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修正SS投下スレ

204名無しさん:2015/12/12(土) 07:00:03 ID:Dm2b8Iq20
臨也のスマホに連絡出来るのって仮に今後承太郎が電話見つけても午後6時以降になるんだけあつ

205名無しさん:2015/12/12(土) 07:26:56 ID:Dm2b8Iq20
途中送信(´・ω・`)

臨也のスマホに連絡出来るのって承太郎が電話見つけても午後6時以降になるんですけど、それまでは切嗣は放置って形になるんでしょうか?
あと、承太郎の状態表に切嗣に関しての記述がありませんが、結局承太郎は切嗣の対処をどうするのか、切嗣を信用したのかしていないのかは書いておいた方が、次の書き手さんが繋ぎやすいと思いました

206名無しさん:2015/12/12(土) 07:34:00 ID:Qx8qGzFs0
承太郎は現在おいそれと臨也のスマホに連絡できないのですから
「こんなに簡単に確かめられることで嘘はつかないだろう」という部分にも修正が必要かと

207名無しさん:2015/12/12(土) 08:04:39 ID:BAeE14Xs0
>>202
承太郎が切嗣に尋問しようとしていたのは、臨也と切嗣が『シロ(越谷小鞠を殺したかどうか)』かどうかという点です

仮に切嗣の『臨也が怪しい』という発言に信ぴょう性を感じたとしても、『切嗣が小鞠殺しの容疑者筆頭である』という点は変わりません
智乃の持っていた探知機の情報(あのエリアには8人しかいなかった)がある以上、『衛宮切嗣と平和島静雄以外の人物に犯行は限りなく不可能』だと思われます
(また、切嗣はDIOに操られた平和島静雄の犯行説に疑問を呈しています)

にも関わらず、筋の通った証言をしたからというだけで、
既に電車に乗っており早急な対応が不可能となった折原臨也と、目の前にいる切嗣の警戒度を比較して

>過去の出来事に固執してこれから起きる出来事を防げなくなるのでは本末転倒である。

と切嗣の警戒度を引き下げるのは不自然かと思います

208 ◆zUZG30lVjY:2015/12/12(土) 08:36:44 ID:rGgUVZrc0
>>204-206
いずれ確実にバレる嘘をつくなんて、という意味合いでしたが、他の部分と併せて分かりやすくする訂正をしておきます

>>207
>切嗣の警戒度を引き下げるのは不自然かと思います
切嗣の警戒度を下げたのではなく臨也の警戒度を上げた形になりますね
またそう誘導することで、切継への猜疑に思考を割く時間を減らすことが切嗣の目的だというのは、文中に示してあります

それとちなみに、
>智乃の持っていた探知機の情報(あのエリアには8人しかいなかった)がある以上、『衛宮切嗣と平和島静雄以外の人物に犯行は限りなく不可能』だと思われます
>(また、切嗣はDIOに操られた平和島静雄の犯行説に疑問を呈しています)
『衛宮切嗣が目撃したのは平和島静雄ではなく別人で、折原臨也はその誤解に乗じて平和島静雄に罪をなすりつけた』という可能性も文中で提示しています

209名無しさん:2015/12/12(土) 09:17:11 ID:hilnvZF60
今居ない人物の警戒度上げたところで結局承太郎にとっては目先のことを片付けるのが先なんだよなあ
前の話の状態表で「衛宮切嗣への疑念にここで決着を着ける」と言ってたくらいだし

210名無しさん:2015/12/12(土) 10:11:00 ID:BAeE14Xs0
>>208
>『衛宮切嗣が目撃したのは平和島静雄ではなく別人で、折原臨也はその誤解に乗じて平和島静雄に罪をなすりつけた』という可能性

それは『警戒度を下げたわけではない』衛宮切嗣の目撃証言からの可能性ですよね
夏色の風景で『そもそも平和島静雄の人となりだって、よく考えりゃあいつらが勝手に言っているだけだぜ』と言っていた承太郎が、ここでまた切嗣が勝手に言っているだけのことや臨也に気を取られて切嗣を保留するでしょうか

211名無しさん:2015/12/12(土) 10:19:15 ID:Dm2b8Iq20
そもそも針目への対処を先伸ばしにするのもやはりおかしいかと
今後、他の参加者と遭遇したら針目がそいつらを人質に取っちゃう可能性もあるわけじゃないですか
そうなると遊月ちゃんどころか他の参加者までもに危険が及んでしまいますよね?
なのに、電車という密閉された空間で、近くにいるのも別に守る対象でもない切嗣だけという絶好の機会にも関わらず手を出さないのはおかしいでしょう

212名無しさん:2015/12/12(土) 12:27:36 ID:hilnvZF60
メタい話するとマーダー北東に固まりすぎな

213名無しさん:2015/12/13(日) 00:25:56 ID:Chd5vsjI0
そろそろ氏の反応が欲しいところ

214 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 00:58:18 ID:bXWLwseQ0
日中家にいなかったので遅くなってしまいました。以下の加筆修正をします

>>199
>臨也のスマートフォンに連絡を入れて問い質せば一発だ。
合流してから直接確かめたり、機能の解禁後に臨也のスマートフォンに連絡を入れて問い質せば一発だ。
こんな嘘を吐いても、臨也が生きている限りいずれ必ずバレるのは最初から分かりきっている。

投下スレ>>569
>衛宮切嗣への疑念が完全に晴れたわけではない。
>しかし、過去の出来事に固執してこれから起きる出来事を防げなくなるのでは本末転倒である。
そこまで考えたところで、さり気なく例の女を見やる。
この女の出現で計画が狂ってしまった。
残念だが、衛宮切嗣がシロかどうかを断定するのは当分の間先送りだ。
この女は紅林遊月を利用して他集団へ巧みに潜り込もうとした知能犯である。
そんな輩の前で衛宮切嗣との『不和』――即ちこちらの『弱み』を露わにすれば、たちどころに付け込まれてしまうだろう。
改めて衛宮切嗣だけ呼び出して尋問の続きをするというのもナシだ。
奴を独りにした隙に逃げられたり、近くにいた第三者を人質に取られたりしたら目も当てられない。
危険から保護するという名目で、衛宮切嗣共々、常に目の届くところに置いておかなければ。

「(……ったく、骨が折れそうだぜ)」

承太郎は思考の矛先を折原臨也の件に戻す。
衛宮切嗣への疑念が薄らいだわけではなく、平和島静雄を除いて最も怪しい人物であることは依然として変わらない。
しかし、過去の出来事に固執してこれから起きる出来事を防げなくなるのでは本末転倒である。
再び折原臨也と対峙したときのためにも、今のうちに対応策を練っておく必要があるだろう。
最も疑わしいのは衛宮切嗣だが、折原臨也もまたそれに次ぐレベルの相手なのだから。

215 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 01:00:02 ID:bXWLwseQ0
投下スレ>>570 状態表の変更
【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
[状態]:健康
[服装]:普段通り
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(10/10) 噛み煙草(現地調達品)
[思考・行動]
基本方針:脱出狙い。DIOも倒す。
   1:駅に着き次第、DIOの館に向かう。
   2:自称遊月の正体と目的を探りつつ、間近で監視する。
   3:衛宮切嗣への疑念の決着は遊月の件が片付くまで先送り。こちらも監視する。
   4:折原臨也の行動と人間性に懸念。一緒にいる一条蛍が心配。
   5:平和島静雄と会い、直接話をしたい。
   6:静雄が本当に殺し合いに乗っていたなら、その時はきっちりこの手でブチのめす。
   7:午後6時までにラビットハウスに戻る。
[備考]
※少なくともホル・ホースの名前を知り、ダニエル・J・ダービーと交戦した後から参戦。
※折原臨也、一条蛍、香風智乃、衛宮切嗣、天々座理世、風見雄二と情報交換しました(蟇郡苛とはまだ詳しい情報交換をしていません)
※龍(バハムート)を繭のスタンドかもしれないと考えています。
※風見雄二から、歴史上の「ジル・ド・レェ」についての知識を得ました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞き、意図的な誤情報である可能性を認識しました。

216名無しさん:2015/12/13(日) 01:11:18 ID:lA20wPPE0
修正乙です
しかし、結局『承太郎が針目に対処しないのはおかしい』という疑問は解決されていないのでは…
現段階では偽遊月に手を出すことが危険だというのなら
この3人で他の参加者と接触するなり、DIOの館にDIOがいて交戦することになったりした時に針目が本性をあらわした場合はなお一層危険ですよね

217 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 01:29:44 ID:bXWLwseQ0
>>216
作中での理由付け(>>215で明記した監視も含め)は既にしてありますが、それでもというなら、>>198の最後に以下の文章を挿入します


電車内は逃げ場がないので攻撃を加える絶好の機会だ、という考えはすぐに捨てていた。
もしも奴が自分の能力や支給品で『車内からでも容易く離脱できる手段』を備えていた場合、こちらだけが脱出困難な電車内に取り残され、追跡不可能に陥る危険がある。
また、単純に奴が自分達二人がかりでも勝てないほどの強さや、例えば毒ガスのように対処が困難な切り札を隠し持っていたなら、逃げ場のない車内という環境は一瞬にしてこちらの命を危険に晒す。

それらの要素を考慮した結果、目の届くところに引き留めて正体を見抜くのがベストという考えに至ったのだ。
切嗣にこのことを打ち明けたのも、切嗣の身の安全を考えたからではなく、不用意な言動で台無しにされるのを避けたかったためである。
無論、あえて泳がせて監視し続けることにもリスク――第三者の懐柔や戦闘中の寝返りなど――もあるが、どんな手を打っても何かしらのリスクは絶対に生じてしまう。
今回の選択は、種々の要因を秤にかけて導き出した妥協案のようなものである。

218名無しさん:2015/12/13(日) 01:38:34 ID:CGn2DxXM0
それだと電車内までわざわざ連れ込んだ描写と矛盾してるんですけど
そもそも、自分たち二人で勝てない相手かもしれないから放置するって、一般人が合流したら更にヤバい状況になるんですけど

219 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 02:01:00 ID:bXWLwseQ0
>>218
>それだと電車内までわざわざ連れ込んだ描写と矛盾してるんですけど
>>198に書いたように、ラビットハウスに赴かれる危険を減らすためです

>そもそも、自分たち二人で勝てない相手かもしれないから放置するって、一般人が合流したら更にヤバい状況になるんですけど
このメンバーで行動している状態で、一般人と合流(一時的な接触ではなく、同じ集団として行動を共にする)をしようとするのかな?と思います
縫だけでなく『殺人犯では?』と疑う切嗣を連れているわけですし、合流したらヤバい以前に、そもそも不用意に合流しようと思わないシチュエーションでは
わざわざ明記するまでもないかなと思っていましたが、分かりにくいようなら追記します

それと微修正
>無論、あえて泳がせて監視し続けることにもリスク――第三者の懐柔や戦闘中の寝返りなど――もあるが、どんな手を打っても何かしらのリスクは絶対に生じてしまう。
無論、あえて泳がせて監視し続けることにもリスク――第三者との接触や戦闘中の寝返りなど――もあるが、どんな手を打っても何かしらのリスクは絶対に生じてしまう。

220 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 02:04:55 ID:bXWLwseQ0
というわけで微修正のところに再追記

