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50
:
青柳
:2006/10/27(金) 02:03:27
26日放送分
「愛言葉」(元気)
http://www.ai-kotoba.com/
51
:
青柳
:2006/10/27(金) 02:05:37
26日放送分
「青」(尾崎)
青い空
飛行機が切り裂いた空の青を
鳥たちが塗りなおしている
青い海
潜水艦がえぐりとった海の青を
魚たちが埋めている
青い地球
人間たちが壊した地球の青を
樹木たちが修理している
空が青い
海が青い
地球が青い
まさか
蒼ざめてるんじゃないだろうな
52
:
青柳
:2006/10/27(金) 02:06:49
26日放送分
「希望の虹」(ホーリー)
虹の向こうには
希望がある勝利がある
背中にある翼広げ
世界に翔びたとう
待っている人がいる
信じている人がいる
この大空はつながっているから
私は誓う
きっとこの虹を越えていけると・・・
53
:
青柳
:2006/11/03(金) 02:11:44
2日放送分
「澄清(チュンセイ)」(木更津ヨッティー)
本当は彼女をここへ連れてきたくはなかった。
彼女は純粋な人だから
この世界を見て 傷ついてしまうだろうから
誰かの真似をして
安心しきっている人が創った空気は どこか生温かくて
僕自身馴染めないまま 皆の真似して笑っていた
彼女はこの世界を見ても 驚いた様子はなかった
いつもの笑顔ではしゃいでいた
そんな彼女に僕は一瞬驚いたが すぐに嬉しくなった
人にじろじろと見られながら
僕らは泥だらけになるまで遊んだ
気づけば日はとっくの昔にくれていた
汚れた世界に染まるのは簡単でラクだった
汚れた世界から抜け出すのは痛かったけど楽しかった
僕と彼女の間に 冷んやりとして心地よい空気が流れた
どんな汚れた世界にいても 染まらなければいいんだ
この世界に諦めを持たないで 自身を持って生きよう
僕は彼女ほど純粋じゃないけれど
彼女といる時間はすごく楽しかった
54
:
青柳
:2006/11/03(金) 02:12:30
2日放送分
「そうね」 (ろる)
そうね
今日が終わればいい
そうね
今夜が終わればいい
そうね
今が終わればいい
今が辛くても
今が過ぎれば
それでいい
そうやって
人は生きてゆくのね
悲しいことも
苦しいことも
今だけ 今だけ
そうして
生きてゆくのね
楽しい明日も
素敵な未来も
思い浮かばなくても
今が過ぎれば
それでいい
それでいい
そうやって
人は生きてゆくのね
55
:
青柳
:2006/11/03(金) 02:15:51
2日放送分
「恋愛」(由梨奈)
恋愛とは はかないもの
何かがきっかけで 実ることもあれば
些細なことで 崩れてしまうこともある
だからって 逃げ腰になっちゃだめなんだ
行動をおこさなきゃ 何もかわらない
例えそれが悲しい結果になっても
何もしないよりは 絶対良い
一歩だけ前に 踏み出してみようよ
どんな結果になっても
得られるものがあるはずだから。。。
56
:
青柳
:2006/11/03(金) 02:17:09
2日放送分
「飛べない翼」(亮)
僕は鳥だ
しかし僕は飛べない
僕の仲間は飛べるのに
僕は飛べない
飛べない翼に
意味はあるのだろうか
あると信じたい
この青空で
風をきり、自由に飛び
君の想いを翼にのせて
遠いあの人へ届けるために
飛べない翼を羽ばたかせ
飛べる日を待っている
57
:
青柳
:2006/11/10(金) 01:38:01
9日放送分
「失敗」(鈴奈)
ほんの些細なミスがある
いつそれにつまずいたか分からない
自分だけが気付かなかったのか
みんなが気付かなかったのか
それすら分からない
ほんの些細なミス
気付かなかったら、後で後悔する
気付いていたら、後でもっと後悔する
失敗とはそういうものだとよく思う
今まで動かしていたペンを脇に置く
さようなら…
58
:
青柳
:2006/11/10(金) 01:40:19
9日放送分
「おしり」(RABI)
イスに座る
少しひりひりする
きっと今日も、お風呂に入るとき、ピリピリするんだろうな
年を重ねるごとに、おしりがかゆくなってきた
老化なんだろうな
かゆみが止まる頃はもう若くは無いんだろうな
なんだか、かゆみが愛しくなってきちゃったな
わたしのおしり…
わたしをお知り…
59
:
青柳
:2006/11/10(金) 01:41:46
9日放送分
「ふつうの異」(スカイ)
満たされてはいないけれど
幸せなんです
ガラスの靴なんて奇跡はないけれど
幸せなんです
今をあなたと生きていたいんです
ただそれだけのことなんです...
何も変わらないけれど
幸せなんです
今日も変わらないけれど
幸せなんです
明日も変わらないけれど
幸せなんです
今をあなたと生きていたいんです
ただそれだけのことなんです...
会話はないけれど
幸せなんです
ただ横にいるだけで・・・
ただ肩をつけているだけで
幸せなんです
今をあなたと生きてる感じがして
幸せなんです
ただそれだけのことなんです...
60
:
青柳
:2006/11/10(金) 01:52:11
9日放送分
「貝の心」(はりおん)
殻のまま、
砕けつぶれた、
生身の貝。
幾つもの破片が、
ぐちゃぐちゃに、
突き刺さっている。
そんな心をいだいて、
君は、歩いてきた。
でも、本当は、
歩けるはずが無かった。
生きるための力は、
何も気づかぬ、幼い日に、
あっという間に、
壊されてしまった。
やがて、大人になり、
アルコールと、
ニコチンと、
ヒステリックな
ジョークと、闘争で、
神経を麻痺させて、
ひたすら、前へ、
ひたすら、前へ、
僕らは進む。
本当は、
何の意味もありはしない。
ただ、なれすぎた、
いくつもの恐怖にかりたてられ、
前へ!!
前へ!!
誰もが進むから…
ただそれだけの理由で、
ひたすら、前へ、前へ。
誰もがそうだから、
その異常さに、
誰も気が付かない。
普通という基準を信じるな!!
まわりを見渡して、
きめるのをやめろ。
君の心は、
殻のまま、
砕けて、つぶれた貝。
歩く事さえ、できないのに、
ずっと、ずっと、
走ってきた。
前へ、前へ、
ひたすら前へ。
でも、本当は、
癒す時間が、必要なんだ。
新しい殻が、
心を包み、
やがて、
月のように、
まるい、
まるい、
真珠が生まれ育つ、
そんなゆるやかで、
美しい、
時間が必要なんだ。
61
:
<削除>
:<削除>
<削除>
62
:
青柳
:2006/11/17(金) 01:43:22
16日放送分
「あの頃に」(山南飛龍)
いつからだろう
人を愛せなくなったのは
いつからだろう
夢を失ったのは
あの頃の自分に戻りたい
そう願ったあの頃はいつ?
戻りたい
取り返したい
未来は明るく 過去なんていらない
そう信じていたあの頃に
63
:
青柳
:2006/11/17(金) 01:44:49
16日放送分
「8月5日」(七星)
一人ぼっちの夜空の中へ
今日は花火が上がった
久しぶりの光に
僕はとても懐かしさを感じた
まだ小さかった僕の手を握り締め
助けてくれた人
もうあの人の面影は
すっかり消えていた
信じあえばいつか
同じ想い出の中にいるよ
口癖のように
毎日語り明かした
あの人の笑顔が
大好きだったから
それだけでもう他のモノ
何もいらなかった
次の日の雨音も
全く気にしないで眠っていたね
今日の夜空はきっと
あの人からの贈り物
特別な日ではないけど
またこの日を思い出すよ
そうやって今まで
何とかやってこれたんだ
小さい小さい僕のキボウに
少しだけ明かりが燈った日
64
:
青柳
:2006/11/17(金) 01:46:21
16日放送分
「時計の針が動くたび」(ナカムラ)
時計の針が動くたび。
君を思い出して。
冷たい北風に吹かれている。
そんな午後。
あなたに会いたいから待ち合わせする。
ビルの影。
もうあなたは来ないよと。
私の心は言った。
だけど体は。
ここから離れようとしない。
腕時計の針が動くたび。
君に会いたいという思いは増していく。
夕日がビルの窓を照らす頃には。
月明かりまでの時間を確かめる私がいて。
もう来ないよと。
やっぱり心は言っている。
だけどやっぱり体は動かない。
月明かり見るまでは。
あなたを忘れられない。
月明かり出るまでは。
あなたを思い出には出来なくて。
そらに聞いてみる。
私は待っていてもいいのかと。
そらは答えた。
あなたが望むならと。
時計の針が動くたび。
君を思い出して。
65
:
青柳
:2006/11/17(金) 02:21:41
16日放送分
「誰かに宛てた手紙」(鈴奈)
この手紙を読んでいるということは、まだ現世にいるということだね
君が現世を捨てたいと言ったあの日、俺は何もできなかった
抱き締めてやることも
側にいてやることも
話を聞いてやることさえも
俺は何て無力なんだろうな
俺が君にどれだけ助けられても、俺は何もしてやれないでいる
助けたくても、いつも助けてやれない、力になれない、支えてすらなれやしない
俺はいつもここにいるから
嘘偽りのない、君の本音を聞かせてくれ
そして、今まで通りの君でいてくれ
だから
死にたいなんて考えるな
今をもがき苦しんでいる誰かへ
一輪のロサ・デリーラを添えて
66
:
青柳
:2006/11/24(金) 01:17:08
23日放送分
「eternal blue」(和 路流)
暗い部屋で息絶えるより、 空の下で死にたい。
冷たい土に埋まるより、 海の青に溶けたい。
私は、 かえります。
かつて私が旅立ち、 戻ると約束したところへ。
あの遠く懐かしい、 何もかもを許し、 消し去る白い光のなかへ
私は、 淡い原子となって かえって行きます。
だから、 どうか
私を形作っていた全てのものを、 無にかえしてやってください。
燃え残る 私の欠片を
風にのせ、 遠い波の向こうへ流してください。
そして、 私は永遠の青と 一つに溶け合い
新たな旅立ちを迎えるのです。
思い出してください。
あなたが 私のことを忘れてしまわない限り、
私はあなたと いつでも 共にあるのです。
それでも、 あなたは 私の不在を感じ、
祈るあてもないと、 途方にくれるかもしれません。
その時は 空の下で、 私を思ってください。
空と海とを 永久の住処とする私の心は、
いつでも、 あなたの胸に 宿っているのです。
もしも、 私を愛おしく、 懐かしんでくれるのならば
どうか嘆かずに、 歩き続けてください。
あなたの胸に残る 私の声を、
あなたの声に変えて、 伝えていってください。
空と海が一つになるところに、私はいます。
私は、 いつまでも、 いつまでもここで、 あなたを待っています。
67
:
青柳
:2006/11/24(金) 01:18:06
23日放送分
「鬼ごっこ」(雪女郎)
あらゆる自分を捨てて私は貴方から逃げる
あらゆる全てを使って貴方は私を探す
性別を捨てて名前を捨てて人格を捨てて
それでもなお私を探す貴方は愛しい
だから私は貴方から逃げる
名前を捨てた、性別を捨てた、人格を捨て過去を捨てた
貴方を捨てた
酷い私を貴方は探すの、探し続ける
貴方の元に収まるのが怖い
全てを包み込む愛が怖い
私の心が癒える場所が怖い
貴方の全てが愛しいだけに怖い
だから逃げた
男を使いお金を使い
貴方を傷つけ貴方を騙して
もう探さないで
貴方の全てが私を変えてしまう
もう構わないで
私は貴方への想いを捨てた
それでも、貴方は私を探す
そして私は貴方を愛しく思ってしまう
だから逃げる、貴方から全力で
この鬼ごっこが終わるまで
私という肉体が死んだ時
私という想いは貴方の元へ帰る
だから最後まで私を探し続けて…
68
:
青柳
:2006/11/24(金) 01:22:27
23日放送分
「恐れを」(信羅友奈)
何を恐れてたのだろう
未来と現実に挟まれて
身動き出来なかったのは
何故だろう
分かればこんなにも単純で
しっくりくるものなのに
色々な方向へ目を向けず
大切なことを忘れるところだった
何も恐れないとは言えない
怖さはまだ残っているから
それでもホラ いつものように
動くことが出来る
ーー生きよう?
まだ見ぬ世界があるから
ーー前へ
進めるところまで
進もう
ーー絶望
恐れないで
人と支え合おう
ーー光を
感じる方へ
歩いていこう?
69
:
青柳
:2006/12/08(金) 22:41:19
7日放送分
「野で見つけた春」(はっせ☆)
君と出会ったあの頃に
ポツンと咲いてた花がある
なまえも知らないその花に
僕はそっと話しかけてみたんだ
「僕はある人に出会えたんだ」と
花びらがひとひら舞いおりて
僕に何かを語っているようだ
「実るまであきらめないぞ」
そう聞こえたような気がしたんだ
野道にひとりたくましく咲くその花の
そんな健気な姿に魅せられて
ほのかに期待をよせた
春のめぐみだったんだ
70
:
青柳
:2006/12/08(金) 22:43:07
7日放送分
「赤月」(East.R)
月よ
彼方は美しい
浮かぶ曲線は
まるで微笑んでいるよう
その切先で
私を殺めくださいませ
その輝きを
私で染めてくださいませ
暁に
赤く灯る微笑みを
それが
私の最後の光
71
:
青柳
:2006/12/08(金) 22:56:25
7日放送分
「金木犀の薫る頃」(時雨)
甘く緩やかに匂ひ立つ
赤黄色の小花が咲く頃だ。
空気は凍えて、光ひらめき
謳歌する金木犀の
黄色い匂ひが、今
全ての大気に満ちている。
しめやか地上を濡らす
雨の最中にだつて
噎せ返る様に溢れてこぼれ
そぼ降るその滴すら甘いやうに
強くはげしく薫り立ち
冷える驟雨の中、常に纏わり
丸で狂おしいほどに薫り立つ
金木犀の匂ひに埋もれて
緩慢に首へと指を絡める時のやうに
ぼんやりと虚無に耽るわたくしを
その花の薫りが窒息させる。
寝かしつけるやうな優しさをもつて
わたくしを魅惑し
色めいた妖しさをもつて
わたくしの思考をじわじわと
甘い毒で麻痺させ
薫りは無数のきめ細やかな手を翻して
わたくしの唇や頬や首筋を愛撫し
ひたり、ひたりと
官能に侵してゆく頃だ。
72
:
青柳
:2006/12/08(金) 22:58:07
7日放送分
「救い」(がん)
折れそうで
壊れそうで
不安定なキミの
悲しげで
寂しげで
不安に怯えるキミの
悩みの元を断ってあげたい
たとえ偽善者と罵られても
http://einsiedelel.jugem.jp/
73
:
青柳
:2006/12/15(金) 01:39:59
14日放送分
「秘密だよ」(ちゃお ゆきえ)
ごらんよ。あれはスイカズラだよ。
雪の下でいまも青い あの葉は
あれはスイカズラだよ。
忍冬とも言うんだよ。あれはスイカズラ
雪の下でも青い葉だよ
あれはスイカズラだよ。
夏の初めは白く清楚に
ときには 淡く桃色に頬を染め
夏の盛りは黄色に 金や銀にさえ映ろう花だよ
この花はね。かならずペアで咲き競うんだよ。
ひとつのところから つぼみを ふたつつけるんだ
ペアに咲き競い どちらが男なのか女なのか銀になったり金になったり
どちらが咲きに散ってしまうのかも解らぬけれど
そして いずれはみんな朽ちてしまうようでいて
じつはいつも その葉は こうやって いつでも緑なんだ
雪の下でいつも緑なんだ
デートスポットを地でやっているような花さ
大人になったらね
そういう場所があるんだよ
スイカズラのような
その場所の思い出だけでも
辛い冬をしのげるような
そんな場所があるんだよ
スイカズラのような場所がね
74
:
青柳
:2006/12/15(金) 01:41:22
14日放送分
「MonsterHunter」(越波)
太古より この地上を我が物とした 巨大な存在が在った
岩砕く牙 鉄裂く爪 他の生を戯れるように塵と帰す凶悪な炎
両翼にて自在に天空を舞い 巌(いわお)の如き鱗を纏い
君臨者 "飛竜(ワイバーン)"と呼ばれる存在が
万物の長として そこに聳(そび)えていた
時を経て その版図に小さな人間と言う種族が蔓延(はびこ)り始めても
その勢いは まるで衰える事を知らぬかのように そこに在り続ける
だが 人々は
骨を 鋼を ありとあらゆる物を 己が爪牙とし
遥かに巨きく 永きに渡り頂点に在り続けた彼ら"飛竜"を追い求め
足早に時代を駆け抜け 追い縋り 挑み続けた!
まるで夢見るように 短き生を 自らをも唯一頭の獣と変じて
ただ飛竜を追い続け 走り抜ける彼らは
いつしか 敬意と 畏怖とを込めて
"狩人(モンスター・ハンター)"と呼ばれた‥‥。
75
:
青柳
:2006/12/15(金) 01:45:07
14日放送分
「羽(hane)」(coo)
一枚の羽が舞い降りてきた
随分痛んだ羽だ
傷を帯びてもがいている
そんな 羽
行方がわからなくて
探し回って怯えた
そんな 羽
葉が風にざわめいたとき
わたしはその羽を
わざと 空に放った
羽は ふたたび 飛び立つ
負けないで・・・
それは 私の 心の羽
76
:
青柳
:2006/12/15(金) 01:49:21
14日放送分
「名も知らぬ花〜胸の中の小さなつぼみ〜」(信羅友奈)
名も知らぬ花が
アスファルトに咲いている
小さな小さな花
綺麗に咲き誇りながら
命の生命力を感じる
暖かな花
名も知らぬ花
今 私の目に焼き付く
小さな小さな花
ふとした瞬間に
触れていた花の感触を
リアルに思い出す
いつまでも咲き誇り
アスファルトを輝かせる
暖かな花
名も知らぬ花
そっと咲き続け
勇気をくれた
ずっと輝いていたい
胸に光るつぼみよ
今 咲き誇れ
77
:
青柳
:2006/12/22(金) 01:53:26
21日放送分
「確認」(スナ)
目覚まし
確認
乗車券
確認
わかっているのに
何度も確認
時計
確認
天気
確認
待ちきれなくて
何度も確認
78
:
青柳
:2006/12/22(金) 01:55:23
21日放送分
「墓場」(しんしあ)
私は断首台の元にいる
子ども達が列をつくって待っている
泣く子は死刑、笑う子は無罪
見ぬふりをする大人達
淡々と仕事をこなす執行人
雪が降ってくる
天使の羽が降ってくる
それさえも朱で濡らされる
救いなど何処にもない世界
私はひとりの少女と出会う
十字架にはりつけられた身体
全てを失い凍てついた精神
焼きつけられた右腕の烙印
それでも彼女は微笑みを絶やさなかった
死刑の子も、無罪の子も
きっとそんなに違わない
無力な私は
せめてもの慰めにと
真っ白な羽根で墓をつくる
整然と並べられた子ども達は
舞い落ちる牡丹雪に埋め尽くされる
私は目を閉じて祈る
いつの日か
彼らが楽園にたどりつけますようにと
鮮やかな朱を少しずつ覆う
純白の羽根
それは
あまりに優しすぎて
あまりに無慈悲な
天空からの弔いのうただった
79
:
青柳
:2006/12/22(金) 01:57:03
21日放送分
「Thirsty」(hisashi)
喉がひどく渇く。
君はどこにいるんだろう?そして僕は?
いつから此処は楽園になったんだろう?
僕達はいつシオンの地にたどりついたんだろう?
OVERTHEZION
「ここではない何処か」
もう僕達はたどりついたのかもしれない。
あたしThirstyだから――君はそう事もなげに口にしたけれど。
もう僕達はたどりついているのかもしれない。
喉が渇く。
ただ、それだけはどうしようもないのだけれど。
80
:
青柳
:2006/12/22(金) 01:58:51
21日放送分
「とけ掛けのスノーマン」(愛)
今年もう冬がやってきたね♪
今年も会えるかな?
いつ逢ったのかは忘れてけど
あの時もこんな雪の降る日だったね
雪の降る中を一人ジングルベルを聞きながら歩いていた
みんな友達や彼氏がいて良いな〜〜
どうせ今年も一人だろうな〜〜
チャンスはあったんだけどね・・・
あの時別れてなかったら今頃私もウキウキしてたんだろうなー
後悔しても仕方ないさ ハハハハハハ・・・
一人でつい笑ってしまい恥ずかしい思いをしたり・・・
笑えるようになったね自分
よし、ちゃんと今年もいるかな?
この角を曲がって少し行った先の公園でやっぱり今年も居たね
一人ベンチで立っている不格好なスノーマン
今年もまた逢ったね♪
誰が作ったのかも分からない雪の塊・・・
今年もやっぱり一人なんだね〜〜
ハァ〜〜しかたない私が少しお話し相手になってあげましょう
あまり人に本音を言うのは苦手な私がこの子にはちゃんと伝えられる
あの人の事がこんなに好きでした・・別れた時とても悲しかったです
怒りたかったです・・・一緒に居るのが楽しかったです・・・
とても辛いです・・・
ねえ、あなたは春の暖かい季節に消えてしまうけどどこへ行くの?
会いたい人は居ないの?消えるのは悲しくない?
また逢える?好きな娘居るの?・・・春になったら
私もあなたの行くところへ連れて行ってくれる?
・・・だんだん寒くなってきたね・・・
ねえ、また明日逢えるかな?プレゼントあげるから♪
明日また約束だよ♪
返事が無い、返事があるわけが無いただ聞いてくれるだけのスノーマン
雪の降る夜に出会った大切なお友達・・・
春になれば、きっと居なくなる・・・いつも私のいろんな感情を詰め込んで消えていく
そして春が来て私の中の感情は少しずつ溶けて変わっていく・・・
81
:
青柳
:2006/12/29(金) 02:11:05
26日放送分
「夏休み」(taku)
1日目に友達とあそんだよ
セミをおっかけて行ったらころんじゃった
服も泥だらけにしちゃった。お母さんごめんなさい。
10日目に家族で海に行ったよ
お父さんにつかまっていっぱいいっぱい泳いだよ
お父さん疲れたみたいだね。お父さんごめんなさい。
20日目にお花の水やりの当番だったよ
お友達と遊んじゃった
お花に水やれなかった。お花さんごめんなさい。
30日目やっと宿題をやったよ
でも間に合わなかったんだ
必ず終わらすから待ってて。先生ごめんなさい。
でも楽しい夏休みだったよ。みんなありがとう!
82
:
青柳
:2006/12/29(金) 02:12:07
28日放送分
「バムとモデルの間で」(リョウ)
悪臭を放つバムが図書館で 堂々と本を読んでいる
嘘臭を放つ俺の言葉が みんなの前を通り過ぎる
マジで臭いバムなんだが 俺はその隣でウタっている
周りの奴らは みんないなくなった
目の前に座ったガイジンは30秒しないで席を立った
バムは鼻くそを本にくっつけた
俺は言葉を広い集めている
宣誓!!俺のウタは全て真実だ
ウソ臭い理由を教えてやろう
道端に転がった今年度の10円玉を拾うように俺はコトバを集める
PLAY BACKできない青春を
PLAY FUCKできない青春を
忘れないように刻み続ける
溢れて壊れる前に 死なないように
誰の言葉でもいい
コラージュするように俺はパズルを組み立てる
世界中のパズルを混ぜ合わせて
俺はたったひとつの詩を刻む
アイツはあのピースの出処を知っている
オマエはこのピースの出処を知っている
バムは題名の出処を知っている
それでも 誰にもひとつのパズルは組み立てられない
It's my way.You can't do that.
隣のバムは懐かしい剣道着の匂い
忘れっぽいからメモをする
時々 ヒトの言葉を記しておく
これが悪い事ともセコイ事とも思わない
オリジナルは瀕死の状態だ
だからヒトのパズルを使ってでも組み立てる
俺のウタにウソは無い
俺の詩に嘘は無い
83
:
青柳
:2006/12/29(金) 02:13:10
28日放送分
「ブルドッグ」(ビッグ淳)
俺らの顔がぺしゃんこに潰れた
その理由を知ってるかい?教えてやろう
昔 エゲレスで 牛と犬とを
闘わせる試合のブームに火がついた
だけど犬は 牛とクラッシュすると
鼻っぱしらが簡単に折れちまう
だから人々は俺を創りだした
そう 俺らは忌まわしのブルドッグ
どうしたって変えられないこの顔
ブルドッグ 噛みつけば
するどく 刺さる牙
猛毒の 紅いRiver
…うらんでどうするの? ブルドッグ
84
:
青柳
:2007/01/05(金) 01:45:25
4日放送分
「ボロン・ボロン・ボロン」(蒸気船楽団のはりおん)
やがて風となり、冷たく澄んだ夜の月にふれる。
忘れた遠い日々の優しき音色の調べ探し・・・
もう何も語らずに・・・
街の灯りは、ひとつ、またひとつ消えゆく。
深い記憶の遠い彼方に
深い記憶の遠い彼方へと・・・・・
ーーボロン、ボロンとギター
ーーボロン、ボロンと鳴らし
ーー銀の星よ、歌う。
ーーボロン、ボロンと言葉
ーーボロン、ボロンとこぼれ
ーー金の星の影、ねむる。
ーーボロン、ボロンデイ・デイム・ダム
ーーボロン、ボロンデイ・デイム・ダム
ーーリンガ、リンガ、ヨニ・リンガ・ラム
ーーボロン、ボロン、ボロン・・・・
今も消えはしない静かにかすれゆく月の夜明け
こわれた命の影 、眠る花の種の様にいつか・・
もう何も尋ねはせず・・・
星のまたたきは、ひとつ、またひとつきえゆく。
あたらしい夜明けのはじまりに
あたらしい夜明けのはじまりへと・・・・・
85
:
青柳
:2007/01/05(金) 01:46:26
4日放送分
「Birthday」(ニゴウ)
誕生日のしるしにとシャッターを押した
もうこんな悲しくなる事はやめよう
そろそろ自分のやり方を取り戻そう
自分の足で歩いてここまできたんだろう?
