・遺体すりかえ事件でついにその正体を決定的な証拠をもって暴きだされ、そればかりかその後の三波にわたるゲリラ的抗議闘争を頂点とするわれわれの全社会的な闘いによって完全に窮地にたたされた権力内謀略グループこそが、狂気のごとく権力的な報復にうってでたのだ。
同志杜学よ。同志関口よ。同志伊藤よ。同志伊東よ。ほとんどミイラのようになってしまった君たちに相対したとき、われわれは痛烈に胸をえぐられるほかはなかった。しかし、その強くくいしばった口元から、君たちのすさまじいばかりの怒りと不屈の闘志とをはっきりと読みとることができた。われわれは君たちの無残に焼けこげたなきがらをこの両腕に抱きとめながら、にえたぎる怒りで体がふるえるのをおさえることができなかった。われわれは君たちに誓う。諸君の最後のくやしさと苦痛をわがみぞおちにしっかりと移し入れ、階級的な怒りの塊となって謀略グループとその走狗どもを粉々にうち砕くことをもって、諸君の無念を必ずやはらすであろうと。そして、不抜の機関紙・誌発行体制を維持発展させるだけでなく、いっそう強固な労働者組織・学生組織を歩一歩と築きあげてゆくことをもって、諸君の遺志を必ずや実現するであろうと。
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二
四月十五日夜九時すぎ、七七春闘決戦ストにむけて日本労働者階級に檄を飛ばすための任務を終えた同志杜学は、同志関口、同志伊藤、同志伊東とともに車(いすずエルフバン)に乗ってこだま印刷をでた。この車が一キロほど走った所で(浦和市辻一八一三先の一六橋通り上)、憎むべき謀略班は襲撃を加えたのだった。襲撃者は四トントラックでエルフの進行を阻止し、そればかりかうしろからは二トントラックを追突させてエルフをはさみうちにした。昨七六年六月十六日に同様の襲撃を沈着にかわしたことのある同志関口は、危機を脱するべく懸命の努力を重ねたのだった。
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しかし二台のトラックから飛びおりた謀略部隊は、道路横の縁石にのりあげたエルフにたいしてツルハシで窓をこわしボデーの鉄板に穴をあけ始めたのである。しかも驚くべきことに、そこからある特殊な液体を注ぎこみ、特殊発火装置と発炎筒とを投げつけて火をつけたのだ。彼らが車内の同志たちに直接にふりかけた液体はガソリンなどではない。同志たちの焼死体の上半身はガソリンなどでは考えられないほど極度に炭化してしまっていること、同志伊藤の場合は内臓までやけただれていること、それにたいして足はほとんど無傷であること、車内では幾度となく爆発がおきていること、ガソリンが燃えた臭いすらまったくしないこと、これらの点からするならば、謀略部隊が使用した液体はガソリンなどではなく、強力な殺傷力と爆発性をもった特殊なものなのである。米帝国主義権力者がベトナムなどで、またCIAが各種の謀略に、それぞれ使用した特殊な液体を用いて、襲撃者は一瞬のうちに同志たちを焼き殺したのだ。(埼玉県警ならびに消防署ですら“使われたのはガソリンではない”とほのめかしている。)
そればかりではない。人非人的なことには、謀略部隊は炎があがるありさまを見ながら、エルフのドア部分を意識的にこわし、四人の同志たちを完全に車内に封じこめることを意図したのである。
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炎に包まれ絶命寸前の状態にありながら同志杜学らは危機から脱出するための懸命の努力を重ねた。同志関口はクラクションをならしつづけ、アクセルを力一杯踏みつづけたのである。彼は最後の最後の瞬間まで自己の任務に忠実であった。そして、同志杜学の遺体は同志関口をかばうように彼の上におおいかぶさっていた。同志杜学はいかにも彼らしく、死をまえにしても同志関口たち後輩を一身をなげうってかばおうとした。そしてまた、同志伊藤と同志伊東も、後部座席のうしろと助手席でそれぞれの部署をかため、絶命の寸前まで襲撃者どもとたたかいぬいたのであった。