無論、あえて泳がせて監視し続けることにもリスク――第三者の懐柔や戦闘中の寝返りなど――もあるが、どんな手を打っても何かしらのリスクは絶対に生じてしまう。
もっとも道中で別の集団に出会ったとしても、殺人の疑惑がある男や正体不明目的不明の人物を連れて和気藹々と『合流』するつもりは毛頭ない。
一時的な『接触』――情報交換程度に留めるつもりだし、こちらに遊月のフリをして穏健に接触してきたことを考えれば、この女が短時間の接触で本性を露わにするとは考えにくい。

221 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 02:05:20 ID:bXWLwseQ0
×懐柔 ○接触
コピペする方間違えた……

222名無しさん:2015/12/13(日) 02:07:58 ID:lA20wPPE0
>>219
>(一時的な接触ではなく、同じ集団として行動を共にする)
一時的な接触だったとしても、一般人と同席するだけでも充分にリスクのある行為なのでは

>無論、あえて泳がせて監視し続けることにもリスク――第三者との接触や戦闘中の寝返りなど――もあるが、どんな手を打っても何かしらのリスクは絶対に生じてしまう。
そこまでして針目を泳がせておくメリットがあるのでしょうか
泳がせておけば針目の弱点が露呈したり攻撃する隙が見つかるという保証もないのに、悠長が過ぎるのでは

遊月の命が掛かっているからこそのように描写されていましたが、遊月がどこかに拘束されているのならばそれこそ時間の猶予はないのでは
(メタ的に言えばジャックは回避できましたが、拘束されているところを殺される危険もあるのですから)

223名無しさん:2015/12/13(日) 02:11:11 ID:RWwPzzWA0
承太郎が嫌だといっても針目のほうが一般人と一緒に行動すると言い出したらどうするつもりなんでしょうか
嫌なら承太郎だけ抜ければいいじゃないかと言われてしまって、それから「実は針目は悪いやつで」などと言い出せばそれこそ一般人が危険ですよ
普通に考えて、針目の危険性を知らない人からしたら(偽)遊月をDIOの館という危険な場所に連れて行くよりは他の一般人と一緒に別の場場所に保護するほうが良いという判断になりますよね

それに切嗣と決着つけようとしたのも「ここまでくればラビットハウスに危険は及ばない」と判断したからなのに、いきなり「ここでやりあうとラビットハウスが危険だ」という発想に変わるのもおかしいですよね?
全体的に「針目という危険分子を排除するためには最初の出会い頭に攻撃するのが最適」なはずなのに、承太郎の思考を捻じ曲げてまで無理やりそうならないように行動させようとしているように感じます

224名無しさん:2015/12/13(日) 02:22:37 ID:RWwPzzWA0
不用意に合流しないも何も、もしもほかの参加者とばったり会ったら逃げるってことでしょうか
ですから、そもそも承太郎がこの三人で行動しようとするのがリスクだらけでおかしいんですよ

225 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 03:06:31 ID:bXWLwseQ0
>>222
>一時的な接触だったとしても、一般人と同席するだけでも充分にリスクのある行為なのでは
これについては>>220参照で

>遊月がどこかに拘束されているのならばそれこそ時間の猶予はないのでは
文中にあるとおり、拘束されているというパターンの想定は「放送で遊月の死が告げられて偽物とバレないように」というものです
「既に殺されているか、あるいは放送で名前を呼ばせないために当面は死なないように監禁されているか」という2パターンを考えている場面ですね
わざわざ殺さずに監禁する目的を考えると逆に時間の猶予がある、という感じです

>>223-224
>いきなり「ここでやりあうとラビットハウスが危険だ」という発想に変わるのもおかしいですよね?
どこにもそんな発想は書いていませんけど……?

>「針目という危険分子を排除するためには最初の出会い頭に攻撃するのが最適」なはずなのに
これまでの話では、承太郎は自分の行動がもたらす今後への影響まで熟考して行動しています(切嗣だけを選択的に連れ出したのもその一環)
それを踏まえて続きを書くとなると、四の五の言わずにいきなり戦いを挑んで、まだ生きていて囚われている可能性のある遊月の手がかりを失うリスクを犯すのは不自然と考えました

>承太郎が嫌だといっても針目のほうが一般人と一緒に行動すると言い出したらどうするつもりなんでしょうか
>不用意に合流しないも何も、もしもほかの参加者とばったり会ったら逃げるってことでしょうか
監視しながら移動して尻尾を掴めればベスト、そのような状況になって続けられなるまでがタイムリミット、という想定で書いていました
はっきりと明記した一文が必要そうなので>>220を再度訂正します。ツギハギになって申し訳ない




無論、あえて泳がせて監視し続けることにもリスク――戦闘中の寝返りなど――もあるが、どんな手を打っても何かしらのリスクは絶対に生じてしまう。
もっとも道中で別の集団に出会ったとしても、殺人の疑惑がある男や正体不明目的不明の人物を連れて和気藹々と『合流』するつもりは毛頭ない。
一時的な『接触』――情報交換程度に留めるつもりだし、こちらに遊月のフリをして穏健に接触してきたことを考えれば、この女が短時間の接触で本性を露わにするとは考えにくい。
裏を返せば、無力な一般人を巻き込まないようにするのが難しくなったり、理由をつけて自分達から離れようとされるまでが、隠密に尻尾を掴むタイムリミットということだ。
運悪くそうなってしまったら、多少強引にでもタイマン、あるいは切嗣を交え二体一の状況を作ってケリを付ける。
切嗣には「最初からそうしておけばよかった」と愚痴られるかもしれないが、最初からそうしないのは、諸々の手がかりを掴みやすくしたいがためだ。

226名無しさん:2015/12/13(日) 03:28:05 ID:DZel8JiU0
>どこにもそんな発想は
いや、「ラビットハウスを巻き込まない距離だ」と判断して切嗣と決着をつけようとしたのに
ラビットハウスへの安全を考慮して場所を移すのは明らかに不自然でしょう

227名無しさん:2015/12/13(日) 03:55:25 ID:WQHOf94A0
なんかもう「自分だったらこう書くからこう直せ」ってレベル
思い通りの内容になるまで「違和感がある」の主観一本で押し切るつもりなんだろうか
違和感以外の理由がないならもう通しでいいんじゃね

228名無しさん:2015/12/13(日) 08:56:51 ID:CGn2DxXM0
>そのような状況になって続けられなくなるまでがタイムリミット
そのような状況ってことは針目が一般人と一緒に行動するような状況ですよね
つまり、その時点で一般人と接触してしまっているわけで、それから

229名無しさん:2015/12/13(日) 09:00:17 ID:CGn2DxXM0
途中送信失礼

それから針目に対処しても、一般人を危険に晒すことに変わりはないのでは
つまり、一般人にまだ接触していない最初の段階で事を起こす方がリスクは明らかに少ないはずです

230名無しさん:2015/12/13(日) 10:38:09 ID:Chd5vsjI0
違和感も何もこのままの展開だと承太郎というキャラガン無視だからな
組みなおした方がよっぽどマシなレベル

231名無しさん:2015/12/13(日) 10:58:16 ID:lA20wPPE0
高速かつ超精密なスタープラチナでも、もしかしたら取り逃がしたりうっかり自害させる隙を作ってしまうかもしれないから、
放送で遊月の名前が呼ばれるかどうかの数時間後までは本物遊月はまぁ猶予があるだろうと鷹をくくり、
本物遊月の手がかりを掴むために、本物遊月のいるだろう市街地から電車で遠ざかってDIOの館に向かいつつ、
露見すかどうかも分からない偽遊月の居場所や針目の隙が露見するのを待って泳がせながら危険地帯に向かうというのは

いくらなんでも承太郎が消極的すぎて違和感のレベルではないと思います

232 ◆zUZG30lVjY:2015/12/13(日) 22:16:34 ID:bXWLwseQ0
申し訳ありません、予定していたより土日に時間が取れないまま二日が過ぎてしまいますので、投下した物の扱いは管理人氏等に委任させて下さい
修正要求が成立していて対応不足と見るなら修正未了で破棄、そうでないならこのままという形でお願いします

233 ◆gsq46R5/OE:2015/12/15(火) 22:23:02 ID:k/cB89ZE0
拙作「Spread your wings」の修正稿になります。
本スレ>>618~>>619

  落ち込んだって仕方がない。
  今はいいカードを二枚も引き込めたと喜んでおくことにしよう。
  首なしライダーの背に抱き着くあまり嬉しくない姿勢で、ホル・ホースはやっと一息をついた。
  考えを整理したことで、随分心が落ち着いた実感を得つつ。

 (……? 何だぁ? こいつ、バケモンの癖してやけに柔らけえ体してやがんなあ)

  ふと抱いた疑問を確かめるように、ライダースーツ越しに首なしライダーの体を触診してみた。
  やはり柔らかい。もう少し上へ手をやってみよう。
  柔らかさが増したような気がする。ホル・ホースは首を傾げた。

  ……まるで女みてえな体してんだなあ、こいつ。

  彼は知らない。
  その感想が至極正しく、的を射たものであることを。
  更に言えば、首なしライダー。
  セルティ・ストゥルルソンは運転をしながらずっと拳骨を振り上げたい衝動を堪えるのに必死だったことも。

  V-MAXは高速機だ。あまりの速さに、主催者の手で運転が出来るレベルまでチューンが加えられたほどの。
  バイクに乗り慣れたセルティも、これが愛馬でないこととスペックが高いことが災いし、運転しながら彼へお約束の体罰を加えることが出来なかった。
  本人は知らないことだが、一方的に「いいこと」が出来ていた訳である。

  そのことを未だ知らないことも、ホル・ホースの小さな不運と言えたかもしれない。

  
 「止まれ」


  疾走を制する声をあげたのは、先を進んでいた悪魔アザゼルだった。

の部分を、


  落ち込んだって仕方がない。
  今はいいカードを二枚も引き込めたと喜んでおくことにしよう。
  首なしライダーの背に抱き着くあまり嬉しくない姿勢で、ホル・ホースはやっと一息をついた。
  考えを整理したことで、随分心が落ち着いた実感を得た、その時。

  
 「止まれ」


  疾走を制する声をあげたのは、先を進んでいた悪魔アザゼルだった。

のように修正します。

234拙作「黄金の風」の修正です ◆45MxoM2216:2015/12/19(土) 12:27:12 ID:OMSMsr6k0
本スレ>>648
さらに、チャットにある"M”の文字も、東郷美森(Mimori)を彷彿とさせた。

(夏凜と友奈を混乱させようとしてるのかしら……?それとも、残りの参加者にプレッシャーを与えようと……?)
東郷のような頭脳派なら、自分の思いつかないような策もいくらでも思いつくだろう。

この部分を

さらに、東郷と遭遇した温泉と樹の亡骸があった旭丘分校の近さも、この書き込みの信憑性を上げていた

に修正します
さらに本スレ>>649

まず第一に、位置関係だ。
樹の亡骸があったのはB-6の本能寺学園。
先ほど東郷と遭遇したのはG-3の温泉施設。

いくらなんでも遠すぎる。
自分のようにワープ装置を使えば距離は関係なくなるかもしれないが、今はまだIDカードがないとワープ装置は使えない。

仮に東郷もIDカードを持っていたとしよう。
本能寺学園で樹を殺した後にろくに探索もせず、スマホすら奪わない。
その後旭丘分校にワープ、市街地へ向かう前にひとまず温泉へ向かい、自分と遭遇した後に市街地へ……というのは流石に違和感がある。

