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パロロワクロスネタ投下スレ3

1管理人★:2009/07/30(木) 17:44:43 ID:???0
前スレッドが5000間近のため新規スレッドを用意いたしました。
クロスオーバー文章ネタ等を扱うスレとしてご活用ください。

866やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 11:58:56 ID:???0
富竹「じゃあ上位入賞者のみんな、上半身裸で頼むよ! 富竹フラッシュ!!」

ピエモンB(萌もんパッチ外した)「綺麗に取って欲しいのサ」
富竹「フラッシュ!」
刃牙「男が萌えらるはずがない…そんなふうに考えていた時期が俺にもありました」
富竹「フラッシュ…」
サスケ「拙者が上位でござるか!?」
富竹「フラッシュ」
( 0w0)「ウェ━━━━━━━━━━━━ィ!!」
( 0M0)「最萌デナイダド? フザケルナ」
富竹「…」

遊戯「なぁにこれぇ」
圭一「わかってない!審査員は萌えをわかってない!」
こなた「まさかこんな結果になるなんてねぇ」

867やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 12:50:58 ID:???0
夏奈「萌えの定義なんて曖昧なんだ。 だからどんなに頑張っても周りと価値観が違えば無理なんだ」
シンヤ「黙れ予選落ち」
夏奈「・・・・・・いっそ春香や千秋みたいに出なければよかったorz」

868やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 13:10:15 ID:???O
アニスバル「ゆ・・・優勝はまだしも、上位も取れなかったなんて・・・パロロワにはいっぱい出てるのにィーーー!!」
ロボスバル「こっちなんて予選落ちだよ、ヤンデレ萌えは需要があると思ってたのに!」
カオススバル「優勝できなかった・・・ネウロ様に叱られに行こうっと♪」

869やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 13:43:52 ID:???O
カオスミク「『外見はともかくキャラが萌えない』とエントリーすら拒否された私よりはマシですよ」
七期6/「さては今までの俺への仕打ちはその腹いせか」
カオスミク「おっと動いちゃだめですよ。まだ撮影中ですから」
七期6/「くっ……後で覚えてろよ!!」

870やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 18:51:23 ID:???0
滝「というわけで、出場者の連中から審査の結果が納得いかないと、審査員にものすごいブーイングが来てるぞ!」
本郷「ムゥ」
ギャバン「いや、ムゥでもフラガでもなくてだな……だから萌えをろくに理解できてない俺達にやらせるなんて無謀だったんだ」
風見「ンッハッハッハ、甘いぞ烈!ヒーローたるもの、萌えの一つくらいは理解……いや、体現してみせねばならん!」
本郷「おい、風見何を……」

風見「そこでわめいている連中!お前さんがたの萌えとやら、しかと見せて貰った……
  だが、一度下した審査は覆らん!そして、あえて言おう!!

  お前さんがたの萌え、日本じゃ二番目だ!!」

(ブーイング増加)

風見「ヒュウ……チッチッチ。ンッハッハッハ」(自分を指差す)

ギャバン「あんな挑発して、とりあえずこれから何をする気なのか気になるが」
本郷「それ以前に本当に萌えを理解してるのか?あいつは」
茂「いやー、あの人のことだからとんでもない形で日本一の萌えを体現する可能性も……」
滝「その前にあいついっぺん連中に袋叩きにされるべきだと思う」
ギャバン「いや、その流れは完全にあいつのパターンに入るぞ」

871やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 19:28:49 ID:???0
士郎「……言峰」
ユーゼス「貴様が変なことを言うから……」
言峰「待て。この場合、私は完全に冤罪だ!!」

872やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 19:55:16 ID:???0
>>871
七期6/「いや、>>832の影響が大きいな。完全に言峰のせいだな」
カオスミク「今までの行いがアレでしたし冤罪を主張されても誰も信じませんよい」

873やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 20:06:58 ID:???0
ゾフィー「もういいだろう。>>867で言われているように、萌えの定義は人それぞれだ。
     それを、わざわざ一番を決めたり順位・格付けなどをする必要などないだろう。
     皆の一番はそれぞれの心の中にある。それで十分ではないのか?」
ギャバン「いいこと言うな。まあそこで止めとけば何も問題はないんだが」
ゾフィー「ここは公正を規す為、私が優勝の座を預かろうじゃないか。
     あえて私が道化を演じようではないか。決して、光の国での捏造材料にするわけではないぞ!」
タロウ「だからなんでいちいち余計なことを付け加えるんですか……」

874やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 22:22:49 ID:???0
マリオ「それにしても夏ももうすぐ終わりか。クライマックスなイベントがやりたいもんだ」
早苗「クライマックス……花火大会とかどうでしょう?」
ゴエモン「んー、いっそ皆で山登りとかしてみねえか?」
マリオ「……某永遠八のごとく宿題っていうのはナシな」


理樹「あはは、僕女装してまで入賞したのに誰も気にかけてすらくれないや」
ルイージ「よしよし」

875やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 22:37:10 ID:???O
ゲイナー「ヤーパンの夏の終わりと言ったら山程のホームワークなんだろ?」
ドラえもん「そんなの誰から聞いたんだ、ゲイナー君」
アーカードナルド「よかろう」
言峰「それを望むなら仕方あるまい」
先生「我々が一肌脱いで作ってさしあげましょう」
ユーゼス「腕がなるな」
東方腐敗「フハハハハ、儂も協力しようではないか」
グラハム「国語は任せろ。私とフラッグの馴れ初めから……」
カオスミク「誰が解くんですかコレ」
02「よ〜し、やるぞ!」
七期6/「お前はいつも前向きでいいな」

876やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 23:24:19 ID:???0
のび太「うわぁぁぁ!なんでこのスレでまで宿題なんかしなきゃならないんだ!」
ドラえもん「君がゲイナー君に吹き込んだのか……ま、今年はいつものように最後に泣きを見ないよう、
  今日明日中に済ませよう。じゃ、今夜のお題は宿題を……」
アニ長門「それには反対したい」
ドラえもん「……は?」

アニハルヒ「宿題?そんなの最初の3日で済ませたわよ」
アニキョン「3日ぁ!?」

アニ長門「今下手に宿題を済ませられると、ループが終わらなくなる可能性がある」
ドラえもん「31日までこのお題は待て、と?」
のび太「SOS団だけ無視して僕達だけで進めればいいんじゃ……」
アニハルヒ「あら、何の話してんの?」
ドラえもん「うわぁぁぁっ!なんでもない、なんでもないですよ〜っと!」
アニハルヒ「?」

877やってられない名無しさん:2009/08/23(日) 23:30:42 ID:???O
七期6/「読書感想文やら絵画やら自由研究やら音楽の課題曲やらもやるのか?」
カオスミク「その辺は最後にまとめてやるってわけにはいかないですからね」
先生「大丈夫、それらのかわりに『作文』だけを課そう。テーマは以下の通りだ」


【クロススレにいるキャラのうち二人を用いて、萌え萌えで甘々なラブストーリーを書け。三レス以内で】

878やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 01:04:50 ID:???0
シャマル「じゃあ私とヴィラルさんの甘々な話でも…」
シモン「あれ?ヴィラルってクロススレで出てたっけ」

879やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 01:07:54 ID:???0
覚悟「クロススレに出ていないからと言って人々の記憶から離れているとは限らず」
服部「本編でも主人公バリバリだけどどこかしらなにか足りなかったあんさんが言うことかね」
覚悟「……狸よりはましだ。 そして俺は空気じゃなかった」
JUDO(どこかしら最後の落ちはとられていたがな)

880やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 01:52:48 ID:???O
漫画かがみ「いや、そんな顔を向けられても困るから」
ヒナギク「でも正直アレは反則よね…」
漫画アカギ「ククク…違いない…」
服部「お前が言うなやある意味諸悪の根源」

881やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 10:08:25 ID:???O
カオスレン「俺たちは『物理的衝撃を加えた場合のボーカロイドの破損・変形に関する研究』っていう自由研究をやったんだけど」
カオスルカ「写真や動画もふんだんに使った労作よ」
6/「公表できるのかそれは」

882やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 10:32:13 ID:???0
夏休みの間のみんなの日記を魅音とレナが見てみました。

○圭一:奴隷日記
アニ2奈緒:金ぴか観察日記

魅音「圭ちゃんは自分の様子、奈緒さんはギルさんのことを記した日記かぁ」
レナ「境遇は同じでも日記は別なんだね」


カオスミク:マスター非道日記
ゾフィー:夏休みの私活躍日記

魅音「ミクさん……不憫な」
レナ「ゾフィーさんはノーコメントなんだよ、だよ」


○梨花:ニコラスとの生活日記
GR2なつき:クリスとの(ry
ニコ霊夢:KASとの(ry
アニ2シャマル:ヴィラルさんとの(ry


魅音(ビリビリビリィ!)
レナ「みぃちゃん! 最後のだけは許してあげて!!」

883やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 10:50:35 ID:???0
>>878
ヴィラル 15回(273位)
シモン 1回(1478位)
※3スレ目>>500時点の登場回数

作成人「言っちゃなんだけど、君よりははるかに出てるよ」
シモン「……」

884やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 18:12:56 ID:???0
ドラえもん「出ても気付かれない、ヴィラルさんがかわいそうだよ。
      僕はもういいんだ、でもみんながみんな忘れられても平気ってわけじゃないんだよ」
シモン「う……ごめん」

885やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 20:35:07 ID:???0
アニこなた「じゃあさ折角だし他のグレンラガンの人たちも
紹介してあげれば?」
シモン「でもアニキもニアも俺より出番多いし、
あとはヨーコか・・・」
アニこなた「またいた、出番の少ない巨乳キャラが」

886やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 23:10:12 ID:???0
ヨーコ「でもロワ本編で早期退場でネタがないからしょうがないじゃない」
シモン「それはこっちもだよ…しかもなんか完全に原作のポジション取られちゃったし」

