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雪歩『雪入姫って昔話みたいだな』P『ぽぇ』
-
ζ*'ヮ')ζたてたーの！
ボール『』ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｯ
雪歩『警備のやつが来て、バレたらお縄だぞ？強制送還どころか逮捕だわ』
P『お縄って？』
貴音『捕まることです』
P『氷漬けよりマシですぅ』
雪歩『基準がおかしいけどな…』
貴音『玲音殿のように、代役を…』
雪歩『お前ぐらいしかいないぞ』
貴音『無理ですね』
貴音『ちなみに、ここに秘書はいないのでしょうか…？』
↓1
-
今は人払いしてるけど呼べば来るんじゃないか？
律子姫がお腹空いたって言いましたーぽええ
ロボが来る
-
雪歩『今は人払いしてるみたいだが…呼べば来るんじゃないか？』きょろきょろ…
ボール『━━！』
P『律子姫が、お腹空いたって言いましたぁ！』ぽええ！
雪歩『とりあえず秘書呼ぶか……おーい！』
ロボ律子『』ｳｨｨﾝ
雪歩『なんかすごいの来ちゃったぞ』
P『ボールから出してあげますね』かしゅっ
律子『きゃ！』
律子『…あ、あんたたち！なんてことするのよ！？』ぜーぜーっ
貴音『つい勢いで』
律子『勢いで、じゃないわよ！』
雪歩『…』ｶﾁｬｶﾁｬ…
ロボ律子『』
律子『早くこれから解放しなさい！さもないとっ』
ロボ律子『食事です』お口にチャーハンっ
律子『んもぉ！？』
ロボ律子『食事です食事です』ﾁｬｰﾊﾝﾁｬｰﾊﾝｯ
律子『んむぅ！んむぅ！』
雪歩『ハッキングして改造しておいた』
貴音『器用ですね』
↓1
-
最近いじってなかったがなんとかなった
私も食べたいですぅ
-
雪歩『最近いじってなかったが、なんとかなったな』
律子『んむむむ！』
P『私も食べたいですぅ…』
律子『！？』びくん！
律子『んむっ、んむぅ』っチャーハン
P『ふぇ、わけてくれるんですかぁ』
貴音『ボールの言うことを聞かされてるだけですね』
雪歩『変な光景だな…』
雪歩『とりあえずこのロボをもう少し改造しつつ』
雪歩『トレハン時代に手に入れた道具も使えば』
ニセ律子『…』どーん！
貴音『なんと、そっくりですね』
雪歩『これを置いておけば誤魔化せるだろ』
雪歩『雪歩、一旦逃げる』
P『はぁい』ボールに入れて…
律子『ちょっとぉぉ！！』
ボール『』ｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｶﾀｯ
貴音『誘拐してしまいましたね』
雪歩『どうするかなこれ』
P『私がこのボールに入って、お話してみますぅ！』
雪歩『そんなことできたのか』
貴音『2人はいるのですか？結構狭いですが』
P『やってみないとわかりませぇん』ボールに入って…
【ボールの中】
P『はぅぅ！』6の体制…
律子『なんで入ってきたんですかぁ！』9の体制…
P『目の前にクッションが…』顎乗せて…
律子『どこ乗せてるんですかぁ！！///』じたばたっ
↓1
-
こんなことを言うのはおかしいけど早く出ていきなさい！私をばかにしないでっ！！
してないですよぅ
-
律子『こんなことを言うのはおかしいけど…早く出ていきなさい！』
律子『なんか色々腹たってきたわ！私をばかにしないでっ！！』むきー！
P『してないですよぅ…』
P『…あと、どうやって出るんでしょうか』
律子『え』
雪歩『出していいのかこれ』
貴音『雪歩殿の指示がないと…』
雪歩『開けちまえ』ぱかっ
律子『きゃっ！』
P『でれましたぁ！』
律子『あんたたち極刑よ！極刑！』むきー！
雪歩『なんかデジャヴだな…』
↓1
-
似たような奴いたからな、えっと…でこ姫？
伊織ちゃんならお友達ですぅ
騙されてるのね
-
雪歩『似たような奴いたからな…』
雪歩『えっと…でこ姫？』
P『伊織ちゃんならお友達ですぅ！』
\しけい！/
律子『騙されてるのね…伊織は賢い子だと思ってたのに』
律子『今なら半殺しで許してあげるから、早く解放しなさい！』
P『ど、どうしましょう？』
雪歩『半殺しにされない方法も考えよう』
貴音『それならば…』
貴音『律子殿、解放されるには…』
貴音『伊織が必要です』
雪歩『！？』
律子『そうなの？あんたじゃだめなのかしら？』
貴音『別の方じゃないとダメなのですよ』
↓1
-
何か作戦があっても私は待ちませんから、私が一つ行動すれば衛兵とか呼べますからね！
早くなんとかしないとですぅ
-
律子『何か作戦があっても、私は待ちませんからね？』
律子『私が一つ行動すれば衛兵とか呼べるんだし！』きっ！
P『早くなんとかしないとですぅ！』
雪歩『困ったな、伊織姫呼んでどうするんだ』
貴音『まずは伊織姫を召喚しましょう』
雪歩『召喚？』
貴音『口寄せの術！』忍っ！
伊織『…』ぽん！
伊織『えっ』
律子『！！？？』
雪歩『！！？？』
P『あ、伊織ちゃんっ』
↓1
-
用が済めば帰します故、伊織姫力をお貸しくださいまし
ちょっといきなり呼んでなんなのよ！！キーッ
-
伊織『？？？？？？？』
貴音『伊織、用が済めば帰します故』
貴音『伊織姫、力をお貸しくださいまし』
伊織『ちょっといきなり呼んでなんなのよ説明しなさいよ！！』きーっ！
