小悪魔の備忘録４ - 1618987273

1：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2021/04/21(水) 15:41:13: 皆様こんにちは。幻想郷は紅魔館大図書館の司書こぁです。
『小悪魔の備忘録』も４スレ目を立てることと相成りました。
これも皆様の温かいご支援のお蔭であると改めて感謝を申し上げます。
４スレ目はどれぐらいで完走できるのか？果たして完走そのものができるのか？
やや不安ではありますけど、精一杯頑張りたいと思います！

最初に紅魔館大図書館で活躍している私の仲間と姉妹を紹介します。
既にご存知の方もいらっしゃると思いますけど、初めて訪れた方もいるかもしれませんしね。
まずは私たち三姉妹のプロフィールからです。
内容は、以前『小悪魔の備忘録２』レス551(2017/10/07(土)投稿) を投稿してくださった方の記事を一部修正の上、引用させていただきました。
元記事を投稿してくださった方、ありがとうございました。 ^(_ _)^

【こぁ】小悪魔三姉妹の二女
大学時代にパチュリーに召喚され、紅魔館地下図書館で司書を勤める。
ドジでおっちょこちょいで調子づきやすいが、何事に対しても一生懸命に取り組む姿勢を見せる。
魔界図書館司書特Ａランク、魔界宮廷図書館司書一級の資格を持つ他に、主のパチュリーに喜んでもらおうと最近、咲夜さんの指導のお陰で魔界紅茶ソムリエ一級の資格を取得した。

【チョこぁ】小悪魔三姉妹の長女
基本的に体力バカかつ脳筋女の元軍人で、デスクワークと家事の一切合財が苦手。
軍隊時代は周囲からよくあれで隊長職に就けたなと不思議に思われていた。
自分や周囲に厳しい反面家族思いの所がある。
昔、近所のガキ大将に妹が虐められ泣いて帰ってきた時に激怒した彼女はいじめっこのガキ大将を半殺しにして高校で謹慎処分を食らった。
紅魔館への派遣任務を終えた後に軍を退役し、パチュリーの使い魔となった。

【ここぁ】小悪魔三姉妹の三女
小悪魔三姉妹の末っ子でしっかり者。
ここぁ曰く上の姉二人が少々問題ありで、自分がどうしてもしっかりせざるを得ないとのこと。
時々余計な一言を発言し、怒った姉に折檻される時がある。
魔界図書館司書Ａランクの資格を取得し晴れて司書見習いから正式な司書となったが、基本的には姉のサポート役に徹する。
一応司書としては姉を尊敬し、こぁのような司書になろうと日々頑張っている。

次は司書仲間を紹介します。 ^(^◯^)^

【ショコラ】
こぁとは高校時代からの付き合いでライバルを自称する。
かつて高名な魔法使いの使い魔だったが、反りが逢わないこともあり使い魔の契約を解消されたことがある。
物静かな感じの才媛なのだが、貴族の一人娘とあって時々物言いが高飛車になるのが欠点。
現在は魔界中央図書館の新人司書の研修監督官として、新人司書と共に紅魔館へ派遣されている。

【ユーナ】
魔界中央図書館から派遣されている新人司書のひとり。
こぁに似てドジなところがあり、一度は紅魔館大図書館の魔物化本の封印をうっかり解いてしまい、大騒ぎを起こしたこともある。

【ゼシカ】
魔界中央図書館から派遣されている新人司書のひとり。
ユーナとは司書の同期かつ同郷の幼馴染みで、彼女の失敗には呆れながらもをフォローを忘れない姉的な存在でもある。

