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【私物化】健全日記

100κ:2008/11/07(金) 14:17:41 ID:rRoSnusYO
>>100ゲト

101マラカス:2008/11/07(金) 15:22:12 ID:emjTySAIO
見てんのか……

102κ:2008/11/07(金) 18:11:35 ID:rRoSnusYO
当たり前だのクラッカー

103マラカス:2008/11/09(日) 09:14:36 ID:CQN8kwgQO
短篇集読み終えた。『人形都市』(新潮文庫)。悪くなかったです。前読んだ『天の川綺譚』よりよかったんだが、発表年次順に収められたこの初期短篇集の中でさえ後の方に行くだけつまらなくなってるような気がするが気のせいか?

104マラカス:2008/11/09(日) 09:23:49 ID:CQN8kwgQO
以前誰かが言ってた気がするが、文体も含めた作品の提示方法として、どうもいわゆる「文学」の方法論で表現しようとしてる節がある。それが必ずしも功を奏しているかどうかはともかく、こんな面倒なことをよくやるもんだと感心したのは確か。もっとも、それのせいで疲れ果てて架空戦史ものに流れていったんではなかろうかという邪推もできるのだが。正直、テーマとか古くさいし
探してまで読む必要があるかどうかしらんが、『幻詩狩り』の元ネタっぽいのがあったりもしてまあまあ楽しめた

105○保:2008/11/10(月) 19:16:49 ID:/GKdycx60
コニカミノルタの講義はやっぱしんどいですね
今日は半分くらい大塚英志の話だったし

106○保:2008/11/10(月) 20:55:10 ID:AeatBX0s0
しかし『どーなつ』は凄い
文体は惚けてるけどやってることはディックですよ

107マラカス:2008/11/11(火) 14:40:31 ID:3PEsCtcQO
ほう、『どーなつ』おもろいのか。川又に疲れたら読むか

108マラカス:2008/11/11(火) 14:42:54 ID:3PEsCtcQO
んで、その川又のショート・ショート集『あなたは しにました』を読み終えたが、なんとも。二本だけそれなりに気に入ったのがあったが、あとは……

109マラカス:2008/11/11(火) 14:50:30 ID:3PEsCtcQO
そもそも全体的に十ページ前後、中には三十ページ以上のものまでありもはやショート・ショートでもなんでもないだろうという気にさせられる。文章がかなり説明的なせいか、どうも味わいが薄い。ゲーム妄想みたいなやつは当時ならまだしも今読んでどうかというところで疑問だし、女性一人称のやつの主人公の取る仕草などはっきり言って気色悪い
とはいうものの「猫言語」というのは短篇として見たらけっこう楽しめたから、百円分は損してないのかも

110過去の人:2008/11/15(土) 13:59:21 ID:2QIS2Bes0
荒れてしまって申し訳無い。
というか>>110げと

111マラカス:2008/11/15(土) 20:34:39 ID:QuXqeKeQO
べつに……コンセプチュアル・荒れ地ですし

112名無しの会員さん:2008/11/18(火) 17:55:25 ID:iNDnckY20
過疎だから荒れ放題なのでは

113マラカス:2008/11/18(火) 18:38:46 ID:6XZnrgb6O
まあ荒らしてんのは当の俺自身みたいなもんだし。第一、賑わいを求めるでもないし

114名無しの会員さん:2008/11/25(火) 17:50:25 ID:hBnGZov20
最近書き込みがないけど皆忙しくて読む暇がないのだろうか

115マラカス:2008/11/25(火) 20:40:45 ID:Xc27tMdsO
俺はべつに書くことなかっただけなんだが

116○保:2008/11/26(水) 17:46:36 ID:HsR1yLxE0
川又千秋の評論(というか文学エッセイ)を読了
今後彼の文章を読むことは無いでしょう。たまにこの本をパラ読みするくらいか

117○保:2008/11/26(水) 17:53:34 ID:HsR1yLxE0
個別の作品や作家を語ってるところは充分面白かったんですがね
ただ、全体の3〜4割を占めるであろう、70年代風の「オシャレ」な雑文が耐え難い

