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Awake

137 Awake 12話(4/7) :2013/10/13(日) 15:19:44
攻撃を見極めるために動きを止めた。すると空間一杯に鎌が発現し、回転しながらネイサン
目がけて追尾して来た。
「……痛っ、だけど聖鞭で消散するのが救いだ」
 一斉に切り刻んできた鎌に対応できず、腕や首筋の数か所を切られたが聖鞭で鎌が消え
るのを見て脅威にはならないと判断した。
 今までの敵より倒しやすいと思ったが、慎重に行かなければ死に直結するのは目に見え
ている。
――今度は遠隔攻撃か。雷球が自分を追尾してくる。この時に攻撃するのは無謀だろう、
球体は俺の体と同じくらい大きい。これが来たら消えるまで逃げよう。試しに当たってみ
るほど体力があるわけじゃない、無理に間合いを詰めるのは無茶だ。

死神が両腕を広げると、掌から強さが感じられるくらいの魔力を持った光の球が放電し
ながら襲ってきた。それは聖鞭で叩いても消える事はなく、その上、小鎌も同時に繰り出
して厄介な攻撃を展開されていた。
 しかし、この程度のパターンを持った敵の対処に困惑する事は最早なかった。
 城内に侵入し、ヒューに見捨てられた後に一人で魔を屠らなければならなかった時は、まさ
か真祖の右腕とされる死神と対峙し、力量を測る事など予想すらしなかっただろう。
ある程度、攻撃すると死神の周辺に光の刃が立ち上り、力を蓄えるかのように身を屈め
て紅く染まると、ローブを纏った姿はたちどころに消え失せて、巨大な鎌を前足にした重
鈍な亀のような魔物に変化した。
「何だ、この奇怪で醜悪な姿は」
 本当にこれは死神なのだろうかと、また疑問に思ったが倒すのに躊躇はなかった。


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