したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

日本大陸を考察・ネタスレ その153

120透過の人:2019/08/08(木) 21:16:04 HOST:softbank126077075064.bbtec.net
日墨ルート 改訂版
1941年ドイツではヴィルヘルム2世が崩御し、ヴィルヘルム3世が新たな皇帝となった。
一方、アメリカではその前年の1940年に民主党のヒューイ・ロングが大統領となっていた。
この2国に対して警戒を強めていたイギリスではチャーチルが首相に就任した。
こうして、第二次世界大戦への準備は着々と進みつつあった。
当時の軍備状況としては海軍では20インチ搭載艦であるインコンパラブル級を擁するイギリスが日本と並び最強と考えられていたが、
ドイツはこれに対抗するべく、空母6隻を主力とする機動部隊を編成したほか、エレクトロボートをはじめとする潜水艦戦力も侮れなかった。
アメリカでは少数の艦でイギリス海軍に対抗すべく重雷装艦の整備やロケット魚雷の開発が行われていた。
また、新型航空巡洋艦の名目で事実上の装甲空母の開発も進められていた。(注1)
陸ではアメリカ軍の強さは未知数だったが、なんと言ってもドイツ軍は脅威だった。
ドイツは自らの勢力圏であるロシアから人材を引き抜くと、それを自らの為に利用したのだった。
後にパンター、レーヴェと呼ばれる戦車がそれだった。アメリカではドイツ人技師からの指導により新型戦車が作られる事になる。
対する連合国側はフランスとオーストリアの共同開発で生まれた新戦車に加え、イギリスのmk-5巡航戦車カヴェナンター(注2)などもいた。
空では英独ともジェット機が初飛行していたが、実用化にはまだ遠いと思われていた。(注3)
そのため、主力はスーパーマリン・スピットファイアやホーカー・トーネード、フランスとオーストリアではドヴォアチンD550bis(注4)、
ドイツではハインケル博士が設計したアルバトロスD11(注5)や新進気鋭のフォッケウルフ社製の試作戦闘機、ロシアではカルトヴェリが設計したKrt-2(注6)、アメリカではカーチス社のP- 60(注7)などレシプロ機が主力だった。

このような状況で各国は2度目の世界大戦を戦う事になる。

注1 巡洋艦名目で押し通すため魚雷発射管なども装備したためトップヘビーだった。
注2 史実のものとは違いネイピアライオンエンジンを搭載したクロムウェル相当。
注3 その頃日本では憂鬱疾風が零戦として飛んでいた。
注4 史実ドヴォアチンD550にマーリンエンジンを搭載下機体。
注5 史実He-100相当
注6 史実P-43相当
注7 史実より前倒しされている。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板