118○保:2008/11/26(水) 17:59:52 ID:HsR1yLxE0
一部を引用すると

  だけど世界はこんなにもいとおしい。ほとんど愛してしまうほどだ。どうして僕等少年の愛を、世界はこれほどテッテ的に拒絶するのか

とか、

  冬だというのにそいつはやたらとクーラーをつけてみせたがるアジャパーなのだ

とか。
中途半端に古いものが一番ダサいとはよく言ったもので。二十年くらい経ったらまた違った味が出てくるかもしれません。

119マラカス:2008/11/27(木) 01:44:03 ID:PFEOVES.O
そりゃクールだな。二重の意味で
どうでもいいけどジャン・コクトー読み始めた

120○保:2008/11/27(木) 03:34:54 ID:/T.4Uxzw0
なんでまた
子供達だけの世界の話を書いてるからですか

121マラカス:2008/11/27(木) 08:37:53 ID:PFEOVES.O
いやあ、ダンボールあさってたらなぜかあったもんで。他にも妙なもんいろいろあったよ。ウィルキー・コリンズとかフエンテスとかラーゲルクヴィストとか

122名無しの会員さん:2008/11/27(木) 09:43:46 ID:wb/N2cIk0
てっきりマラカスさんが道を踏み外したのかと

123マラカス:2008/11/29(土) 20:57:38 ID:0g31dzB.O
『恐るべき子供たち』読了。フランス人だからいいものを、日本人が真似したらまるで読めたもんじゃないだろうなあと思われる作風に腹八分目の満足

124マラカス:2008/11/29(土) 21:02:14 ID:0g31dzB.O
続けて相変わらず知らないくせになぜか買ってしまったコルタサルの短篇集。とりあえず表題作の「悪魔の涎」の冒頭部を見てみるも、のっけからあまりのイカレっぷりが疲れ目にしんどくて断念。そのうち読むっつーか誰なんですかこれ

125○保:2008/11/30(日) 21:17:14 ID:fPMsLoxk0
コルタサルは短篇の名手として知られているアルゼンチンの幻想小説家です
その文庫に入ってる作品では『夜、あおむけにされて』『続いている公園』『南部高速道路』『すべての火は火』あたりが仕掛けがわかりやすくてお薦めです
正直表題作の二つはしんどいんで、雰囲気だけ味わっておけば良いと思います

126マラカス:2008/12/01(月) 02:42:05 ID:OwAhZf2AO
助かった。つーか自分で調べろってな話だよな

127○保:2008/12/06(土) 13:09:32 ID:UzbIX6bM0
シャングリ・ラのコミック版買ってしまいました

128○保:2008/12/10(水) 16:56:59 ID:qIkW8ZjY0
予感どおり、「とある飛空士〜」がどこかの星の住民っぽい大賞の上位にランクインしました

129マラカス:2008/12/10(水) 18:43:27 ID:b.R7I0FgO
ラノベどんぐらい入ってんだろ

130○保:2008/12/10(水) 19:11:54 ID:zrFoOpVw0
『とある〜』とロミオの『AURA』
ここまで予想が当たるとは。なんだかんだでみんな王道が好きなんでしょうね
あとはやっぱり「口コミで広まったから本物だ」と思う人間が多かったのか

131マラカス:2008/12/10(水) 19:15:33 ID:b.R7I0FgO
念のため具体名ボカしつつやっちゃあいるけどさ、分類上わしらもいちおうそのナントカ人ってことになるんだろうが、怒られるんじゃなかろうか

132○保:2008/12/10(水) 21:35:06 ID:q4Ub6bfw0
無用心でした、以後気をつけます

川又千秋を読む行はまだ続けてるんですか?