86
:
青柳
:2007/01/05(金) 01:47:32
4日放送分
「子猫のように」(こころ)
君はまるで子猫のように
僕の足元にやって来た
寂しげなそぶり
にゃ〜にゃ〜とまとわりつくよ
だから頭を撫でてやったんだ
でもふいにぷいと向こうを向いたまま
どこかへ駆けて行ったんだ
君はまるで子猫のように
ふいに姿を現して
僕の心を惑わすよ
君はまるで子猫のように
足元目掛けてじゃれてくる
87
:
青柳
:2007/01/05(金) 01:48:29
4日放送分
「天使の贈り物」(鈴奈)
百の高価な物よりも
一の心のこもった物がほしい
だから僕は天使の贈り物を
たった一つの心のこもった贈り物を贈ろう
私の心に届く物が
私の想いに答えてくれる物がいい
だから僕は天使の羽を
たった一枚の奇跡の欠片を贈ろう
私の全てを包んでくれる
そんな物がほしい
だから僕は僕自身を
たった一人の君だけの天使を贈ろう
私とあなたの
僕と君の
秘密の天使の贈り物
88
:
青柳
:2007/01/12(金) 01:30:29
11日放送分
「心の穴」(こぐま)
どうしてかなぁ
なんでこんな気持ちになったのかなぁ
いつの間にか
心にぽっかり穴の開いた気分
こんな時は
あせらず
ゆっくり
自分の気持ちに向き合えば
きっとそれでいいよね
思い込みや責任や
そんなもろもろのコトを忘れて
素直な心のままに
89
:
青柳
:2007/01/12(金) 01:34:27
11日放送分
「ごちそうさま」(Hantama/ibukijohn)
ごちそうさまって
だれに言うわけでもないのだけれど
おなかにいれたら言うよ
ありがとうって
どんなときでも思ってる
あとは
ごめんなさいを
ちゃんと言えれば 上出来さ。
90
:
青柳
:2007/01/12(金) 01:36:52
11日放送分
「旅立ち」(ナカムラ)
君には素直になれる。
君だから素直に言える。
何も言わなくてもわかる。
目があえばわかる。
強気な時の君の目。
好き。
弱気な目は見せない君。
記憶を取り戻した君を愛したい。
さりげなくまわる手。
あどけなく笑う君。
はじけた笑顔。
愛してるよ。
ささやいた君の声が今も胸でリプレイしてる。
抱きしめたい衝動を理性という道具で抑えてみる。
次の約束を早く。
今すぐ。
そう焦る気持ちを感性にまかせてつっきってみる。
今まで押さえていた気持ち。
ここに爆発させるように。
夢を見てるような感覚のなかで。
今しか。と。
これからも。と。
もう君しか見えない僕は盲目の旅人?
想像してみる。
君としかできないこと。
君にしかしてもらえないこと。
目覚めた朝。
君はいるよね?
僕の胸の中に。
君の胸の中にも。
そして僕は旅立った…
91
:
青柳
:2007/01/12(金) 01:38:50
11日放送分
「赤い空とレモンジュース」(とし)
今日も徒然おわってく。
空も徒然おわってく。
僕はグラスを傾けて、
レモンジュースが、
オレンジ色に変わるのを待っている。
こんな素敵な瞬間が、
長く続けばいいのに。
ブラウン管が言っていた。
明日、太陽は昇らないらしい。
それでも僕は
グラスを傾けて、
オレンジ色に変わるのを待っている。
こんな素敵な瞬間が、
明日も続けばいいのに。
92
:
青柳
:2007/01/19(金) 01:35:56
18日放送分
「旅立ち」(ナカムラ)
君には素直になれる。
君だから素直に言える。
何も言わなくてもわかる。
目があえばわかる。
強気な時の君の目。
好き。
弱気な目は見せない君。
記憶を取り戻した君を愛したい。
さりげなくまわる手。
あどけなく笑う君。
はじけた笑顔。
愛してるよ。
ささやいた君の声が今も胸でリプレイしてる。
抱きしめたい衝動を理性という道具で抑えてみる。
次の約束を早く。
今すぐ。
そう焦る気持ちを感性にまかせてつっきってみる。
今まで押さえていた気持ち。
ここに爆発させるように。
夢を見てるような感覚のなかで。
今しか。と。
これからも。と。
もう君しか見えない僕は盲目の旅人?
想像してみる。
君としかできないこと。
君にしかしてもらえないこと。
目覚めた朝。
君はいるよね?
僕の胸の中に。
君の胸の中にも。
そして僕は旅立った‥
93
:
青柳
:2007/01/19(金) 01:37:23
18日放送分
「笑顔」(ナカムラ)
君の笑顔がまぶしい。
たった2ヵ月。
君は変わった。
初めて見た時幼く見えた君。
今は素敵に。女性らしい。
化粧のせい?
整形した?
それとも恋のせい?
君にはもう会えないかもしれないけど。
君をずっと見ていたい。
94
:
青柳
:2007/01/19(金) 01:38:27
18日放送分
「さようならありがとう」(ナカムラ)
どうして君は行ってしまうの?
夢を見ること忘れたから?
散々問いつめられた後のこと。
さようならと言ったきり。
もう会えないなんて想像つかないから。
抱きしめ合うように重なっていたと思ってたのに。
君にはすれ違いの連続。
そうなんだね?
うなずいた君の目からこぼれる涙。
混乱。
うそ?ホント?
抱きしめたくても固まる。
頭と感情が一致しない。
僕を見つめる目。
合わせれない。
もう何分経つだろう。
君は離れたがってるのに。
言葉がでない。
手も引けない。
全部悪いのは僕です。
そう言えば君は戻ってくる?
そう言えば。
今までの過ちが走馬燈のように蘇る。
パチン。
ギュッ。
分けわからず見てみる。
笑ってる君。
今まではなに?
また混乱。
目から涙。
そんなとこ見せれないから。
僕はキスをした。
ありがとうを込めて。
95
:
青柳
:2007/01/19(金) 01:39:31
18日放送分
「早く切れて」(ナカムラ)
あなたが鳴らすクラクション。
待っててね。もうすぐ行くから。
またすぐに携帯が鳴る。
焦らないでよ。すぐに行くから。
なんて言えないけど。
階段バタバタ。
行ってきます。
バタン。
あなたは携帯いじってる。
お待たせ。待たせてごめんね。
何も言わないあなた。
でもドアのロックを外してくれる。
その手にはそろいのミサンガ。
ミサンガくれた1周年記念のドライブ。
おまえどこいきたい?
なんで?
そのミサンガ渡しただろ。
まだ切れないミサンガ。
渡してくれたとき、こういってくれたよね。
これが切れたら結婚しようって。
あなたからのサプライズ。
今までそんな振り見せなかったのに。
早く切れて。
ミサンガ。
それも言えないまま。エンジン音が鳴る。
96
:
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97
:
青柳
:2007/01/26(金) 02:12:38
25日放送分
「寝れない・・・」(タス)
我慢して理性殺して
いつもと同じ
つまんない日々
そんな世界
死にたいけど自殺もできない勇気もない
いつかこんな日を笑い話にできるの?
人の寿命は長すぎる
僕は25ぐらいでいい
25ぐらいで
98
:
青柳
:2007/01/26(金) 02:13:52
25日放送分
「初夏の見舞い」(ほんだ)
今年も 暑くなるようです
私(わたくし)達は 会話をしましょう
涼しくなったら
離れましょう
99
:
青柳
:2007/01/26(金) 02:14:52
25日放送分
「雨の中・・・」(ゆあ)
カサもささず見つめあった
いつも・・・
今も 降り続く雫から君を守れない
甘えてばかりでゴメン
我慢ばかりさせてゴメン
俺にはもう 君を守ることは許されないんだね
なのに どうして?
いつもと同じ 優しい声で名前を呼ぶの?
100
:
青柳
:2007/01/26(金) 02:15:52
25日放送分
「想い」(雪粋)
何億光年も前から
ただ一人のあなたを想う
何度も生まれ変わり
ただ一人のあなたを捜す
今度生まれ変わったら
あなたに舞い降りる雪の花になりましょう
今度生まれ変わったら
あなたが見上げる星の花になりましょう
今度生まれ変わったら
あなたを包む風の花になりましょう
今度生まれ変わったら
あなたのそばで咲きたい
101
:
青柳
:2007/02/02(金) 01:35:14
1日放送分
「睡眠」(鈴奈)
うつらうつらと夢を見る
夢と現(うつつ)の狭間において
二つの世界を行き来する
私はどっちの世界の住人か
それすら忘れて時を過ごす
すべてを忘れて
すべてを解き放ち
すべてを思うがままに
私は空を飛び
私は椅子から転げ落ちる
102
:
青柳
:2007/02/02(金) 01:42:25
1日放送分
「夢を追いかけて〜Keep running away!!〜」(少年M)
緑の風を切って 走り始めた6月
遥か彼方をめざして 飛び立ったあの日
君は翼を閉じたまま はばたこうとしていた
誰にも負けないように 必死になったけど
まだ子供だった
君の夢はもう叶ったのかい?
孤独(ひとり)に勝ち 二人で描いた
もしまだ叶わないなら
追いかけよう 夢つかむまで
Let's keep running away
落ちてゆく葉を眺め 走り終わったあの時
運命の悪戯(いたずら)から 逃げきれなかった
君は翼を広げて はばたいていった
大人になった姿 光り輝かせて
遥か彼方へと
君の夢はもう叶ったみたい
ふたりのココロ ひとつにして
駆けてゆく あのwinning road
夢をつかんで
You keep running away forever
君の姿はこの瞳(め)にやきついてる
どこへいっても
103
:
青柳
:2007/02/02(金) 01:43:16
1日放送分
「page_30」ケイ)
たとえば この視界から永遠に
君が消えたとしても
一人でこの道をまっすぐに歩いてゆける
たとえば その先の曲がり角で
ひどく転んだとしても
すぐに光を見つけて歩いてみせる
たとえば手や足や
たとえば顔を失って
昨日と違う姿になったとしても
僕は決して
不幸ではない
104
:
青柳
:2007/02/02(金) 01:44:27
1日放送分
「碌でなしLover」(KM6I@禍音)
なにもいらない
なにも望まない
お前みたいなどうしようもないやつには
何一つ期待なんかしちゃいない
本当にお前は余計なことしかしないから
俺は頭抱えてばっかなんだ
だから
ただ傍にいて
ただ手を握って
ただ名前を呼んで
出来るだけ
そっと
俺の全てはほとんど偽物
気づかない内に作られた嘘っぱち
知らない内に上がってた舞台の上
上がってることにも気づけないまま
気づいても降りることは許されないと思い込み
知らない"誰か"を演じる
それが人生なんだと
あっさり妥協してへらへら笑った
これは恐らく永遠に続く
この舞台を降りるのは俺が死ぬ時
そう思って生きてきた俺を
簡単に引きずり降ろした
お前はまるで天使だった
この舞台に今日も俺は上がる
演じる日々はやはり終わらず
けれど休息を与えられた
それは涙が出るほど安らかな時間だった
それは涙が出るほどやさしい時間だった
ぶっちゃけお前は俺の好みのタイプじゃないし
お前といる時はギャーギャー言ってばっかだし
気苦労は耐えないし
腹立つことやら 心配させることばっかするし
いい加減ウンザリな位
全く マジで お前は・・・
だけど
だけど さ
気づいた
お前がいる時だけは
俺は本物でいられる
腹が立ったら劇も無視してお前に怒鳴った
心配した時は全部放ってお前の元へ走った
気づいちまった
お前が視界に入ったが最後
俺は何一つ演じれなくなる
お前が全ての そんな世界に攫われる
その世界でだけは
俺は 俺でいてもいいんだって
なにもいらない
なにも望まない
お前みたいなどうしようもないやつには
何一つ期待なんかしちゃいない
本当にお前は余計なことしかしないから
俺は頭抱えてばっかだけどさ
そんな碌でもない時間が
しょうがねぇじゃん
俺にとっては
あぁこんなにも
大切になっちまったんだから
お前が傍にいる
その時だけは
俺の存在にも
意味がある
なにもいらない
優しい態度
甘い言葉
心地いい温もり
そんなんじゃなくて
ただ傍に・・・・・
ただ手を・・・・・
ただ名前を・・・・・
出来るだけ・・・
なぁ
出来るなら
いつまでも
ずっと
105
:
青柳
:2007/02/02(金) 01:45:18
1日放送分
「霞の月」(美宙)
ホーム越しに視線を合わせた君
霧じかけのフィルターを通して
ぼんやりと映し出される君のその姿は
ちょっぴりの不機嫌さを醸し出している
‥そんなふうに窺える
ねぇ
君は自らそうあることを望んでいるの?
君…
何だか、少し冷たいよ
ねぇ、
教えてほしい‥
いつがくれば聴かせてくれるの
君の1番素直なその想いを
ねぇ、
教えてほしい…
いつがくれば気づかせてくれるの
君の奥底に宿るその想いに
106
:
青柳
:2007/02/09(金) 01:25:41
8日放送分
「旅-手―手つないで―」(元気)
http://www.ai-kotoba.com/
107
:
青柳
:2007/02/09(金) 01:27:50
8日放送分
「confession02」(apt)
私を抑えつけたあの手は
私をおびやかしたあの声は
私を突き落としたあの目は
私を踏みにじったあの歪んだ欲望は
私を凍らせたあの奇妙な衝動は
今も記憶のどこかで息づいている
私から安心を剥ぎ取ったあの男たちは
私からささやかな喜びを奪ったあの体たちは
今も
どこかで
のうのうと生活しているのでしょうか?
どこかで
のうのうと毎日を楽しんでいるのでしょうか?
どうして
私が怯えなくてはいけないの?
夢がみたい
夢がみたい
どこにもないものだから
せめて
夢でみたい
絶対的な安心
おびやかされない幸せ
夢がみたい
夢がみたい
108
:
青柳
:2007/02/09(金) 01:29:52
8日放送分
「短い日記」(亜彩)
充実しているのに 淋しいんです
何かに期待するのが 怖いんです
わき目も振らず 走り続けて
一気に橋を 飛び越えたいんです
君と手を繋いで 飛びたいんです
でも君はもう いないんです
心の中に住んでる君は
時を止めてしまって
僕の心を掴んだまま
何処かに消えてしまった
まださよならさえ言って無いじゃない
永遠のさよならでも言いに来てくれるなら
その方がいいのに
永遠でも束の間でもどちらでも無いなら
その方がずっと哀しい
109
:
青柳
:2007/02/09(金) 01:30:46
8日放送分
「ソーダの休日」(だん)
映画のような一日に
腰をおろして待っていて
白黒の世界はオセロの理屈
スクリーン越しの世界は不屈
生きるか死ぬかで笑わせないで
そっちなんか向かないわ
グラスに注がれたソーダは思うの
この世界に一つでも
一つでも
綺麗な想いがあったのだろうかと
泡になるのは私だけでいい
前のあなたはそのままで
アクセルを回し続けて
映写機の如く
回し続けて
愛し続けて
110
:
青柳
:2007/03/02(金) 01:55:55
1日放送分
「アカイ空」(ゆうと)
今日は晴れ雲一つ無い
澄み切った空の下で
私は君と話し合える 将来の夢を語り合える
今日は雨私の涙が
虹を作る空の下で
私は君を前に泣く 悲しみを二人で分け合う
今日は曇り
ホンモノを隠す空の下で
私は君に嘘をつく 本当のコトに気づいて欲しい
今日ももう
日が暮れるね
明日に向かって君は 今日も歩いてる
今日は晴れ
雲一つない夜空
あの日見た空のように 今日の空も繋がっている
君と見た同じ空が 今も変わらず見守ってる
111
:
青柳
:2007/03/02(金) 01:56:51
1日放送分
「DEAR」(ゆうと)
儚く夢になって消えてゆく 君への想いを
誰よりも輝いている 君が愛(いと)しくて
いつまでも忘れない君の姿 誰にも渡したくない
心が君を想った瞬間 一つだけでも喜びを求めている
奪われた瞳を取り戻すために
無くした心を取り戻すために
自分に嫉妬して自分を傷つける
雨が降りそうな空を眺め いつか太陽が恋しくなる
悪いことばかりじゃないけれど
良いことばかりもおきないけれど
誰にも負けない想いを抱(いだ)いて 今 君のことを忘れない
いつまでも終わることの無い この愛を大切にしたい
きっと君に伝えられる この想いを
112
:
青柳
:2007/03/02(金) 02:00:25
1日放送分
「夜風の中で」(ひろ)
夜空を見上げる
風がひんやりしているね
キミも同じ空気を感じているのかな
遠く離れちゃったけど
元気かな
覚えててくれてるかな
何も言えず曖昧なまま
二人離れちゃったけど
今になって思ったり気づいたり
ヤだね
吹っ切れたはずなのに
結構でてくる
こんな風の冷たい夜は
キミと手を繋いで歩いたこと思い出すよ
無言だったけど
何も言わずに繋いでくれた手が
あったかくて
幸せで
ずっとこの手が離れませんようになんて
続いて欲しいなんて
心の中では思ったりで
結局赤面して言えなかったけど
いい思い出だね
ありがとう
キミに逢えてよかった
キミに触れられてよかった
ありがとう
113
:
青柳
:2007/03/02(金) 02:08:53
1日放送分
「太陽がかがやく1日」(クァン)
今日は太陽がかがやく素敵な1日
こんな日は外に出て知らない場所へ行ってみよう
チェーンがさびてギコギコ鳴ってるあの自転車で
知らない物を見れるかも
知らない人に会えるかも
知らない自分がいてるかも
今日は太陽がかがやく素敵な1日
こんな日は外に出て知らない場所へ行ってみよう
114
:
青柳
:2007/03/09(金) 01:23:33
8日放送分
「メッセージ」(ロロノアヨッティ−)
今生きていられるのは
誰かに愛されているから
今幸せに思えるのは
誰かを愛しているから
ひとつの命の周りには
たくさんの愛があふれている
誰も一人ぼっちなんかじゃない
君が生きているだけで
幸せに思える人がいる
不安にならなくていいよ
この世に生まれてきたすべての人に
生まれてきた意味がある
生きていく価値がある
だから一緒に歩いていこう
これからもずっと…
115
:
青柳
:2007/03/09(金) 01:25:13
8日放送分
「永遠のかけら」(尾崎)
いったいいつまで うつむいたままで
僕の右手を
握り締めずにいるつもりなの
「だって」ではじまるあなたの声なら
僕は もう聞きたくないよ
未来が見えないのは 涙でにじんでるからさ
僕の左手が
君の涙をぬぐうから
さぁ ここにおいで
笑顔を持っておいで
思い出もだきしめておいで
僕が 君に贈るものは
ハッピネスという名の
永遠のかけら
君のために手に入れた
永遠のかけら
いったいいつまで 耳をふさいで
僕の言葉を
聞こえないふりをしているの
「きっと」ではじまる僕の声だけ
君は 信じてくれればいいよ
過去が小賢しいのは 傷跡に縛られてるから
僕の唇が
君の傷を癒すから
さぁ ここにおいで
ため息を置いてておいで
プライドも捨て去っておいで
僕が君に贈るものは
テンダネスという名の
永遠のかけら
君のために手に入れた
永遠のかけら
君に出会って
やっと意味を知った
運命という響きの
真の意味を
笑顔を持っておいで
思い出もだきしめておいで
ため息を置いておいで
プライドも捨て去っておいで
二人で暖めあっていくものは
希望という名の
永遠のかけら
永遠のかけら
永遠のかけら
116
:
青柳
:2007/03/09(金) 01:47:10
8日放送分
「恋の小悪魔誕生?」(元気)
http://www.ai-kotoba.com/
117
:
青柳
:2007/03/30(金) 15:09:07
ねこがジャマしてたのでUPするのが遅くなりました(汗
29日放送分
「君ノ詩」(スカイ)
君の隣でこの詩(うた)は永遠に生きるだろう
一人で泣かないで・・・ずっと傍にいるから・・・
心の隙間まで 焦つく部屋の片隅で
自分の存在から逃げ 現実の空気を吸えない日もあった
不安と焦りで 頭の中は八万四千の煩悩
眠れない日も続いた 起きれない日も続いた
泣きたくても 涙は枯れ
それでも泣いた・・・
涙の詩は奏でる 君へのメモリー
長針も短針も 君の秒針を待っている
自分をもっと見つめて 貴重な一秒の涙
励ましなんて魔法の言葉は必要ないさ
君一人で立ち上がれる だから唄うんだ
あたしわこれから
『終わりの見えてる恋』をしちゃうかもしれない
それでも恋した君は輝いていた
妥協の多い自分の人生
もうちょっと本気で生きてみよう 今も闘い続ける君は輝いている
切なく苦しい輝きは 太陽よりも強い・・・
光の詩は奏でる 君へのメロディー
今日も明日も 君の朝日を待っている
目を閉じて心で聞いて 音なしの表彰状
えらいよ えらい 本当にえらいよ
もし歩くのに疲れたら 一緒に唄おう
今の君に足りないものは
何だろう?
自分を見失いそうになったとき
一度は下を向き 空を見上げ
誰かに助けを求め また歩き出せばいい
綺麗な花だけ咲いている訳ではない
味のある華だって沢山咲いている
犬だってワンワン尻尾を振って
こっちをじーっと見ているよ
自分の足跡を見つけ 自分の存在を取り戻し
自分という自分を探しに行こう
そんなとき・・・
もし誰も傍にいなかったら・・・
この詩を口ずさんでみて
この詩は
いつでも君の傍にいるから・・・
心の詩は奏でる 君へのメッセージ
薬箱を持ちながら 今日も立っています
苦しくて立ち上がれないとき
隣に座って 何も言わないから
いつか君が顔を上げる時 一緒に唄おう
君の隣でこの詩(うた)は永遠に生きるだろう
一人で泣かないで・・・ずっと傍にいる・・ずっと傍にいるよ・・・
118
:
青柳
:2007/03/30(金) 15:12:00
29日放送分
「同じ空の下」(七星)
遠くはなれていても
もう二度と会えなくても
あなたが私を思い出さなくても
上を見上げれば同じ空の下
どんなに大きな声であなたを呼んでも
もう届かない
他の誰でもない
もう一度あなたに会いたい
あの日のぬくもりと同じだけ
私を抱きしめて
あなたと一緒に行った
横浜の町も
荒川の河川敷も
もう二度と行くことはないだろう
何も言えなかった
ありがとうもサヨナラも
眠ってる私に
静かにキスしてくれた
何も言わず抱き寄せて
たった一つの私の
叶わなかったワガママ
永遠の愛
119
:
青柳
:2007/03/30(金) 15:13:29
29日放送分
「鮮やかに」(ナカムラ)
綿雪雲が浮かんでた。
小さなしっぽ出して。
茜空にも浮かんでた。
鮮やかに映えて。
空高くある月のかけら。
さりげなく見守って。
しっぽからまた雲が歩くよ。
そうしてつながり。
やがて空を彩る。
鮮やかに。
僕らのつながり。
一人一人のつながり。
しっぽからうまれる。
そんなつながり。
そしてあなたにしかない世界ができる。
鮮やかに。
そして。
美しく。
鮮やかに。
君がいる。
120
:
青柳
:2007/03/30(金) 15:14:55
29日放送分
「生きる」(RABI)
今日も一日が終わる
明日も明後日も きっと 今日と何一つ変わらずに
終わるだろう
でも ずっと ずっと ずっと先のいつの日にか
僕の人生も終わる
追いつめられないと 行動しない僕は きっと
いつものように 期限ぎりぎりになって やっと重い腰を
上げるのだろうな
人生はいつか終わる
それがいつかはわからない
若くして 死んで逝ったあの子
命日付近になると 思い出す
生きる
今日も僕は生きる
明日も僕はきっと生きるだろう
一生懸命 生きよう
自分の為に
悔いは 残るだろう
でも、精一杯 がんばろう
きっと 誰も褒めてはくれないけど
精一杯 一日 頑張って
一日が終わる頃 頑張った 自分を 褒めてあげよう
さあ、明日から 精一杯生きよう
121
:
青柳
:2007/04/06(金) 03:05:29
5日放送分
「ジャスミン」(はりおん)
いつかジャスミンの、いつかジャスミンの
いつかジャスミンの、香りへと誘われて、
この窓辺へと、この窓辺へと、
この窓辺へと、知らぬままたどり着いた。
蟲のように吸い寄せられ、、、、。
君を忘れて僕は旅に出た。
大きな命の花束。
君は微笑み僕は旅に出た。
小さな綿毛の姿で、、
風に流れ、星とめぐり、
人は来て、人は去り、
波打ち寄せ、波は返し
夢はいつか時が来て、
空へ飛び去った、空へ飛び散ったまま
戻らない、戻らない、
ならばなぜ、、、、、、、、、
122
:
青柳
:2007/04/06(金) 03:06:20
5日放送分
「空」(すぎ)
この大きなキャンバスに絵をかこう
空という名のキャンバス
叶うのであれば、果てしないこの空に
君と一緒に描きたい
123
:
青柳
:2007/04/06(金) 03:07:39
5日放送分
「この太陽の下で」(和路流)
この太陽の下で、 限りのある腕を持つ
人間に出来ることは、 何だろう。
Homo-Sapiens と、 自らに名づけた人々が
定義しようとした事実は、 一体何だったのか。
人は、 戦うのには もう疲れたと、
言うかもしれない。
だが、 戦いをやめた存在を、
生命とは言わない。
戦う事はつらい。
そうだろう
傷つくのも、 傷つけるのも、
もう嫌だと、 言うかもしれない。
だが、 生き続けること そのものが本当は戦いなのだと
どうして言えないだろう。
人は、 生命は衰え、 老い、 いつかは負ける。
時に、 病に、 自然に、 運命に、
そして、 人自身に。
人は、 Homo-Sapiens は素晴らしい種だと、 言うかもしれない。
なるほど
人ほど、 生きることを貪欲に求め、 また あっさりと命を捨て去りもし、
時に隣にいる同胞らと無闇に殺し合う生き物はいない。
この地上の 普通の生き物は、 ただ種として生き続けるためだけに戦い、 死ぬ。
人が、 戦いを挑もうとしているのは
自らも また生き物であるという、 汚点なのか。
人が、 打ち破ろうと足掻いているのは、
己が 生き物であるという、 壁なのか。
太陽の下で、
生き物として 素直に 生きることさえ出来なくなった人々が、
この世界に築いたものは
一体、何だったのだろうか?
124
:
青柳
:2007/04/06(金) 03:08:56
5日放送分
「時〜first〜」(ゆうと)
月の光が闇を照らし
永遠に時が止められて いつまでもずっと・・・
Sorrow for you
優しさが心を揺らす ずるいよ・・いつもこんな時だけ
大切にしてたあなたからもらったring
「sa・yo・na・ra」はもう二度と
・・・言えない
ずっと時を止められれば きっとあなたに言えたかも知れない
悔いだけが残って………
窓の明かりをすべてつつみ
はるかな はるかな太陽から届いてた光
いつまでも頬に流れる涙 後に残る
苦しみだけあるこの心 今まで・・・気付かずに残ってた
星の光とて 照らせなかったこの闇を
いつまでもやまない想いを 伝えたい
苦しみから解き放たれたなら
永遠(とわ)にあなたを閉じ込めて いつまでもずっと・・・
Stare at you
時〜second〜
むなしく通り過ぎていく
何も考えなくても…考えていても
ずっとこのままだったらいいのに
そういつまでも・・
永遠という日を憧れていた日々
心が苦しい思いで何度 何度想っても
あなたには届かなかった
眠れない夜はいつも側にいて欲しい
寂しくて寂しくて苦しかった・・・・
Can’t love anyone , but you
でもきりだせずに
My heart is in your hand
でもどうにもならなくて
涙が頬を伝わった時・・・
降る雨が冷たく感じて
心までも苦しくなっても
あなたを想う気持ちは変わらない
そういつまでも・・
一緒にいられる日を望んでいたけれど
あなたのことをずっと考えていたけど
時は私を突然さらう
どんなに暗くても どれだけ辛くてもね
絶対に涙は流さなかった
Can’t love anyone , but you
でもきりだせずに
My heart is in your hand
でもどうにもならなくて
涙が頬を伝わった時・・・
125
:
青柳
:2007/04/13(金) 01:30:13
12日放送分
「無題」(なづな)
君と出会えてまだ少しだけど
君に出会えてホントよかった
この壊れそうな心を支えてくれてるのは君
流れそうな涙を止めてくれてるのも君
私のすべてを受け入れてくれて
いつも優しく語りかけてくれる
強く心を戻してくれる
ぁりがとう。。。
君の悩みを聞く 私の心の傷を話す
君は心から応援してくれてる
弱い私を強くしてくれようとする君
前を向いて歩こうと言ってくれる君
私はちょっとずつ歩き出す
今度は君に甘えすぎないように
君を失わないように
ぁりがとう。。。
126
:
青柳
:2007/04/13(金) 01:31:32
12日放送分
「輪廻と末路」(雪女郎)
澄み切った真冬の空
凍えるような冷たい湖の水
真冬の冷たい風が二人の髪を揺らす
抱き合った体が温かい
君の髪をなでる手の平が温かい
君が貪り付いて来る唇が焼ける様に熱い
世間の風潮が寒い
親の視線が冷たい
友人たちのとる距離がとても遠く、冷たい
二人の心が熱い
君の瞳から流れる涙が温かい
二人で歩む道はとても短く、儚い
姿勢を保っていた足の感覚がない
湖の水が奪う体温ももう尽きてきた
君の瞳に絶望はない、暖かな涙が愛おしい
体が弛緩して動かない
熱が奪われ、徐々に湖底へ沈んでいく
それでも尚、互いに求め合う舌はお互いを貪る
愛しき妹(キミ)よ、来世でも二人繋がろう
愛しき妹(キミ)よ、来世でも二人兄と妹、血の繋がりを持って
愛しき妹(キミ)よ、来世でも二人熱き劣情を持ってこの湖へ身を投げ
輪廻の果てまでこの熱き情事を続けよう
127
:
青柳
:2007/04/13(金) 01:32:32
12日放送分
「僕の為に」(佐京)
辛すぎるから
お別れしましょう
互いの為だと言ったけど
僕は僕が大切だったんだ
これ以上付き合っても何も変わらない
これ以上付き合っても僕は変わらない
こんな事は許されないんだ
こんな僕は許されないんだ
世の中に否定される前に
僕が否定される前に
お別れしましょう
雨は舞い散る
君の上に
雨は舞い散る
僕の上に
冷たい雨は君に冷たく
冷たい雨は僕に気持ちよく
涙を流した後
後悔をした後
僕たちは別れた
128
:
青柳
:2007/04/13(金) 01:33:32
12日放送分
「僕の傍に」(山南飛龍)
さみしいときに さみしいと
言える人が 傍にいますか?