貴音『律子と交代できれば自由に出歩けますよ』
伊織『………詳しく聞くわ』
律子『伊織！？』
↓1
-
悪いわね律子…私はもっと外を、文化(主に甘味や娯楽など)知りたいのよ！
伊織、私を売るのね！！
-
ζ*'ヮ')ζ遅くなってごめんね、落ち込んでたの
伊織『悪いわね律子…』
伊織『私はもっと外を、文化(甘いものとか、綺麗なとことか♪）を)知りたいのよ！』
律子『伊織、私を売るのね！！』きーっ！
貴音『しかし、それをするには律子殿への仕打ちを白紙にしないといけませぬ』
貴音『頼んでよろしいですか？』
伊織『いいわよ？』
律子『私はそんな簡単に結論を変えないわよ！』
伊織『この前話してた融資の話、受けていいけど』
律子『仕方ないわね！』
雪歩『早…』
【伊織がボールの主になりました】
律子『まったく……損ばかりじゃないのよ』
雪歩『元々アイス売りにきたんだ、俺のアイスも置いていこう』
律子『え、犯罪集団じゃなかったの！？』
貴音『誤解を受けるのも仕方ないかと』
伊織『さ、旅にいきましょっ』
P『伊織ちゃんの国はどうなってるの？』
伊織『知らないわ、パニックになってるとは思うけど…真美いるし大丈夫でしょ』
↓1
-
伝書鳩を飛ばしておきましょ、いおいおかきかき
くるっぽーですっ
-
伊織『とはいえ捜索出されたら困るわ、伝書鳩を飛ばしておきましょ』いおいおかきかき…
伊織『鳩さん、いってらっしゃい♪』
P『くるっぽーですぅ！』
\ｸﾙｯﾎﾟｩ/
律子『まったく…家出姫が多すぎるわよ』アイスをぱくっ
律子『え、おいしい』
雪歩『とりあえず少しだけ置いていくが』
律子『もっと置いていきなさい！！』
雪歩『えっ』
律子『あ、うちで開発したドリンクのシャーベットとかもどう？』ビジネスの香り！
雪歩『おおおお？』
伊織『長そうだし、私たちは宿に行きましょ』
貴音『ええ』
【宿なの！】
伊織『さぁて♪』
伊織『窮屈なお城から出て自由ね！』
貴音『その気持ちはよくわかります』
P『氷漬けよりマシですよぅ』
伊織『今思えば、見た目は男だけど心は女の子だし…お姫様会かしら？』
↓1
-
私はお姫様ですかぁ？
なに自分の生い立ちとかわからないわけ？
-
ζ*'ヮ')ζおやすみるくてぃーなの！
P『はぅ、私はお姫様ですかぁ？』ぽぇ？
伊織『なによ、自分の生い立ちとかわからないわけ？』
P『おかあさんたちの顔も、ぼんやりなんですけど…』
P『小さい頃は氷漬けじゃなくて、お外に出たりしてたんですよぅ』
P『でも…あの力が制御できなくて、お城までできちゃって』
P『なので、封印される形になりました』
伊織『…おバカだけど苦労人ね』
P『ひどいですぅ！』
伊織『不思議な力あるのも、大変みたいじゃない？』ちらっ
貴音『わたくしは制御できます故』
伊織『私はこの美貌がパワーかしら！』にひひ！
P『ふぇぇ？』
伊織『そこはわかったって感じの顔しなさいよ』
貴音『ところで雪歩殿、伊織姫がぼぉるに収まってると言うことは』
P『あ、お願いできるんですよね』
伊織『どういうことよ？』
貴音『このぼぉるの持ち主の言うことは必ず聞かないといけないのです』
P『たとえば、私にぎゅーってしてくださいって言うと…』
伊織『ちょっとっ…///』ぎゅーっ
P『伊織ちゃん、ちっちゃくて可愛いです』
↓1
-
や、やめなさいよ！そんな抱きついて何もないわよ///
でも抵抗しないんですね
-
伊織『や、やめなさいよっ、そんな抱きついて何もないわよ…///』はぐはぐ…
貴音『でも抵抗しないんですね』
伊織『ば、ばかっ///』
P『なでなでですぅ』なでなで…
伊織『ぁぅ///』
貴音『…』ちょっとやきもち…
貴音『雪歩殿？そろそろ』
P『もう少しだけぇ…』えへへ…
↓1
-
わたくしも知恵を絞り助けたのですから撫でていただきたいのです
わかりましたぁ
-
貴音『わ、わたくしも…知恵を絞り助けたのですから、撫でていただきたいのです』じぃ…
P『あ、わかりましたぁ』なでりんこっ
貴音『はふ///』
伊織『あんたも案外甘えん坊なのね？』にまにま…
貴音『あ、あなたに言われたくありませぬっ//』
伊織『私は無理やりだもの、やーん』
貴音『あなたと言う人はっ』
P『喧嘩はダメですぅ』
伊織『で、抱きついてどうするのよ？このまま？』
P『貴音さんにやってもらったのをやってもらうとか…』
貴音『！！？？』
P『あ、内緒でした！』はぅぅ！
↓1
-
…なによ、何をやってたのよ？
秘密ですぅっ
-
伊織『…なによ、何をやってたのよ？』じとー…
P『秘密ですぅっ…』
伊織『おーしーえーてー？』ぎゅっぎゅっ
P『だーめーでーすーぅ！』
貴音『伊織、こればかりは…』
伊織『やましいこと？』
貴音『そそそそそそのようなことは』
伊織『隠すの下手ね！？』
伊織『ふぅん、やましいことしたの？』
伊織『貴音よりは私の方が熟知してると思うけど』
貴音『ほう？』ぴくっ
伊織『英才教育受けてるもの』ふふんっ
↓1
-
大人と大差ないくらいに知識はあるもの、ある程度わかるわよ
伊織は博識なのですね
-
伊織『この伊織ちゃんは、大人と大差ないくらいに知識はあるのよ』ふんすっ
伊織『そういうのはある程度わかるわよ♪』
貴音『伊織は博識なのですね』
P『すごいですぅ！それなら…』