133マラカス:2008/12/10(水) 22:17:58 ID:b.R7I0FgO
いやまあべつにいまさらっちゃあいまさらだし構わんのだけど。俺もいろいろ言ってるし
川又さんについてはそうですね、ジョナサン・キャロルと『フェミニズムの帝国』あたりを読み終えたら再開しますかね。次は『宇宙船∞号の冒険』『惑星オネイロスの伝説』の予定。二部作らしいし、たぶん氏の系譜においてそれなりに大きな位置を占めるのではないかと勝手に思い込んでるがしらない

134名無しの会員さん:2008/12/16(火) 01:11:57 ID:P9DmkNuI0
○保さんに『幼年期の終わり』を借りたいのですが、大丈夫でしょうか。

135○保:2008/12/16(火) 17:25:39 ID:HmLCnt1w0
かまいませんよ

136○保:2008/12/19(金) 23:07:38 ID:us9hhMLk0
『とある〜』の続編出るらしいですね
そういやウィルキー・コリンズとはまだ格闘中ですか

137マラカス:2008/12/20(土) 05:57:24 ID:93X2..awO
アレの続編……どう考えても興醒めなんじゃないかという気がするけど
コリンズについてはさて置くに余りあるほどさて置いて、『死者の書』読んだよ。噂に違わずすごかった。正直スロースターターにもほどがあるし、ある程度のところでオチも読めたけど、それにも増して切れ味が半端ないったらない

138マラカス:2008/12/20(土) 06:01:28 ID:93X2..awO
あと、とある本屋でなぜか『空に浮かぶ子供』が新品で悲鳴を上げてるのを発見したので保護しときました。1997年11月28日3版

139○保:2008/12/30(火) 19:16:15 ID:deVTGfGEO
不適切な話題かもしれませんが、何でアメトークって家電芸人ばかり特番でやるんでしょう
あんまり面白い企画じゃないと思うけど
やっぱ宣伝料が取れるからですかねえ

140マラカス:2008/12/30(火) 20:46:47 ID:CS1vVCrEO
神さまぁ〜ずで「業界人受けのいい番組って視聴率低い」って言ってるのとか、ゴッドタンで「金かからなくて視聴率取れる企画をやってないと番組が続かない」とか言ってるのを見た人間としては、しょうがないじゃんとしか言えない

141○保:2008/12/30(火) 21:39:03 ID:deVTGfGEO
そうすか 
すいません

142マラカス:2008/12/30(火) 21:46:22 ID:CS1vVCrEO
いや、いいと思います

143κ:2009/01/04(日) 00:33:43 ID:S3NpKuAsO
あけおめ

144マラカス:2009/01/04(日) 01:04:11 ID:/i3PhyA2O
なぜこんなタイミングで

145名無しの会員さん:2009/01/04(日) 02:38:06 ID:7ZdOawY20
今年もよろしくお願いしませう

146○保:2009/01/31(土) 14:51:12 ID:MiBFwTogO
カトーからラヴクラフト全集が無くならない理由がわかったかも知れません

147マラカス:2009/01/31(土) 16:43:09 ID:XMGMgKQ.O
聞こうじゃないの。ちなみに今コルタサルとフエンテスを交互に読んでます。おもしろい

148○保:2009/01/31(土) 18:36:01 ID:MiBFwTogO
簡単に言えば店員の趣味なんですけどね。副店長ポジションの
クトゥルー神話がらみの本がある棚の前で、他の店員にラヴクラフトについて熱心に説明してるところを目撃したので

フエンテスは今度探してみます
ちなみに二月二日のすき焼きには参加できそうですか?

149マラカス:2009/01/31(土) 18:39:47 ID:XMGMgKQ.O
いちおう明日帰る気でいるんで。そっかーあの人かーつーか俺最近あそこでクトゥルー関連買っちゃったよ

150○保:2009/02/01(日) 00:41:26 ID:iy5YMvoA0
今更ですが気になることが一つ
田中ロミオってラノベ書く前からこんなに有名だったんですか?
あくまでネット上の話しですけど褒める人はやたら多いし、某賞にも二年連続でノミネートされたわけで
『人類は衰退しました』単独の力でここまで騒がれるとは思えないんですよね
ロミオのエロゲをやった人ってのは結構多いんですかね

151名無しの会員さん:2009/02/01(日) 03:01:53 ID:VJ6eMDtA0
デビュー作の『加奈』(99年)からして評判よかったですからねえ
ラノベ作家としてはともかく、ゲームのライターとしては既に十年ものキャリアがあるわけで
そういう経緯だからそのスジの人間から名声を博すってのならわかるんだけれど、そういうゲームをやってない(と思われる)層からの支持はよくわからんね