の部分を

普通に考えれば東郷が樹を殺害した場面を目撃した第三者が書き込んだことになる。
しかし、東郷の名前と樹の名前の両方が分かるような目撃の仕方をした上で東郷から逃げ切り、さらにはその人物がチャットに書き込める電子機器を持っていなければそれは成り立たない。

そんな出来すぎなことが起こったとは考えにくい。

チャットにある"M”の文字は東郷美森(Mimori)を彷彿とさせるが、では東郷が自分で書き込んだのかと言われると疑問が残る。
自分からゲームに乗っていると流布する必要はないからだ。


(夏凜と友奈を混乱させようとしてるのかしら……?それとも、残りの参加者にプレッシャーを与えようと……?)
東郷のような頭脳派なら、自分の思いつかないような策もいくらでも思いつくだろうが、それでも違和感は拭えない。

のように修正します
大幅な修正になってしまい、申し訳ありません

235名無しさん:2015/12/19(土) 15:15:33 ID:EAMGWeOE0
修正乙でした、全く問題ないと思います

236 ◆gsq46R5/OE:2016/01/03(日) 12:28:30 ID:6l9.RnDE0
拙作において、該当部の修正をします

千夜はココアの死を知っている、という指摘については

  最初の放送では、幸いにも千夜の友人達の名前が読み上げられることはなかった。
  しかし次は同じようはいかないだろうと、そう思う自分が心のどこかに居る。
  ココアか、チノか、リゼか、シャロか。
  誰がそうなるかまでは分からないが、その全員が無事で事が運ぶとは、今の千夜には到底思えない。
  誰も死なずに皆で日常へ帰るという夢を抱くには、宇治松千夜という少女は現実を知りすぎてしまった。



  最初の放送では、幸いにも千夜の友人達の名前が読み上げられることはなかった。
  しかし次は同じようはいかないだろうと、そう思う自分が心のどこかに居る。
  チノか、リゼか、シャロか。
  誰がそうなるかまでは分からないが、その全員が無事で事が運ぶとは、今の千夜には到底思えない。
  ……少なくとも、もう一人は死んでしまったのだから。
  誰も死なずに皆で日常へ帰るという夢を抱くには、宇治松千夜という少女は現実を知りすぎてしまった。

に修正します。
本部のパートの箇所については、「亡き戦友との盟約を後回しとしてまでも、」の箇所を削除して修正とさせていただきます

237 ◆45MxoM2216:2016/01/03(日) 22:37:59 ID:LNkRD4zI0
悪魔と吸血鬼!恐るべき変身!のラヴァレイの状態表を以下のように修正します

【ラヴァレイ@神撃のバハムートGENESIS】
[状態]:健康
[服装]:普段通り
[装備]:軍刀@現実
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
    黒カード:猫車
[思考・行動]
基本方針:世界の滅ぶ瞬間を望む
0:地下闘技場へ戻り、放送局へ向かう
1:本部の末路を見届ける
2:蒼井晶の『折れる』音を聞きたい。
3:カイザルは当分利用。だが執着はない。
4:DIOの知り合いに会ったら上手く利用する。
5:本性は極力隠しつつ立ち回るが、殺すべき対象には適切に対処する
[備考]
※参戦時期は11話よりも前です。
※蒼井晶が何かを強く望んでいることを見抜いています。
※繭に協力者が居るのではと考えました。
※空条承太郎、花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、ホル・ホース、ヴァニラ・アイス、DIOの情報を知りました。
ヴァニラ・アイス以外の全員に変身可能です。

【ラヴァレイ@神撃のバハムートGENESIS】
[状態]:健康
[服装]:普段通り
[装備]:軍刀@現実
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(10/10)
    黒カード:猫車 拡声器@現実
[思考・行動]
基本方針:世界の滅ぶ瞬間を望む
0:地下闘技場へ戻り、放送局へ向かう
1:本部の末路を見届ける
2:蒼井晶の『折れる』音を聞きたい。
3:カイザルは当分利用。だが執着はない。
4:DIOの知り合いに会ったら上手く利用する。
5:本性は極力隠しつつ立ち回るが、殺すべき対象には適切に対処する
[備考]
※参戦時期は11話よりも前です。
※蒼井晶が何かを強く望んでいることを見抜いています。
※繭に協力者が居るのではと考えました。
※空条承太郎、花京院典明、ジャン=ピエール・ポルナレフ、ホル・ホース、ヴァニラ・アイス、DIOの情報を知りました。
ヴァニラ・アイス以外の全員に変身可能です。

238拙作「心の痛みを判らない人」の修正です ◆45MxoM2216:2016/01/21(木) 19:39:49 ID:/.MonXSY0
「元々は、放送局か研究所に向かう予定だったわ
でも研究所はともかく、放送局に2人だけで向かったとは考えにくいわね」
言葉に詰まったアインハルトに代わり、夏凜が後を継いで喋る。

つまりこういうことだ。
2人はるう子とシャロが近いうちに禁止エリアになるF-3を北に向けて離脱したのは見えた。
しかしその後に東か西か、はたまたどちらにも動かずにじっとしているのか、その後の動向は掴めていないのである。
非力な少女2人が危険人物もそうでない者も多く集まるであろう放送局のある西へ向かった可能性は低いが、それ以外の情報はほぼ全くないと言っていい。

「悪魔の旦那、これで放送局へ行く理由はなくなりやしたね」
(ふぅ〜、これでトップレベルに危険な場所に行かなくてすんだぜ)
ホル・ホースとしては当然トップレベルに危険な放送局へなど行きたくない。
探し人は未だ見つからないが、この状況では戦闘を覚悟して放送局へ進むよりもまだ近くにいるはずの探し人を探す方が賢明なはずだ。

「ふむ、そうとも限らんぞ」
「そうだよな、そうとも限らない…………………………───は?」
呆気に取られるホル・ホース。
なんかまたデジャブを感じる。

(そういやぁ、放送局へ向かうと聞かされた時もこんな感じだったっけか……)

「確かに放送局へ行く可能性は低いが、放送局ならばこちらから呼びかけられるだろう?」

の部分を

「ちょっと待って、チャットに新しい発言があるわ。
……!これは―――」
「夏凜さん?どうしたんですか?」
スマートフォンの場面を凝視する夏凜。
一体どうしたというのか?

「え、ええ!どうやら2人はラビットハウスに向かってるみたいね。
『義輝と覇王へ。フルール・ド・ラパンとタマはティッピーの小屋へ』
分かる人にしか分からない、ちょっとした暗号ね」

つまりこういうことだ。
るう子とシャロは近いうちに禁止エリアになるF-3を北に向けて離脱した。
その後、逸れてしまったアインハルトと夏凜を探し回るよりもシャロの知り合いがいる可能性の高いラビットハウスへ向かったということだ。

「悪魔の旦那、これで放送局へ行く理由はなくなりやしたね」
(ふぅ〜、これでトップレベルに危険な場所に行かなくてすんだぜ)
ホル・ホースとしては当然トップレベルに危険な放送局へなど行きたくない。
探し人は未だ見つからないが、この状況では戦闘を覚悟して放送局へ進むよりも行き先がはっきりしている探し人を探す方が賢明なはずだ。

「ふむ、そうとも限らんぞ」
「そうだよな、そうとも限らない…………………………───は?」
呆気に取られるホル・ホース。
なんかまたデジャブを感じる。

(そういやぁ、放送局へ向かうと聞かされた時もこんな感じだったっけか……)

「確かに小湊は放送局へは向かわんだろうが、放送局ならばこちらから呼びかけられるだろう?」
のように。

さらに
「いや、そうは言っていない。次善の策と言っただろう。
行方は掴めていないが、近くにいることは確実だからな」



「いや、そうは言っていない。次善の策と言っただろう。
行く先が分かっているのだから、追わない理由はあるまい」
のように。

さらに

夏凜の後ろにいつの間にか回り込んでいたアザゼルが、彼女の手元のスマートフォンを覗き込む。
慌ててスマートフォンを隠す夏凜。



夏凜の後ろにいつの間にか回り込んでいたアザゼルが、彼女の手元のスマートフォンを覗き込む。
慌ててスマートフォンを隠す夏凜。
先ほど暗号を発見しただけにしては不可解な反応を見せていたが、そういうことかと得心するアザゼル。

のように。

さらに
「了解だ、悪魔の旦那。
じゃあアインハルトの嬢ちゃん、まずは目的地の一つだったっていう研究所にでも行ってみっか。」



「了解だ、悪魔の旦那。
じゃあアインハルトの嬢ちゃん、早速ラビットハウスとやらに行ってみっか。」

のように。

さらにアインハルトの基本方針を以下のように修正します。

基本方針:殺し合いを止める。
   0:ホル・ホースと共にラビットハウスへ向かう
   1:紗路たちと合流し、謝る。
   2:私が、するべきこと――わかりました。
   3:コロナを探し出す。
   4:余裕があれば池田華菜のカードを回収したい。

さらに、アザゼルの状態表の上に以下の文を追記します。

【F-2/一日目 昼】

239拙作「心の痛みを判らない人」の追記です ◆45MxoM2216:2016/01/21(木) 22:48:50 ID:/.MonXSY0
申し訳ありません、描写不足な点が判明しましたので、追記させていただきます。

「そいつらも小湊程ではないにしろ……いや、浦添に至ってはどちらの場合でも小湊と同程度の実力があるのだろう?
呼びかけておいて損はあるまい」

の一行下に、以下の文章を加えます。


そう、アザゼルは小湊るう子一人に執着するのではなく、他のセレクターも捜索することにしたのだ。
先ほどまでるう子に拘っていた彼がそのような考えに至ったのには理由がある。
それは―――

(曲がりなりにもこの俺に勝利した小娘2人……
そんな小娘と同等の力を持つ者までもこの殺し合いでは塵に等しく死んでいる。
あまり好ましい事態ではないが、既に小湊が野垂れ死んでいる可能性も考えた方がいいな)

年端もいかない少女からの敗北。
それは彼に慎重な思考をさせるのには充分すぎる衝撃であった。
彼は慎重に、最悪のケース―――既に小湊るう子が死んでいる可能性をも考慮する。

つい先ほどまで一緒にいた?
離れた一瞬で死なないと何故言い切れる。

チャットに連絡があった?
その後に死んでいないと何故言い切れる。

(そも、セレクターというのは身体的には非常に脆い―――
流石に全滅はしていないと思うが、あと何人残っているか怪しいものだ)

そして彼はこう考えた―――「質より量」であると。
それは、命を物としか考えていない故の、まさに悪魔的発想。
彼には人の心の痛みなど判らないのだ。
だから小湊るう子を、いざとなれば紅林遊月で、蒼井晶で、浦添伊緒奈で代用できる物としか考えられない。

240拙作「心の痛みを判らない人」の追記です ◆45MxoM2216:2016/01/23(土) 13:27:35 ID:E0j4oPck0
何度もすいません、本スレにて指摘された箇所の追記、修正です


(結城とやらと合流した時に問い質せば、面白いことになりそうだ)
今となってはたった一人の仲間。
夏凜がそこまで言う少女の前で、知己の相手が潰し合っていたという可能性を暴露する。
その時、あの小娘は一体どんな顔をするのだろうか―――



(結城とやらと合流した時に最悪のタイミングで問い質せば、面白いことになりそうだ)
自分たちの仲間が殺し合いに乗り、他の仲間を殺したという可能性。

結城友奈がチャットでの不確定な情報しか持ち合わせていないのか、はたまた事実を知っているのかは不明だが、三好夏凜は東郷美森と犬吠埼風が殺し合いに乗っているのは紛れもない事実である事を知っている。
話題が話題だ、おそらく2人の小娘は互いに最大限気を使いながらその事を確かめようとするだろう。
そこであえて空気を読まずに発言し、小娘共の気遣いを無碍にする。

結城友奈が事実を知っていればただ空気を悪くするだけだろうが、もしもチャットでの妄言としか受け止めていなかった場合は、面白いことになる。

今となってはたった一人の仲間。
夏凜がそこまで言う少女の前で、電子の海の中の妄言などではなく、事実として知己の相手が潰し合っていたという可能性を暴露する。
その時、あの小娘は一体どんな顔をするのだろうか―――

のように修正します。
既にWikiに収録されているにも関わらず、再三に渡る追記修正をしてしまい、申し訳ありません。

241  ◆eNKD8JkIOw:2016/02/12(金) 23:40:59 ID:gxGntrtk0
本スレpart2の>>956より

>坂井雄二は、そもそも一緒にいた時間が短すぎた。

を、

>風見雄二は、そもそも一緒にいた時間が短すぎた。



>>962より

>もしもここにいたのが俺じゃなくて空条君、もしくは坂井君だったとしたら、どうなっていたと思う?