クロミラ(…ここは謝るべきところでしょうか?)
ティアナ(やめときなさい、余計辛気臭くさせるだけよ)

887やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 23:40:59 ID:???O
ユーゼス「次のお題を考えたのも私だ。
今日は皆さんに『非ロワ的』な意味で二つのチームに別れて戦争してもらいます。
振り分けは対主催・危険対主催組がAチーム、マーダー・主催がBチーム、エピローグ組は中立だ。
基本的な勝敗は考えてないのでとにかくより多く相手チームの人間を蹴散らせ。
ちなみに一度死んだらこのお題が打ち切られるまで復活できないのでそのつもりで」
 
【第一次パロロワ世界大戦勃発】

888やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 23:52:38 ID:???0
滝「ちょっとまて、俺たちが中立ってどういうことだ!」
紫「なんか出番がなさそうねえ」
ゾフィー「ただでさえ自重しているのに酷いな」
ギャバン「流石の俺も今日は抗議するぞ」
そうじろう「断固抗議する」
不破刃「うおおおおおおおお!!」

6/「微妙に違う奴も集まってないか?」

889やってられない名無しさん:2009/08/24(月) 23:58:49 ID:???O
>>888
02「悲しいけど、それが戦争なんですよ」
10/「02さぁぁぁぁぁぁん!それ意味違いますよ!」

890やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:11:00 ID:???O
川田「おいおい、ロワで散々殺し合ってさらに戦争か?もううんざりだぜ」
マリオ「ものスゴくリピートしてるからな、アンタ」
パピヨン「リピートしまくってる愚かな書き手は気にも止めてないようだが」
ガウルン「戦争ったって直接殺し合うだけが能じゃないぜ? 横から幇助して美味い汁吸うのだって立派な戦争だ」
アキト(二次)「汚いなさすがガウルン汚い」
リリーナ「なぜそうやって戦おうとするのですか。人には言葉があるのですから、争う必要など何もないのです」
言峰「よかろう。ならば論争、ディッ!ベートをしようではないか」
キール「いいね。素晴らしい意見だ」
ルイージ「なんかこの人達まともな事言ってるのにものスゴく嫌な顔をしてる……」

891やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:19:08 ID:???0
神(笑)「けひゃひゃひゃひゃ、この時を待ってたわ。神を馬鹿にする愚か者どもを蹴散らしてやるわ」
でっていう「勝つのは俺だっていうwwww」
言葉「誠君、誠君、誠君、誠君、誠君、誠君、誠君、誠君……」
アーカード「ほう、貴様がこちら側とは珍しいな」
アンデルセン「黙れ!、こんなことでなければ誰が貴様らと共闘するものか!」
勇次郎「け、戦争ごっこかよ。まぁ、楽しめればそれでもいいけどよ」

セイバー「彼らと共に戦うのですか……」
シグナム「こういう時は肩身が狭いな……」
冥王「ふん、肉体労働は奴らに任せて罠でも仕掛けたら課題が終わるまで時間を潰すか」
ライダードラス「相手側に食べたい人もいるけど一度死ぬと終わりだからここは様子見だね♪」

892やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:24:46 ID:???0
七期6/「ところで勝利したチームはどうなるんだ? 何か賞品とか無いのか?」
カオスミク「疲れそうですし賞品が決まるまでやらないぞとごねて時間を稼いでるんですか?」
七期6/「だってこんな疲れることして賞品も無いなんて詐欺だろ?」

893やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:29:20 ID:???O
【蝙蝠】:kskキョン、ニコKAITO、その他ヘタレ
日和見主義者的にコロコロと所属勢力を変える

【武器商人】:七期6/、カオスミク、カオスKAITOなど
両方の陣営に取り入って、最終的に一番利益を得る連中

【レジスタンス】:バーロー、K1、外山など
戦争そのものに反対し、戦闘の早期集結を目指してアングラで奮闘する


ルイージ「なんかこんな人たちも出てきたんだけど」
ニコミク「とりあえず全員ムカつきますね」

894やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:34:23 ID:???O
七期6/「そうだそうだ、せっかくだから着替えろお前」
カオスミク「何がせっかくなんですか!?」
七期6/「え〜と、今日のリクエストはニコロワの偽HAL厨さんからだ」
カオスミク「悪意バリバリっぽいPNですね」
七期6/「HAL様は完璧パーフェクトに美しすぎます。その完璧な美貌を、一部でもアナタに(笑)だそうだ」
カオスミク「ちょっ、マスター、まさかそのマント……」
七期6/「HALと言えばこの格好だろ?」
マルク「詳しく知りたい人はニコロワを読むのサ」
ピエモンB「一度読んだ人間もまた読み返すといい。新しい感動がある筈だ」
カオスミク「アナタ達の仕業ですか! 嫌っ、ちょっとマスターホントやめて、アッーーー!!」

895やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:34:24 ID:???0
ギャバン「というか中立少なくないか」
滝「まぁエピローグ組で目立ってるのって基本的に俺らだけだからな」
紫「だったらめぼしいエピローグ登場者を連れてきますわ。ちょっと待ってて」

数分後

秋子(GR)「あらあら」
栞(GR)「私ってロワのおかげで助かったといえなくもないから不思議な気分です」
あの子(書き手2)「一応最終話からなんだけどね」
ユーノ(アニロワ)「何気に勝ち組といわれます」
古泉(アニロワ)「ええ、SOS団で一人だけはぶられたのは僕ですよ。それが何か」
コタロー(アニ2)「また変なところに来ちゃったなぁ…」
C.C.(アニ2)「坊やばかり目立つが、私も相当恵まれんな」
奈緒(二人目)「いやまぁ確かに厳密にはあたしはエピローグキャラだけどさぁ…」
赤い人(アニ2)「私、ここにいちゃいけない気がする」
金の人(アニ2)「それを言うなら私もですよ…」

ギャバン「…またコメントに困る面子だな」
紫「意外と少ないのよねぇ。エンペラーは問題外だしもって来れないし」
滝「というか何人か待て。特にそこの赤ん坊と赤色と金色」

896やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:44:24 ID:???0
なのは「あの女が増えたと聞いてやってきました」
紫「歩いてお帰り」

897やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 00:47:23 ID:DU0vCyJYO
ギンガナム「ふははははははは、この時を待っていたぞ!!」
柿崎「よりによってアーカードの次に戦争好きなコイツが動き出しやがった!!」
タケシ「おまえは人間じゃねぇ!!」
富竹「時報はもう嫌だあぁぁぁ!!」

【柿崎 戦死】
【タケシ 戦死】
【富竹 戦死】

ギンガナム「絶好調である!!」

898やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 01:39:03 ID:???O
大戦の喧騒からは遠く離れた、静かな山奥の湖畔に佇む荘厳な建物。
大きいながらも成金趣味を感じさせないそれは、別荘というより史跡のような印象すら与える。
ここに此度の大戦の動向を左右する人物がいるとは、にわかには信じられない。
私は意を決すると、その家のドアを叩いた。
最初に出迎えたのはメイドだった。
「0100111010001110」
彼女はそう言ってにっこり微笑み、私を案内し始めた。
多分、『ようこそいらっしゃいました。こちらへどうぞ』とか言ったんだと思う。
長い廊下を歩いていると、ある部屋から
「ああっ、お姉ちゃん、もっとぶって!!」
という声と、鞭で尻を叩くような音が聞こえてきた。
まあ、人の趣味はそれぞれだ。口は出すまい。
「110110001110001010」
案内された部屋の前で息を整え、ノックをしてから扉を開ける。
部屋の中には一人の男と一人の少女がいた。いずれもインターネットなどで何度も見た顔だ。
少女のほうはさっきのメイドと似た顔で、なぜか裸マントという頭のおかしい格好をしている。きっと変態なんだろう。
「戦火の中、よくぞここまでいらしたな。まあ前置きはいい」
男のほうが口を開く。
6/。表世界では作家として通っているが、大戦下では両陣営に武器を融通する組織の元締めという顔も持つ。
もっとも6/という名前の大戦関係者は一人や二人ではない。彼は一般的には「七期6/」などと呼ばれている。

899やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 01:40:31 ID:???O
「単刀直入に行こう。要求は?」
「はい。イナバ物置を五十個、エアを三本、エクスカリバーを二本。それを発注させてもらいたい」
「ふん、それくらいならすぐでも用立てできるが……こちらも商売だ」
「存じております」
私はそう言うと、懐から分厚い封筒を取り出して机の上に放り投げた。
七期6/はそれを拾い上げて中をあらためた。次第にその顔がほころんでいく。
「おお!!これはまさしくみなみんのスク水!!こっちはブルマ!!寝顔まで!!」
「マスター、もう少しは知的な顔ができないですか?」
裸マントの少女が呆れたようにつぶやく。
「だいたいそれ犯罪ですよ」
「武器商人に今更犯罪もクソもあるか」
「……同じ犯罪でも、もうちょっとスケールが大きい感じにですね」
「ふん、中途半端に胸のある貴様には貧乳の絶対美などわからんか」
「なっ!!」
話が心底どうでもいい方向に行きかけたので、私は起動修正する。
「それで、取引の件は?」
「ああ、この報酬なら特別サービスでイナバ物置は二百個にしよう」
「マスター!!何言ってんですか、大赤字ですよ!!」
「お前は黙っていろ」
「ああ、また明日から、池で釣った魚と森で取った木の実だけを食べる生活に……」
力なく泣き崩れる裸マントの少女。気の毒だが、こちらも勝敗がかかっている。
「では引き渡しは明日の朝、そちらの前線基地近くで。俺と同じ6/という名前の男が商品を持っていく」
「わかりました。彼は有名ですからすぐにわかりますよ」
なにしろ、常に周囲に美少女をはべらせているというからな。
「それにしても……」
と、七期6/は笑いをかみ殺したような顔で言った。
「あんたは一体、そのナリでどうやってこの商売を運ぶつもりだ?ーーーブリさん」


