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SS投下スレ

1管理人:2022/06/22(水) 22:22:27
SSを投下するためのスレです。
内容に不安のある話の仮投下や、修正後の作品を投下するためにお使いください。

136 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/15(土) 21:55:51
「とにかく今はこの体の持ち主の情報を確認にしないと」

千束はそう言いながらタブレットで情報を確認する。現在の彼女は赤髪の少女の姿になっていた。

「佐藤麗華……それがこの体の持ち主の名前なんだね。それでアイドルなんだ……すごいね!」

佐藤麗華という少女はどうやらアイドルらしい。

「この体を持ち主に返すためにもこの戦いを止める!絶対に誰も死なせない!」

戦いを止めることを決意する千束。

137 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/15(土) 21:59:48
【錦木千束・リコリス・リコイル】
『身体』佐藤麗華・22/7

138 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/15(土) 22:09:14
『状態』健康
『装備』拳銃
『恩考・状況』基本方針・この戦いを止める、絶対に誰も死なせないし、殺させない。
1 この戦いを止めて、体を持ち主に無事に返す。
2 絶対に誰も死なせない。
参戦時期
アニメ1期完結後。

139 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/15(土) 22:10:06
投稿終了です。

140 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 20:21:20
再びこちらに投稿させていただきます。
タイトルは【太陽の少女と自称イケメン】

141 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 20:34:01
「殺し合いなんて絶対にだめだよ……止めないと!」

彼女の名前は川咲さくら。元の世界ではサニーピースというグループに所属するアイドルである。

「まずは私が借りてる体の持ち主さんのことを確認にしないと……」

さくらはタブレットで体の元の持ち主について確認する。現在の彼女は金髪の少女になっていた。

「名前は藤間桜ちゃん……私と同じ名前なんだね! それにアイドルなんだ! すごいな……!」

どうやら彼女が借りてる体の持ち主は偶然にも同じ名前でアイドルだったらしい。

142 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 20:42:52
さくらがタブレットで情報を確認にしていると誰が近付いて来た。

「あなたも参加者ですが……?」

そこに現れたのは黒髪の少女。その少女がさくらに参加者か聞いてくる。

「琴乃ちゃん!?」

さくらはその少女を見て驚いていた。どうやらその少女はさくらの知り合いだったらしい。

「私は琴乃ちゃんではありません!! 劉備軍一のイケメン!! 趙雲です!!」

「琴乃ちゃんがおかしくなった!?」

これからどうなるのか……。

143 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 21:04:18
【川咲さくら・アイドリープライド】
『身体』藤間桜・22/7
『状態』健康
『装備』なし
『恩考・状況』・基本方針・この戦いを止める。
1 誰も死なせたくない。
2趙雲さんと協力する
3 体を持ち主に返す。

144 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 21:05:44
参戦時期はアニメ終了後です。

145 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 21:12:40
【趙雲子龍・新解釈三國志】
『身体』長瀬琴乃・アイドリープライド
『状態』健康
『装備』槍
『恩考・状況』・基本方針・さくら殿と一緒に行動する。
1 さくら殿と行動する。
2姿が変わっても私が劉備軍一のイケメンです!
3身体を持ち主無事の返す。

参戦時期は赤壁の戦いが終わった後。

146 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/16(日) 21:13:37
投稿終了です。

147 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 14:47:56
再びこちらに投稿します。タイトルは【夢を結ぶ少女と絶剣と呼ばれし少女】

148 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 14:49:39
再びこちらに投稿します。タイトルは【夢を結ぶ少女と絶剣と呼ばれし少女】

149 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 15:07:42
「人の体を入れ替えて殺し合いをさせるなんて……許せないわね」

彼女の名前は白井夢結。元の世界ではリリィとしてヒュージ呼ばれる存在から人々を守るため戦う少女である。

「今はこの体の持ち主の情報を確認する必要があるわね」

夢結はタブレットで情報を確認する。今の彼女は黒髪の少女の体になっていた。

「この体の持ち主は十条姫和さん……刀使として荒魂と呼ばれる存在から人々を守るために戦う少女……私たちリリィと似ているわね……それに彼女は家族を亡くしているのね……」

家族を亡くしていることにどうやら夢結はなにかを感じたらしい。

「姫和さん……あなたの体を少しだけ私に貸してくれる? この戦いを止めるために!」

夢結はこの戦いを止めることを決意する。

150 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 15:23:57
そして、夢結から少し離れた場所に別の少女がいた。

「まさか死んだかと思ったら……大変なことに巻き込まれたな……。だけど、誰かの体を使って殺し合いなんて絶対にだめだよ!」

彼女の名前はユウキ。元の世界では絶剣と呼ばれ、本来の彼女は既に亡くなっているはずなのだが……現在は茶色の髪の少女になっていた。

「この体も早く持ち主に返さないと……!」

ユウキの今の体は戸田ジュンと呼ばれ少女のものらしい。

夢結とユウキそれぞれがどうなるのか……

151 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 15:33:16
【白井夢結@アサルトリリィ】
『身体』 十条姫和@刀使ノ巫女
『状態』健康
『装備』小烏丸
『思考・状況』・基本方針・この戦いを止めて、体を持ち主に返す。
1この戦いを止める。誰も死なせるつもりはない。
2体を持ち主に無事に返す。

152 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 15:45:04
【ユウキ『紺野木綿季』@ソードアート・オンライン】
『身体』戸田ジュン@22/7
『状態』健康
『装備』剣
『思考・状況』・基本方針・この戦いを止めて、体を持ち主に返す。
1この戦いを止める。まずは誰かと出会わないと。
2体を持ち主に無事に返す。

153 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/17(月) 15:45:46
投稿終了です。

154 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/19(水) 19:54:34
再びこちらに投稿します。タイトルは【トップアイドルを目指す少女とワールドダイスターを目指す少女】です。

155 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/19(水) 20:04:07
「あなた!! 私の身体を返しなさい!!」

「それはアタシのセリフよ!! あなたこそ私の身体を返しなさいよ!!」

森の中で言い合いをする二人の少女。斎藤ニコルとカトリナ・グリーベルである。どうやらお互いの身体が入れ替わったらしく……

「どうしてお互いの身体が入れ替わってるのよ!!」

「そんなのアタシが知りたいわよ!!」

しばらく言い合いした後、お互いに落ち着きを取り戻した二人は情報の確認をするのであった。

156 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/19(水) 20:15:10
「本当にあなたはワールドダイスターを知らないの?」

「聞いたこともないわね……? あなたこそ22/7というアイドルグループは知らないの?」

「そんなグループ聞いたこともないわよ……」

お互いに情報を確認して、二人はある結論に至る。

「どうやらアタシたちはお互い別の世界から来たようね……」

「信じられないけど……そうみたいね……」

ニコルとカトリナはお互いに違う世界から来たらしい。

「アタシはこんなふざけた戦いを止めて元の世界に帰るわよ!」

「それは私も同じよ! 絶対に元の世界に帰るわよ!」

お互いに元の世界に帰るために行動することを決意する二人。

(それにしても彼女の声は藤間さんに似ているわね……)

ニコルはそんなことを思っていた。

157 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/19(水) 20:22:22
【斎藤ニコル@22/7】
『身体』カトリナ・グリーベル@ワールドダイスター
『状態』健康
『装備』なし
『思考・状況』・基本方針・戦いを止めて、身体を取り戻して元の世界に帰る。ただ人は殺さない。
1私の身体を取り戻して元の世界に帰る。ただ人は殺さない。
2カトリナさんの声は藤間に似ている気がする……?

158 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/19(水) 20:29:57
【カトリナ・グリーベル@ワールドダイスター】
『身体』斎藤ニコル@22/7
『状態』健康
『装備』なし
『思考・状況』・基本方針・戦いを止めて、身体を取り戻す。人殺しは絶対にしない。
1身体を取り戻して元の世界に帰る。ただ人殺しはしない。

参戦時期はニコルはアニメとゲーム完結後。カトリナはアニメ完結後です。

159 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/19(水) 20:30:40
投稿終了です。

160 ◆bLcnJe0wGs:2023/07/21(金) 10:07:15
投下させて頂きます。

161もふもふ ◆bLcnJe0wGs:2023/07/21(金) 10:10:57
 会場内にあるビジネスホテルの一室───

「う〜ん… あら? なんだか首周りがモフモフしますわ?」

 その場所で目覚めた、一人(?)の参加者。
 意識を取り戻すと、青白い手や真っ白な沢山の羽根、そしてそれと同色の装束が自身の視界の中にあるのを目にした。

(これは…ニンゲン…いや、それとは別の種族…?)

 その身体を起き上がらせる。
 どうやら、二足歩行が可能な様であり、立ち上がってからベッドに向かって数歩だけ歩き、腰をかけてタブレットにデータとして入っている身体のプロフィールを確認する。

 それによると、この身体には『ラタトスク』という名前があり、元いた世界で銀河宇宙の意思なるものによって生命あるものを滅ぼす為に生み出されたのだが、
 本人はプライドの高い性格故にそれに従わないことを誓い自身のエゴで世界支配を目論んでいたことや、
 彼が使える能力やそれらの制限に関する情報が記されている。

 (ウフフ。でも、元のワタシの毛のようなふわふわの羽根飾りに燃えるほのおのようなキレイな色の髪、気に入りましたわ。)

 しかし、その身体に精神を入れられた彼女である『モフリアス』は彼の本来の性格やまだ試してもいない能力はともかく、
 その容姿は気に入ってしまったようだ。

「もしかしたら、たるおやまろうこん達も巻き込まれているかも知れませんわ。
 特にまろうこんはとてもキケンなので心配ですわ!」

162もふもふ ◆bLcnJe0wGs:2023/07/21(金) 10:12:14
 支給品の確認を終えた彼女はベッドを降り、カーテンと窓を開けると身体側にある浮遊能力を使い、そのまま空中へと飛び立った。

 ─それは、この場所に居るであろう危険な参加者達から、殺し合いの脅威にさらされている者達を助ける為に。

【モフリアス@バケモン混沌のダンジョン 罵愚の探検隊】
[身体]:ラタトスク@新・ボクらの太陽 逆襲のサバタ
[状態]:
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3(確認済み)
[思考・状況]基本方針:危険な参加者から殺し合いに反対的な参加者を守る。
[備考]
※参戦時期は少なくとも本編に登場した後。
※イモータルとしての不死性は制限によりなくなっています。
※ダークホールを用いたワープは他者の視界に入っている範囲であれば可能。
※身体側が持っているその他の能力制限については当選した場合、後続の書き手様にお任せします。(精神側は把握済み)

163 ◆bLcnJe0wGs:2023/07/21(金) 10:12:57
投下終了させて頂きます。

164 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/21(金) 23:57:03
再びこちらに投稿します。タイトルは【長瀬麻奈】です。

165 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 00:10:47
「まさか成仏したかったと思ったら……今度は別の人の身体になってるなんてね……」

彼女の名前は長瀬麻奈。元の世界ではアイドルとして活躍していたが、事故で死亡してしまい、その後、幽霊になり、色々あって成仏したはずなのだが……今はユナという少女の身体になってしまったらしい……。

「他人の身体を使って殺し合いさせるとか……どうかしてるわね……。 さて、これからどうしようか……」

一度幽霊になり、今度は別の少女の身体になった彼女はどうするか。

166 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 00:23:00
【長瀬麻奈@アイドリープライド】
『身体』ユナ@ソードアート・オンライン オーディナル・スケール
『状態』健康
『装備』なし
『恩考・状況』基本方針・まずは誰とかと会わないと
1 この身体を持ち主に無事に返さないと。
2 誰と会って情報交換かな

参戦時期はアニメ完結後です。

167 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 00:23:34
投稿終了です。

168名無しさん:2023/07/22(土) 14:52:32
書き込みテスト

169 ◆bLcnJe0wGs:2023/07/22(土) 15:27:37
投下させて頂きます。

170Darkness And White ◆bLcnJe0wGs:2023/07/22(土) 15:28:54
 (まったく…また知らない世界に連れて来られて殺し合いをしろと言われるなんてね…
 今回は首輪がない代わりに魂を消す見えない壁があるとはね…)

 会場内のとある場所。
 ベンチに腰を掛け、基本支給品の食料と飲料水を口にするコートを着用したの女性の姿があった。

(まったく…最初に呼ばれた殺し合いじゃ食料なんて支給されなかったのに、こっちは基本支給品なんてものがあって誰にでも水と食料が配られてるのね)

 基本支給品。それは彼女がまだ本来の身体を持っていた頃、最初に招かれた殺し合い。
 それも、食料がまともに得られるものではない状況の中だった。
 その際は元いた世界で出来た友人で、人間の少女である『あい』と一緒に巻き込まれた。
 連れて来られた世界の日本では『バトルロワイアル法案』というものが施行されており、高齢化対策の為に食料の供給を規制される等して殺し合いが推奨され、国内にいる者達も反乱対策の為爆弾付の首輪をはめられた。
 自分とあいもその殺し合いの為の舞台装置のような扱いを受ける為に元の世界から拉致された。
 その結果あいとの友情が崩壊し彼女を殺しそうになったが、逆に自分が殺されることになった。

(さて、腹ごしらえは終わりね?次は辺りを見渡すとしましょうか?)

