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フタナリになった僕
1
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 16:56:04
彼の名は日村あらた。
どこにでも居そうな普通の男の子。
近くの私立高校に通う1年生だ。
彼には誰にも言えない秘密の趣味があった。
大好きなアニメキャラ「まじかるリリー」のコスプレでひとりH。
最初はほんの興味本意だった。
しかし、背徳感と罪悪感の狭間で彼は想像以上の恍惚感を味わう。
快楽を求めて行為を繰り返す度、いつしか彼は、本当の女の子のような身体になりたいと思うようになっていった。
ある日の学校帰り、商店街にいつの間にか出来ていた一軒の店。
賑やかな商店街の中でも、その一角はあまり人通りが少ない。
店の看板には「男の娘ショップ」の文字。
彼は人の目を気にしながらその店に入ると、目に入ったのは「男の娘になれる薬」。
見るからに怪しいが、騙されたと思ってそれを買って帰った。
家に帰って袋を開けると、オマケにヘンテコな人形が付けられていた。
それを放り捨てて早速、薬を飲んでみると……。
驚いた事に彼の身体はたちまちふっくらと大きな胸、そしてむっちりしたお尻に。
驚いている彼の背後から、ヘンテコな人形が忍び寄る……。
2
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 16:56:45
学校から帰り、部屋に入ったあらたは、いつものように大好きなアニメのDVDを流す。
タイトルは「まじかるリリー」。
主人公のリリーは魔法少女で、世界の平和を乱す魔物やモンスターと戦うストーリー。
それを見終えると、ベッドの下に隠しているケースの中からリリーのコスプレとオナニーグッズを取り出す。
両親は共働きで帰りも遅く、見つかる心配は無い。
あらたはコスプレ衣装に着替え、オナニーグッズをキレイに洗い、同人誌のページをめくる。
同人誌はまじかるリリーを元ネタに、リリーが魔物やモンスターに負けてHな仕打ちを受ける内容。
女性用のTバックを履いたあらたのペニスはすぐに大きく硬く、テントを張らせる。
指にローションを塗り、Tバックの脇からお尻の穴を弄くるあらた。
あら「んっ……/// あんっ💕」
お尻の穴を弄ってほぐしながらディルドをペロペロ舐める。
もう既に気分はリリーになりきっていた。
リリー「あんッ♥ ダメぇ///……お尻の穴……そんなにイジったら……あぁんッ💕 おかしくなっちゃうっ💓」
我慢汁でベトベトのペニスに、ローションを注入したオナホールを被せる。
リリー「はぁんッ💕 やめなさいっ……このスケベモンスターハンター!」
そして四つん這いになり、ディルドの先をアナルに押し付けた。
リリー「イヤッ! それはダメぇ/// お願い許して!」
ディルドをゆっくりとアナルに沈めていく。
ズブブブ……
リリー「あぁッ💕 イヤぁ! お尻に入って来るぅ/// あぁんッ♥ 太いぃ///」
ディルドを根本まで差し込むと、グリングリンとアナルをこねくり回した。
リリー「あぁんッ💕 こねくり回しちゃダメぇ/// お尻の穴が広がっちゃうぅ///」
気分が最高潮になったところで、ディルドをがっちり掴んで高速ピストンさせ、オナホでペニスを激しくシゴいた。
リリー「ンあぁッ💕 お尻の中にザーメン出しちゃダメぇッ♥ あッ💕あッ💕 あああッ💕 私もう……お尻でいっくうぅぅぅぅぅ❤❤❤」
∑ビクンッ❤ ∑ビクンッ❤ ∑ビクンッ❤
あらたは身体をビクンビクンと震わせながら、オナホールの中にたっぷりと精液を吐き出した。
あら「はぁ💕……はぁ💕……」
3
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 17:39:18
恍惚の余韻に浸りながらゆっくりとディルドを抜き取る。