【ブリ@東側陣営】
イナバ物置×200、エア×3、エクスカリバー×2を獲得

900やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 01:55:22 ID:???0
ゴエモン「オイラ……対主催側でいいんだよ、な……?」

マリオ「……えーと」
早苗「……うーん」
ルイージ「……そのう」
ニコミク「……それは」

ゴエモン「な、なんでい!?お前ら目をそらすんじゃねえ!」

901やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 08:07:45 ID:???O
ニコキョン「アーッ!」
ラノキョン「アーッ!」


【Aチーム ニコキョン 戦死】
【Aチーム ラノキョン 戦死】


阿部さん「ふぅ……出てこなければ、犯られなかったのにな」


らき圭一「く……さすが阿部さん、俺達に出来ないことを平然と犯ってのける」
ヒナギク「シビれもしないしあこがれもしない」
ハヤテ「というか阿部さん一人にこっちの男が壊滅されそうなんですけど……」
ジョセフ「こんなときにやることは一つ……逃げるんだよォォォーッ!」


らきキョン「圧倒的じゃないか、阿部さんは」
kyon「いやあ、敵に回すと恐ろしいが、味方になると途端に頼もしくなるもんだな」
阿部さん「おいおい、そんなに誉めるなよ。ところでお前ら、一つ頼みがあるんだが」
kyon「頼み? 何だ?」
らきキョン「エースの頼みだ、俺達にできることなら何だってきいてやるぜ」
阿部さん「嬉しいこと言ってくれるじゃないの。いや、あいつら相手じゃどうにも物足りなくてな……
  単刀直入に言うと、お前らも や ら な い か 」
kyon「……え」
らきキョン「ちょ、待t」


アーッ



【Bチーム らきキョン 戦死】
【Bチーム kyon 戦死】

902やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 08:27:34 ID:???0
【Aチーム スバル小隊】
なのルルーシュ「そうか……ロボスバルはBチームに配属されたか」
kskスバル「最終的には危険対主催だったんだけど、途中の無差別マーダーの頃の印象が大きかったからね」
アニスバル「カオスのあたしも、ネウロやアーカードについてBチームに行っちゃった」
ガルル「カオスのあいつはそう簡単に組織を鞍替えする軟弱者なのか?」
らきスバル「多分それ以前の、それも致命的な問題だと思いますけど……」
なのスバル「それでルルーシュ、作戦内容は?」
なのルルーシュ「うむ。まずアニスバルが前に出て、天地乖離す開闢の星で敵をなぎ払う。
        戦力が削がれたところへ、らきスバルがマスターボールから東方不敗をして一気に落とす」
スバルs「「「………」」」
ガルル「……大雑把だな」
なのルルーシュ「う……うるさいな! 俺だってたまには戦術で戦略を覆してみたくもなるんだよ!」
ヒューズ「まぁ気持ちは分からんでもねぇけどよ」

903やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 11:03:48 ID:???0
遣作「鬼作よぉ。お前が対主催ってのはどういう事だ?」
鬼作「遺兄ィ、俺はあンたについていく事はできねぇ」
遣作「ほう、芋虫が言うようになったじゃねぇか」
鬼作「あンたについていったら、いつ裏切られるかわかったもんじゃねぇ」
遣作「はん、俺たちの命なんざそんな惜しむような命か?
   俺たちが死んでも誰も悲しまねぇし逆に喜ぶだろうよ。そんな命にどれだけの価値がある」
鬼作「遺兄ィ、あンたにゃわかんねぇよ。そりゃ俺たちの命に価値なんざねぇさ。
   死ぬ時ゃ死ぬ、それも確かさ。でもよ、死んだらもういい思いができねぇんだよ。
   おれより歳食ってるあンたにゃわかんねぇ。おれはまだヤりたりねぇんだ」
ランス「ヤりたりないだと、貴様みたいなブ男に俺様のカワイコちゃんはわたさーん!」
鬼作「ちょ、同じチームだろ、空気読め!」
ランス「ランスアタタターック!」

【鬼作@葱ロワ 戦死】

遣作「くっくっく、芋虫にしちゃ面白い最期だったぜ!」
ランス「貴様もだ、ランスアタタターック!」
遣作「ぐあー、なんだこの結末!」

【遣作@葱ロワ 戦死】

ランス「がーっはっはっはっは、邪魔なブ男は消え去った!
    というわけで早速カワイコちゃんをやりにいくぞ! シィル! ユリーシャ!」
ユリーシャ「はい」
シィル「またランス様が他の女の子と、ひんひん」



臭作「空気だったから助かった……」

904やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 13:34:38 ID:gfry3xfE0
勇次郎「邪ッ!!」
アンデルセン「エイイイイイイイイメン!!」
ギュオー「重力指弾!!」
ブロリー「カカロットォォォ!!」
アニルイズ「るるるるるるるるるるる」
スネ夫「ママーッ」
谷口「WAWA!?」
レオ「ぎゃああああああ」
カズキ「斗貴子さん……」
Dボゥイ「ボルテッカーーーッ!!」

【Aチーム スネ夫@アニロワ 戦死】
【Aチーム 谷口@二コロワ 戦死】
【Aチーム レオ@ギャルゲロワ 戦死】
【Aチーム カズキ@漫画ロワ 戦死】
【Bチーム ギュオー@kskロワ 戦死】

カミーユ「くッ、こちらの被害が大きい」
アムロ「Bチームはこちらより数は少ないが、戦闘力が高い者が多い
    逆にAチームは数こそ勝るものの、戦闘力が低い者が多い
    おまけに、対主催と危険対主催で固められたこちらは、
    全体的に統率力が弱いから、向こうの力押しで飲まれてしまう
    ……最悪の場合はアレを使うしかない」
カミーユ「アレですね……」
アムロ「できれば勇者的に人類最悪の兵器であるアレを使いたくはないのだがな」
シャア「……おい、なぜ、私と核ミサイルを見る?」

905やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 15:09:15 ID:???0
ウォーズマン「ガオウライナーが来たぞォォォォ!」
アニはやて「まずいことになったなぁ……空飛ぶ列車で兵員を直接本陣に送られたら、えらいこっちゃで」
アニクレア「よし、ここは俺に任せろ。列車なら俺のホームグラウンドだ」
アニはやて「んー、確かに任せたいとこやけど、恐らくあの中には超人級の敵がうじゃうじゃ……」
????「なら俺も混ぜてもらおうか」
アニクレア「アンタは?」
セガール「俺かい? ただのコックさ」

アシュラマン「ガオウライナーが堕ちたぞォォォォ!」
メガトロン「たった2人に制圧されただとぅ!? ええい、なんて情けない!」

906やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 16:32:14 ID:???0
>>904
メガトロン「ええい、ここは目には目を、刃には刃を、核ミサイルには核ミサイルだ!」
クアットロ「だから何で何時も何時も私を核ミサイルに縛りつけるの! 嫌! 嫌! 嫌あぁぁぁぁ!!」

907やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 16:46:51 ID:???0
老賢者「核なんてワシが落としてやるでござんす。っていうかおいどんはどっちチームやろ」
遊戯「主催だったしBチームじゃないの?」

908やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 18:15:34 ID:???O
ksk古泉「あの……何で俺がBチームなんでしょうか? 一応俺は対主催なんですが」
オルタ古泉「……本気で言っているのならロワ内での行動を思い返すといいと思いますよ」
ラノ古泉「しかし見事にどの僕もこっちのチームなんですね」
ニコ古泉「ま、僕は彼さえいればどっちのチームでもいいんですけどね」
ksk長門「……その『彼』が先程戦死した件」
暗黒長門「なん……だと……」
アニ朝倉「ちなみに殺したのはこっちのチームの阿部さんね」
神(笑)「けひゃひゃ……ちょっと阿部の奴喰ってくるわね」
ニコ古泉「僕も手伝いましょう。あの野郎、よくも愛しの彼を……」
オルタ朝倉「いや、私怨でこっちの戦力を削るのはやめてほしいんだけど」
ksk古泉「……本当、何で俺がこちら側なんでしょうね」

909やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 19:35:29 ID:???0
どっごぉぉぉぉん!!
【Aチーム シャア 戦死】
【Bチーム クアットロ 戦死】

カミーユ「ダメです、発射した核ミサイルが相殺されました!」
キラ「これ以上もちません!いくら僕達が勇気で対抗しようにも……」
アムロ「ちぃっ!対主催がこうも脆いとは!だが諦めるな、勇気ある誓いがある限り……」
???「クズが。そんな曖昧なものに頼る時点で、お前達の底が知れるな!←ツン
    だが一応俺も対主催だ、どうしてもというなら加勢してやらんでもない←デレ」
アムロ「何っ!?」

どがどがどがーん!

