したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

☆投稿 小説 スレ ☆

76ひで:2009/06/03(水) 17:58:04
そして下校の時間
秀樹は掃除当番で何時もより遅くなり
一人で帰っていたら
「田中君・・・」
と呼び止められた
「あれ?遠山君まだ 帰ってなかったの」
「うん・・・今日はありがとう」
「もしかして お礼言うために??」
「うん」
「はは よかったのに  そうだ一緒に帰ろ」
「うん」

下校途中色々話して
「遠山君 友達になってくれる」と秀樹が聞くと
「うん よろしく田中君」
「秀樹ってよんでいいよ」
「じゃ 俺は新一」
そして秀樹の家の前に付いた
「俺ん家 ここだから」
「ほんとに 近いんだね」
「だね」
「え〜〜とカギカギと」
「家に誰もいないの」
「そうだよ」
「へ〜〜」
「今日 遊びに行っていい」と秀樹が聞くと
「いいよ・・・・今から来る?」
「いいの」
「うん」
「じゃ ランドセルだけ置いてくる」
そして2人は新一のマンションへ
ガチャガチャと戸を開け
「ただいま〜〜〜」
「おかえり」遠くから新一のお母さんの声が
「新ちゃん 学校でおもらししたんだって 先生から電話あったわよ 
今日は2度目の失敗ね 朝はおねしょするし・・・あ 友達と一緒だったんだ」
新一のお母さんがそう言いながら玄関に出てきて
新一はおねしょの事をばらされ下を向いてしまった
「こんにちは 田中秀樹です」
「こんにちは 君が田中君なんだ服借してくれたんですってね ありがとう
さあ どうぞ上がって」
「おじゃましま〜〜す」
新一は秀樹の部屋に入った
新一とお母さんは別の部屋で
「おねしょの事ばれたじゃないか」
「ごめん まさか友達が一緒だとは思わなかったから」
そんな会話が秀樹に聞こえてきた。
秀樹は新一の部屋にある 望遠鏡を町の方へ向け覗くと
秀樹の家が丸見え
それも 秀樹のおねしょ布団が干してある屋根が
よく見るとおねしょのシミまで分かる位
「うわ〜〜」と秀樹は思った。
その時新一が入ってきて
「秀樹 おねしょの事 うえ〜〜〜ん」
泣き出してしまった
秀樹は困って
「あ・・・この望遠鏡覗いてみて」
新一が泣きながら覗くと
「布団が干してあるでしょ それ俺の布団だよ」
「え??シミが??」
「でしょ  俺 おねしょ癖治らなくて」
「え〜俺といっしょ???」
「みたいだね」
新一は泣き止み明るく笑った
秀樹も笑った

つづく


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板