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リレーSSスレッド

125十一 ◆ahYIRbY3u.:2020/04/26(日) 15:52:59 ID:DU9eahig0
>>124の続きです。(一ヶ月ぶりの更新で申し訳ない。物語を始めた以上は最後まで書き連ねます)

不意打ちに等しい先制攻撃で数は減らしたものの、11対2では分が悪いのは変わらず。
ともえたちは直ちにワンダー1号と2号へ加勢すべく、戦乱へと参戦する。
その時、林の茂みからなにかが虚空を通り、バフンウニの胴体に命中した。
「ウー!」
金切り声をあげて途端に動きが鈍くなったバフンウニ。
抉れた穴からはオレンジ色の艶に濡れた中身が漏れ出ていた。

「皆、お待たせ! 助っ人参上!」
呆気にとられた皆の元へ、タチコマたちと同じく、機械で体躯を装甲し
さらには、背中に大型の速射砲を携帯した銀色のフレンズが残火を過って現れた。
「ハウ! よく来てくれた、感謝する!」
「エビィ!?」
エジプトガンは交差した両手の手刀で、スパッとクルマエビの首を跳ね飛ばし、仲間に状況を伺う。
「ハウ、ウチコマはどうしたんだ?」
「エジプトガン、私も聞きたいことは山ほどあるけど話はあとで
 今は殲滅任務を続行! いざ、行くぞー!」
ハウの背負ったタンクが火を噴き、機銃掃射の礫がバフンウニの刺ごと身を崩していく。
「ニー……」
「エ、ビ……」
鉄の猛威を全身で受けたバフンウニが息絶えるころ、クルマエビも痙攣を数回ほどしてすぐに動かなくなった。


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