アムロ(一次)「何!?ネオグランゾンだって!?」
鉄也「ちっ、面倒なのが出てきたな。前線のマーダー勢が総崩れだぞ」
シュウ「ククク……当然です。私の、この私のグランゾンの力を持ってすればこの程度は造作も……」
統夜「自慢してる暇あったらなんとかしてこい」
シュウ「なっ!?いや、ちょ、グランゾンは、アッー……」ドガーン
【Bチーム シュウ・シラカワ 戦死】

冥王「というわけでネオグラで加勢に来たわけだが」
フォルカ「ふざけるな!!お前>>891でBチームにいただろうが!」
冥王「あれは会話に参加しただけだ。元々俺は危険系対主催だが、何か?」
チーフ「黙れ!貴様の手など死んでも借りるものか!!」
ガルド「むしろここで会ったが百年目!!今日こそお前に引導を渡してくれる!!」
冥王「……あのな、お前達状況を……」
クォヴレー「黙れ黙れ黙れぇぇぇぇ!!!この悪魔め!!!」
冥王「……」

(中略)

シャギア「……というわけで、呆れて木原マサキは去っていったぞ」
ミオ「それと同時にマーダー軍の一斉反撃で、うちのスパロワ勢は一気に全滅しちゃったわけで……」
カミーユ「スパロワ勢のまとまりのなさと共に、いかにスパロワの対主催活動があいつに偏ってたかわかりますね」
アムロ「気にするな。生存中は役立たずでも、むしろ死んでからが本番だ。勝負はここからだ!」
ミオ「勇者的にそれでいいの、アムロさん」

ユーゼス「一応言っておくがダイダルゲート及び死亡者干渉アイテムは一切用意していないと忠告しておくのも私だ」

910やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 19:50:00 ID:???0
ゴエモン「あ、そうだ!オイラ死体役だが、仲間に誘おうって声かける描写があったんだ!
だからAチームでいいんだっ!」
マリオ「嬉しそうだな、何か」
早苗「決まって早々にすぐに死にそうな感じがプンプンするんですが」

911やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 19:55:57 ID:???O
阿部さん「アッーーーー!?」
マーラ様「馬鹿な!?ワシ以外の人間に阿部がやられただと!一体誰が……」
ゴッドキョン(七期)「キョンの敵はキョンが取る……!」
マーラ様「き、貴様なんだその危険なイチモツはワシを見てまさかそんなでもちょっとうれしアッーーーー!?」
ヒーロー(女神ロワ)「これが神々の闘い……?」
Dボゥイ「見たくなどなかった……!尻痛く……いや、知りたくなどなかった……!」
アニ2ギル「神など本当にろくでもないものだな」

912やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 20:15:19 ID:???0
ヤエ「……ごめんなさい、ゴエモンさん」
サスケ「ヤエ殿!?どうして、どうしてゴエモン殿を……!」
ヤエ「私はボンボンロワでマーダーだった。それが全てよ……」
サスケ「そんな!でもあの時は、ゴエモン殿を生かすためにマーダー化したのではなかったでござるか!?」
エビス丸「サスケはん……そんなことはどうでもええ。
  ヤエはんが……わてらを裏切って、ゴエはんを殺したんは事実でっせ」
ヤエ「……そうよ。今だけは、私はBチームのために戦う」
エビス丸「なら、決まりや……」(右手に下手人キラー、左手に火炎の術、さらに分身の術発動)
ヤエ(――ッ!!本気で来るのね、エビス丸さん!)(右手に竜巻の剣を構え、左手でスイスイの術発動)
エビス丸「過去のシリーズで使ったわてのスキル……全て使わせてもらう!!ヤエはんを殺すためにッ!!」
ヤエ「私にもくのいちの意地がある……負けるものですかっ!!」
サスケ「やめるでござる!!どうして、どうして仲間同士で戦わねばならぬでござるか!!!」

【Aチーム ゴエモン 戦死】

マリオ「やたら熱い展開が……そして本当に台詞なしで死にやがったあいつ……」
ルイージ「……もしかして、この展開自体があの3人の悪質な嫌がらせなんじゃないだろうか……」

913やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 20:24:25 ID:???0
刹那「戦争といえばGジェネレーションウォーズも好評発売中だ」

914やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 20:35:09 ID:???O
ギンガナム「無論我々も登場するぞ! ビッグ・キャノンである!」
オールグラハム「面白い……ならばこちらもだ! グラハム・フィンガァァァッ!」
ニコグラハム「敢えて言おう、武士道であるとおっ!!」
アムロ「凄いな……カイラスギリーの主砲相手にシャイニングで互角とは」
ニコ文「何やってるんですかあんたら」

915やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 20:41:52 ID:???0
レゲーゴエモン「でもレゲーのオイラは生きているのさ」
カオスエビス丸「せやけどゴエはんがどっちのチームかわからへんでっせ」
レゲーゴエ「うぐぅっ! でもマーダーのシザーマンに狙われたって事は対主催」
カオスエビ「そんなの分かりまへんで。シザーマンはんがそないな事考えて襲ったとも思えへんし」
レゲーゴエ「くそ、エビ、てめぇどっちの味方だ!」
カオスエビ「せやからゴエはんの立ち位置が不明やと味方も敵もあらへんでっしゃろ」
マリオ「もう面倒だからシザーマンに殺してもらえ」
レゲーゴエ「ちょ、横暴だぜ!」
シザーマン「……」ザシュ
レゲーゴエ「ぎゃああああああ」

【ゴエモン@レゲーロワ 戦死】

カオスエビ「ゴエはん、わてはゴエはんの勇士忘れへんで!」
ルイージ(外道達がいる……!)

916やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 20:56:56 ID:???0
七期6/「ふと思ったが、武器売買の仲介だけじゃなくて死者の葬儀・死体の埋葬まで引き受ければそうとう儲かるんじゃねえか?」
カオスミク「これ以上まだ働かせる気ですか!!」

917やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 22:07:06 ID:???0
七期6/「傭兵と葬儀屋と娼婦。どこの世界でも、いつの時代でも
    決してなくなることはない三大職業だ。……わかるな?」
カオスミク「…………ま、マすター?もしかして、あ、あああたしに?」

翌日、一通の手紙が七期6/の机の上にあった。
『しばらく旅に出ます。探さないでください。 カオスミク』

七期6/「お前がやれとは一言もいっとらんのに、物凄い警戒されようだな…。
    というか、あんなペタンコに娼婦なんか務まる訳ないだろうが。」

918やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 22:29:45 ID:???0
ズガンッ!!

6/「どうだ。ズガンされる気分、って奴は」
七期6/「な……に……?」
6/「ご苦労さん。カオスミクがいなくなった今、お前にもはや用はない」
七期6/「なんだと……何故、お前……が……」
6/「目障りなのさ。俺が昔のように目立つにはな」
カオスかがみ「そ。もう一度私達、6/とゆかいな仲間達の世界を復活させるのよ」
ニコかがみ「たまにはいいんじゃない?早めに死んで、後の光景を見守るのもさ」
みなみ「このスレのヌシは元祖6/さんです。あなたのそのポジション、譲り渡して……いえ、返していただきます」
七期6/「な……みな、み……うぞ、だ……ドン、ドコ……ぐふっ」

【七期6/ 戦死】

6/「クックック……ご苦労だったな。これでお前のシンジケートは俺が丸々いただきだ。
  お前の役目は俺が引き継いでやる。安心して、ゆっくり眠りな」
カオスかがみ「ああ、私達の時代の再来を感じるわ!!」
6/「そうだ。これで七期の俺はこの大戦においてはもう復活・再登場できない。
  ユーゼス曰く、死者干渉も不可能だそうだ。そうとなれば、あとは俺の独壇場!
  まあ奴も、たまには早めに間引かれるのもいいだろう?さて、問題は逃げたカオスミクだな……」
ニコかがみ「奴に出張られると厄介だわ、早めに対処しておいたほうがいいわね」
6/「よし!死の商人活動と並行してカオスミクも抹殺だ!いくぞみんな!」
みなみ「はい、6/さんの命令のままに」
6/「……ふふふ、我が世の春がキター!!!」

919やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 22:56:39 ID:???0
ところでこの話題いつまで続くの?
ちょいとこのネタ使ってSSにしてみようかと思うんだが

920やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 22:57:57 ID:???0
流れが止まるまでしばらくいいんじゃなかろうか

921やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 22:59:02 ID:???O
ガキィン!
カオスミク「た、助けてマスター…」
6/「ククク、お前がいくら七期の俺を呼んだ所で現れはしない」
カオスミク「あなた、マスターに何したんですか!?」
カオスかがみ「アナタがそれを知る必要はないわ」
6/「チッ、まだ元気そうだな」
カオスかがみ「さあ、早くカオスミクにとどめを刺しましょう」

ズシーン プチッ!
笑えるほど間抜けな音を立てて彼らは潰れた。潰したのは…

ハロ「ヒトツ!」
ハロ「フ゛タハフ゛タコ゛ヤニイケ!!」
ハロ「ユヒ゛サキヒトツでタ゛ウンサ!!」
ヴィンデル「もう勘弁してください…もう勘弁してください…うう、なんでクロススレでまでコイツラと…」

【6/ 戦死確認】
【カオスかがみ 戦死確認】
【カオスミク 戦死確認】
【バグ・ニューマン 戦死確認】

922やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:05:25 ID:???0
切嗣「ふん。力でごり押しすることしか知らないバカどもめ。……まぁ、そのお陰でこっちの仕事もやり易かったんだが」
ハサン「ほほう……現代の暗殺者も捨てたものではないようだな」
葛木「ファントムの……いや、玲次、エレン、そちらの首尾は?」
ツヴァイ「上々だ。それと、こういう場合はツヴァイで構わない」
アーチャー「む。どうやらこちらの暗躍が勘の良い連中に気付かれつつあるようだな」
切嗣「ちっ。セイバーめ、相変わらず勘だけはいいな」
ツヴァイ「キャル……」
アイン「撤退準備は完了しています」
ハサン「では、散開と同時に撤退。暗殺者らしく、な」
アーチャー「私は弓兵なのだがね……了解した」


マルク「た、大変なのさ! 何時の間にかマダ王とギガゾンビ、ついでにその他大勢がやられているのさ!」
セイバー「ちぃ。対主催の暗殺者チームか!」
散「ふむ。正面の戦いも英雄王と征服王により苦戦を強いられているようだな」
セイバー「おのれ……! 何故あの2人が対主催チームで私がマーダーチームなのですか!!」
散「嘆くな、騎士王よ。王者たるもの、毅然とその責務を全うすべし! 前線に赴くぞ!!」
セイバー「応! あ、それからマルク。コイヅカやBもやられたようです。それでは」

923やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:07:51 ID:???O
クーデター派たちの地下アジト


