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Pitiful creature of darkness・・・

54 Pitiful madonna of darkness・・・ エピローグ :2007/02/26(月) 01:30:22
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その告白を受けたのは、戴冠式の前日のことだった。

超獣たちによって作られる、新たなる光の国。
その国の王として、光の聖母ウルトラの母から王冠を授けられるエースキラー。
その戴冠式の手順についての最終確認を、彼としていた時のこと。
説明の最後に、“息子”は“母”に言った。
“明日の戴冠式の時に、結婚を申し込むと”、と。

理由について、もっともらしい理屈をエースキラーは述べた。
“かつての光の国の象徴たるウルトラの母を娶ることで、新しい王国の正当性を示すことが出来る”、等などと。
だが、それが単なる理屈付けにすぎない事は、2人ともわかっていた。
長々と様々な理屈を述べた最後に、エースキラーは彼の本心を言った。
“僕は、母さんが欲しいんだ。母さんの全てを、僕のものにしたいんだ、そして、そのことを宇宙全体に示したいんだ”、と。

そして、“明日の戴冠式で、返事を聞かせて欲しい”と言い残して、去って行った。

“息子”の妻となる。
ヤプールの手で創られ、彼女の子宮を借りて育っただけだとはいえ、ウルトラの母にとってエースキラーは息子であった。
たとえ、今まで散々肉の契りを交し合った仲であったとしても、自らの腹を痛めて産んだ息子であった。
その息子の妻となる。
そのことを、並み居る超獣たちの、いや、その光景が中継される全宇宙の前で宣言する。

ウルトラの母は迷った。

だが、迷う彼女の心の中に響くエースキラーの言葉。
“僕は、母さんが欲しいんだ。”

彼女の心は決まった。

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2人を祝福する超獣たち。
彼らの傍らには、女たちの姿がある。
ウルトラ族の女たちだ。

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ヤプールの呪縛から自由になった超獣たちによって、女たちもまた解放された。
彼女らに許しを請う超獣たち。
超獣たちは言う。
「すまなかった。どんな償いでもする」
そんな超獣たちに、彼女らは言った。
「なら、私たちを妻にしてください」
驚く超獣たちに、彼女らは言う。
「あなたたちが光の国を再建し、平和のために戦うと言うのなら、それを支えるのは私たちの務めです。それに・・・」
頬を染める女たち。

超獣たちに、異論のあろうはずも無い。


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