ぽっかり開いたアナルを鏡に写し、オナホを握って精液を出し切る。
あら「んんッ……💕」
事が終わると、洗面所でグッズを丁寧に洗浄。
スッキリした幸福感と、後ろめたさが入り乱れる時である。
洗いながら、あらたは独り言を言った。
あら「はぁ……、大っきいおっぱいとかムチムチのお尻だったらもっと萌えるんだろうなぁ……///」
あり得ない妄想を口にしながら、徐々に気分が冷めていくのを感じ、最後に残るものは後悔と羞恥心だけ。
そそくさとグッズを片付け、勉強机に向かった。
次の朝、あらたはいつものように学校に行く支度をして玄関を出る。
あら「行ってきます」
母「行ってらっしゃい。今日も遅くなるから夜ご飯ちゃんと食べてなさいよ。お金、テーブルに置いとくから」
あら「うん。」
少し歩くと、誰かが後ろから走ってきてあらたの背中を叩く。
トンッ
声「もっと背筋を伸ばして歩け! うつむいてると電柱にぶつかるぞ」
声の主は幼馴染で2歳上の水野せいじ。
剣道部の主将で厳格な正確であるが、小さい頃からどこか弱々しいあらたを気にかけていた。
あら「あ、おはようせいじ君。 自分ではうつむいてるつもりはないんだけど……」
せい「じゃあお前も剣道部に入れ! 俺が鍛えてやる」
あら「いや……僕はそう言うキャラじゃないし」
せい「フッ、わかったわかった。 遅刻しないようにな!」
せいじはそのまま走り去った。
4
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 18:30:18
せいじの後ろからファンの女の子たちが走って追いかける。
あら「せいじ君はすごいなぁ」
そしてもう一人、多数の女子の視線を釘付けにしている男子生徒が前を歩いていた。
あら「風間先輩……今日もクールでかっこいいなぁ」
彼の名は風間ゆういちろう。
せいじと同じ3年生で、頭脳明晰で容姿端麗、おまけに運動神経も良い。
未来の有能な科学者として期待されている。
科学部の部長を務める。
ゆういちろうはせいじを見つけると、ゆっくりと近寄ってきた。
ゆう「おはよう、日村君」
あら「か、風間先輩、おはようございます」
実はせいじも勉強は得意で、成績は学年でもトップ。
ゆういちろうは研究の助手としてあらたを狙っていた。
ゆう「どう? 科学部で僕の助手やる気になった?」
間近で見るとますますきれいな顔立ちのゆういちろうに、少し照れてしまうあらた。
あら「あの、その……僕、美術部で絵の勉強がしたいので……」
ゆう「そっか、それは残念。 でも気が変わったらいつでも言ってよ」
ゆういちろうは本を読みながらあらたの先を行った。
5
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 19:03:02
学校に着くと、あらたは教室に入り、数少ない友人と挨拶を交わす。
その友人の一人に、あらたとは正反対の性質の生徒がいた。
あら「おはよう、なりと君」
なり「おう、あらたおはよー!」
彼は大地なりと。
なりとは社交的で元気ハツラツ。
誰とでもすぐに仲良くなってしまう人気者だ。
野球部所属で、中学の時はエースで四番。
色々な高校からスカウトが来たが、自宅の近いこの学校に一般入試で入った。
朝から教室でおにぎりとパンを頬張りながらみんなとわいわいお喋りに花が咲いているようだ。
あら「なりと君が居るとクラスが明るくていいな」
影の薄いあらたには、なりとが太陽のように見えた。
授業も2時間目を終えたあたりで、校門の方から先生の怒鳴り声が聞こえてきた。
教師「コラ稲田! お前何時だと思ってるんだ!」
稲田「あ? 知んねーよんなもん。来ただけいいだろ」
彼は稲田りんのすけ、2年生。
いわゆる不良だ。
教師「先生に向かって何だその態度は」
りん「なにが? 早く中に入りたいんだけど、どいてくんね?」
教師「おま、おま、こんのクソがきゃ……」
先生の怒りが頂点に達した時。
ごん!
