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優良の探偵物語

14優良の探偵物語14:2017/10/24(火) 15:53:26
 トイレから出るとサッと丸岡が寄り添ってきて、再び優良の腰にさりげなく左腕を回してきた。
 その様子を遠巻きに眺めていた男性客たちは失望した様子で、スゴスゴとその場を後にしていく。
 やはり、自分も狙われていたのだ・・・
 優良はさっきよりも強い力で引き寄せてくる丸岡に豊満な女体を預けながら、欲望が支配する店内へと再び歩を進めていった。
 舞台の上では中年男性が長髪の若い女を膝の上に抱え上げ、結合部を見せつけるように背面座位で交わっている。
 それに呼応するように薄暗い客席からは歓声やヤジが飛び交い、あろうことかカップルで来ている客は舞台そっちのけで弄り合っているではないか。
 まさしく地獄絵図の様相を呈している中で、美貌の人妻は席に戻ると再び暗がりの中に夫を探し求めていった。
 「ダメですよ、そんなにキョロキョロしたら。あくまで私たちはショーを見に来たカップルなんですから」
 「ごめんなさい・・・あ、あの・・・なにを・・・」
 探偵に小声で窘められつつ、優良は困惑の表情を浮かべた。
 ウエストに回されていた丸岡の左手がスライドをはじめ、優良の女体を這い回りはじめたのだ。
 「回りを見て気づいたでしょう?余所余所しいのは私たちだけですよ。不審に思われないためです。我慢してください」
 丸岡は優良の耳元で囁くと、自然なタッチで左手を人妻の肉体に這わせ ていった。
 確かに他のカップルは皆、ステージも他の観客も目に入らない様子で絡み合っている。
 優良は雪白の柔肌が大きく覗けるドレスの背をスッと伸ばすと、探偵の愛撫に身を任せたままステージに再び視線を向けていった。
 舞台上では瑞々しい裸身を背後の中年男に預けた女性が、汗まみれになって女体をしきりにビクつかせている。
 一方、男性は愛してもいない女性の膣に精液を射精するべく、だらしなく口元を歪めつつ抜き差しをどんどん加速させていく。
 それに伴い、女性の切羽詰まった喘ぎ声が店内に響き渡り、それに煽られた観客のボルテージもさらにヒートアップしていくのだ。
 (ダメ・・・やっぱり慣れない・・・)
 優良はまたしてもアルコールに手を伸ばしていった。
 真の借金問題が発覚する少し前から夫婦の間に性交渉はない。
 しかし、膣内に射精される心地良さは肉体が覚えており、それを間もなく舞台上の女性が味わうのかと思うと何故か嫉妬心が湧き上がってくる。
 羨望にも似た気持ちを抱えながら、優良はムッチリとしたヒップを無意識にモジモジと捩らせていた。
 「ああ・・・ダメ・・・」
 次第に丸岡の愛撫の範囲が広がり、優良は自然と甘い声を漏らしていた。
 ムチムチのヒップから剥き出しの太腿を撫で上げていたかとおもえば、敏感な脇腹をくすぐった挙句に魅惑の乳房へと素知らぬ顔で触手を伸ばしてくる。
 しかし、触り方はあまりにソフトで店内の他の男のようなガツガツした貪欲さとは無縁であった。
 優良は心地良さと軽い焦燥感を感じながらも、グラマーな女体を中年探偵に任せていく。
 そのルージュが光る唇からは微かに喘ぎ声が噴き出しはじめていた。


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