あの賞の選定委員は皆マラカスさんみたいなゲーム遍歴のある人と考えると合点がいくが、まずありえないだろうし

152マラカス:2009/02/01(日) 18:24:21 ID:GYwnsZh2O
静岡から小田原藤沢新橋またにかけてるあいだにさらしもんですかアタイは……

153○保:2009/02/23(月) 16:57:36 ID:nCeBLx0IO
就活で出かけた先で、SFマガジンと奇想天外のバックナンバーが安く大量に売ってる店を見つけました
いずれ戦利品持ってきます

154マラカス:2009/02/23(月) 19:08:34 ID:AHAw6.EgO
じゃったら私のほうは小林恭二の例のやつをたまたま見つけたので今度進呈しよう
今はフリオ・リャマサーレスという人のを、例によって誰なのかまったく知らないまま買ってしまい読み始めたのだがこれがおもしろい。あと『クラゲの海に浮かぶ舟』がおもしろかったです。あいかわらずなにがなんだかよくわからんが

155マラカス:2009/03/05(木) 09:35:08 ID:8xhrT7LQO
今回の静岡行で何冊か読めそうなので、時間ができたらなんか書くかもしれねーです
今んとこ以前いった川又氏の二部作を読み終えました。あとはなんとなく手に取って冒頭の一編がやけによかった福澤徹三の『再生ボタン』と、読めたら『幻詩狩り』ですかね

156マラカス:2009/03/09(月) 17:13:04 ID:FaCyvtPcO
予告してからずいぶん経ったもんだが、なんか書きます。まずは『宇宙船∞号の冒険』について
結論からいうと、まったくおもしろくなくはないといったところ。長ければいいってものでもないが、「生命の意味」とやらを求めて宇宙にへと旅に出る……みたいなスケールの話で文庫本一冊の二百ページちょいというのはどうなのよという
しかも「ハードコアSF的」とかいわれてたのが舞台設定やガジェットについての細かい描写をさしているのかなんなのか俺にはわからんが、それをやるならもっと作品の本質にかかわる部分を書き込むべきだと思ったし、エピソードもこの手の作品形式にしては少なく、終盤が駆け足すぎる……と不満が残る。しかも、いわゆる古典を知らない俺がいうのもアレだが、オチがなんだかありがちっぽい旧約聖書にたくした円環ものというのがなんだかなあという感じでした。リアルタイムではどんな受け取られ方したんだろう

157マラカス:2009/03/09(月) 17:15:27 ID:FaCyvtPcO
続けて『惑星オネイロスの伝説』を読んだ。前作の続編というかサイドストーリーにあたり、長さは同じぐらいで、一つのエピソードについて掘り下げている
だからというべきかしらんが、前作に比べ格段におもしろかった。まあそれでももう少し尺がほしかったけれど
かなりファンタジー色の濃い作品で、現実よりも夢の世界に住むことを重要視するオネイロスの王の視点から語られる。彼らはいわゆる「獣人」の外見をしており、なにしろおとぎ話のような世界観なので、結末に至るまで非常にライトなイメージが強い
極端におもしろいわけではなかったけれど、一般読者も引き込もうとしての手加減があってのこれなら、まあまあ納得できるという代物。『幻詩狩り』が楽しみになった

158マラカス:2009/03/09(月) 17:16:59 ID:FaCyvtPcO
ここで気分を変えてホラーでも読んでみるか……と思い、なんとなく手に取ってみたのが福澤徹三『再生ボタン』。デビュー短編集に手を加えたものらしい
角川ホラー文庫二冊の表紙のイメージだけで正直あなどってる部分がなくもなかったが、これは本格的におもしろかった。冒頭の「厠牡丹」からしてすさまじい。たかが十ページ程度の作品でありながら、語り手が次第に誰なのかわからなくなっていく様は北野勇作に通じるものがありつつも、終始シリアス
他は怪談調のものが多く、この手のものはなんとなくエピソードばかりが先行してしまいがちという偏見があってなかなか入りづらいのだけれど、この人は作品ごとにさまざまな語りの趣向を凝らしているので読んでておもしろい
個人的にはあと「顔」のような掌編が気に入ったけれど、「廃憶」の、短編でありながら長編のような風格にもやられた。他のも読んでみたい