P『夢の中で美希ちゃんとやった、赤ちゃんの作り方も出来ますよねっ』
伊織『え』
伊織『ちょ、ちょっとぉ！！国の一大事になるわよ！///』四つん這いっ
P『美希ちゃんは違うやり方でしたけど…伊織ちゃんはこうなんですかぁ？』
伊織『だ、だめよ！挿れたらだめぇ！』ふりふり…
貴音『…』
伊織『た、貴音！止めなさいよ！』
貴音『避妊だけ手助けします故』
↓1
-
ですが雪歩殿もそうです、夢の中ですから何をしても構わなかったですがここは現実…妊娠したときの責任はとれますか？子供を作るということは覚悟がいるのですよ、自分の環境、手持ち、状況云々…くどくど
あぅ、難しいですぅ
-
貴音『ですが…雪歩殿もそうです』凛っ
P『ぽ？』
貴音『あの時は夢の中ですから何をしても構わなかったですが』
貴音『ここは現実…起きたことは消せません』
貴音『あなたは妊娠したときの責任はとれますか？』
P『あ、あの…』
貴音『子供を作るということは覚悟がいるのですよ』
貴音『相手は姫君、もしかすればあなたは婚姻関係になる流れになる事も』
貴音『自分の環境、手持ち、状況云々…』くどくど
P『あぅ、難しいですぅ…』
伊織『…この体制のままやらないでくれないかしら……』ふりふり…
貴音『━━』
P『あぅぅ』
伊織『無視！？お尻突き出したままなの！？』
伊織『………なんでか興奮してきてるけど…//』どきどき…
↓1
-
そもそも氷漬けされてたからと知識不足を正当化するのもおかしな話で、
この際だから一から勉強するのを・・・
いいわよ、つきだしてやろうじゃないのっ
-
貴音『そもそも、氷漬けにされてたからと…』
貴音『知識不足を正当化するのもおかしな話で』
P『ふぇぇ』
伊織『もしかしてこのまま放置するつもり！？』
貴音『この際、一から勉強する機会としましょう』
貴音『まずは道徳心を』
P『難しいですぅ』
伊織『いいわよ、つきだしてやろうじゃないのっ』ふりふりっ
貴音『家庭を持ったことがないわたくしが言うのもおかしいとは思いますが』
貴音『少なくとも女としての…』
P『ふぇん』
伊織『淫らにお尻を振ってやるわよ！』ふりふりっ
貴音『━━』
P『あぅ』
伊織『━━！』ふりふりっ
雪歩『…』後から覗きに来た…
雪歩『…………見なかったことにしよう』
↓1
-
何してんだあいつら…軽く聞いたのは貴音が真面目な話をしていたのはわかる
-
ζ*'ヮ')ζちょっと不定期になるのー
雪歩『何してんだあいつら…』すたすた…
雪歩『軽く聞いたかぎり、貴音が真面目な話をしていたのはわかる』
雪歩『まぁ…俺の代わりに教育してくれてるんならいいけどな』
雪歩『…』
雪歩『寝よう』すやぁ…
【翌朝、放置された伊織ちゃん含むお姫様組もぐっすりだったとさ】
律子『ビジネス関係ならまた来てください！』
雪歩『和解できたし（？）次に行くか』
↓1
-
お前らもこいつのお守りご苦労さん
次は大聖堂がすごい宗教都市だと、聖騎士や聖歌隊とかいるとか
-
雪歩『お前らも、こいつのお守りご苦労さん』ふぅ…
伊織『次は大聖堂がすごい宗教都市って聞いてるわ』
貴音『聖騎士、聖歌隊とかいるとか…』
P『せいびし、けんかたい？』
雪歩『奇跡的な間違いしてるな』
【宗教都市】
伊織『そもそも、入れてくれるのかしら？』
雪歩『アイス売りにきただけなんだがな』
↓1
-
説明して通してくれればいいけどな、もし無理なら姫達の知り合いとか言えばいいか…ただこいつが妖怪みたいだから拒否されないか
違いますぅ！
-
雪歩『説明して、通してくれればいいけどな…』
伊織『もし無理なら、私たちの知り合いとか言えばいいんじゃないの？』
雪歩『…ただこいつが妖怪みたいだし、拒否されないか』
P『違いますぅ！ようかんじゃないですぅ！』
貴音『確かに和菓子ではありませんね』
伊織『まぁ…別に入れなくても別のとこ行きゃいいじゃない』
P『とりあえず、先に行ってみません？』
門番『…』どーんっ
雪歩『すんません、アイス売りにきたんすけど』
門番『…』じぃ…
門番『なんだその胸を強調する服は！』
雪歩『ん？？』
門番『不合格だ！』
門番『お前はでかいし！』
貴音『なんと』
門番『お前は………………まぁ』
伊織『殴るわよ？』
門番『男のお前は通してもいいぞ』
P『ふぇぇ』
↓1
-
ちょっと待て、商売するのに胸は関係ないだろう！俺達はアイスの商売しに来ただけだ
そんなにしたけりゃさらし巻いて出直して来い
-
ζ*'ヮ')ζおやすみんみ！（ねたぎれ
雪歩『ちょっと待て、商売するのに胸は関係ないだろう！？』
貴音『そうです！』
門番『そう言う規定だ』
雪歩『俺達はアイスの商売しに来ただけだ、何もやましいこともしない』
門番『そんなにしたけりゃ、さらし巻いて出直して来い』毅然っ
伊織『…腹立つわ』むす…
雪歩『…仕方ない、サラシ巻くか』
門番『お前は少し目立つが、まぁ仕方ない』
貴音『きついです』
門番『まっすぐ行けば城だ、変なことはするなよ』
雪歩『アイス売るだけだって』やれやれ…
↓1
-
いったい何故胸が大きいと罪なのでしょうか？
やましい理由つけて規制してるんじゃないの？心を惑わせるとかやらしいとか
私にはわかりませぇん…
-
貴音『いったい何故…胸が大きいと罪なのでしょうか？』きついです…