 食事を終え、周辺を見渡す。
 それも、以前の殺し合いの時にあっさりと殺されることがない様に。
 余りの空腹でタブレットもまともに確認せず食事をとった為、身体側のプロフィールは確認していないが、そうだからと今更確認する余裕は彼女にない。

171Darkness And White ◆bLcnJe0wGs:2023/07/22(土) 15:29:30
【ビアンカ(どうぶつの森)@テラカオスバトルロワイアル】
[身体]:ドゥネイル@続・ボクらの太陽 太陽少年ジャンゴ
[状態]:腹八分目、発狂気味
[装備]:
[道具]:基本支給品(うち食料一食分、水一本の内4/1程消費)、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:今度こそは生き残る。
1:まずは周辺を見渡す。
2:余裕があればランダム支給品と身体側のプロフィールを確認したい。
[備考]
※参戦時期は少なくとも第1期177話であいに殺された後。
※身体側のプロフィールを確認していません。

172 ◆bLcnJe0wGs:2023/07/22(土) 15:30:07
投下終了させて頂きます。

173 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 18:54:38
再びこちらに投稿します。タイトルは【リリィとして生きた少女】です。

174 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 19:03:52
「私……生きてる?」

彼女の名前は一柳結梨。元の世界ではリリィとしてヒュージと呼ばれる存在と戦う少女であり、彼女はヒュージとの戦いで死亡したはずなのだか……

「私はなんで生きてるんだろう……? それに違う人の身体になってる……」

今の彼女は和泉沢愛生という少女の身体になっていた。

「梨璃、夢結……私はどうすればいいかな……?」

彼女はこれからどうするのか……?

175 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 19:16:38
【一柳結梨@アサルトリリィ】
『身体』和泉沢愛生@恋愛フロップス
『状態』健康
『装備』グングニル【結梨の元の世界の武器】
『恩考・状況』基本方針・現在考え中
1私はどうすればいいかな……?
2この身体の持ち主さんは困ってないかな……?

176 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/22(土) 19:17:29
投稿終了です。

177 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 09:57:16
投下します

178 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 09:58:58
その男は、愛の為に戦った。

仮面を被り、嘘(ブラフ)に固め、ただ愛する者の側にいた。
犯罪にも手を染め、多くの人々を自分のエゴの巻き添えにした。
世界から拒絶された少女を、誰からも崇拝される救世主へとプロモーションした。
それは、彼女を憧れと崇拝の対象とし、永遠の幸福を与えるため。
全ては『新時代の女神』の完璧な理想郷を作るため。

誰にも理解されなくて構わない。
これこそ彼女にとっての幸せで、それを影ながら支えるのが自分の役目。
『これが愛だ、愛は何よりも強い』のだと。
男はそう胸を張って言える。
自分の愛が間違っていないのだと確信を得ていた。

その愛が失敗に終わったとしても、男は最後まで自分のエゴに従った。

殺し合いに呼ばれ、男は理解した。
これはやり直し(redo)の機会なのだと。
人生は何度だってやり直せる。男がずっと信じてきたことだ。
願わくば今一度、後悔なき選択を。
今度こそ新時代の女神に相応しき、完璧な理想郷を。

彼に与えられた肉体もまた、愛する女の為に戦った男。
支給された仮面の下で、男は再び愛する者の名を叫んだ。

「小夜子ォオオオオオオオオオオオオオオオオ!」

【ブラフマン@Caligula2】
[身体]:橘朔也@仮面ライダー剣
[状態]:健康、仮面ライダーギャレンに変身中
[装備]:ギャレンバックル+ラウズカード(A〜10)@仮面ライダー剣
[道具]:基本支給品、スゲーナスゴイデストランプ×3枚@クレヨンしんちゃん、ランダム支給品0〜1
[思考・状況]基本方針:もう一度、リドゥを。
1:優勝してリグレット(小夜子)を新時代の女神にする。
[備考]
※参戦時期は本編退場後です。
※肉体の参戦時期は少なくても深沢小夜子を失った以降。プロフィールに各種共演作品の情報が載っているかはお任せします。

[意思持ち支給品状態表]
【エスデス@アカメが斬る!】
[身体]:スゲーナスゴイデストランプ(から召喚される雛形あきこ)@クレヨンしんちゃん
[状態]:正常
[思考・状況]基本方針:殺し合いを楽しむ
[備考]
※参戦時期はお任せします。

【スゲーナスゴイデストランプ×3枚@クレヨンしんちゃん】
ブラフマンに支給。
「ヘンダーランドの大冒険」に登場した魔法のトランプ。1回の使用に1枚消費。
作中で3回呼んだので3枚支給。
このロワでは1978年1月27日生まれ水瓶座のA型、出身地は東京、特技は日本舞踊、趣味は絵とピアノ、
スリーサイズは83、57、85、24、今年大ブレイクの予感(1996年当時)って評判のピチピチギャル、通称おヒナの召喚に効果を固定されている。
召喚から一定時間経過で消滅する。

【ギャレンバックル+ラウズカード(A〜10)@仮面ライダー剣】
ブラフマンに支給。
仮面ライダーギャレンに変身するためのベルトとカードのセット。付属ラウズカードはダイヤのA〜10。
強化フォームに必要なラウズアブゾーバーおよびJ、Q、Kのラウズカードは入っていない。

※ラウズカードが精神チェンジ対象となる場合、支給品あるいは肉体を変更します。
また、肉体側でダイヤカテゴリーのアンデッドが参戦した場合、該当のラウズカードを除外します。

179 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 09:59:53
投下終了です、
タイトルは「仮面ライダーアウトサイダーズep.3 2023年7月23日配信開始」です

もう一本投下します

180 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 10:02:09
さてさて…
これにてうしおととらのながぁいお話はおしまいだ。
あん、何?寂しいって!?
この国から妖怪達がいなくなって悲しいと…
あんたらはいうのかい…
ふっふっふっ。
いいかね、よォくお聞き。
人間は土に生まれて土に死ぬ…
土に死ねば、この世に再びかえってはこない…
にもかかわらず……
その土からすらこの世に立ちかえってくるもの。
それが、妖怪なのだよ。

だから、
だからさ、
ひょっとして…
いつの日か…










#center(){&sizex(7){「おぎゃあああああああああああああ」}}


&sizex(7){白面の者}
&sizex(7){0歳}


【白面の者@うしおととら】
[身体]:高橋べべべべ@ベベベベベイビー
[状態]:健康、筋肉隆々
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:全てを滅ぼす
1:それはそうとせっかく赤ちゃんになれたので少しオギャる
[備考]
・参戦時期は最終話で討たれて消えゆく際に赤ちゃんになりたくなった瞬間です。

181 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 10:02:46
投下終了です
タイトルは
「ヘイ、オギャーって産まれた時にはもっと光っていたっけな」です

182 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 10:26:50
再びこちらに投稿します。タイトルは【時雨】です。

183 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 10:34:56
「まさかこんなことに巻き込まれるなんてね……」

彼女の名前は時雨。元の世界では艦娘として人々と海の平和を守るため戦っていたが……彼女は最後の戦いで死亡したはずなのだが……

「他人の身体で殺し合いさせるなんて許せない……! それにまさか平行世界の夕立にの身体になるなんて驚きだよ……」

今の彼女の身体は妹の夕立の身体になっていたが
どうやら平行世界の夕立の身体らしい。

「ごめん、夕立……少しだけ君の身体を借りるよ……この戦いを止めるために!」

時雨は戦いを止めるために動くことを決意する。

184 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 10:41:00
【時雨@艦これ いつかあの海で】
『身体』夕立@艦これ アニメ1期&劇場版
『状態』健康
『装備』艦娘の装備 拳銃
『恩考・状況』基本方針・この戦いを止める。夕立の身体を無事に返す。
1この戦いを止める。人殺しはしない。
2 夕立の身体を無事に返す。
3 平行世界にも艦娘はいるんだね……

参戦時期はアニメの最後の戦いの後です。

185 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 10:41:31
投稿終了です。

186 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 19:51:03
再びこちらに投稿します。タイトルは【狼】です。

187 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 19:58:28
「まさか死んだと思ったら……他人の身体になって、殺し合いをさせられるとはな……」

彼の名前は織田信長。本能寺の変で死亡したはずなのだが……今の彼は別の世界の織田信長の身体になっていた。

「俺を殺していいのは徳川家康だけだ!! 他の奴に殺されてたまるか!!」

これからどうする……織田信長。

188 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 20:03:27
【織田信長@どうする家康】
『身体』織田信長@戦国無双4
『状態』健康
『装備』剣
『思考・状況』基本方針・殺し合いに興味はない。元の世界に帰り家康に会う。
1俺を殺していいのは家康だけだ!
2この世界の殺し合いに興味はない……

189 ◆C77Ws.YZnQ:2023/07/23(日) 20:03:57
投稿終了です。

190 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:52:13
投下します、タイトルは「ユメトユメ」

もう一作分の投下宣言もします

191 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:54:03
☆岸辺颯太

「こんな殺し合い早く止めさせないと!」

魔法少女ラ・ピュセルこと岸辺颯太は駆け出した。
元の世界では16人の魔法少女による無慈悲なゲームに巻き込まれている真っ最中にこの世界に呼ばれた。
男子中学生でありながら魔法少女として活躍する正義感の強い少年は、当然この殺し合いも打開するために動いていた。
そんな彼に与えられた肉体もまた、別の魔法少女である。
白を基調としたセーラー服。フリルで縁取られたスカート。白い花飾り。
颯太にとって見覚えのある姿。

「ってこれ小雪の身体じゃないか!」

それは、魔法少女『スノーホワイト』こと姫川小雪の身体。
颯太の幼馴染であり、同じ魔法少女仲間である。

「……魔法少女アニメだと、こんな入れ代わり展開もあったりするけど……」

颯太は魔法少女だが、思春期真っ最中の男子中学生でもある。
こんなシチュエーションを考えた事が無いと言えば嘘になる。
ましてや幼馴染の子の身体になってしまったのだからそりゃもう興奮が凄い。
邪なことをどうしても考えてしまうのは無理のない話。
中学生男子だもの仕方ない。

「いけない、今はそんなこと考えてる場合じゃない……そ、そうだ、そうこう時は」

顔を挙げ、遠くを眺める。
思い浮かべるのは母親の顔。
その瞬間、呼吸も鼓動も静まり返る。
身体の熱が自然と冷めてゆく。
これは、周りの魔法少女達に余計な邪念を抱かなくするために生み出した、彼なりのルーチンである。

「……うん、まあ、よし……大丈夫だ」

男子中学生が行うには大層キツい行為であるが。

仕切り直す。
幼馴染の身体というのは、ある意味では幸運だ。
どんな肉体になるか分からない状況下で、この身体は心強い。
使える魔法も分かっている。
プロフィールを確認するまでもない。

(……流石に見るのはやめておこう)

192 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:55:00
というより、幼馴染の個人情報を見るのは抵抗があった。
もしかしたら知られたら困るような事が書いてあるかもしれない。
颯太は紳士だった。

(……困った事になった)
「誰かいるのか?」

不意に声が聞えた。
これは肉体となっている『スノーホワイト』の固有魔法『困っている人の心の声が聞こえるよ』だ。
彼女の固有魔法は相手の困り事を聞き取ることが出来る、人助けに特化した魔法だ。
その姿を与えられている今、颯太にも同様の魔法が使えた。

そしてその声はよく聞いてみれば、聞き覚えのある声であることが分かる。

(……急いで帰らなくと)
「この声、まさか小雪か!」

声の聴こえる方へ一目散に駆け出す。
姫川小雪、優しくて可愛くて正しい魔法少女ことスノーホワイト。
この身体の本来の持ち主。
人の困り事を解決する、よろず相談魔法少女。
争い事が嫌いで弱虫で泣き虫で、戦いに向いていない彼女までも呼ばれているのなら、すぐに守らなくてはいけない。
彼女を守るとあの日、剣に誓ったのだから。

「大丈夫か!…………え!?」

そこに居たのは、鎧に身を包んだ竜の角を付けた少女。
無表情、無感情、無愛想でありつつも騎士のような高潔さと、ある種の色気を併せ持つ外見。
剣と鎧で武装した、颯太のよく知る魔法少女の姿であった。

「ええ……えっと、その身体」

それは、本来の自分の身体。
声をかけられた少女は、魔法少女『ラ・ピュセル』の姿をしていた。
彼女は、颯太の姿を見て僅かに驚きを見せた。

「そ、その身体は……、ぼ」

しかしそれも一瞬。颯太が言葉を言い終える前。
挨拶も無しに駆け出し、颯太へと剣を振り下ろす。
真っ直ぐに振り下ろされた剣を、颯太は身体を捻り回避。
振り向きざまに脚を狙った剣筋を跳躍し躱す。
普段の癖で剣を構えようとした手は空気を掴むだけに終わり、慌てて跳躍し距離を取る。

「何をするんだ!」

颯太の頭に疑問符が浮かぶ。
この魔法少女は小雪なのか、と。
自分の知っている小雪は臆病な少女のはずだ。
なのに似ても似つかぬ動きでこちらに攻撃を仕掛けた。小雪だったら絶対にやらないことだ。
ならば、たまたま小雪と声が似ていたのを誤解してしまっただけだろう。
颯太はそう結論付ける。

そう思うと、自分の不甲斐なさに怒りが湧いてくる。
肉体が入れ替わっている今、声だけで判断するのは安易過ぎた。
この殺し合いの場では安易に近づくよりも、様子を見るべきであった。
自分の油断で、何よりも大切な幼馴染の身体を傷物にするかもしれなかった怒りが身を包む。
ましてや相手が他でもない自分の身体なのだから。

颯太にとって、魔法少女とは戦うヒロインの象徴だ。
強大な敵に立ち向かい、大切な物を守るためには諦めない戦士。
人を殺そうとする者を魔法少女とは認められない。ましてや自分の姿であっては論外だ。

193 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:55:37
そうは思っていても優位は覆せず、颯太は防戦一方だ。
元々『スノーホワイト』は単純な力押しに弱い魔法少女だ。
心を読む魔法を持つとはいえ、急な動きに対応するには限度がある。
かつての一件後、幾多の鍛錬を潜り強くなった『スノーホワイト』の身体。
それでも、本来戦い向けの魔法少女ではない事には違いない。
単純な破壊力比べであれば、戦う魔法少女である『ラ・ピュセル』のほうが上回る。
ましてや颯太は幼馴染の身体を気遣い、強気な攻撃に出ることができず、回避に専念するほかない。
そのうえ得意武器も無い状態だ。
追い詰められるのも時間の問題であった。

硬直状態の最中、『ラ・ピュセル』の姿の相手はデイパックから、種のようなものを取り出した。
瞬間、周囲に閃光が広がり、身動きが取れなくなる。
相手が投げたデクの実は、当てた者の動きを少し封じる効果を持つ。
戦場ではその瞬間だけで勝負は決まる。
剣が颯太の身体を貫いた。