159○保:2009/03/10(火) 15:53:00 ID:Wfv07AHEO
13日って都留にいますか?
その日に例の会誌を印刷しようかと

最近読んだ「シズカの海」に感動しました。今は「箱男」読んでます

160マラカス:2009/03/10(火) 16:22:16 ID:qUlgBuJoO
昨日帰ってきて、しばらくはいられるはずです。青いところに住んでる人は……まだ新聞がえらいことになったまんまなんだろうか
「シズカの海」は読み返してみるとたしかにすごかった。最初に読んだのが前すぎてほとんど忘れてたけど
「箱男」は当時の俺はなんじゃこりゃと思ったけど、今思えばわりとわかりやすいし解釈もいろいろやれそうな作品かもしれないと思う

161名無しの会員さん:2009/03/10(火) 22:04:55 ID:5hsDLxjs0

 げ
  え
   !

新聞が酷いことになっていましたが先ほど片付けました
マラカス氏が前に言及していた『傀儡后』読んでるけど、展開がころころ変わりすぎだったり、登場人物が気持ち悪すぎたり、出てきたと思ったら退場しちゃったり
そんなこんなで話についていくのがやっとって印象
二周するのが前提なんだろうか

あと、紫なんて全然でてこねーじゃねーか!

162マラカス:2009/03/10(火) 22:20:26 ID:qUlgBuJoO
俺も打ちながらそう思ったがね……
あと紫さんはぶっちゃけもう出ません

163マラカス:2009/03/11(水) 00:18:40 ID:Y4XxJyUUO
あとすげえどうでもいい気になること言っていいかな






たいていファミリーネームで呼ばれるもんだと思うんだけど、なんでダンテってファーストネームで呼ばれるんだろうね

164マラカス:2009/03/13(金) 10:51:24 ID:fm/3.wtwO
ついに『幻詩狩り』読了。これは傑作。改行の多すぎる文章、プロットの練り方、本作の問題となる「詩」自体の説得力のなさ、オチの付け方……といったあたりでの不満もないではないけれど、時期的に離れていないはずの前掲二作となぜここまで差が生じるんだろうかと訝りたくなるおもしろさ。これだけ復刊されるのも納得という出来映えでした
さすがに幻視力を要する場面なんかは牧野とか北野とかを読んだ直後では分が悪いと思われるが、あそこらへんのよりもずっとスタンダードな楽しみ方もできると思います

165○保:2009/03/13(金) 21:55:38 ID:5wBCgQTUO
川又さんについては、幻詩狩り以外の作品に残念なものしかないのが不思議です
「恐怖記録器」読みました。この人は、書くことについての小説をSF要素に絡めて書いてるのかなと思いました。

166○保:2009/03/13(金) 21:58:03 ID:5wBCgQTUO
関戸克己の「小説・読書生活」という作品がこの本に少し近いと思います
気が向いたら探してみたらよいかと

167マラカス:2009/03/13(金) 22:02:29 ID:fm/3.wtwO
うひーぜんぜん知らねえ。今度調べとくわ

168○保:2009/03/15(日) 15:23:58 ID:ZNq17AO6O
私事で恐縮なんですけど、うちの爺さんの兄弟が一同に会してヤバかったです
実家がラテンアメリカ文学でした
マラカスさんが俺の家で育ったら中上健次になったかもしれません

169マラカス:2009/03/15(日) 20:08:29 ID:KjaNbUWwO
なんかもうすげえな

170マラカス:2009/03/19(木) 20:05:45 ID:GViCR136O
ふと思いついたセリフのせいでミルハウザー読まないといけなくなったんだけど、何読めばいいのかご存じなかろうか。ぜんぜんしらねえ

171○保:2009/03/21(土) 12:10:41 ID:J09LzrjQO
最初は短編集の『イン・ザペニー・アーケード』または『バーナム博物館』のどちらかを
その次に『三つの小さな王国』って順でどうぞ
幸いなことに全て生協に置いてあります