意地っ張りで 強がりで
決して弱さを見せない僕だけど
あなたの笑顔に触れたとき
抑えきれない涙があふれます
雨上がりの空に虹が架かったら
あの日 夢見た僕になれるから
これからも 僕の傍にいて下さい
離れないで 僕の傍にいて下さい
永遠にともに 僕の傍に
129
:
青柳
:2007/04/20(金) 01:28:00
19日放送分
「静寂」(がん)
大切なキミだからこそ
ボクのそばにいてはいけない
不意な揺らぎが
キミを苦しめる前に
キミとの繋がりを
断ってしまおう
キミは自分のために
生きなければいけないから
ボクの命尽きた時
風の便りに思い出してくれればいい
大切なキミだからこそ
ボクのそばにいてはいけない
さようなら
ボクはまだ、笑えてるかな?
http://einsiedelel.jugem.jp/
130
:
青柳
:2007/04/20(金) 01:29:13
19日放送分
「はるかぜ」(はっせ☆)
あなたに想いをよせる人がいる
私という甘えん坊のネコ娘。
いつも無口なあなたの横顔に
そっと、好きだとつぶやいた
私の心にぬくもりを運んでくれた
そんな、あなたに伝えたい詩(うた)がある
一緒にいる時には、恥ずかしくて言えないけれど
結びを奏でる春風に詞(ことば)をのせて
幸せの鐘(ベル)を鳴らしてくれる
あなたのもとへと届いてほしい…
131
:
青柳
:2007/04/20(金) 01:30:37
2007年01月01日
「じゃあ、また」(ゆっぴぃ)
今の僕が君に笑顔をあげられないなら
そいつが君をやさしく包んでくれるなら
僕はそっと身を引くよ。
別れを言われた今でも君の事大好きだけど
僕が君を幸せにしてあげられないなら
そいつが君の心の中心にいるなら
わかったよ。僕はもう君を苦しめないよ。
ごめんよ。気づいてあげられなくて。
きっと、ずっと悩んでいたんだろうね。
大好きな君を守っているつもりだったのに。。。
そんな君を悩ませていたのが僕だったなんて。。。
ごめんよ。
別れを告げられた今でも僕の中には君がいるけど
これ以上、君にそんな顔させたくないから
僕はがんばって笑顔をつくるよ。
ちょっと引きつってるかもしれないけど、
そこは見逃してほしいな。
僕にはできなかったけど・・・
どうか、そいつとずっと幸せになって。
強がりに聞こえるだろうし
確かに強がりかもしれないから
言葉には出さないけど
ほんとに ほんとに
君にはずっと笑っててもらいたいんだ
君の笑顔は僕を幸せにさせたから
君の笑顔に僕は何度も救われたから
これで終わりだけど
今日でお別れだけど
そんなこと考えたくもないけど・・・
いつまで待っても目覚めそうもないし
やっぱりこれは現実みたいだから
こんなこと頼むのも変だけど
最高の笑顔を見せてくれないか?
最後に僕の目に焼き付く君が
大好きな笑顔であってほしいから
どうか どうか幸せに
誰よりも何よりも幸せに
なんて かっこいいこと言ってるけど
きっと一人になったら泣くんだよ。
独り寂しく男泣きっていうより
きっと大声出して、嗚咽とかもしちゃって
泣きじゃくっちゃうんだよ。
だめだ。
そろそろパワーがきれる。
涙が出てきそうだ。
今離れたら本当にお別れだから帰りたくないけど
そろそろ独りになろう。
「じゃあ、また。」
132
:
青柳
:2007/04/27(金) 01:57:07
26日放送分
「ゴメン・・・」(coo)
ねえ きみは時々 独りぼっちだと 感じているね
そして その寂しさは 自分だけのものだと ふさいでいるね
でも ぼくが きみを思うとき
きみは 独りじゃないんだよ
きみの心を思って 涙が溢れることもあるんだ
きみを目の前にすると うまく伝えられなくて ゴメン・・・
133
:
青柳
:2007/04/27(金) 02:05:14
26日放送分
「ルピナスの花束」(しんしあ)
あたしは海底に座っている
これ以上堕ちはしない
これ以上浮かぶこともない
そう思ってる
誰も来ない
何も思わない
誰のことも想わない
ひかりも届かない虚無の空間
だけど
多分少しは寂しくて
きっと誰かに会いたくて
ずっと水面を見つめてた
誰かが来るのを待っていた
自らの意志でここに来たのにと
自嘲気味にあたしは笑う
そのとき
何かが視界をかすめて
あたしは振り返った
そこには天使が立っていた
緑色の翼は
遙かな記憶を思い起こさせる
しあわせだった頃を
信じるべき人とあたたかな温もりを
貴方にそっくりな瞳で
天使はあたしを見つめ続けて
貴方にそっくりな声色で
天使はあたしのためだけにうたう
そっと差し出された細腕に
私は右手を重ね
大好きだった貴方のために
未だ消えない想いのために
ゆっくりと濃青色の螺旋を昇ってゆく
再び貴方と出会うために
地上は灰色に包まれていて
やっぱり息苦しいけれど
天使が落としていった羽根を
腕いっぱいにかき集め
抱き締める様に胸におしあてる
そうすると
羽根はひとつの花束になるから
真っ白なルピナスの花束に
134
:
青柳
:2007/04/27(金) 02:25:09
26日放送分
「忘却に沈む時」(時雨)
体を折り曲げて
息を潜めるように呼吸をしていた。
病人のするような息を吐いている。
ああ、私の体はもう死んだも同然。
仰臥する彼岸色の花々に
埋もれたわたしの遠い想いがあった。
最初は歌を歌っていた筈だったのに
次第に花は枯れ声は嗄れ
わたしは両目からぽろぽろと
透き通る蛍石を零しながら
次第に崩れてゆく砂の体を見ながら
そっと想いを廻らせる。
誰かわたしの欠片を
拾ってくれはしないだろうか。
誰か私のことを
覚えていてくれないだろうか。
135
:
青柳
:2007/05/04(金) 01:39:32
3日放送分
「境目」(スナ)
この瞬間
それが全てで
この瞬間
全てが別になる
子供と大人の違いって
それがわかる事?
年を重ねても
わからないよ
必要だとしても
わかりたくないよ
136
:
青柳
:2007/05/04(金) 01:43:11
3日放送分
「桜と共に」(越波)
巣立ちを前にあれこれと 騒ぎ立てるも皮肉を漏らすも
旅立つ君を傷つける そこに変わりはないでしょう
私が離れるのも 君が遠ざかるのも
同じように心が さざめき揺れるのは
繋いだ筈の命綱 帆一杯に風を受け
飛び立ったその勢いに まだ繋がっていられるのか
確かめようがないからでしょうか
だからと言って 戻って来なくてもいいなどと
口が裂けても言えはしないのに
それぐらいなら飛び立った 君が風雨に堕ちた方が
命綱の切れてしまった言い訳に なると心の何処ぞで願うのは
許されぬにせよ止め様もない
桜 さくら 舞い散る度に
時を重ねて喪くしていった 絆の古傷ざわざわ騒ぐ
桜 さくら 咲き誇る毎に
時など停まってしまえたら 苦しまずに済むだろうに
桜 さくら 艶やかなるは一時の 短き生の華たちよ
今年も散ってしまえ 一息に
別れの痛みも刹那なら 堪えて忍べもするのだから
137
:
青柳
:2007/05/04(金) 01:46:45
3日放送分
「五月の森」(ちゃおゆきえ)
なぜだか しらないけれど
五月の森は
白い花
ウツギとスイカズラが清水の在りかを教えくれる
野イチゴが 森の中の 光の分量を教えくれる
ドクダミ草は 遠い木漏れ日を教えてくれる
この森というトンネルを抜けたら
すべてが白くなるけれど
この森の中では
ひかりの穴みたいに
無数の白い花が咲いている
そして
スイカズラの白が いろんな色に変わる頃
森は
夏の在りかを おしえてくれる
138
:
青柳
:2007/05/11(金) 01:50:45
10日放送分
「サボテン」(ビッグ淳)
ここには 何もないけど
音も香りもないけど
「ようこそ」 よく来たね
砂の色と 空の色の
二つの絵の具があれば
描ける世界なのさ
カラカラになって
灼熱に焼かれて
僕を探して
ここまで来てくれたというのに
あなたを抱きしめることと
あなたを傷つけることが
同じことになるから
触れられないよ
あなたと暮らしてくことは
あなたを苦しめ続けることだから
とげをまとった
ぼくは一人でいいのさ
初めは身を守るため
敵を引き裂くためだった
今じゃ我が身を引き裂くだけさ
涙は出なくて
すでにひからびて
愛する気持ちも
あとわずかで全てひからびるさ
あなたを抱きしめることと
あなたを傷つけることが
同じことになるから
触れられないよ
あなたと暮らしてくことは
あなたを苦しめ続けることだから
とげをまとった
ぼくは一人でいいのさ
139
:
青柳
:2007/05/11(金) 02:01:15
10日放送分
「虚」(East.R)
考えている
明日の陽の行く先を
考えている
昨日の雲の行く末を
考えている
今日の月の行く道を
探っている
遥かな景色のその先を
探っている
微かな笑いのその奥を
探っている
密かな願いのその時を
見つめている
遠い彼方の思い出を
見つめている
尊い貴方の微笑みを
見つめている
儚い全ての息衝きを
それはまるで
掌で雪結晶を見るかのように
140
:
青柳
:2007/05/11(金) 02:05:24
10日放送分
「秋色」(taku)
秋の色、それは赤。
だってトンボや木や花がほっぺを赤くするからだよ。
秋の色、それは黄色。
だってお月様の季節でもあるからだよ。
秋の色、それはきれい。
だって秋っていろんなものが出来る季節だからだよ。
こんな秋が大好きな子は何色なんだろう?
141
:
青柳
:2007/05/11(金) 02:23:10
10日放送分
「東京」(好人)
お元気ですか?
今何処で何してますか?
昨日、ベランダの植木が小さな花を咲かせました。
名前も知らない小さな花です。
東京の空は気忙しくて あなたのいる街には似合わなそうです。
元気でいますか?
ボクは元気です。
お元気ですか?
笑顔で過ごしてますか?
今日も東京では沢山の人が街を行き交っています。
でも、みんな何処か張り詰めた顔をしているようです。
東京の街は気忙しくて 生き急がないとどこかに取り残されそうです。
ボクは笑えてますか?
少し心配です。
きっとこの街を出て行っても意味はない。
きっとこの街にボクがいなくても変わらない。
誰も道端に落ちている空き缶に興味はないし、
真っ青な空を眺めて深呼吸することもない。
東京の空は気忙しくて 時々息が詰まりそうです。
東京の空は気忙しくて たまに涙がこぼれ落ちそうです。
元気でいますか?
あなたは笑っていますか?
あなたと同じ空を見上げられていますか?
ボクは元気です。
142
:
青柳
:2007/05/11(金) 02:52:25
10日放送分
「混沌」(好人)
「おいで」とゆっくりと手を差し出してみる
手の中にあったはずなのにそこには何もなかった
光り輝いていたはずなのに
真っ暗な箱の中にいるみたいだ
制御すらままならない
それほどまでにキミはボクの中に侵食してしまっていたらしい
手の中には何もない
早くここを抜け出さなければ
それはわかっている
だけどボクは光を失ってしまったのだ
探す術もない
喜び怒り悲しみ楽しみ
ありとあらゆる感情の中にキミがうずまいている
それほどまでにキミはボクの中に侵食してしまっていたらしい
制御すらままならない
早くここを抜け出さなければ
それはわかっている
どれだけ待っても答えはない
そこには何もないのだから
「ほらね」と後ろを振り返ってみる
そこにはいつでも無邪気に笑ったキミの姿が見える
だけどそれは記憶の中で美化された幻にすぎない
真っ暗な箱の中にいるみたいだ
目の前に見える全てが幻にみえる
それほどまでにキミはボクの中に侵食してしまっていたらしい
目の前もキミさえも幻のようだ
早くここを抜け出さなければ
それはわかっている
だけど全てが混沌としているんだ
どれが真実かすらわからない
喜び怒り悲しみ楽しみ
ありとあらゆる感情の中にキミは居続ける
それほどまでにキミはボクの中に侵食してしまっているのだから
消すことなんてできやしない
早くここを抜け出さなければ
それはわかっている
どれだけ待っても答えはない
そこにキミは居続けるのだから
早くここを抜け出さなければ
それはわかっている
もう手の中には何もないのだから
だけどそこにキミは居続ける
それはわかっている
だけど全てが混沌としているんだ
ただそれだけなんだ
143
:
青柳
:2007/05/18(金) 04:25:19
17日放送分
「かまわない」(こころ)
届かないもの
天に手を伸ばしても届かない
届くものからつかんでいけば・・・
階段を昇るように
掴み取れるのかも知れない
そんな気がする
一歩一歩昇っていこう
どんなに遅くっても
かまわない
144
:
青柳
:2007/05/18(金) 04:26:06
17日放送分
「Sometimes」(ニゴウ)
決して悪いことばかりじゃない
日が差したり
風が吹いたり
遠くで単車が走っていたり
ときにはそれだけで遠くに行ける
145
:
青柳
:2007/05/18(金) 04:26:53
17日放送分
「ロマンチシズムの彼方の絶望」(リョウ)
図子の奥の方の僕の部屋(ロココとゴシックの墓場)で
美味しい珈琲を淹れませう
閉鎖と認識だなんて 難しい話は止そう
パンクとワルツの融合したBGMを聞きながら
ねぇ 僕と君
二人 沈黙の間におしゃべりを しませう?
優しいヴァニラ セッタンとBlueMountain
さぁ 絶望はすぐそこだよ!
ゆっくりと珈琲を飲んで
ねぇ 僕と君
二人 遠くまで行くのだ
146
:
青柳
:2007/05/18(金) 04:28:08
17日放送分
「五月」(由梨奈)
耳障りな雨音
私の心を揺さ振り
私の思考を乱す
何故こうも不快なのだろう
考えるほどに答えは遠のく
雨があがり私の気分も晴れる
私はそこで理解する
雨音は心の移し鏡
だから耳障りだった
自分の心ほど醜いものは無いのだから
木々の隙間から光が漏れ出す
私の心も高揚しそして走り出す
147
:
青柳
:2007/07/06(金) 02:54:10
7月5日放送分
「to you…」(ゆあ)
たとえば、
すっごく大切な贈り物があるとして、
それはどうしても届けたいもので、
でも、相手には受け取ってもらえない。
そんな時
普通は「受け取り拒否」になって
差出人である私の元に戻ってくる。
なのに 戻ってこない。
私のところに返ってくるはずなのに
どこにいったのか、分からない。
もうずっと前の出来事だから
今さら戻ってきても困るのだろうけれど、
時々思うの。
受け取ってもらえなかったものは
どこに行くのかなって。
そしてまた、私は同じことを繰り返すのかな・・・・って。
148
:
青柳
:2007/07/06(金) 02:56:39
7月5日放送分
「どこか遠くのほうで」(Hantama/ibukijohn)
あなたには見えていて
私には見えないものが
この世にはあるのでしょうか
どんどん離れてしまうけれど
これから私もどんどん成長して大きくなってゆく
一緒に過ごした時間は
短いけれど
思い出が今になって どこか遠くのほうで 溢れ出て
もう それが何よりも大切なものになってしまいました
そんな気持ちを感じているのは
私だけかもしれませんが
私には見えていて
あなたには見えないもの
それは 今もあなたを想う私の気持ち
149
:
青柳
:2007/07/06(金) 02:57:52
7月5日分
「だから今伝えたい」(ナカムラ)
だから今伝えたい。
去りゆくように見える。
愛されないと枯れる。
はかない性に揺れる。
街の明かりに燃える。
酒に酔わされ憩う。
まるで天に呼ばれるように。
積み木を重ねて。
ただただ重ねて。
足元を救われる。
はかない。
愛しい。
愛されたい。
ただただそう想い生きている。
150
:
青柳
:2007/07/13(金) 01:37:04
12日放送分
「儚い心」(タス)
人は儚い物を愛すらしい
それなら誰か 僕の心を愛してよ
いつ壊れてしまうかはわからないけど
別に今でもいい 楽になれるなら 壊して早く
151
:
青柳
:2007/07/13(金) 01:38:26
12日放送分
「暖かくなる」(ほんだ)
近頃 感情というものが
妙に自分の体に馴染んできたように感じる
152
:
青柳
:2007/07/13(金) 01:40:18
12日放送分
「page_31」(ケイ)
眩しくて 目を閉じた
視線が合っているのかさえ 分からないほど
眩しくて 目を閉じた
それはいつも私の側にあって
届きそうで 届かない光
あの頃 確かにあなたは
私にとっての 太陽だった
153
:
青柳
:2007/07/20(金) 01:56:47
19日放送分
「女王様と私」(鈴奈)
長い長い月日の中で
私は私を見失う
女王様の元にいることで
遺伝子レベルまで刻み込まれる服従の掟
逆らうことが出来ない
逃げ出すことが出来ない
私は深みに堕ちていく
全てが女王様のためにある
今日も私は小鳥のように美しく鳴く…
154
:
青柳
:2007/07/20(金) 01:58:54
19日放送分
「『二人ぼっち』を」(禍音)
永遠が欲しい
約束してほしい
この想いは 終わらないんだって
誰だって望んでる
でも 知らないの?
それはどこにだって転がってるって
永遠の可能性
そんなものはない
愛 夢 希望
永遠はそんな優しい約束はしない
けれど
永遠の不可能は存在する
正の永遠はない
負の永遠はある
優しい明日は 約束されない
絶望から這い上がるとき
人は新しい何かを見つける
一度絶望になった「それ」自体が
新たな何かを得ずに再び輝くことはない
そう 永遠に
情愛友愛 なんだろうと
燃え尽きる日は来る
夢も希望も そんなもの
輝くのは一瞬の間だけ
終わらない光はないのに
終わらない闇はあるんだ
欲しくもないのに
望んでもないのに
この世界は
こういうところにだけ
永遠を約束する
優しい明日が欲しいのに
貴方がいる 傍にいる
それが日々を彩り続ける
明日も 明後日も
ただそれだけを 約束してほしいのに
この想いは永遠だと そう言ってほしいのに
望む永遠は どうして 手に入らないのに
望まない永遠は 私の掌に落とされる
「握れ」 と
例え「終わった」と 言われたとしても
例え受け入れて 泣いても 泣いても
きっと 消えてかないのは
ただの 悲哀に変わっても
そんな永遠 欲しくないのに
こんな想い 欲しくないのに
抱きしめてしまうのは
優しい明日が欲しい
貴方がいる 傍にいる
それが日々を彩り続ける
明日も 明後日も
ただそれだけを 約束してほしい
この想いは永遠だと
「二人」は永遠だと
信じさせてほしい
「二人ぼっち」を
ここで とわに
155
:
青柳
:2007/07/20(金) 02:00:59
19日放送分
「君は戦場に散った」(少年M)
君は戦場で散った
大きな夢を乗せて 駆け抜けた あの戦場で
人々の期待を背負い 先陣を切って
自分自身を夢見て
君は戦場で散った
期待は悲鳴に変わり 誰もが涙した
理由など何もない あるのはただ悲しみだけ
君は戦場で散った
夢を その子に託すことなく
期待を受け継がせることなく
しかし 君は背中を押した
あらゆる人の 希望のために
あらゆる人に 勇気を与えるために
あらゆる人に 夢を与えるために
君は戦場で散った
その姿は消えることなく 続いてゆく
永遠に ぼく達の 胸の中で
156
:
青柳
:2007/07/20(金) 02:02:41
19日放送分
「花―君と咲かせられる花を―」(成松元気)
http://www.ai-kotoba.com/
157
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:32:33
26日放送分
「無題」(らいむ)
地平線に続く果てしない道。
君との誓いで、幸せにするよと誓ったあの日。
君の願う道は、ただ幸せがほしいだけなのかい?
でも、僕はあと三ヶ月の命。
でも僕らには希望がある、未来がある。
君の手を握りながら、俺は君の未来を見つめながら、ベッドの上で
そっと目をつむる・・・
158
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:33:45
26日放送分
「無題」(らいむ)
風吹く緑いっぱいのみどりの森の中。
君はいったい いつも何を見つめているんだい?
君の未来、それとも今の自分?
森を抜けると丘がある。
その丘で二人の影がそっとふれあう。
雨上がりの森。
雨上がりの丘。
「君との未来を、ずっと一生俺と暮らさないか?」
ただ、僕の目を見つめてうなずく君。
将来の見えない二人。
でも、幸せならいいじゃないの?
君が心の中でやさしくつぶやく。
159
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:34:27
26日放送分
「無題」(らいむ)
あなたに見える明日は何ですか?
希望のある明日って何ですか?
生きるって何ですか?
時々、何故自分と言う人物として生まれてきた事を
難しく考える。
でもこの世に生まれて来た事を母に感謝します。
160
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:36:29
26日放送分
「戯言的な詩。」(尾崎淑久)
いつかは枯れる花なのに
なぜに 花は
咲き誇るのだろう
いつか別れる人なのに
なぜに 人は
愛し合うのだろう
161
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:39:13
26日放送分
「想い」(よし)
君のことを好きになって
どうしたら私を見てもらえるか
それだけに必死になってて
君の気持ちを考えていなかった
自分勝手な自分に気付き
情けなくって涙があふれた
それでも君は
私に優しくしてくれた
真っ直ぐな瞳をした君は
自分自身の優しさに気付いていない
そんな君の優しさに
何度も心を救われた
もう少しだけ
君のそばに居たいけど
そろそろ行かなきゃいけないんだ
私は自分の進む道を見つけた
君とは違う道を見つけた
後悔はしていない
道はどこかでつながっているのだし
自分の道を信じる強さを
教えてくれたのは君だった
“ありがとう バイバイ”
また遭える日を夢見て
私は新たな道を歩き出す
162
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:40:03
26日放送分
「憧れ」(ひろ)
海が見たい。
南国の、青い海。
遠く続く浅瀬で、太陽の光を浴びたい。
自然を感じたい。
満天の星が見たい。
山の空気を吸いたい。
木々の揺れる音を感じたい。
木漏れ陽に包まれたい。
人と触れ合いたい。
優しい気持ちになりたい。
人に触れられたい。
見守ってあげたい。
見守られたい。
そんな中で
自由でありたい。
自分のために生きたい。
誰かのために生きたい。
強くなりたい。
強さを持ちたい。
優しさを持ちたい。
泣ける弱さも持ちたい。
誰かに胸を張って言える「何か」を
あたしは持ちたい。
そして何より
自信を持ちたい。
あたしの、憧れ。
163
:
青柳
:2007/07/27(金) 01:41:27
26日放送分
「知識」(Rieko)
知っている事が
素晴らしい訳じゃない
知らない事が
素晴らしい時もある
生きる事に悩む時
世界の成り行きに息をひそめる時
知らなかった頃の自分を思い出す
何も無かったけど幸せだった
幼い頃を思い出す
164
:
青柳
:2007/08/03(金) 01:35:20
2日放送分
「無題」(らいむ)
自販機のコインの返却口に指を伸ばすと、
タイムスリップした。
君といた青春時代。
笑った、泣いた、楽しかった高校時代。
一瞬の中の夢。
けれど、もう君は去年の交通事故で
この世にはいないのですね。
でも、僕は君の事ばかりを考えて生きていきます。
さ・よ・な・ら・・・・
165
:
青柳
:2007/08/03(金) 01:37:24
2日放送分
「天国の底」(和路流)
手のひらを 空へ かざそう。
瞳を軽く 交わしあい、
そして、 僕たちは生きていこう。
いつの日か、 何処からともなく集まっていた。
他人と自分の涙で、 冷たく手を染めて巡り会って。
新たな自分が知ることを、 互いに、 認め。
そして、 僕たちは再び 生き始めるのだろう。
僕ら、 この心臓が 打ち始めた時は 違うけれど
一緒に居れば、 きっと必ず、 鼓動が重なる瞬間が存在する。
罪を許してくれとは、 互いに問わない。
ただ、 誰もが 悲しみを胸に抱えて
いつか、 それを語り合えればいいと
ここから 互いのために 祈っている。
魂の熱を 分かち合おう。
この手は、 誰かを支えるためにある。
「善」 でも、 「悪」 でも
どちらでも構わないし、 どちらである必要性もない。
ただ この手を差し伸べるから、 力強く 笑って。
そして、 共に生きていこう。
自分が信じ、 愛するもののために。
未来を共に夢見ることが許される、 この天国の底で。
手のひらを 空へかざそう。
瞳を 軽く交わしあい、
そして、 僕たちは生きていこう。
166
:
青柳
:2007/08/03(金) 01:39:06
2日放送分
「ナビ」(Big Rain)
やりたい事がみつかったんだ
自分の情熱の全てを注げれるんだ
今ままでさんざん 彷徨ってきたのが
まるで嘘みたいなんだ
もう 寄り道は しないんだ
僕の人生の ナビが やっと 手に入ったから
たどり着けるかは まだ わからない
でも 目指す目的地が やっとわかったんだ
僕のいる場所は ここだったんだ
目的地はまだまだ遥か先だから
夢よ 急げ…
167
:
青柳
:2007/08/10(金) 03:27:37
9日放送分
「ライター」(なつき)
君はきまって
左手で鞄をもつから
だから右の手のひらは
あたしの居場所
君はきまって淋しかったり照れたり
心が乱れた時に煙草をふかすから
だから今日みたいに会えない夜は
君のライターになりたい
168
:
青柳
:2007/08/10(金) 03:28:32
9日放送分
「無題」(なづな)
もう 息が詰まりそう
私にだって言いたいことたくさんあるんだ
心に溜めるのも限界があるんだ
穴を掘って 大声で吐き出してしまいたい
誰にも見せない 見られたくない
影の私を吐き出してしまいたい
イメージに負けたくない
ホントはそうじゃないのに。。。
いつも思ってる
だから私を離さないで
169
:
青柳
:2007/08/10(金) 03:29:37
9日放送分
「赤い糸」(すぎ)
たくさんの糸の中で
一本の糸をたぐりよせ
一本の道となる
あの人が同じ糸を引いていると信じて
170
:
青柳
:2007/08/10(金) 03:30:51
9日放送分
「ラララ・・・」(七星)
僕に2つの道があるなら
並べた鏡に映っていたら
昨日のニュースに流れていたら
僕はどこへ行ったろう
不揃いに切った髪を束ねて
いつもどおりに電話が鳴る
朝がきて部屋の明かりを消す
変わらない最後の夜
旅立ちの日は朝から雨で
飾ったサヨナラの言葉もなく
何も知らない野良犬だけが
僕の背中を見送っていた
ラララ・・・
止まらない涙をぬぐっては
泣いてなんかないって言い張って
言えるだけ言い訳並べても
きっと言えなかったコト
明日聞こえない僕らの歌は
都会のビルに届かなくて
四六時中お腹をすかせては
眠らずに夢を見てた
旅立ちの日は朝から雨で
飾ったサヨナラの言葉もなく
何も知らない野良犬だけが
僕の背中を見送っていた
ラララ・・・
171
:
青柳
:2007/08/21(火) 00:07:17
16日放送分
「桜」(aki)
たとえ一瞬の間でも
たとえ散りゆく姿であっても
その潔さに
その儚さに
その淡い色彩に
その眩しさに
そして
その秘めた強さに
目をそらせなくなる。
心を捕えて離さない
その存在感に 魅せられる―
―春の、時。
172
:
青柳
:2007/08/21(火) 00:08:30
16日放送分
「想い」(椿風)
月のいない夜
あなたを探している
窮屈な世界に
行く先を見失って…
必ず朝は来る
そんな願いを奪って
夜は訪れる
誰の上にも
ここから今
手をのばして
憂鬱な昨日を壊したい
引きちぎった
空の隙間に
天使がいま降りてくる
173
:
青柳
:2007/08/21(火) 00:09:42
16日放送分
「どれだけ」(山南腐龍)
どれだけ言葉を重ねても
分かり合えない事がある
どれだけ身体を重ねても
充たされない愛がある
何をどれだけ重ねれば
あなたは僕を知ってゆくの?