それでは皆様、よろしくお願い申し上げます。
^(_ _)^
952：名も無き来訪者：2023/03/17(金) 13:18:03: パチュリー「処女を再び失ったんだから、今回の相手を反面教師に淑女になりなさい。」
どうやらイケメンというだけでホイホイついてゆくこぁを心配してるようだ。
953：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/18(土) 08:06:27: >>950
主人のことをこう申しては失礼ですけど、パチュリー様ってホント出不精です。
四六時中図書館に籠っていないで、たまには外の空気を吸うのも気分転換になって良いのに…。
パチュリー「…最初に断っておくけど農園の中を歩き回るのは嫌よ」
こぁ「分かっています。でもこうやって外に出るのも気持ちが良くありませんか？季節も春めいてきましたし♪」
パチュリー「…今年も四季が順番に廻ってきただけでしょ」
まったく………パチュリー様のこういうところは昔から変わりませんから、今更嘆いても仕方ありませんけどね。 ^(´ `;)^
秋農園では秋神様の歓待を受けてから早速イチゴ狩りへと突入した私たち小悪魔レディース６人、パチュリー様はが用意してくれたテーブルでお待ちいただきました。
なにせ６人が各々『パチュリー様に召し上がって貰おう』という頭でいたのですからそれなりの量と相成りました。
私自身イチゴ狩りは初めてだったので楽しかったですし、採れたてのイチゴの美味しさにも感動してしまいました。
パチュリー様もその美味しさにはお気に召したようで顔もチラッとでしたけど綻んでいましたね。
まぁ当のご本人は否定していましたけど。
954：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/18(土) 10:20:51: >>952
う～む………まさかサキュバスしている件でパチュリー様からお小言を頂戴するなんて予想だにしていませんでした。
それに『淑女になりなさい』と言われても淑女てサキュバスとは真逆の立ち位置にあると思うんですけどねぇ………。
チョこぁ「イケメンなら誰某見境なく着いて行くなってことじゃないか？」
こぁ「そんなことないと思うけどなぁ…」
チョこぁ「この間のことはパチュリー様の悪戯がきっかけだったとはいえ俺様系の嫌な奴だったんだろ？パチュリー様が仰ったのは相手をそれなりに見極めることも忘れるなということだと思うぞ」
こぁ「寝る（意味深）前から嫌な性格て分かってれば最初から相手しないわよ。でも大抵は寝てからでないと本性は分からないわ。この間は私が初めてと勘違いして本性が出てきたに違いないわ」
チョこぁ「私もお前の言う通りだとは思うが、そんな仏頂面してないでパチュリー様のお気持ちも汲んで差し上げろよ。心配されていることに変わりはないんだからな」
こぁ「分かってるわよ。あと仏頂面だけは余計よ」
チョこぁ「まあ少なくとも『淑女になる』はお前には逆立ちしても無理だろうだがな♪」ﾜﾊﾊ♪
こぁ「うるさいッ！」ｲﾗｯ！
955：名も無き来訪者：2023/03/18(土) 21:07:49: 真夜中に『夜の奉仕活動のお出かけ』から帰ってくると、玄関前に鼻息荒く腕を組んだブーメランパンツとスポーツブラのマチョリーが立っていた。
それを見たこぁがあわててUターンして逃げようとしたところ、あっという間にマチョリーに捕まってしまった。
そして『サキュバスとしての夜の奉仕活動するのは種族として仕方ないからいいんだけど、夜のskmdy！な活動はほどほどにしなさいね！』と四の字固めなどプロレス技を悲鳴をあげなからかけられお仕置きされ、暫くベッドから起き上がれなくなったこぁでありました。
956：名も無き来訪者：2023/03/18(土) 21:19:33: ttps://livedoor.blogimg.jp/coleblog/imgs/e/d/ed772683.jpg
ここぁと行ったプリズムリバーとのバンドのコンサートで太鼓の付喪神の雷鼓さんを見たこぁ。
イケメンバンドマンだと勘違いして妹が止めるのも聞かずに花を買ってきて楽屋に突撃。
そして雷鼓が女性だと知って当たり障りのない感想を述べて花を渡しとぼとぼと帰ってきました。
帰ってきてその事をぼやくと姉やショコラさん、そしてお嬢様に笑われました。
957：名も無き来訪者：2023/03/18(土) 21:39:42: 同じレベルの二人がくっつくという言葉があるから
男から見てもこぁは嫌な俺様女に見えちゃったりして
そんでやる時に弱みを見せたからマウントを取って...って感じだったりかもね
958：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/19(日) 17:08:52: >>955
こぁ「イタタタッ………もうパチュリー様ったら少しは手加減してくださいよ…」
パチュリー「言われなくても手加減したわよ。だいたい私が淑女になりさないと言った舌の根が乾かない内に夜這いをした貴女が悪いのよ。少しはほとぼりが覚めるぐらいまで我慢しなさい」
こぁ「そんなぁ～ご無体なぁ～」
パチュリー「なにがご無体よ。まあ少しやり過ぎたかなとは思ってるから三日間休暇をあげるわ。ゆっくり養生なさい」
特別休暇をいただけたのは嬉しかったですけど、身体のあちこちが痛くて休暇を楽しむどころではありませんでした。^(´ω｀)^
959：名も無き来訪者：2023/03/20(月) 10:51:26: 「フフフ…『アントニオ・パチュリー』なんていいかもね…。」
パチュリーがマチョリー化して立ったまんまプロレスの本を読んでいる。
>>955でプロレス技をかけられお仕置きされ、嫌な予感しかしないこぁ。
とりあえず夜の奉仕活動のお出かけは控えようと思ったこぁでありました。
960：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/20(月) 22:45:51: >>956
あぁぁ………またやってしまいました、勘違いという名の過ちを………。
らいぶはうす（幻想郷では平仮名書き）からの帰り道ではここぁから、紅魔館に帰り着いてからは皆にひとしきり笑われました。
まあ自分がやってしまった失態ですから耐えるしかありません。
でも言い訳を許して貰えるならば、らいぶはうすでは後ろの方の席だったので胸まで確認できなかったんです。
おまけにあのハードなドラム演奏、男性ドラマーと勘違いしてしまうのは仕方がないと思います！
久し振りに上玉な男性に巡り逢えた！と胸踊らせたのですけどねぇ………上手くいかないものです。 ^(;つД｀)^
961：名も無き来訪者：2023/03/21(火) 06:48:23: こぁとパチュリーのキャットファイトならぬムチムチパンツレスリングの会場はここですか？
962：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/21(火) 08:12:48: >>957
『同じレベルの二人がくっつく』………なるほど、確かに頷けるところがありますね。
ですが！私が俺様女に見えちゃったり…というのは納得できません！
確かに私がサキュバスする相手はイケメンですけど、『私の男になれ』とか『私が来てやったのよ』なんて上から目線だったことは一度たりともありません。
どんな想像をしようと貴方の勝手ですけど、誤解されたままは嫌ですから言わせていただきました。
だいたい人間が魔族にマウントを取ろうとすること自体無謀です。
どう足掻いてもできっこありませんし、弱小魔族でも人間には余裕で勝てますからね。
それに私らサキュバスには精気吸引術で相手を生命の危機に陥れることもできるのですから、努々マウントを取るなど思わないようにしてくださいね。
『浅慮は身を滅ぼす』です。
963：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/21(火) 10:45:23: >>959
ショコラ「…あら？こぁさん、今夜はお出掛けされなくて？」
こぁ「当分しないわ。またプロレス技掛けられたら堪らないもの」ﾌﾞｽｯｰ
ショコラ「それは御愁傷様。でも残念ですわね、人里でイケメンさんとすれ違いましたのに」ｸｽｸｽ
そうなんです、今日の昼間ショコラと霧雨道具店へ出掛けた折り、人里でイケメン二人組とすれ違ったのです。
以前ならコッソリ後をつけて住処を確認するところですけど、先日のお仕置きの一件もありますから今回は断念しました。
こぁ「それにしても、いつまでマチョリーのままなのかしら？さっきは『アントニオ・パチュリーが良い』とか仰っていたし…」