伊織『そんなにきにするんだし…』
伊織『やましい理由つけて規制してるんじゃないの？心を惑わせるとか、やらしいとか』
P『私にはわかりませぇん…』はぅ…
雪歩『決まりを決めてるとこに行きゃわかるだろ』城へ…
貴音『そうですね』
【お城】
千早『…』凛っ
伊織『貴音みたいな雰囲気ね』
貴音『そうでしょうか』
雪歩『面倒臭いやつじゃないことを祈りたい』
↓1
-
それで何用でここへ来られたのですか？我々には無駄な時間はありませんので簡潔にお願いします、祈りの時間…聖歌の時間…聖書の朗読様々
-
千早『それで、何用でここへ来られたのですか？』すん…
千早『我々には無駄な時間はありませんので簡潔にお願いします』
伊織『…毅然としてるわね』
貴音『用事があるのですか？』
千早『祈りの時間…聖歌の時間…聖書の朗読…』
千早『何より、国民の声を聞く時間も』
千早『ですので、早く要件をお願いします』
P『アイス食べますぅ？』
千早『アイス？』
雪歩『アイス屋だからな、アイス売りにきたんだ』
千早『…』ふぅ…
千早『言いましたよね、私は忙しいと』
千早『それなのにアイスとは…時間があるあなた方が羨ましいです』
伊織『…何よそれ』ぴきっ
雪歩『邪魔してすまなかったな、帰るか』
千早『何味があるんです？』
貴音『忙しいところ失礼しました』すたすた…
千早『あの』
P『大変なんですねぇ』とてとて…
千早『あ、あのっ』
伊織『次の国ってどんなとこかしら？』
雪歩『調べてみるか』
↓1
-
販売する申請書をお出ししますので事細かに書いてください、材料や味など！味など！！
しょうがないなぁ
-
千早『販売する申請書をお出しします！』とてとて…
伊織『次の国はー…』
千早『事細かに書いてください！』
貴音『食べ物が美味しい国がいいですね』
千早『材料や味など！味など！！』
雪歩『…』ふー…
雪歩『しょうがないな』くるっ
千早『！』
伊織『でも、ちょっと納得いかないのよね』
伊織『この人食べたいって言ってないし？』
千早『うっ』
貴音『食べない人に売るものはありませんね』
千早『うぅ』
P『アイス、食べたいですかぁ？』にぱっ
千早『……………』
千早『たべたいです…///』
雪歩『ちょっと腹たったから胸焼けしそうなくらい甘くしてやった』
千早『♪』っハチミツミルクイチゴアイス（生クリームのせ）
↓1
-
あんまりかければいいってもんじゃないわよ
そうですよ、かければ何でも美味しいとは限りませんもぐもぐ
あまあまですぅ
-
伊織『あんまりかければいいってもんじゃないわよ？』ぺろぺろ…
貴音『その通りです、かければ何でも美味しいとは限りません』もぐもぐ…
P『あまあまですぅ！』むしゃむしゃっ
雪歩『言いながら食うのな？』
千早『とっても甘いです』はむはむ…
千早『不健康極まりないのでは』
雪歩『じゃいらないか？』
千早『契約書は返しませんよ』ふんすっ
雪歩『気に入ってるみたいで何よりだ』
伊織『素直じゃないわね』
千早『…ところで』
千早『どうしてにいるんですか、貴音姫と伊織姫』
いおたか『！？』ぎく！
雪歩『家出ですぅ！』
伊織『余計なこと言わないの！』
↓1
-
一時的にですが、身分を隠し見聞を広めるためにこの者に同行しているのです
間違っちゃいないが
-
千早『家出？』
貴音『一時的にですが…身分を隠し』
貴音『別の国を渡り、見聞を広めるためにこの者に同行しているのです』
P『そうですぅ！』
雪歩『間違っちゃいないが』ほっぺたぐにぐにっ
P『ふぇぇん！』
伊織『ま、まぁ…これも国のためなのよ』
千早『そうなのですか…』
千早『…つまり、国に行く毎に美味しいアイスを？』
雪歩『お前アイス好きなんだな…』
P『千早ちゃんはお得意様になりますねっ』
千早『でも私はやることがありますので…くっ』
千早『せめてアイスをたくさん置いてくれれば』ちらちら…
雪歩『溶けるだろ』
P『氷のお城作ってみるとか…』
雪歩『尚更溶けるだろ』
千早『ここに住むと言うのは』
雪歩『旅が終わるっての』
↓1
-
長旅でお疲れなのですから旅を終わらせてもいいのでは？永住権を申請しますよ
性に合わないからいらない、ほら胸大きいし
-
千早『長旅でお疲れなのですし…旅を終わらせてもいいのでは？』
千早『永住権を申請しますよ、2人分ほど』
P『ふぇぇ』ちら…
雪歩『性に合わないからいらない』
P『…ほっ』
雪歩『ほら…それに』さらしとって…
雪歩『胸大きいしな』ぷよんっ
千早『！？』
貴音『か、簡単に見せるものではありませんが…//』たゆんっ
千早『！！？？』
伊織『にひひ、そういうことなのよね』
千早『〜っっっっ…』
千早『しけい！（泣』
雪歩『デジャヴ』
↓1
-
永久アイス製造の任務刑に処します！二人の姫は送還します、いいですか？
ずっとアイスを作るのは疲れますぅ
-
千早『永久アイス製造の任務刑に処します！』ぺしぺし！
P『何で私なんですかぁ』いたいですぅ！
千早『二人の姫は送還します、いいですね？』
伊織『はぁ！？』
貴音『困ります！』
P『ずっとアイスを作るのは疲れますぅ！』
雪歩『やっぱり逃げるしかないか』
千早『逃げられると思わないでください！このわた』
千早『』かちんこちん…
雪歩『逃げるぞ』