♢♢♢


心の声が聴こえない。
ラ・ピュセルの肉体を与えられた少女が真っ先に思ったことはそれだった。

精神として入っている者の名は―――
―――『魔法少女狩り』スノーホワイトこと姫川小雪。

魔法は魔法少女に変身していなければ使えない。
姫川小雪が『スノーホワイト』ではない今、心の声を聞く魔法は使えない。

(そうちゃんの身体、か)

身体として配られたのは、何年も前に亡くなった幼馴染の『ラ・ピュセル』。
自分を守る為に他の魔法少女に立ち向かい、亡くなった筈の少年。
あの頃と何一つ、寸分の狂いもないままで、自分の肉体として充てがわれている。
唯一違うところは、彼はこんな仏頂面では無いことだ。

194 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:57:14
懐かしさは感じるが、そればかりに浸っている場合ではない。
心の声を聞く魔法が使えない今、いつものように先読みする戦いは叶わない。

(……殺し合い)

かつての魔法少女試験を彷彿とさせる殺し合い。
あの頃の姫川小雪は守られるだけの少女だった。
何も自分で選べず、戦おうともせず、結果的に生き残ってしまっただけの少女。
自分が何もしなかったせいで幼馴染のラ・ピュセルも、先輩魔法少女も、自分を助けようとした魔法少女も、みんな失った。

強くなりたかった。変わりたいと思った。
戦うことを選び、訓練を積み、一時の判断が死を招く修羅場に身を置いた。
人助けの魔法を戦闘向けに。相手の困り事を解決する優しい魔法を、相手の知られたくない弱みを知る魔法へと変えた。
よろず相談魔法少女から、魔法少女狩りと呼ばれ畏怖される存在へと変わった。

いつしか夢は呪いと化した。
どれだけの重圧にも折れることなく戦う。
どれだけ苦しくて、どれだけ疲れて、何も考えたくなくなっても。
亡くした者達に恥じぬよう戦い続けた。戦い続けなくてはいけなかった。
清く、正しく、美しく、自分の信じる魔法少女の姿を貫く。
どれだけの道程でも、それでも夢を見てる。変わってしまった今でも、こっそり夢見てる。
スノーホワイトは、姫川小雪は、夢を見る。
あなたのために理想を求める。
すべては―――の為に。

(早く戻らないと)

3日以内という時間制限は焦りを産む。
スノーホワイトは夢を見ている。
本来の魔法少女狩りスノーホワイトであれば、ウタなる魔法少女の身体を奪った魘夢へと立ち向かったであろう。
しかし、ここにいるスノーホワイトは本来のスノーホワイトではない。

『スノーお姉ちゃんがプクの味方をしてくれれば、きっと上手くいくと思うんだ。』

敵対していた魔法少女プク・プック。
彼女の魔法はどんな相手だろうと『お友達』にしてしまう。
姫川小雪がこの殺し合いに呼ばれたのは、まさにその魔法を受けていた時だった。
今の小雪は、あらゆる優先順位をプク・プック様を第一に考えるようにされてしまった。
自分の為さねばいけないことよりも。

195 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:58:02
全てはプク様の夢、『世界中の魔法少女全員とお友達になる』を叶えるために。
敵も味方もどろどろに溶けて、魔法の装置の中でみんな永久にエネルギーを取り出される存在となる。
なんて素晴らしい理想か。
プク様はスノーホワイトを必要としている。プク様の笑顔のためであれば、どんなことでも出来る。
急いで帰って手助けをしなくてはいけない。

かつてのデスゲームを経験した小雪にとって、殺し合いに乗るのはやりたくない事だった。
それでもやらなければいけなかったし、これからやらなくてはいけないことだ。
自分の肉体が他人に渡っていることを知ったとき、真っ先に思ったのは肉体プロフィールで自分の情報が知られてしまうことだ。
手の内が知られては、今後のプク様の不利益に繋がるかも知れない。
それに自分の魔法で心を読まれてしまってはこの殺し合いにおいて動きづらくなる。
だから、今のうちに殺しておくべきだと判断した。

相手が自分の身体だからこそ、その弱点は手に取るように分かった。
対する魔法少女はまだ自分の身体を使いこなせていない。
自分の得意武器は薙刀だ。突き刺す、弾く、斬るといった動作はある程度は剣術にも使い回せる。
小雪はそのまま、自分の姿の魔法少女を刺し殺すつもりであった。
だけど、ほんの一瞬、少しだけ身体が止まった。そうだ、止めてしまった。
原因があるとするのなら。

(そうちゃんの身体……)

『ラ・ピュセル』は騎士だ。
騎士とはお姫様を守る盾。
争うことのできない、優しい君の剣。
だから、『ラ・ピュセル』の身体である以上、『スノーホワイト』を殺す事を無意識的に拒んだ。
拒んでしまった。

「うん……でも、もう大丈夫」

顔を挙げ、遠くを眺める。
思い浮かべるのはプク・プックの笑顔。
その瞬間、呼吸も鼓動も静まり返り、心が安らぎ、落ち着いていく。
焦りから生まれた身体の熱は、いつの間にか冷めて、別の熱意が高まっていゆく。
もう同じ失敗はしないだろう。

しかし、夢とはいつか覚めるもの。
自分の心の声は、聞こえない。
今は、まだ。

【スノーホワイト(姫河小雪)@魔法少女育成計画】
[身体]:ラ・ピュセル(岸辺颯太)@魔法少女育成計画
[状態]:健康、プク・プックによる洗脳中、ラ・ピュセルに変身中
[装備]:ラ・ピュセルの剣@魔法少女育成計画
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2、デクの実×9@ゼルダの伝説 ムジュラの仮面
[思考・状況]基本方針:元世界への迅速な帰還。
1:優勝し、身体を取り戻して帰還する。願いの権利はプク様の為に使う。
2:情報が流れる前に自分の身体の持ち主を殺す。(精神が颯太であることには気付いていない)
3:身体を取り戻してここから脱出出来る方法があれば、それでもいい
[備考]
※参戦時期は『魔法少女育成計画QUEENS』にてプク様の魔法を受けて『お友達』になっている時期です。
※時間経過により徐々に正気に戻ります。最低でも24時間後には正気に戻りますが、精神状態によってはもっと早く戻ります。
※肉体の参戦時期は参加者ラ・ピュセルと同じです。
※変身を解除しても魔法少女状態で受けたダメージはリセットされないものとします。

【デクの実×10@ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】
スノーホワイト(姫河小雪)に支給。
10個セットで支給。
『出現後、一定時間が経過するか、ダメージを与えると激しい光を発しながら爆発するアイテム。その光に触れた者は、しばらく目くらましの状態になり、身動きが取れなくなる。さらに、投げて相手に当てても同様の効果が得られる。『ゼルダの伝説 時のオカリナ』でも敵をひるませる効果があり囲まれたときなどに役立つ。』(スマブラXでのフィギュア名鑑)


【ラ・ピュセルの剣@魔法少女育成計画】
※支給品ではなく、ラ・ピュセルの魔法で発現する剣。
名称については下記資料本から。
ラ・ピュセルの魔法『剣の大きさを自由に変えられるよ』で大きさを変えることが出来るロングソード。魔法少女に変身すると自動的に背負っている。
本人の意思で自由に出したり消したり出来る。通常時は1メートル幅40センチ。
魔法でサイズを5倍や半分以下など自在に大きさを変化可能。鞘だけ大きくなどもできる。
持っている必要はなく、視界の範囲内であれば自由に大きさを変えられる。
非常に頑丈であり、魔法少女の攻撃を受けても傷一つ付かない。

なお、ラ・ピュセルの魔法でこの剣以外を大きくすることは出来ない。
背負っている大剣のサイズを変化させる(魔法少女育成計画オフィシャルファンブック)
固有の武器である大剣の大きさを自在に変化できる(TVアニメ魔法少女育成計画ファンブック)
など微妙に表記揺れがあるが、魔法で大きくすることが出来るのはこの剣だけと見て良いだろう。

196 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:58:35
☆ラ・ピュセル


颯太は元の世界では、強敵と戦い勝利する自分を夢想していた。
正々堂々と戦い、お互いを認め合う。
魔法少女アニメのそんなシチュエーションが好きだった。
しかし、現実はそうはいかないものだ。
一方的な殺し合いで相手とわかり会えるなんてありえない。
裂傷を負った肩を抑えつつそんなことを思った。
白いコスチュームがほんの少し赤く、妖艶に染まる。

「何だよ、これは」

『スノーホワイト』の魔法「困っている人の心の声が聞こえるよ」は、身に付けた当初から随分変わった。
深層心理や考えたという自覚を持たない声まで聞くことが出来る。
そのことを、この頃の颯太は知らない。
今まさに自分が殺されるその瞬間、相手から聞こえたのは、
『スノーホワイトを傷つけたくない』という心の声。
今しがた殺そうとしたものを、守ろうとする矛盾した言葉。
その瞬間、攻撃が僅かに止まり、支給品の『だっしゅつボタン』が発動。
致命傷となる前にその場を離れることが出来た。

「何なんだよ……僕にどうしろっていうんだ……」

冷静さを見失うと、真実と真理にたどり着くことはできない。
この頃の岸辺颯太は未来で自身に起こる悲劇も、姫川小雪が選ぶ道もまだ知らない。
ましてや二人の夢が塗りつぶされてしまったなんて、分かるはずもなかった。


【ラ・ピュセル(岸辺颯太)@魔法少女育成計画】
[身体]:スノーホワイト(姫河小雪)@魔法少女育成計画
[状態]:健康、スノーホワイトに変身中、困惑
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2(剣の類は無い)、だっしゅつボタン(使用済み)@ポケットモンスター
[思考・状況]基本方針:魔法少女として皆を守る
1:自分の身体の魔法少女に対処する。(精神が小雪であるとは思っていない)
2:どうにか本来の肉体を取り戻す。
[備考]
※参戦時期は『魔法少女育成計画(原作1巻)』、森の音楽家クラムベリーと戦う直前です。
※肉体の参戦時期は参加者スノーホワイトと同じです。
※変身を解除しても魔法少女状態で受けたダメージはリセットされないものとします。
※まだ魔法を完全に使いこなせていません。深層心理の先読みなどはもう少し慣れないと完全に使いこなすのは難しいでしょう。
※魔法で聴こえる声は『精神側の声色』で聞こえます。
※肉体プロフィールを確認していません。現状する予定もありません。


【だっしゅつボタン@ポケットモンスター】
ラ・ピュセルに支給。
もたせて わざを うけると せんとうから だっしゅつして てもちと いれかわる ことができる。
このロワでは攻撃を受けた際に自動発動し、持ち主をランダムなエリアに転移させる。
一回使うと使えなくなるが、『リサイクル』などの特性で再利用することが出来る。

197 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 21:59:14
投下終了です
もう一本後で投下します

198 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 22:09:19
他にいなそうなので投下します
タイトル「DQM新作発表記念」

199 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 22:12:04
その魔物は、障害物だった。
英雄が悪を討つ過程に存在する、道端の石ころ。
英雄譚においては、彼の意志も、話した言葉も語られなかった存在。
魔物のエリートと称された天才にとって、そんな目で見られることは屈辱でしかなかった。


■■■


「な、なんだこの生き物はッ!おそろしく腹が減る!それに眠くて敵わん!」

パッショーネのギャング、チョコラータは焦っていた。
彼に与えられた身体はいねむりポケモンのカビゴン。
その不思議な生き物は、
『ねむっているとき いがいは エサを たべつづける。1にちに 400キロ たべないと まんぷくに ならない。』
という性質を持つ。

「400キロだとお!?」

カビゴンは460.0kgの体重を誇り。その9割近くの食料を必要とする。

一般的には小さい動物ほど、一日に必要な食料の割合は大きくなる。
モグラなどの小動物は一日に体重の半分ほどの食料を食べねば餓死する。
自然界における最大の動物であるクジラは一日に数トンの食料を食べるが、それでも体重の5%に過ぎない。
この生き物はその比ではない。
身体の大きさに対して必要な食料の割合がめちゃくちゃだった。

「まさか私がカビを使うからこんな身体したとでも言うのか!」

『カビが はえていても くさっていても だいじょうぶ。カビゴンの いぶくろは なんでも しょうかできるのだ。』

「ええい、眠気が止まらん!」

『まいにち 400キロの エサを くう。 くってるはじから いねむりを はじめ ねむったままでも くっている。』

デイバッグの食料は一瞬で空になった。
人間三日分の食料などなんの足しにもならない。
優れた頭脳を持つチョコラータと言えど、コンディションが完全でなければ最適に回らない。
無駄な肉を切り離すことも考えたが、身体の作りを調べ切れていない現時点では自殺行為だ。
急いでこの場を離れ、食料の補給とスタンドを活かせる場所へと移動せねばいけなかった。
そんなときに、胸部を鎧のように固め、マントを羽織った少年がこちらに向かってくるのが見えた。

「クッ、こんな時に!」

チョコラータのスタンド、グリーンディの強さはロケーションに左右される。
現在の位置より少しでも低い所に移動することで、相手を殺人カビに覆わせるスタンド。
高所であるほど効果を発揮するが、チョコラータがいるのは平坦な住宅地だ。
すばやさの低いカビゴンでは高所への移動は間に合わない。

ならば、とプロフィールに記載の能力に頼る。
口元にエネルギーを溜める。
身体に溜め込んだエネルギーを「はかいこうせん」として放つワザ。
ヒスイの地において、人々に多くのトラウマを与えたそのワザは、当たればひとたまりもない。
当たればだ。

「マホトーン」

少年はただ一言呟く。
それだけで口元に溜まっていたエネルギーが消滅した。
ポカンと口をあけたままのチョコラータに対し、もう一言、言葉を紡ぐ。

「ラリホー」

それは、死への導き。


■■■

200 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 22:13:40


英雄(ヒーロー)にも思えるその姿。
その実態は、殺した死体の皮を真似て、形を歪めて身に纏うヴァンバイア。
魂として入った者の名前はバズズ。
2度地獄から舞い戻った、暗黒の魂。