ところで、最初に現場に到着した警官は“なんだ、物損事故か”などとほざき、“バカヤロ、いま人間が焼き殺されようとしているんだ”と消火器をもって家からとびだし、必死で消火していた付近の住民たちから弾劾を浴びせかけられるという始末だった。
車内では同志たちの必死の努力にもかかわらず、数回の爆発がおき、そのたびごとに炎は天井をつきぬけて数メートルも燃えさかった。その体にじかに強度の殺傷性をもった液体を浴びせかけられた同志たちは、ミイラのように焼きつくされ絶命したのである。その口元に怒りとくやしさで歯をくいしばった表情だけを残して。
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三
発生した焼殺事件は、明らかに日本国家権力内謀略グループによる残虐極まりない謀略にほかならない。むしろ彼らは、権力の走狗・青虫=社青同解放派を追認役として狩りだし、事件そのものを“中原一襲撃への革労協による報復”として描きだすことに狂奔しているのだ。
(1) 今回の事件はなによりもその手口からして、JCIAともいうべき、一定の訓練をうけ計画的な準備を重ねた特殊謀略部隊による凶行と断定しうる。
同志たちに致命的な打撃を与えた特殊な液体の異常さ、車の出入りの体制・ルートなどを綿密に調べあげたうえでの無線機を使ったはさみうち襲撃、はさみうち―車の破壊―特殊な液体の投げこみ―放火という極めて職業的な攻撃、わがエルフ車の内部構造を知りつくしたうえで初めて可能となる焼殺戦術、特殊な液体・消防服・出刃包丁・ツルハシ・ナタという虐殺手段・武器・装備の異常さ。これらのすべてが、襲撃者が訓練をうけた特殊謀略部隊であることをはっきりと物語っている。いやそもそも、車内に閉じこめたうえでCIAが使用するような特殊な液体を用いて一挙に焼殺をはかるというその手口のファシスト的凶暴性こそが、誰が下手人であるかを端的に証明しているのだ。
(2) しかも事件発生後に埼玉県警がやったことといえば、“犯人”の追跡でも、現場検証でも、遺体の安置でもなかった(遺体は実に五時間にもわたって現場の焼けただれた車内に放置されていたのである)。むしろ“被疑者は東京方面に逃げた”などと意識的にガセネタを流すことによって、その逃亡を助けたのである。いな、彼らは事前に焼殺謀略を知っていたフシすらあるのだ。最初の一一〇番通報にたいしてただちに、“それは大事件になるかもしれない”と応答しているのだから。
埼玉県警が事件後に全力を注いだことは、最初はウジ虫=中核派を、つづいて青虫を追認役に狩りだすことであった。すなわち、最初は“犯人は中核派かもしれない”と言っていた埼玉県警は、逃走車が白色のマイクロバスであるといわれているところから、現代社前にあった(?)白色マイクロバスが行方不明でこれが犯行に使われた可能性がある、などという馬鹿げた情報を流しつづけ、青虫犯行説の流布に必死になっていたのだ。ありもしない事前のリハーサルまでデッチあげて、おのれの正体を隠し走狗・青虫に追認をせまったのである。
ところが、当の青虫はといえば、“戦果”を発表するどころか十六日未明になっても事件の発生すら知らず、その後は“焼殺まで追認すべきか否か”をめぐってテンヤワンヤの有様だったのである。
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(3) ところで、事件の翌日に秋ヶ瀬橋際の土手で“襲撃に使われた遺留品が発見された”。しかしそこには極めて不可解な事実がまとわりついている。事件後、秋ヶ瀬橋だけには検問体制がとられず、しかも“遺留品”の鉄パイプはあらかじめビニール袋につつまれていた。そればかりか、これらを発見した釣人が見たときにはほかに何もなかったのに、その直後にきた警官が“アッあった”と叫んでツルハシとハンマーを“発見した”という事実。ここには、焼殺謀略事件を“内ゲバ”にみせかけるための意識的な事後工作の跡がはっきりしめされている。
そればかりか、この秋ヶ瀬橋際で四月十一日には制服警官四名がなにやら協議をしており、十四日には自衛隊員三名がジープをとめてなにやら現場調査をしていたという事実が明らかになりつつある。しかも逃走用に使われたというかのマイクロバスは、朝霞の自衛隊駐屯地そばに乗りすてられていたのだ!