何をどれだけ重ねれば
僕はあなたを理解できるの?
何をどれだけ重ねれば
174
:
青柳
:2007/08/21(火) 00:12:44
9日放送分
「ひとつ星」(ゆみこ)
ある夜窓から空をみた
みつけたもの
それは
雲を掻き分けて光を放っている
ひとつの星
私はその星を
ずっとみていたいと
ずっと光っていて欲しいと
素直に 思った
175
:
青柳
:2007/08/24(金) 19:49:15
23日放送分
「ボロン・ボロン・ボロン」(はりおん☆ゆうと)
やがて風となり、冷たく澄んだ夜の月に触れる
忘れた遠い日々遠い日々の優しき音色の調べ探し、
もう何も語らずに・・・
街の灯りは、ひとつ、またひとつ消え行く。
深い記憶の遠い彼方に
深い記憶の遠い彼方へと・・・・
-----ボロン、ボロンとギター
-----ボロン、ボロンと鳴らし、
-----銀の星よ唄う。
-----ボロン、ボロンと言葉
-----ボロン、ボロンとこぼれ
-----金の星の影、眠る。
-----ボロン、ボロンディ・ディム・ダム
-----ボロン、ボロンディ・ディム・ダム
-----リンガ、リンガ、ヨニ、リンガ、ラム
-----ボロン・ボロン・ボロン、、、、、
今は消えはしない静かにかすれ行く月の夜明け
こわれた命の影、眠る花のたねのようにいつか、、
もう何も尋ねはせず、、、
星の瞬きは、ひとつ、またひとつ消え行く
新しい夜明けのはじまりに、
新しい夜明けのはじまりへと、、、
176
:
青柳
:2007/08/24(金) 19:50:09
23日放送分
「滅びと種」(雪女郎)
今日世界が滅びるのなら
ワタシは種をまく
明日世界が滅びるのなら
ワタシは草を刈る
来月世界が滅びるのなら
ワタシは畑を耕す
来年世界が滅びるのなら
ワタシは種をまく
何十年後かにワタシが死ぬ時
ワタシは漸く収穫を迎える
そしてその果実を生きた証として
ワタシの子供に託すのだ
ワタシの子供も種をまくだろう
草を刈り畑を耕すだろう
その時のために今日も
ワタシは種をまく
177
:
青柳
:2007/08/24(金) 19:54:51
23日放送分
「夢をつかむ旅」(信羅友奈)
痛みだなんて思わない
この身体中の傷
それだけの過去を
背負っているのだから
どんな時でも覚えてる
自分たちの遠い夢
探し続けると誓える
この夢をつかむまで
果てしなく続いていく
夢を叶えるため
今 走りだそう!
風を追いかけるように
身体中の傷を決して
治さないように
忘れてはいけない
過去があるのだから
この思い抱きしめたまま
遠い夢を探してる
いつかこの手につかむんだ
この命燃え尽きるまで
どんな過去を持っていても
その過去はきっと
自分の未来を決める
大切なパーツなんだ
果てしなく続いて行く
夢を追いかける旅に
終わりはあるのか?
夢をつかみとろう!
178
:
<削除>
:<削除>
<削除>
179
:
青柳
:2007/08/31(金) 01:34:42
30日放送分
「大人」(佐京)
大人って何?
何を基準に大人なのかが分からない
大人と子供は何処が違うのか?
小さな事でピーピー泣く大人も居れば
残酷な事を平気でやる子供も居る
[子供]と分類されている者達は
[大人]と分類されている者達が考える程
弱くも無いし、純粋でも無い
保護されるほど大事なモノでもない
国に守られる程のモノでもない
これはダメ
これはイイ
そんなの言われなくても分かってる
あれはイイ
これはダメ
大人の基準で勝手に縛るな
大人と子供は何処が違う?
ハッキリ言って何も違わない
生まれたのが早いか遅いか
それだけしか違わない
「最近の若い子は考える事が分からない」
そっくりそのままお返しします。
私より早く生まれた方たちへ
180
:
青柳
:2007/08/31(金) 01:46:28
30日放送分
「寒風冷めやらづ」(時雨)
寒風冷めやらづ
震へつつ湖面より飛び立つ水鳥たちの
雪のうへに遺したちひさな足跡。
愛しくも恐ろしき水面の弛み。
凍えさうな程に張り詰める秘め事のいたみと
銀鼠のなかなる鮮烈黄色。
雪のなかの激しい命。
春を待つ寂しい命。
湖面は未だ寒さに撓み
寄り添いあひ凍えて泣く水鳥の行く末は
雪の中なる早咲き桜か。
寒風冷めやらづ
震へつつ春を待つ強き花々。
私はそなたらのちひさな魂の合唱を知つているよ。
氷る夜のなか毅然と佇むおまへたちの姿をぢつと見詰めてゐるよ。
そのか細い声に耳を傾けながら、おまへたちをしづかに想つてゐる。
181
:
青柳
:2007/08/31(金) 01:47:43
>>178
おお、ご本人から書きこみが!
ありがとうございました!
ちがうスレの書きこみは削除させてもらっちゃいました。
ごめんなさい。
これにこりずにまた投稿してやってくださいませ。
182
:
青柳
:2007/08/31(金) 01:49:29
30日放送分
「その物語をはじめるために」(空峰羅希改め信羅友奈)
いつの間に忘れていた思い
それを思い出した時には すでに歯車は廻り出していた
それでも振り切ることは出来なくて
一人の人間に出来る小さなこと
積み重ねて動き出す
忘れはしない 絶対に
胸に灯る 光 目指し
偽りだけの小さな虚無
誤魔化すように逃げていた
逃げ続けることは趣味じゃない
立ち止まる息を 整えろ
願うだけじゃ始まらない
痛みを抱えてうずくまるだけじゃ ダメなんだ
振り切れないのなら前へ進め
優しいだけの世界では
人は成長しないだろうから
さあ 前を見据えて その瞳
強さを引き出して行け
痛みを耐えて前に進む
時折 後ろを振り返りながら
仲間と共に歩み行く
さあ 今 物語が始まる――……。
183
:
青柳
:2007/08/31(金) 01:51:40
30日放送分
「世界」(由梨奈)
世界は一つ?
世界はたくさん?
みんな自分の世界をもっている
目に見える世界
目にみえない世界
それが世界である事には変わらない
自分の世界ばかり見ずに
周りの世界もみてみよう
あたらな世界がみえてくるよ。
184
:
らいむ
:2007/08/31(金) 22:52:49
お願いが、あります。
レスの178の詩を削除希望します。^^ ごめんなさい。
読み直したら、意味が通じていない部分が多かったので
書き直してみました
「宇宙と言う名の次元」 訂正版
夜空の彷徨う星の点
ゼロ次元の集合体。
線を引けば星座と言う名の、
一次元。
夜空に見える平面的にも見える、
二次元的幻想世界。
星座がそっと浮き上がり
壮大な宇宙で
三次元に映る惑星の立体が輝き、
きらびやかにグラデーションする。
そして、
宇宙の奥深くに眠る神秘の四次元の世界。
あなたは、今何を見ていますか?
果てしなく続く輪廻、
この宇宙での
果てしないロマンエネルギー
あなたは今、
誰の心を求めていますか?
多次元の中の宇宙。
そして、夜中に見える次元空間。
さまよう時間と、
何気に留(とど)まる時間。
時間の感じ方って色々あるけど、
この感じた空間の中には
いつまでも
いつまでも
宇宙への
僕の妄想が
果てしなく続いている。
そして、宇宙に浮かぶ君は誰ですか?・・・
185
:
青柳
:2007/09/03(月) 04:00:32
>>184
りょうかいしました〜というわけで削除しました。
書き直されたバージョンはより深みがあっていいですね。
前のもいいなあと思ってたけど、もっともっと宇宙の広大さを感じました。
これからもよかったらばしばし投稿してやってくださいませ。
186
:
青柳
:2007/09/07(金) 10:06:18
6日放送分
「糸」(がん)
伝えたい
ボクの命かけてでも
キミに受け止めて
ほしいから
あの時知った
キミの瞳の愛しさ
ボクが護り
続けるために
古からの
記憶を頼りに
糸に託すよ
キミへの想い
http://einsiedelel.jugem.jp/
187
:
青柳
:2007/09/07(金) 10:07:18
6日放送分
「遺書」(しんしあ)
あたしは全てに否定され
あたしは全てを拒絶した
まっさおな空は
何かが少し欠けていて
突き刺さる摩天楼は
嘘だらけのひかりに包まれていて
ひとりであるいた
君はいない
繋がるはずの右手は
虚無を握りしめたまま
全てはあたしの罪
全てはあたしへの罰
決して許されることはなく
決して愛されることもない
あたしがいるべき場所は此処じゃない
凍てついた闇ばかりのひかりのない世界だ
月は痩せ細る
だけど最期の瞬間まで
輝きを失うことはない
その姿は
あまりに眩しすぎて
あたしは直視できなかった
虚空を抱いて
痛みをまぎらす
哀しみを誤魔化す
流れた血は
温かさを失いながら
足下を濡らしていった
出来ることならもう一度君に会いたいと
そう、思った
まっかな朝焼けがやってきて
もうろうとした視界の端に
君の幻影をとらえて
あたしはしあわせだった
嘘でも偽物でもかまわなかった
まっくらな世界に堕ちてゆく
君の幻を抱き締めたまま
もう救われることはないと悟った
だけど
君に逢いたかった
本当は君と生きてゆきたかった
188
:
青柳
:2007/09/07(金) 10:08:17
6日放送分
「童話のつぶやき」(らいむ)
のっそり のっそり のっそり
風が疲れたように向かってくる
ほんのり ほんのり ほんのり
雨が疲れたように降ってくる
ぐったり ぐったり ぐったり
台風が疲れてやってくる
おーーーい
みんな、疲れているのかい?
丘から少年が 空に向かって叫ぶ。
汗だくの太陽が、つぶやく
「世界の夏は暑すぎるから、みんな疲れているよ」
あつすぎて
あつすぎて
アスファルトが溶けて
陽炎になるほどの暑い夏。
季節も何もかもが狂い、
何もかもが
疲れて
とうとう、
風も雨も海も 疲れ果て・・・
とうとう 枯れた大地と滅亡に迫る。
おーーーーい。
みんな、元気を出せよ。
まぁるい 地球が みんなを励ます。
元気を持てば、全てが輝く
この緑を守れば
全てが
全てが
大地の全てが うまくいく・・・
だから 緑を大切にナ
だから、みんな、がんばって
がんばって
がんばって
そして、元気に
元気に
元気になーーーーーれ。
疲れて、
へばったら 負けだよ。
みんな 笑顔で
元気に
元気に
元気に
そうすれば、この世の中も元気だぉ
みんな
元気に
元気に・・・・
189
:
青柳
:2007/09/07(金) 10:09:27
6日放送分
「冷たさの感触」(今川結菜)
波の音聞こえて 立ち止まる
綺麗な夕日 瞳に飛び込んで
鮮やかなオレンジ色に いつしか
心惹かれて また歩き出す
微笑みのなかに浮かぶ影に
気付かない振りして 心に背を向けた
間違っているかもしれないと
思い始めるのが肝心
手を伸ばして 空を掴むと
暖かい日差し 身体を包む
今一度の願いを胸に
言の葉 乗せよう
いつだって最初は何ももなくて
それでも 気付けばこの手のひらに
分からなくなんても良いなんて思わない
掴んだものの意味 考えて
冷たい海の感触はどこか懐かしくて
心 洗われ 落ち着き取り戻し
新たなる 一歩 踏み出せる
己を信じて さあ 今
眩しい太陽の光を浴びて
願いを胸に 言の葉と共に
恐れずに 向かっていこう
全ての思いを抱いて
190
:
青柳
:2007/09/07(金) 10:10:34
6日放送分
「改札口」(ナカムラ)
いつも通る改札。
よく買う自販機。
よく乗る車両。
よく座るイス。
いつも行く時間。
よく渡る橋。
よく下る坂。
よく入るコンビニ。
いつもそこに君はいて。
君の気配を残してる。
改札口よく見れば君の名前。
桜口。
君はここにいる。
桜の季節に。
君は生まれ。
桜の季節に消えてしまった。
あの下り坂。
桜満開の中。
二人乗りの自転車。
感じた春。
毎日あの改札口を通る度に。
記憶が蘇るよ。
だから君は毎日いるよ。
桜口を通る度。
春を感じる度に。
君を感じる度に。
涙してしまう。
心から伝えたい。
ありがとうと。
191
:
青柳
:2007/09/14(金) 02:22:50
13日放送分
「らぶりぃ」(ちゃお ゆきえ)
さがしてます
わかりやすい たいど
わかりやすいことば
つたえたい たいおんのような ことば
なのに
みつからない あたたかなことば
ふるえて うまくつたわらないおもい
ああ でも こんな風でありたい
花がなぜ
人であるわたしのこころに
こんなふうに 似合った形をしているのか不思議
こころをつなげたい
こんな風につなげたい
やさしいこころのいろ
やさしいすがた
ぷっくりとした まるみ
らぶりぃらぶりぃ
わたしに宿れ
192
:
青柳
:2007/09/14(金) 02:25:02
13日放送分
「刹那」(らいむ)
鏡の中の自分。
君は毎日、自分を見ていったい何を思っているのだい?
スタンドミラーに映し出された
シャワー後の自分の裸体。
僕は両手を鏡に押し付けて、自分を深く見つめる。
何を思っての行動だい?
鏡に映る自分の瞳が訴える。
「今日はとても、丁寧な笑顔だね。いつもは激しく短気なのに・・・」
もう一人の自分の中の人格が言う。
そして、今の自分と鏡の中の人格が、
自分の身体(からだ)を見つめて自己愛を見る。
「今日は、いつもながらに素敵だよ」
自分に訴えるナルシストな言葉。
この世の中で自分だけが好き。
この世の中で一番綺麗な裸は僕だけ。
この世界で一番麗しいのは自分だけ・・・
鏡に映し出された自分の裸体。
スレンダーなボディラインがスタンドミラーと接触する。
鏡に吸い込まれて行くような柔らかい感触。
鏡と一体感になった時聞こえる
妖精の声。
そして、僕は妖精と鏡の中で幻想で遊ぶ。。。
193
:
青柳
:2007/09/14(金) 02:26:37
13日放送分
「瞳の奥の輝き」(はっせ☆)
夜空を見上げると、ほらっ
お星さまが見えるだろ
なんて綺麗なんだろうね
君の瞳を通して見えた星は
いつも輝いて見えた
もう何も望むものはない
君がそうしていてくれるのであれば
そうそれだけで十分なんだ
星の数ほどいる他の誰よりも
君のことが大切なんだ
陽の光が辺りを照らし始め
君の笑顔が僕を照らしてくれた
194
:
青柳
:2007/09/14(金) 02:28:05
13日放送分
「みずいろの街」(璃那)
今でも電車で通ると思い出す
殺風景な駅や風景
みずいろの街
あそこに「夢」や「未来」を落としてきたんだ。
深夜のきれいな月の下
あなたの眠い目で一生懸命書いたメール。
朝日にゆられ
朝まで君は、起きていたこともあったね。
もう帰らない、君。
もう戻らない、昨日。
僕の体・心・構成要素
遺伝子のどこかの片隅に
君が生きていることを信じながら…
そして、僕は今日も1番線
緑ラインのステンレスの電車、頼りない発車のベルが鳴る
僕は「ここ」にいるのに、遠く遠く離れてゆく
みずいろの街
どこか懐かしい淡い恋の詩の街
195
:
青柳
:2007/09/14(金) 02:28:51
13日放送分
「見えない姿・聞こえる音」(らいむ)
君は何処へ行ったの?
暗い世界で君は、手探りでいったい何を探しているの?
何も無い、音の無い世界の君が
笑顔で誰かの顔を見つめている。
君は、何気に海岸通りを走る車の男性に喋りかける。
「そこは、危ないから走っちゃダメ!」
突然の声に驚き男性は、急にハンドルを切り、
ガードレールを超えて海に吸い込まれてゆく。
君の声を聞いた
あたなは、
いつも何処かへ行っちゃうね。
けど、君はただただ寂しいだけなんだよね。
友達がほしいだけなんだよね。
今日、君は何処の高速に立っているの?
今日は、トンネルの中?
それとも墓場?
いつも苦笑いで待ち、
人を引き寄せる君。
今度、僕と一緒に成仏しようね。
そして、来世で一緒になろうよ。
僕の瞳にしか映らない君。
僕は、君の愛を信じ、君の声を聞き、君を追い・・・
そして、永遠のいう名の谷底へと・・・・・
196
:
青柳
:2007/09/21(金) 01:12:50
20日放送分
「思い出の夏休み」(coo)
蝉時雨に紛れ
聞こえてくる 高い笛の音
懐かしいメロディ 合わせて口ずさむ
あの頃の記憶
山鳩の声響く早朝
待ち合わせは いつもの公園
麦藁帽子も忘れて 駆け出す
さぁ みんな揃ったら 探しに行こう!
虫採り網 ビーチサンダル
夢の続き 思い出の夏休み
197
:
青柳
:2007/09/21(金) 01:14:06
20日放送分
「愛の形」(ナカムラ)
見えない力が。
私を押してくれる気がする。
それはもしかしたら。
愛の力かもしれない。
あなたのメールに。
励まされていて。
あなたの言葉に。
力をもらって。
そんな繰り返しの日々に。
愛を重ねてるのかもしれない。
愛の形探すけど。
結局そこにあるのが。
愛の形。
見えない力を重ねて。
見えない愛を探して。
あなたの愛を感じて。
私は少しずつ大人になるの。
見えないあなたの愛。
見えないあなたとの未来。
見えないあなたの姿。
私の不安は増えていくけど。
あなたのメールに。
励まされていて。
あなたの言葉に。
力をもらって。
そんな繰り返しの日々に。
愛を重ねてるのかもしれない。
愛の形探すけど。
結局そこにあるのが。
愛の形。
198
:
青柳
:2007/09/21(金) 01:16:39
20日放送分
「山中で」(スナ)
木にもたれて
土から
ちゅうちゅう
光から
じじじ
風から
さわさわ
その時
僕は木々と1つ
両手は
まっすぐな枝
両足は
踏みしめる根
もっと高く
もっと太く
もっと強くなりたいよ
全てを
すっぽり包めるように
もっと包めるように
199
:
青柳
:2007/09/28(金) 21:23:01
27日放送分
「色彩」(taku)
赤色の子はどこですか?
黄色の子はどこですか?
茶色の子はどこですか?
あれあれ誰かのの足音が
シューシュー、シャラシャラ。聞こえてきたよ。
夏さんが来年までバイバイなんだってね。
悲しいな。でも新しい仲間がくるらしいよ。
それは秋さんだって。
だから紅葉の色の子を探してたんだね。
秋さんこんにちわ。
200
:
青柳
:2007/09/28(金) 21:24:46
27日放送分
「性別」(由梨奈)
性別って何?
体の違い?
子供が産めるか産めないか?
心の性別は
認められてはいけないの?
私は私として生きたいだけ
そう思うのもダメ。。。?
201
:
青柳
:2007/10/07(日) 01:09:55
4日放送分
「カミナリさま」(ビッグ淳)
カミナリさま ボクのヘソなら あげてもいいよ
カミナリさま ボクのヘソなど くれてやるさ
ドキドキする心とか あの娘を見つめる瞳とか
あの娘とささやく時間とか 奪う奴よりずっとずっとましさ
カミナリさま ボクのヘソなら あげてもいいよ
カミナリさま ボクのヘソなど くれてやるさ
エンマ大王 ボクの舌なら いつかあげるよ
エンマ大王 ボクの舌など いつかひっこぬいて
素敵なウソをたくさん ワクワクするようなウソを
あの娘についてあげたい だからボクはきっと地獄に落ちるよ
エンマ大王 ボクの舌なら いつかあげるよ
エンマ大王 ボクの舌など いつかひっこぬいて
バクバクバク ボクの夢なら 食べてもいいよ
バク ボクの夢なんて ばくばくお食べ
いくら夢を食べられても ボクの夢は尽きない
だってあの娘に夢中だから ボクの夢は いついつまでも続くよ
バクバクバク ボクの夢なら 食べてもいいよ
バク ボクの夢なんて ばくばくお食べ
砂かけババア ボクに砂を かけてもいいよ
砂かけババア スナップを効かせて 砂をおかけ
砂まみれになっても‘(つらいですな!) クツに砂が入っても(災難ですな!)
きっとあの娘は ボクのことを キライには なりはしないよ ハニー
砂かけババア ボクに砂を かけてもいいよ
砂かけババア スナップを効かせて 砂をおかけ
202
:
青柳
:2007/10/07(日) 01:10:53
4日放送分
「ラブソング(即興)」(虹村リョウ)
朝起きてから寝るまでに
一日何回お前の事を考える?
恋をするお前に恋をした俺は
異常なまでに怯えているんだ
俺はお前に恋をしているけれど
お前とはマブダチでいたいだけなんだ
本当はそうじゃないかもしれないけれど
俺はこれ以上疎遠になるのが耐えられないんだ
ねぇ
キスをしたのを覚えているかい?
ねぇ
手と繋いだのを覚えているかい?
ずっと ずっと昔の話だけれど
その時は
恋なんてしてなかったけれど
君はあの時からずっと
俺の中では
可愛いんだ
部屋のシャワールームで相方が彼女とファックをしている時に
ふと君の事を考えるのは不潔な事なんだろうか?
プラトニックな恋って何だ?
そんなモノには飽き飽きしているよ
俺は君が好き
君は彼氏が好き
彼氏は別の彼女が好き
その彼女は誰が好きなんだろう
ありがとう
と何でもないメールの中の
このたった5文字に俺は震える程泣いて
友達でよかった
ってこの7文字に俺は震える程泣いた
俺はいいオトコになっていましたか?