172マラカス:2009/03/21(土) 13:44:08 ID:ZbnDa4AcO
ほっほーそりゃ幸いだ、情報サンクス。まあ図書館で借りてもいいのだろうが

173○保:2009/03/29(日) 03:15:38 ID:cm1ZO0s6O
伊藤計劃が今月の20日に肺癌で死んだそうですが

174マラカス:2009/03/29(日) 06:39:55 ID:8i5ZXJZMO
「夭逝の作家」みたいのにリアルタイムで遭遇したのって初めてかもしれん。
惜しまれます。

175○保:2009/03/31(火) 00:46:50 ID:MGo2YKyI0
昨日は世にも奇妙な物語やってたんですね


どうでもいいことで悪いんですが、来年の某賞の予想を備忘録代わりにここで。
『夜は短し歩けよ乙女』(森見登美彦/角川文庫)『秋季限定栗きんとん事件』はほぼ確実に候補入り。桜庭の『砂糖菓子〜』も。
『アクセルワールド』は無い。アニメ化される類の作品は上位に来ないから、今のところラノベで候補になりそうなものが無い。
「ダ・ヴィンチ」的な作品の比率が上がるような気がします。

176○保:2009/03/31(火) 08:47:42 ID:fd3RKkqkO
マラカスさんは、半村の作品は何を読んだんですか?
連投すいません

177マラカス:2009/03/31(火) 11:04:49 ID:p8GcSKuUO
実は威張れるほど読んじゃいないんだよな。短編は何本か読んだ覚えがあるけど、一冊読み通したのは実は『能登怪異譚』だけだったり……。
いずれ中断していた『魔境殺神事件』も含めて何冊か読みます。

178マラカス:2009/03/31(火) 11:15:23 ID:p8GcSKuUO
で、山田正紀の『神曲法廷』を読み終えたところなんだが、とんでもなかった。個人的には(まあさほどの量があるわけでもないけれど)今年に入ってから読んだ中でも、北野勇作の『クラゲ』や小林恭二の「流れる」、福澤徹三の「厠牡丹」といったあたりまでを抑えてぶっちぎりで堪能しました。コルタサルの「続いている公園」とだと微妙。
続編の『長靴をはいた犬』は入手済みなので、近いうちに読みます。

179越高:2009/04/03(金) 22:39:59 ID:DgJ6zK3A0
オレのブログからブックマークつけといたんでよろしく
http://blog.goo.ne.jp/looksthatkill

180マラカス:2009/04/04(土) 09:57:42 ID:UwXR8f.AO
わりと皆さんやられる……

181○保:2009/04/22(水) 15:30:24 ID:f59gW20oO
とうとうバラードが死んでしまったそうです。
なんか俺訃報ばかり書いてますな。

182マラカス:2009/04/23(木) 01:13:28 ID:HaY3amwEO
それは本当に残念なことですね。
バラードは個人的に、たぶん海外のSF作家としてはたぶん一番最初に気にした人なので、妙な思い入れがあります。

183おいたはダメよ:おいたはダメよ
おいたはダメよ

184おいたはダメよ:おいたはダメよ
おいたはダメよ

185○保:2009/05/05(火) 20:12:33 ID:3ENEVQcEO
一位は舞城、二位が某口コミ

186名無しの会員さん:2009/05/05(火) 23:53:52 ID:NZcXuRdA0
大学生がお勧めする本の二位がラノベとは…

187マラカス:2009/05/06(水) 05:55:45 ID:4Z0fJeC6O
次が見えない

188○保:2009/05/07(木) 23:04:44 ID:yqK9yPN2O
エリアーデは全集の「一万二千頭の牛」と、別の単行本の「ムントゥリャサ通りで」しか読んでませんが、全集版の文章は頭に入りにくかった印象があります。
硬かったり装飾過剰だったりする訳文にもノりやすいものはあるんですがエリアーデはどうも
ムントゥリャサは全体を通してのミステリ的な仕掛けというものがよくわからないまま読了してしまったんで今度再読します

わり待ちにコメントすべきだったか

189マラカス:2009/05/08(金) 05:01:50 ID:gKpOAB.gO
どっちでもいいけど
まあ正直頭もあまりさえてなかったしなあ
正直雨ん中で読む方が集中できた気がするんだが、つくづく図書館向きじゃねえなあとは思いましたよ