>もしもここにいたのが俺じゃなくて空条君、もしくは風見君だったとしたら、どうなっていたと思う?



また >>948 の

>にいちゃんは、何でも出来るのになぜか今一つ影が薄い。もう少し長男として前に出ても良いのに。



>おにいちゃんは、何でも出来るのになぜか今一つ影が薄い。もう少し長男として前に出ても良いのに。

に修正いたします。
誤字、勘違い、誠に失礼いたしました。

242  ◆eNKD8JkIOw:2016/02/14(日) 01:42:14 ID:DLZt9SEA0
何度もすみません。
数が多すぎるので書き連ねることは出来ませんが
拙作「キルラララ!!」における「蒲郡」を全て「蟇郡」に修正いたします。

243 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 15:14:23 ID:WRsEYxOo0
本スレ>>63
>針目が遊月に変身していたということは、針目は遊月と出会い、情報を引き出したということ。

→縫が遊月に変身していたということは、彼女たちは出会い、情報を交換したということ。 に修正

同時に、同じレス内にある地の文の「針目」→「縫」 に修正(他と統一)

>>64
>そして数秒後、縫が力ずくで高速を解くよりも早く、戦車が眼前に迫ったところで、雄二は飛び退いた。
「高速」→「拘束」 に修正

>>84
「ジャン・ピエール=ポルナレフ」→「ジャン=ピエール・ポルナレフ」 に修正

自分で見つけた部分の修正は以上です。
次のレスからは、本スレ>>88以降の差し替え分になります。

244 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 15:32:46 ID:WRsEYxOo0




「オラァッ!!」

 承太郎は一つの分身をスタンドで捕らえると、その身体を力任せに引き千切った。
 普通の人間には困難な芸当でも、スタープラチナの桁外れなパワーにかかれば、普通の服を割くのと同じように千切れる。
 ペラペラな身体は、やはり耐久力では本体に劣るらしい。
 本体もこれだけ簡単に引き千切れれば楽なんだが、と承太郎は考えた。

(しかし……何がしたい?)

 はっきりしないのは、縫がこのような行動をする理由だ。
 分身を含めた縫は、承太郎たち三人だけを標的にしている。ラビットハウスの店内にいる、非力な少女たちを狙おうとはしていない。
 存在を知らないはずはない。雄二と戦闘になっていた以上、縫は殺意を抱いてあの店に入ったはずだ。
 それなのに、今この場で遊月たちを狙わないのはなぜか。

(分からねえ……狙われたらそれはそれで困るが、な)

 三人は、ラビットハウスに入られないように戦闘していた。
 扉の前に近づこうとする縫を、優先的に追い払う。数の上で劣勢なのもあり、戦況は非常に危うい状態だった。
 承太郎は、雄二をしようとした縫の一体をむんずと掴んで、自分の元へ引き寄せた。
 殴って吹っ飛ばしてから、鋭い視線を周囲に向ける。しかし、分身が交錯する状態では、本体だけに狙いが付けられない。

「てめえ、何が目的だ!」

 苛立つ承太郎は、再び一体の縫を殴りつけながら問いかけた。
 これで本体だけが反応してくれれば、と期待するが、なんと五つの同じ口が同時に開いた。

「「「「うーん、それを言ったら面白くないでしょ?」」」」

 まともに答えるつもりはないらしい。承太郎は再び周囲を確認した。
 現状、五体の分身のうち、雄二と綺礼が二体ずつ引き付けており、もう一体は少し離れた場所にいた。
 その一体が、勢いをつけて跳躍すると、ラビットハウスの屋根に立った。

「っ……てめえ!」

 やはり遊月たちを狙うつもりはあったようだ。
 帽子の向きを直した承太郎は、屋根の上に向けてスタンドを放った。
 隆々たる筋肉での一撃は、縫にひらりと躱された。しかし承太郎は諦めず、次の一撃を見舞おうと試みた。

「あれれー?いいの、まっすぐ向かってきて?」

 背後から奇襲されることは考えていない。雄二と綺礼が対処してくれると信じているからだ。
 事実、綺礼が分身を拳で吹き飛ばす音は、背後から何度も聞こえてきた。
 雄二による銃声も同様に、長い間を置かずに何度も響いていた。
 二人は必死にラビットハウスを守ろうとしている。ならば承太郎は、頼れる仲間に背中を預ける。
 そんな承太郎の行動に、縫は煽るように問いかける。

「だけど、まっすぐすぎると――」

 明らかに挑発であると理解できた。それでも承太郎は、スタンドの勢いを止めることはしなかった。
 走ることを止めては、絶対に拳は届かないからだ。

「オラアァッッ!!」

 ポルナレフを殺された怒りが、心の力までも強くする。
 ブチのめす。その激情を拳に乗せて、承太郎は化け物の顔面を殴らんとした。

「――罠に嵌まっちゃうぞ☆」

 その瞬間、承太郎の視界から、縫の姿が掻き消えた。
 同時に、攻撃対象を見失ったスタンドも消えた。

「承太郎、後ろだ!」
「オラァッ!!!」

 すぐ背後から聞こえた雄二の声に、承太郎は自分が振り向くより早く、スタープラチナを放った。

245前レスの訂正 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 15:37:40 ID:WRsEYxOo0




「オラァッ!!」

 承太郎は一つの分身をスタンドで捕らえると、その身体を力任せに引き千切った。
 普通の人間には困難な芸当でも、スタープラチナの桁外れなパワーにかかれば、普通の服を割くのと同じように千切れる。
 ペラペラな身体は、やはり耐久力では本体に劣るらしい。
 本体もこれだけ簡単に引き千切れれば楽なんだが、と承太郎は考えた。

(しかし……何がしたい?)

 はっきりしないのは、縫がこのような行動をする理由だ。
 分身を含めた縫は、承太郎たち三人だけを標的にしている。ラビットハウスの店内にいる、非力な少女たちを狙おうとはしていない。
 存在を知らないはずはない。雄二と戦闘になっていた以上、縫は殺意を抱いてあの店に入ったはずだ。
 それなのに、今この場で遊月たちを狙わないのはなぜか。

(分からねえ……狙われたらそれはそれで困るが、な)

 三人は、ラビットハウスに入られないように戦闘していた。
 扉の前に近づこうとする縫を、優先的に追い払う。数の上で劣勢なのもあり、戦況は非常に危うい状態だった。
 承太郎は、雄二をしようとした縫の一体をむんずと掴んで、自分の元へ引き寄せた。
 殴って吹っ飛ばしてから、鋭い視線を周囲に向ける。しかし、分身が交錯する状態では、本体だけに狙いが付けられない。

「てめえ、何が目的だ!」

 苛立つ承太郎は、再び一体の縫を殴りつけながら問いかけた。
 これで本体だけが反応してくれれば、と期待するが、なんと五つの口が同時に開いた。

「「「「「うーん、それを言ったら面白くないでしょ?」」」」」

 まともに答えるつもりはないらしい。承太郎は再び周囲を確認した。
 現状、五体の分身のうち、雄二と綺礼が二体ずつ引き付けており、もう一体は少し離れた場所にいた。
 その一体が、勢いをつけて跳躍すると、ラビットハウスの屋根に立った。

「っ……てめえ!」

 やはり遊月たちを狙うつもりはあったようだ。
 帽子の向きを直した承太郎は、屋根の上に向けてスタンドを放った。
 隆々たる筋肉での一撃は、縫にひらりと躱された。しかし承太郎は諦めず、次の一撃を見舞おうと試みた。

「あれれー?いいの、まっすぐ向かってきて?カッコいいー♪」

 背後から奇襲されることは考えていない。雄二と綺礼が対処してくれると信じているからだ。
 事実、綺礼が分身を拳で吹き飛ばす音は、背後から何度も聞こえてきた。
 雄二による銃声も同様に、長い間を置かずに何度も響いていた。
 二人は必死にラビットハウスを守ろうとしている。ならば承太郎は、頼れる仲間に背中を預ける。
 そんな承太郎の行動に、縫は煽るように問いかける。

「だけど、まっすぐすぎると――」

 明らかに挑発であると理解できた。それでも承太郎は、スタンドの勢いを止めることはしなかった。
 走ることを止めては、絶対に拳は届かないからだ。

「オラアァッッ!!」

 ポルナレフを殺された怒りが、心の力までも強くする。
 ブチのめす。その激情を拳に乗せて、承太郎は化け物の顔面を殴らんとした。

「――罠に嵌まっちゃうぞ☆」

 その瞬間、承太郎の視界から、縫の姿が掻き消えた。
 同時に、攻撃対象を見失ったスタンドも消えた。

「承太郎、後ろだ!」
「オラァッ!!!」

 すぐ背後から聞こえた雄二の声に、承太郎は自分が振り向くより早く、スタープラチナを放った。

246 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 15:49:34 ID:WRsEYxOo0
「オラオラオラオラ――っ、いない!?」

 幾人ものDIOの刺客を殴り倒してきたラッシュは、しかし、縫を捉えずに空を切った。
 承太郎は振り向いたが、そこに縫はいない。

「ぐああああっ!?」
「どうした、風見!」

 承太郎が視線を横にずらすと、雄二が天を向いて声を上げていた。
 といっても猛々しい鬨の声ではない。むしろ苦しげな声だ。それは次第に、凶暴なものへと変化していく。

「じょう、たろ……おおおおおおおおおっ!!!」
「何っ!?」

 承太郎は白く染まり凶暴化していく、雄二と綺礼の姿を見た。
 二人の背後には、分身が消え去り一人きりとなった縫の笑顔が見えた。
 口に手の平をかざして、アハッと笑っている。

「ゴメンね、この二人、ボクがちょっと洗脳しちゃった☆」
「洗脳だと……!?」

 そんな搦め手まで使えるのかと驚いていると、雄二と綺礼が腕を押さえてきた。
 がっしりした体つきの二人に抑えられ、承太郎もすぐには拘束を解くことができない。
 その間に、縫は悠然と近づいてきて、承太郎の額に手を置いた。
 必死にもがく承太郎は、頭の中に何かが侵入してくる感覚に襲われた。
 脳内に糸が入り込んでいくような、生々しい感覚。