殺した理由など、特にない。しいて言えば試用だ。
今殺した生き物の胸元に手を入れて心臓を取り出し、飲み込む。
今の身体、佐神善の持つ模倣(コピー)の能力の試用。
プロフィールによると本来はヴァンパイアの心臓が変化した遺灰物というものを取り込むことで、相手の能力を模倣する。
ヴァンパイアでない存在の心臓での模倣は可能か試す必要があった。

バズズには、邪配合と呼ばれる他の魔物を取り込む事によりその力を増す、禁忌の術の経験がある。
異世界における進化の秘法とも共通するとされ、急激な成長を引き起こす。
この殺し合いに呼ばれる前は、同じロンダルキアの悪魔たちアトラス、ベリアルと融合し、破壊神シドーの力を得た事もある。
身体が変われど、精神はその使い方を覚えている。

戦う相手が破壊神すらも上回る化物達(モンスターズ)ならば、その力を上回るほどの力がバズズには必要だった。
2度の死を経験した悪魔は、それしか頭に無かったし。それ以外が残っていなかった。
宿敵の力を恐れ、みっともなく逃げ出そうとした自分の姿を思い出すたびに、はらわたが煮えくり返る。

「まあ……悪くねぇか」

模倣は、結果としては成功した。
劣化品ではあるが、チョコラータのスタンド、グリーンディを模倣することが出来た。
バズズは非常に狡猾な魔物だ。
攻撃呪文だけでなく。ラリホー、マホトーン、ザラキと言った絡め手も使える。
その中に織り交ぜるなら、使い勝手がいい。

「……殺し合いねぇ」

2度の地獄を経験した悪魔は油断はしない。
呪文に長けていて、与えられた身体も強いとはいえ慢心しては同じことになる。
英雄を殺すのは、歪んだ人間の意志。
かつて、死の間際にほんのわずかな闇を撒いただけで、人間達は英雄に恐怖を抱いた。
そのことを思い返しながら、悪魔は次なる餌を求める。

「待っていろ……ロラン」


&color(#F54738){【チョコラータ@ジョジョの奇妙な冒険 (身体:カビゴン@ポケットモンスター) 死亡】}


【バズズ@ドラゴンクエストモンスターズ+】
[身体]:佐神善@血と灰の女王
[状態]:健康
[装備]:
[道具]:基本支給品、ランダム支給品1〜3
[思考・状況]基本方針:ロランを倒せる力を得て、再び復讐する
1:強者を餌として力を得る。
2:疑念をバラまいて攪乱する。
3:ロラン(ローレシアの王子)がいれば殺す。
[備考]
※参戦時期は死亡後です。ただしアトラスおよびベリアルの魂は宿っていません。
※DQM+およびDQ2で使用した呪文は使えます。他シリーズで使用した呪文についてはお任せします。
※肉体の参戦時期は燦然党の決戦後、堂島正の遺灰物を取り込む前です。
※チョコラータを取り込んだことで、疑似的なグリーン・デイが使えるようになりました。
カビゴンの技も覚えたかもしれません。

201 ◆N9lPCBhaHQ:2023/07/23(日) 22:14:25
投下終了です
滑り込み投下申し訳ありません

202譜面上のジグソーパズル ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:20:08
一度こちらの方に投下します。

203譜面上のジグソーパズル ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:20:48
一度こちらの方に投下します。

204 ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:21:41
一度こちらに投下します。

205 ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:22:41
パズーの知り合いは、敵1人しかいなかった。
恐らく優勝を企んでいるであろうムスカ大佐に、警戒心が募る。
その反面、シータやドーラがいないことには安堵を覚えた。
彼女らが肉体として利用されていることも無い。
なので、隣にいるパートナーにタブレットを見せることにした。


「なあ。君が知っている人はいたのか?」



リンクは覚束ない手で、画面をスクロールさせる。
言葉を話せぬ獣と言え度、元の魂は人間であるため、文字を読むことは可能だ。
人ならざる手でタッチされた名前は『チャット』。
彼の元パートナーであり、共にタルミナを冒険した仲間だ。


「仲間なのか?」


コクリと首を縦に振る。人の言葉も理解できる以上、はいかいいえで答えられる質問なら返答可能だ。
他にも、時間がかかるが

「じゃあ、支給品を確認したらチャットを探すことにする。それでいいな?」


コクリと頷いたのを確認すると、パズーは支給品を確認し始めた。
次に出てきたのは、青い色をしたオカリナだった。
形状でそれが楽器だと分かったが、演奏できそうにないし、ましてや護身用にもなりそうにない。
彼は炭鉱の町で働いていた時、朝を告げるトランペットを吹いていたが、それとこれとは別だ。
ハズレの支給品かと落胆するが、その瞬間何かが動いた。


「うわ!!……なんだ。驚かさないでくれよ。」


電光石火の速さに驚くが、その正体が分かってしまえばさほど恐ろしいものではない。
リンクが凄い速さ動いただけだ。その口にはオカリナが咥えられている。


「…まさか、元の身体の持ち物だったのか?」


目の前の相手が、人の物を急に強奪するような粗暴な性格の持ち主でない。
出会ってからさほど時間の経っていない関係だが、パズーはリンクをそう思っていた。
尤も、リンクは元の世界では人の部屋のツボを叩き割り、宝箱の中身を盗んでいたのだが、それはナシにしておこう。
何の変哲もないオカリナだと思っていたそれが、リンクにとって馴染みのある物だとすぐに判断した。

206譜面上のジグソーパズル ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:23:38
事実、そのオカリナはリンクの冒険のカギになったアイテム。
ハイラル王家に伝わる秘宝は、ハイラルでもタルミナでも幾度となく彼を助けた。
時を巻き戻し、時を重ね、時を遅め。時には逝けぬ者を浄化し、そして道を切り開いてきた。


オカリナの先端を口に付け、演奏しようとする。
だが、音が鳴るだけで、楽曲にはならない。
それもそのはず。その楽器は人のためにデザインされたものであって、ポケモンが演奏できるようにはなってない。


仕方がなく、パズーにオカリナを返すことにした。
その様子が落ち込んでいるのだと、ポケモンの言葉が分からない彼にも分かる。


「そうだ。さっきエンムって奴が、『ある施設で身体を取り替えることができるかもしれない』って言ってたよな?
そこで人の身体を貰ったらどうだ?」

パズーの言うことが妥当だ。
勿論、素直にポケモンの身体になってくれる人がいるのかという疑問もあるが、今はそれに期待するしかない。
まあ、世界にはポケモンどころか、生き物ですらないなんとかバニアの人形になりたい奴もいるそうだが。


続けてパズーが中から出したのは、一冊の本だった。
武器じゃなかったことに落胆するも、何かに使えるかもしれないと思い、タイトルに注目する。


「ウタの歌?何だこれ、ダジャレじゃないよな……。」

一体なぜこんなものが入っているのか。
疑問を感じながらも、中身を開いてみる。


「新時代……私は最強……逆光……。」


中身は楽譜だった。恐らくウタという者が歌っていた曲なのだろう。
そこで、パズーは思い出した。
ウタというのは、エンムという者の肉体の名前だったと。
同名の別人という可能性も無くは無いが、明らかに何か関わっていると考えるのが妥当だ。
殺し合いをするついでに、自分の元の肉体が作っていた歌でも貰っていけというのか。
あまりに馬鹿馬鹿しくて捨てた所、またもリンクが咥えて拾って来た。

「……必要ってことか?」


彼の表情からして、それを捨ててはならない物だと判断したのだと、パズーにも理解できた。


リンクがウタの楽譜を拾って来たのも、当然の話だ。
彼の冒険の中で、オカリナの奏でる曲は、常に活路を開いて来た。
目覚めのソナタ、ゴロンのララバイ、潮騒のボサノバ、抜け殻のエレジー。そして、月へ行くカギになった誓いの号令。
主催者にムジュラの仮面が関わっている以上、ここでも時のオカリナが、そしてこの楽譜が何等かの役に立つと考えた。

207譜面上のジグソーパズル ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:24:16

そして、パズーがもう1つ思い出したことがあった。
ウタの身体こそは現在エンムが持っているが、その魂はこの殺し合いのどこかにいることを。
誰の肉体の中にいるのかは不明だが、この楽譜、もしかすればこのオカリナとウタを会わせれば何かが起こるかもしれない。


(意外と、探さなければならない人は多いのかもしれないな……)


パズーには誰も知らぬことだが、ウタが求めていた少年の肉体を持った者が、彼女を探している。
この奇妙な縁は、偶然か必然か。



【B-2/早朝/1日目】

【パズー@天空の城ラピュタ】
[身体]:モンキー・D・ルフィ@ONE PIECE
[状態]:健康
[装備]:ヒスイ地方のモンスターボール@ポケットモンスターシリーズ(Pokémon LEGENDS アルセウス)
[道具]:基本支給品 時のオカリナ@ゼルダの伝説 ムジュラの仮面 ウタの歌の楽譜@ONE PIECE Film RED 
[思考・状況]基本方針:殺し合いには乗らない。
1:リンクと共にウタ、チャットを探す
2:この楽譜とオカリナ、主催者は何か関係あるのか?
3:ムスカには警戒。
4:ルフィという海賊は危険な人物じゃなかったことには安心。
[備考]
※本編終了後から参戦とします。
※ルフィの肉体の細かい参戦時期は後続の書き手にお任せしますが、少なくとも新世界編以後のものとします。
※ルフィのプロフィールにウタと幼馴染であるといった情報が書かれてません。


[意思持ち支給品状態表]
【リンク@ゼルダの伝説ムジュラの仮面】
[身体]:コリンク@ポケットモンスターシリーズ(Pokémon LEGENDS アルセウス)
[状態]:健康
[思考・状況]基本方針:ムジュラの仮面を倒すために月に行く
1:オレを出した、目の前にいる人物(パズー)と共に行動
2:オレが知っている、月やムジュラの仮面についての情報を伝えたい
[備考]
※ゲームクリア後からの参戦とします。
※コリンクとしての性別はオスとします。
※技構成などは後続の書き手にお任せします。


【支給品紹介】


【ウタの歌の楽譜集@ONE PIECE Film RED 】

パズーに支給された曲集。『新時代』を始めとするウタが作中で歌っていた曲の楽譜が載っている。
なお、作詞作曲はどちらもウタということになっている。


【時のオカリナ@ゼルダの伝説 ムジュラの仮面】


ハイラル王家に伝わるオカリナ。特別な力を秘めており、然るべき場所で然るべき曲を奏でれば、何かが起こる。
名の通り、時間を操ることに――――――――――――――――――ちょっと待てよ!?









ボールの中で、リンクは思考する。
時のオカリナが、『本当に救いとなる道具なのか』ということだ。

208譜面上のジグソーパズル ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:27:22

疑問は2つある。
仮に自分が人間の肉体を手に入る、あるいは他の方法でオカリナを吹けることになったとする。
そこで『時の唄』を奏でた場合、時間を巻き戻せるのかということだ。
当たり前の話だが、ムジュラの仮面を含めて時間が巻き戻された話は知らない。
知っているのは自分とチャット、ついでに幸せのお面屋だけのはずだ。
だが、時の唄1つで殺し合いをリセットすることが出来るのは、いくら何でもムシが良すぎではないか。
エンムあたりがその対策をしていてもおかしくはない。


そして、2つ目の疑問は『時の唄』は、常に時間を巻き戻すために使われていた曲ではないということだ。
確かにリンクがハイラルにいた時から知っていた曲だが、タルミナに来るまではその使い道は違っていた。
奏でても時間の巻き戻しは出来ず、トライフォースの紋様の付いたブロックを消したりすることしか効力が無い。


タルミナではないこの場所で、オカリナを奏でても、そのままの力を発揮するのだろうか。


そしてもう一つ。これはリンクにも知らないことがある。


パズーに支給されていたウタの曲集。
白紙だったので放っておいた最後のページは、実は白紙では無かったことを。
そこに書いてあった曲は、禁断の歌。
ある力を持った者が歌えば、歌の魔王、トットムジカを呼び出す。


如何なる世界の者で在れ、現れれば最期、甚大な被害をもたらすであろう。
海賊の少年が手にした道具は、救いとなるか破滅となるか。

209譜面上のジグソーパズル ◆vV5.jnbCYw:2023/10/07(土) 00:28:36
投下終了です。キーアイテムを出したので、もし問題があるなら修正、あるいは破棄します。

210 ◆5IjCIYVjCc:2023/11/26(日) 23:13:52
進捗報告を兼ねて、チェンジロワの第三回放送の参加者向けの部分をここに先に仮投下します。

211 ◆5IjCIYVjCc:2023/11/26(日) 23:14:33


黒い雲が空を覆い尽くしてから5時間。
太陽の光も届いてない暗い空に、ようやく変化が訪れる。

それまで大量に降っていた雨が、一瞬で急にピタリと止まる。
同時に、雲が動き、島の上空から離れていく。
それにより、空の様子が島から見えるようになる。

しかし、そこにはもう陽は無い。
太陽は既に、西の地平線の彼方にほとんど沈んでいた。
そこから日光が届く時間も、瞬く間に過ぎるだろう。

けれども、空は確かに晴れた。
雲の無いその空は、星もいくつか見え始めていた。
月も、1日経った分だけ満ちた状態で現れていた。


やがて、空の様子に変化が現れる。
6時間前、12時間前と同じく、島の中央付近の上空に、ホログラム映像が現れる。
もちろん、島中にあるテレビ等の画面にも、同じ映像が流れ始める。