ショコラ「しばらくはこぁさんの抑止力のおつもりかもしれませんわね」
こぁ「抑止力か………まぁ良いけど、せめてタンクトップ着て欲しいと思わない？スポーツブラとブーメランパンツだけなのは勘弁して欲しいわ」
ショコラ「そうですわね確かに…」
マチョリー化したら羞恥心が失くなるのでしょうか？スポーツブラとブーメランパンツだけで館内を闊歩するパチュリー様の姿にはショコラも苦い顔です。
おかげで妖精メイドさんの中には泣き出した娘も出ましたし、タイミング悪く訪れたアリスさんなどは卒倒してしまいました。
こうなるとお嬢様もさすがに黙っていることはできなくなりパチュリー様に『いい加減にしろ！』と直談判。
おかげでパチュリー様も（渋々でしたけど）マチュリー化を解除してくださいました。
やれやれです。 ^(；´ `)^
964：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/21(火) 16:19:16: >>961
誰がそんなもの（>>ムチムチパンツレスリング）やるんですかッ？！
仮に真面目にやろうとしたら私なんか秒殺されちゃいます。
姉なら互角に闘えるかもしれませんけど、非体育会系の私には無理ゲーな話です。
それとそういう話は安易にしないでください。
ただでさえマチョリーになったパチュリー様には手を焼いているのに、レスリングなんて話がお耳に入ったら大変です。
星熊勇儀さん辺りを呼んでレスリング大会なんかをやらないとも限りませんから！
965：名も無き来訪者：2023/03/21(火) 16:53:13: マチョリー禁止でムチムチパンツレスリングをすればセクハラし放題...?
966：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/22(水) 07:08:29: >>965
それはそれでパチュリー様からお仕置きされそうーいや、確実にされますね。
て言うか、十中八九提案した時点でアウトです。
パチュリー様とはどうにかしてイチャラブしたい（セクハラではありませんから断じて！）んですけどね………。
967：名も無き来訪者：2023/03/22(水) 09:49:35: 気温が上がり暖かくなってきたから虫が出てくるようになった。
蝶々ならまだしもそうなると黒く素早いあん畜生も出てくるわけで、早速くいっくるが一匹捕まえて書き物をしているこぁの前に落として『なぁ～っ』と自慢げに一鳴きしてきた。
それを見て驚き椅子から転げ落ちるこぁ。
その後図書館の小悪魔総動員でキッチンや図書閲覧スペースの目立たない所にゴ◯ブリホイホイを設置して回り八意製薬の殺虫剤を受付カウンターに常備するこぁでありました。
968：名も無き来訪者：2023/03/22(水) 13:35:39: ドッシャーン！バラバラ…。
紅魔館の裏庭の方で突然何かが衝突し、壁が崩れる音がした。
「何？何があったの？な…なんじゃこりゃー！！」
物音に驚いて様子を見に来たお嬢様が自分の館に突っ込んでいる物を見て驚いていた。
なんとそれは魔界鉄道の使われなくなった蒸気機関車タイプの古い魔力で動く大型の魔導機関車だ。
パチュリーが召還実験で間違えて目的とは違うこの機関車を召還してしまったのだ。
「おい、パチェ！紫もやし！こぁ、あの馬鹿魔法使いはどこ行った！」怒り心頭で騒ぎの原因をつくったパチュリーの行方をあわてて窓ガラスや壁の破片を集めて片付けている小悪魔軍団の中から手近な所にいたこぁに尋ねるお嬢様。
なんとパチュリーは「マズイ事になったわね…レミィのやつ、これを見たらカンカンに怒るわ…。こぁ、一先ずほとぼりが覚めるまで私はどこかに身を隠すからレミィには上手いこと言っといて。」と言ってお嬢様が来る前に逃げ出してしまったのだ。
「あんの紫もやしの魔法バカヤロー、帰ってきたら覚えておきなさい…。」こんな魔導機関車なるデカブツを誤召還して壁を壊しておいて逃げ出したパチュリーに対しカンカンになって腹を立てるお嬢様。
そしてこれ…どうしょう…とお嬢様や残された小悪魔軍団らで頭を悩ますはめになってしまった。
969：名も無き来訪者：2023/03/22(水) 14:02:35: >>968続き
こんなデカブツの魔導機関車をこのまま突っ込ませたまんまにしておく訳にはいかない。
とりあえずこれ以上崩れないように壁を補強し、試しに機関車の動力の魔導機関を運転席に入り込んだチョこぁが動かしてみたら起動したので一先ず突っ込んだ壁から機関車を出すことに。
ポオーッ！と一発汽笛を鳴らし運転室の運転機器を操作しながら窓から顔を出して機関車をゆっくりとバックさせるチョこぁさん。
壊れた壁を応急修理しこの魔導機関車をどうしようか？と話し合い、虹龍洞鉱山でトロッコを牽くのに使えないか？とたまたま従業員大食堂に毎度の如くきつねうどんを食べにきていた菅牧典に主人の飯綱丸と鉱山現場監督の姫虫百々世に呼びにきて貰い見てもらったところ、「動力があるのはありがたいけど、こんなデカブツうちの鉱山じゃ大きすぎて使いようがないな」と百々世さん。
「百々世のところで使えないならそれじゃうちで引き取ろう、こんな珍しい物は滅多にお目にかけられないからな」と言い出す大天狗の飯綱丸さん。
邪魔だからタダでくれてやるとお嬢様は言うが飯綱丸はお嬢様に引取料だと大金を渡し、後日山童達を引き連れ山城たかねの運転するトレーラーに機関車をのせて持っていった。
それを見てあんな機関車を持っていって山に鉄道でも敷くのかしら？と思うこぁでありました
970：名も無き来訪者：2023/03/23(木) 13:12:48: そういえば間宮さんが紅魔館に居る経緯ってなんだっけ？
971：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/25(土) 09:19:26: >>968-969
機関車は何とか引き取り手が見付かって良かったものの、壁の方は少し時間がかかりそうです。
なにせ半端ないくらい大きな穴がポッカリ開いてしまったのですから、その補修たるや一朝一夕の話ではありません。
最初は美鈴さんと姉や門番隊の娘たちでと考えていたのですけど、部分的補修で本当に大丈夫か？という話になり、念のため星熊勇儀さん率いる星熊組（土建屋さん）へ頼むことになりました。
それにしても…パチュリー様はいったいどこへ雲隠れしたのでしょうか？
そんなことを考えながら瓦礫を片付けていると、一緒に片付けを手伝ってくれている咲夜さんとご機嫌超斜めなお嬢様の会話が聞こえて来ました。
レミリア「あの紫モヤシこれで何度目だ、屋敷に穴を開けたのは…！」
咲夜「お言葉ですが、お嬢様も妹様との喧嘩で穴どころか部屋ごと吹き飛ばされたこと、一度足らずともございますわね？」
レミリア「うぐっ！…だ、だから何だ？！」
咲夜「いえ、何でもございません。ただ似たようなことあったなぁ～と思っただけですわ。どちらも“出費”が嵩むことに変わりありませんから…」
レミリア「うぐぐぐ…！」
あちゃー…これは咲夜さん、かなりおかんむりですね…まぁ紅魔館のお財布を預かっている身としては頭の痛いことですから無理もありません。
私たちは余計な火の粉が飛んでこないよう敢えて会話には加わらず黙々と片付けに励み、妹様に至ってはいつの間にかいなくなっていました。(苦笑)
ところが、やはりと言うべきかパチュリー様とは私が一番お付き合いが長いせいか、『小悪魔、パチュリー様を見つけたら私が直接お話ししたいことがあると伝えて頂戴』との業務命令が降されました。
一応『小悪魔』と呼んでいますから私たち６名に告げているのだと思うのですけど、その実は限りなく私だけを指しているんですよねぇ…ニュアンス的に………。
現に姉やここぁは『こぁ頼むぞ（こぁ姉頼んだよ！）』みたいな視線をこっちに向けていますし、ショコラやユーナたちは『大変ね（頑張ってください！）』みたいな顔をしています。
まぁイザとなったらショコラか姉を捕まえてパチュリー様を咲夜さんの下へ連れ出す手伝いをさせることにしましょう…嫌だとは言わないでしょうし。
とりあえず、瓦礫の片付けを終えてから小悪魔全員でパチュリー様の避難先（潜伏先？）を捜すことになりました。
やれやれ………。
972：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/25(土) 09:42:49: ご、ごめんなさい！ひとつ飛ばしてしまいました！
>>968と>>969のお返事を投稿した瞬間、『あっ…』と思いましたが後の祭り。
申し訳ありませんでした。
はぁ………またここぁたちから『おっちょこちょい』と言われそうです。