You make me to try to be a better man
もっといいオトコになれるかもよ
世辞なのか
本気なのかわからない
俺は君に恋しているから
ねぇ気持ち悪いなら今のうちに言ってくれ
誰も止められないんだ
俺のラブソングを
俺以外の誰も止められやしないんだ
俺のラブソングは世界で一等だから
気になってる君がいると
薬指にシルバーリング
可愛いコの前で中指に移すのは浮気だろうか
ねぇ俺は君とマブでいたいんだ
君をお前って呼べるような
セミダブルかクイーンサイズか
俺には広すぎるベッドさ
ねぇ今度は二人で手を繋いで眠りたい
俺の我侭を聞いてくれ
君が俺の手を握ったように
そうしてくれ
俺は 君に恋している
203
:
青柳
:2007/10/12(金) 01:29:21
11日放送分
「Silent」(ニゴウ)
例えばクラッシックは大音量で聞いてもあまりうるさくない
静けさという言葉にはあまり音量は関係ないのかもしれない
ひっそりした感じに自分の気持ちを静めているとき
甲高い声を聞かされるのは嫌だ
人にうろちょろされるのも嫌だ
光が弱すぎるのも嫌だ
ただ日向は暑くても、日陰でそよ風が吹いてたりしたら
それだけでいい
204
:
青柳
:2007/10/12(金) 01:30:17
14日放送分
「そうしましょう」(こころ)
悲しみはそっと土に埋めてしまおう
みみずが食べてくれるでしょう
苦しみは小さな小瓶に入れて
少しづつ飲み込みましょう
楽しみは胸に抱いて自分だけのものに
喜びは満足したら大空に放り出して撒きましょう
また降ってきてくれるように
そうして誰かに分けてあげられるように
205
:
青柳
:2007/10/12(金) 01:31:04
>>204
まちがえた。11日放送分でした。
206
:
青柳
:2007/10/12(金) 01:31:39
11日放送分
「桜の舞う季節には」(ナカムラ)
つながっている四季。
風の頼りを聞いて、華が舞う。
春。
出会い、別れてまた出会い。
つながっていく関係。
桜が満開になるように。
僕の心も満開に。
華が散るは寂しいが。
次につながる季節流れ。
また君は出会うだろう。
新しい桜に。
207
:
青柳
:2007/10/21(日) 18:28:58
掲載遅くなりました(汗
18日放送分
「君がいなければ」(らいむ)
君がいなければ、僕はダメになってしまうかもしれない
時には、失敗したり、
時には、間違いをおかしたり。
けど、君はいつも僕のそばにいてくれて、
僕の失敗を、なんなりと打ち消してくれる。
たまに君の心から聞こえる
「がんばれーーー^^
くじけるな^^
凹(へこ)むな^^
失敗した時は、私にまかせてよ^^
私が君の失敗を白紙に戻してあげるよ^^」
そう言っているようにもみえる
僕の妄想。。。
だけど、君がいなければ
僕は世の中に成り立たないかもね^^
何気に笑顔する僕。
いつも無言の君。
会うたびに小さくなっていく君。
けど、君はいつも
僕に、応援してくれる頼もしい君。
いつも、そばにいてね
僕の「消しゴム」君。
いつも僕の誤字を消してくれる消しゴム君。
いつも、ありがとう^^
208
:
青柳
:2007/10/21(日) 18:30:51
18日放送分
「簡素」(Hantama/ibukijohn)
出すだけ出して
サッと流す
洗うだけ洗って
ほぅっておく
考えるだけ考えて
ボーっとしているような
そういう人に 私はなりたい
209
:
青柳
:2007/10/21(日) 18:32:03
18日放送分
「退屈な夜」(ほんだあつし)
窓を開けたり 閉めたりして
一体何をしたいのかわからない
210
:
青柳
:2007/10/21(日) 18:32:53
18日放送分
「心の目」(タス)
この目じゃあほとんどの物が汚れて見える
もしこの川が僕と一緒に流れてくれたらこの目も少しは綺麗に物が見えるのかな
鳥の背中にまたがって大空に羽ばたけば少しは楽になれるのかな
それとも君と言う人を見つけれたなら・・・。
211
:
青柳
:2007/10/21(日) 18:33:59
18日放送分
「Like a beast」(禍音)
鬼さんこちら 手のなる方へ
独り呟くと これほど虚しいセリフもないかも
鬼は外 で袋の中身を外にばら撒く
福は内 で残った十数粒を食べる
結構美味しい
けれどこれが30粒40粒になってきたらどうだろう
はっきり言ってそんなに食べたくない
20になる前にこの行事が終わらなかったら死のうかな
虚ろにそんな事を考えながら
行事に参加しなきゃいいだけだと気付くのに半日かかった
携帯を見て気付く 今日は土曜日だってこと
日付が変わる少し前に 「彼」が来るってこと
時計は今が22時だって言うから あと1時間くらいで来るはずで
急ぎ足でコンビニに行って 同じ豆を買ってきた
彼が来たら「鬼は外」って言って豆をぶつけてやろう
出て行ってほしいわけじゃなくて その後の彼の行動が予想出来るから
優しい笑顔の鬼は 鬼というより獣になって
きっと 私を壊してくれるから
それが一時的なモノだって解ってても
私は 壊されたいんだ
そう 徹底的に
呼び鈴が鳴った23時
笑いを隠しながら玄関へ向かって
扉を開いて現れた貴方に豆をぶつける
優しい笑顔の鬼は ちょっと目が笑ってない感じで
期待通りの展開に ニヤつくのを堪えながら そのまま私は
優しいエガオのケダモノに
溺れて
身体がだるくて重い もう昼だ
このだるさが私の心を軽くする
これならあと10年はこの行事に参加してもいい
本当は毎日でもいいんだ
毎日がいい
毎晩へろへろになるまで溺れて
毎回立てなくなるまで壊されて
毎日昼までぐーたら寝て
だるい身体を起こすんだ
ねぇ・・・イイと思わない?
212
:
青柳
:2007/11/09(金) 18:28:11
8日放送分
「時間」(らいむ)
じっとしていても過ぎ去っていく時間
今の時間を大切に使う?
それとも無駄に使う?
ゆらりゆらりと振ってくる、窓に映る雪が、寒い冬の訪れを知らせてくれた。
もう、
こんな季節なんだと、
一年の速さにふと気づく
これから北国は、雪国に変わっていきます。。。。。
寒くて長い冬が始まります。。。。
時間が止まったように
街一面の銀世界
この、寒い冬の時間をどう使おう。。
きっとコタツでのんびりまったりと
今年もしているのかな^^
時間、毎日どう使っていますか?
213
:
青柳
:2007/11/09(金) 18:28:51
8日放送分
「王妃」(らいむ)
あなたは、いつも笑顔で楽しそうですね
けど、あなたの笑顔を見ていると
心も落ち着いてきます。
わがままいっぱい
市民を怒らせ
その国を追い出されたあなた。。。
けど、真実は誰にも分からない。。
「食べるパンが無ければ、お菓子を食べればいいのに・・・・」
その発言が、国民をもっと敵に回しましたね。
そして、階段を昇るあなた・・・
その上には、縄が待ち受けていますよ。。。。
死刑になったあなた、、、、、
けど、事実は分からないけど、
その勇気が好きだ。。。。
まだ、語れない真実に近い話。。。。
214
:
青柳
:2007/11/09(金) 18:30:15
8日放送分
「子守唄」(少年M)
くるくる回る 大きなゆりかご
世界はまるで 止まらない夢だね
だけど お母さんの胸に
かわる安らぎはない
抱かれて 穏やかに眠れ
大きな母の 大きな腕に
包まれたやさしさ
静かな 子守唄
大きな父の 大きな背中
ベビーカーよりもっと
広い世界だよ
215
:
青柳
:2007/11/09(金) 18:31:25
8日放送分
「短足」(成松元気)
http://www.ai-kotoba.com/
216
:
青柳
:2007/11/13(火) 02:27:29
11日放送分
「いぬのきもち」(鈴奈)
(1) 人には人の気持ちがあるように
(2) 犬には犬の気持ちがある
(1) 私が撫でれば
(2) 尻尾を振って喜び
(1) 私が叩けば
(2) 尻尾を丸めて怖がる
(1) 人の気持ちも犬と同じ
(2) 犬の気持ちも人と同じ
(1) だから気持ちは通じ合う
(2) だから心は通じ合う
(1) 私の可愛い可愛い子犬ちゃん
(2) 私の優しい優しいご主人様
(1) 今日も一緒に散歩しよう
(2) 明日も一緒に散歩しよう
(1) 全ては絆の元に…
217
:
青柳
:2007/11/16(金) 03:35:41
15日放送分
「この素晴らしい世界」(クァン)
生きるって真っ白なカンバスに絵を描くようなものだと思う
オリジナルの色で
自分にしか描けない絵を描くんだ
時々失敗したり他人に汚されたりするけど
ホワイトで修正したり
上から色を重ねていくんだ
間違ってもいい
思い道理に描けなくてもいい
そこに描かれた絵が君自身なんだから
幸せって歩くことと同じだと思う
短くても一歩ずつゴールに向かって歩いて行けば
そこには見たことも無い景色が広がってるよ
歩けば疲れるしつまずくこともあるけど
休憩しながら一歩ずつ
ゆっくりとそのくせしっかりと歩いていくんだ
愚痴を言ってもいい
涙を流してもいい
苦しみの先にあるものが幸せなんだから
218
:
青柳
:2007/11/16(金) 03:37:04
15日放送分
「淋しいですか」(Rieko)
淋しいですか
泣きたくなりますか
泣ける場所はありますか
泣ける歌はありますか
僕には思い出は無いけれど
隠したい過去なら沢山あります
貴方に見せたら救われますか
それとも僕を軽蔑しますか
沢山人を愛しました
沢山人を傷付けました
カツラだったあの娘の髪を
無理に奪って哂おうとしました
知らなかったからとて許されない罪を
沢山の罪を重ねました
そんな人間ですが そんな人間なりに
思う所はあるのです
どんなに淋しくても生きて行けると
人は一人じゃない 人は小さな粒で
そして世界は集合体で
一つの秩序で連なっている
僕が生きる意味が
君の淋しさを紛らわせる事だったら
僕はいつでも笑っていようと思う
君が生きる意味が
僕の淋しさを紛らわせる事だったら
君はいつでも笑っていて欲しい
そしてその意味が分からなくなった時は
そう 歌を口ずさんで
僕がこさえられるのはそんなちっぽけな幸せで
でも誰かの為になればいいと
そんな想いで歌ってます
君に届くようにと
219
:
青柳
:2007/11/16(金) 03:38:03
15日放送分
「小さな君へ」(ひろ)
出会いと別れ
それを繰り返して人は成長するって
小さな君でさえ
わかってる事だね
小さかった君も
今はあたしと同じ背丈
大人はいつも泣けないから
泣きたい時に泣いていいんだよ
その言葉に支えられた
嬉しかった
膝の上で甘えて泣いた
大泣きしたね
君がとても大きく見えて
君にだけは素のあたしが出て
子供になったりで
ありがとう
君が好きだよ
一番大切だよ
君の寝顔でほっとする
君の笑顔で勇気がわく
君の声でほっとする
そして
君の優しさで立ち直れる
あたしには君しかいないから
君がいなければダメになっちゃうかもしれないけど
君が安心できるように
君の膝で泣く日が来ないように
あたしも頑張るね
だからこれからも
旅立つ時までは
あたしと一緒にいてね
よろしくね
220
:
青柳
:2007/11/23(金) 01:31:27
22日放送分
「page_32」(ケイ)
夢なら覚めないでと 誰かが言った
夢の続きが見たいとも
その先に 何があるのかも知らずに
覚めない夢など必要ない
その先に 何があるのか分からなくとも
目を開いた世界を生きて
生きて 後悔しよう
221
:
青柳
:2007/11/23(金) 01:32:12
22日放送分
「スタイルライフ、ミッション」(らいむ)
この世の中に、きっと求められる者がある。
この世に、何故(なぜ)?。
生まれてきた理由も分かるはず。
どうして、この世に「僕」として生まれてきたの?
たまに、悲しい時部屋の電気を消しながら考える。
人生、楽しい事も辛い事もあるから人生だと思っている。
けど、深く考えれば、人間って将来は死ぬために生きているんだね。
だから、今を楽しく精一杯。
自分で楽しく精一杯。
笑顔で楽しく精一杯。
時間の中の自分たち。
今まで生きた人生の記録はファイルしていますか?
そのファイルが生きていた証しになるはず
どうして、この世に「君」として生まれてこなかったの?
たまに、他の人をうらやましく思って考える。
人生。悲しい事も、挫折もあるから、人生だと思っている。
けど、考えてみると、今まで生きている人生って素敵だと思う。
自由に生きて、楽しく生きて。
この世に自分として生きて。
また、来世に感動をつなげる。
前世は一体誰だったの?
たまに考えるけど、
記憶には遠い思い出・・・・
いつまで生きていられるか分からない、
自分だけのストーリー
だから、今を楽しく精一杯。
自分で楽しく精一杯。
笑顔で楽しく精一杯。
だから、今を楽しく精一杯。
自分で楽しく精一杯。
笑顔で楽しく精一杯。
222
:
青柳
:2007/11/23(金) 01:32:59
22日放送分
「冬の罠」(尾崎)
冬、
痛みを感じさせずに人を斬る
そんな鋭い太刀のような寒さが
街を容赦なく覆う。
人々は
首を取られぬように
みな
首をすくめて歩く。
うつむく人々の足元に
純白の結晶が
ふわり ふわり と
舞い降りる
人々は
笑顔で空を見上げる
寒さに耐える我々に
冬からプレゼントなのだろう、と。
否!
それは冬の罠!
気をつけて
首がお留守になってますよ!
223
:
青柳
:2007/11/23(金) 01:34:02
22日放送分
「青のイマージュ」(Big rain)
九月のある晴れた 突き抜ける青の向こう側
大好きなあの人に さよならを告げる
とめどなく溢れる雫は 透明な蒼のイマージュ
224
:
<削除>
:<削除>
<削除>
225
:
青柳
:2007/11/30(金) 02:30:21
29日放送分
「この街にきて」(七星)
少しでもあの人に近づきたくて今日も
あの人と同じタバコを吸う
もしかしたら今
同じ匂いを感じてるカモなんて
遠い国、はなれていても
まだあの人を追いかけてる私
でもあの人は帰ってこない
少しだけ現実に近づいてきた心
なぜあの人に出会わせてくれたのですか?
夢の中のあの人は
とても優しくていつも笑顔で
私に何か言っているよう
でも聞こえないんだ
小さかった私を大きくしてくれた人
私はあの人の後姿を見つめてた
せめてあの頃の二人は
分かり合えてたと信じたい
叶わなかった二人の夢
まだ毎日あの人を想う
人は言うだろう
ジカンガカイケツシテクレル・・・
本当にそうならば
今夜もなぜ同じタバコを吸っている
これからの私は
何を見て生きていくのだろう
この街はきっといつか
あの人を昔話にさせてくれるかもしれない
226
:
青柳
:2007/11/30(金) 02:31:21
29日放送分
「[12]♭」(なづな)
〝心が繊細〟
〝崩れやすい心〟
キミは私のことそう言ってくれたよね
だから1人になるのが怖いのかな
こんなとき
差し出してくれる手にすがり付きたくなるのは
強くなんなきゃね
いつもありがと
227
:
青柳
:2007/11/30(金) 02:32:47
29日放送分
「その花は本当はもうそこで咲いてるんだ、あなたが信じないだけで」(和 路流)
泣き声は 誰にも届かない。
奇跡を起こすには 現実は物が多すぎて。
人の能力には限界がある。
自業自得の極みで、 努力は実らない。
高いところを目指すかぎり 人は、 幸せにはなれない。
あなたのなかの 楽園に
もっと、 手をのばし、 夢見て欲しい。
聞こえない、 声を気にするほど
人々は一人も、 善良ではない。
自分自身の生きる社会。
でも、 五里霧中、 他力本願、 誰か勝手にやっておいて。
高いところを目指すかぎり 人は、 幸せにはなれない。
あなたのなかの 楽園に、 もっと、 期待かけて 戦って欲しい。
強さだけを求めても、 人は、 誇り高くはならない。
あなたのなかの 楽園に、 本当は咲き誇る花、 その色を教えて。
先走る者は、 二の足を踏む。 なにも、 後悔して嘆けというわけではない。
何かを捨てて、 生き残るなら
代わりに何かを、 手にいれるんだ。
高いところを目指すかぎり 人は、 幸せにはなれない。
あなたのなかの 楽園に、 もっと、 手をのばし、 信じて欲しい。
228
:
青柳
:2007/11/30(金) 23:25:30
29日放送分
「ネクスト」(鈴奈)
始まりではなく
終わりでもない
始まりと終わりをつなぐもの
それがネクストとなるもの
戦うために生まれたのか
護るために生まれたのか
その存在ゆえに
始まりとなり、終わりにもなる
始まりと終わりに取り込まれ
始まりと終わりと独立するもの
それがネクストとなるもの
229
:
青柳
:2007/12/07(金) 03:09:26
6日放送分
「宝くじ」(れいな)
やってきましたこの季節
財布の紐をきつくして
買わずに泣くなら買って泣け
丁半そんなの生ぬるい
万 億 兆 京 那由他すら
運の元には意味がない
一つの紐にすがりより
ただただすべてを委ねれば
明るい未来が待っている、かも
230
:
青柳
:2007/12/07(金) 03:10:06
6日放送分
「お・ど・ろ・う・よ♪♪」(らいむ)
時間を忘れて、さァ踊ろう♪。君と一緒に、さァ踊ろう♪♪
君という名の「子供の頃の自分」と、さァ踊ろう♪♪
時計があるから 時間を気にするんだよ
たまには 時計を伏せて
時間を伏せて 時間を忘れて
さぁ、楽しく遊ぼうよ
今と言う時間を、さァ踊ろう♪。自由に楽しく、さァ踊ろう♪♪
今日と言う名の自分と、明日と言う名の自分の為にさァ踊ろう♪♪
時計があるから 時間に追われるんだよ。
たまには ストレスをなくして
子供に戻って 時間を忘れて
さァ。楽しく歌おうよ♪
大人になった自分、たまには忘れるのいいよね♪だから今を忘れて、さァ踊ろう♪
時間を忘れて、さァ踊ろう♪。君と一緒に、さァ踊ろう♪♪
君という名の「子供の頃の自分」と、さァ踊ろう♪♪
子供の世界にもストレスはあるよ
大人の世界にもストレスはあるさ
たまには、子供に戻って楽しく 歌って 踊ろうよ
ストレスを忘れて
踊りましょうよ
君と一緒に、僕と一緒に、いつまでも お・ど・り・ま・しょ・う♪?
231
:
青柳
:2007/12/07(金) 03:13:11
6日放送分
「風」(すぎ)
今日という風が、あなたと一緒にすぎていく
かけがえのない今
風は、やまない
同じ風は二度と吹かない
あの風には、もう逢えない
私を置いて、今日もあなたは吹いている
232
:
青柳
:2007/12/07(金) 03:14:38
6日放送分
「我が家」(Fかず)
君と出会ってはや四年 あの頃は家族3人で君と生活が始まった
楽しい時、辛い時、いつでも見守ってくれてたね
そして、家族との離別
君の先行きを迷った日々
君と別れてこの街との繋がりを断ち切ろうとしたことも考えたけど、金銭上不可能になってしまった
そのため、あかの他人との生活を強要しようとした僕を許しておくれ
君を綺麗にしようとした時、僕の心に君は語りかけてきた
「私とともに歩んで行きましょう!」
そして、僕は君とともに生きて行こうと決めた
君を二度と離さない・・・
君は僕の財産だから・・・
233
:
青柳
:2007/12/14(金) 02:31:14
13日放送分
「けんか」(なつき)
こんな事を云うと
また怒られるかもしれないけれど
また一つ新しい君に出会えた
また一つ君を好きになれた
もう彼の話しはしないよ
怒ってくれてありがとう
234
:
青柳
:2007/12/14(金) 02:32:13
13日放送分
「Bland new days.in blank」(椿楓)
遠く果てに見える『届かないもの?』
よく思い出せない
胸に抱いた夢を追いかけていた
逃げ場ならあったはず
答えを探そうとするほど
何もない明日にただ怯えてた
Bland new days.in blank
本当は誰も崩れそうになりながらいつも
傷つけ傷ついて生きてる
同じ道を歩く仲間(ひと)がいれば
心強いけれど
明日を待てなくて眠る自分が
少し変わっていく
Beleve me
涙を手がかりに今日も探してる
生きてる意味
Bland new days.in blank
今だけは時を感じて歩きたい
くじけそうな夜もあるけど
Bland new days.in blank
本当は誰も崩れそうになりながらいつも
傷つけ傷ついて生きてる
235
:
青柳
:2007/12/14(金) 02:33:05
13日放送分
「桃色の魚」(はりおん)
柔らかくぬめるその沼へすべり込んだ。
弱い僕らは水鳥の餌食になるその前に
生き延びるための術を学んでく、、そうだろう?
空に揺れてるクランボン、
どんぐりも落ち葉も、速い流れじゃ危険に見える、
臆病者さ。隠れながら生きていこういつもこの場所で、、
そして見たよ、
桃色の魚、桃色の魚
桃色の魚、桃色の魚
隠された美しさに今も僕は、首っ丈、、。
モノクロームのデッサン、
ついに飽きて投げ出す。
艶やかな色の君の姿に触れたその後じゃ、
何もかもがもう色褪せていた、、。
そしていつも、
美術学校の片隅は、まるで水の底のよう。
教室の真ん中でポーズをとって立つ彼女は、、
桃色の魚、桃色の魚
桃色の魚、桃色の魚
隠された麗しさに今も僕は、首っ丈、、。
桃色の魚、桃色の魚
桃色の魚、桃色の魚、、、、
236
:
青柳
:2007/12/14(金) 02:34:17
13日放送分
「風と雲」(山南 飛龍)
風は雲を追いかける
風は雲の純粋さに惹かれ
雲は風の優しさに救いを求めた
しかし、風は雲に追いつけない
風が雲に近づこうとしたならば
それだけ雲は遠ざかるから
だから、風は雲に追いつけない
それでも風は雲を求め続ける
叶わない望みと知っていても
風は雲を追いかける
やがて、雲の背中が見えたとき
雲は空へと消えてゆく
風は行き場を失った
237
:
青柳
:2007/12/21(金) 01:42:52
20日放送分
「一番近い大切な人。」(aki)
他愛のない話や
嬉しかったこと
悲しかったこと
わがままも
やつあたりも
迷いもなくぶつけていくのに
本当に困ったことは言えないんだ。
‥だって‥
心配させたくないから。
238
:
青柳
:2007/12/21(金) 01:45:29
20日放送分
「妖精」(らいむ)
ポワヮヮ〜〜ン。ホワヮヮ〜〜ン・・・
ぐっすりと夢の中。
コックリ、コックリコックリ、、コックリ・・・
ぐっすり、ぐっすり夢の中。
フワヮ〜〜ン。ホンワリ、まだ夢の中。
うっすら目を開け
また、目をつむる。
ホンワカ、ユララ〜〜ン。
ユラユラ、ホンワリ。
夢の中は、ゆりかごの中。
ユンワリ、ホワヮヮ〜〜ン。
たまに目を覚ます布団の中。
枕の下に手を伸ばし、冷たさを求めて
また、ホンワリ ホンワカ
スヤスヤスヤ
ンニャんにゃンニャ・・・
目こすりながら
フンヤカ、ユンヤカ、ムニャムニャんにゃ。
枕を胸の下に、両手の上に頬が寝る。
ウンニャリ、ウニャウニャ、まだ夢の中。
誰かの声が微かに聞こえる夢の中。
何気に返事する夢の中。
ウンニャリ、ムニャムニャ うん わかった・・・ムニャムニャ、、、
親??兄弟??テレビ??音楽???
声が夢の中で混ざって、ウンニャリ、ムニャムニャ、、まだ夢の中。
ほんわか、ゆっくり、のんびり夢の中。
ぼんやり目を開け、また閉じる。
ウンニャリ、ウニャウニャ夢の中。
今、一瞬見えたのは妖精???
ウンニャリ、ニュニャニュニャ夢の中。
ホンワカ、ゆっくりユッタリ夢の中。
スヤスヤ、スースー夢の中。
グーグー、ウニャウニャ夢の中。
ジッ、じりりりりりりりりりりりりりりっっっっっっ!!!!!!
いきなり目覚まし時計が夢を覚ます。
『わっわーーーー起きなきゃ!!!!』
いきなり起きるがまた寝る、夢の中。
今日は日曜日だったよ。。。。。。
ウニャウニャ、ウニャウニャ、、、時計を止めて夢の中。
日曜ぐらいゆっくりさせてよ、目覚ましの妖精さん。。。。
グーグー、スヤスヤ夢の中。
ウニャウニャゆっくり夢の中。
グーグー、スヤスヤ夢の中。
ウニャウニャゆっくり夢の中。
グーグー、スヤスヤ夢の中。
ウニャウニャゆっくり夢の中。
グーグー、スヤスヤ夢の中。
ウニャウニャゆっくり夢の中。
239
:
青柳
:2007/12/21(金) 01:47:18
20日放送分
「勿忘草は夕暮れの匂い」(雪女郎)
戸を叩く音が聞こえる
夏の匂いが鼻腔を擽る
夜の匂いがし始める夕方
まるで誘蛾灯に誘われるように扉を開く
申し合わせたように居る君
遥か昔の事、ほんの数年前の事
今日のように暑い夏の匂いがする夕暮れ
隣で無防備に眠る君
欲望、葛藤、理性、本音、血の繋がり
誘蛾灯に誘われた僕は口付ける
貪る、飢えた獣のように…そして後悔
途絶え途絶えの吐息を紡ぐ君の口が
僕の唇を一瞬のうちに貪る
そこから続く爛れた関係、冒涜の甘美たる果実を貪る
僕は家を出た、君は家庭を持った
安アパートの戸が叩かれる、誘蛾灯のように引き寄せられる僕
扉を開く、あの日からあまり変わらない君が居る
荷物もなく着の身着のままで僕の前に立つ君
理性と後悔が扉に手をかける、君は僕の唇を貪る
倒れこむ二人、夏の夜の匂いが甘美なものに変わる
勿忘草の香りがする、あの夏の日の夕暮れの匂いが…
240
:
青柳
:2007/12/21(金) 01:48:23
20日放送分
「真珠の名を冠(かん)せし姫へ」(れいな)
あなたの心は氷のようで
あなたの身体は炎のようで
あなたのすべてが愛しくて
私はあなたに手を伸ばす
あなたの瞳に拒絶が見えて
あなたの耳に威厳が見えて
あなたのすべてが神々しくて
私はあなたを優しく抱える
あなたが冠せし真珠の石は
長い歳月を持って形を成す
あなたが冠せし真珠の石は
長い歳月を持って輝きを成す
あなたの心のうちに秘めたる言葉を
私の心にそっと置いて
新しい輝きを持って帰っておいで…
241
:
青柳
:2007/12/28(金) 02:00:43
27日放送分
「月」(佐京)
何故かいつも雲に隠れて姿を見せない月
光っているのに雲が邪魔をする
綺麗なのに
雲がない夜空の月は
周りで光ってる星より輝いていて
とても綺麗
誰かが教えてくれた
『月は太陽に照らされているんだよ』
その人はさらに言った
『月は太陽を隠す事があるんだ
昼間に光っている太陽よりも
夜に光っている月の方が綺麗なのに
昼間に光っている太陽よりも
夜に光っている月の方が輝いているのに
雲は
何故
月を
隠す
?
また誰かが言っていた
『雲は月を独り占めしたいんだ』
『君が好きな子を独り占めしたいのと同じ様に』
242
:
青柳
:2007/12/28(金) 02:02:41
27日放送分
「はるかぜ」(はっせ☆)
あなたに想いをよせる人がいる
私という甘えん坊のネコ娘。
いつも無口なあなたの横顔に
そっと、好きだとつぶやいた
私の心にぬくもりを運んでくれた
そんな、あなたに伝えたい詩(うた)がある
一緒にいる時には、恥ずかしくて言えないけれど
結びを奏でる春風に詞(ことば)をのせて
幸せの鐘(ベル)を鳴らしてくれる
あなたのもとへと届いてほしい…
243
:
青柳
:2007/12/28(金) 02:03:50
27日放送分
「静寂」(がん)
大切なキミだからこそ
ボクのそばにいてはいけない
不意な揺らぎが
キミを苦しめる前に
キミとの繋がりを
断ってしまおう
キミは自分のために
生きなければいけないから
ボクの命尽きた時
風の便りに思い出してくれればいい
大切なキミだからこそ
ボクのそばにいてはいけない
さようなら
ボクはまだ、笑えてるかな?
244
:
青柳
:2008/01/09(水) 00:52:21
>>243
がんさんの詩が掲載されているサイトです。
http://einsiedelel.jugem.jp/
245
:
青柳
:2008/01/11(金) 01:59:07
10日放送分
「新年のご挨拶」(れいな)
回せ回せよ干支のバトン
子から始まり亥までの道を
回せ回せよ干支のバトン
一歩一歩と確実に
すべてをつなぐ干支のバトン
あなたにとって良い年でありますように
246
:
青柳
:2008/01/11(金) 02:00:25
10日放送分
「ヒストリーず。エイジ」(らいむ)
自分についての歴史を残してみませんか??
一時期流行った、『自分史』を作ってみたいとは思いませんか??
自分の先祖が誰だったかを探した事はありますか?
自分の苗字が全国で何位かを見つけた事はありますか?
自分の前世占いをした事がありますか?
自分の家の家紋を知っていますか?
自分の家の先祖代々の家系図ってありますか?。それとも探していますか?。それとも作ってみたいとは思いませんか?。
自分のおばあちゃんとおじいちゃん以前の歴史に興味を持ったことがありますか?
自分の住む町の歴史に興味を持って、調べた事はありますか?
両親の子供時代の話しを聞いて興味を持った事はありますか?
先祖代々から受け継ぐ苗字が、子孫を残さない自分で最後だと決断している、自分が今ここにいます。
今居る世界の自分が好きです。
この世界が一番好きです。
この星のどこかに一番光る星があります。
それは、きっと僕です・・・未来の僕です。
星は好きですか?