以上の事実はいったい何を意味するのか? それは4・15事件が謀略であるという厳たる事実だけではなく、実行者である特殊謀略部隊の具体的な像までをもくっきりとうきぼりにしているのである。
実際、青虫の“声明”なるものは彼らがたんなる追認役を割りあてられているにすぎない存在だということを、否彼らは一挙的焼殺というファシスト的な手口に恐れおののきふるえあがった追認者でしかないという事実を証明してしまった。彼らは、焼殺はもちろんのこと「車に火をつけた」という事実にすらふれることができないのだから。権力の走狗・青虫は謀略グループから追認を強要されながら、実質上追認もできずにちぢみあがっているのだ。しかし、かの“声明”こそは青虫の権力の走狗への変質の完成を物語るのである。
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四
権力内謀略グループは、その特殊謀略部隊を使って、四人の同志の一挙的焼殺という許すことのできない残虐行為にうってでた。
こんにちからするならば、彼らは虎視眈眈と襲撃の機会をうかがっていたのだ。昨七六年来、二週間にもわたって警察網をしいたり、検問体制を強化したり、無線カーを秘密裡に使って動向調査をしたりしていたのだからである。そして、昨七六年六月の、横国大にむかう全学連の車にたいする襲撃の失敗(6・11)、こだま印刷近くでのはさみうち襲撃の失敗(6・16)、解放社の車を狙いながら実行された高速道路上からのデモ隊への火炎ビン襲撃の破産(7・8)。こうした一連の謀略襲撃の失敗を“教訓化”した謀略グループは、この三つの戦術を組み合わせつつ特殊な液体を用いた焼殺というファシスト的襲撃にふみきったのである。
しかも彼らは、わざわざ事前に解放社に“地下帝国の者”を名乗って殺人予告電話を入れ、そこで“三里塚でやったようなことをやる”と語ることによって、青虫を追認役に狩りだす布石をうっておくことを忘れなかった。
そればかりか、埼玉県警警備部長には、ベトナムおよびポルトガルにまででむいて謀略の手口を実地に研究してきた笠井聡夫が配置されていたのである。
ところで、4・15焼殺謀略は、全国の幹線道路を寸断した〈同志水本謀殺・遺体すりかえ弾劾、山口県警による福永氏謀略襲撃弾劾、権力の走狗一掃〉の4・8闘争直後に実行され、しかもわが同盟の機関紙・誌を扱っているこだま印刷を狙って強行されたのだった。ここに4・15焼殺謀略にかけた謀略グループの意図がはっきりとしめされているのだ。
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すなわち、4・15焼殺謀略はなによりもまず、ふたつの謀略事件をめぐるわれわれの決定的な暴露とその社会的な浸透のまえに完全においつめられ窮地にたたされた謀略グループが、権力的な報復にうってでたものとしてある。だからその手口は極めて狂乱的でCIAやファシスト的なものとなったのだ。しかもこの残虐無比な謀略をみずからの走狗・青虫に追認させ、“内ゲバ激化”のキャンペーンをまきちらすことによってかのふたつの謀略事件そのものを一挙にもみ消そうとはかったのである。したがって今回の謀略は、権力の走狗どもが“対カクマル戦”から逃亡するという条件下で強行されてきたこれまでの謀略――わが同盟を破壊するための謀略一般とは明らかに性格を異にしている。
この三ヵ月間のわれわれのダイナミックな闘いによって、謀略の驚くべき実態とその本質は全社会的に浸透していった。ジャーナリズムは次々と同志水本謀殺・遺体すりかえ事件を取り扱いはじめ、東西で知識人も決起を開始した。しかも、同志水本の公判廷では、証拠湮滅をはかろうとすればするほど検察がわおよび市川署はボロをだし、ついに安達(市川署鑑識係員)は変死体Xが同志水本ではないことを実質的に認める証言までしてしまった。それにひきつづく4・8闘争の爆発。それは心底から謀略グループを震撼させた。
ここまで追いつめられ、しかも毎号毎号確実に発行される「解放」によってたえず心臓を射ぬかれつづけてきたからこそ、権力内謀略グループは「解放」発行体制にむけて狂気の報復謀略に走らざるをえなかったのだ。(わざわざ市川署管内の盗難車が使われたということは、こうした4・15謀略の性格を暗示している。)
それだけではない。より根本的には、4・15焼殺謀略はすでに三年間近くになろうとする党派闘争ならざる党派闘争におけるわが同盟の圧倒的な勝利にたいする、警察権力の憎悪をこめた攻撃にほかならない。だからまたこの事態は、謀略グループがどれほど尻をたたこうともたちあがることもできない権力の走狗=ウジ虫・青虫の惨敗ぶりと壊滅ぶりを鮮かにしめしているのである。
第一次謀略以来六次にわたって警察権力が直接にのりだしてわが同盟破壊をたくらみ、そして走狗どもをたてなおす画策をしようとも、わが同盟は微動だにしなかった。そればかりか、七五年の3・28声明にのっとった原則的な闘いによって、われわれは確実に権力の走狗どもを解体してきたのである。しかも、走狗の崩壊におどろきあわてた謀略グループは、強行的に謀略を重ねることによって、逆に決定的な証拠とともにその正体を白日のもとにさらけだされるハメになってしまったのだ。さまざまな謀略をもってするわが同盟破壊策動の歴史的破産が、そして党派闘争ならざる党派闘争におけるわが同盟の歴史的勝利が、4・15事件の根底に横たわっているのである。
