早川智は日本大学医学部学生時代に、現在の所属教室で山浦煌一教授に、研究の手ほどき受け、
City of Hope研究所大野乾研究室留学後、産婦人科医を経て平成19年より教授として着任した。
現在も胎盤を介した垂直感染や生殖器の粘膜免疫を中心に研究しているが、複数の臨床分野、
他学部との共同研究で、我が国を含むアジア諸国の小児ウイルス感染症の分子疫学、HIV/AIDSや
結核における免疫応答の解析とワクチン開発、口腔・消化管・生殖器・皮膚常在菌とアレルギーを
含む免疫応答、進化医学からみた生体防御といった多様な研究を進めている.