そこに映し出されたのは、これまた前回・前々回とは違う人物の顔だ。

現れたのは、一人の少女だった。
この人物の容姿は、紫色の髪に、大きめな眼鏡をかけているのが特徴的だ。
また、頭には右側にアンテナの付いたヘルメットを被っている。

『よ、よぉー…。初めましてだな、みんな』
『第三回定期放送の時間だぞー…』

映像の少女は引きつった笑顔を浮かべながら話し始めた。

『私の名前は…佐倉双葉。身体の方は…ルッカという』
『えっと…まあ、私のことは置いておいて、とりあえず…死亡者を発表する』

佐倉双葉と名乗る人物がそう言うと、これまでと同じように画面が切り替わり、死亡者の精神側と身体側の顔写真を順に映す映像が流れ始める。

『姉畑支遁…その身体の名はクリムヴェール』
『犬飼ミチル…その身体の名は東方仗助』
『ヴァニラ・アイス…その身体の名は立神あおい』
『産屋敷耀哉…その身体の名は鬼舞辻無惨』
『絵美理…その身体の名は竈門炭治郎』
『鬼舞辻無惨…その身体の名はミーティ』
『空条承太郎…その身体の名は燃堂力』
『グレーテ・ザムザ…その身体の名はスカラベキング』
『ゲンガー…その身体の名は鶴見川レンタロウ』
『胡蝶しのぶ…その身体の名はアリーナ』
『環いろは…その身体の名は高町なのは』
『脹相…その身体の名はデンジ』
『バリー・ザ・チョッパー…その身体の名はトニートニー・チョッパー』
『悲鳴嶼行冥…その身体の名は坂田銀時』
『ホイミン…その身体の名はソリュシャン・イプシロン』
『メタモン…その身体の名は神代剣』
『両面宿儺…その身体の名は関織子』


『以上、17人が今回の6時間での死亡者だ』
『…………うん、ちょっと……はりきりすぎじゃない…か?』

発表が終わったことで、映像が再び切り替わる。


『……うん、それじゃあ次は、禁止エリアを発表する』

『今回禁止エリアとなるのは、【D-3】、【D-6】、【G-5】の3ヵ所だ』
『今から2時間後、午後8時に、これらのエリアに入れば首輪が爆発するようになる』
『今、これらのエリア、もしくはその近くにいる者達は、すぐにでも移動を開始することを推奨する』
『……………こんなことでは、死なないでほしい』


『…それから、今禁止エリアと発表した【G-5】についてだが…実は、ここの地下にある通路の中に、前の放送で話していたモノモノマシーンがあった』
『そしてこのモノモノマシーンは、禁止エリアが有効になる前…この放送後すぐに利用不可能になることが決定した』
『何でも…今の参加者達の位置関係的に、ここに誘導しても殺し合いの進行はあまり良くならないと判断されたかららしい』
『……わ、私が決定したんじゃないから、私に文句は言うなよ…』


『あと…分かる人には分かることを、伝える』

『………今は、【G-3】と【C-5】にある電話ボックスは、繋がっている』
『けども、使えるまではあとだいたい1時間くらいかかるらしい』


『あとそれから、地図上に記されるべき「施設」は、この6時間で全部発見された…らしい』
『まあ…気になるなら、地図を確かめて、行ってみればいいのかな…』



212 ◆5IjCIYVjCc:2023/11/26(日) 23:16:12
『それじゃあ、私から話すことはこれで全部かな…』

『…雨も上がったみたいだし、みんなの今後が良いものになることを祈るよ』
『それじゃあ、元気でね…』

そう言って佐倉双葉は、話を打ち切って放送を終えようとする。





ところが、映像はここで消えなかった。
話はまだ、終わっていなかった。

『…………ん?え?は?何?』

突然、佐倉双葉の様子に異変が起きる。
彼女の表情は、何かに驚いている感じになる。
視線の先も、映像を撮しているであろうカメラの方から、その奥にあるものへと変わったようだった。
何か、想定外の出来事があったようだ。


『え?これを読めって?』

佐倉双葉は、撮影カメラの奥の方に手を伸ばし、そこにいるであろう者から紙を一枚受け取ったようだった。
その紙は、折りたたまれた状態にあった。
彼女はそれを開き、中身を確かめた。

『…………………………はあぁ!!?』

内容を見た彼女は、驚愕の表情を見せる。
その後、少しの間沈黙し、ゴクリと息を飲んだ。

『………えっと、突然だが、我々主催陣営の「ボス」からの伝言が届いた』
『なんでも…今回の放送で参加者の人数が半分以下になったから、これまで生き残ってきた者達への褒美として、情報をほんの少しだけ与える、とのことらしい』
『そ、それじゃあ………伝言を読もう』

佐倉双葉は声を少し振るわせながらそんなことを話す。
そして、少量の冷や汗をかきながら、紙に書かれた内容を読み上げた。




『私は、「■」である』

『…………そして、今の私は、「■■■」でもある』





『………えっと、はい!伝言はこれで以上!これで今度こそおしまい!それじゃあさよなら!』

紙の内容を読み終えた後、佐倉双葉は慌ただしい様子を見せながらそう言って話を打ち切った。
その後、空中の画面は消え、後には暗い静寂な夜が残されていた。

213 ◆5IjCIYVjCc:2023/11/26(日) 23:17:02
仮投下は一先ずこれで終了とします。
なお、本投下する際は内容に修正・変更等の可能性があります。

214 ◆ytUSxp038U:2023/12/16(土) 18:56:19
修正箇所を投下します

本スレ850を以下のように修正します

「こいつは大分前の現在地だが、この連中が病院に集まったのはほぼ確定だろうよ」

エボルトが指さすのは蓮から借りた、二つ前の放送時点での参加者の現在地を記した地図。
病院近くには5名の画像があり、彼らが聖都大学附属病院を無視したとは考えにくい。
画像の者達は全員放送で名前を呼ばれていない。
となると、D-3の禁止エリア外だった病院内へ留まり続けた可能性は十分考えられる。
残念ながら出て行く羽目になってしまったが。

最後にG-5、地下通路の一部は双葉が口にしたように殺し合いの進行に良い影響を与えないから。
地下通路内にあったモノモノマシーンが使え無くなれば、残りは網走監獄に設置された一台だけ。
戦力強化を図りたい者達はこぞってもう一台の方を目指すだろう。

「ボンドルド達は残る参加者を監獄周辺に集めようとしてるってこと?」
「施設が無い北東の森よりは残ったモノモノマシーンの方が、向かう価値はあるだろ?」
「そうやって網走監獄の方に行くと…病院を出た者達とかち合う可能性が高いな」
「日付が変わるまでの6時間で殺し合いを終わらせる気なのでしょうか…?」

残った者達を一堂に集めて一気に優勝者を出そうという魂胆か。
もしそうなら網走監獄周辺はとんだ激戦地と化すのは間違いない。
その前に、病院にいる者達と合流しておくべきというのがエボルトの考えだ。
単純に協力可能な数が増えれば、その分やれることも多くなる。
ディケイドや白黒の仮面ライダーへの対抗は勿論、首輪を解除可能な人材がいるかもしれない。
ひょっとするとミチルの友人である柊ナナがいたり、しんのすけが彼らに保護されているといった可能性とて否定はできない。
危険な参加者との遭遇の確率も増加する一方で、メリットは決して低くない。



「こいつは大分前の現在地だが、この連中が病院に集まったのはほぼ確定だろうよ」

エボルトが指差すのは蓮から借りた、二つ前の放送時点での参加者の現在地を記した地図。
病院には3名の、病院近くには5名の画像がそれぞれ表示されている。
画像の者達は坂田銀時の体である悲鳴嶼行冥は死亡したが、残りは全員生存。
(実際には脹相も脱落となったが体を入れ替えられた為気付けなかった)
となるとD-3の禁止エリア外だった病院内留まったか、或いは病院から北西の施設や南西の街に移動した可能性が考えられる。
残念ながら病院からは追い出される羽目になってしまったが。

最後にG-5、地下通路の一部は双葉が口にしたように殺し合いの進行に良い影響を与えないから。
地下通路内にあったモノモノマシーンが使え無くなれば、残りは網走監獄に設置された一台だけ。
戦力強化を図りたい者達はこぞってもう一台の方を目指すだろう。

「ボンドルド達は残る参加者を監獄周辺に集めようとしてるってこと?」
「施設が無い北東の森よりは残ったモノモノマシーンの方が、向かう価値はあるだろ?」
「そうやって網走監獄の方に行くと…病院を出た者達とかち合う可能性が高いな」
「日付が変わるまでの6時間で殺し合いを終わらせる気なのでしょうか…?」

残った者達を一堂に集めて一気に優勝者を出そうという魂胆か。
もしそうなら網走監獄周辺はとんだ激戦地と化すのは間違いない。
その前に、西側の参加者達と合流しておくべきというのがエボルトの考えだ。
単純に協力可能な人数が増えれば、その分やれることも多くなる。
ディケイドや白黒の仮面ライダーへの対抗は勿論、首輪を解除可能な人材がいるかもしれない。
ひょっとするとミチルの友人である柊ナナがいたり、しんのすけが彼らに保護されているといった可能性とて否定はできない。
地図の位置情報を信じるなら、しんのすけはC-1に設置されたフリーザの宇宙船まで脱出させられた。
元々いた東側のエリアと正反対の場所にいるとは流石に驚きだ。
ともあれ大まかな場所が判明し放送で生存も確定した以上、益々以て西へ向かう必要性が増してくる。
危険な参加者との遭遇の確率も増加する一方で、メリットは決して低くない。

215 ◆ytUSxp038U:2023/12/16(土) 18:58:57
本スレ851を以下のように修正します

アルフォンスが出会った女の名前には蓮とエボルトも聞き覚えがあった。
風都タワーへの出発前、ゲンガーが信用できる仲間として挙げた内の一人。
神楽がアルフォンスとの遭遇後どうなったかは不明。
だが死亡者の中に含まれなかった為、無事病院へ到着したと見て良い筈。
仮に病院付近の5人が全員殺し合いに乗っていて徒党を組んでいる場合、神楽は危険人物が陣取る魔城へ単独で足を踏み入れたことになる。
多勢に無勢、袋叩きに遭って惨たらしい末路を迎えても不思議は無い。
実際には神楽が脱落したとの情報は無く、殺し合いに反抗する者達と合流出来たと考える方が自然だ。
せめて地図の内容が現在地を示すものだったら、もっと正確な情報を把握できたのだが。
そこまでの利便性は残念ながらない。



アルフォンスが出会った女の名前には蓮とエボルトも聞き覚えがあった。
風都タワーへ出発する前の情報交換で、ゲンガーが信用できる仲間として挙げた内の一人。
神楽がアルフォンスとの遭遇後、具体的にどうなったかは不明。
だが死亡者の中に含まれておらず、地図上では病院近くに画像が表示されている。
仮に病院付近の参加者が全員殺し合いに乗って徒党を組んでいる場合、神楽は危険人物が陣取る魔城へ単独で足を踏み入れたことになる。
多勢に無勢、袋叩きに遭って惨たらしい末路を迎えてもおかしくない。
実際には神楽が脱落したとの情報は無く、病院付近の5人と共にいるらしい事からも、殺し合いに反抗する者達と合流出来たと考える方が自然だ。
せめて地図の内容が現在地を示すものだったら、もっと正確な情報を把握できたのだが。
そこまでの利便性は残念ながらない。

216 ◆ytUSxp038U:2023/12/16(土) 19:01:33
本スレ867を以下のように修正します

甜花と共にいたらしい猿の画像は、二回目の定時放送の際死亡者の中に見つけた。
どうして貨物船が参加していたのかはともかく、甜花の近くでも殺される者が現れたのは事実。
恐ろしい目に遭っていないだろうか、エボルトの言葉に同意はしたくないが酷い怪我だってしているかもしれない。
考えれば考える程甜花が心配で堪らなくなる。



甜花と共にいたらしい猿の画像は、二回目の定時放送の際死亡者の中に見つけた。
定時放送後に位置が更新され彼女と共にいただろう青髪の少女(精神は男)の脱落も、ついさっきの放送で知ったばかり。
どうして貨物船が参加していたのかはともかく、甜花の近くでも殺される者が現れたのは事実。
恐ろしい目に遭っていないだろうか、エボルトの言葉に同意はしたくないが酷い怪我だってしているかもしれない。
考えれば考える程甜花が心配で堪らなくなる。

217 ◆ytUSxp038U:2023/12/16(土) 19:03:00
遠坂凛と雨宮蓮の状態表を以下のものに修正します

【遠坂凛@Fate/stay night】
[身体]:野原しんのすけ@クレヨンしんちゃん
[状態]:疲労(大)、精神的ショック(大)、乗車中
[装備]:スゲーナ・スゴイデスのトランプ×1@クレヨンしんちゃん
[道具]:基本支給品×2、ランダム支給品0〜2(煉獄の分、刀剣類はなし)、煉獄の首輪
[思考・状況]基本方針:他の参加者の様子を伺いながら行動する。
1:エレン・イェーガーの家を調べる。あんまりのんびりしてられないわね。
2:キャメロットと行動、グリードはどうしようかしら。
3:サーヴァントシステムに干渉しているかもしれないし第三魔法って、頭が痛いわ。
4:私の身体に関しては、放送ではっきり言われてもうなんか吹っ切れた。
5:身体の持ち主(野原しんのすけ)を探したい。多分雨宮君達の方が先に見付けそうね。
6:アイツ(ダグバ)倒せてないってどんだけ丈夫なの。っていうかもっとヤバくなれるってなんなのよ。
7:アルフォンス、ちょっとマズいことになってない?
8:施設とかキョウヤ関係者とか、やること増えてきたわね……
9:亀?カメラ?どういうことなのよ。
10:ある程度戦力を揃えて、安全と判断できるなら向かうC-5へ向かいたかったけど……もうそれどころじゃないわ…
[備考]
※参戦時期は少なくとも士郎と同盟を組んだ後。セイバーの真名をまだ知らない時期です。
※野原しんのすけのことについてだいたい理解しました。
※ガンド撃ちや鉱石魔術は使えませんが八極拳は使えるかもしれません。
※御城プロジェクト:Reの世界観について知りました。
※地図の後出しに関して『主催もすべて把握できてないから後出ししてる』と考えてます。
※城プロ、鋼の錬金術師、ポケダンのある程度の世界観を把握しました
※ゲンガーと情報交換してます。