伊織『とんでもない国だったわね…』
貴音『次の国はどんな場所なのでしょうか』
↓1
-
指名手配されそうではあるが…田舎町だそうだ、古い風習とかあるとかあまごいとか
それだと神様に生贄とかしてそうね
-
雪歩『指名手配されそうではあるが…』
伊織『その時はまぁ…色々助けてあげるわよ』
雪歩『ちなみに次は田舎町だそうだ、古い風習とかあるらしい』
貴音『あまごいなどでしょうか』
伊織『それだと神様に生贄とかしてそうだけど…巻き込まれないかしら』
Ｐ『早くいかないと、つかまっちゃいますぅ』
雪歩『さっさとばっくれよう』
【田舎町】
雪歩『畑ばかりだな…』
貴音『親近感がありますね』
↓１
-
行った国とはまたエラく違うな
発展の仕方が違うのでしょう、ですがまた味わいというもの
野菜が多そうだからそれを合わせてみたらいいんじゃない？野菜アイス
-
雪歩『今まで行った国とは、またエラく違うな？』ちら…
→にんじん畑
貴音『発展の仕方が違うのでしょう…』
貴音『ですがそれがまた味わいというもの』じゅるり…
雪歩『食うなよ』
貴音『失敬なじゅるり！』
伊織『野菜が多そうだし、それを合わせてみたらいいんじゃない？』
P『お野菜アイスですぅ！』
雪歩『出来ないこともないが…果物は栽培してないのか』
やよい『れぅ？』
P『あ、女の子ですぅ』
貴音『可愛らしいですね』
やよい『お客さんですかー？』とてて…
やよい『いらっしゃいませー！』がるーん！
雪歩『ここの長は誰なんだ？』
やよい『一応私らしいですけど』
雪歩『ん？』
やよい『みんながですねー、私がいいって決めちゃって…』
↓1
-
難しいことばかりですけど周りが優しくしてくれてなんとかやってます！旅のお方ゆっくりしてくださいねー！がるーん
-
やよい『せーじとか、おしごととか難しいことばかりですけど…』
やよい『みんなが優しくしてくれて、なんとかやってます！』うー！
伊織『…なんかほっこりしちゃうわね』
やよい『えへへ、旅のお方ゆっくりしてくださいねー！』がるーん！
雪歩『…まともすぎて少し不安だな』
貴音『人として、あるべき姿かと』ほっこり…
P『偉い子偉い子ですぅ』なでなで…
やよい『はわ！//』
雪歩『おいこら』ぐにぐにっ
P『褒めただけですよぅ！』
やよい『なでなでされちゃいました…///』ぽっぽ…//
雪歩『すまんな、お詫びにアイスやるから』
やよい『あいす…？』
貴音『凍らせて食べる文化が無いようですね』
↓1
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ひむろっていうのはありますよ
凍った氷を貯蔵しているのですね、天然氷です
かき氷はできそうだな
-
やよい『あ！ひむろ、っていうのはありますよー？』うー！
P『ひむら？』
貴音『凍った氷を貯蔵しているものです…天然氷ですね』
雪歩『かき氷はできそうだな』
伊織『かき氷、いいわね♪』
雪歩『とりあえず練乳イチゴだ』っかき氷
やよい『なんですかこれ！なんですかこれ！』うーうー！！
貴音『勢いがすごいですね…』
P『気持ちはわかりますぅ』しゃりしゃり…
やよい『あまいです！あまいです！』しゃりりり！
伊織『ぶっ飛んできてるわね』
↓1
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今までこういうのがなかったんだろうな、食べすぎるなよキーンてなるから
-
雪歩『今までこういうのがなかったんだろうな』まだあるぞー？
やよい『はむはむはむはむ！』
雪歩『食べすぎるなよ、キーンてなるから』
やよい『…う！？』
雪歩『ほら言わんこっちゃな…』
\ぽん！/
雪歩『！？』
ζ*'ヮ')ζきーん！
伊織『ちょっなんか変わったわよ！？』
貴音『面妖な…』
ζ*'ヮ')ζでもおいしいですね！
P『なんだか、ちっちゃくなった感じがしますぅ』
雪歩『実害はなさそうだが』
ζ*'ヮ')ζおかわりください♪
↓1
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まぁ大丈夫ならいいか、お腹壊すなよ
大丈夫ですぅ きーん
-
雪歩『まぁ大丈夫ならいいか…お腹壊すなよ』っおかわり
ζ*'ヮ')ζわーい！
P『大丈夫ですぅ…きーんっ』
雪歩『お前も食いすぎるなよ』
雪歩『そんで、このアイスの材料を提供……
………をしてもらおうと思ったが、自給自足だし苦労しそうだな？』
ζ*'ヮ')ζすいかなら！
雪歩『冷やしスイカ、まぁそれなら』
ζ*'ヮ')ζうっうー♪
貴音『…』
↓1
1 貴音『あなた様、わたくしはここで野菜を作ります』
2 貴音『では次に行きましょう』
-
1
大変美味なものがたくさん、これらは自然が為せるもの…しかし貧しくか細いもの支援が必要かと
-
貴音『あなた様…わたくしは、ここに残ります』
雪歩『ん』
P『えぇ！？』
貴音『大変美味なものがたくさん…これらは自然が為せるもの…』
貴音『しかし、ここは貧しくもか細いようにも見えます』
貴音『少しでも、支援が必要かと思いました』
伊織『貴音…』
貴音『わたくしは故郷で、食べることの尊さを学びました』
貴音『しかし、その根源とも言える…食べるまでに至る、創られるという尊さを』