「承太郎くん、君も洗脳させて貰うよ!」

 この言葉が聞こえるか聞こえないか、といったところで、承太郎の意識はいよいよ朦朧としてきた。

 ――壊せ――暴れろ――壊せ――暴れろ――
 ――ラビットハウスを――安住の小屋を――
 ――暴れろ――壊せ――暴れろ――壊せ――

 脳内に響く声。それは破壊を強制してくるものだった。
 承太郎はその声を、自然と受け入れていた。とてつもない衝動に襲われていた。
 破壊する。壊滅させる。ラビットハウスの全てを壊す。

「オラァ!」

 手始めにドアを蹴破った。承太郎に次いで、雄二と綺礼も店内に入る。
 店内を滅茶苦茶にしろ、そう響く脳内の声を、承太郎は自然に受け入れていた。
 雄二が椅子を投げて、綺礼がテーブルを叩き割り、承太郎が食器の入った棚を倒す。
 破壊の限りを尽くせという言葉通りに、三人は抗うことなく従った。
 しかし、次の命令に、承太郎の動きが止まった。

 ――殺せ――殺せ――遊月を殺せ――
 ――刺し殺せ――殴り殺せ――撃ち殺せ――
 ――惨たらしく殺せ――痛めつけて殺せ――

 それを聞いた承太郎は動けない。否、動かない。
 雄二と綺礼は辺りを見回してから、二階へ向かおうと歩き出した。
 それでも承太郎は動かない。ポケットに手を突っ込み、淡々と語り始めた。

「俺は――この空条承太郎は、いわゆる不良のレッテルを貼られている」





247 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 16:06:18 ID:WRsEYxOo0



 破壊活動を店の外で見ていた縫は、動かない承太郎に不審を抱いた。
 店内に入ると、何やらブツブツと呟いていた。

「ケンカの相手は必要以上にブチのめすし、能無しの教師には気合を入れてやる」

 近付くと、そんな言葉が聞こえてくる。縫は嫌な予感に襲われた。

「だが……仲間を傷つけること……まして殺すことは絶対にしない……それは『悪』だからだ」

 まさか、洗脳が解けている?ここまで短時間で解けるはずはない。

「そんなことをしたら、俺は自分自身を許せねぇ」

 現に雄二と綺礼の洗脳は解けておらず、二階に向かおうとしている。
 しかし、承太郎からは反抗する意思が感じ取れた。

「たとえ洗脳されていたとしてもな!!!」

 承太郎はスタープラチナを発動させ、自らの脳から僅かに出た糸を、一瞬で抜いた。
 縫は驚きで目を真ん丸にした。承太郎が振り向いて、縫を指さした。

「改めて理解したぜ……てめーは正真正銘、吐き気のする邪悪だ!」

 縫は驚愕と屈辱に顔を歪めた。
 鬼龍院羅暁が纏流子を洗脳した際、流子は己の意思で洗脳に抗い、断ち切ることに成功した。
 承太郎もまた、仲間を殺さないという強い心が、洗脳に抗ったのだ。
 ほつれた糸を抜き取るくらい、精密動作性の高いスタープラチナには雑作もない。
 針目縫の『精神仮縫い』は、ここに敗れた。

(これは予想外だなぁ……)

 承太郎は洗脳された二人のことも抜糸した。二人は頭を押さえて呻いているが、洗脳は完全に解けていた。
 こうして、数十秒も経たない間に、縫は圧倒的優位な状況を失っていた。
 洗脳が失敗した以上、三人は同じ轍は踏まないように行動するはずだ。となれば、戦闘は今まで以上に面倒になり、長引いていく。

「俺がてめーという邪悪を裁くぜ」
「ゴメンだね!」

 縫は後ろ向きに跳び、店内から勢いよく出た。
 承太郎は眼光鋭く、超然と歩いて出てくる。縫はじっと承太郎の動作を注視しながら、次の策を考えた。

(とりあえずもう一回、数の差を作ろっかな!)
「それじゃ、モンミニヨ……なあぁっ!?」

 分身を作ろうとした直後、縫の身体を衝撃が襲った。
 その衝撃は、疲労した身体にはあまりに強烈で、縫はぶっ飛んで行った。
 縫に体当たりを食らわせたのは、誰あろう『飛蹄雷牛(ゴッド・ブル)』――神威の車輪を担う、一頭の神牛である。

「……お前、どうして」
「Mooooooooooo!!!」

 もはや二頭で大地や空を駆け回ることはできないと悟り、神牛は悲しみに暮れた。
 征服王イスカンダルの戦車(チャリオット)として、二匹揃って駆けた過去に思いを馳せた。
 そうして数分後に立ち直り、憎むべき敵が棒立ちになっているのを見たとき、怒りのあまり突進することを抑えられなかったのだ。

「……そうか、相棒をやられたお返しってことか」

 承太郎の言葉に、神牛は短く啼いた。





248 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 16:09:18 ID:WRsEYxOo0



 ラビットハウス前での戦闘から離脱した縫は、再び市街地を歩いていた。
 肩を落としながら、よろよろと力なく。それでも口もとには笑顔を忘れずに。

「あぁ〜疲れた〜」

 いかに生命戦維といえども、長時間の戦闘を繰り広げたために、疲労は蓄積されていた。
 特に、牛の強烈な突進を二度も食らったのが、相当なダメージになっていた。
 支給品を確認すると、食料カードは殴られて吹っ飛ばされたときの衝撃で落としてしまったようだと分かった。
 食事は絶対必要なものでもないが、あるに越したことはない。

「まっ、誰かから奪えばいっか☆」

 食事については思考を打ち切り、自らに課せられた制限について考えた。
 元々の身体能力に課せられた制限に加えて、『モンミニヨン・プレタポルテ』と『精神仮縫い』にも制限が課されていると判明した。
 前者は作れる分身の数。その気になれば十体も二十体も作れるが、それではかかる疲労が乗算的に増していく。
 無理せずに作れる数は五体が限度だと分かった。

「もー、制限かけすぎだよ。男三人を操ろうと思ったら、その技も制限されてるなんて!」

 それは、鬼龍院羅暁が本能寺学園の生徒たちを洗脳した際に使った技だった。
 『精神仮縫い』――人間の脳を生命戦維で縛りつけて、強制的に支配する技術。
 縫のスタンスを考えると厄介極まりない技だが、実はこの殺し合いの主催者である繭により、ある制限が課されていた。
 その制限とは、生命戦維を脳に侵入させるには、侵入させたい相手の頭に、直接触れていなければならない、というもの。
 更には時間制限もある。十分もすれば洗脳は解け、元の精神に戻ってしまう。

「ほんっとうにムカつく!!」

 繭による制限は、縫のポテンシャルを封じているも同然だ。
 勝手に呼び出して勝手に制限をかけて殺し合わせて。縫の怒りは更に増したといってよい。

「……でも、洗脳を自力で解かれたのは、予想外だったなぁ」

 『精神仮縫い』で洗脳して、ラビットハウスを破壊させたのは気まぐれだった。
 ウサギがのうのうと暮らしていた場所が破壊されていく経過を見るのは、なかなかに愉快なものではあった。
 しかし、縫は悠長にやりすぎた。
 遊月を殺す機会はあったのに、承太郎たちを上手く洗脳できたことで欲が出てしまった。
 より遊月が苦しみ、絶望しながら死んでいくように、承太郎たちに遊月を嬲り殺させようとしたのが、全ての失敗だった。

「失敗失敗☆」

 しかし、悩んでも仕方ない。
 この先も固執しすぎない程度に、遊月の殺害は視野に入れておくことにした。
 承太郎に成りすまして悪事を働くことも忘れていない。
 ただし、成りすますのは綺礼や雄二、あるいは女子たちでも構わないとも思い始めていた。

「これからどうしよっかな〜」

 ラビットハウスから離れたことによって、行動の方針を一旦失った縫。
 当てもなく歩き続ける化け物は、その果てに、何を見るのか。

249 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 16:10:05 ID:WRsEYxOo0


【G-6/市街地/一日目・昼】
【針目縫@キルラキル】
[状態]:疲労(中)、ダメージ(中)、繭とラビットハウス組への苛立ち
[服装]:普段通り
[装備]:片太刀バサミ@キルラキル
[道具]:腕輪と白カード、黒カード:不明支給品0〜1(紅林遊月が確認済み)
[思考・行動]
基本方針:神羅纐纈を完成させるため、元の世界へ何としても帰還する。その過程(戦闘、殺人など)を楽しむ。
   0:どこへ向かうか考える。
   1:紅林遊月を踏み躙った上で殺害する。 ただ、拘りすぎるつもりはない。
   2:空条承太郎は絶対に許さない。悪行を働く際に姿を借り、徹底的に追い詰めた上で殺す。 ラビットハウス組も同様。
   3:腕輪を外して、制限を解きたい。その為に利用できる参加者を探す。
   4:何勝手な真似してくれてるのかなあ、あの女の子(繭)。
   5:流子ちゃんのことは残念だけど、神羅纐纈を完成させられるのはボクだけだもん。仕方ないよね♪
[備考]
※流子が純潔を着用してから、腕を切り落とされるまでの間からの参戦です。
※流子は鮮血ではなく純潔を着用していると思っています。
※再生能力に制限が加えられています。
傷の治りが全体的に遅くなっており、また、即死するような攻撃を加えられた場合は治癒が追いつかずに死亡します。
※変身能力の使用中は身体能力が低下します。少なくとも、承太郎に不覚を取るほどには弱くなります。
※疲労せずに作れる分身は五体までです。強さは本体より少し弱くなっています。
※『精神仮縫い』は十分程で効果が切れます。本人が抵抗する意思が強い場合、効果時間は更に短くなるかもしれません。
※ピルルクからセレクターバトルに関する最低限の知識を得ました。





250 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/23(火) 16:16:15 ID:WRsEYxOo0
以上が本スレ >>88 から >>90 までの差し替え分です。

また、>>91

 深々と頭を下げる雄二。帽子で目元を隠す承太郎。じっと目を閉じる綺礼。
 縫による『精神仮縫い』が解けるまでの、およそ十分間。
 洗脳された三人の男たちは、ラビットハウスの店内を荒らしまわったのだ。
 ちなみに、荒らされたのは店舗部分だけであり、二階のチノやココアの部屋などには被害は及ばなかった。
 当然、二階にいた遊月たちも怪我などしていない。



 深々と頭を下げる雄二。帽子で目元を隠す承太郎。じっと目を閉じる綺礼。
 縫の『精神仮縫い』で洗脳された三人の男たちは、ラビットハウスの店内を荒らしまわったのだ。
 荒らされたのは店舗部分だけであり、二階のチノやココアの部屋などには被害は及ばなかったので、遊月たちは怪我していない。
 しかし、その代わり店の部分は壊滅的な状態だった。

のように修正します。
以上で一通り修正し終えましたが、今後も誤字脱字や指摘があればお願いします。

251名無しさん:2016/02/23(火) 19:56:35 ID:h11qmds2O
修正乙です
問題ないかと思います
牛さんの奮闘に敬礼

252名無しさん:2016/02/24(水) 00:13:17 ID:qJMG1UjI0
(ものすごく細かいけど)ココアの部屋は3階です。

253名無しさん:2016/02/24(水) 01:39:13 ID:sHZxj1B60
本当に細かいですね

254 ◆X8NDX.mgrA:2016/02/24(水) 02:14:09 ID:uQ44q2t.0
>>252
ご指摘ありがとうございます。
拙作の該当する箇所は「上階」に修正します。

