したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

中編以上のネタの書き込み その59

960影響を受ける人:2018/12/02(日) 21:43:41 HOST:softbank060068219187.bbtec.net
【影響を受ける人版 ストライクウィッチーズ:改訂版】
この作品にはTS要素が含まれています。
オリキャラ化が含まれています。と言うかオリキャラが出てきます。
最低系である最強要素があります。
オリジナル設定、個人的解釈が入っています。
それでも良い、という方のお読みください。



提督たちの憂鬱×ストライクウィッチーズ
第弐話 ――近くて、遠い縁者――



正体をバラし、数日後の秘密会議に出席した際、

「誰だ?」「すげぇ美人。」「白い貴婦人・・・ふつくしぃ・・・・・・」
「あれ? 袴っぽいの履いてる。」「本当だ。 ・・・この世界に転生した女性は、この試練に打ち勝たなくてはいけいのが辛い!」「だよね〜」
「わかるか?」「辻正信や、山本長官が騒いでない所を見ると・・・」「ふむ。席順を見るに、地位の高い人物だと御見受けするが・・・」

ザワザワ騒ぐ一同の前に現れた正体不明の美人に、様々な憶測が飛び交うが憶測の域を出ない。
それを辻が手を叩いて治める。

「静粛に。これより夢幻会の報告を兼ねた会議をしますが・・・その前に。」

注目が美人に集中するのと同時に、立ち上がって一礼した。

「皆さま、私は天皇系のお仕えする侍従長の一人、九曜葛葉と申します。」
「侍従長?」「まじか・・・」「あれ。でも、前世でそんな立場な人っていたっけか?」

再びざわつき始めた一同の反応に満足そうに微笑む美人に対し、正体を知る者達は底意地悪くなった彼女の答え方に頭を抱える。
そんな思いなど知らぬとばかりに口を開いた。

「前世は男です。」
「「「「「・・・え?」」」」」
「海軍にいました。」
「「「「「ええ!?」」」」」
「死んだら戦国時代でした。なんやかんやあって不老化して、現状400歳近いですね。」
「「「「「はぃぃ?!」」」」」

「子供も産みました。」
「「「「「なんだってぇ!!」」」」」
「ちなみに名前は嶋田繁太郎です。」
「「「「「・・・・・・嘘だァァァァァ!!!」」」」」(男性陣の慟哭

絶世の美女による爆弾発言は、周囲を驚嘆させて大混乱に陥れた。
責任をとって鎮静化させた九曜は、会議後に色々な質問を受ける事になった。
あらゆる質問にスラスラと答えるのだが、家族となると様々な理由を付けてはぐらかす。
その態度に一部の夢幻会メンバーが訝しむが、長命で信じられない月日を生きている彼女だから。
思い出すのも辛いのだろうと思い、誰も指摘しなかった。

▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼△▼

原作大幅に内容が異なる扶桑海事変を乗り越えた【夢幻会】。
事態収拾にてんやわんやし、未来に向けた行動をして行く。
その中にあって九曜葛葉“嶋田繁太郎”は、強力な怪物と言えるネウロイと交戦し、休眠してしまった。
【夢幻会】は慌てたが幸いと言うべきか、前世に比べると影響が小さい部署にいる。
天皇家には悪いとは思いつつ、政務や軍務に注力した。

半年後。休眠を終えた彼女は体の調子を一週間で戻し、天皇陛下に無事を伝えて半年もの間留守にしていた事を詫びた。
そして現状を把握し、海軍が機能不全に一いりそうなくらい人材が消えていることに驚いた。
原因を探ったら天皇陛下が勝手に観戦していた。
急いで飛び出したのだからそれは気になると言う物。更に護衛巫女達が天皇の御言葉に逆らえるはずもない。
事実を知った九曜は米神を揉みつつ天皇陛下に対し苦言を言い、【夢幻会】に謝罪した。

せっかく海軍の邪魔が入った事を教えなかったのに・・・っと。
その際、永野修身に海軍に戻る意思が有るか聞いてみたのだが、

「今の生活の方が充実している。社員を見捨てるようで悪い。」

と言って断られた。
それからも忙しい日々が続き・・・あくる日。久しぶりに九曜こと…嶋田が【夢幻会】会議に出席。
滞りなく会議は終り、そそくさと帰ったり、仲間内で駄弁ったり、九曜が持ち込んだ煮物(長年の経験が生み出す至宝の一品)を食べたりしていた。
その中で彼女は辻正信等と旧交を温めていたのだが、ふと何かを思い出した。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板