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避難用作品投下スレ
69
:
自分がやるべきこと
:2006/12/13(水) 14:19:34 ID:VMImqlO.
貴明が自身の決心を確認すると同時に玄関の扉がゆっくりと開く音がした。
「!?」
すぐさま貴明とマナは互いの銃を握り警戒体制を取る。
「久寿川先輩は俺と観月さんの後ろに……!」
「は、はい…!」
「さっきの高槻とかいう奴らかゲームに乗っていない奴だったらいいけど……」
マナの言うことは最もだと貴明は思った。いくら時に生き残るためには必要とはいえ、人に銃なんてあまり撃ちたいなんて思わない。
しかし、もし相手が出会った人間を見境なく殺していく殺戮者であったなら、そのときは容赦しないという覚悟も貴明にはあった。
(これ以上、草壁さんのような罪も無い人たちを殺されてたまるか……!)
貴明は構えているSIGをぎゅっと握り締めた。
足音がゆっくりと貴明たちのいる部屋に近づいてくる。
それに伴い貴明たちの緊張も高まってくる。それぞれの心臓の音が聞こえるのではないかというくらいの緊張感が部屋に充満していく。
そして、足音が自分たちの部屋の入り口の前で止まった。
閉めていた部屋の扉が開いた。
同時に貴明とマナは銃を開いた扉に銃を向けた。
「動かないで!」
「ひっ!」
「………え? 女の子?」
部屋に入ってきたのは今から5時間以上前に平瀬村で起きた激戦から命からがら逃れてきた水瀬名雪だった。
「ねえ、あなた………」
「いや……いやぁ! こないでぇぇぇ!」
「あ……」
ささらが一歩前に出ると名雪は泣き叫ぶように大きな声を発しながら一歩一歩後ろに下がっていく。
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