自分も細かいところにこだわる人種なので、ミスを指摘したくなる気持ちはわかります。作品で何か矛盾していること等あれば、些細なことでも指摘して頂いて結構です。

255 ◆NiwQmtZOLQ:2016/03/28(月) 21:51:26 ID:8IZ.m1Yc0
事後報告になりますが、wikiの拙策「■■■■ your enemies」のウリスの状態表に消し忘れがあったので、少しばかり修正させていただきました。

256名無しさん:2016/03/28(月) 21:53:53 ID:leaUDov20
乙です。

257 ◆Oe2sr89X.U:2016/04/15(金) 14:52:40 ID:5/XeB0Ak0
修正稿投下します

1:本スレ>>345 の冒頭に以下の文を追加します


  
 午後のラビットハウスに、ある放送が響いた。
 今度は危険人物ではなく、三好夏凛という"乗っていない"参加者によるものだった。
 目的は人探しと、特定人物への警告。
 特に前者は、紅林遊月の名も挙げられており、一行にとって無関係とはとても言いがたい内容であった。
 時が止まったように安穏とした時間が流れるこの場所を置いて、殺し合いは徐々に加速しつつあると、そう感じずにはいられない――そのことに歯噛みしたのは、一人や二人ではなかった。



    ◆    ◆    ◇    ◇    ◇    ◇

258 ◆Oe2sr89X.U:2016/04/15(金) 14:54:43 ID:5/XeB0Ak0
2:本スレ >>346 を、以下のように改稿します



「……だったらてめーが面倒を見ておくんだな。俺がうっかり怒鳴り付けたりしないようによ」
「分かっている。お前の療治が荒いのは、此処まで過ごしてよく理解しているからな」

 承太郎は何も、傷付いた少女に八つ当たりのような形で鞭を打ちたい訳ではない。
 訳ではないが、現状を憂えばこそ、激情を露わにして智乃と遊月に接してしまう懸念があった。
 彼がもう十年も人生経験を重ねていたならば、思うところはあれども合わせられたろう。しかし空条承太郎は、こんな成りをしていても高校生だ。まだ子供と呼んで差し支えのない年齢なのだ。
 要は承太郎は、この手のことに関しては不器用な男なのである。
 神父である言峰があの様子なのだし、尚更自分がこの五人を纏め上げねばならないな――そんな風に風見は強く思った。彼ら、彼女らの命運を握っているのは自分だと言っても、全くの誤りではないだろう。

「話を戻す。此処は確かに快適な場所だが、俺達にはやらねばならないことがまだ山積みだ。探さねばならない人間も居る。承太郎と言峰の体力も、もう大分充足しているだろう。
 ……それに何より、先の放送が気になる。
 ――言峰、チノ、遊月、リゼもだ。全員聞いてくれ。そろそろ、此処を出ようと思う」

 ラビットハウスに辿り着くまでの間に起こった戦いで、雄二以上の戦闘要員である二人は少なくない疲弊を負った。
 こうして長い休憩を取っていたのは、元々彼らの体力を回復させるためだったのだ。
 そしてその目的は既に果たされた。軽微な疲労は残っているかもしれないが、後は歩いているだけでも十分クールダウンできる程度のものだろう。
 そう来ればいよいよ、動かねばならない時が来たと言わざるを得ない。ラビットハウスという安全地帯を捨て、再び心休まることのない殺し合いの舞台へと上らねばならない。
 暖かくて落ち着く兎の巣から巣立たなければならない。

「それは……全員で、ってことでいいんだよな?」

 理世がそう問いかけてから、一瞬だけ智乃達の方へとその視線を向けたのを、雄二は見逃さなかった。
 
「そうなる。戦力を分散して何人かは残り、何人かを外に出すことも考えたが、少なくとも針目縫という危険人物にはこの場所は割れているんだ。奴が戻ってこないとも限らないからな」
「……なるほどな」

 ラビットハウスに色濃く残された破壊の跡を見て、その方針に異を唱えられる人間はいなかった。
 承太郎、言峰、雄二の三人がかりでさえしてやられた針目縫。彼女や、そうでなくとも殺し合いに乗った人間が一人やって来るだけでも、非戦闘員だけ残したのでは十分全滅に繋がる。
 犠牲など、一人も出さないに越したことはないのだ。その点で一番理に適っているのは、やはり全員で行動することだと雄二は考える。
 
「目下の目標はリゼとチノの友人、宇治松千夜の保護。
 それと並行して、対主催派だと分かっている参加者にも積極的に接触、あるいは再会していきたいところだな――チノ、リゼ。一応聞いておくが、此処に端末やパソコンといった道具は?」

 千夜、という名前が出た時に理世と智乃はやはり反応した。

「ん……多分、無いと思う。少なくとも私は見たことがないな」
「となると、まずは手近なゲームセンター辺りにその手の物がないかを調べてみるべきだな。それで駄目なようなら、こちらも放送局へと向かってみよう。
 もしタイミング悪く三好夏凛に会えなくても、その時は放送で連絡する手がある」

 智乃は心配そうにしていたが、理世の顔には安堵の色が浮いている。彼女がずっと、今となっては唯一安否の知れない友人である千夜に会いたいと望んでいたのは伝わっていた。
 いつ一人でもいいから探しに行くなどと言い出さないか、内心冷や冷やしていたほどだ。

「言峰も、それでいいか」
「ああ。私は構わない」

 そう言って、歪みを抱えた神父は頷く。
 彼の内心が複雑に怪奇しているだろうことは察せられたが、それでも種子が芽吹くより先に手を打てたのは不幸中の幸いだったと、そう言う他ない。
 言峰ほどの実力者がその願望を実現させるべく蛮行に出たならと考えると、流石に背筋の冷えるものがある。
 彼はこのメンバーの中では、承太郎と並ぶかその上を行く程の重要な戦力なのだ。闇の誘惑を跳ね除け、迷いを晴らし、敬虔な聖職者として力を貸してくれたならこれ以上心強いものもない。
 承太郎は何も口にしていないが、異論を今まで口にしていないということは、賛成と言うことで間違いあるまい。
 第一彼は、此処で分散をしたいなどと言い出す人物ではないとも思えた。だから後は、二人だ。

259 ◆Oe2sr89X.U:2016/04/15(金) 14:55:51 ID:5/XeB0Ak0
3:状態表にいくつか修正忘れを確認したので、状態表を以下のように変更します



【G-7/ラビットハウス/一日目・午後】
【香風智乃@ご注文はうさぎですか?】
[状態]:健康、現実逃避、遊月への依存
[服装]:私服
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(8/10)、青カード(9/10)
   黒カード:果物ナイフ@現実、救急箱(現地調達)、チャンピオンベルト@グラップラー刃牙、グロック17@Fate/Zero
[思考・行動]
基本方針:皆で帰りたい……けど。
   0:千夜さんに会いたい
   1:"ココアさん"と……
[備考]
※参戦時期は12羽終了後からです。
※空条承太郎、一条蛍、衛宮切嗣、折原臨也、風見雄二、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。

※紅林遊月の声が保登心愛に少し似ていると感じました。
※紅林遊月を保登心愛として接しています。



【天々座理世@ご注文はうさぎですか?】
[状態]:健康、精神的疲労(中)
[服装]:メイド服・暴徒鎮圧用「アサルト」@グリザイアの果実シリーズ
[装備]:ベレッタM92@現実
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(10/10)
    黒カード:不明支給品0枚
[思考・行動]
基本方針:ゲームからの脱出
     0:……しっかりしないと。
     1:外部との連絡手段と腕輪を外す方法も見つけたい
     2:平和島静雄、DIO、針目縫を警戒
     3:チノと遊月が心配
[備考]
※参戦時期は10羽以前。
※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、一条蛍、香風智乃、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。


【紅林遊月@selector infected WIXOSS】
[状態]:口元に縫い合わされた跡、決意、強い不安、チノへのシンパシーと軽度の依存心
[服装]:天々座理世の喫茶店の制服(現地調達)
[装備]:令呪(残り3画)@Fate/Zero、超硬化生命繊維の付け爪@キルラキル
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(19/20)
黒カード:ブルーアプリ(ピルルクのカードデッキ)@selector infected WIXOSS
[思考・行動]
基本方針:叶えたい願いはあるけれど、殺し合いはしたくない
   0:ラビットハウスを出、まずはゲームセンターへ向かう
   1:シャロ……。
   2:るう子には会いたいけど、友達をやめたこともあるので分からない……。
   3:衛宮切嗣、針目縫を警戒。
   4:“保登心愛”としてチノと接する。今は、まだ。
[備考]
※参戦時期は「selector infected WIXOSS」の8話、夢幻少女になる以前です
※香風智乃、風見雄二、言峰綺礼と情報交換をしました。
※ピルルクの「ピーピング・アナライズ」は(何らかの魔力供給を受けない限り)チャージするのに3時間かかります。

※チノの『演技』に気付きましたが、誰にも話すつもりはありません。
※チノへの好感情、依存心は徐々に強まりつつあります

260 ◆Oe2sr89X.U:2016/04/15(金) 14:56:27 ID:5/XeB0Ak0
【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ】
[状態]:右肩に切り傷、全身に小さな切り傷(処置済)
[服装]:美浜学園の制服
[装備]:キャリコM950(残弾半分以下)@Fate/Zero、アゾット剣@Fate/Zero
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)
   黒カード:マグロマンのぬいぐるみ@グリザイアの果実シリーズ、腕輪発見機@現実、歩狩汗@銀魂×2
[思考・行動]
基本方針:ゲームからの脱出
     0:ゲームセンターへ向かう
     1:天々座理世、香風智乃、紅林遊月を護衛。3人の意思に従う。
     2:宇治松千夜の保護。
     3:外部と連絡をとるための通信機器と白のカードの封印効果を無効化した上で腕輪を外す方法を探す
     4:非科学能力(魔術など)保有者が腕輪解除の鍵になる可能性があると判断、同時に警戒
     5:ステルスマーダーを警戒
     6:平和島静雄、衛宮切嗣、DIO、針目縫を警戒
     7:香風と遊月は――
     8:言峰には注意をする
[備考]
※アニメ版グリザイアの果実終了後からの参戦。
※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。
※キャスターの声がヒース・オスロに、繭の声が天々座理世に似ていると感じました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。
※言峰から魔術についてのおおまかな概要を聞きました
[雄二の考察まとめ]
※繭には、殺し合いを隠蔽する技術を提供した、協力者がいる。
※殺し合いを隠蔽する装置が、この島のどこかにある。それを破壊すれば外部と連絡が取れる。


【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
[状態]:健康、胸に刀傷(中、処置済)、全身に小さな切り傷
[服装]:普段通り
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)、噛み煙草(現地調達品)
[思考・行動]
基本方針:脱出狙い。DIOも倒す。
   1:動く。
   2:平和島静雄と会い、直接話をしたい。
   3:静雄が本当に殺し合いに乗っていたなら、その時はきっちりこの手でブチのめす。
   4:言峰には注意をする。だが、追い出したりするつもりはない
[備考]
※少なくともホル・ホースの名前を知った後から参戦。
※折原臨也、一条蛍、香風智乃、衛宮切嗣、天々座理世、風見雄二、言峰綺礼と情報交換しました(蟇郡苛とはまだ詳しい情報交換をしていません)
※龍(バハムート)を繭のスタンドかもしれないと考えています。
※風見雄二から、歴史上の「ジル・ド・レェ」についての知識を得ました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。