190○保:2009/05/10(日) 16:05:12 ID:/SF7Me0gO
地元のブックオフで再生ボタン入手しました。そこで一緒に買った日本版クトゥルー神話アンソロジーに佐野史郎の名前があったんですが、あの人小説も書いてたんですね。
あと、新刊書店で見かけた『這い寄れ!ニャル子さん』というラノベが気になりました。元ネタはまあ予想つくでしょう。

191マラカス:2009/05/10(日) 18:41:01 ID:Z3EdMKx2O
一瞬わかんなかったけど、検索して合点がいった。ネタ的にはとうに二番煎じどころの騒ぎでもない気がするけど、どう料理してんだろ

偶然……のわけはないけど、福澤の『廃屋の幽霊』を読み始めた。冒頭のだけ読んだけど、わりと「普通の現代小説感の強いまっとうなホラー」という作風を突き詰めたような感じに仕上がっていて、『再生ボタン』でいえば「幻日」に近いと思う
『再生ボタン』だとやっぱり好きなのは「厠牡丹」と「顔」でしょうかね、変なのというところでは。短いし

192○保:2009/05/13(水) 02:19:14 ID:tDaynJfU0
「かめくん」が第一回小松左京賞落選のようです

193マラカス:2009/05/13(水) 10:05:02 ID:ZbcO54MUO
わざわざどうも

まあ、無理もないだろうなあとは思う。さて次は『レクイエム』と『鬼火』と『人喰いの時代』と『サイコトパス』、どれを読もうかな

194○保:2009/05/16(土) 04:25:40 ID:0acE1AMM0
『クラゲ〜』が日本の古本屋で六千円近い値がついていて愕然としました

195マラカス:2009/05/16(土) 13:20:29 ID:wd4jCBa.O
マジかい……そりゃあ、それだけ出しても欲しいって人はいるかもしれんが、いくらなんでも、ねえ……

196名無しの会員さん:2009/05/27(水) 13:16:11 ID:Dza/K2gw0
栗本薫が先日亡くなったそうですが…

197マラカス:2009/05/27(水) 13:29:42 ID:MEJ9WjLUO
ああ……各方面から同じ情報が……

198○保:2009/05/29(金) 01:35:13 ID:eHKOSyfUO
こういう形で薦めても読まないでしょうが、一応。
伊坂幸太郎は新潮文庫の三冊が良いです。

199マラカス:2009/05/29(金) 03:31:42 ID:f2.9/pIIO
いやたぶん読むよ。実のところけっこう期待してるし、とりあえず目についたものから手に取ろうというスタンスで買っていたので。

200おいたはダメよ:おいたはダメよ
おいたはダメよ

201○保:2009/06/16(火) 00:07:40 ID:RG2uogsA0
今月出る集英社文庫でまたジャンプ漫画家が近代作品の表紙を描くらしいですが、今回はマジでやばいですよ
テニスの王子様の作者が「走れメロス」、ブリーチの作者が芥川の「地獄変」と安吾の「堕落論」を担当だとか

202マラカス:2009/06/16(火) 09:13:37 ID:RG.rxIQcO
ヤバいってヤバいって意味でヤバいんだろうが、もはやそれ大丈夫なのか?
べつにいいけど

203κ:2009/06/16(火) 13:13:45 ID:N7B.bf0QO
ワロタwwww

204○保:2009/06/19(金) 17:27:32 ID:9BYZBIoEO
主に長老さんへ。
今月出たサイゾーって雑誌で村上春樹に批判的な特集やってますよ。春樹があまり好きじゃない私から見てもどうかと思うような俗物記事ですけど、春樹読者に関する指摘はわりと妥当。
めんどくさいから無視してましたが、世間ではずいぶんな論争になってますねえ。

205マラカス:2009/06/19(金) 21:05:50 ID:LIDMMmnYO
某所にて、件の新刊を買ってる婆さんを目撃。読むのか……婆さんが……
で、ちょっと思ったのはいつもの通り、自分らが爺さんになったとき我々は実際なにか読んでるのかということ

206おっ:2009/06/20(土) 04:42:50 ID:01qYzxNs0
司馬遼太郎を読むマラカス氏か
想像できんな

>>204
OK、駅南いったときにでも読んでみよう

「肖像画」と『フェミニズムの帝国』を読んだ
前者は前半が胃の痛いお話で、後半は説教と種明かし
後者は楽しめたけれども、前に読んだのと比べると小粒な印象

いい加減に借りたのを読まないと、返却期限が…
あとはアルファオメガくらいだったかしら?