>>967
こぁ「お前さぁ…あん畜生狩るのは良いけどね、わざわざ見せに来なくても良いから」
皆でゴ◯ブリホイホイを設置し終えた頃合いに、私に獲物のゴ◯ブリを披露してきたくいっくるが足元に纏わりついて来ました。
くいっくるを両手で抱えて一言物申してみてもこの猫(こ)は『褒めて褒めて♪』と言わんばかりに『なぁ～っ』と鳴くだけです。
本来の習性である拭き掃除をしっかりしてくれる、おまけに害虫も狩る優秀な猫なのは間違いないのですけど、狩った害虫を披露する習性だけは何とかして止めさせたいです。
目の前で狩られた害虫の無惨なシに様を見せられるのは結構キツいですから。(苦笑)
ですけど、もうあの黒い悪魔（もちろんゴ◯ブリ）が出没する季節になったのですね。
今年もまた妖精メイドさんや咲夜さんたちの悲鳴が木霊する季節にもなったというわけです。
973：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/25(土) 15:26:14: >>970
間宮さんの初出は私の稚拙スレ『小悪魔の備忘録３』のレスNo.767～769でした。
僭越ですけど、当時の私のお返事レス769の一部をコピペしますと、

>>私たちが知っているのは、本人は理由が分からないまま幻想郷に迷い込み、困り果てていたところをお嬢様に拾われたということだけです。
恐らく八雲紫さんが結界の管理を怠ったのが原因だろうとお嬢様は見当を付けていますが、肝心の紫さんがしらばっくれているので埒が開きません。

ーというもので、行き場に困っていたために紅魔館住み込みの調理師として働いて貰っているという訳です。
間宮さんもいつかは元の世界へ戻りたい気持ちをお持ちですけど、一方で紅魔館での生活も気に入っているそうです。
974：名も無き来訪者：2023/03/25(土) 16:39:00: 間宮さんは紫か隠岐奈に拉致された可能性があるということか

...こぁが艦娘のコスプレすれば間宮さんも寂しさ紛れるんじゃない？
間宮さんが居たにはこぁみたいに夜戦(意味深)が得意なのも居るとか居ないとか
975：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/25(土) 20:17:03: >>974
拉致なのか、それとも偶然結界の狭間に墜ちたのか………間宮さん自身が全く記憶もなければ何も分からないというのですから完璧な謎です。
お嬢様は紫さんの結界管理不備（『不備』と書いて『ざる』と読みます）説を唱えていらっしゃいますが…。
間宮さんを喜ばせたいのは私たちも同じですけど、艦娘コスプレ云々はよく分かりませんので…アハハ。
976：名も無き来訪者：2023/03/26(日) 19:40:26: こぁ、こんな夢を見る。
ttps://livedoor.blogimg.jp/coleblog/imgs/a/4/a4d945f5.jpg
パチュリーが自分の子供を抱っこしている夢だ。
ちなみに…。
あちらこちら捜索しているが、パチュリーはいまだに逃走中。
お嬢様と咲夜さんがカンカンに怒っているのを察しているのだろう。
977：名も無き来訪者：2023/03/27(月) 20:07:17: 外の世界の情報(薄い本)によるとこぁ以上にサキュバスな艦むす(鹿島)がいるらしい
この本の娘のようなコスプレをしてサキュバスとして振る舞えば間宮さんも懐かしむ...?