【言峰綺礼@Fate/Zero】
[状態]:健康、全身に小さな切り傷
[服装]:僧衣
[装備]:神威の車輪(片方の牛が死亡)@Fate/Zero
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(17/20)
黒カード:不明支給品0〜1、各種雑貨(ショッピングモールで調達)、不明支給品0〜3(ポルナレフの分)、スパウザー@銀魂
    不明支給品1枚(希の分)、不明支給品2枚(ことりの分、確認済み)、雄二のメモ
[思考・行動]
基本方針:早急な脱出を。戦闘は避けるが、仕方が無い場合は排除する。
   1:雄二の方針に従って動く。
   2:DIOの言葉への興味&嫌悪。
   3:希への無意識の関心。
   4:私の、願望……。
   5:自分の処遇は承太郎と雄二に任せる。集団を追い出されるならば、それもやむなしか。
   6:私は……


[全体備考]
※針目縫が落とした持ち物は、風見雄二と紅林遊月が回収しました。
※ポルナレフの遺体は、ラビットハウス二階の部屋に安置されています。
※ポルナレフの支給品及び持ち物は、言峰綺礼が全て回収しました。まだ確認していないものもあります。
※神威の車輪(ゴルディアス・ホイール)は、二頭のうち片方の牛が死んだことで、若干スピードと火力が下がりました。
※ラビットハウスの内装は軽くではありますが、掃除されて綺麗になりました。
※ラビットハウスに端末、PCといった道具は無いようです。

261 ◆Oe2sr89X.U:2016/04/15(金) 14:56:41 ID:5/XeB0Ak0
修正は以上です

262名無しさん:2016/04/15(金) 18:49:11 ID:NqpXTcHsO
修正乙です。
これで間違いはないと思います。

263 ◆3LWjgcR03U:2016/04/18(月) 22:59:52 ID:tdkLzcVI0
本スレ>>371を以下のように改稿いたします。

「ほう」

青ざめた顔の中でも、その目に宿る炎。

「……好きにするがいい」

それを品定めするように見ると、アザゼルはそれ以上の興味を失ったかのように顔をそらす。

「それでは、別れると仰りましたが、道はどういたしますかな。私はお嬢さんのお傍に付きましょうか」

夏凛の傍らに、ラヴァレイが立つ。

「うむ、三好は2人で先ほど別れたホル・ホースどもに追い付き合流し、そのまま東の市街地を探索し、遅くとも次の次の放送までには戻ってこい。
 デュラハンは同様に北の島を探索。蒼井晶の死体と白カードも回収してこい。
 全員、有事の際はこのPCに連絡をしろ。
 ――小湊! そいつをいつまでも寝かせておくな。そろそろ水でも掛けて起こせ」

「は、はい」

アザゼルが青のカードから出した水瓶を受取ったるう子が、伊緒奈さんごめんなさい……と謝りながら水を掛けて起こす。

「う……」

冷たい感触に目覚めたウリスが、頭を抱えながら周囲を見渡す。

「ここは、――っ!」

アザゼルの存在を視界に認め、憎々しげな表情を露わにする。

「ようやくお目覚めだな、女」

アザゼルがウリスを見下す。

「この悪魔……!」

睨み付け、くってかかろうとし――そこで、自分の腕が黒い影に拘束されていることに気付く。
それだけではない。5人もの男女が、自分を取り囲んでいる。
再び周囲を見渡し、諦めたようにうつむく。
ウリスは、異常者ではあっても馬鹿ではない。
今の状況で下手にあがけば、即、死に繋がることくらいは十二分に理解できる。

「……何だか分らないけれど、大人しくしてればいいんでしょ」

「うむ、阿呆は物分りが肝心だ」

さらに、黒のカードを全て出させ、ナイフとスタングローブを没収する。

『それじゃあ、そろそろ行くぞ。
 それから、ここにあった遺体を埋葬しておきたいが、構わないか』

「……私も、東郷をちゃんと弔ってあげたいんだけど。いいかしら」

「好きにしろ。小湊、忘れずにホル・ホース共に連絡を入れておけ」

命令を受けたるう子が、ノートPCを立ち上げてメールを送る。
文面はこうだった。「夏凛さんたちがそっちに行きます。合流したら、詳しい話を聞いてください」

264 ◆3LWjgcR03U:2016/04/18(月) 23:01:40 ID:tdkLzcVI0
>>372、アザゼルと伊緒奈の状態表を以下のように修正します。

【アザゼル@神撃のバハムート GENESIS】
[状態]:ダメージ(中)、脇腹にダメージ(中)
[服装]:包帯ぐるぐる巻
[装備]:市販のカードデッキの片割れ@selector infected WIXOSS
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10)
    黒カード:不明支給品0〜1枚(確認済)、片太刀バサミ@キルラキル、弓矢(現地調達)
         東郷美森のスマートフォン@結城友奈は勇者である、ホワイトホープ(タマのカードデッキ)@selector infected WIXOSS、市販のカードデッキ@selector infected WIXOSS
         ナイフ(現地調達)、スタングローブ@デュラララ!!
[思考・行動]
基本方針:繭及びその背後にいるかもしれない者たちに借りを返す。
0:さて、セレクターどもをどうするか。戦わせてみるか?
1:三好…面白い奴だ。
2:借りを返すための準備をする。手段は選ばない
3:ファバロ、リタと今すぐ事を構える気はない。
4:繭らへ借りを返すために、邪魔となる殺し合いに乗った参加者を殺す。
5:繭の脅威を認識。
6:先の死体(新八、にこ)どもが撃ち落とされた可能性を考慮するならば、あまり上空への飛行は控えるべきか。
7:『東郷美森は犬吠埼樹を殺害した』……面白いことになりそうだ。
8:デュラハン(セルティ)への興味。
[備考]
※10話終了後。そのため、制限されているかは不明だが、元からの怪我や魔力の消費で現状本来よりは弱っている。
※繭の裏にベルゼビュート@神撃のバハムート GENESISがいると睨んでいますが、そうでない可能性も視野に入れました。
※繭とセレクターについて、タマから話を聞きました。
 何処まで聞いたかは後の話に準拠しますが、少なくとも夢限少女の真実については知っています。
※繭を倒す上で、ウィクロスによるバトルが重要なのではないか、との仮説を立てました。
※東郷美森が犬吠埼樹を殺したという情報(大嘘)を知りました。

【浦添伊緒奈(ウリス)@selector infected WIXOSS】  
[状態]:全身にダメージ(大)、疲労(中)
[服装]:いつもの黒スーツ
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(18/20)、青カード(17/20)、小湊るう子宛の手紙
    黒カード:うさぎになったバリスタ@ご注文はうさぎですか?、ボールペン@selector infected WIXOSS、レーザーポインター@現実
         宮永咲の不明支給品0〜1(確認済、武器ではない)
[思考・行動]
基本方針:参加者たちの心を壊して勝ち残る。
0:今は従うふりをする。
1:使える手札を集める。様子を見て壊す。
2:"負の感情”を持った者は優先的に壊す。
3:使えないと判断した手札は殺すのも止む無し。    
4:可能ならばスマホを奪い返し、力を使いこなせるようにしておきたい。
5:それまでは出来る限り、弱者相手の戦闘か狙撃による殺害を心がける
[備考]
※東郷美森が犬吠埼樹を殺したという嘘をチャットに流しました。
※変身した際はルリグの姿になります。その際、東郷のスマホに依存してカラーリングが青みがかっています。
※チャットの書き込み(3件目まで)を把握しました。

265 ◆3LWjgcR03U:2016/04/18(月) 23:05:37 ID:tdkLzcVI0
>>373の本文部分を以下のように修正いたします。


夏凛らと手分けして放送局とその外に転がっていたいくつもの遺体を埋葬し、白のカードは集めているという小湊るう子に託した後。
首なしライダーは、海の上の道を走っていた。

(――やれやれ)

内心で、またしてもため息をつく。
アザゼルの支配下から一時だけでも逃れたのは僥倖だが、彼に比べたらいくぶん御しやすいとはいえ、新たに火種を抱え込んだ。
悪魔と共に残してきてしまった小湊るう子については――もちろん心配ではあるが、実を言えばそれほど不安ではない。
彼にとっては少なくとも、るう子は待ち望んでいた保護する対象であり、必要もなく追いつめる意図はないということが、会話の端々から理解できたからだ。
巨犬を斬り捨てようとした所を止められた際に、彼女が傷付かないように振り払ったことを見ても分る。
ついでに言えば、自分には扱いづらいと言って自分に銃を渡しもした。
むしろ、不安なのは。

(夏凛ちゃん)

騎士とともに、東の市街地に向った勇者の少女。
出会った時からずっと、彼女が無理をしていることは明らかだった。
そして、仲間だという結城友奈。これも、正直に言ってアザゼルの言う通り、生存の望みは正直いって薄いと感じた。
今の彼女は、僅かな希望にすがりついていることで何とか自分を保っているような状態だ。
……そして、悪魔と同類だというあの騎士。
出会った直後から紳士然とした態度を貫いていたが、彼は本当に信頼のできる人物だったのか。
そもそも、どんな理由があろうと、この殺し合いの場で正体を隠していること自体が、疑わしいといえば疑わしい。
アザゼルの手前、余計な不和は避けるためにあえて何も言いはしなかったが、考え出すと疑念は湧く。

(今さら考えても仕方ないが、それに……)

小湊るう子の話していた、会場のちょうど中央付近で見かけたというバーテン服の男。
特徴からいって、間違いなく平和島静雄だろう。
だがあろうことか、彼はその場にいたもう一人の巨漢と何やらプレイに興じていたらしい。
直情的な男だが馬鹿ではない。静雄のことはそう思っていたが、一体何をやっているのだろうか。

(……まあいい、できればあまり面倒事を起さないでくれよ……)

手の届く場所にいる人々を守るために、そして愛する人の元へ戻るために。
不安を抱えながらも、首なしライダーは進んでいく。

266 ◆3LWjgcR03U:2016/04/18(月) 23:11:37 ID:tdkLzcVI0
最後の一文を以下に修正します。

※神代小蒔、満飾艦マコ、南ことり、ヴァローナ、キャスター、花京院典明、東郷美森の遺体が放送局付近に埋められました。

267 ◆3LWjgcR03U:2016/04/18(月) 23:42:01 ID:tdkLzcVI0
るう子の状態表も以下のように修正します。

【小湊るう子@selector infected WIXOSS】
[状態]:全身にダメージ(小)、左腕にヒビ、微熱(服薬済み)、魔力消費(微?)、体力消費(中)
[服装]:中学校の制服、チタン鉱製の腹巻 @キルラキル、
[装備]:定春@銀魂
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)
    黒カード:黒のヘルメット、宮永咲の白カード、キャスターの白カード、花京院典明の白カード、ヴァローナの白カード
          風邪薬(2錠消費)@ご注文はうさぎですか?、ノートパソコン(セットアップ完了、バッテリー残量少し)
[思考・行動]
基本方針:誰かを犠牲にして願いを叶えたくない。繭の思惑が知りたい。
0:どうしよう。
1:シャロさん、東郷さん………
2:夏凜さん、大丈夫かな……
3:遊月のことが気がかり。
4:魂のカードを見つけたら回収する。出来れば解放もしたい。
[備考]
※チャットの新たな書き込み(発言者:D)にはまだ気付いていません。

