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日本大陸を考察・ネタスレ その151

812ホワイトベアー:2019/05/31(金) 23:14:27 HOST:157-14-225-220.tokyo.fdn.vectant.ne.jp
そう、この時の戦場であった黒溝台方面では雪が降っており、航空機による支援や偵察が不可能なことも合わさりこの状況が生まれてしまったのだ。

そして戦闘開始から1日たった24日、援軍として送られてきた第12歩兵師団と海軍海兵隊臨時混成部隊が狼洞溝付近に集結する。

この時、第12歩兵師団参謀長 由比光衛大佐は黒溝台の防衛拠点を一時的に放棄する事を発案、第12歩兵師団司令部はこれを受けて黒溝台を守る臨時第戦闘団に退却を命令する。これを受けた臨時第201陸戦戦闘団司令部は命令の撤回を求めるが、連合軍総司令部の命令だとして再度命令され、日没と同時に撤退を開始してしまう。

そして、翌日の25日、第12歩兵師団が黒溝台への攻撃を行おうとしたのとほぼ同時にロシア軍の攻勢にあい、黒溝台の奪還どころか沈旦堡の救援すらできない状況に陥ってしまう。これにより黒溝台を占領したロシア軍はそこを拠点化してしまう。

さらに南方では営口を強襲したミーシチェンコ騎兵団の襲撃によって五家子の守備隊が蘇麻堡へ退却、牛居の歩兵部隊も柊二堡へ退却させられ、臨時第202陸戦戦闘団が守備する沈旦堡や臨時第203陸戦戦闘団が守備する三岳が完全に包囲されるなど各戦域で苦戦が続くことになる。

時ここに至り連合軍総司令部もようやくロシア軍が攻勢に打って出たことを認識、大慌てで予備戦力であった第2軍の全軍を黒溝台に送り込むと同時に、第1軍をロシア軍の牽制攻撃が行われている前線に援軍として送り込む。しかし、両軍ともに遼陽にて待機していた事もあり、いまだしばらくは黒溝台方面は3個師団で耐えなければならなかった。

戦闘開始から四日後の26日には海兵隊臨時混成部隊と沈旦堡、三岳に籠る第2陸戦師団の臨時陸戦戦闘団が協力しこれらの拠点を包囲しているロシア軍に攻撃をしかけ、その包囲を解くことに成功、両拠点の陥落と言う最悪の事態を避ける。また第14歩兵師団がミーシチェンコ騎兵団に対抗する為に戦力の1/4を戦線南方に派遣し、これ以上のミーシチェンコ騎兵団の進撃遅らせる事には成功するなど局地局地では建て直しているように見えたが、全体としてはの依然として戦況は連合軍にとって不利であった。




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