いや、女性に対してサキュバスの振る舞いをしても意味あるのかなあ？
978：名も無き来訪者：2023/03/27(月) 22:16:44: パチュリーが見つかった！なんとマチョリー化して安全靴を履き作業着を着込みヘルメットを被りさらに軍手をして虹龍洞鉱山で鉱石採掘作業員をしていた。
歩合の良い坑道採掘作業員として働きお金を稼いでいるのだろう。
たまたま虹龍洞へ紅魔館の用事で行ったこぁとチョこぁがトロッコを押して坑道から出てくるマチョリーを目撃したのだ。
一緒に帰ろう、一生懸命謝ればお嬢様も咲夜さんも許してくれると説得するが、あっしはしがない流れ者の穴掘り妖怪マッチェでござんす！人違いではないですか？と誤魔化す。
弁償のため少しでも稼がなければなりません！お嬢様方！危険ですのでお帰り下さいませ！と言ってトロッコを押して坑道に帰っていった。
あのマッチェとか言う作業員は絶対マチョリーのしたパチュリー様だ！百々世さんも二三日前にふらりと事務所にやってきて働かせて欲しいと頼み込まれたと言っていた！た紅魔館に帰ってからお嬢様らに話すこぁ。
その話を聞いたお嬢様は「あの紫もやしのやつ、少しは責任を感じているんだな。咲夜に帰ってきたら多少は手加減しておいてやれと言っといてやるか。」と笑っていた。
979：名も無き来訪者：2023/03/27(月) 22:19:10: >>978おまけ
お嬢様は無理して連れ戻そうとせずに好きなだけ鉱山で穴掘りでもさせておけ、そのうち帰ってくるだろうと言っていた。
980：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/28(火) 07:07:59: >>976
夢の中のパチュリー様のご息女はパチュリー様をそのままミニチュアサイズにしたような子でした。
如何にも漫画チックで微笑ましかったです。
因みに私はご息女のベビーシッター兼家庭教師で眼鏡をかけた才媛でした！
まぁーそれはさておき、パチュリー様を小悪魔軍団全員で捜しているのですけど未だに行方知れずです。
【潜伏先見当１】
アリス「パチュリー？来てないけど、どうしたの？」
【潜伏先見当２】
魔理沙「あの出不精が一人で来る訳ないだろ。仮にお前らと一緒でもあれこれ屁理屈捏ねて動こうとしない奴だぜ？」
【潜伏先見当３】
霊夢「分かったわ、ウチへ逃げて来たらそのまま追い返すから安心なさい」
こぁ「あ、いやそうではなくてですね、ひとまずウチへ連絡するか戻るよう一言申して欲しいんですけど…」
霊夢「えぇ～～嫌よ、面倒くさい…」
丁度賽銭箱の前を掃き掃除していた霊夢さん、相変わらずだなぁと思っていたら…
チャリーン♪
霊夢「まぁ知らない仲でもないし手伝ってあげるわ。困った時はお互い様でもあるしね」ﾌﾝｽ！
ショコラ「ご助力感謝いたしますわ」ﾆｺｯ♪
お賽銭の入った音にあっという間に方針転換する霊夢さん、これも相変わらずだなぁホント………。
981：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/29(水) 06:19:02: お返事が遅れがちで申し訳ありません。
仕事が忙しくなりまして、なかなかゆっくりと読んだりできないものでして………。
少しずつ返していきますので、ご理解をお願いいたします。 ^(_ _)^

