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Awake

152 Awake 13話(12/15) :2013/10/14(月) 00:33:31
――与えてやった? 俺は師匠に対して申し訳なさを感じた事はあっても邪魔に思った事
は一度も無いし、それに与えられた中でヒューを求めた覚えは全く無い。
それを……いくら道に外れているとは言えだ。
「痛みと幻想を与えてやる。せいぜい抗う事ね……ふふふ」
 純粋に力だけであればカーミラが勝っているものの、真租が戯れに与えた力のせいでまさか
ネイサンが自分を追いつめられるくらいの魔力を有しているとは、あまりにも相手を侮り過ぎ
たと彼女は彼と直に対面して初めて後悔した。
 カーミラがその変化に気付かなかったのは、カードの効果によって魔力の変動があったため、
完全に彼の力を把握できなかったのが原因である。
 ともあれ、雌雄を決しなければ互いの状況が進まないのは両者とも一致していた。
 ネイサンはカーミラの攻撃方法を見極めるために回避行動を行い、カーミラは彼の力を量るため軽く
攻撃を仕掛けた。
「まずは、逃げ回りなさい……」
 カーミラは幻覚の作用を練り込んだ紫弾を展開し、頭蓋骨の下に大きい電流を放出すると、
足場を伝いながら彼女の攻撃の種類を見極めるために回避して、安置を求めているネイサンを
弄ぶように追い回し始めた。
「当たってたまるか!」
 頭蓋骨の下の放電は避ければ当たる事は無いだろうが、問題は自分を追尾している紫弾
が消えるかどうかで戦術を立てないと、いつまでたっても本体に攻撃を加えられないとネイ
サンは踏み、近づいてきた紫弾を聖鞭で叩くと、幸運にも触れた瞬間に消散した。
 これにより遠隔攻撃の一つは封じられる事が分かったネイサンは、この攻撃を無効化できる
カードを使って戦端を開いた。
「……小癪な」
 紫弾を無効化された事で攻撃手段の一つを失ったカーミラは、腹癒せにヒューに放った巨大な光
線をネイサンに向かって発射した。


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