貴音『わたくしが学ばなければ、あの国は先に進めませぬ』
雪歩『そうか』
雪歩『なら、ここで頑張れ』
貴音『お世話に…なりました』
P『貴音さぁん…』
貴音『伊織殿、あなたもこの旅で何か…見つけてください』
伊織『…わかってるわよ』
貴音『そして2人とも…』
貴音『お幸せに』
伊織『…少し寂しくなったわね』
P『ぐすっ…』
雪歩『別れがない旅なんてねぇんだ』
雪歩『寂しいなら、あそこに行けばいい』
伊織『意地悪！』
P『いぢわるですぅ！』
↓1
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さて穏便に過ごしたわけだが、問題は起きないよな？
あんな可愛い子を村長にするんだから何かあらはずよ、同じくらいなのに…
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雪歩『さて、穏便に過ごしたわけだが…』
雪歩『問題は起きないよな？』ちらっ
\うっうー/
伊織『待って、まだ引っかかるの』
伊織『あんな可愛い子を村長にするんだもの、何かあるはずよ…私と同じくらいなのに…』
雪歩『…』
【真夜中】
やよい『すやぁ』ぐっすり…
雪歩『…』ごそごそ…
伊織『何か見つかるの？』
雪歩『トレジャーハンター舐めんな』っ書物
雪歩『……』
雪歩『やっぱりか』
P『何がですかぁ？』
雪歩『あの長、やよいこそが…』
雪歩『生贄だ』
↓1
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最近雨が降ってないから氷も作物も育たないと結論で生贄を決めたみたいだ、優しく育てたあとに…ってやつだな
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雪歩『最近雨が降ってないから、氷も作物も育たないと』
雪歩『その為に生贄を決めたみたいだな』
伊織『…』
雪歩『優しく育てたあとに…ってやつだな』
P『そ、そんなぁ…』
伊織『…ぃ』
P『ふぇ？』
伊織『死 刑 ！』
P『ふぇ！？』
雪歩『…まぁ、許そう』
伊織『貴音起こしてくるわ』
やよい『れぅ…なんだか、そとがさわがしいれす…』うとうと…
宝石国の兵士『やよい様』
やよい『…』
やよい『だれですかー！？』がびーん！
伊織『私が貴音経由で呼ばせてもらったわ』
やよい『さ、さっきの…』
伊織『あんた、生贄にされるとこだったのよ』
やよい『いけにえ？』
伊織『…可哀想に』
貴音『つかれました』
雪歩『兵士口寄せしたもんな』
↓1
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たくさん食べれば回復しますので…野菜がじがじ
私達がなんとかするわ！
-
貴音『たくさん食べれば回復しますので…がじがじ』野菜をがじがじ…
伊織『休んでて、私達がなんとかするわ！』
老人『ぐ、ぐぬぅ…！』
宝石兵士『大人しくしろ』
老人2『これもしきたりなんじゃ！ここの繁栄の為のな！！』
伊織『絶対許さないわ、この外道』
やよい『ら、乱暴しないでください！』
伊織『やよい、これはあんたのためなのよ』
やよい『わかんないもん！優しいみんなにこんなことして！』
伊織『…』
伊織『ボールの呪いをあんたに移すわ』たっち！
やよい『えっ』
伊織『…』やよいをボールにいれて…
\はわ！？/
伊織『…悪いけど、私もここに残ることにするわ』ちらっ
雪歩『…いいのか？』
伊織『私も少し外道にならないと、救ってあげられないもの』
伊織『ここの村人は私の国で管理する』
P『伊織ちゃん、怖い…』
伊織『あんたたち2人で旅をしなさい』
伊織『…きっと、また会えるわ』
雪歩『2人きりか』
P『…』
雪歩『お前も道を見つけたら、どこにでも行っていいんだぞ？』
↓1
-
私の体がどこかに行っちゃうの嫌ですよ ぎゅっ
そばにいたいのか、その体を利用…は考えられないかアホだし
-
P『はぅ、私の身体がどこかに行っちゃうの…嫌ですよぅ』ぎゅっ！
雪歩『そばにいたいのか』
P『はぅはぅ』
雪歩『その身体を利用して…』
雪歩『…』
雪歩『考えられないか、アホだし』
P『アホじゃないですもん！』ぷんすこですぅ！
雪歩『男として好き放題できるんだぞ？力にも蝕まれず』
P『でも…なによりも』
P『ひとりぼっちは嫌ですし…Pさんがいないと、何もわからなくなっちゃいます』
雪歩『…アホだもんな』
P『…ひとりぼっちになるくらいなら、アホでいいです』ぎゅ…
雪歩『やれやれ』
雪歩『次の国、行くか』
P『はいっ♪』
【愛の国】
雪歩『なんて、いうか…』
雪歩『純白だ』
P『綺麗な白ですねぇ』
↓1
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白すぎて眩しいな、目がどうにかなりそうだ
雪じゃないんですね
-
雪歩『白すぎて眩しいな…目がどうにかなりそうだ』ちかちか…
P『雪じゃないんですねぇ…真っ白ですぅ』
あずさ『あらあら〜♪』ぱたぱた…
雪歩『！？』
P『あの人、背中に羽生えてますよぉ！？』
あずさ『導かれてきたのですか〜？』
雪歩『いいえ、アイス売りにきただけっす』