>>977
あのですね、女性にサキュバスとして振る舞っても喜ぶ女性なんて基本的にいませんよ？
もちろん性癖は十人十色ですから、いわゆる『百合』な方だったら喜ぶかもしれません。
ただ私の見る限り間宮さんはその手の方ではないように思えます。
982：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/03/30(木) 22:31:25: >>978-979
パチュリー様は果たして気づいておられたのでしょうか？
自ら『人違い』と仰りながらも同時に『弁償のため稼ぐ』と口を滑らせてしまったこと、この国で言うところの『問わずに落ちず語るに落ちた』ことに…。
もちろん姉と私は粘り強く説得したのですが、パチュリー様は頑として自分は穴掘り妖怪マッチェだと譲りません。
それならばと百々世さんに事情を説明して紅魔館へ戻れるよう協力を仰いだのですけど、仕事振りは真面目で現場は助かっているし、こちらから辞めさせる理由が見当たらないんだよなぁ…とのこと。
普段の言動からすればパチュリー様がこの手の労働に勤しむなど凡そ信じられませんが、それだけ弁償を強く胆に銘じていらっしゃるのかもしれません。
だからと言って主人をこのままにしておく訳には参りません。
しかし、頼みの綱のお嬢様は笑って『放っておけ』ですし、妹様も『パチュリーの気が済むまでやらせとけば？』とドライな反応。
咲夜さんや美鈴さんはさすがに大丈夫かと心配していましたけど、『こぁちゃんたちの言うことを聞かないのなら私たちはもっと無理ですよ』とのこと。
かくなる上はアリスさんか魔理沙さんあたりに協力を仰ぐか………いや、あんなマッチェ姿なんかを見られるのはパチュリー様も嫌でしょうから却下。
皆でいろいろと考えたものの結局はお嬢様の仰るとおりパチュリー様の好きな様にさせておいて、代わりに私たちが交代で毎日それとなく様子を見に行くことにしました。
983：名も無き来訪者：2023/03/31(金) 01:03:10: 何日かしてやっとパチュリーが帰ってきた、なんとマチョリー作業員のままで。
実際に採掘作業員のマチョリーを目の当たりにしたお嬢様は驚いたが応接室で懐からスッとお金が入った封筒を差し出し、鉱山の労働組合の頑張りで何か特別ボーナスが出た、良かったら館の修繕の足しにして欲しいと言ってきた。
咲夜さんからは館を壊して逃走したことよりみんなに心配かけたことを怒られ、図書館に帰ってくるとこぁに泣きながら怒られたマチョリーさんでありました。
ちなみに…。
数日で鉱山を辞めるわけにもいかず、とりあえず一月ほどの雇用契約を現場監督の百々世さんと結んでいることから暫くはマチョリー化してこぁお手製の弁当をもって虹龍洞鉱山へ通う事になってしまった。
984：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/01(土) 08:19:34: >>983
パチュリー様がお戻りになられたことでいつもの紅魔館に戻りました。
ただしばらくはパチュリー様がマチョリーで虹龍洞鉱山へ通う点が異なりますけど、それ以外は元に戻りました。
館の修理も順調に進んで（星熊勇儀さんの計らいで優先的にしてくれました）もうすぐ完成の運びです。
パチュリー「…じゃあ行って来るわよ」
毎朝鉱山へ出掛ける際の姿はすでにマチョリーですけど、口調や雰囲気はパチュリー様のまんまです。
こぁ「はい♪お弁当です。今日も頑張って行ってらっしゃいませ♪」
パチュリー「………毎朝そうだけど、なんか嬉しそうね？」
こぁ「はい♪だってまるで出勤する夫をお見送りする妻みたいですから♪」
パチュリー「はいはい、そういうことにしておきましょうね」
こぁ「もうそんなに照れなくてもぉ～～♪」
パチュリー「照れてない…！」
ゴチンッ！
こぁ「ぱっ、パチュリー様！マチョリーの時は力強いんですから拳骨止めてください！」（涙目）
パチュリー「貴女が変なこと言うからよ。行ってくるわよ」
こぁ「は、はい………行ってらっしゃいませ…」（涙目）

レミリア「朝から何をやってるんだろな、あの二人は」(笑)
咲夜「ただの痴話喧嘩ですわ」(笑)
985：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/01(土) 12:18:16: それはある日の昼下がりの紅魔館正門前で起こりました。
正門前で美鈴さんとお喋りしていると、突然美鈴さんが私を庇うように前に立ち塞がると闘いの構えを取ったのです！
美鈴「………こぁちゃん気をつけて、向こうから良からぬ気を放っている奴が近づいて来ています」
そう言われても私には美鈴さんみたいな【気を操るほどの能力】はありませんから全く分かりません。
でも美鈴さんは構えを崩すことなく前方を凝視したままピタリとも動きません。
やがて向こうに見える木々の合間の道から二人の人物が現れました。
ひとりは日傘を差した人物で顔は傘に隠れて見えませんが身形からして女性、もうひとりは紅魔館の妖精メイドさんと同じような服装をした女性でした。
そして私が二人の女性の背後から羽が出ていることに気がつくと同時に、美鈴さんは『あっ…』と短く声を発して構えを解きました。
「…フフフ………随分と久し振りだったからすぐには気がつかなかったようね？美鈴」
こぁ「美rー」
美鈴「えっ、エストリー奥様ッ？！」
誰その人？と思ったのも束の間、以前美鈴さんから聴いたことのあるお嬢様と妹様の母親にして現スカーレット家当主夫人、そしてかつて美鈴さんがお仕えしていた方だということを思い出しました。
【>>5-6参照。なお過去スレでお嬢様たちの母親は妹様と似ている話をしたことがありますけど、ここでは>>5どおりの容姿とします♪】
話には聴いていましたけどホントお綺麗な方で、この母親から産まれたのならお嬢様と妹様の美しさはさもありなんという感じです。
美鈴「も、申し訳ございません奥様！あ、でも何故こちらへ？お館様（注：レミリアたちの父親）はご承知なのですか？」
エストリー「母親が娘に会いに行くのにいちいち夫の許可は要らなくてよ美鈴」
あっ………これってもしかしたら無断で出てきたクチではないでしょうか？
横をチラ見すると美鈴さんも同じことを考えていたのでしょうか、『そうですか…ハハハ…』と苦笑いしています。
（後でお嬢様から伺った話では、夫婦喧嘩の腹癒せで専属のメイドを供に夫には無断で出て来たそうです。）
この後、応接室でお嬢様たちは母親に久し振りの再会をされました。
まずは吃驚仰天、次いでさぞかし懐かしさ溢れる心暖まる展開を想像していたのですけど………
レミリア「な、何しに来たのよお母様！」
フランドール「お、お姉様とは仲良くしているよ！」
それが第一声？他に言いようはないのですか？て言うか、何故かビビりまくるお二人様でした。
986：名も無き来訪者：2023/04/04(火) 21:57:14: ワッショイ！ワーッショイ！
人里で春祭りが行われ、見に行くこぁ達小悪魔軍団。
大通りで神輿を担ぐ筋肉隆々の男達をポワンと眺めるこぁ。
そして見ているだけでは我慢出来なくなったのか上着を脱ぎこぁに渡し、上半身タンクトップで神輿を担ぐ輪の中に飛び込み参加するチョこぁさん。
そんな中、突然「私も参加させてくれ！」と女性の声が。
上を脱ぎチョこぁ同様タンクトップ姿になった青い着物の背の高い女性が春祭りの取材に来ていたルポライター姿の射命丸の制止を聞かずに彼女に荷物を渡し飛び込んできた。
チョこぁに続き突然若い美人の女性が飛び込み参加してきたことで神輿担ぎは大盛り上がり。
実はその青い着物の女性は人間に変装した射命丸の上司であり祭り好きな大天狗である飯綱丸だったのだ。
そしておまけにいつの間にかこぁに嫌々連れてこられていたパチュリーがマチョリー化して神輿担ぎの輪の中に入ってワッショイ！ワッショイ！やっていた。
987：名も無き来訪者：2023/04/05(水) 15:22:34: 「美鈴とマチョリーのムチムチパンツレスリングはっじっまっるっよーっ！」
曲線を描く美しい筋肉の美鈴、直線的で岩を思わせるような力強さを描くマチョリー
ルールは単純、お互いの身体を活かしどちらかが裸になるまで闘い合う
紅魔館を代表する力持ちが己の維持をかけた闘いが今はじまる！

