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Awake

153 Awake 13話(13/15) :2013/10/14(月) 00:34:17
 光線が発射された事に気付いたネイサンは、後方に飛び退き足場を使い上方へ逃げたが、不
幸にも照射時間が彼の滞空時間より長かったため、為す術もなく全身を焼かれた。
「うふふ……死ななかったの? あの男より強靭なのは認めてあげる。でも、あははは!
服が全部焼けおちればもっと面白かったのに! 残念だわ!」
 カーミラはしてやったりと、ネイサンが床に叩き落とされ痛みで蹲りながらも自分を睨む彼の顔
を見て、純粋な嗜虐心を湧き立たせた。
 紫弾を封じられた事で言を弄し幻覚を見せるより、自分の力で捻じ伏せてから半死半生
の状態で命乞いをさせ、懇願しても聞き届けることなくその体をドラキュラに捧げ彼の師匠で
あるモーリスの目の前で吸血させ眷族にするか、肉片になるまで嬲るといった残虐な行為を想
像して、震えるような快楽を覚えると心が高鳴った。
――何だあれは! あんなものとヒューは戦ったのか? 今までの駒とは格が違う。だけど、
体は鞭のリーチだけで当たるくらいの大きさだ。遠隔攻撃の種類と挙動さえ間違えなけれ
ば確実に攻撃できる!
 そうネイサンは考え頭蓋骨に接近したが、間合いを詰め過ぎて直進してきた頭蓋骨に撥ね飛
ばされた上に、反対側から無数の衝撃波を繰り出された。
 だが、落窪の壁に邪魔されて攻撃範囲が狭かったため、後方に退避するだけで回避でき
た。
 そこから頭蓋骨が幻視ではない事を確認し、今度は逃げられる範囲で聖鞭を振るったが、
完全に当てが外れた。頭蓋骨に聖鞭を当てても攻撃が透過したからだ。
「そんな……馬鹿な」
 当てているはずなのに当たらず驚愕しているネイサンの表情にカーミラは気付くと、侮蔑を表情
に出し盛大に哄笑した。
「私に触れられるとでも思っていたのか、愚か者! 死ぬまで堂々巡りをするがよい」
「クソッ」
――頭蓋骨はカーミラの幻影なのか。しかし、その体当たりは質量があった。いや、頭蓋骨は
攻撃範囲に含まないでおこう。そうなれば赤黒い方が本体だ。


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