外山「早急に無能な軍部の首脳陣を打倒し、我々が軍を支配しなければならない」
ニコ圭一「そうだな、外山さん!!だけどまだまだこっちは人数が足りないぜ」
カオス文「今できることといったら、アングラ機関誌を発行してばらまくくらいですからね」
カオスレン「みんな、アジトの前をうろついてた怪しい女を捕まえたぜ。軍部のスパイかもしれない」
カオスミク「ちょ、違いますよ!!私はたまたま通りかかっただけで!!」
ニコ圭一(!!こいつは確か武器商会の……こりゃあうまくすればこいつと引き換えに武器を得られるぜ!!)
    「よし、さっそく拷問しよう」
カオスミク「いやあなた、明らかに心の声と言動がかみ合って無いですよ!!」

924やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:09:03 ID:???O
うわあ被ったー!!w

925やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:10:05 ID:???0
らきこなた「あちゃー6/さんとかがみんも逝っちゃったか…」
らき6/(カオス)「ったく、腹黒キャラに転身しちまうからこうなるんだ」

926やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:14:48 ID:???0
アニハルヒ「AチームのSOS団も負けてられないわ!」
らき長門「その前に、我がAチームの無能の排除をすべきだと私は提案する」
ksk朝倉「貴方がAなのはおかしいと思うっちゃ」
アニキョン「やれやれ、前途多難だな」

927やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:20:22 ID:???0
アムロ「シャアの遺構に従い、慰問団を組織した」
ランス「おっしゃ!戦場名物慰安婦たんだなっ!」
ギャバン「またギリギリな発言を…」

瑞穂「え〜と…慰問団長の宮小路瑞穂です…、みなさん勝利を目指して共に頑張りましょう!」
アムロ(カンペ:ここでパンチラ)
ハヤテ「ええっ!?なんでそんな…」
理樹「なぜか全員ナースの格好だし…」
マシロ「絶対おかしいですよこれ!もっと可愛い女の子いますって!」
ロボドラス「ていうか僕なんか普通に戦った方が役に立つんじゃ…」

ランス「がはあっ!!!」
シィル「ああっ!?ランス様〜!」
ギャバン「と言うかシャア(あいつ)はいつからああいう趣味に目覚めたんだ?」
本郷「いや、幼い少女を戦場に連れ出すのは危険だから代わりとかなんだとか書いてあったぞ」
茂「それよか、あれで相当の人数が戦意高揚してやがるんだが…」

【鬼畜王ランス 廃兵として送還】

928やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:27:46 ID:???0
ギャバン「……中立ってのは暇だなー……」
紫「攻める理由も攻められる理由もないしね……」
滝「ま、平和なんだからいいんじゃないか?」
そうじろう「しかし誰からも相手にされないのは寂しいよなー」
シロッコ「まあまあ、いいではないか。さあ、コーヒーでも飲みたまえ」
ギャバン「……何故お前がここにいる」
シロッコ「Aチームのスパロワ対主催組の情けなさに失望してな。付き合いきれず、脱出してきたのだ」
タロウ「我々が相手にされないのはこの人のコーヒー効果ですか」

929やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:30:14 ID:???O
02「指令!」
アーカードナルド「どうした?」
02「今日、ここで俺はあなたを越えるッ!」
アーカードナルド「よかろう。ならば貴様にも教育してやろう
マクドナルドによるマクドナルドのための闘争を
さあ、来い!人間(ヒューマン)!」
02「うおぉぉぉぉッ!!!」
アーカードナルド「HAHAHAHAHAHAHAHAHAHA!!」

10/「あの二人、ガチで戦って……うぐっ!!ぐああ!!」
カオス脱衣拳「ん!?まちがったかな…」
【10/ 戦死確認】

930やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:34:28 ID:???0
勢いあるからもう一日ぐらい延長してもいいと思う

931やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:51:17 ID:???O
滝「勢い有ってもぼちぼち>>1000だからそろそろ切り上げた方がよくないか?」
ギャバン「ズズッ、今回の一位ペナも考えたいしな。いい豆だなコレ」
シロッコ「君に淹れたのはスーパーの一掬い100円で仕入れた豆なのだが。
     ふむ、一位ペナルティか。前回は服装ならば今回は髪型というのはどうかね?」
紫「あなたが言うとなんだか笑えるわね。
  髪型だと書き手勢のようなビジュアルが分からないキャラが困るわ」
タロウ「FE3のトレーニングモードをゾフィーと変わってもらうとか」
滝「それだとお題みたいなもんだろ。う〜ん、どうしたものか」
ギャバン「そもそも一位にペナルティというのもおかしな……ん?」

【ギャバン 死亡確認】
【滝 死亡確認】
【シロッコ 死亡確認】

タロウ「ピカッと光ったと思ったら、あっというまに周りがまっ平らに……」
紫「私もスキ間に待避してなかったら危なかったわね。しかしさすがにウルトラマンは頑丈ねえ」
タロウ「核ミサイルももうないはずなのに一体何が……」
紫「あの辺りでJUDOと葉隠覚悟が漫画ロワの最終シーンの焼き直しをしたのよ」
タロウ「あー……」

【葉隠覚悟 戦死確認】

932やってられない名無しさん:2009/08/25(火) 23:55:55 ID:???0
紫「さて……戦争開始より一日が経過したわ」
タロウ「戦況はどうなってるんです?」
紫「対主催のAチームは既に戦力の過半数が削られているようね。
  一方、マーダーBチームの犠牲は微々たるもの……人気どころのマーダーはほぼ全員無傷。
  ここまで差がつくとはね……」
タロウ「ダメすぎる……対主催勢、もっと結束できないんですか!?」
紫「無理ね。先程キールの毒舌が発動してテイルズロワの主要戦力を廃人化。
  誤殺王が誤って味方を殺害し、エックスが修羅化して暴走中。
  スパロワ勢の大半が木原マサキを追って同士討ちしては自滅……
  他にも東方腐敗が修業と称して味方の主要戦力を大量虐殺、
  ユーゼスはゼスト完成のためと称してこれまた戦力を大幅犠牲にし、
  ミオはDG化してキョウスケがアインスト化。
  さらにゾフィーが勝手に加勢に行って、捏造により情報が混乱し……」
タロウ「酷すぎる……ていうか大半がスパロワ関連ってどういうことなんだ。あと兄さん……」

933やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:10:12 ID:???0
タロウ「ところで勝敗がついたとして勝者と敗者はどうするんです?」
紫「敗者は罰ゲームとかも考えたけどここまで差がつくなんて予想外だったわね……」
そうじろう「ここまで負けたのは一部の戦犯のせいなのに全体責任はひどすぎるような……」
紫「敗者は勝者の言うことを聞けって格言があるし勝者は敗者に命令出来るとかいいんじゃないの?」
タロウ「それはAチームの連中が可哀想なような気が……」
そうじろう「ワリを喰ったのは真面目に戦った人なのがロワらしいかも……」

934やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:12:06 ID:???0
カミーユ「キールがBチームに寝返りました。エックスは周囲を片っ端からイレギュラー認定し虐殺。
  心折れてマーダー化する人達もかなり出てますね」
アムロ「くっ!諦めるな、最後まで諦めなければ、俺達の勇気は……」
キラ「それが……既に逃亡を始めている味方が多数出ているようで……」
アムロ「何!?」
キラ「残された一般人達を守るため仮面ライダー勢も散り散りになって皆を逃がしています。
  ニコレンジャーも撤退開始。あ、レナがL5再発でつかさ再黒化、まずいです。
  アニロワ組も1st2nd共に皆、勝負捨てたみたいですね。さっさと逃げの一手を選んでます」
シャギア「名誉のために言っておくが、皆一般人の人達の安全を考えての選択らしいな」
アムロ「……俺達も撤退するか」
カミーユ「ですよねー」

935やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:12:11 ID:???0
デウスエクスキョン「仕方ない。俺達カオス7脱出組が頑張るか」
カオス7ヴェイグ「ファイナルフュゥゥゥゥゥゥジョン!!」
カオス7右京「この宇強ガンダムの力を見せて上げましょう」

カオス7キョン子「何てチートな……」

936やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:16:59 ID:???O
勇次郎「誰かに命令できる権利?ケッ、そんなのいらねぇぜ」
アーカード「闘争を。更に激しい闘争を。我々が望むのは限りなく続く闘争のみだ」
ギンガナム「足りないぞぉ!まだまだ、更なる強者との闘いを堪能せねばなぁ!」
クレア「敵などより、味方のお前らの方が余程強そうだな」
らきアナゴ「たぁしかに美味そうな獲物だぁ!」

タロウ「マーダー陣営の戦力が同士討ちで急激に減り始めたのですが」
紫「なんだかんだで引き分けになりそうね」

937やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:19:11 ID:???0
イスカンダル「王の軍勢――アイオニオン・ヘタイロイ――!」
アーチャー「無限の剣製――アンリミテッド・ブレイドワークス――」
イスカンダル「さぁ、我が軍勢よ! 無限の剣をその手に持ちて、いざ突き進めぇい!!」
アーチャー「固有結界の同時展開……案外どうにかなるものだな。しかし、錚々たるものだな、この光景は」

ユーゼス「ヘタイロイが宝具を片手に突っ込んでくるか。ならばユーゼフォンで蹴散らそうと画策するのも私だ」
J「させるか! ユーゼス! お前の相手はこの仮面ライダーJだ!!」
ユーゼス「ほう……面白い。Jパワーも取り込ませてもらおう。それと、劇場版でのあの扱いはしょうがなかったと思うのも私だ」
J「……たのむ。その話題には触れないでくれ……」
凱「J、俺も力を貸すぜ! 俺のGストーンと、お前のJジュエルが揃えば!!」
J「いや、それはJ違いだ」
凱「そういう些細な違いは、結城で補えばいい!! いくぞぉ!!!」
ユーゼス「些細な違いではないだろうに……」

938やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:23:52 ID:???0
結城「ん、呼んだか?」
ロボドラス「凱兄ちゃんもライダーマンもなんか間違ってるよ!」

939やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:24:51 ID:???0
老賢者「ていうか、これ、終わったら、結局わしが全員蘇生させるんやろうから、下手に参戦するわけにも行かんしなあ」
遊戯「対主催側もチートが出始めたし、参加してくれば? 蘇生は僕がやるから」

940やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:26:40 ID:???0
>>937>>938
グレイ@戦隊ロワ「なぜか激しくあの男を連想した」

941やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:30:29 ID:???0
キャスター「宗一郎様と離れ離れにされただけでなく>>932だなんて!なんとかしてAチームに入れないかしら」
アヴェンジャー「相変わらずべた惚れだなあんた。ところで俺みたいにスタンス決めないとこで止まってるのは中立になるのか?」

942やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:31:48 ID:???0
螺旋王「ふっ、そろそろ私が対主催として動く時が来たようだな」
アニルルーシュ「懐かしいネタはいいから引っこんでいろ」

ネコミミスト「ならここは私が……」
ウッカリデス「チート自重ー!」

943やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:38:31 ID:???0
ライダードラス「やっぱり同士討ちが始まったね。最後まで様子見に徹してて正解だったよ」
冥王「俺も奴らを見限って正解だったな。しかしあの連中の愚かさには付き合いきれんな」
GR2士郎「俺も桜さえ無事ならどうでもいいな」
カオスKAITO「ははは、この戦いで儲けさせて貰いましたw」
冥王「結局は静観したり第三者でいた方が正解だった訳だな」
ライダードラス「ここで流れ弾喰らうのも馬鹿らしいからもっと向こう行こうか」

944やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 00:47:09 ID:???0
カオス7春香「光太郎さん!あの少女はクライシス帝国の怪人よ!!」
カオス7てつを「味方のふりをして俺たちを欺くつもりか!?悪に生きる道などないと知れ!!」
クールなロリスキー「え…?ちょ―――」

【クールなロリスキー 戦死】

カオスクリリン「俺たちの歌を聞いてくれー!!」
カオスジャイアン「おーれーはジャイア〜ンガ〜キだいしょ〜〜♪」
カオスカービィ「ペ〜〜ポォ〜〜〜♪」
カオスクレス「皆〜争いをやめて僕のダジャレを聞くんだぁぁぁぁぁ!!」

【Aチーム 約4割ほど壊滅】

ジャイアンの母書き手「これはひどい」

945やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:03:11 ID:???0
セイン@KSK「なんとかBチームの基地に忍び込めたけど
見つかったりしたら一巻の終わりだろうね
幸い石ころ帽子なんてモンもありけどさぁってあれ?」

はやて(大)@なの「じゃあウチらもそろそろいこか」
ヴィータ@LS「ああ、殺戮な始まりだ」
なのは@ニコ「Aチーム、少し・・・頭冷やそうか」
フェイト(小)@なの「母さんの為に」
ティアナ@アニ2「高遠さんの為に」
シグナム@アニ「主の為に」
ザフィーラ@旧なの「はやての為に」
キャロ@なの「エリオ君のために」
シャマル@アニ2「ヴィラルさんのために」
「「「A-チームを皆殺しだ」」」

セイン@ksk「うわー機動六課勢揃いっすか、あれ?」

スバル@ロボ「じゃあ最初のターゲットはドラスでいいのね」

「「「うん」」」

セイン@ksk「しかもみんな間違えてBチームのドラスを狙ってるし
こりゃもうちょっとこっちで様子を見てたほうがいいっすね」

946やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:03:14 ID:84hbw/TEO
キラ「ダメです! 撤退が間に合いません!」
シャギア「ここまでか・・・・・・」
カミーユ「血気盛んなBチームは降伏を認めないようですよ」
アムロ「クソッ、勇者としてどうすれば良い、教えてくれシャア・・・・・・」
ドラえもん「あのー、ちょっと」
アムロ「おまえ、いたのか?」
ドラえもん「失礼な・・・・・・
それよりも一気に逆転する名案がありますよ」
アムロ「なに?」
ドラえもん「僕のこのニュータイプですら気づけない空気力を生かして、敵の本陣ど真ん中に『地球破壊爆弾』をひそかにセットして爆発させれば、一気にBチームを壊滅させられます」
アムロ「・・・・・・やれるか?」
ドラえもん「ハイ、ただし不足の事態が考えられますからアムロさんたちには援護をお願いします」
アムロ「わかった・・・・・・
カミーユ! 残存戦力を集めろ!!
最終作戦だ、総力を持ってドラえもんを援護するぞ!!」

BGM:未来への咆哮

【Aチーム 最終作戦開始】

947やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:11:51 ID:???0
Dボゥイ「ゆたか、舞衣!こんなとこにいたのか」
舞衣「全て!!!壊す!!!」
ゆたか「運命は壊さないといけないんだよ!!」
Dボゥイ「!!!」

滝「まさかあの二人がBチームだったとは」

スパイク「大変だ、Dボゥイの奴が裏切りやがった」
ゲイナー@アニ1「これだからスパロボの参加者は・・・」
ねねね「人のこといえるのかあんたは」
エビル@らき「なら兄さんとの決着を付けて来るよ」
マタタビ@アニ2「なぁ、なんであいつAチームなんだ?」

948やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:27:18 ID:???0
「何故……どうしてこんなことになったでござるか!!」
サスケはただ涙していた。
目の前にはゴエモンの死体、そして激しく戦うエビス丸とヤエの姿。
人を疑うことを知らない純粋な彼にとって、それは耐えられない地獄絵図だった。
「このクロススレでまで……どうしてこうも血生臭い戦いに……!」

「ほにっ!」
エビス丸の大火炎の術が、ヤエへと襲い掛かる。
その炎の間を縫って、飛んでくる4つの手裏剣。
うち3つはヤエをホーミングし、残り一つは地形を反射しながらトリッキーにヤエを追い詰めていく。
「やらせるものですかっ!」
ヤエのバズーカが手裏剣を、そしてエビス丸をロックオン。迷うことなく撃ち放つ。
弾丸は手裏剣を消し飛ばし、エビス丸へと飛び込んでいく。
しかし、弾が当たる直前にエビス丸の姿は消失し――明後日の方向へと虚しく飛んで行った。
「どないでっか!」
再び姿を現すエビス丸。バズーカの弾が自分に当たる直前、ちびエビスンの術でミクロ化し回避したのだ。
「ほうれ、タートルアタック!!」
エビス丸が身体を回転させ、丸いボールとなってヤエに向けて跳びかかる。
避けきれない――そう踏むや否や、ヤエは衝撃に備えつつ背後へと跳んだ。
「もろたっ!」
ヤエの華奢な身体に、エビス丸の鈍重なボディが炸裂する。
一瞬顔を歪めるも、その口元には僅かに好機を手にした笑みが過ぎっていた。
ヤエの後ろには、海――
「引っかかったわね!水の中は私の独壇場よ!」
エビス丸の身体を掴んだまま、共に海へとダイブするヤエ。
水の中に飛び込んだ瞬間、彼女の身体は人魚へと姿を変える。
「ほげっ!?」
焦りを見せるエビス丸。彼はカナヅチだ。このままでは確実にトドメを刺される。
それを察すると、エビス丸は一切の躊躇なく、術を解き放った。
「ピカりんの術!!」
落雷が海へと落ちる。電撃は水を伝って、二人にダメージを与える。
「うあぁっ!?」「ほにぃっ!?」

この戦い、双方共に手段を選ばず、容赦もない。
死ぬ。どちらかが確実に――サスケはそれを察し、覚悟を決めた。
自分が、自分でなくなる覚悟を――

「さすがにやりまんなぁ、ヤエはん」
「エビス丸さんも、まさかここまでやるとはね……!」
不敵に笑いあう二人。既に双方ともボロボロだった。
恐らく、次が最後の攻撃になる。共に、それを察していた。
敵を討つため。マーダーの意地を通すため。
二人の忍者が、雌雄を決しようとしていた――

その時。

「うあああああああああッ!!!」
突如その場に響き渡った絶叫に、思わず二人は振り返る。
そこには、一体のからくり忍者が、まっすぐに二人に向けて走ってくる。
その瞳は――正気を映し出していない!
「くない激炎破!!」
叫びと共に、サスケは炎を纏ったくないを撃ち放った。

949やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:28:23 ID:???0
「ひょえっ!?」「危ない!」
死角からの攻撃にバランスを崩すエビス丸を襲うくない――
咄嗟に、ヤエは手持ちの刀を投げ、くないを弾いた。
「ヤエはん!?」
今の今まで殺し合っていた彼女の行動に、驚くエビス丸。
しかし、状況は二人に猶予を与えない。
サスケは飛行の術で空高く飛び上がり、二人の頭上から次の攻撃を繰り出した。
「花火爆弾ッ!!」
無数の花火爆弾が雨となって二人に降りかかる。とても避けきれるものではない。
「こらあかんっ……シーウ!」
エビス丸が身を守るための術を唱えた。彼の、そしてヤエの身体をバリアーが覆い、爆発花火から守る。
「エビス丸さん!」「ほにっ♪」
ヤエの言葉にVサインで返すエビス丸。それだけで、再び仲間としての絆が戻るには十分だった。
「りふおる!」
ヤエの放った回復の術により、双方の傷が全快する!
「ほな、いきまっせ!」「いくわよっ!」

