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妄想ロワ雑談所 Part.2

3653名無しさん:2025/04/22(火) 05:31:20
>>3652

信彦はそれにも「それはいつか訪れる自由を信じていたからだ」と話すと自分を縛っていた手錠を念動力で破ると『自由』の身となり立ち上がる。

「俺は怪人がありのままの姿で生きていける世界を創る。それは即ち、怪人が人間と仲良く『共存』する世界などではない。怪人が人間の『上位』として生きる世界だ!!」

自分が信じてきたゆかりの想いに裏切られ、自分を信じ続けてきた者達が人間達によって殺されてしまった今、彼は人間を完全に見限ってしまったのだ。そして、『共存』を諦めた彼は、人間と『闘う道』を選んだ。
ゴルゴムの怪人達が見つめる中、完全体に変身する信彦。

直後、創世王と同じ念動力を使い、ダロムの首を締め上げると、そのまま地面に叩きつける。

圧倒的な力を手に入れ、ゴルゴムの長であるダロムをねじ伏せ、新たな怪人の生きる道を示した信彦にビルゲニア、ビシュム、部下達は賛同する。ダロムは信彦が人間と闘う道を示し、部下達もそれに着いて行く事を選んだ事を認め、新たな体制で長となろうとする。

しかし、突如ビシュムがサタンサーベルで彼を後ろから刺し殺してしまう。仲間を平然と殺した彼女にバラオムは『ダロムが怪人達の未来の為人間達の陵辱に耐え続けた事は知っているだろ!』と問い詰めるも、ビシュムは『人の下に着くのに慣れ過ぎたダロムはもう変われない』と反論。

ダロムを慕っていたバラオムは信彦には従わないと主張するも、信彦に従うことを選んだビシュムは部下達に命じて彼を叛逆者として捕らえさせた。もうそこに、かつての三神官の姿は無かった。一方、サタンサーベルをビシュムに返却されたビルゲニアも信彦に着くことを選び、『まさかお前と組む事になるとはな』と信彦に握手を持ち掛けるも、ダロムと同じく『人間の下に着き続けた』彼を信彦は認めず、念動力で吹き飛ばして追放する。

その後、護流五無を乗っ取った信彦は、二つのキングストーンを所有している光太郎の元へと向かう。

光太郎、鯨、蚤、蝙蝠が待ち構えていた研究室に入るなり、信彦は今の自分の心境を吐露する。

「なぁ光太郎…俺は怪人になってから一度も満たされた事が無い。その理由がやっと分かった…違う価値観と知性を持った生物が、この世界には二種類いるからだ」

光太郎「…お前は、怪人だけの世界を望むんだな…」

「人間は劣等種族を排除して来た。その戦いに勝ち続ける事で栄えて来た。勝利は学ぶべきだ。価値観が合わないなら奪い合う…思想が違えば排除する…今度はそれを…俺達『怪人』がやる」

これまで様々なものを見て来た彼は、どうすれば怪人達が自由に暮らせる世界を創造出来るのかを模索して来た。その答えは、 今まで人間達が怪人達や他の生物達に行って来た戦い方を模倣する事だった。

新しい世界を牛耳る事を決め、光太郎を新しい創世王にしてやると自分と同じ道に誘うも、ゆかりと葵の想いを信じ続けている彼に拒絶される。

「…そうか。それがお前の答えか…」

シャドームーンに変身し、光太郎の仲間である蝙蝠、鯨、蚤を念動力で一蹴する。

光太郎も続けて変身しようとするも彼を押さえつけて変身を止め、生身の状態である彼を一方的に襲う。

内臓に損傷を与え、光太郎は二つのキングストーンを鯨のいる方向へ飛ばす。信彦はそのまま回収しようとするが、

光太郎「…どうした…殺すんじゃないのか…?」

何とかブラックサンに変身し、信彦の足を捕らえる光太郎を先程より苛烈に叩きのめし、遂に瀕死の重症を負わせてしまう。

力尽きた光太郎の為、鯨と鑿は互いにキングストーンを投げ渡し、唯一飛行能力を持つ蝙蝠に投げ渡すも、緑のキングストーンを取り損ねてしまい、信彦に奪われる。

逃げ回る蝙蝠を追いかけるも、出口で縄を張っていたニックに妨害され、蝙蝠を逃してしまう。

どうにか光太郎は捕らえようと研究所へ引き返すも既に彼等の姿は無く、外に停めてあった車で逃げられる。

こうして、鯨、蚤、蝙蝠、ニック達の決死の行動により一つのキングストーンの奪取に成功するも、もう一方は取り逃してしまう。更に、ビジュムに堂波のSPを殺させ彼を脅迫して政府すらも手駒とした。

ビシュムの部屋で大都市を眺めつつ、彼女から創世王の王位継承時の話を聞かされる。

ビシュム「創世王に意識は無い…それともある?ストーンを手にして創世王の前に立った時、私の意識が、創世王の中に入っていく感覚があった」

「それはお前の意思が、創世王を『支配する』感覚があった、という事か?」

ビシュム 「力があれば、恐らく」

光太郎か葵、どちらかに継承させるのか。それとも、自分が継承するのか。

『エキスを吸われ続ける存在に成り果てるなんて、考えれない』と告げられ、今までの創世王の在り方に徐々に疑問を抱いていく。

そして、新しいゴルゴムの長として、捕らえていたバラオムを牢獄から連れ出し、部下達の前に座らせると彼をナイフで刺すように促す。

「俺達はいつだって唾を吐きかけられてきた!」

「無意味な暴力に耐え、自分が産まれた理由を呪った!」

「こんな悲しい歴史なら終わらせるべきだと考えた!」

「創世王を消滅させ、我々怪人は自然に消えるべきだと思った!」

「だが『今』は違う!俺達は人間に縋るのでは無い…人間を『喰らって』生きる!」

「そして今俺達には、上も下も無い…」

「『全て』の怪人を護る為に俺は!『創世王』になる!!」

信彦は高らかに宣言し、その威厳は部下達を更に高揚させた。

そして最終回、仲間達の尽力により復活を遂げた光太郎と創世王の部屋で対峙する。信彦は、以前創世王がいた玉座で待っていた。
信彦の出した答えは、自分が創世王を継承し、その力で自身が望む世界を創造する事だった
光太郎がキングストーンを投げ捨てたのと同時に、彼とは鏡合わせの構えをとって同時に変身。

壮絶な死闘を繰り広げ、圧倒的な念動力を使って彼を追い詰める。そして、彼の腹部にシャドーブレードを突き刺し、再び重傷を負わせる。

「『あの世』でゆかりが待ってるぞ…」


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