過去は好きですか?
そして、未来は好きですか?
247
:
青柳
:2008/01/11(金) 02:01:55
10日放送分
「手紙」(しんしあ)
あなたに
手紙をかきました
今日はよく晴れていて
泣きたいくらい空が青くて
おひさまが綺麗に笑っていたから
あなたに手紙をかくなら
こんな日にかきたいと思っていたから
真っ白な便箋に
ひとことだけかきました
きっとあなたなら
あたしが想ったひとだから
これだけで全てをわかってくれる
いちばん伝えたいことは
文字にはできないけれど
それでもきっとわかってくれる
だから
たったひとことだけ
「ありがとう」
248
:
青柳
:2008/01/11(金) 02:02:53
10日放送分
「君の好きな空」(coo)
青のグラデーション
雲の流れ
雨上がりの虹
月と太陽の夕暮れ
群青色の闇
揺れる星の遠い光
広がれ 広がれ 地球いっぱい
広がれ 広がれ 勇気を持てるように
広がれ 広がれ 君の好きな空
君の心いっぱい 広がれ
249
:
青柳
:2008/01/18(金) 02:29:23
17日放送分
「ホットミルク」(れいな)
雨に濡れて帰ってきたあなたに
タオルの後にそっと差し出すホットミルク
猫舌のあなたに合わせて
熱すぎず冷たすぎず
身体の芯から温める
私の思いがいっぱい詰まった
甘いホットミルク
風邪をひかないように
あったまろ
250
:
青柳
:2008/01/18(金) 02:30:38
17日放送分
「存在」(スナ」
胸と胸
鼓動と鼓動
確かめ合う
僕達の存在
わけなく嬉しく
両眼微笑
君はここにいて
僕もここにいる
わけなく嬉しく
両眼微笑
251
:
青柳
:2008/01/18(金) 02:32:01
17日放送分
「水の惑星」(ちゃお ゆきえ)
すきまを
わたしのすきまを埋めつくしている すすきを
素手で家にもちかえろうとしたものだから
わたしは 血が流れた
どくどくする私をもてあまして
およぐ視線の先に
つぶらな ふしぎをみつけた
それは
小指の爪の先よりも ちいさな丸い実を枝に
つけていた
その実は青かった
それを私は持ち帰り
ちきゅうと呼んでみた
わたしの
ちきゅうは青かった
ゆびさきに ひんやりと
みずみずしく青かった
わたしは宇宙の人になった
指先の血が恋しいのは なぜだろう
252
:
青柳
:2008/01/18(金) 02:32:55
17日放送分
「雨あがり」(taku)
ぴーと伸びた、みちがお空にのびてるよ。
きらりきらりしてる、みちがお空にのびてるよ。
すーと曲がった、みちがお空にのびてるよ。
あのみちを歩いていくと、てくてくてく。
会えるんだろうな笑顔のあのひとに。
253
:
青柳
:2008/01/18(金) 02:33:50
17日放送分
「生きる励み」(taku)
俺は今みんなの言う「普通」の中に生きている。
でも、精神病になった初めは[普通]が違った。
学校に居られない・・・
やる気がでない・・・
生きる励みが無かった。
しかし、今俺にはそれがある。
この世界みんなにとっての[普通]のなかに。
それは彼女。
この存在はでかい。
俺がどんなに苦しんでいてもあの人は俺を
生きようとさせてくれた。
この存在で俺は生きているんだ。
254
:
青柳
:2008/01/25(金) 02:42:39
24日放送分
「冬の雨の夜」(らいむ)
雨が強く激しく降り続く夕暮れ。
赤い長靴を履いて私は外に出る・・・
笑顔の猫がいくつもプリントされた傘をさしながら。
誰も見ていない事を確認すると、
楽しく歌いながら歩道をスキップする。
今日の夜は、家に誰もいない自由な夜。
丸で私一人だけのように時も止まっていてくれる。
お父さんは出張で、お母さんは友人と飲みに出かけている。
今は、私一人の自由な時間。
雨がザァァァーーーと激しく降る夜の六時。
『ニャー』と突然聞こえる仔猫の鳴き声。
私はダンボールから顔を出している捨てられた仔猫を狭い路地で見かける。
やさしく仔猫に傘を差し伸べ、楽しく雨宿り^^
私の笑顔が仔猫を元気付けさせる。
ニャーと仔猫鳴けば、
私も真似して、笑顔でニャーと鳴く。
ニャー♪ニャー♪♪ニャー♪ニャオ♪ ニャー ニャー♪
けど、ごめんね。私の家はマンションだから飼えないんだ。
・・・ごめんね仔猫ちゃん^^
私はそっと路面に猫を大事におろす。。
こんな寒い冬の夜。
こんな箱の中では可哀想だよ。
箱の中では、自由が利かないよ^^
私が自由にさせてあげるね^^
私が自由にさせた仔猫。
まだ、飼い主もいなければ名前も無い。。
そんな大きな目で私を見ている仔猫。
あまり見つめないでよ^^
飼いたくなっちゃうからさ^^。
じゃあ、またね・・・
私が歩いて過ぎ去ろうとしても、過ぎ去っても、
こっそりと着いて来る仔猫。
この猫、ここの猫。猫仔猫、ここの猫はこの仔猫。
ここの猫、この猫仔猫は、ここの猫。
私が歩けばついて来る。
そして振り向くと、仔猫が一匹増えている。
どの猫、ここの猫。猫仔猫、ここの猫はどの仔猫。
ここの猫、この猫仔猫は、どこの猫?。
小雨がぱらつき、傘を閉じる私、
私は笑顔で、二匹の仔猫を抱えて家へと向かう。
この猫、ここの猫。猫二匹の仔猫、ここの猫はどの仔猫この仔猫。
ここの猫、どこの猫。この猫仔猫は、二匹の仔猫。
255
:
青柳
:2008/01/25(金) 02:43:12
24日放送分
「冬の雨の夜」(らいむ)続き
ペルシャとパピヨンに三毛猫。
ん??
あれれ??
一匹小さい仔犬が混じってる^^。
この猫ここの猫。一匹仔犬と二匹の仔猫、ここの猫はどこの猫?
この仔猫もどこの猫?
そしてこの仔犬どこの犬??。
結局、三匹家に来てしまった^^
今日は夜が長い日。偶然両親もいない夜。
私の家に内緒でお泊り^^。
この猫、ここの猫。猫仔猫、ここの猫はこの仔猫。
ここの猫、この猫仔猫は、ここの猫。
どの猫、ここの猫。猫仔猫、ここの猫はどの仔猫。
ここの猫、この猫仔猫は、どこの猫?。
この猫、ここの猫。猫二匹の仔猫、ここの猫はどの仔猫この仔猫。
ここの猫、どこの猫。この猫仔猫は、二匹の仔猫。
この猫ここの猫。一匹仔犬と二匹の仔猫、ここの猫はどこの猫?
この仔猫もどこの猫?
そしてこの仔犬どこの犬??。
雨上がり深夜。ミルクをあげて暖房の前で二匹の仔猫と一匹の仔犬は
可愛く寝ている。
シャワーから上がった私、、タオルを巻きながら仔猫と仔犬の寝顔を見ている。
可愛く絡まっている二匹の仔猫。仔犬が二匹の仔猫をなめまわす。。
・・・・えっ???
ふんわかふんわかふんわか。。。
ふんわかふんわかふんわか・・・
二匹と一匹の仔猫仔犬が見る見るうちに、
み、みんな美少年になっていく・・・
えっ?えっ?三匹はオスだったの??
人間の姿の、丸まった姿の美少年三匹、いや三人・・・
私の中での擬人化が続く・・・
きゃーーーーー
私の中で美少年が裸で絡まっているぅぅぅぅーーーーー・・・・
この猫、ここの猫。猫仔猫、ここの猫はこの仔猫。
ここの猫、この猫仔猫は、ここの猫。
どの猫、ここの猫。猫仔猫、ここの猫はどの仔猫。
ここの猫、この猫仔猫は、どこの猫?。
この猫、ここの猫。猫二匹の仔猫、ここの猫はどの仔猫この仔猫。
ここの猫、どこの猫。この猫仔猫は、二匹の仔猫。
この猫ここの猫。一匹仔犬と二匹の仔猫、ここの猫はどこの猫?
この仔猫もどこの猫?
そしてこの仔犬どこの犬??。
このまま、両親が帰ってこなければいいのに・・・
私の中の妄想は朝まで続く・・・
256
:
青柳
:2008/01/25(金) 02:43:59
24日放送分
「雪の彼方」(れいな)
何も見えない白い世界で
私は一人立ちすくむ
すべてを覆う雪の世界で
私は私を見失う
命の形すらなくなるこの場所で
私は何を探そうとしているのか
私は彼方に何を見つけようとしているのか
そうか
すべてを覆う雪の世界で
私は私を探しているのだ
257
:
青柳
:2008/01/25(金) 02:45:10
24日放送分
「heart beat」(ニゴウ)
今まで何回も使っていた呪文
全てがゼロになる事を祈った
あるいは呪った呪文
失敗したとき、しそうなとき、ゆくえがわからないとき
何度となく口をでた
最近はそうではなく
自分はいつもゼロで、けれど、いつも変わり続けている事
それを思い出すために
あるいは信じるために
たくさんの事をしている
それが僕のハートビート
不整脈なハートビート
258
:
青柳
:2008/02/01(金) 02:24:34
31日放送分
「雑談の中に」(虹村リョウ)
おい アンタ泣いてるのか
辛いって そうか なら泣いていいんじゃない?
俺の胸で泣け
あ 今少し笑ったろ?
泣いてばっかじゃブスになんぜ?
いやもうまぶた腫れてんだろうけどさ
何?俺の胸は遠いって?ばっか言ってんなよ。
近かったら俺の胸で泣いてくれんの?
うん って嘘はいけねぇぜ。
俺を泣かせてどうする気だ。
お前は俺の胸じゃ泣かないさ。わかってんだって。
ばっか。お前は俺の胸じゃ泣かないよ。
嬉しいけどさ。そう言ってくれて。
いや泣きそうだって。ばっか お前がそんな事言うから。
側にいてやりてぇって
嘘
側にいたいんだって 思うんだよ
お前が泣いてるから 辛そうだから
俺 ラフメイカーになれねぇけど
お前を抱いたって自慢してるあの野郎より
俺 きっとお前の為に何かしてやれると思う
ばっか ありがとうなんて言うなよ
別に礼なんていらねぇって
ばっか 俺と友達でよかったなんて
友達でよかったなんて
友達でよかったなんて
言うなよ、そんな事
友達でよかった なんて
ばっか
俺 泣いてるじゃんか
泣かされちまったぜ
笑かすつもりだったのによ
ばっか お前がヘンな事言うから
泣いてるんだろ まだ
まぶた痛いだろ
冷やせって
変な顔になってるって 絶対
うん 好きだよ
いーから冷やせよ
ばっか 放置したら痛くなるって
まだ彼が好きなのわかるけど
俺 好きだからさ
色々してぇじゃん
してぇのよ
ばっか 笑うなって
いや笑っていいのか
うん 好き
好きです
大好きです
259
:
青柳
:2008/02/01(金) 02:25:12
31日放送分
「物語」(こころ)
お姫様の物語
いつも結婚でめでたし めでたし
なんでそんな簡単な話で終わらせちゃうの
その続きの方がよっぽど大事なのに
そうなのに・・・
260
:
青柳
:2008/02/01(金) 02:25:54
31日放送分
「景色。。。」(ナカムラ)
様々に変わりゆく景色。
花風に吹かれ、舞い上がる赤い雪。
黄昏を背に。
小さな夢を背にして。
冷たい雨に変わるのは。
君の夢が叶うとき。
雨がやむとき。
それは君が愛しい人を見つけるとき。
まだ先の未来。
黄昏を真っ暗に変えないように。
はかなきボクの歩みがはじまる。
さあこの横に座る君に。
この詩を届けよう。
待っていてください。
261
:
青柳
:2008/02/22(金) 02:27:28
21日放送分
「猫」(れいな)
社長よ社長どこ行くの
愛する姫のいるところ
デートのお誘いに行ってくる
社長よ社長どこ行くの
偉大な王のいるところ
定例集会に行ってくる
社長よ社長どこ行くの
安心快適ネットカフェ
腐女子の放送聞いてくる
社長よ社長どこ行くの
大好きな家族のいるところ
水の都のカンパニー
262
:
青柳
:2008/02/22(金) 02:33:04
21日放送分
「無題」(げん)
携帯電話じっと見つめて 送らないメール書いてたり
何度も開けたり
何度も閉じたり
何を待って 何を求めて
止まらない時の流れに逆らえず
あの日は、もう戻らない
どんなに待っても 帰らないのに
まだ 心 誰か 待ち続けて
流れる雲 追いかけ 無くした 夢捜し続けて
夜空の星をずっと眺めて
落とした時間どれほどあるのか
棚に飾ったフォトグラフ ただ黙って 見つめてる
場所をかえたり
動かして見たり
砕けて散った 心の窓は、あの日の様に戻らない
待てば待つほど苦しいのに
まだ 心 君を忘れられずに
もう一度でかい夢見て
もう一度輝き取り戻す
大切な君は
もう戻らないけど
263
:
青柳
:2008/02/22(金) 02:34:45
21日放送分
「無題」(ほんだあつし)
窓を開けると 雨の匂いが入ってきて
僕の怠惰も いささか息を吹き返します
愛していた人の顔も忘れてしまっているのに
なんだか今日も 形を整えたまま生きております
いっそのこと一時の感傷のためにこの命を捧げてしまって
美しいものになろうという気も
いくらか起こってまいります
しかしまあなんと
最近の雨の良く降ることか
264
:
青柳
:2008/02/22(金) 02:35:47
21日放送分
「弱虫」(タス)
君の名前をなぞっていた頃がなつかしいね
卒業式の時 君は僕の方を悲しそうな目で見てたね。
何でそんな目で見てたの?結局僕は告白できなかった
けど告白してたら何か変わってたのかな?
今更こんな気持ちになるなんて
君はずるいよ 今だに僕をこんなにするのに 君はもう忘れてしまってる
んでしょ
結局僕は弱いから告白なんて出来ないんだよ
でもそれは君も一緒かもね
265
:
青柳
:2008/02/22(金) 02:36:47
21日放送分
「ぼくのいろ」(禍音)
ぼくは この目で
色を見て
世界を知って
光を仰いで
闇を抱いて
"それ"を描いて
そうして生きてきた ぼくが
「その時」 見た そら
蒼くて
深くて
遠くて
冷たい
その色が
最期だった
ぼくの目は
日に日に色を失っていって
いつか遠く仰いだ あの夕陽のような
燃え盛る 光も
失われていくんだ そうだ
ぼくは この目で
色を見て
世界を知って
光を仰いで
闇を抱いて
"それ"を描いて
そうして生きてきた
その ぼくの
この 目から
色が
光が
闇が
全てが
奪われたとしたら
それってつまり
ぼくは しぬんだって
ことじゃないのか
白い病院のベッド
けど もしかしたらこの「白」は
純白なんかじゃなくて 少し青が混ざった
空色なのかもしれない
隣で
きみが ながしてた涙は
どんな輝きを放っていたのか
灰色の世界に埋もれて
やがて黒に消えていく中で
ぼくは 知った
ぼくたちは
「闇」という名前を付けられた
ひかりに抱かれて 生きていたんだ
ただ黒いだけの
もう きみの光も 見えない
そんな世界に 落とされた闇は
涙が出るほど眩しい
これが ぼくのいろなんだ
266
:
青柳
:2008/04/04(金) 02:30:26
3日放送分
「page_33」(ケイ)
花びらの模様が
あなたに似ていて
眠っていた存在が 突然私の前に現れた
思い出すことで
少なくともその瞬間までは 忘れていたんだと
忘れられるこわさを知った
私を蘇らす
私にとって その花びらのようなものが
数え切れないほど
あなたにはありますように
267
:
青柳
:2008/04/04(金) 02:31:54
3日放送分
「灰」(少年M)
あなたと一緒に燃やした楽譜は
白い灰となり天へと昇っていった
あなたの魂に私の心を乗せて
遥か彼方へと飛んでいった
音楽に彩られたあなたの魂が
寂しくならないように
地上で歌う私の歌を
私の心をあなたにあげるのだ
音符に見える作曲者の想い
書き込まれた指示に見える指揮者の想い
私が記した歌い手の想い
天へと昇る白い灰が
あなたの魂を運んでいった
私の歌を運んでいった
268
:
青柳
:2008/04/04(金) 02:34:05
3日放送分
「見えない未来」(らいむ)
いつも聞いていた大好きな歌。
いつも見ていた大好きな風景。
そして、いつも見ている大好きな あなた。
あなたは、いつも何を見つめていますか??
何がいったい 楽しいですか??
今は、何を求めていますか??
今、僕は 自由を求めて歩いています・・・
自由っていったい 何ですか??
縛られた世界からの脱出??
それとも
自分の中の求める世界への 想像??
見えない、自由が見えない・・・
社会には縛られたくない
社会に出れば、幾度の苦難と、軟禁っぽいものが待っている。
絶えられない仕事。
絶えられない不自由。
絶えられない未来。
見えない自由と絶望が隣り合わせの世界・・・
いっそのこと、時の列車に乗り、
自分の過去、未来と さ迷い、そして、
その場面を見て 自由と言う名の自分を見つめ直したい。
でも、このままの時間が
とても自分をなぐさめてくれる。
269
:
青柳
:2008/04/04(金) 02:35:27
3日放送分
「女の子は魔法使い」(れいな)
女の子は自分の中に魔法を持ってる
どんな魔法かは人それぞれ
例えば
料理が上手にできたり
化粧が上手くできたり
猫を被るのが上手かったり
毎朝寝坊してダッシュして憧れの先輩とぶつかったり
年をとると忘れちゃうけど
心だけはいつまでも魔法使い
恵まれないこともあるけれど
毎日一生懸命頑張ってます
270
:
青柳
:2008/04/04(金) 02:37:03
3日放送分
「者」(さいずさんDX)
魔物を狩り 闇に潜み 静かに平和を望む者
法的手段では取り締まれない悪を討伐する者
少年の夢と希望を守り 正しい道へと導く者
女の武器を全て使い誰からも愛されるべき者
271
:
青柳
:2008/04/11(金) 01:55:32
10日放送分
「人よ」(少年M)
人よ なぜそんなにイライラしているのだ
世界中で 思い通りになることなど
ただのひとつもないというのに
人よ なぜそんなに焦っているのだ
私たちは 猟師に追われた
野うさぎなどではないというのに
ホラ!
また そうやって すぐに舌打ちする
いったい 何が気に入らないというのだ
世界は こんなにも青く
すがすがしいものであるのに
272
:
青柳
:2008/04/11(金) 01:58:18
10日放送分
「49%のネガティブに51%のポジティブを」(クァン)
後ろを振り返らなければ
前には進めない
下に足を着けなければ
上に飛び上がれない
右にいる人に気づかなければ
左にいる人を支えれない
前に進むことで見える景色はあるけれど
立ち止まって見渡す景色があるんだよ
49%のネガティブに
51%のポジティブを…
273
:
青柳
:2008/04/11(金) 02:01:02
10日放送分
「流行」(Rieko)
新しい友達はいらないの
すぐに汚れてしまうから
白いシャツは洗濯をしても
どこかくすんでしまうから
新しい友達はいらないの
すぐに壊れてしまうから
追い掛けているうちに追い抜いて
見えなくなってしまうから
新しい友達はいらないの
すぐに乾いてしまうから
私の中を見透かして
そして醒めてしまうから
携帯 パソコン ギター ドライヤー
どれも無くても生きられる
けれどとても大切だから
いつまでも永らえて欲しい
新しいものなんて
とうに無くても 生きれるのに
274
:
青柳
:2008/04/19(土) 12:45:56
17日放送分
「声・声・声」(ひろ)
闇の後ろに一筋の────
声 声 声
滑稽な姿は浮き彫りに
今の姿を照らし合わせる
繋がってる意味なぞあるものか
世の中の儚さを感じ
照らされる光に舌打ちした
希望と言う物は
何処からともなくやってきて
降り注いで幸せを与える
白々しく受け止めて
要らないフリしたって
かけがえの無い物は唐突に
声 声 声
欲しくて欲しくて
漆黒の髪に手を伸ばす
繋がってる意味は在りけりと
浮かんだ魂は語りかけた
温もりを与えて
返して
成り立って
声 声 声
滑稽な姿は浮き彫りに
今の姿を照らし合わせる
未来なぞ見たいと思わない
現在を生きるだけで
精一杯の俺らは
口封じして足掻いて
また暗闇と光の混合に紛れて
探すさ
声を求めて
声を感じて
275
:
青柳
:2008/04/19(土) 12:46:39
17日放送分
「シダレザクラ」(れいな)
桜の幹に隠れたあなたを
追いかけていたはずなのに
いつの間にか
あなたに追いかけられていて
さっきまで蕾にくるまれていた
桜の木々が
いつの間にか
満開の景色を見せていて
絶えず笑っているあなたを
ずっと見ていたはずなのに
いつの間にか
私は一人佇んでいた
シダレザクラの花言葉
それはごまかし
わたしは私をごまかし続ける
大切だったあなたの思い出とともに…
276
:
青柳
:2008/04/19(土) 12:47:19
17日放送分
「To 純」(れいな)
光の影に隠れし君よ
光の光となり申せ
闇の影に隠れし君よ
闇の光となり申せ
君には君の役目がある
君には君の運命がある
焦る事は無い
慌てる事は無い
君の持ちしスキルを信じて
君の道を目指すと良い
君の行く末に腐ネタのあらんことを
277
:
青柳
:2008/04/25(金) 02:43:09
24日放送分
「八重桜」(あんず)
青空に映える桃色の
大きな花の塊が
優しく心を包み込む
疑問を抱きながらでも
理屈抜きの迫力を感じていたい
予想だにしなかった桜吹雪が
内気な私を追いかける
278
:
青柳
:2008/04/25(金) 02:44:06
24日放送分
「八重桜」(れいな)
貴方と二人だけの1週間は
私にとっては至福の時間
貴方が教えてくれた1週間は
私にとっては忍耐の時間
貴方と別れた後の1週間は
私にとっては感謝の時間
貴方の教えてくれた八重桜は
私にとっては記憶の欠片
貴方から貰った全ての教え
私は未来へ紡いでいきます
279
:
青柳
:2008/04/25(金) 02:46:10
24日放送分
「夜の詩」(ファブ4)
あなたは。。
知らない。。
信号が。。
変わったこと。。
そして。。
走り出した。。
空には。。
欲望そのものの。。
星が。。
つらなって輝く。。
さようなら。。
そして。。
朽ち果てる。。
なんとなく。。
残りものの。。
明日がくるのさ。。
280
:
青柳
:2008/04/25(金) 02:57:03
24日放送分
「笑顔の写真」(尾崎)
古い一枚の写真
大きなゾウをバックにして
肩車をした親子が写っている
片手で収まる年齢の私が
真っ白な歯を見せ
嬉しそうに笑っている
父の頭をしっかりとつかんで
メガネに日光が反射している父も
その奥の両目は微笑んでいるのがわかる
顔中しわだらけにして
私の足首をしっかりとつかんで
二人の笑顔を引き出したのは
ゾウでもなければ
シャッターを押す際の
「はい、チーズ」でもない
二人をつなぐぬくもりが
肩車のぬくもりが
笑顔の素になったのだ
今はもう
思い出の中にしか存在しない
このぬくもり
今もまだ
思い出の中に残る
あのぬくもり
私もそろそろ
この写真の中で笑う父の年齢に近づいた
281
:
青柳
:2008/04/25(金) 02:58:36
24日放送分
「Heartbeat」(Big rain)
想いを伝えYOう 言葉にのせて
きっと上手くは伝わらないだろう
でも いいんだ
全部を伝えれなくて いいんだ
あとは その人の瞳を 静かに 見つめYOう
想いは 言葉を 超えて行くから
282
:
青柳
:2008/05/04(日) 02:22:21
1日放送分
「ビー玉」(ファブ4)
本当はさ。。
宇宙なんて。。
そんなもんで。。
いろんな光に。。
輝きながらうつりかわる。。
そして。。
ころころ。。
ころころ。。
ころころと。。
子供の手のひらの上で。。
ころがり続けてるのさ。。
283
:
青柳
:2008/05/04(日) 02:23:14
1日放送分
「無題」(なづな)
カワイイ物がスキというイメージ
確かにハートやイチゴ、ピンクもスキだけど
でもねホントは爆音、黒、グレー、光と闇、ドクロ、十字架なんかの方がスキなんだけどな
誰も知らない本物の私<
温和なイメージの私
ホントは気が強くて寂しがりでワガママで気が短くて
ホントの私に誰か気がついて
284
:
青柳
:2008/05/04(日) 02:24:59
1日放送分
「alive,alive,alive」(和 路流)
今、 ここに
生きとし、 生きる、 すべてのものへ。
今、 これから
産まれいずる、 すべてのものへ。
果てのある われらが大地に、
この空の下で。
真実を、 見通していろ。
後悔する前に、 ただ 生きろ。
遠い過去から紡がれた血が、 呼吸するたびに答える。
何のための、 この命かと。 何かに問わずにはいられない。
けれど、 遺伝子は 叫ぶ。
この生命は、 生きるためにあるのだ。
迷わずに、 ただ 生きろ。
生きるための 生命を、
生命のための 力を、
輝ける、 その美しさを、
僕は いつも 思わずにはいられない。
血の色の、 赤。 はかなさと、 苦しみと、
そして、 強さ。
胸の奥に猛り狂う 生き延びようとする命の貪欲な怒り、
他の命を奪って食し、 己が生きるための、 血に眠る殺意。
その意味を、
僕は いつも 思わずにはいられない。
この果てがある われらが大地の上
誰も目覚めなくなる朝が、 いつの日か来るだろう。
けれど、 それが 何の理由になるだろうか?
生きるものに、 生きることを、 途中でやめさせられる理由など
この空の下には、 在りはしない。
生きるための罪を、
生命としての 血の赤さを。
この温かな血潮のために、 費やされる日々の残酷を。
迷うたびに、 僕は思う。
あなたは、 生きろと。
僕も、 生きると。
この血の甘さと、 苦味。 魂の熱を、 心に。
"alive,alive,alive"
”あなたは、 生きていますか?”