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五
虐殺者にたいするわれわれの階級的な怒りはつきるところをしらない。と同時に、四人の同志を一挙にしかも無惨なかたちで失ったわれわれの悲しみは深い。
同志杜学はわが同盟の政治組織局員として、文字通りわが革命運動の最先頭にたってたたかいつづけていたのだった。
米ソ核実験反対の反戦闘争の真只中で早大に入学した同志杜学は、ただちに全学連運動に身を投じ、革共同第三次分裂のただなかでマル学同に結集したのだった。そしてその後、マル学同早大支部キャップ、革共同早大細胞キャップとして縦横無尽にその能力を発揮し、日本学生運動の不抜の拠点にふさわしい運動と組織を早大につくりだしたのである。とりわけ、悪質な反革マル分子・社青同解放派を早大から完全に放逐し、そこにマル学同革マル派の確固たる主導権を確立する闘いを牽引した者こそ、彼同志杜学であった。と同時に彼は早大マル研を主宰しつつ活発な理論活動を展開し、鬼怒川良のペンネームで経済学を中心とする論文を次々と発表した。浪人時代にすでにヘーゲルの『大論理学』にとっくんだほどの思弁力の持ち主であった彼は、とりわけ宇野経済学との対決をつづけ、宇野弘蔵と直接にも幾度か論争をかわしたのであった。彼は、宇野弘蔵の死去にさいしてわが同盟を代表してその葬儀に参列したのであった。彼は全国マルクス主義研究会・中央事務局の一員でもあり、同志黒田寛一の『資本論以後百年』を編集したのは、ほかならぬ彼同志杜学だったのである。
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一九七〇年以後、同志杜学はわが同盟の常任として非公然の地下活動を展開してきた。その過程で、彼はわが同盟の政治組織局員としてあらゆる組織的任務を責任をもって遂行し、わが同盟組織建設の最先頭にたちつづけてきたのだった。したがって当然のことにも、警察権力の謀略からわが同盟を防衛しつつ、権力の走狗・ブクロ派を解体してゆく激烈な闘いを彼は一貫して牽引してきた。しかもそのただなかにおいても彼は労働者組織の建設のために奮闘してきたのであった。首都東京において、そして各地方にもでむきながら、日本労働者階級のなかに強固なケルンをつくりだすためにすべてをなげうって活動しつづけていたのだ。
同志杜学はその人柄のゆえに、多くの労働者同志から慕われ信頼されていた。その革命的な楽天主義、決して動揺することのない沈着さ・冷静さ・意志の強さ、小さなことにこだわらない革命家としての幅の広さ、そしてあせることなく一歩一歩着実に組織的任務を果してゆくその姿勢、これらをわれわれは彼から学びとろうとしていたのであった。底ぬけに明るくて、思いやりのある、そしてたえず労働者の中に身をおいている同志であった。彼はわれわれすべての者にとって精神的な支柱ですらあったのだ。
同志関口、同志伊藤、同志伊東は、わが同盟の機関紙・誌発行体制をガッチリと支えるために奮闘しつづけてきた同志たちであった。
こだま印刷の庶務課長をつとめてきた彼関口は、同時にわれわれの同志として、戦闘的な労働者・人民に確実に「解放」を送り届けるという使命感に燃えてわが同盟機関紙発行体制を地道に支えてきたのである。彼は「解放」発行を妨害しようとするあらゆる策略にたいしてたえず危険な所に進んでその身をおきながら、冷静沈着にその策略を粉砕してきたのであった。長いあいだ苦労を重ねてきた彼はこだま印刷のなかでは、労働者の仲間たちの気持を心から理解し、その人間的なつながりの要のような存在であった。
同志伊藤修は、わが「解放」紙を秋田印刷でつくっていたとき以来、実に二年半にわたって一貫して「解放」発行体制防衛の任務を遂行してきたのである。彼はこの任務の第一級のベテランであり、どこまでも生まじめなその性格を発揮して献身的に「解放」発行を守りつづけてきたのであった。病苦とたたかいながら。そして彼は敵階級とその走狗どもに一度として「解放」に手をふれさせることはなかったのである。
同志伊東亘は満身に闘志をこめて新たな任務についたばかりの同志であった。先輩の同志伊藤から教えを受けようとしていたとき、彼らはともにその命を奪われたのだ。
同志杜学を先頭とする四人の同志を失った悲しみに徹すれば徹するほど、走狗どもを操りながら暗躍する謀略グループ、いや日本国家権力そのものにたいするわれわれの怒りは強固なものとならざるをえない。敵階級とその走狗どもがどれほど残虐にわが同志たちの肉体を焼き殺そうとも、その革命的な情熱と不屈の戦闘的な魂とを焼きつくすことはできない。その情熱と魂とは残されたわれわれの体内に移し入れられ、権力の走狗解体・謀略粉砕にむけて、そしてわが革命の勝利にむけて天をも焦がして燃えさかるであろう。
同志杜学よ、同志関口よ、同志伊藤よ。同志伊東よ。安らかに眠れ。
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以上、ジジィが心酔しているクソみたいな連中の文章の一部w
なんでこいつら、些細な違いでここまで他人を巻き込んで内ゲバしたがるのか?
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