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短編作品総合スレ

31 ウルトラの聖母を盗め :2006/08/13(日) 10:09:01

「こおうら、ドロボン!またふけてやがったな。」
バキッ
殴られた頬をおさえながら、ドロボンJrは答えた。
「悪かったよ・・・」
「いいか、忘れんじゃねえぞ。お前を拾って術を授けて下さったのは怪獣大帝様なんだからな。大体お前は・・・」
その説教を聞きながら、ドロボンJrは腹の中で毒づいた。
(ふん、今に見てやがれ。俺は・・・)

****************************************

「何ですって、タロウが!」
部下の銀十字軍隊員からの報告に、ウルトラの母は愕然とした。
ゾフィーからの救援要請サインを受け、単独で飛び出したのだという。
母さんは具合が悪そうだから、自分一人で行くと言って・・・。
いけない・・・、あいつと戦っては・・・。
母親の直感が、息子の危機を告げる。
いてもたってもいられず、母はウルトラの星を飛び出す。

****************************************

「あ、ああ、ああ・・・」
絶望の呻き声をあげて立ちすくむウルトラの母。
彼女が目前にしている光景。
カラータイマーを奪われ倒れ伏すゾフィー。
そして、彼女の最愛の息子もまた・・・。
「くっくっく、今回は遅かったじゃないか。」
タロウから奪ったカラータイマーを玩びながら、にやにやと笑うドロボンJr。
その胸には、3つのカラータイマーが並ぶ。
「おのれ!」
かまえるウルトラの母。
だが、その身はそのまま凍りつく。
目の前に突き出された、タロウのカラータイマーによって。
「ほらほら、こいつがどうなってもいいのかい。」
ドロボンの掌の中で、ギシギシと軋むタロウのカラータイマー。
「既に3つもありゃ十分という気もするし、一応こいつは俺にとっちゃ“親の仇”ってことになるわけだし〜」
「や、やめて!」
ウルトラの母の表情が歪む。
「やめて、お願いだから・・・、やめて・・・」
「それは、あんた次第さ。」
ハッとする母。
「最初に会ったときに言ったろ。あんたをいただくって。だからさ、あんたが俺の女になりゃいいのさ。」
(こいつの女に・・・、私が・・・)
粗野な言い回しが、心にこだまする。
そして、その度に体の真に甘い疼きを感じ、とまどうウルトラの母。

そんなウルトラの母の様子に、ほくそ笑むドロボンJr。
(くっくっく、後一押しだな。よし、もっと楽にしてやるよ)

「ところで、今頃ウルトラの父たちはどうしてんのかね〜?」
動揺するウルトラの母。
そう、ウルトラの父たち。
最前線で、怪獣大帝に苦戦を強いられている。
少しでも援けが欲しい所だと言うのに、逆に戦力の中核たるゾフィーまで失って・・・。

「〜特に大帝の居城、移動要塞“怪獣魔城”がね〜。ウルトラ戦士全員で束になってかかれば、かろうじて互角かな?ってくらいの代物だからな〜」
「・・・・・・・・・」
「だがな、知ってるか?その無敵の要塞もな、心臓部に潜り込まれて、そこの“核石”の配列を変えられりゃたちまち木偶の坊さ。いや、下手すりゃ暴走して自爆しちまうかもな。
もっとも、そこまで潜りこめる奴は一人しかいないがな。いや、つまり、俺のことだけどさ・・・」
「何が、言いたいの・・・」
ウルトラの母の問いに、ドロボンの下卑な笑いが答える。
「あんたの息子、ウルトラ族、そして宇宙の平和。全ての運命を握ってるのは、この俺様だってことさ。そして、もうあんただってわかってるはずだぜ。その俺の行動を決めるのが、あんた自身の選択だってことがさ。」
「ど、どうすればいいの・・・」
「あんまり何もかも言わせんなよ。」
ドロボンの股間が膨らみ、勃起したペニスが現れる。
「ひざまずいて、こいつに忠誠の口づけをしてもらおうか。」
ウルトラの母の目が、ペニスに釘付けになる。
(なんて大きい・・・。それに、赤黒い血管が縦横に走って・・・)
全身が熱く火照り、疼きが強まる。
秘唇がじっとり濡れてくるのが自分でもわかる。
「ほらほら、宇宙のためだぜ。」
そう。宇宙のためよ。宇宙の平和のため、ウルトラ族のため、そして、タロウのためなのよ・・・。そのための行動なのよ・・・。
自分自身の心にそう言い聞かせながら、母はひざまずく。


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