あずさ『アイス売りの夫婦ですか〜？』
雪歩『結婚してねぇす』
あずさ『まぁっ』
↓1
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ではこれからなんですね、おめでとうございます〜
だから違うっての
-
あずさ『ではこれからなんですね〜、おめでとうございます〜♪』まぁまぁ♪
雪歩『だから違うっての…』ぴきぴき…
P『…』じぃ…
あずさ『♪』たゆゆん…
P『おっきいですぅ！』
雪歩『気持ちはわかるが心に秘めとけ』
あずさ『きゃっ///』隠して…
雪歩『隠し切れてねぇからな』
雪歩『アイスだけ売りに来たから、食うなら食え』
あずさ『まぁ♪』
【お城に入りました】
あずさ『ここの特産品を使えば、もっと愛が広がるはずです♪』
雪歩『どんな特産品なんだ』
あずさ『ハートの実ですっ』っハート方のりんごみたいなやつ
雪歩『ここに来て未知の食べ物出してくるなよ…』
あずさ『男女で食べると、ずっと一緒にいたくなるんですよ〜？』
↓1
↓1
-
お互いを意識しちゃったり、落ち着かなくなったり〜
嫌だななんか
-
あずさ『お互いを意識しちゃったり…落ち着かなくなったり〜…♪』
あずさ『まさに夫婦さんです♪』
雪歩『嫌だななんか…』
P『あのぉ、お姫様は夫婦なんですかぁ？』
あずさ『…』
P『ふぇ？』
雪歩『おい地雷踏んだ臭いぞ！？』
あずさ『運命の人は…どこかしら〜…？』にこにこ…
雪歩『面倒なパターンじゃねぇかおい！』
あずさ『うふふのふ〜？』
P『えぇと…よくわかりませんけど…』
P『がんばってください！』ぽぇ！
雪歩『お前少し静かにしろ！？』
↓1
-
興味ないんで、アイス売り歩いてるだけなんで失礼します
あらまあ
-
ζ*'ヮ')ζおやすみみみ！
雪歩『そういうの興味ないんで』がしっ
P『ぽぇん』
雪歩『アイス売り歩いてるだけなんで…失礼します』
あずさ『あらまあ…』
あずさ『…』こっそり荷物に、ハートの実っ
あずさ『お元気で♡』
【お城を出ました】
雪歩『どうやら、この先は目立った城はないらしい』
P『ということは…アイスを売る場所もないってことですか？』
雪歩『稼ぎにはならんなら、先に行く必要もあるまい』
P『はぅ…』
雪歩『なんだその声』
P『旅…終わっちゃうなんてやですよぉ』
P『Pさんと私の、大切な時間…』
雪歩『…』
P『ま、また同じお城を回りませんかぁ？』
↓1
-
一緒にいるだけで他人だけどな、仲間と言える仲かもしれないが…お勉強をつけて別れるのもアリだ
ふぇぇ…私は嫌ですよぅ
-
雪歩『一緒にいるだけで他人だけどな』
P『ひぅ…』
雪歩『確かに仲間と言える仲かもしれないが…』
雪歩『ここで、お勉強をつけて別れるのもアリだ』
P『ふぇぇ…私は嫌ですよぅ！』
雪歩『どうしてだ、そんなに嫌な理由は』
雪歩『身体を手放したくないか？』
P『そ、それよりも！…ううぅ』
P『Pさんと離れたくないですぅ！』
雪歩『…』
P『この前言いましたもんっ、好きだって…』
雪歩『貴音がこの前教えてくれたんだろう？そう言う関係になることの重さを』
P『それでも好きですもん！』ぐすっ…
雪歩『…』
雪歩『…ここで避けるのは、男として情けないか』やれやれ…
P『ひぅ…？』
雪歩『2人きりだ、この際だし誤魔化さず言おう』
雪歩『俺はな、お前の…この身体を返したくないんだよな』
P『ふぇぇ！？どうしてですかぁ！？』
雪歩『そりゃお前…』
雪歩『ベタ惚れだから』
P『べたぼれ？』
雪歩『俺も好きだからってこと』
P『ふぇ…///』
雪歩『好きなら返せよ、って言われそうだが…俺は宝物は独り占めしたいタイプでな』
雪歩『また氷漬けに戻られるぐらいなら一生返さん』ひしっ
P『私のことが好きだから…返さなかったんですね…//』ぽ…
雪歩『あと普通にいい身体してるしな』もみもみ…
P『はぅぅ！///』
↓1
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どうしても返して正面から付き合うってなると力の制御の訓練をしないとだがあほだからできないな
あほじゃないですっ
-
雪歩『どうしても返して、正面から付き合うってなると』
雪歩『この力の制御の訓練をしないとだが』ぱきぱき…
雪歩『…まぁ、あほだからできないな』
Ｐ『あほじゃないですぅ！』ぷんすこ！
Ｐ『それに…その、必ず返して欲しいわけでもないですし』
雪歩『そうなのか？』
Ｐ『アイス食べれなくなりますもん』
雪歩『アイス目当てかよ』
Ｐ『そ、そうじゃなくて…Ｐさんと、アイス屋さんをやることに意味があるんです』
Ｐ『二人で仲良く…アイス屋さんをしたいです』
雪歩『…そうか』
雪歩『まぁ、収入源は必要だしな？』
Ｐ『はぃ♪』
↓１
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お前がアイス作れば俺が楽になるんだが
おぼえれるかなぁ
-
雪歩『お前がアイスさえ作れれば、俺が楽になるんだがな？』
Ｐ『覚えれられるかなぁ…』
雪歩『あとは接客、勘定、その他…』
Ｐ『はぅぅぅ…』
【それから、数日】
【夫婦ではないと言い張る、不思議な二人組のアイス屋さんが】
【色々な国を笑顔にしているという、不思議な噂が広がりました】