207おいたはダメよ:おいたはダメよ
おいたはダメよ

208○保:2009/06/28(日) 21:56:08 ID:hBsvrCdg0
この前見せたガガガのやつ読んでるんですが、なかなかしんどいです。数ページ読んではタブッキに逃避という
たぶんラノベの中では一般人でも読める真っ当な作品という位置づけなんでしょうがこの手の文章は読んでてどうもむずがゆくなります。「ラノベ読み」の方々はすごいなあと
個人的には奈須の方が抵抗が無いかも

209○保:2009/06/28(日) 22:01:36 ID:hBsvrCdg0
たまに見てる書評ブログで知ったんですが、来月は面白そうな本がいろいろ出るみたいですよ
ディッシュの長編が国書、ボルヘスの評論集が岩波文庫で復刊、あと岡本綺堂の怪談集が小学館文庫で
そういやカトーで河出のフエンテス買いました?

210マラカス:2009/06/29(月) 06:12:43 ID:9UCA3XhQO
何から答えりゃいいんだという感じだが、とりあえずフエンテスは買ったってのとロックスターをファミマで見たってとこからか?

しかしアレな。後書きで提示されてる作者の身に起こったとかいう出来事がなかなかに羽振りがいいが、作品は果たしてそれを越えるものなのかな?
最近思うのはさ、たぶん「乙一以降」って言い方でだいたい当たりなんだろうけど(乙一が必ずしも悪いというんでなく)、普通の青春小説にわざわざミステリ要素からめなきゃ駄目なのか? と思われるものがまあまあ多いような気がするんですが、よくよくラノベって看板つけときゃ売れるもんだなあなどと思わないでもないです。
それとも完成度でも高いんかいな。

211○保:2009/07/09(木) 20:32:32 ID:zCNgShr20
最近イラっとしたこと
ttp://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1027682090
これに対するいろんな掲示板の反応もなんだかなあと

212○保:2009/07/09(木) 20:36:43 ID:zCNgShr20
「息子がドグラ・マグラという本を」で検索した方がいいか
まあ、どうでもいいことですがね。すんません

213マラカス:2009/07/09(木) 20:56:14 ID:dQ6qOI8IO
確かに凶悪だが……想像を越えないな、この層は

214○保:2009/07/16(木) 22:30:23 ID:ZvcM9jPYO
図鑑かめが泣ける。特にカメ天国。
ある種の人たちに読ませたら春樹っぽいと言われてしまうんだろうかとも思いましたが。
ちなみにカトーにあったグインサーガの鉄人は誰かが買ったようで。

215マラカス:2009/07/16(木) 22:38:55 ID:z9cmHKHUO
泣けるのか、アレが……なんつうか我々、若者らしいところがないのかね……

しかし誰が鉄人を志したんだろう。「カッチカッチやぞ」って感じなんか?

216マラカス:2009/07/16(木) 22:58:32 ID:z9cmHKHUO
って書き忘れたけどあたしゃ泣けるのは「かめさん」の方でそれでも気に入ってるのは「カメ天国」の方で
まあ最初に読んだ北野作品がそれだったからというのもあるんだが

ちなみに「蟻の行列」は光文社文庫の例の瀬名英明セレクションに入ってたりしますが知ってた?

217○保:2009/07/17(金) 00:00:37 ID:WTfpGNToO
入ってたんですか?
気付かなかった

218マラカス:2009/07/17(金) 00:10:18 ID:aHJXouOoO
ってよく見たら人名間違えてるじゃねえか。凹むわ。寝る



どーでもいいけどあの本、「窓鴉」の挿絵が豪華すぎて笑える


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