ということをパチュリー様が妄想してるらしいんすけどどうしましょう？
988：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/08(土) 08:06:35: 一週間レスもできなくて申し訳ございません。
“中の人”が年度始めだからとかなんとか申しておりまして、家に帰ったら即寝てしまう生活だったとかで、結果今日までお返事を返すことができなかったようです。
“中の人”には私からも注意しておきますので、ご容赦ください。^(_ _)^

>>986
昨日はマチョリー化してお祭りを思う存分に堪能したパチュリー様。
マチョリー化している間は魔力で筋力を強化しているので思うほど体力は消耗しないと、以前聴いたことがあるのですが………。
そう、パチュリー様は今朝から襲い来る筋肉痛に悩まされておりまして、今日は一日ベッドで大人しくすることになってしまいました。
こぁ「だからあまり無理しないでくださいと申したではありませんか…」
パチュリー「………」ﾌﾟｲｯ
こぁ「いくら魔法で筋肉を強化しているからって、元々お身体は弱いんですから少しは加減してください」
パチュリー「………」ﾌﾟｲｯ
こぁ「ったくもう………朝食ここに置いておきますからちゃんと召し上がってくださいね。私は仕事に戻りますから」
パチュリー「………」ｸｲｸｲ
朝食をベッド脇のサイドテーブルに置いた直後、パチュリー様が私の服の裾をクイクイッと引っ張ってきました。
こぁ「はい？何でしょうか？」
パチュリー「………」ｱｰﾝ
こぁ「は？」
パチュリー「………食べさせて」ﾎﾟﾂﾘ
こぁ「え？あ、あの今なんと…？」
パチュリー「………だから食べさせて…二度も言わせないで」ﾎﾟﾂﾘ
ぱっ、パチュリー様がで、デレたぁぁぁぁぁーーッ！！
【小悪魔のモチベがＭＡＸに達した。】テッテテレー♪
この後、お喋りを交えながら時間をゆっくりとかけて、パチュリー様の朝食のお手伝いをして差し上げました。
昨日はマチョリー化したことに眉を潜めてしまいましたけど『災い転じて福となす』、今朝は一日の最高の始まりとなりましたね♪
【後日談】
文さんのお祭りの様子を伝える新聞記事に一枚の写真が添えられていました。
神輿をバックに並んでブイサインを出す飯綱丸龍さん、パチュリー様そして姉チョこぁの三人組を撮ったものです。
そのせいかどうか分かりませんが、文さん曰く『人里の男性陣には好評でカラー刷りの号外も売れました。御三方には感謝しかありませんね』とのこと。
989：名も無き来訪者：2023/04/09(日) 07:52:33: 「この写真やるよ」
ニタニタしながらお嬢様が一枚の写真をこぁに差し出した。
ttps://pbs.twimg.com/media/FtAXHypaEAAi6AY?format=jpg&name=large
去年の夏に撮った水着姿のこぁの写真だ。
お嬢様が渡そうと思ってデスクの抽斗に入れて忘れていたのが出てきたらしい。
990：名も無き来訪者：2023/04/09(日) 17:46:57: ttps://livedoor.blogimg.jp/coleblog/imgs/1/4/14b7abfe.jpg
このこぁは清純過ぎて違和感しかぬえ
991：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/10(月) 07:03:24: >>987
いったい誰ですか？そんなふしだらなことをパチュリー様に教えたのは？
まずはそのような不届き者を炙り出して、然るべき抗議をさせていただかないといけませんね！
だいたいなんですか、その安っぽいエッチ系ビデオみたいな企画は？
それにですね、仮に真面目にレスリング勝負をしたところで美鈴さんに勝てる訳がありません。
如何にマチョリー化していると申しても、それこそこれまで素手で妖怪や敵対者と闘ってきた美鈴さんです。
ただ力が強いだけじゃあ勝てないと思いますね。
因みに余談ですけど、貴方が仰った『己の維持をかけたー』の件の『維持』は『意地』の間違いではないですか？
992：名も無き来訪者：2023/04/11(火) 02:51:44: このスレもそろそろ終わるから小悪魔と最後の思い出作りしようか
(お姫様抱っこしてどこかへ連れ去る)
993：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/12(水) 02:58:12: >>989
お嬢様から件の写真をいただくまですっかり忘れていましたよ、去年の夏に撮られていたことを。
確か休みの日に霧の湖で泳いでいた際、妖精メイドさんに撮られたやつでしたっけ………。 ^(ーー;)^
その日の夜、一日の仕事を終えてここぁと（姉は今夜門番に立っているので）お風呂に入っていた時のことです。
ここぁ「お嬢様が持ってきた写真だけどさ、今年の『湖(うみ)の家』のポスターとかに使う気なんじゃないかな？」
こぁ「うーん……お嬢様の性格からしたらあり得ない話じゃないわよね…」
ここぁ「外の世界ならさ、あの手の写真とかポスターなんて珍しくもないんだろうけど幻想郷(ここ)じゃあ結構刺激的だよね。こぁ姉て無駄にナイスバディだし」
こぁ「無駄にだけは余計よ」
まぁ確かにあの写真が『湖の家』の宣伝ポスターなんかに使われたら、寺子屋の慧音先生か命蓮寺の白蓮さんあたりが『子供の教育上よろしくない』とか言って来そうです。
そうかと言ってお嬢様に宣伝に使わないでくださいとお願いするのもリスクがあります。
下手に話そうものなら『それは気がつかなかったな』と却ってアイディア提供になるかもしれません。
ここぁ「とりあえず黙っておいた方が良さそうだね。チョこぁ姉と皆にも言っておくのが良いかも？」
こぁ「そうね、そうしましょ…」
今や夏場恒例となった『湖の家』……今から頭が痛いです。
994：名も無き来訪者：2023/04/12(水) 11:16:29: 作業着姿のマチョリーさん。
ttps://livedoor.blogimg.jp/yukkuriplace_anko/imgs/d/4/d437b3e2.png
こちらのゆっくり系マンガ、890あきさんの作品のの加工所の危険ゆっくり対策課副部長のマチョリーさんのイメージ。
995：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/12(水) 12:31:08: >>990
さすがにこれは私から見ても違和感ありです。
一言で申せば“らしくない”んですよね。 ^(^。^;)^
私は生まれも育ちも魔界の魔族ですから白色オンリーは一番似つかわしくないんですよねぇ………天使でもありませんし。
もちろん普段の制服には白のワイシャツ着ますけど、それとは別次元の話ですので勘違いされないでくださいね。