りん「痛で!」
せいじのゲンコツがりんのすけの頭を打ち付けた。
せい「このバカ者が!お前も剣道部で鍛え直してやらないといかんな」
りん「なんで水野パイセンが出てくんだよ」
せい「当たり前だ、今日こそ部活に顔を出してもらうからな」
りん「うぇぇ……」
もはや見慣れた光景だ。
6
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 19:38:10
一日の授業が終わり、美術部が休みだったあらたは一人で下校した。
今日は『まじかるリリー』の新しいDVDの発売日。
取扱のある書店に行くためいつもとは違う道を通る。
その道沿いにあったゲームセンターには柄の悪い連中がたむろしていた。
あらたはその連中と目を合わせないように通り過ぎようと早足で歩いた。
するとその内の一人がわざと足を伸ばし、あらたの足を引っ掛けて転ばせた。
ドテッ
あら「痛たた……」
不良「痛ってーなコラ! おいテメー、誰の足蹴ってくれてんだよ、ああ!?」
そそくさと起き上がり謝るあらた。
あら「すみません!すみません!」
不良「すみませんじゃ済まねえよ。金払うか、オレのサンドバッグになるか、選ばせてやるよ。ハーッハッハ!」
不良達に取り囲まれ、絶体絶命のあらたはガクガクと震えた。
するとそこに。
声「おいコラ、誰の許可を取ってウチの生徒カツアゲしてんだ?」
声の主が不良の胸ぐらをつかむ。
不良「あぁ? なんだテメーは……。!? お前は……虹が丘高の稲田!」
震えるあらたの前に現れたのはりんのすけ。
あら「い、稲田先輩……」
りん「金払うか、それとも……オレのサンドバッグになるか?」
不良「ふ……ふふっ。お前をボコったんならオレにも箔が付くってもんだぜ。オラァ!」
それは一瞬で終わった。
五人がかりでりんのすけに指一本触れることなく横たわる不良たち。
りん「目障りだからどっか行ってくんね?」
不良「……くそが!」
不良たちは足早に逃げて行った。
あら「稲田先輩、ありがとうございます!」
りん「ん? 別に……。それよりお前さぁ、一緒にゲームしてかね?」
あら「あの……スミマセン、今日は用事があって……」
りん「んだよ、つれねーヤツ」
あら「スミマセン、スミマセン。それより先輩、部活は行かなくて大丈夫なんですか?」
りん「ああ? んなこと聞くなよもう! 早く帰れ帰れ」
ゲームを始めたりんのすけに一礼し、あらたはその場を去った。
7
:
色えんぴつ
:2020/02/21(金) 20:22:38
書店の看板が見えてきた頃、ふと脇を見ると見慣れない店が目に止まった。
新しくオープンしたばかりの店といった雰囲気ではない。
あら「あれ?こんな店あったかな……」
少し古さを感じる看板に書かれている文字に、あらたは興味を惹かれた。
あら「男の娘ショップ……」
あらたは一瞬ためらうも、周囲に誰もいないことを確認するとその店に入ってみた。
店の中は男の娘のコスプレグッズがズラリと並んでいて、あらたは目を輝かせた。
その中には、まじかるリリーの新作も。
あら「うわっ! これリリーの覚醒バージョン!」
値段も手頃だったので、あらたはDVDを諦めてこのコスプレを買おうと手に取る。
レジの奥にはR18のカーテンがかかった部屋が見えた。
あらたはどうしてもそこに入りたくて、店の中を少しウロウロした後、こっそりとカーテンをくぐった。
中は過激なコスプレやアダルトグッズがたくさん並んでいて、あらたはドキドキした。
するとその背後から……。
声「ちょっと君、まだ18歳未満だよね?」
あらたは焦ってすぐに謝った。
あら「スミマセン、スミマセン」
その店員は笑って言った。
店員「ははっ、冗談冗談。実はね、この店は成人よりも高校生の方が売上が多いんだよ。内緒だけどね。ゆっくり見てってよ」
あら「は、はぁ……」
店員の言葉に少し気持ちが楽になったあらたは、R18コーナーを探索した。
パッケージを見るだけでもうペニスが膨らんで仕方なかった。
そしてその商品の並びに精力剤のコーナーが目に入る。
そこには精力剤に混ざって何やら怪しい薬が置かれていた。
あら「男の娘になれる薬?」
それを手に取ったあらたに、さっきの店員がまた声をかけた。
店員「おっ、いいの見つけたね。それ、オススメだよ」
あら「これって……どういうことですか?」
店員「どういうって……まぁ、そのまんまさ。大丈夫。ヤバい薬とかじゃないからさ。でも、出すとすぐに売り切れるし、またいつ入ってくるかわかんないよ」
パッケージに書かれている値段は500円。
リリーの新作コスプレと合わせても払える金額だ。
何だかよくわからないが、あらたはその薬も一緒にレジに出した。
店員はそれを紙袋に入れ、あらたはお金を払った。
店員「ありがとうね、オマケ入れといたから。また来てよ」
あら「はい、どうも……」
8
:
色えんぴつ
:2020/03/09(月) 15:12:05
こっちは終了します。
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