サスケが殺意と共に、一直線に二人へと駆けてくる。
撃ちだすくない激氷破を、火炎の術で迎撃するエビス丸。
その隙を逃すことなく、サスケは一気に接近し、エビス丸目掛けて斬りつけた。
金属同士が打ち合う軽快な音が響く。
サスケのくないは、エビス丸の右手の笛で受け止められていた。
刹那――左手に構えたハリセンが、サスケの右頬を捉える。
心地よい音と共に小柄で軽い身体が宙を舞った。その無防備な瞬間は、決定的な隙となった。
「今よっ!」
サスケの吹っ飛んだ先には、ヤエの姿。
空中でバランスの取れないサスケの背を捉えるのは、訓練されたくのいちにはわけないことだった。
ポチッ、と軽い音が鳴り……
サスケの背中の「善悪スイッチ」を、ヤエは「善」に切り替えた。
それだけで、全ての勝負が決した。

「サスケさん!しっかりして!」
倒れたサスケに、ヤエは必死で呼びかける。
そんな彼女に、サスケはしてやったりとばかりに笑いかけた。
ヤエは謀られたことを悟る。最初から、サスケさんはこれが目的だったんだ。
「ヤエ殿……やっと、元のヤエ殿に戻ってくれたでござるな」
サスケの言葉にいつしか、ヤエは昔の自分に立ち戻っていることに気付く。
その感覚が、先程まで張り詰めていた時が嘘のように心地よく、安堵を覚えていることも理解できた。
「ほにっ」「ござる!」
エビス丸とサスケが、昔と変わらない笑みを返してくれた。
裏切った自分を、まるで何事もなかったかのように、仲間として迎え入れてくれている。
「ふふっ……」
ああ、私は大切なことを忘れていた。ここが、私の居場所なんだということ。
私はもう少しで、それを傷つけてしまう所だった――


ルイージ「いや傷つけるどころか殺してるでしょ、あんた」
マリオ「何この胡散臭い戦い。やっぱりゴエモンへのあてつけにしか思えないんだけど」
ルイージ「りふおるで瞬時に全快ってあたりにやらせ臭さがきついよねー」

ほったらかしのゴエモンの死体を見ながら、マリオブラザーズは流石に哀れみながら呟いた。

950やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:44:29 ID:???0
冥王「ほう、ようやく反撃開始の目処が付いたか。せいぜい……」
フォルカ「いたぞ、木原マサキ!!」
ガルド「逃がすと思ったかぁぁぁ!!!」
クォヴレー「お前だけは殺す!!Bチーム無視してでも殺さねばならない!!!!」
冥王「……」

キラ「また性懲りもなくやってますよ一次の人達」
アムロ「もうあいつらは放っておけ!さあ、ドラえもんを援護だ!!」

951やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 01:59:17 ID:???0
地球破壊爆弾「こうさ、自分と同じ名前の物に注目集まってると対抗したくなるよね!」
らきこなた「いやー、そんな経験自体ないというか、お願いだからこっちでも爆発するとか言いださないでほしいというか」

952やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 02:02:36 ID:???0
マリオ「ところでそろそろ>>1000が近づいてるが一位ぺナの内容がまだ決まってないからもう一位は両チームの戦費の肩代わりでいいんじゃない?」
ルイージ「前の借金ネタと重なるけど戦争はお金がかかるからそれでもいいような気もする」

953やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 02:04:12 ID:???0
早苗「それにしても、私たちツッコミ組は本当に何もしてませんねー」
マリオ「俺達は新勢力のCチームだからな」
ルイージ「何それ?」
マリオ「ニコニコに東方ロワあったろ、4コマの。あれでいう射命丸のポジ」
理樹「kskの小中トトロにも近いよね」
早苗「あ……でもこんなこと言ってると誰かにまとめて消されるんじゃ」
マリオ「おま、フラグ立てんな!」
ニコミク「元から立ってる気がしますけど」
ルイージ「ていうかゴエモン……」

954やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 02:12:15 ID:???0
マルク「あー、Cチームのみんな?」
マリオ「何だ?お前らBチームだろ」
マルク「いや、ボクらはエンターテイナーとして戦争の管理というか、ジャッジというか……
まあそんな運営的なことをしてたのサ。それで今回の戦争、1000も近いってことで決着ついたみたい」
早苗「それでどちらの陣営が勝ったんですか?」
B「後半、対主催勢のAが団結で盛り返しを見せて、Bチームを大きく削った」
理樹「うわ、凄い」
B「だがBチームの底力も流石なもので、一人また一人とAチームを道連れにしていったのだ」
マリオ「それで?」

マルク「えーと、双方全滅。だから今残ってる人の勝ちなのサ」
理樹「……え?」

955やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 02:16:20 ID:???0
マリオ「そういやエピローグの中立組があっただろ。
残党の勝ちってならあいつらはどうしたんだか」
早苗「あ、そこで紫さんとか死んでます」
マリオ「あっさり言うなよ……。ああ、そうじろうとか自殺してるし」
理樹「他に生き残った人は……あれ?レジスタンスのアジトかな、これ」
マリオ「……中に人がいるな」
早苗「作戦会議中みたいですね」
マリオ「戦争終わったの……もしかして気づいてないの?」


マリオ「で、そういやルイージ達は?」
早苗「私たちツッコミ陣営に加わるのだけは嫌だって、Aチームに行ったんですが」

956とある司令官の戦闘記録:2009/08/26(水) 02:33:39 ID:???0

「行くのか」

目の前を歩いていた少女に一声かける。
立ち止まった彼女は姉譲りの長髪を揺らして振り返った。

「行くけどそれがどうしたんだよ」

頭の上に乗ったホイップが揺れた。
この戦いが始まってからというものの、彼女はいつも前線へと駆りだされているのだ。
いつも一緒にいた身からすれば、彼女の仕草が見れなくなってしまうことには抵抗がある。

「なんとか言えよ、こっちは急いでいるんだ」

銀髪の少年は少女と共にいると自然と気分が高揚した。
アドレナリンの分泌が加速し、考えるという作業自体に楽しいという感情を覚えてしまう。
その感覚が当分味わえなくなってしまうのは禁煙に似たようなものだ。

「いや、なんでもない」

だが分けるべきところは分けなければならない。
自分達のプライベートはここまで。
以後は軍のため、隊の勝利のための時間だ。
少年は司令室のドアに向いてドアノブに手をかけようとするが、その手に少年よりも白く、小さな手が添えられる。

「心配しなくても終わったらすぐ帰ってくるって。
お前は心配しすぎなんだよバカ野郎」

少女は手を離し、入り口へ向かって歩いていく。
今すぐにでも追いかけてしまいたいが、生憎自分に課せられた役割は司令官。
兵隊である彼女とはいるべきところが違う。
やかましく鳴り続ける基地の警報音をBGMにして持ち場につくことにした。


「葉隠覚悟、そこの周辺にほとんど敵は残ってはいない。
そこから3時方向にて交戦しているゴエモン(レゲーロワ)に加勢してやれ」
『承知した!』

電子画面の多数の光点を見て、そこから戦況を判断して指示を出していく。
赤い光点は敵の印、それが味方の青い光点をぶつかり合っては双方消えていく。
消えた青い光点はゴエモンのものだ。 どうやら間に合わなかったらしい。

突如、青い光点の一つが停止する。
取り囲むのは複数の赤い光点だ。 他の光点よりも一回り大きいそれらは彼らが強者である証だ。
もっとも青い光点もそれらに劣らない大きさなのであるはずなのだが、そこが数の暴力。
単体の力量で互角なのならば、複数で勝てぬ道理がない。

「こいつはまさか」

点滅している青い光点にカーソルを合わせ、詳細情報を導き出す。
所属:らき☆ロワ 年齢:小学5年 性別:女 種族:マムクート 名前・・・・・・

「っ!」

出てきたデータに添えられた顔写真を見た瞬間、赤木は舌打ちする。
劣勢の自軍に置いて、残っている戦力としては優秀な方であり、ここで失ってしまうのは惜しい。
そして彼女らの周囲の状況を確認するために盤面に覗き込んだ。
生命反応は低く、戦闘は愚か移動すらできないであろう。 故に彼女に数分以内に駆けつけられそうな自軍兵士が必要だ。

「こいつは駄目だな」

真っ先に候補に挙がったのは位置的に最も近い位置にいた10/だが、彼は除外される。
光点の大きさは赤い光点より下回り、なにより彼自身が満身創痍の状態だ。

(この状況に置いて最も必要とされるべきは半端な戦闘能力ではないッ・・・・・・
何者よりも先手を取れるだけの行動力、そして最小限の時間で彼女を助け出せるだけの最小の手・・・・・・ッ!
そう・・・・・・圧倒的なスピードッ! 速さ、そして早さを持って初めてこのミッションは成功する・・・・・・ッ!)