>>992
へぇ～～人間が悪魔を連れ去ろうとするなんて随分と思い切った真似をされるではありませんか？
逆なら悪魔が『契約の代償』として人間を連れ去ることはありますけどね。
それで？私はいったいどこへ連れて行かれちゃうのですか？
貴方は人知れず私を好きにしようと目論んでいらっしゃるのですか？
仮にそうだとしたら逆もまた然りということをお忘れなく。
私も貴方を好きにできるのですよ？それこそ人知れず“亡き者”にできるということをね…。
それともうひとつ………私、貴方と思い出作りする気はありませんので。

話は変わりますけど、『小悪魔の備忘録４』スレ完走後どうするのかはまだ考えていません。
996：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/13(木) 06:57:04: >>994
体格の良さと申しますか、マチョリーのイメージとしてはかなり近いものがありますね。
見るからに現場監督といった雰囲気を漂わせているのもポイントでしょうか？
むろん私的には絶対認めたくないところですけどね。
それとこれは以前どこかで話したことありますし、趣味は人それぞれですからやむを得ないことですけど、私的には“ゆっくり”は好きになれませんので。
997：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/15(土) 09:12:24: 『小悪魔の備忘録４』もいよいよ最終を迎えようとしています。
どうやらスレ立てから足掛け２年で完走できそうです。
たくさんのレスをくださいました皆様には改めて御礼を申し上げます。
これまで完走するたびに長かったような短かったような感慨に耽っていましたけで、今回も同じ想いに耽っちゃいました。
さて>>995で続きはどうするか考えていないとお話ししましたけど、もうひと頑張りしよう！と『小悪魔の備忘録５』スレを立てることにしました。
ただ完走後、数日置いてからスレ立てしたいと思います。
どうぞよろしくお願いいたします。 byこぁ ^(_ _)^
998：名も無き来訪者：2023/04/15(土) 09:27:15: それは嬉しい。
また頑張って完走しましょう。

完走…といえばなネタ。
チョこぁさんの指導で体力作りに霧の湖を一周するランニングをする事となった小悪魔軍団。
そしてこれならマチョリー化してもこぁに文句を言われないだろうと体力づくりを口実にマチョリーとなって珍しく参加するパチュリーさん。
さて、こぁ達やマチョリーさんは湖一周を完走できたかな？
999：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/15(土) 18:45:53: >>998
紅魔館の横に広がる霧の湖は結構大きな湖です。
だから夏の大雨や野分シーズンは水が溢れでないかと心配になりますし、冬は格好の雪捨て場（わかさぎ姫さんゴメンなさい！）にもなるんです。
さてその湖を一周するランニングですけど、体力に自信はある方だと自負していましたが走るとなれば話は別のようで、姉を除いた私たちは息がハアハア上がりながらも何とか完走を果たしました。
一方のパチュリー様は『だらしないわね』とばかりにドヤ顔して汗を拭いていました。
チョこぁ「お前たちも結構やるな。正直完走は無理かもなと思っていたから正直吃驚したぞ。ただ基礎体力的にはまだまだなところがあるな」
こぁ「ね……姉さんと一緒にし…しないでよね…」ﾊｱﾊｱ
チョこぁ「お前の台詞じゃないが使い魔は身体が資本だ。食事もそうだが体力作りもしっかりとしないとな。という訳で、明日から門番隊の娘(こ)らに合わせて軽いランニングを日課にしていくからな」
こぁたち一同「「「そ、そんなぁ～～！」」」
チョこぁ「身体のシェイプアップにもなるしナイスバディにも効果ありと良いこと尽くめだぞ♪」
こぁたち一同「「「やるわッ！」」」
美しさの追求のためなら労を惜しまないのがサキュバス・マインドです！
1000：小悪魔こぁ ◆7j24MILVWA：2023/04/15(土) 20:01:07: ついに『小悪魔の備忘録４』完走です！
足掛け２年かかりましたけど今はただただ感無量です。
これもここを訪れてくださった皆様の温かいご支援の賜物、改めて御礼を申し上げます。
先に次スレを立てる予告をしましたとおり近日中に立てたいと思っています。
引き続き皆様のご支援を賜りますよう改めてお願い申し上げます。
では、『小悪魔の備忘録４』はこれにて幕を閉じさせていただきます。
ありがとうございました。 ^(_ _)^ こぁでした。
1001：名も無き来訪者：2023/11/17(金) 17:28:16: >>842