やよい『伊織ちゃんっ』とてとて…
やよい『お掃除終わったよ！』にぱぁ！
伊織『お疲れ様…ごめんね、こんなことさせて』
やよい『違うよっ、私がやりたいだけだもん』
真『ボクのお仕事までとられちゃうところだよ…頑張り屋さんだなぁ』
やよい『そういえば、アイス屋さんのお話が聞こえてきたんです』
伊織『あいつら、最近顔合わせてないわね…』
真『目撃情報も少ないみたいだし…今どこにいるのかな』
↓１
-
でもあいつらなら心配ないわ、夫婦じゃないって言ってるうちわね
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伊織『でも…あいつらなら心配ないわ』
伊織『夫婦じゃないって言ってるうちわね♪』にひひ♪
やよい『また会いたいなぁ…』
真『ちなみに、千早姫から捜索願が来てるよ』
伊織『…ドはまりしたのね』
【当の本人たちは…】
【元々、氷のお城があったところに、もう一度お城を作ったのでした】
Ｐ『でも寒いですぅ…』
雪歩『氷だからな』
↓１
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着込めばなんとかなるだろうけど、お前とあったときはこんなに寒いと思わなかったよ
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雪歩『着込めばなんとかなるだろうけど…』
雪歩『お前とあった時にゃこんなに寒いと思わなかったよ』
Ｐ『そんなに私のことが気になってたんですかぁ…？』ぽ…
雪歩『…数日たって、少し生意気になってきたな』
Ｐ『そ、そんなことないですよぉ！』
雪歩『とりあえず、服揃えに行くかそろそろ』
Ｐ『おでかけですね！』
↓１
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もふもふなやつだと寒くないな
ふわふわもふもふ
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ζ*'ヮ')ζ次のお話行く？雪歩ちゃん書く？
雪歩『…』ふぁさっ
雪歩『もふもふなやつだと寒くないな、ほれ』ふわふわ…
P『もふもふですぅ！』もふふ…
雪歩『服を買うなら…どこがいいかな』
P『お洋服の国なんてなかったですもんね』
雪歩『また少し遠出だな』
P『ゆっくり、なかよくいきましょうねっ』
↓1
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得体のしれないお前の、雪歩だっけ…寿命が似たようなものだったらいいな
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ζ*'ヮ')ζうっうー！
雪歩『得体のしれないお前の…』
雪歩『…』
P『ふぇ？Pさん？』
雪歩『…雪歩だっけ』
P『！』
雪歩『…俺と、寿命が似たようなものだったらいいな』
P『は、はぃ…♪』
P『Pさんと、同じぐらい生きますっ』手を繋いで…
雪歩『長生きし過ぎるなよ、寂しくなるからな』
P『えへへ…ずぅっといっしょですよっ』
ー
ーー
-
【時渡りいうものを信じるかい？】
【未来、過去、現在に飛ぶ、不思議な現象さ】
【とは言え、そんなことが頻繁にあったなら現在はメチャクチャさ】
【平和である今、きっとそんなものはないのだろう…
……と思ってたんだがなぁ】
P『…』ちら…
幼あずさ『ここはどこですかぁ…』くすん…
P『…どうやらここは、過去みたいだ』
↓1
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どうしてこうなったのか…どうしたのかい
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ζ*'ヮ')ζダークボールこわいの…
P『どうしてこうなったのか…』
P『765プロに入社する当日、急に光に包まれて…あと覚えてない』
P『確か、この子は資料で見た三浦あずささんに似ているような』ちらっ
幼あずさ『くすん』
P『…どうしたのかい？』
幼あずさ『？』うる…
幼あずさ『まいごになっちゃいました』
P『迷子か…お母さんを探してるんだな？』
幼あずさ『…』こくり…
P『んじゃ、探してやるか』ひょいっ
幼あずさ『きゃぁ』
P『よくわかんないのは今更だ、人助けしとこう』肩車みたいに…
幼あずさ『たかいですっ』
P『この子の母親いませんかー』
幼あずさ『……』
『あずさ！』
幼あずさ『おかあさん！』
P『見つかったか…よかった』
『ありがとうございますっ、ありがとうございます…』
P『いいってことです』ぱわわ…
P『あれ、身体が』
幼あずさ『あ、あのっ』
ー
ーー
【1年後】
P『おっと？』
P『なんかまた飛ばされたな…』
子あずさ『あー！』
P『お？』
子あずさ『おにいさん！』とてて…
子あずさ『どこにいってたんですかっ』
P『俺もよくわからないんだがなぁ』
子あずさ『いちねんぶりです』
P『この一瞬で一年飛ばされたのか』
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