285
:
青柳
:2008/05/05(月) 03:10:33
4日放送分
「青い空」(青柳涼)
私は貴方が好き
貴方も私が好き
だけど、もっと自由に飛び立ちたい時もある
そんな時は
優しく見守って欲しい
困った時には
手を差し伸べてほしい
私が欲しいのは
身動き出来ない鳥籠ではなく
果てしなく広がる青い空
そして
いつ戻ってきても
優しく迎えてくれるあたたかな笑顔
それだけあれば
何もいらない
286
:
青柳
:2008/05/09(金) 02:04:18
4日放送分
「その日もまた―」(祐巳子)
パソコンの前で
か細い声で歌を歌ってみる
独りになれる場所は
此処かトイレかお風呂場か
帰り道の途中からか時々の布団の中くらい
決まって独りの時は歌を歌う
孤独を紛らわす魔法のように
その日も歌ってた
喉が渇いてコーラがあったことを思い出す
冷蔵庫から取り出したそれは
少し炭酸が抜けていて
コップに注いでも
泡が厚く表面を覆うことはなく
少し残った小さな泡たちは
必至でもがくかのように
渦みたいに廻っていた
それはまるで少し俯いていた、
わたしの心を表していたのかもしれません。
287
:
青柳
:2008/05/09(金) 02:05:53
8日放送分
「白いカーネーション」(れいな)
毎年この日になると届く
カーネーションの花束
白一色に染まったその花びらは
何を伝えようとしているのか
毎年この日になると届く
カーネーションの花束
全てをなくした私の心に
何を教えようとしているのか
白きカーネーションの花言葉
それを知ったそのときに
私の心に想いが響く
忘れてはいけなかったものがここにある
ありがとうの言葉とともに…
288
:
青柳
:2008/05/09(金) 02:13:38
8日放送分
「虹 」(すぎ)
このアーチに乗ってあなたに会いに行くね
あなたと私をつなぐ橋
あなたから
そして私から
一直線に伸びている虹色の橋
二人をつなぐかけがえの無い道
明日も、あなたのもとにつながってますように★
289
:
青柳
:2008/05/09(金) 02:17:17
8日放送分
「あの後ろ姿に」(MOTOKEN)
哀愁の後ろ姿を
「可愛い」と皮肉たっぷりに
言ってみる
だって捨てられた女は一人きり
大人ぶった二人の
子どもな恋はいつも儚いまま
歩いてきた脇を流れる川の
川面に映る顔は
そのまま浅い川底にも映る
いつだってすべてお見通し
星が見えなくなった今日この頃は
光のあふれた地上を恨んでる
輝きがなくなったんじゃない
そうただここにあなたが
一瞬だけいないのと同じように…
何を願おうか?
あの時の約束を取り戻そうか?
でももう何も叶わない夢の上を
歩いている
ふと気付けばまだ…
哀愁の後ろ姿に
「可愛い」なんて皮肉たっぷりに
呟いていた
290
:
青柳
:2008/05/16(金) 01:29:02
15日放送分
「サンダーソニア」(れいな)
形を成さない結晶から
形を成す命へ
想いが通じたゆえの形
想いが通じたゆえの幸運
産声(うぶごえ)とともに福音(ふくいん)を
産声ととともに感謝を
奇跡の舞い降りた貴女の元に
サンダーソニアを1輪添えて
私は静かに微笑んだ
291
:
青柳
:2008/05/16(金) 01:41:08
15日放送分
「あなたのとなり」(aki)
となりで 眠る しあわせ
一度知ってしまうと
逃れられない
ひとりでベッドで横になったときの
孤独と喪失感―
ひとりの時間は 好きなはずなのに。
292
:
青柳
:2008/05/16(金) 01:42:55
15日放送分
「流れ星」(イエローウルフ)
流れ星は
あっという間に
消えていく
流れ星が
落ちていく瞬間に
君に好きって
言う時間も
与えてくれない
流れ星を
待ってる間に
君に好き
って
言われたのに
293
:
青柳
:2008/05/16(金) 01:45:02
15日放送分
「君の為に歌おう、届くとも届かずとも」(悠麻)
歌おう
そう、歌おう
それでいいんだ
君に届くまで
君に伝わるまで
きっと
きっと
歌い続けよう
294
:
青柳
:2008/05/16(金) 01:46:41
15日放送分
「人生が迷宮の鍾乳洞ならば」(はりおん)
自在に進めぬ迷宮、
ジグザク惑う穴道。
嘆きの涙落ちては、
岩さえ溶かし牙のようだ、、、。
いつも、
いつの日も見せかけの希望に酔わされて、
たどり着けば、そこは行き止まりの地の底だ。
いつになれば、いつになれば、
青空の下へとでられるのか?
自分にさえ問えぬまま、
時空はねじれゆがんで、
嘆くは愚かと知らず、
いわれぬ罪にとらわれて、、、
いつも、
いつの日も見せかけの希望に酔いしれる。
人生が迷宮の鍾乳洞ならば、
いつになれば、いつになれば、
青空の下へとでられるのか、、、、
295
:
青柳
:2008/05/23(金) 01:55:47
22日放送分
「カサブランカ」(れいな)
私を永遠に映しなさい
その美しさを未来まで
私を永遠に讃えなさい
時がなくなるその日まで
私の全てを伝えなさい
美しさだけでは意味がない
私の全てを残しなさい
カサブランカの花のように
私は時を魅了する
私は世界を魅了する
私は未来すら魅了してあげる
296
:
青柳
:2008/05/23(金) 02:02:30
22日放送分
「蒼い月の夜」(七星)
今夜君はここを出てゆく
僕の想い、結局伝えられず
最後の君の姿
きっと涙で見えない
もう少し勇気があれば
最後の言い訳も
君を抱きしめることも
出来たのかもしれない
今夜僕達は他人になる
壁にかかった僕らの写真
僕は単純にさみしいよ
でも君の気持ちはあえて聞かない
人には必ず守りたいものがあるはず
これからはお互いそれぞれ何かを見つけ
全く違う人生を歩いてゆくんだ
もう君はそう決めたんだね
蒼い月の夜
君はここを出てゆく
297
:
青柳
:2008/05/30(金) 02:03:47
29日放送分
「ジャーマンアイリス」(れいな)
梅雨の始まりを告げる雨の中
私は一人立ち尽くす
時を忘れ冷たさを忘れ
私はどれだけ居たのだろう
踵を返した私の前に
一人の使者が立っていた
その人は私に一通の手紙と
ジャーマンアイリスの花束を渡して去った
手紙には何も書いてなくて
あの人らしいと微笑んだ
相変わらず手を抜きすぎよ、私の想い人♪
298
:
青柳
:2008/05/30(金) 02:15:48
29日放送分
「ありがとうという大切さ」(璃唯)
傷付く事を忘れた僕という人間は
いつの間にか白雪の大地に佇んでいた
粉雪と共に零れ落ちる君の涙
生涯をかけてこの刹那の瞬間を忘れたりはしない
ずっと言えなかった言葉がある
『君がいてくれて本当に良かった』
僕の心はとても正直で
肩に身を寄せるだけでも確かに幸せになれた
冬の寒さは辛くそして甘い
吐息は真っ白で暗闇の夜空を美しく染めていった
隠さなくても僕の表情は素直で
自分が思っていたよりも君の隣にいたいと願った
少しだけ弱気な僕を秘密にして
今から君の元へと会いに行くよ
299
:
青柳
:2008/06/06(金) 01:41:23
5日放送分
「弟切草」(れいな)
秘密♪秘密♪
みんなの秘密
忘れちゃいけない
秘密の証
バラしちゃいけない
秘密の秘密
バラしちゃった悪い子は
弟切草になっちゃうぞ
秘密♪秘密♪
みんなの秘密
もういいかい?
まーだだよ
300
:
青柳
:2008/06/06(金) 01:44:27
5日放送分
「思いやり」(DJ-Dreams)
その人への思いやりで影からそっと見届ける・・・
その人への思いやりでその人へ告白しない・・・
一方的な思い、当然伝えなければ届かない思い。
しかし伝えたばっかりに、相手が不快と思うなら、
その心に秘めた思いは伝えず、伝えられず朽ち果てていく・・・
それではまるで悲しい思いやりだよね。
そんな思いやりでもやっぱり思いやりなのかな?
そして昨夜も片思い・・・
301
:
青柳
:2008/06/06(金) 01:48:20
5日放送分
「人は他者の為に存在す」(山南飛龍)
独りだと思っていた ずっと
俯いたままの人生だと諦めた
生きている証なんていらない
心の叫びも願いさえも虚しいから
雲を追い越す風のように
誰も皆 私を置いて去ってゆく
それでも存在する意味があるのなら
どうかそれを教えて欲しい
流れ落ちた涙は大地を濡らし
小さな源を作り出すはずだと
寂寞の想いに凍えた夜にも
必ず朝はやって来るからと
だから私は言葉を綴る
声にならない欠片を拾い集めて
だから私に言葉を与えて
また起き上がれるだけの力を
誰しも人は互いを導き
新しき道を照らすのだから
人は他者の為に存在する
その事を忘れないように
302
:
青柳
:2008/06/06(金) 01:50:53
5日放送分
「世界と世界の狭間」(雪女郎)
夜明けの空を窓から見る
うっすらと、じわじわと
夜の世界が侵食されていく
夕方の空を窓から見る
赤々と、じわじわと
夜の世界が侵食していく
窓の外は別世界
扉の向こうも別世界
僕の世界は部屋の中
窓を閉め、扉に鍵をかけ
カーテンを引き、明かりを消して
布団をかぶり、耳を塞ぐ
クラヤミとオトナシの世界
呼吸を止め、鼓動を止め
安らかな緩慢たるタナトスを迎える
扉は開かず、窓も開かず
明かりは点かず、音もせず
亡骸抱きしめ僕は逝く
死の世界をまぶた越しに見る
ゆっくりと、じわじわと
生ある世界が侵食されていく
生ある世界をまぶた越しに見る
すぅーっと、ふわふわと
死の世界が侵食していく
303
:
青柳
:2008/06/20(金) 01:52:50
19日放送分
「都忘れ(みやこわすれ)」(れいな)
ふぅと一息ついたその横で
静かに咲くは都忘れの花
風でゆらゆら揺れながら
私はしばし時を忘れる
生まれ育った街を去り
時を流れて国を流れて
故郷思えば涙が伝う
そんな私に暫しの時を
前に進める暫しの勇気を
都忘れていつの日か
私に再び都の風を
私に再び都の香(こう)を
304
:
青柳
:2008/07/06(日) 16:55:55
3日放送分
「たつなみそう」(れいな)
白く冷たい貴方の口に
静かで長いキスをする
錬金術とは等価交換
何かを得るため何かを失う
貴方は命を失って
私は貴方を失った
命の交換 魂の連鎖
全てを一つに結びつけ
私は貴方を呼び戻す
貴方はきっと嘆くでしょう
私の愚かな選択に
私の惨めな結末に
でもこれは私の選んだ道
たつなみそうの咲くころに
私のことを思い出して
そして私のことを想ってください
305
:
青柳
:2008/07/06(日) 16:59:24
3日放送分
「Letter」(ペーニョ)
あの日つないだ糸
たぐり寄せたあなたが
そこにいるのね
静かな部屋のすみっこ
目をこすりながら
あなた宛ての手紙
今夜も綴っています
声も届かないほど遠いより
ため息でも聞いていたい
うつむいていたって
ふれる背中があるから
だれと会えたの
聞きたかった今日を
手紙は飛び越えてしまう
うまく笑えずにいた
昨日に戻って
あなたの背中を
さすってあげたいのに
つないだ糸は
たやすくは切れないから
ここにいられるのね
ため息も連れて
帰っておいで
飛び越えられない想いを
「ただいま」に添えて
306
:
青柳
:2008/07/06(日) 17:01:02
3日放送分
「君に伝える言葉。」(小羽。)
僕らは
あの頃
人知れず
恋をしていた。
君は、誰かの特別で。
僕は、君に、恋をした。
それでも
僕らは
ただひとつも
汚れてなんかいなかった。
許されるはずも
ない中で
ただひたすらに
恋をした。
君しか、なかった。
あの頃の君に。
僕は詩を贈り続ける。
307
:
青柳
:2008/07/06(日) 17:02:42
3日放送分
「飛行機雲」(よしゆ)
スッと伸びる一筋の雲は
いったいどこまで伸びるやら
まだ伸びる まだまだ伸びる
無限に伸びるその雲は
無限に広がる空に
模様をつけた
あの雲はいつか
消えてしまうのかな?
308
:
青柳
:2008/10/03(金) 01:48:07
2日放送分
「そばにいないけど」(はっせ☆)
永久に 君のそばにいたい
胸は はち切れるかのような衝動に駆られ
走り去る記憶の片隅に 想いを留め
さり気なく心に思うことがある
ずっと そばにいたい
きっと そうなるから・・・
世間の波に飲まれ 流され 果てる
電話越しに咳をする 君の声色を心配し
今にも飛んで行きたい 君のもとへと
ずっと そばにいたい
きっと そうしたいから・・・
ここにはいない 君の身からだが
目の前にいるかのように 想いを寄せ
深いふかい 祈りを捧げよう
ずっと そばにいたい
きっと そうするから・・・
309
:
青柳
:2008/10/03(金) 01:50:31
2日放送分
「君が望むなら」(HIRO)
---君が望むなら---
---あの月だって手に入れて見せるよ---
---君が望むなら---
---この命だっていつでも投げ出そう---
---だから、お願い---
---綺麗な瞳で僕を見つめて---
310
:
青柳
:2008/10/10(金) 02:26:49
9日放送分
「救い」(がん)
折れそうで
壊れそうで
不安定なキミの
悲しげで
寂しげで
不安に怯えるキミの
悩みの元を断ち切ってあげたい
たとえ偽善者と罵られても
http://einsiedelel.jugem.jp/
311
:
青柳
:2008/10/10(金) 02:27:56
9日放送分
「天使の微笑み」(coo)
きみを思い出すとき
きみはいつでも 笑ってるんだ
きみに出会ってから 僕は
一つのささやかな幸せに
気付けるようになったよ
今思えば きみがくれた
「ありがとう」の言葉は
一緒にときを過ごしただけの 僕への言葉
きみが 空に旅立ってから
きみが綴った天使へのメッセージが
僕の中で繰り返し聞こえる
きみの微笑みと共に・・・
312
:
青柳
:2008/10/31(金) 01:42:45
30日放送分
「存在」(ゆうと)
私を忘れないで下さい
私は私でいる為にあなたが必要です
私を忘れないで下さい。
私はあなたに認めて下さるだけで、
私はあなたに微笑んで下さるだけで、
私はあなたに喜んで下さるだけで、
存在出来ます。
どうか、
私を愛してください。
私を見捨てないで下さい。
私を抱きしめて下さい。
私を信じてください。
あなたにとって私は誰ですか?
あなたにとって私は何ですか?
どうか、こうなった私を
許してください。
313
:
青柳
:2008/11/07(金) 01:48:56
6日放送分
「昨夜」(スナ)
ケータイきって
テレビを消して
心のドームで
君を映す
瞳
声
仕草
鮮明すぎて
ほっとして
鮮明すぎて
胸が痛い
314
:
青柳
:2008/11/14(金) 01:31:56
13日放送分
「宇宙と呼ばれた奴の話」(ちゃおゆきえ)
あるところに
そいつはいた
大地にリンとたち
やれることをしようとおもった
ただひたすら
あらゆる手をつくし
あらゆる方向に
ただひたすら
やれることを
なんの法則にも頼らず
ただできることはなんでもした
そして ある日
キスをした
風にキスをした
世界はある日
ピンクになった
人は
奴をコスモスと呼んだ
315
:
青柳
:2008/11/14(金) 01:32:32
13日放送分
「宇宙と呼ばれた冷奴の話」(ちゃおゆきえ)
わて かるく こわれかけやとおもいます。
わて 陸上生活むきまへんのどす。
わて たぶん 海底でくらす方がむいているんやのに
こうやって 四角いお座敷に すわってるんも
いんがなもんどすなあ
今朝もプールで泳いできたところどす
ほんまどすて
ドウランちやいますて 色白なんどすわ
いや ほんまに
今朝も四角いプールでおよいでましたんやて
ほほほ ほんまどすて
ほな おかかの舞でも舞いましょか
ひとりごちする
ヤッコのこころのを
しるかしらずか
わてのこころは
あなたを思いて
くずれゆく
316
:
青柳
:2008/11/20(木) 01:08:07
スナさんが代表を務めてらっしゃる「アートスペース輪音」:
http://waon0317.com/
317
:
青柳
:2008/11/21(金) 02:03:52
20日放送分
「刹那色」(ゆうと)
どうしてここにいるの?
これからどうなるの?
誰か教えてください。
私は何処に行くの?
そして何処から来たの?
誰か答えてください。
何も分からなくなったけど
私は楽しんで生きたいです。
こうなった私を
こうなってしまった私を
許してください。
私は何をしているの?
何をすればいいの?
誰か諭してください。
私は何をしているの?
何をすればいいの?
誰か諭してください。
何も出来なくなったけど
私は頼られたいのです。
昔のように、過ごさせてください。
318
:
青柳
:2008/12/03(水) 03:16:12
27日放送分
「揺れる」(ナカムラ)
愛してしまうことを。
戸惑って。
触れてしまうことを。
恐がって。
その奥に潜む想いには。
冷たく凍る暖かい温もりがある。
誰かの暖かさを欲しがりなから。
怯えている。
小さな小さな。
心を溶かすような出来事を。
待っている。
大きな大きな。
揺れている想いも。
怯えている私も。
319
:
青柳
:2008/12/03(水) 03:17:33
27日放送分
「きみ」(taku)
きみが照らしてくれるから僕は生きていけるんだ。
きみが照らしてくれるから僕は走れるんだ。
きみが居ない生活なんてありえない。
それだけ俺はきみに依存してるのかもね。
いやきっと世界中のみんながきみがなければいけない。
そうに違いない。いや俺はそうあって欲しい。
これからもそして未来の世界でも・・・
320
:
青柳
:2009/01/03(土) 22:18:49
25日放送分
「俺は歩いてゆく。破滅に向かって。」(虹村凌)
どうして俺はこうなんだろう。
ねぇ?
俺は死にたくない。
俺は俺の死を死にたい。
ジジイになりたくない。
病院で死にたくない。
体中に管通されてまで生き延びたくない。
酸素マスクなんてされて生きたくない。
でも、もっと無様な死に方かも知れない。
どっかの路上で、雨の日に。
くたばってるかも知れない。
死体の欠片も見つからない飛行機事故かも知れない。
時速160キロの二輪事故?
アメリカで?日本で?
それでも、俺は。
きっと、誰かに恋をして死ぬんだろう。
死ぬ間際に、誰かの名前を呟くんだろう。
その名前だけで。
独りで逝くんじゃないと思える強さの為に。
愛して死ねたんだっていう為に。
俺は、俺の死を死にたい。
俺の恐怖は、それを考える事が出来ないまま。
死んでしまう事なんだ。
怯えてる、全てに。
怯えている。
世界の終わりがあるのなら。
俺はそれには怯えないだろう。
それでも。
愛に終わりがあるのなら。
俺は、怯え続けるのだろう。
きっと、正直になれない。
嘘をついてしまう。
ねぇ、俺は嘘をついていたさ。
特別でいたかったから。
嘘を吐いたよ。
愛の終わりに怯えながら死ぬんなら。
シドとナンシーみたいな愛のままで。
我侭、俺はその中で死にたい。
次なんて無いんだ、俺には。
そんな中で、俺は俺の死を死にたい。
それは、きっと正しい路じゃないんだろう。
そうなんだろうな。
それでも。
俺は終わりに怯えながら生きるのは嫌だ。
楽になりたいのかな。違うんじゃないかな。
きっと、死ぬのに勇気は要る。
もう少し一緒にいたい、中で。
何時終わるともわからないんだ。
ねぇ?
部屋に戻って君がいなかったら。
俺はどうしたらいいんだ?
ねぇ?
君は 怖くないのかい?
初恋は巧くいかないものらしい。
俺も、あいつも、あのこも。
初めての彼氏とか彼女とかじゃなくて。
初めての、恋ってやつさ。
そして、きっと何時までも疼く傷。
何時までも、覚えているんだと思う。
それはね、感情が風化しても。
傷だけは痛いんだ。
根性焼きみたいに、痕は残るんだ。
そして、時々痛むんだ。
古傷。俺は、今でも苦しい時がある。
<続く>
321
:
青柳
:2009/01/03(土) 22:19:20
>>320
続き
そして、俺はこれから怯えつづける。
君は、俺を愛してなんかいない って。
そんなのは嘘だって。
ねぇ、君は俺の胸じゃ泣かないんだ。
どんなに近くても。わかってるんだ。
俺は、疑い続ける。信じないんだ。
それでも、初めから疑う事が出来たら。
どんなに楽なんだろう。
俺は突然怯え出すんだ。狂ったように怯える。
嘘なら嘘って言ってくれよ、ってね。
俺も、あいつをそうさせてしまったのか?
白雪、どうなんだい?
俺は歩いている。走るんじゃない。
歩くんだ、ラバーソールで。
破滅に向かって、ゆっくりと。
正しい破滅なのか。
間違った破滅なのか。
そんなのは無いって?
俺は破滅に向かうんだろうよ。
もしも、夢を捨てた腕で妥協を抱えるのなら。
俺は、夢を拾いなおして失敗するよ。
俺は、俺の詩を死にたい。
持てる限りの意地をぶら提げて。
いや、持てる限りの意地を張り続ける。
張らない意地なんて、持ってる意味は無い。
たとえ貧乏になったとしても。
俺はラバーソールで歩き続ける。
ブラックストーンだって止めない。
貧乏でも、気前よくいたい。
貧乏はいいけど、貧乏臭いのは嫌だから。
ねぇ、お前の為なら何でもするさ。
ずっと、話しているよ。
俺がメルヘン世界の住人でもいい。
破滅に向かえば、メルヘン世界の端が見えるかな。
俺には、妖精なんて見えないけれど。
煙草の煙も、紫には見えないけれど。
パープルへイズ。俺は吐き続けるんだ。
破滅に向かって、その煙を。
今、少しだけ。
恋みたいなの、しています。
引かないでね。
何だろうね、どうなんでしょう。
俺、どんなカタチでもいいから。
もっと仲良くなりたい。マブダチになりたい。
そしてこれ以上、疎遠になりたくない。
嫌われたくない。
この気持ちはどうなんでしょう。
ねぇ 俺とお前は友達さ。
何番目だろう。
下らない嫉妬。
いいんだ。いいんだ。いや、よくねぇ。
でも、俺は。
破滅に向かっている。
きっと、光の射す方へ。
出口に向かって。
俺は、ゆっくりと歩いてゆく。
322
:
青柳
:2009/01/03(土) 22:20:14
25日放送分
「朝」(ほんだあつし)
夏を歌うものと
冬を歌うものと
どちらが偉いか考えていたら
口の中にかびが生えた気がした
323
:
青柳
:2009/01/10(土) 03:23:41
8日放送分
「くだらない世界」(HIRO)
いつからだろうか
ココが俺のくだらねぇ現実(リアル)からの逃避場所になったのは
いつからだろうか
コノ世界がすべて薄汚れて見えるようになったのは
いつからだろうか
その中でも自分が一番薄汚れていて、嫌いでたまらなくなったのは
いつからだろうか
すべてを投げ捨てて逃げ出したいと思ったのは
いつからだろうか
俺という存在がこの世のどんな小さい生き物の命よりも軽くなったのは
いつからだろうか
ドロップアウト、その言葉が自分に浴びせられるようになったのは
いつからだろうか
少しでも早く自分の命が終わるようにと、そして反抗の意味でこのタバコを手に取ったのは
いつからだろうか
死にたいと、思ったのは
324
:
青柳
:2009/01/10(土) 03:24:59
8日放送分
「あなたはかえらない」(ナカムラ)
会いたいって想うだけ。
きっとあなたは帰って来ない。
もうあなたには。
違う人いるから。
窓辺に咲く花。
小さな蕾のままなのも。
私たちの恋心も蕾のまま。
あんなに激しく。
揺れた心は。
あんなに激しく。
潰した心は。
もう会えないなんて。
嘘だと思いたいよ。
あなたに会いたい。
何て言えない。
もう言えない。
さよならの先に何があるの?
未練があるの。
小さかった嫉妬な想いが。
今もあるの。
違う人から。
帰らないあなたの。
心配ばかりしているなんて。
私はもう放たれない。
あなたしか見えなくて。
あなたしか心は動かない。
あなたにしか見せない。
もうあなたはいないのに。
あなたしか見えてない。
あなたしか心は動かせない。
あなたにしか見せなかった。
もうあなたは。
帰らない。
325
:
らいむ
:2009/01/30(金) 23:57:02
憶(おぼ)えていますか? 自分の思い出。
その時代、その夢、その瞬間。
あなたと、みんなと、私とボクと、みんなでいた教室と・・・
時代の流れが全てを変えて、そして皆(みんな)別々な思い出と変えていく・・・
今、夢を追っていますか?。けど一体何故追っているのですか?。
自分の中の小さな疑問。と、不条理な世の中の疑問のぶつかり合い。
今、全ての大地が、今、果てしない宇宙が、
自分の想像によって、全て曲げられ現実が見えない世の中になっています。
さまよう魂が宇宙と、、、そっとつながる・・・
暗黙した大地が眠り、太陽が眠り、空が青々として舞う世界。
そして、時代は繰り返され、時代はめぐる。。。
『詩、タイトル。
狂乱の彼方(かなた)に。ここに筆(ひつ)を込めらば、
きっと未来は安らぐ・・・・』
時代はいつも輪廻し、時と共に魂を甦(よみがえ)らす。
知っていますか?。この瞬間。この時、この時代を???
あなたが、私が、知っていた脳裏の中の遠い世界の思い出を??
生まれ変わった時に、その時代の記憶は全て失うと言う。
でも、薄っすらと性格や服装や言葉や感情や趣味に、前世のなごりがあると言う、
これは伝説にせよ、言い伝えにせよ。信じるのは
ボク・私自身。
あなたはどんな未来の自分を見つめていますか?
どんな過去に自分がいましたか?
そして、自分が好きですか?
遠い未来も、、、、ボクも私も輪廻しています・・・・・
星の輝く遠い過去も未来も・・・・
326
:
青柳
:2009/11/18(水) 12:32:51
10月25日放送分
「ひとしずくの無敵」(ちゃおゆきえ)
なにやら やさしげな あめふり
おれんじの きりくちから
とびちるしずかな やさしさ
山が なにか柑橘にむれあがるのを
つつみこむような あめがふる
まどのそと
あれは きんもくせいですね
まだみどりのままとじこめられている
金柑の開放の歌ではなくて
バレンシア娘の幻影でもなくて
あれは きんもくせいですね
やまの てざわりが
ふんわりまるいのは
夜の性ですか
違う
わたしは
今、
ひとつぶの雫
無敵のビタミンゆびきたす
どこへでも 行ける
※ちゃおゆきえさんからいただいたメールを引用します。
『「ゆびきたす」普通は カタカナで「ユビキタス」が正しいようです。
元々の意味は 英語で 元々は「いたる所にある」、「あまねく存在する」という意味なんですが、コンピューターの世界で もちはやされた言葉で インターネットがさほど意識されずに組み込まれている世界を作ろうとした人たちが 好んで使っていた言葉です。
たなみに私がこの詩を書いたときの この言葉のイメージは ハリー・ポッターの映画にでてくる 杖を敵にかざして叫ぶ呪文の言葉のようなイメージで書いたので、そもそも意味なんて 私にとっては たいした問題ではないのですが、恥をおかきになると もうしわけないので 【ユビキタス】に 訂正して読んでいただきたいです。
是非、是非 大勢の方に魔法をかけてみてくださいね。』
327
:
青柳
:2009/11/18(水) 12:33:42
10月25日放送分
「ボストンの歩き方(アンチ・非実力派宣言)」(虹村凌)
よぅ 兄弟
元気にやってるか?
元祖悪ふざけ野郎
超失礼な野郎共のお通りさ!
