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ネタの書きこみ131
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近年になって公開された米軍史料だと、大声で叫びながら萬歳突撃してくる集団は銃撃で迎撃できる射的の的だから、さほど怖くなかったそうです。
……それでも、時に遭遇した間合いが狭くて充分な射撃時間が確保できない場合は、手負い獅子の如く乱入されると同士討ちになり兼ねないので急いで離脱したそうですが。
問題は、そして日本側には知らせないようにしたのが、「サイレント・アタック」と呼称された「腕の立つ個人ないし少数による無言の斬り込み」。
夜間、哨戒中の兵士が誰何もなく切り捨てられたり、テントに誰か入ってきて味方がトイレの後で間違えたのかと思ったら敵で、叫び声も挙げず悲鳴も上げさせず、無音で刺突してくる。
実際の損害よりも、闇の中から何時、どこで襲ってくるか分からないという恐怖で、警戒心過剰になった哨兵がトイレに行っているだけの兵士を無警告で射殺したり、寝ぼけてテントを間違えただけの友軍兵士を敵襲と誤解して射殺する事例が続出。実は斬り込みの被害よりも、こちらが多くて問題だったとも。
……実は帝国陸軍の銃剣術は精神修養的な面が大きく、戦技は奥義ともいうべき入り身の素突きしか教えない教官が多く、返し技など応用を省いて教えない場合が多かったとも。
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