【雨宮蓮@ペルソナ5】
[身体]:左翔太郎@仮面ライダーW
[状態]:ダメージ(中)、疲労(極大)、SP消費(中)、体力消耗(大)、怒りと悲しみ(極大)、ぶつけ所の無い悔しさ、メタモンを殺した事への複雑な感情、運転中
[装備]:煙幕@ペルソナ5、T2ジョーカーメモリ+T2サイクロンメモリ+ロストドライバー@仮面ライダーW、三十年式銃剣@ゴールデンカムイ、ハードボイルダー@仮面ライダーW
[道具]:基本支給品×6、ダブルドライバー@仮面ライダーW、スパイダーショック@仮面ライダーW、新八のメガネ@銀魂、ラーの鏡@ドラゴンクエストシリーズ、精神と身体の組み合わせ名簿@オリジナル、2つ前の放送時点の参加者配置図(身体)@オリジナル)、耀哉の首輪、ジューダスのメモ、大人用の傘
[思考・状況]基本方針:主催を打倒し、この催しを終わらせる。
1:西側のエリアに向かい、しんのすけや協力出来る一団やと合流する。
2:仲間を集めたい。
3:エボルトは信用した訳ではないが、共闘を受け入れる。
4:今は別行動だが、しんのすけの力になってやりたい。フリーザの宇宙船にいるみたいだ。
5:どうして双葉がボンドルド達の所にいるんだ?助け出さないと。
6:体の持ち主に対して少し申し訳なさを感じている。元の体に戻れたら無茶をした事を謝りたい。
7:ディケイド(JUDO)はまだ倒せていない気がする…。
8:新たなペルソナと仮面ライダー。この力で今度こそ巻き込まれた人を守りたい。
9:推定殺害人数というのは気になるが、ミチルは無害だと思う。
[備考]
※参戦時期については少なくとも心の怪盗団を結成し、既に何人か改心させた後です。フタバパレスまでは攻略済み。
※スキルカード@ペルソナ5を使用した事で、アルセーヌがラクンダを習得しました。
※参加者がそれぞれ並行世界から参加していると気付きました。
※翔太郎の記憶から仮面ライダーダブル、仮面ライダージョーカーの知識を得ました。
※ベルベットルームを訪れましたが、再び行けるかは不明です。また悪魔合体や囚人名簿などの利用は一切不可能となっています。
※エボルトとのコープ発生により「道化師」のペルソナ「マガツイザナギ」を獲得しました。燃費は劣悪です。
※しんのすけとのコープ発生により「太陽」のペルソナ「ケツアルカトル」を獲得しました。
※ミチルとのコープ発生により「信念」のペルソナ「ホウオウ」を獲得しました。
※アルフォンスとのコープ発生により「塔」のペルソナ「セト」を獲得しました。スキルは以下の通りです。
・ワンショットキル
・アギダイン
・マハスクカジャ
・火炎ガードキル

218 ◆ytUSxp038U:2023/12/16(土) 19:04:07
以上で修正の投下終了です
何か問題がありましたら連絡をお願い致します

219 ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 22:54:51
決闘ロワの一作目の仮投下をします。

220二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 22:57:23
肉体派おじゃる丸を撤退させることに成功した黒の剣士ことキリトとI ♡ 人類の文字が書かれた黄色いシャツの男こと空は友好的な参加者と接触するべく行動を移そうとしていた。
彼らのいる場所はD-8の孤島に位置する。
逃げられた肉おじゃも元々はこの狐島に立たされていたが、支給品を使って本島に転移されたと想像がつく。
キリトとしては中央部分に人が集まると思い、提案したが、空の案で北東に行くことを決定した。
理由としては地図の方角から端に配置された参加者は移動して、人が集まりやすい場所に行くだろう。
そこで移動して来る参加者を待ち伏せみたいな形で接触するということだ。
勿論、ゲームに乗っている人物と会う危険性もあるものの、空としては中央に集まりすぎて、下手をすれば危険人物同士の乱戦に巻き込まれて命を落とす可能性を考慮し、最初は北東に向かい、参加者と会うことを決めた。
只でさえ、お互いの仲間がいるか不明で、情報もない。
ここは慎重に動くことを決めた。

「空、交渉役はあんたに頼っていいか?」
「任せろ、俺はこういうのに強いからな」

キリトは肉おじゃとの襲撃で相手がチートカードを出されて、終わりかと思った瞬間、空は相手の先を読んで罠を発動させてピンチを乗り切れた。
自分も洞察力はあるけどそこまでではない。
今までに会った仲間の中で空は心理戦に滅法強く、ずば抜けている。
まるで嘘を見抜く能力があると思うくらいに。

(いざという時は俺がしっかりしないと)

だからといって戦闘では空一辺倒にしない。
空は肉弾戦向きではないので、キリトが前線で支えてやらないといけない。

「あのおっさんの襲撃で流れたけど、磯野の放送で言っていたが、俺達は異世界に集められている」
「そんなことがあり得るのか?」
「これは連中が嘘を言っていない。事実だが、俺と白は日本からディス・ボードという世界に召喚された形になったというものあるが、証拠を得たのが、このデュエルカードだ。俺が今いる世界にはこのカードゲームはなかった、キリトもこれのこと知らなかったしな」
「確かに納得だな」

空は無数の世界があると虚言を言う理由がないとして参加者は異世界から集められている結論が出た。
最も空白が単純なゲームで決まる世界に呼ばれたのもあるというのが大きかった。
それでなくても一早く気づくのに時間の問題だ。
肉おじゃの襲撃前にキリトがデュエルカードを知らなかった時点で、他者を納得させる証拠を見つけた。
キリトは元の世界でデュエルという遊びはなく、情報交換でその存在を初めて知った。
パラレルワールドから集められたという最初は信じられなかったが、空の根拠のある説明で素早く理解した。

「空は今いる世界と言ったけど、空は日本に戻るつもりはないのか?」
「日本にはもう未練はない。ディス・ボードに来てから空白にとって合っている世界だから」
「そうか」

空は日本=前の世界では白共々、居場所がなく、亡き両親からも疎まれていた。
生まれる世界を間違えたのではないかと思うほどに。
神によってディス・ボードに召喚されてから人類種(イマニティ)を救う目的は最初は成り行きだったが、十六種族(イクシード)とのゲームを通して、仲間や協力者が出来、本当の居場所を見つけた。

「でも、キリトは違うだろ」
「ああ、俺のいる日本には大切な人や仲間が待っている」

キリトは両親から疎まれていないが、10歳の頃に本当の家族でないことを知って、疑心暗鬼になり、距離を置き、仮想世界に逃避していた。
SAO事件に巻き込まれてから様々な出来事を通して、現実世界と仮想世界は同じで、相手を想う気持ちが大事ということに気づき、大切な人や、仲間、協力者が出来、家族と歩み寄れた。
SAO事件以降も新たな仲間が増えていき、コミュニティーが広がっていったが。

221二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 22:58:36
「キリト彼女いるの!?」
「そうだよ」
「マジか。俺は未だに空童貞十八年で脱却してないのに」
「空もいつかいい人見つかるさ」

彼女がいることに空は羨ましいと思ったのだった。
それから歩きながらお互いのことを語った。
遊戯は違うがゲーマー仲間であること、義理の妹がいること、メタ発言だが、声が似ている等など。
ここに来てキリトと空は共通点が多く、話も合うことに気づいた。

「何というか、似てる部分が少しは多いな」
「共通な話題があるなら、俺達、対等な親友になれそうだ」
「それは・・・・・・気持ちだけ受け取っておく。仲間としてなら一緒に付き合う」

キリトはとある一件で同年代の同性の親友を喪っている。
彼が亡くなったショックで心身ともに甚大な絶望を味わった程。
今では立ち直っているが、喪った心の傷は簡単に拭えない。
心に大きな穴を埋められず、同年代の同性の友人を作ることが出来なくなった。
空はその条件が限りなく近いのもあって、彼には申し訳ない気持ちがいっぱいだ。
でも、彼とは馬が合うのは事実で信頼もしている。

「何があったかは言わんが、困ったことがあるなら力になる」
「分かった」

空は一瞬の間がある時点で「親友」の言葉に何があったのか大体察した。
この場所に巻き込まれる前に悲しい出来事があったのだろう。
それが何かは不明だが、触れるべきではないと判断した。
今後も仲間として、支えるが、仮にキリトから親友になりたいと言うなら、喜んで受け入れる。
最も空は日本で碌に友達がおらず、少し、欲しい気持ちもあった。

その時だった、夜空から見たことがない一人の男が浮かび上がったのは。





「あいつら人の命を何だと思ってるんだ!!」

放送が終わった後、キリトは憤慨していた。
檀黎斗なる新たな主催の一人が現れたと思ったら、本当の神を名乗る葛葉紘汰という男にエルフの容姿をしたツインテールの少女が殺された。
それだけでなく、アプリの配信で小学生くらいの女の子が金髪の男に殺されるグロすぎる悪意ある映像まで見世物にされた。
更にキリトと空は無事だったが、黎斗によって運試しで理不尽に命を奪われただろう人達もいる。
今まで対峙してきた各事件の元凶はおろかあのPoHを超えるほどのどうしようもない奴らだ。
もし、犠牲になった三人の知り合いがいたらどういう心境をしていたか想像は難しくない。

「同感だ。何が神だ、人類を舐めすぎだ」

檀黎斗より、葛葉紘汰のほうが神に相応しいのは一目瞭然だ。
見ている限りでは、お人好しで無謀だったが、正義感が強く、最後まで諦めなかった。
空白を異世界に召喚した、神のテトだって悪意はなく、命を奪い合うゲームを一切提案してない。
それに対し、あのゲームマスターは神を気取る傲慢な男にしか見えない。
空も改めてこのデスゲームの後味の悪さに内心は腹が立って仕方ない。

「とりあえず名簿を見る。仲間がいるかもしれないし」
「そうだな」

222二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 23:00:26
二人はそれぞれ恋人や仲間が殺し合いに巻き込まれないことを気が気でなかったり、特定の人物がこの場所に来ているか願ったりしながらタブレットを開き、名簿を確認した。

「白すらいないのか」

正直、ステフといづな、ジブリールらはこのゲームにいないことに喜ぶべきだ。同時に、白がいないのは致命的だ。
天才である白がいればどんな確定要素を見つけ出し、ゲームの攻略に近づけていた。
空白が揃わないのは空にとってかなり痛手だ。
白がデスゲームに巻き込まれないことに一瞬だけ安心してしまったので、複雑な気持ちだ。

「俺はいなかったけど、キリトは?」
「何で、何であいつがいるんだ!!」

キリトに声をかけた直後、名簿を見ながらかなり険しい顔をしている。
その様子だと問題のある人物がいるのだろう。

「俺の仲間はいなかった。だが、最悪なことにこのデスゲームに確実に乗る奴がいる」
「誰だ?」
「PoHという奴だ」

アスナやクラインら他の仲間達がこの殺し合いにいないのは安心だ。
しかし、よりによってこのゲームで呼ばれてはいけない男、PoHがいるのは最悪だ。
SAO事件を通して、最悪のレッドプレイヤーで殺人ギルドのラフィン・コフィンのリーダー。
本性は外道以外になく、ラフィン・コフィンと攻略組が煽動され、潰し合わされた。
ラフィン・コフィン討伐戦で姿を現さずに、陰で嘲笑っていた。
その後もUWで姿を現し、ラフィン・コフィン討伐戦と似たやり口で再び惨劇を起こそうとした。

「そんなに腐りきった奴がいるか」
「PoHはあの時、杉の木にしたはずなんだ」

キリトはPoHの末路を語った。
UWでPoHと一騎打ちの末、打ち勝ち、二度と現れないよう大木にしたはずだった。
だからこそ、名簿で名を見つけた際、衝撃を隠せずにいた。
自力で大木から抜け出すのは不可能なのだから。

「それが事実ならハ・デス達は底知れない恐ろしさがあるな」

葛葉紘汰が神から人間に戻したのを考えると杉の大木から解放させる何らかの力があってもおかしくない。
そう思うとハ・デス達の強大さを身に染みた。
その反面、あくまで可能性の話だが、ハ・デスと磯野が何も知らされていない事実を動揺しているのを見る限り、一枚岩ではないのが、低くなく、力で従わせているか、それぞれ違う思惑があるかもしれない。
それに警備或いはセキュリティを頑丈にするのが普通だが、神とはいえ、葛葉紘汰が主催陣営に簡単に乗り込んだ件もおざなりな面があった。

「それと檀黎斗のことだが、勘だが、ヒースクリフって奴と似ているような感じなんだ」

あのデスゲームの主犯だった茅場昌彦ことヒースクリフは天才量子物理学者でゲームデザイナーを担当し、あの事件が起こるまで彼のことを憧れていた。
その後、茅場はヒースクリフとしてSAOでプレイヤーを監視しながら、ある勢力を立ち上げた。
ヒースクリフは旧アインクラッドで本来なら99層クリア後に100層でラスボスとして立ちふさがるはずだったこと。
死後は、仮想空間で観測者として見守るようになった。

『神であり最強のラスボスとしても君臨している私を倒せたら、ゲームクリアということ君たちを元の世界へ帰してやろう』

この発言でヒースクリフと同類だと理解してしまったのだ。
黎斗が本当に挑んで来てもハ・デス達が許容するとは考えにくい。

223二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 23:01:52
「なるほどな。ヒースクリフが関与してる可能性は?」
「明らかにない。檀黎斗と類似しているが、方針が違う」
「聞く限りだと低いな」

ヒースクリフは事実上の単独犯だったのに対し、檀黎斗はハ・デス達と手を組んでいる。
彼は一切、ルールを捻じ曲げず、フェアだったが、連中はデュエルに関しては改善してくれたが、それ以外はプライドも欠片もない。
そもそも、今のヒースクリフはハ・デス達に協力するとは到底思えなかった。
仮に協力したとしても特に黎斗はあの性格だと反目して、主催陣営は直ぐに空中分解した可能性が高い。

