ボローニャ大学 (University of Bologna)
パリ大学 (University of Paris)
オックスフォード大学 (University of Oxford)
ケンブリッジ大学 (University of Cambridge)
モンペリエ大学 (University of Montpellier)
サラマンカ大学 (University of Salamanca)
モデナ・レッジョ・エミリア大学 (University of Reggio Emilia)
ヴィチェンツァ大学 (University of Vicenza)
サレルノ大学 (University of Salerno) (異論もある)
コインブラ大学 (University of Coimbra (1290年にリスボンで創立)
神学を学ぶ大学と世俗の学問の大学のいずれもがストゥディウム・ゲネラーレとして認定された。大学の数は上記の9大学から急速に、ヨーロッパ各地で増えていった。
13世紀末までに、これらの大学の多くは後発の諸大学群と並んで教皇勅書によって「ストゥディウム・ゲネラーレである」という正式な認定を受けた。
それらの勅書は当初、ボローニャ大学やパリ大学という特定の大学に特権を授与したにすぎなかったが、13世紀末までには、試験を受けることなく
全ての大学で講義を行うことができる免状(ius ubique docendi: 万国教授資格)を授与する特権を認める教皇勅書を要求するようになった[1]。