そして目をかけたのが、彼女より3キロメートル離れたところにいる3人の戦士だ。
彼らのデータを見て、その特性を生かす方法を考える。
一つは単純な戦闘能力に気の把握によって瞬時に移動できる武道家。
一つはチートチートと有名で、3つの形態を使いこなす仮面の戦士。
最後に、白いローブを身に纏った戦闘教官だ。

「孫悟空、南光太郎、高町なのは、聞こえるか?」
『どうしたんだアカギ?』
『まさかクライシス帝国が基地に・・・・・・!?』
「いやそれはない」
『それだとゴルゴムの仕業だ! 己ゴルゴム! 司令官だけの基地に突入して暗殺しようだなんてなんて卑劣なやつらだ!』
『おかしいなぁ・・・どうしちゃったのかな。 頑張っているのわかるけど、戦争は喧嘩じゃないんだよ。
人が話をしているときに聞く姿勢とらないと話の意味、ないじゃない。 ちゃんと話を聞こうよ。
ねぇ、私の言ってること、私のお話、そんなに間違っている?』

957とある司令官の戦闘記録:2009/08/26(水) 02:34:21 ID:???0
『君は正気を失ってしまったのか!?』
「いいから話を聞け!」
『すまねえアカギ・・・・・・』

無線の奥で静まり返る声が聞こえる。 我ながら見っとも無い声を上げてしまったが、うるさいやつらにはこうでもしないとまともにとりあってさえくれないだろう。
何故か孫悟空から謝罪の声が出たが、生憎それに返してやる暇はない。

「いいか、そこから9時の3キロ先に危機に陥っている仲間がいる」
『じゃあこの気はまさか・・・・・・!?いけねえ! 早く行かねえと!』
「いいやこっちに策があるから聞いてくれ。 まず孫悟空と南光太郎には瞬間移動で彼女の元に行ってもらう」
『そして私がここから援護射撃ってわけだね』
「話が早くて助かる」
『ちょっと待ってください。 俺が瞬間移動ってことは悟空さんにつれていってもらうことですよね』
『確かにオラ以外のやつ瞬間移動で一緒に連れていくことができるけど、
その分疲れちまうぞ。 まあアカギがそういうなら行くっきゃないけどな!』
「それは問題ない。 南光太郎、お前はバイオライダーになって孫悟空の細胞に融合しろ」
『融合・・・・・・あれはあまり使いたくないのですがこの場合仕方ありませんね』
「ああ、一刻を争う事態だ。 だが敵はどれも強者、うまくいけば彼女を救出するだけではなく敵軍の戦力を大幅に削ることができるだろう」
『そっか、わかった。 いくぞ光太郎、フュージョン・・・・・・』
『『ハ!』』
『合体した・・・・・・って誰ッ!?』

無線を切ると二つの青い点が一つの巨大な点となって瞬時に敵軍に囲まれている自軍の兵士の元に現れる。
そして目論見通り2,3個の赤い点とその後方にいた複数の赤い点が消滅。
残った赤い点が青い点と戦っている内に、援護砲撃をしていた高町なのはが瀕死の自軍兵士の救助に成功した。


☆ ☆ ☆


「ふぅ・・・・・・アカギ隊長、さっきはすごい戦闘でしたね」

この戦闘における自軍の被害は壊滅的であり、スパロワ勢やテイルズ勢、さらには葉隠覚悟を中心とした一部の漫画ロワ勢も倒されてしまった。
それでもジャンプロワ勢やカオス、ニコの一部の強者が残っただけでも吉報だといえるだろう。

「いや敵軍も相当被害受けたんだからいいんじゃない? まだまだいけるって」

残りの戦力はやはり敵軍の方が優位。 何せテラカオスを保有しているということが一番の問題だ。
自軍敵軍関係なく、いるだけで死者の魂を吸って強化されていく最悪の器。
やつらは最終決戦に置いてアレを出してくるに違いない。

「今回は怪我していたから駄目だったけど、次の戦闘では頑張って目立つから大丈夫よ!」

チートオブチートのネコミミストがいればまだ戦況を立て直せる可能性は出てくるが、
現状では自軍を整えるだけで精一杯だ。
しかしこのまま消耗戦を続けていればいつかはやつらのド壷にはまるのは確実である。

「この峰岸あやの(カオス7)に任せておけばマーダーの一人や二人なんて・・・・・・」

部屋の外から喧騒が聞こえてくる。
聞こえてくるのは悲鳴や怒声といったものばかりで、凱旋というには随分と荒れている。
今回の死傷者は確か一般市民を含めて753名(大体がカオス)・・・・・・

「そろそろあいつが帰ってくるころか!」

席を立った衝撃で椅子が揺れるが関係ない。
司令室の扉を空け、廊下に飛び出す。
入り口方角から向かってくるのはタンカを抱えた救急員達だ。
タンカのシーツから出たホイップクリームの髪型は、弱弱しく揺れていた。


「医師をやるライダーは俺一人でいい・・・・・・!」

医療室に入った瞬間、医師の木野(ライダーロワ)に振り向かれる。
彼の座っている机の横にあるのは大量の薬草だ。 エリクサーといった高価なものはもう軍に残ってはいない。
そして木野自体も連日の医療作業のせいか、かなりやつれてしまっている。
単に医療といっても、衛生兵が少ない現状では一人で傷の手当てから手術まで幅広く行っていかなければならないので、
必然的に元々医師の資格を持っている彼に負担がかかるのだ。

「千秋はどうした?」
「幸い致命傷は負っていない、当分安静にしていれば彼女は助かるだろう」
「そうか」

木野が指したところは部屋の奥の方にあるカーテンだ。
シーツ一枚隔てた先に、重傷者の眠るベッドがある。
部屋の左側のカーテンの郡から聴こえる呻き声も怪我人のものなのだろう。
その右端にあるカーテンをめくると、頭と身体を包帯に包んだ少女がベッドの中から顔を覗かせる。
隣にいる女性は彼女の姉だ。

「おう、アカギか・・・・・・」

千秋は柔弱な言葉だが、自分を迎え入れてくれている。
姉の春香も特に止めようとする様子はない。

958とある司令官の戦闘記録:2009/08/26(水) 02:34:52 ID:???0

「あれだけ偉そうなこと言った結果がこれだよ、っ!」
「大丈夫千秋!?」

千秋が腕を上げようとした瞬間、彼女の顔が歪む。
処置は施したもののロクに身体を動かせる状態ですら無く、
姉が彼女の身体を支えてフォローする。

「そうだアカギ、私を助けるように優先してくれたのはお前のおかげなんだってな・・・・・・」
「ああした方がいいと思っただけだ。 それより今は傷を治すことに専念しろ」
「そうか」

千秋の口元が吊り上がり、頬が僅かに緩んだ。
苦痛の中にさえ浮かび上がる微笑は彼女の精一杯の感謝の現れなのだろう。

「春香姉さま」
「どうしたの?」
「大変恐縮なのですが、少し席を外してもらいますか?」

一瞬動揺する表情を見せた春香であったが、数秒後、己を見つめ続ける千秋の目を見つめ直す。
見つめ合うことすること数秒、春香は笑みを見せた。

「いいわよ。 じゃあアカギくん、千秋をよろしくね」
「ああ」

春香が椅子を立ってカーテンを潜った。
これでこの場にいるのは自分と千秋だけになったのだ。

「こんなこと姉さまのいる前じゃ恥ずかしくて言えないからな」
「何がいいたい?」

前置きを置いてじらす千秋に言及をしてみる。
すると千秋の耳が赤く染まりだす。 気づけば弱弱しかった口調はいつの間にかおどおどしたものになっていた。

「その・・・・・・なんだ・・・・・・抱いてくれ」

一瞬耳を疑った。
彼女の口から放たれた言葉はあまりにも意外すぎる願望だ。
少なくとも彼女は、身内以外の人間のに甘えを求める人間ではなかった。

「毛布じゃまだ寒いんだ」
「じゃあ春香さんにでも抱いてもらえばいいだろう」
「春香姉さまも連日の戦闘でお疲れなんだ!」

千秋の負傷が酷かったため目が回らなかったが、
春香にもいくつか治療の跡が施されていたことを思い出す。

「まったく仕方ないな・・・・・・」

両手を千秋の背中に回し、傷を刺激しないように肉体全体で包み込む。
体勢的にきついのでベッドに入り込んでしまっているのは仕方ないだろう。

「あ!?」

耳だけに留まっていた赤色は、彼女の顔全体に広がった。
見た目は死人に近かったが、身体が触れた瞬間伝わってきた体温がそれを否定する。
胸同士が重なり合って心臓の音色が聴こえてくる。 これは彼女自身にも聴こえているのだろう。

「暖かい・・・・・・アカギ、ありがとう」

両目を閉じた千秋はそのまま眠りに落ちていった。
次に彼女が目を覚ましたときは戦場ではなく平和な日常であることを願おう。


【南千秋 戦線離脱確認】



らきアカギ19「とまあ、糞ガキがこんなことやっている間に戦争終わってしまったがな」
らき春香「水を差すようなこと言わないの!」

959というわけで先生、宿題やってきました!:2009/08/26(水) 02:36:05 ID:???0
>>877
今回のお題を加えてやってみた。
何気にらき☆ロワ本編で、アカギ(13)、千秋に告白とも取れる台詞遺しているんだよね

960やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 10:05:52 ID:???0
FFDQセフィロス「クク……どうした、それで終わりか」
アニエリオ「くっ……駄目だ、歯が立たない……!」
kskみくる「悔しいけど、私達じゃ手も足も出ない……」

クラウド「セフィロスが止まらない……やはり、ここは俺が行くしか!」
なのはやて(小)「ええーい、こうなったら目には目を、歯には歯を、セフィロスさんにはセフィロスさんや!
         こっちのセフィロスさんも出動!」
なのセフィロス「仕方がないか」
クラウド「なにっ!? な、何でアンタがこっちにいるんだ!?」
なのセフィロス「そういう世界の話なのだ。ではな、クラウド。お前との決着はこの後だ」
らきシグナム「主はやて、らきのセフィロスはいかがします?
       Bチーム所属ですが、彼もこいつと同じセフィロスである故、説得は可能だと思いますが」
なのはやて「当然説得や! 戦力が多いに越したことはあれへんからな!
      私自ら説得に行く! シグナム、合流までの護衛は頼むで!」
らきシグナム「はっ!」
クラウド「……どうなってるんだ、一体」

961やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 10:10:06 ID:???0
あ、なんだもう終わってたのかorz

962やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 10:11:58 ID:???0
別に良いんじゃないか。過去話的な感じで。

963やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 11:13:42 ID:???O
>>959
GJ!!
普通に面白かったw

964やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 11:54:45 ID:???0
黒井先生「ところで最初から最後まででこなかった連中はどうなってたんや?」
作成人「ああ、それならA、B両チームにいる某書き手がインフルエンザにかかっていて
     それが前線以外のメンバーを全滅させて見たいよ」
先生「そんなんでいいのでしょうか」

【出ていなかったキャラクター インフルエンザ確認】

965やってられない名無しさん:2009/08/26(水) 12:55:11 ID:???0
長編で締め乙だったんだぜー
今回のシリーズで書いてくれた職人の皆さんにも拍手を!


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