「でも、SAOっていうのを連中が盗んでたら話は別だ」
「確かにあり得なくはない」

黎斗達がSAO事件を技術やNPCの存在の件を含め参考にしたのなら、こんな大規模な殺し合いを準備できたのかもしれない。
あくまで仮説なので何とも言えないが。

「奴らに関しては関係のある人物と接触すれば、後々、分かるだろ。ところでデュエルを確認し直す」

主催の話を切り上げ、空は再度デュエルのルールブックを確認した。
黎斗によるルール改変が起きたが故、説明書に追加した箇所が記載されていないか念入りにチェックしていた。
カードゲーム方式では死なずに済むのは癪だが、ありがたいけど、逆にリアルファイト方式では今まで通り、命の危険性があるのは変わらない。
ついでにシンクロとエクシーズの試運転をし、あっさり使いこなした。
デュエルといえばキリトは殺された小学生くらいの少女に関するある疑問を思い出した。

「あの少女は何故、デッキの使い方を理解していなかったんだ?」
「説明書を記載していないのは考えにくいし、紙束デッキもあり得ないしな」

これについては主催が説明書を配布ミスや紙束デッキをわざと支給したとも思えなかった。
空自身に説明書も配られたお陰で直ぐにルールを把握し、肉おじゃ戦で完璧に使いこなしている。
空が持っている轟惑魔のデッキだって、徹底的に組み込まれている。
黎斗の放送でデッキは『強力なアイテム』と伝え、デュエルディスクとデッキ以外没収され、平等なのが分かるので後者の線も薄い。
となると単純な答えしかない。

「恐らく、本当にルールを理解していないであろう」
「それか使い方を確認する前に金髪の男に襲われた可能性もある」

そうでなければ、考えもなしにモンスターを出さないだろう。
ルールを把握していたら、最善策は正面から戦わずに魔法・罠カードを使って、時間を稼いで逃げるが勝ちだ。
この理由も仮定の一つで真相は永遠に開示しないだろう。
だが、最大の不運は同行者と巡り遭えなかったことだった。
キリトと空があの場にいれば死なずに済んでいたであろう。
デュエルのルールを空から教えを乞う未来があったかもしれない。

デュエルのルールブックアプリを再度、隅々まで全て読んだ空は次の話題に移った。

「危険人物についてだが、俺達が最初に遭遇したおっさんにPoH、女子小学生を殺した金髪の男だな」
「金髪の男はアプリからの配信で情報を手に入れたのが大きいけど・・・・」

キリトは再度、女子小学生が金髪の男に殺される理不尽さに助けることができなかった悔しさしかない。
気の毒ではあるが、金髪の男の情報が入ったのは皮肉としか言いようがない。

「あの金髪の男は参加者の中では上位に位置する存在だ」
「俺も只者ではないのはひしひしと伝わってくる」
「金髪の男に負けるつもりはないが、今はまだ仲間を集めるのが優先だ」

224二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 23:03:36
金髪の男は槍を使っているとしか、現在はそれしか情報がない。
支給品という勝負を左右する不確定要素もあるので侮れない。
白がいない今、金髪の男のような上位クラスの攻略は時間がかかるだろう。
当たり前だが、ここには白と遜色ない天才がいないのは明白だ。
でも、獣人種(ワービースト)とのゲームでは勝てたのは空白の力があったというのもあるが、仲間や協力者がいたのが大きかった。
このデスゲームでも仲間の存在が鍵になってくる。
白の穴を埋められるか分からないが、人類の可能性を信じている。

「PoHは俺に任せてくれないか。あいつとは俺が決着を付ける」

『何度もお前の前に現れる』という捨て台詞は本当に現実になってしまった。
PoHは確実に自分を狙ってくるし、今頃、誰かを襲い、悲劇を起こさせているだろう。
また自分の前に現れるなら覚悟しないといけない。
今度こそPoHと決着を付けて、長きに渡るラフィン・コフィンの因縁を終わらせる。

「だが、危なくなったら加勢する」
「肝に銘じておく」

これはキリトだけの問題ではない。
いずれ他の参加者にも直面するので、空は釘を刺した。

黎斗の放送が始まる前に遭遇した変なおっさん(肉おじゃ)の戦闘力は可もなく不可もなし。
ただ、誰かと手を組まれたり、時間が経つにつれて、チートカード以外にも装備が充実になり得るかもしれないので油断しない。

「檀黎斗に人質になった少女の関係者も警戒しておかないとな」
「それって・・・・美遊という少女救う為にその関係者が殺し合いに乗る事態か」
「人質がいるのにその関係者を呼ばないのはまず有り得ない」

空は美遊という少女の関係者も巻き込まれていることを放送の時点で確信していた。
キリトは空に明言されるまで考えてなかったが、美遊が人質にされるもう一つの最悪のケースを察した。

「奴らのことだ。ゲームを円滑に進めるために人質を餌にして煽らせているな」
「檀黎斗達がやりそうなことだな」
「勿論、ゲームに乗らずに人質奪還の方針だったら問題はない。万が一、馬鹿なことをしでかす可能性も考慮する」

キリトは主催に対し、苦々しい顔をするしかなかった。
もし、美遊の関係者が本当に殺し合いに乗っていて、対峙してしまったら、説得に成功できるか分からない。
美遊の関係者がこのデスゲームに乗っていないのを願うしかない。

継国縁壱という人物に関して、情報が皆無で余り話題にならなかった。
しかし、空は主催が特別扱いし、何故か嫌な予感がしたのでキリトに最大限の警戒をするよう忠告した。

「と、まあ、俺達が知っている範囲の警戒すべき危険人物だ」

キリトは改めて空の洞察力に驚かされた。
様々な視点や最悪の場合も考えており、彼は抜かりがなく、有能だ。
このデスゲームを打破するには、空の駆け引きが重要になる。

「もう移動しようか」
「そろそろ、狐島から出ないとな」

孤島にはキリトと空しかいないが故に変なおっさん(肉おじゃ)の時みたいに情報交換中に襲撃がないのはよかったと思う。
だが、この島に配置されたが為に出遅れてしまうであろう現状だ。
ここに留まっても事態は好転しないし、何も始まらない。
当初の方針通り、参加者と接触して、仲間を集める。

225二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 23:05:25
出発する前に二人のゲーマーはそれぞれの思いがある。

(檀黎斗、てめぇは俺が止める)

今のキリトの状態はUWと一緒だ。
痛覚があるのはいつも通りだが、UW同様、血も出るだろう。
それはPoHも言えることで、黎斗に調整を施されたのだと推測する。

黎斗はゲームに対する情熱は本物だ。
黎斗とヒースクリフは類似しているようで違う部分がある。
ヒースクリフは神を名乗らずに、傲慢でもない、なにより、バレた後も逃げずに堂々と自分に勝負を挑んだ。
SAO事件を起こして、かなりの犠牲を出したのは許されるものではない。
それでも、彼には彼なりの追い求めていた理想があったのは確かだった。
間接的に家族と修復する切っ掛けを作っており、彼を恨むことはできなかった。
黎斗はヒースクリフと違い、自称神を名乗り、今も笑いながらどこかで高みの見物をしている。
奴はヒースクリフに遠く及ばない、キリトは主催打倒の挑戦を受ける。

(檀黎斗。あまり、人類を舐めるんじゃねぇ)

空も黎斗に宣戦布告し、このデスゲームの攻略に挑戦を受ける。
黎斗がゲームに対する熱があるのだけは認める。
殺し合いには当然、乗らずに仲間を作り脱出して主催者にゲームを挑む。
神への挑戦はディスボードの世界と同じだが、違うのは黎斗が邪悪な神様気取りのみだ。
今度のゲームは現実の『戦争』で本当に死んだら終わりで今までにやったゲームとは訳が違った。
空白が揃わないのも興味本位か、ビビッて二人参加させるのを恐れているか、或いは別の理由かもしれない。
盟約もなく、都合が悪いとルールを改ざんする連中に絶対に負けない。
白は不在で、少々、手こずるかもしれないけど、それでも我々が勝つ。

「空黒(くうこく)に敗北の二文字はない」
「何だ空黒って言うのは?」
「白がいない今、脱出までの間、俺とキリトは臨時でコンビ名を名乗ろうと考えていた。空は俺の名前そのもので、キリトはイメージカラーが黒だし。勝手に名前を付けるのは駄目だったか?」
「賛成だ。気に入った」

空は主催に対し、宣言を表明する。
平行してコンビ名が決定し、改めて結成する。
二人のゲーマーは仲間を集めるべく歩き出した。

その後、キリト達は海辺に着いたが、海面が広がっており、肝心な島に上陸する方法はあっさりと解決していた。
そこにはいくつかのモーターボートが配置されていた。
主催陣営が孤島からスタートしたが故の救済措置なのは察しがつく。
キリト達が選んだのは高級で木材の美しいほうだ。

「俺はリアルでバイクの免許を取っているからいけなくはないが、空は出来るのか?」
「ゲームで鍛えたから問題ない」
「突っ込み要素はあるが、俺が操縦する」

空は明らかに素人で不安な箇所はあるのでモーターボートの運転はキリトに任せる。
走行中に襲撃されるのを考慮し、その時は仕方なく交代して、キリトが対処し、空は操縦を担当する。
幸い、操縦はご丁寧にマニュアルが用意されており、二人は読んで理解した。

「本島に上陸する前に地図の外を確かめに行く」
「望みは薄いけど、調査しない訳にはいかないもんな」

226二人だけは二人信じてる ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 23:07:10
キリトも会場外の水平線の向こう側は気になっていた。
しかし、主催者も対策を立てない程馬鹿ではない、明らかに連中の干渉を受けるだろう。
本島には当然だが、船やモーターボートを配置するはずがない。
リスクはあるが、海の調査ができるのはキリトと空しかいない。

「出発進行」

モーターボートを出航し、会場外へ進路を定めた。
発進した当初は操縦がぎこちなかったが、徐々に慣れていき難なく操縦出来た。

隣には一緒に戦ってくれる元の相棒はいないが、新たな相棒は互いを信頼しているから。

【D-8 海上/一日目/深夜】

【キリト@ソードアート・オンライン(アニメ版) 】
[状態]:疲労(小)
[装備]:カゲミツG4@ソードアート・オンライン、高級木材のモーターボート@現実
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜2(確認済み)
[思考・状況]基本方針:ハ・デスと檀黎斗を倒す
1:空と共闘する
2:地図外を調査しに行く。調査後、D-7の本島に上陸する
3:変なおっさん(肉おじゃ)、PoH、念のため美遊の関係者を警戒
4:金髪の男(ポセイドン)、継国縁壱を最大限に警戒
[備考]
※参戦時期はソードアート・オンライン
アリシゼーション War of Underworld終了後
※遊戯王OCGのルールをだいたい把握しました
※アバターはSAO時代の黒の剣士。
GGOアバターに変身することも出来ます。GGOアバターでは《着弾予測円(バレット・サークル) 》及び《弾道予測線(バレッド・ライン) 》が視認可能。
その他のアバターに変身するためには、そのアバターに縁の深い武器が必要です。SAOのアバターのみキリトを象徴するものであるためエリュシデータやダークリパルサー無しでも使用出来ます。SAOアバター時以外は二刀流スキルを発揮出来ません。これらのことはキリトに説明書に記されており、本人も把握済みです
※主催陣営はSAO事件を参考にしたと推測しています。
※空と空黒というコンビ名を結成しました。

【空@ノーゲーム・ノーライフ(アニメ版) 】
[状態]:健康
[装備]:デュエルディスクとデッキ(轟惑魔)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品
[思考・状態]基本方針:ハ・デスと檀黎斗を倒す。あまり人類ナメるんじゃねぇ
1:キリトと共闘する
2:地図外を調査しに行く。調査後、D-7の本島に上陸する
3:主催者と関係ある人物と接触する
4:変なおっさん(肉おじゃ)、PoH、念のため美遊の関係者を警戒
5:金髪の男(ポセイドン)、継国縁壱を最大限に警戒
[備考]
※参戦時期はアニメ終了後
※遊戯王OCGのルール及び轟惑魔デッキの回し方を把握しました
※主催陣営はSAO事件を参考にしたと推測しています。
※キリトと空黒というコンビ名を結成しました。

227 ◆2fTKbH9/12:2024/01/01(月) 23:08:32
決闘ロワの一作目の仮投下を終了します。

228 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:32:37
決闘ロワの二作目の仮投下します。

229マゾクの心得 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:35:02
「会場の外に出たら起爆。そりゃ、当然か」

空達は地図の外を調査するべく、会場外の直前まで来て見たのはよかった。
このまま脱出が可能か確認するため、会場の外に出た瞬間に首輪の警告が鳴った。
想定内であるが、外からの脱出は不可能でその先に何があるか不明だ。
直ぐに旋回し、このまま当初の目的であるD-7に上陸する。
収穫がない訳でもなく、地図の外の調査報告を他の参加者に共有できるのだから。
空としては海面の中も調べたかったが、まだ夜で暗すぎるのもあるが、絶対に用意されないだろうウェットスーツがなく当然ながら断念。

「案の定、外からの脱出は不可で微妙な成果だ」
「他の人に外の件を伝えるだけでマシだな」

その後、キリト達は無事、北東のD-7に到着した。
途中で襲撃は起きなかったけど、モーターボートを流石に放置はせずにデイパックに仕舞った。
突然、空はある物を思い出した。

「キリト念のためハズレの支給品を見せてくれないか?」

肉おじゃに襲われる前にキリトは唯一のハズレの支給品があると言った。
空の支給品はデュエルディスクとデッキ以外主催に没収されてしまった。
だからこそ、例え、役に立たない物でも意外なとこで活用できると考えている。