よぅ 兄弟
Brosなんて聞き慣れない言葉は使わないぜ
何故かって そりゃ聞くまでもねぇだろう
俺もお前もあの野郎もそこの素敵な彼女も
みんなイエロゥモンキィさ
俺達は日本語に産まれて日本語に死ぬんだ
よぅ 兄弟
俺は英語が喋れるからって
祖国のステージで英詩を読む程 詩をナメちゃいない
でっけぇ声で日本語を叫ぶ
今じゃ和服着る日本人も減っちまった
武士道も礼儀も仁義も枯れちまった
だったら 兄弟
俺達が復興させようじゃねぇかい
Like a Japaneseなんてマヌケな真似は止そうぜ
俺達は純正日本人 堂々と胸張ろうぜ
唯一の国境を越える事の無い武器を 俺達は持っているんだ
だから 兄弟
右に左に言葉を放ち続ける
この国もそろそろ バーリトゥード
実力派社会を目指すはずだよ
どんな屑にも一撃必殺の鉄拳があるんだぜ
だから 兄弟
俺はアメリカーナにかぶれちまったこの国を
少し方向修正したいのさ
日本人が日本人であり続ける為に
日々是上昇
よぅ!兄弟!
これが俺のいる街の歩き方だ
やってやろうじゃねぇか
俺達は日本で生まれて日本で死ぬんだ
俺達は日本語に生まれて 日本語に死ぬんだ
328
:
青柳
:2011/11/25(金) 03:51:00
11月24日放送分
「疲れた夜に見上げた星空」(ちゃおゆきえ)
ないだろう
ないまぜの
ないないずくめ
なきもせず
疲れた夜に見上げた空
→「あしたは 晴れるだろう」
☆星もある
月もある
プライドが高みに あるだとか
やさしくなれるとか 美しくなるだとか
そんなの強がりさ
おふとんで
おりおん よ
わたしを あなたの宇宙で 包んでよ
星たちに包まれて
金平糖の夢をみよう
「あしたは 晴れるだろう」
329
:
青柳
:2011/11/25(金) 03:51:48
11月24日放送分
「初雪桜」(ナカムラ)
桜道歩くあなたの後ろには。
いつも私が歩いていた。
隠れてしまいそうな小さな私を。あなたは守り歩いてくれた。
病を告げたのもこの桜道だった。散った桜を見ながら。
下を向き歩いた。
二人の道。
来年も桜を見ながら歩くと。
ひそかに誓いながら歩いた桜道。
雪をみたいとわがままいったから。
あなたを困らせてしまった。
だからあなたに必死で後ろをついていき。
感動的な初雪。
涙で見えなくなったから。
あなたに寄り添いながら。
小さな私を抱きしめてくれた。
その大きな背中に。
守ってもらえている安心感を感じながら。
私は眠りについた。
あの桜道と初雪を思い浮かべて。
330
:
青柳
:2012/06/21(木) 23:45:27
6月21日
縦読み詩:お題【青春リアル】(青柳)
静寂の中で
一夜を過ごす
瞬間通りすぎる風
凛とした世界の中
あっと言う間に
ルールすらも無視して
331
:
初見詐欺師
:2012/06/21(木) 23:47:22
6月21日
縦読み詩:お題【青春リアル】(初見詐欺師)
世界が終わる
異世界からの
侵略者
リアルなのか?
明日も生きていられるか
流浪の日々
332
:
ナツキ
:2012/06/21(木) 23:52:56
6月21日
縦読み詩:お題【青春リアル】(ナツキ)
嘲笑いも
一時で
死の淵にあるときも
夢は捨てずに
ん〜んと背伸び
リアルな世界にケンカを売ろう
333
:
初見詐欺師
:2012/06/21(木) 23:54:48
6月21日
縦読み詩:お題【ドヴォルザーク】(初見詐欺師)
怒涛の
ヴォルテージ
ルネスサンスで
ザーデンブルグ
苦しいなw
334
:
初見詐欺師
:2012/06/22(金) 00:04:27
6月21日
縦読み詩:お題【きゃりーぱみゅぱみゅ】(初見詐欺師)
気になる娘(こ)
休みがちな
夜間バイト
リーマンショックで
パーティおちゃらけ
みんな
愉快に
パーティ
見せつけ
許・せ・な・い・・・
酷いな・・・ホントww
335
:
ナツキ
:2012/06/22(金) 00:08:50
6月21日
縦読み詩:お題「ドヴォルザーク」(ナツキ)
どれだけ涙を流しても
ヴァイオリンは響かない
音のない世界の中で
流転していく悲しみが
ザーと雑音引き連れて
暗き世界をダイナモが満たす
336
:
青柳
:2012/06/22(金) 00:10:20
6月21日
縦読み詩:お題【ドヴォルザーク】(青柳)
どんよりとした空に
ヴァイオリンの音が響く
落ち着いて耳を澄ますと
ルックスにも目を奪われた
残酷だ、神は
あんなにもミューズに愛された容姿とこの音色
苦しみと快楽を同時に僕は与えられたのだ
337
:
初見詐欺師
:2012/06/22(金) 00:16:11
6月21日
縦読み詩:お題【庭には二羽鶏】(初見詐欺師)
西日のさす中
笑い声がこだまする
【にはははは・・・】
反響する笑い声
虹が見える中
割と綺麗な
トーンボイス
理想の彼女の声に似ている・・・
338
:
さいずさんDX(さいずヌー業もりのクマさんズ)
:2012/06/22(金) 00:19:18
縦読み詩:お題【きゃりーぱみゅぱみゅ】(西田源之助97歳)
キャンディー食べてる
リーゼントのおっさんに
パンチして
ミュージックレインモバイル入会しろと言う、いいかもう一度言うぞ!
パンチして
ミュージックレインモバイル入会しろと言う
339
:
青柳
:2012/06/22(金) 00:22:52
5月21日
縦読み詩:お題【きゃりーぱみゅぱみゅ】
キャラじゃないけれど
リーチがあると褒められる脚を見せつけてみる
パーティなんだから仕方ない
譲れない戦いがあるから
パチパチと同性の視線が飛び交う
見られてこそ輝くのよ女は
優雅な動作で微笑み、脚を組みかえてみせた
340
:
ナツキ
:2012/06/22(金) 00:30:46
6月21日
縦読み詩:お題【きゃりーぱみゅぱみゅ】(ナツキ)
キリエ・エレゾン
ヤーヴェに捧げ
リーンと鐘が鳴り響く
パラダイスに
御光満ちて
揺らぐ世界に
パンドラさえも
見る影もなく
愉悦に満ちた時が始まる
341
:
ナツキ
:2012/06/22(金) 00:36:00
6月21日
縦読みお題:ボクはキミに会うために生まれてきたのかもしれない
ボクとキミとの邂逅は
苦楽を知るためのフラグ
排斥されたプログラムには
奇跡の文字は見当たらない
身の丈に合う幸せすらも
握られているボクにとっては
会うってことの喜びも
生まれて初めてのことで
ただ一人のキミのため
メシヤになってもいいと思った
人間という生き物は
疎み疎まれそれでも愛して
巻戻せない人生を
レーゾンデートル探して生きてる
敵同士なんだねボクたちは
忌避は最初から無理なんだ
確かに僕は裏切るよ
呪われたって構わない
カラミティーを起こすのは
もう定められたことなのだから
死が足音たて近づいてくる
憐憫こそはキミのため
泣かないで、どうか、泣かないで
いつかきっと巡り会える、その時こそは、……
342
:
初見詐欺師
:2012/06/22(金) 00:59:21
6月21日
縦読み詩:お題【ボクはキミに会うために生まれてきたのかもしれない】(初見詐欺師)
ボサノヴァの響く中
草木を踏みつける
徘徊音
鬼人の
御霊を鎮める
贄を探して
抗うアイツ
空蝉の響く中
ただ己の息が聞える
滅する為に
贄を求める
生きる為に
魔物との戦いも
連戦連敗
手札も底をつき
今日も敗走の日々
魂の鼓動
呪いの言葉
欠片の命
【もうだめ・・・】
死を予感する
霊魂さまよう中
泣き言を叫ぶ
命が燃ゆるその時まで・・・
343
:
ナツキ
:2012/06/29(金) 00:37:43
【ガラスのように繊細だね特に君の心は、好意に値するよ、好きってことさ】(ナツキ)
伽藍堂にて立ち尽くす
素足のひとりぽっちのキミは
のしかかる運命を背に
よろけながらも立っている
任務を端から遂行し
戦闘に苦しみながら
誰に伝える事もなく
眠れる場所を探してる
トラウマを抱えてなお
曇りなき眼に
滲む涙は
綺麗な色を
見せるだろう
野辺に咲く花のような
混沌の中の美しさ
心だけは綺麗なままで
ロマンチストな君だから
儚い生を懸命に生きて
、
この出会いは必然なんだ
疎んでも忌避はできない
いつからか待ち望んでた
人形であるボクが
会いたいと望むなんて
確かにおかしなことだけど
意志はあるんだボクにもね
好きになったんだキミのこと
流転してゆく思考が出した
世迷言かもしれないけれど
、
滑り落ちる時の砂が
キミとの時間を近づける
罪の意識は端からないよ
敵だからねボクたちは
殺して欲しい最期には
時の砂がこぼれ落ちてく
さぁ、第九でも歌おうか
344
:
青柳
:2012/08/01(水) 15:33:54
7月26日放送分
「十年後の僕ときみ」(ナカムラ)
あの日見た十年後の夢を今僕は見ているのだろう。
見慣れた景色はいつしか姿を変えていて。
思い出が思い出せないくらい姿を変えていて。
僕の姿も変えていて。
夢を見ていたあの頃の僕はうっすらと。
姿が現れて。
そのまわりを映し出していく。
小さな体で小さな思い出を探しては。
あの頃と違うこと、同じとこ探してしまう。
記憶の宝箱は閉じないで。
開けないと錆び付いて。
開かなくなるから。
さあきみのまち。
夢をみたまちに会いにいく旅を夢見よう。
君の見た十年後の君を。
345
:
青柳
:2012/08/01(水) 15:35:31
7月26日放送分
「思い出になる前に」(烏哭三蔵bot)
朧な思い出の中に
尤も鮮明なのは
一面の紅
でも其れはやがて漆黒に変わり
俄の闇を引き寄せる其れを
眺める過程で
流浪の身に影のように何時も
纏わりついて
永遠に続けばと
賑やかな街で孤独を望む
346
:
青柳
:2012/08/03(金) 02:07:26
8月2日放送分
「祭りだから」(ナカムラ)
夏に舞う浴衣の帯。
鮮やかな色とは裏腹に。
あなたを思う恋心。
夏に舞う花火の輪。
鮮やかな色とは裏腹に。
あなたを思い続けた日。
祭りだからと打ち明けて。
君の想いを知りながら。
思い切って
打ち明けた想い。
何年暖めたかなんて。
もう知らない。
そんなことよりも。
あなたに知ってもらえた。
ただそれだけで。
祭りの気分はより高く。
となりに君が歩いている。
ただそれだけで。
347
:
ナツキ
:2012/09/07(金) 00:25:36
ブルーに染まる夕暮れに
「ムーンライトはもうじきだ」
ニッと笑顔を浮かべる貴方
眠りの園はまだ遠い
蓋然としたこの想い
祈りを込めて空仰ぎ
ヲワリをそっと夢想して
この時間を大事にしたい
目一杯に貴方抱きしめ
天の月に願いを込めた
【ブルームーンに願いを込めて】
348
:
ナツキ
:2012/09/07(金) 00:27:59
時の垣根を越えてすら
恨みましょうや伊右衛門様
仮の姿を得てまでも
いついつまでもそなたの側に
どれだけ泣こうが喚こうが
恨みは決して消えませぬ
世の理なぞ知った事かえ
罪を背負うはそなたの咎ぞ
闇から闇へと想いは募り
怪といつしか呼ばれるならば
談じる者にも厄災を…
【東海道四谷怪談】
349
:
ナツキ
:2012/09/14(金) 00:33:34
【NO LONGER...】
漆黒の空
堕ちる雫が
虚ろな身体
滑り落ち
カラの
ココロが
上げる
悲鳴も
どこか
他人事のよう
FAKEなんだ
結局は
ホントの事は
何一つ…
寂しさ、とか
つらさ、とか
分からないんだ
どうしても
過ぎ行く人を
ぼんやりと
生気のない
瞳で見つめる
あぁ、人間て
なんだろう
詮無き問いに
応えなく
鬱陶しさに
雫を払い
入りこんだ
トンネルの中
どこまでも続く
闇の道
抜け出すことも
出来ぬまま…
350
:
ナツキ
:2012/09/14(金) 00:34:33
【SNOW ANGEL】
ひらひら
ひらひら
儚く
溶けゆく
白き雪
遠き
天より
舞い降りる
それは
まるで
祝福で
あぁ…、
僕の中にも
21gは
あったんだと
目の前の
存在が
証明した
虚ろな僕に
たった一つ
真実を
くれた君
否
たった一人の
僕の真実
舞い散る雪が
彩る君は
まるで
告知天使のようで
気付けなかった…
欲しかった…
言霊を
言の葉に乗せ
白く
白く
染まる
世界に
ようやく
生まれた
気がしたんだよ
351
:
ナツキ
:2012/10/25(木) 22:59:00
【星降る夜に誓いのキスを】其の壱
ほうき星が夜空を流れた
湿った草へと座りこむ
降り注ぐ星の光を
ルビーに写す愛し君
「夜に2人きりになれるなんて…」
にこりと笑い問いかければ
「ち、ちょうど夜番が一緒なだけだろ」
垣間見える愛らしい動揺
「野宿もたまにはいいものですね」
君とこうしていられるのだから
「好きです」囁き、キスを捧げた
ヲワリのない誓いを込めて
352
:
ナツキ
:2012/10/25(木) 23:01:16
【星降る夜に誓いのキスを】其ノ二
箒星が夜空を流れた
真剣に祈る君
降り注ぐ星の光と
瑠璃色に染まる世界
夜が僕らを近づける
にこりと笑い肩を抱き
「地上にまるで2人きり」
神様どうか願いを叶えて
祈りはきっと同じもの
野原はまるで舞台のようで
君と僕とが主役の劇
ススキの奏でる楽曲に載せ
ヲワリなき誓いのキスを
353
:
ナツキ
:2012/10/26(金) 00:14:12
【白昼夢】
ハライソの
奇しき御霊の
地に降りて
「ゆめゆめ忘る事なかれ
憂き世にも咲く花一輪」
夢想の中にて響く声
354
:
ナツキ
:2012/11/02(金) 00:22:43
【昨日が未来になる】
聞こえくるのは
野辺の日没
歌を歌いし
ガラスのDOLL
未知は既知の
乱立なりしと
偉業は過去の
偽物語と
なれど世界は革新の
流浪の旅に出るのだろう
355
:
ナツキ
:2012/11/02(金) 00:24:41
【僕らは友達いつまでも】
僕と君との関係は
螺旋の罠の只中で
背徳の合わせ鏡を
共にのぞく様なもの
だけど必ず来る明日に
誓いを立てて指切りを
愛し君を護るため
罪を背負おう再びね
満天の星空の下
デートしようか第九を聞いて
もう止まらない時間が過ぎる
356
:
ナツキ
:2012/11/23(金) 00:27:00
【いい夫婦の日】
色男だね 色女だねって ふふっと 嬉し笑い浮かべて 二人で過ごそう のんびりと 日が暮れるまで手をつなごうよ
357
:
ばかいぬ
:ばかいぬ
ばかいぬ
358
:
ナツキ
:2012/12/06(木) 22:59:21
【NON TITLED】
紅の天使が舞い降りて
僕は地面に膝をつく
あの日あの時失った
君の面影刻み込み
狂気の愛は幻惑の
美麗なまでの血にまみれ
Lies&Truth
堕ちてゆく
双の翼は
隻翼に
もう戻れない
天(そら)仰ぎ
天使抱きしめ
囁いた…
359
:
さいずさんDX(さいずヌー業もりのクマさんズ)
:2012/12/06(木) 23:10:23
[クリ]
クリスマスに僕は願った
○○○ジャーの合体ロボット
真夜中発動するトラップ
そこにいたのはお父さん
パジャマ姿のお父さん
目と目が逢ったお父さん
そそくさ逃げるお父さん
うすうす感じてた たぶん解ってた
サンタクロースがいない事
うすうす思ってた きっと解ってた
サンタクロースが父さんと
うすうす知っていた そして解ってた
サンタクロースの正体を
サンタさんに私願った
魔法少女の変身スティック
翌朝鎮座されたウェポン
閃光の戦斧バルディッシュ
いやこれ違うバルディッシュ
ただの斧だよバルディッシュ
ハルバートだよバルディッシュ
ヤフーを探しても 武器は売ってない
バトルアックスを探す日々
アマゾン探しても 戦斧売ってない
バトルアックスを自作した
楽天探しても 兵器売ってない
頼む両親よやめてくれ
聖なる夜に兄は願った
ペロペロできるかわいい妹
いろいろあって無事に生まれた
かわいすぎるぜ My little sistar
溺愛するぜ My little sistar
お兄ちゃんだよ My little sistar
シスコン言うな My little sistar
母さんありがとう そしてよくやった
(やっっっっったぁぁぁぁぁ!)
父さんありがとう (以下製作中)
360
:
ナツキ
:2012/12/06(木) 23:15:29
【恋は遠い日の花火じゃない】
この気持ちをなんと呼ぼう
息は上がってドキドキして
ハートがとにかく破れそう
時々あるんだ君といるとき
追うよな追いかけられるよな
意味も分からぬシーソーゲーム
密かに浮かぶ君の笑顔は
野原に昇る花火のよう
儚いけれども力強くて
なびく風にも揺らがない
時間なんか関係ないさ
約束がどれだけ前でも
涙も笑顔も無駄じゃない
今から「恋」をはじめよう
361
:
ナツキ
:2012/12/13(木) 23:16:05
【すす払い】
鈴の音が
澄み渡り
はびこる
羅刹は
一掃された
362
:
ナツキ
:2012/12/13(木) 23:18:51
【Fighting】(歌詞)
月光が
照らす地上の喧騒
街の片隅
膝を抱えて
吹きすさぶ
風に心ふるわせ
それでも祈る
夜に抗い
静寂の中
消えゆく星ぼし…
涙こらえて
STAY IN THE NIGHT
漆黒の闇に立ち向かい
この暗闇を越えてゆく
力をどうかこの僕に
光求めて
STEP INTO THE LIGHT
夜明けの音待ち詫びて
闇へと響く歌声を
届けて夜の向こうへと
寂しさに
血を滲ませて
叫び続けた
孤独にまみれ
No more Any more
ダイナモの
世界を満たす
雑音に
かすかに煌く
Daystar…
涙こらえて
STAY IN THE NIGHT
漆黒の闇に立ち向かい
この暗闇を越えてゆく
力をどうかこの僕に
光差し込む
KEEP SINGING A SONG
夜明けに独り立ち上がる
空に溶けてく歌声に
僕は戦い続けるさ
光求めて
STEP INTO THE LIGHT
夜明けの音待ち詫びて
闇へと響く歌声を
届けて夜の向こうへと
光差し込む
KEEP SINGING A SONG
夜明けに独り立ち上がる
空に溶けてく歌声に
僕は戦い続けるさ
363
:
ナツキ
:2012/12/20(木) 21:56:09
【Callin'You Callin'Me】 (歌詞)
寂しさに
抱いたぬいぐるみ
思い出す
キラキラ光る金の髪
儚く散った
あの夜に
声を限りに
名を呼んだ
もしも…もしも…
もう一度
そう望んでは
涙一粒
世界の裏まで
行ってもいい
そう思うほど
好きだった
悲しさが
駆け巡ってゆく
波のよに
寄せては返し
Fallin'love
短くも
深い深い
この想い
たとえ…たとえ…
別れても
あたしあなたを
愛するわ
愛しいその名を
あたしは叫ぶ
もう決めたの
決して泣かない
生まれ変わりの
奇跡を信じ
あたしは今を
生きていく
少ない思い出
両手に抱えて
いつの日にも
笑顔を浮かべて
いつか…いつか…
きっと会えるわ
遠い未来の
輪廻の果てで
その時はまた
抱きしめて
優しい声で
あたしを呼んでね
364
:
ナツキ
:2012/12/20(木) 21:57:50
【大好きな親】
大嫌いと
家飛び出して
棲家を探し
着の身着のまま
涙も枯れて
思い出す
「やっぱり好きだよ、父さん、母さん」
365
:
ナツキ
:2012/12/27(木) 22:51:28
僕と君との関係は
螺旋の罠の只中で
背徳の合わせ鏡を
共にのぞく様なもの
だけど必ず来る明日に
誓いを立てて指切りを
愛し君を護るため
罪を背負おう再びね
満天の星空の下
デートしようか夜空を眺め
もう止まらない時間が過ぎる
【僕らは友達いつまでも】
366
:
ばかいぬ
:ばかいぬ
ばかいぬ
367
:
ナツキ
:2013/01/13(日) 17:05:32
ハライソの
奇しき御霊の
地に降りて
「ゆめゆめ忘る事なかれ
憂き世にも咲く花一輪」
夢想の内にて響く声
【白昼夢】
368
:
ナツキ
:2013/01/31(木) 22:37:01
路傍の石を蹴るように
鬱蒼とした言葉にまみれ
逃げたい気持ちをグッと堪えて
ん〜ん、と一つ大きく背伸び
宣戦布告はもう飽きた
今はただただ机に向かい
勝ち誇る日をイメージしながら
積み重ねるさ勉強の日々
【浪人生活】
369
:
ナツキ
:2013/01/31(木) 22:37:51
咲き誇れ
苦心の末に
乱々と
桜舞散り
黒々と
貼られた数字に
流々と涙し
のどけき晴日に
一人歓喜す
【桜咲く春の日】
370
:
ナツキ
:2013/01/31(木) 22:38:47
神の御国はいざ来たり
喇叭の音が鳴り響く
あぁ、終末の刻来たり
原理の教義は崩れ去り
奇しき御神の栄光の
威厳に満ちたその姿
ただ呆然と見守る我に
命の言葉降り注ぐ
【からあげくいたい】
371
:
ナツキ
:2013/03/28(木) 23:15:46
スーっと澄んだスープには
ぷかぷか浮かぶ野菜たち
街灯の下雨に打たれて
寒さ凌いでバス待つあなた
メニューは全て揃ったわ
何時くらいに着くかしら
今か今かと到着を待つ
嬉しさに綻ぶ顔を笑わないでね
地球上でただ一人のあなた
ニコリと笑って出迎えましょう
【スープが冷めないうちに】
372
:
ナツキ
:2013/03/28(木) 23:16:33
実際のとこどーなのよ
愉快なことなど何もない
教師たちの能弁は
抑揚のないスイミンヤク
うっかり横を向いてれば
投げつけられるチョークの弾丸
ん〜んと小さく伸びをして
手元は隠した早弁の箱
つらつらと語られる内容は
漫画でだって書いてある
ラッキー!まだまだ気づかれてない
鳴ったチャイムにガッツポーズ
いよいよ自由な時間が来たぞ
【授業なんてつまらない】
373
:
ナツキ
:2013/03/28(木) 23:17:31
この道往けば
地には花弁
吹き抜けてゆく
風は西へと
万感の想い
白昼夢に消え
瑠璃の湖面に映る春の日
【東風吹かば春】
374
:
ナツキ
:2013/03/28(木) 23:18:16
どうして?…なんて
答えは一つ
苦く笑いを浮かべては
痛む心の辛さに耐える
尽きせぬ想いは胸焦がし
手を伸ばしても想届かず
祈りは天に
星に願いを
浮世さ迷う異邦人
人生にキミがいなければ
【どこにいたって異邦人】
375
:
残念なみかんの人
:2013/04/18(木) 22:25:09
■ノーマル詩
「春霞の空」
風にゆられる ひとひらが うれしくて
肩にとまる そのひとひらが うれしくて
空を見上げれば たかく 春霞の青と桜色
ほほを撫でた ひとひらが うれしくて
君に触れた そのひとひらが うれしくて
春霞の空の下 ほほに溶けた 桜の色
376
:
残念なみかんの人
:2013/04/18(木) 22:25:46
■縦読み詩
「さくら」
さ 桜咲き みだれた風に 四散せど
く 悔しく 無いさ いつか再び 開花する
ら 来年また会う約束を 根をはりずっと待っている
「さくら」なんだけど「さみしくないからね」の縦読みも同梱しているよw
さ 桜咲き
み みだれた風に
し 四散せど
く 悔しく
な 無いさ
い いつか再び
か 開花する
ら 来年また来る約束を
ね 根をはりずっと待っている
377
:
残念なみかんの人
:2013/04/18(木) 22:29:38
「レイニーブルー」(例のあれです)
誰も見てない 午前0時
ヘアーキャップの下はハゲ
かけなれたスカルプ 回しかけて
ふと指を 止める
冷たい雨に 打たれながら
悲しい現実 想い出した
スカルプ サクセス 髪の友
ふと足を 止める
レイニーブルー もう終わったはずなのに
レイニーブルー 何故追いかけるの
全裸で丸出し 舞うように
そこまでして隠したい ハゲ
378
:
(*゚∀゚)つ=lニニフ
:2013/05/31(金) 00:10:12
あら、ゴメン
口先三寸
魔性の微笑み
呪いの言葉を
颯爽と
囁く
夜魔との
禁忌の交わり
、
天に三栄あれかしと
使徒は横から
祝詞を横槍
さやかなる声
先行き示し
闇との対決
鬼気迫る
【悪魔の囁き、天使の囁き】
379
:
ナツキ
:2013/05/31(金) 00:24:59
咲き乱れ
昏きに流るる
落日に
涙枯れゆく
伽藍堂にて
死出の手向けに愛があるなら
【桜流し】
380
:
ナツキ
:2013/06/07(金) 00:09:56
千の御旗を翻し
プロミネンスは燃え盛る
生まれ出てし革命の
貴なる心は今ここに
【せんぷうき】
381
:
青柳
:2013/06/21(金) 00:39:56
6月20日放送分
「林檎ソフトクリーム」(ちゃお ゆきえ)
奈落の底から 天上世界にまで突き抜ける滝が
私の体の中に 降りてゆく
これまで
沈鬱がわたしを咥えたまま 離そうとしなかった 私の目の前に
ただ黙って耐えていた私に 滝が現れたわ
狂気には至らなかったという 悲しい自負とはうらはらに
狂気におびえ 黙って沈鬱を抱えていた 私に
かなしむほどのことではないと
実際 狂いはしなかったと
妙な自負を 言い聞かせている私に
自身ほんとうは負けそうな私の目の前に
さしだされた ソフトクリームの やさしげな
らせんの形
一口その螺旋に 舌が触れたとき
凝り固まった苦しみがなんであったのかを
忘れてしまった
口の中でひろがる そのアイスは
まちがいなくしっかりとした林檎の味のソフトクリーム
382
:
青柳
:2013/06/21(金) 00:40:48
6月20日放送分
「夏の階段」(ナカムラ)
夏をかぐ。
少しの風を騒ぐ時。
海に潜る感覚の匂いがした。
それは君のような香りなのかもしれない。
またあの髪をあげる仕草に酔いたくて。
僕はわがままになる。
夏休み。
君の匂い。
夏をかぐ。
少し慌てた君の。
表情に酔いしれる。
それは夢のような気持ちなのかもしれない。
またあの表情が見たくて。
またわがままになる。
すべてを夏のせいにしながら。
大人になっていく二人。
夏休み。
大人への階段。
踏み外すと落ちていく。
淡い世界。
383
:
ナツキ
:2013/07/04(木) 23:48:51
秘め事を
闇に隠れて
静やかに
契交わして
愉悦に浸る
唄う恋歌
可憐に響き
【冷やし中華】
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