「いいけど、この変な古い物だ」
「古代の遺産か」

キリトはデイパックから片方の角が生えた埴輪だった。
余りにも間抜けな面をしたデザインだ。

「お主達は誰だ?」
「喋った!?」
「誰だと言いたいのこっちだ」

すると声が聞こえ、埴輪が喋ったのだ。

「余の名はリリス。5000年も生きている魔族だ」
「俺はキリト、こっちが空だ」
「ってかここはどこだ?状況が分からぬのだ」
「空、如何やら何も知らないみたいだ」
「実はな」

リリスは状況を把握するべく、キリトと空に事情の説明を求めた。
ここは殺し合いに巻き込まれたこと、檀黎斗達によるデスゲーム開始宣言が行われたことなど伝えた。
リリスは最初こそ戸惑いを隠せなかったが、あっさりこの状況を受け入れた。
何故デイパックにいつの間にか入れられた記憶が皆無だ。
如何やら、支給品扱いでも参加者と同様な処置を取るようだ。

「余のぞんざいに扱うとは何事だ!!」
「それはごめん」
「直ぐに起きなかったお前も悪い」

因みにキリトがリリスを放置したのは故意ではない。
殺し合いが始まった直後もあって、慎重すぎていたが故、埴輪を手に取ったが、反応がなかったらしく、即デイパックにしまってしまった。
結局、ずっと熟睡し、2度目で外に出して、ここでようやく起きたのが真相。
キリトも悪気はなかったといえ、全く気づかずに放置した件を謝罪しているに今に至る。
最もリリスも封印が解かれる前も肉叩きやドアストッパーにされて、雑に扱われていたので今に始まったことではないが。

「余は5000年も生きておるのに空は何故、驚かん」
「俺の知る限り、お前以上に長寿がいるんだ。ドヤ顔で自慢されてもな」

230マゾクの心得 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:36:47
リリスは自己紹介をした際、長寿であるのをドヤ顔していたのだ。
キリトは驚愕したが、空は一ミリも反応がなかった。

そもそも空は天翼種(フリューゲル)のジブリールは6407歳なのは知っているし、他にも六千年前に起きたらしい大戦にも存命している種族もいることは多少は把握している。
逆にキリトはUWという世界で200年、300年も長生きしている人もいるが、流石に5000年はいないので驚愕した。
古代からずっと生きてきたのは理解しているものの、空にとってはそれと比べると霞んでしまっていた。

「余はいずれ世界を征服する魔族だぞ」
「冗談はよせ」
「あんたは根は悪人じゃないの、分かっている」
「本気だぞ」

キリトと空は短いやり取りでリリスの人柄を既に理解した。
確かに欲に忠実で尊大で、更に言うなら抜けているなど二人は敬う気は全然ない。
本質は悪ぶっているだけで本気で人を平気で傷つける魔族ではないことだ。
例え、しょうもないことで悪い事をしても詰めが甘かったり、自滅が想像するので全く危惧はなかったりする。

「それより、リリスは知っている人はいるのか?」

キリトは名簿をリリスの目の前に置いた。
そこで驚愕しかなかった。

「え!? ほぼ全員集合ではないか!!」

そこには、吉田優子、千代田桃、陽夏木ミカン、吉田良子、吉田清子、小倉しおんの名が載っていた。
シャミ子の友人、佐田杏里はいないのが幸いだ。

リリスはキリトと空に自分の一家の子孫と知り合いの魔法少女、シャミ子の友人がいることを話した。
六人の特徴と全員殺し合いに乗るわけがないことも伝えた。

「あんたの知り合い多いな」
「危険な人物がいるよりはマシかもな」
「シャミ子らが無事であればいいが・・・」

リリスも不安がないと言えば噓になる。
このバトルロワイアルは吉田一家や知り合いが無事でいられる保証はないのだから。
桃、ミカンは自衛出来るが、手に負えない人物とやったらどうなるか分からない。
シャミ子と小倉は持ち前の機転で乗り切ってくれると信じている。
良子は軍師と言える程、頭脳明晰だけど、まだ幼く、誰かに保護しないと危ない。
特に清子は戦える力がなく、心配だ。
不安要素は多々あるが、気が合わなくても死んだら悲しまないわけがない。
六人全員が無事に再会を祈るしかない。

「リリスの知り合い探しを付け加えるとして、リリスには今後の方針と放送後に俺とキリトと出し合った情報量を頭に叩き込んでおけ」

現在、これから参加者と接触し、そのために北東に行って、捜索すること。
主催の謎の目的に関する仮説や危険人物の詳細情報など伝達した。

「お主、良子以上に優秀かもな」

良子も頭の回転は速いが、下手すると空はそれを超えるほどの有能な人物だ。
あくまで推測だが、空は参加者の中で優秀な頭脳なら間違いなく三本の指に入るだろう。
全然、参加者と出会っておらず、今は確信できないが。

231マゾクの心得 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:38:15
「しかし、魔法少女と魔族がいる世界か」
「平行世界とは檀黎斗とやらも大胆だな」

リリスも最初こそ参加者は異世界から集められたと空から聞き、半信半疑だったが、デュエルカードを説明し、リリスも元の世界にこのカードゲームを知らない時点でパラレルワールドの存在を理解した。
空達はリリスのいる世界を聞き、大体、把握している。

「如何にも争いが起きそうなんだが・・・」
「安心しろ。今は穏健派な魔法少女が大半を占めていて、余らも無害なまぞくも多いし、お主らが思っている程、争いはない。」
「それなら、よかった」

キリトはUWで起きた人界と暗黒界との戦争を連想していた。
リリスが闇の一族、光の一族のことを聞かされて、異界大戦の二の舞が起きた可能性を心配していたが、何事もないみたいで安心している。
多摩市の人々は優しさに溢れているらしいので平和が一番だと思った。
リリスに全て事情を話したキリトと空は再出発をした。





「誰も会わないではないか」

再度移動を始めたが、あれから参加者と接触出来ずにいた。
C-6に来ては見たけど、人っ子一人見当たらない。
リリスが捜しているシャミ子達すら遭遇していない。
空は何も進展がないのではと一瞬、考え出すくらいに。

その時、音が聞こえて、遠くに1台の車が走っていた。

「あっちに車が走っているぞ」
「やっと人と会えるのか」
「接触するが、車にいるのがゲームに乗っていない人とは限らないぞ」
「分かっている」

遠いが、十分な距離もあり、キリトは警戒しながら車に向けて手を振った。
しかし、気づく気配はなく、段々と遠ざかっていた。
これで車に乗っている人は危険人物ではないのは明白だが、同時にキリト達がいるのに明らかに周りを確認していない様子だ。
キリトは走り出し駆けようとしていた。

「もういいキリト、無駄な体力を使うな」
「そう、だな。追いかけても見失うだけだな」
「手を振ったのに分からんとかとんだ愚か者だ」

キリトは追いかけかけたが、空に静止されて、冷静になった。
空とリリスは車にいる者に大いに失望していた。
並行して空は何者かに意図的に避けていると推測しているが、証拠が弱い部分も多く、断定は出来なかった。

もし、車に乗っていた主こと冴島鋼牙と柊ねむが彼らに気づいていたら当然、車を止めて接触していただろう。
否、鋼牙はともかく、ねむは車の窓を眺めキリト達を目撃したが、直感からキリト達と接触したらねむにとって死活問題になると感じていた。
危惧する通り、空はねむの隠している本質を時間がかからずに見破っていたかもしれない。
空達は魔戒騎士の情報を得て、主催にいる黒い騎士に関する考察をしていただろう。
だが、鋼牙は一瞬で周囲の確認を怠る大きなミスをし、キリト達の接触を逃してしまった。
後の遭遇する二人とゲーマーの二人を加えた六人で二人のマーダーと戦う未来があった。
全部IFの世界で時間を戻すことはあり得ないのだから。

232マゾクの心得 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:39:58
車を追うのを断念した後、それから参加者の捜索をC-6からC-7に移っていた。
C-7を隈なく捜し回っているが、この付近も見つからず仕舞いだ。

「この辺りも誰もいないか」

車に無視される形になってから、巡り合わせもなく、収穫もない。
リリスはげんなりしつつあった。
でも、端っこにいる可能性もあるので捜さない訳にもいかない。
少し、歩いたら建物を発見した。
それは空の知っている建物だからだ。

「エルキア大図書館が何である?」
「知っておるのか」
「今いる世界のイマニティの図書館だ」

忘れる訳がない。
元々は人類種(イマニティ)の所有物だったが、昔、天翼種(フリューゲル)にゲームに負けて奪われてしまった。
後に空白の具象化しりとりというゲームに勝って、所有権を取り戻したが。
以降は情報を得たい時はこの図書館に寄っている。
空はエルキア大図書館を見つけたことにより、新たに方針が思い浮かんだ。

「キリト、リリス寄り道してしまうが、俺は図書館を調べたい。もしかしたら、手掛かりが残っているかもな」

可能性は高くないが、何かしら情報があるなら調べておく必要がある。
この会場の全体の仕掛けや秘密、主催の情報等、断片的でも残っているなら見逃さない。
中の構造も本物かそれも見ないといけない。

「その前に参加者の捜索が優先だな」
「だな。捜索後は図書館に寄る。リリスもそれでいいな?」
「仕方ない、お主の見知った場所だし、道草に付き合ってやろう。」
「決まりだな」


空はエルキア大図書館を見つけた際、もう一つのプランを考えていた。
それはエルキア大図書館に6,7人(支給品扱いは除く)くらい集まったら二手に分かれるというもの。
大人数で動かずに固まっていると情報収集にどうしても遅れが生じてしまう。
エルキア大図書館を調べても手掛かりがないなら時間が短縮するが、有力な情報を得たら長時間かかり、話が別になる。
特にリリスみたいに知り合いがいる場合、早く合流させてあげたい気持ちもある。
参加者を捜索する組と図書館に残って情報を集める組に分けて、効率よくするということだ。
前者は西か中央辺りで捜索させ、後者の空を含む居残り組は図書館の調査終了後にD-6の近場の島に向かう。

だが、5人以下の場合は固まるしかない。
一般人やサポート系が何人かいて、別行動するとどうしても戦力が偏ってしまう。
万が一、金髪の男みたいな上位クラスの力を持った者や手を組んでいる連中が来ると対処が難しくなる。
集まらなかったら知り合いがいる人には申し訳ないが、我慢して貰う。
デメリットは上記の通り、情報収集の出遅れだ。
あの車の面子がこちらに気づいていれば仲間にして、負担を減らせたかもしれなかったと残念すぎた。
どっちにしろD-6の近場の島に行くのは変わらない。

少なくとも一回目の放送前後にはエルキア大図書館を調べ始める。
この案は北東で参加者の捜索後、キリト達に話す。
友好的な参加者と接触できた場合、一気に話したほうが早い。


空達はエルキア大図書館を一時、後にし、まだ人がいるかもしれない近辺の捜索を再開した。

233マゾクの心得 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:42:14
【C-7 国立エルキア大図書館付近/一日目/黎明】

【キリト@ソードアート・オンライン(アニメ版) 】
[状態]:疲労(小)
[装備]:カゲミツG4@ソードアート・オンライン、ごせん像@まちカドまぞく
[道具]:基本支給品、ランダム支給品0〜1(確認済み)
[思考・状況]基本方針:ハ・デスと檀黎斗を倒す
1:空と共闘する
2:北東で参加者を捜す
3:2の後、エルキア大図書館に寄り、調べる
4:変なおっさん(肉おじゃ)、PoH、念のため美遊の関係者を警戒
5:金髪の男(ポセイドン)、継国縁壱を最大限に警戒
[備考]
※参戦時期はソードアート・オンライン
アリシゼーション War of Underworld終了後
※遊戯王OCGのルールをだいたい把握しました
※アバターはSAO時代の黒の剣士。
GGOアバターに変身することも出来ます。GGOアバターでは《着弾予測円(バレッド・サークル) 》及び《弾道予測戦(バレッド・ライン) 》が視認可能。
その他のアバターに変身するためには、そのアバターに縁の深い武器が必要です。SAOのアバターのみキリトを象徴するものであるためエリュシデータやダークリバルサー無しでも使用出来ます。SAOアバター時以外は二刀流スキルを発揮出来ません。これらのことはキリトに説明書に記されており、本人も把握済みです。
※主催陣営はSAO事件を参考にしたと推測しています。
※空と空黒というコンビ名を結成しました。

【空@ノーゲーム・ノーライフ(アニメ版) 】
[状態]:健康
[装備]:デュエルディスクとデッキ(轟惑魔)@遊戯王OCG
[道具]:基本支給品、高級木材のモーターボート@現実
[思考・状況]基本方針:ハ・デスと檀黎斗を倒す。あまり人類ナメるんじゃねぇ
1:キリトと共闘する
2:北東で参加者を捜す
3:2の後、エルキア大図書館に寄り、調べる。二手に別れるかは人数と戦力状況による
4:主催者と関係ある人物と接触する
5:変なおっさん(肉おじゃ)、PoH、念のため美遊の関係者を警戒
6:金髪の男(ポセイドン)、継国縁壱を最大限に警戒
[備考]
※参戦時期はアニメ終了後
※遊戯王OCGのルール及び轟惑魔デッキの回し方を把握しました。
※主催陣営はSAO事件を参考にしたと推測しています。
※キリトと空黒というコンビ名を結成しました。

【キリト、空の地図外についての共通認識】
・マップの端に出たら首輪による警告音が鳴り、それでも留まったら起爆する。
・水平線の向こう側の外側は現状不明。

【ごせん像@まちカドまぞく】
キリトに支給
リリスが封印されている依り代。
封印前はシャミ子しか聞けなかったが、封印が一部解除されてからはシャミ子以外にも声を届けることができた。
参戦時期は原作4巻(アニメ2期)終了後。

『施設紹介』
【国立エルキア大図書館】
イマニティが所有する図書館
館内にはたくさんの本が置かれており、知識が豊富である。
地下にも本があり、そこで具象化しりとりゲームが行われた。

234マゾクの心得 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 16:43:04
二作目の仮投下を終了します

235 ◆2fTKbH9/12:2024/01/03(水) 23:53:47
決闘ロワの二作目の仮投下の>>231>>232を修正します。


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