268 ◆3LWjgcR03U:2016/04/18(月) 23:43:00 ID:tdkLzcVI0
修正は以上です。

269 ◆3LWjgcR03U:2016/04/19(火) 22:37:05 ID:mMhtGsBY0
追加の修正分を投下します。


「……私も、東郷をちゃんと弔ってあげたいんだけど。いいかしら。
 それから、このスマホは……」

僅かに迷ったように、言葉を切る夏凛。

「……やっぱり、私が持っていていいかしら。アインハルトみたいな子なら、うまく扱えるかもしれない」

270 ◆3LWjgcR03U:2016/04/19(火) 22:37:59 ID:mMhtGsBY0
さらに、黒のカードを全て出させ、ナイフとスタングローブ、さらに移動手段の車を没収する。

271 ◆3LWjgcR03U:2016/04/19(火) 22:38:36 ID:6RpFKn6w0
【アザゼル@神撃のバハムート GENESIS】
[状態]:ダメージ(中)、脇腹にダメージ(中)
[服装]:包帯ぐるぐる巻
[装備]:市販のカードデッキの片割れ@selector infected WIXOSS
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(9/10)
    黒カード:不明支給品0〜1枚(確認済)、片太刀バサミ@キルラキル、弓矢(現地調達)
         東郷美森のスマートフォン@結城友奈は勇者である、ホワイトホープ(タマのカードデッキ)@selector infected WIXOSS、市販のカードデッキ@selector infected WIXOSS
         ナイフ(現地調達)、スタングローブ@デュラララ!!、スクーター@現実
[思考・行動]
基本方針:繭及びその背後にいるかもしれない者たちに借りを返す。
0:さて、セレクターどもをどうするか。戦わせてみるか?
1:三好…面白い奴だ。
2:借りを返すための準備をする。手段は選ばない
3:ファバロ、リタと今すぐ事を構える気はない。
4:繭らへ借りを返すために、邪魔となる殺し合いに乗った参加者を殺す。
5:繭の脅威を認識。
6:先の死体(新八、にこ)どもが撃ち落とされた可能性を考慮するならば、あまり上空への飛行は控えるべきか。
7:『東郷美森は犬吠埼樹を殺害した』……面白いことになりそうだ。
8:デュラハン(セルティ)への興味。
[備考]
※10話終了後。そのため、制限されているかは不明だが、元からの怪我や魔力の消費で現状本来よりは弱っている。
※繭の裏にベルゼビュート@神撃のバハムート GENESISがいると睨んでいますが、そうでない可能性も視野に入れました。
※繭とセレクターについて、タマから話を聞きました。
 何処まで聞いたかは後の話に準拠しますが、少なくとも夢限少女の真実については知っています。
※繭を倒す上で、ウィクロスによるバトルが重要なのではないか、との仮説を立てました。
※東郷美森が犬吠埼樹を殺したという情報(大嘘)を知りました。

272 ◆3LWjgcR03U:2016/04/19(火) 22:41:02 ID:mMhtGsBY0
【三好夏凜@結城友奈は勇者である】
[状態]:疲労(大)、精神的ダメージ(極大)、顔にダメージ(中)、左顔面が腫れている、胴体にダメージ(小)、満開ゲージ:最大、低空飛行中
[服装]:普段通り
[装備]:にぼし(ひと袋)、夏凜のスマートフォン@結城友奈は勇者である
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(16/20)、青カード(15/20)
    黒カード:不明支給品0〜1(確認済み)、東郷美森の白カード、東郷美森のスマートフォン@結城友奈は勇者である
[思考・行動]
基本方針:繭を倒して、元の世界に帰る。
0:南回りで東の市街地に向かい、ホル・ホースらと合流し紅林遊月らを探索する。
1:友奈を探したい。
2:樹のことも弔いたい。
3:アザゼル……
4:風を止める。
5:東郷のスマホはアインハルトに渡してみる。
[備考]
※参戦時期は9話終了時からです。
※夢限少女になれる条件を満たしたセレクターには、何らかの適性があるのではないかとの考えてを強めています。
※夏凛の勇者スマホは他の勇者スマホとの通信機能が全て使えなくなっています。
 ただし他の電話やパソコンなどの通信機器に関しては制限されていません。
※東郷美森が犬吠埼樹を殺したという情報(大嘘)を知りました。
※小湊るう子と繭について、アザゼルの仮説を聞きました。
※セルティ・ストゥルルソン、ホル・ホース、アザゼルと情報交換しました。
※チャットの新たな書き込み(発言者:D)にはまだ気付いていません。

273 ◆3LWjgcR03U:2016/04/19(火) 22:41:23 ID:mMhtGsBY0
再修正は以上です。

274 ◆X8NDX.mgrA:2016/04/26(火) 12:52:26 ID:xUwH68O60
wiki収録に際して、拙作「リボルバーにくちづけを」の最後に確認の意味も込めて備考を加えました。

[全体備考]
※メルセデス・ベンツは針目たち二人がいる付近に放置されています。
※本人の魂カードを含めたアインハルトとジャックの所持品は、描写がないものに関しては本人の死体と共に放置されています。

それに応じて、本編ではホル・ホースがアインハルトの支給品の全てを確認していない、という描写を加えました。
何か問題やミスがあればご指摘お願いします。

275 ◆3LWjgcR03U:2016/05/05(木) 21:13:04 ID:HAYmp13I0
本スレ>>405の差し替えです。


これは、どういうことか。
分るのは、小鞠を殺害した人物と街の破壊を行った人物は、恐らくは間違いなく別人であるということだ。

(……)

風見雄二に教えられた、自分にはあえて話さなかったという折原臨也の『推理』が頭をよぎる。
DIOに肉の芽を埋め込まれた平和島静雄が、小鞠を殺害したという説。
非常に納得のいく説だが、ゲーム開始直後に言峰はDIOと会っている。
すなわち、DIOがその頃に静雄に肉の芽を不可能なのだ。
『殺人事件』の犯人候補。衛宮切嗣、平和島静雄、DIOらのうち、少なくともDIOは候補から外れることになる。

「……そろそろ、行くぜ」

承太郎は言峰を促す。
こうして現場にやって来たが、結局のところ『殺人事件』の解明どころか、大きな手がかりを掴むこともできなかった。
だが、承太郎は決して、それで落胆するような男ではない。
別にある目下の目標に向かい、2人は歩んでいく。










階下のコーナーでは、場違いにも思える矯正が響いていた。

「チノ、もっと上だ!」

276 ◆3LWjgcR03U:2016/05/05(木) 21:15:06 ID:HAYmp13I0
本スレ>>426の差し替えです。


ああ、そうだ。
今の自分は曇っている。
殺し尽すことを決意しながら、都合よく騎士王であろうとしている。

中途半端な者は何も掴めない。
ならば。

柄を持つ手に再び力がこもる。

5人を殺し尽せば、待っているのは纏流子との対決。
一度目は退けたが、再び勝てる保証はない。

――だがセイバーは、心を揺さぶられながらも、冷静に見抜いてもいた。
彼女の着る純白の花嫁衣装。それに、一度目の対決では確かになかったはずの綻びが生じていることを。
そこを突き、服を断ち切れば力の源を断てるはず。

どのみち、この怪物と再び会いまみえるのは必定だった。
曇りを振り払い、矛盾を踏み越えていく好機は、今しかないのだ。










「おう、やる気になったかよ」

「……」

不可視の剣を振りかぶったセイバーを、流子は満足気に見る。

「やり合う前に一つ聞いておくぜ。空条承太郎ってのはそこの学ランで間違いねえな」

水色の人形を傍らに携えた不良に、番傘を突きつける。

「手前は妹が世話になったみてえだからなあ……? おい、私の獲物でいいよな」

「構わん」

277 ◆3LWjgcR03U:2016/05/05(木) 21:16:12 ID:HAYmp13I0
本スレ>>427の差し替えです。


流子は改めて、5人を見渡す。
時代錯誤な学ランの空条承太郎に、神父、スカした男、くだばった子兎と同じような小娘、極めつけはふざけたコスプレメイド。

たわい無い面子だ。
こんな連中に、縫の野郎は不覚を取ったのか。
仕方ない。出来の悪い妹に代わって、自分が狩り尽してやる。

「いくぜ、騎士王さんよ」

「――ああ」




「「皆殺しだ」」








【香風智乃@ご注文はうさぎですか? 死亡】

278 ◆3LWjgcR03U:2016/05/05(木) 21:18:25 ID:HAYmp13I0
雄二と承太郎の状態表を差し替えます。


【風見雄二@グリザイアの果実シリーズ】
[状態]:右肩に切り傷、全身に小さな切り傷(処置済)、?
[服装]:美浜学園の制服
[装備]:キャリコM950(残弾半分以下)@Fate/Zero、アゾット剣@Fate/Zero、神威の車輪(片方の牛が死亡、後部にリヤカー付き)@Fate/Zero
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)
   黒カード:マグロマンのぬいぐるみ@グリザイアの果実シリーズ、腕輪発見機@現実、歩狩汗@銀魂×2、旧式の携帯電話(ゲームセンターで入手、通話機能のみ)
[思考・行動]
基本方針:ゲームからの脱出
   0:――っ!
[備考]
※アニメ版グリザイアの果実終了後からの参戦。
※折原臨也、衛宮切嗣、蟇郡苛、空条承太郎、紅林遊月、言峰綺礼と情報交換しました。
※キャスターの声がヒース・オスロに、繭の声が天々座理世に似ていると感じました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。必要に応じて他の参加者にも伝える可能性があります。
※言峰から魔術についてのおおまかな概要を聞きました
[雄二の考察まとめ]
※繭には、殺し合いを隠蔽する技術を提供した、協力者がいる。
※殺し合いを隠蔽する装置が、この島のどこかにある。それを破壊すれば外部と連絡が取れる。


【空条承太郎@ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース】
[状態]:健康、胸に刀傷(中、処置済)、全身に小さな切り傷、?
[服装]:普段通り
[装備]:なし
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(9/10)、青カード(9/10)、噛み煙草(現地調達品)
[思考・行動]
基本方針:脱出狙い。DIOも倒す。
   0:――っ!
[備考]
※少なくともホル・ホースの名前を知った後から参戦。
※折原臨也、一条蛍、香風智乃、衛宮切嗣、天々座理世、風見雄二、言峰綺礼と情報交換しました(蟇郡苛とはまだ詳しい情報交換をしていません)
※龍(バハムート)を繭のスタンドかもしれないと考えています。
※風見雄二から、歴史上の「ジル・ド・レェ」についての知識を得ました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。
※越谷小鞠を殺害した人物と、ゲームセンター付近を破壊した人物は別人であるという仮説を立てました。また、少なくともDIOは真犯人でないと確信しました。

279名無しさん:2016/05/06(金) 08:58:56 ID:y/QNCRSM0
修正乙です
特に問題はないと思われます

280 ◆3LWjgcR03U:2016/06/08(水) 21:44:09 ID:IZU84l4A0
本スレ>>450の修正です。


同じころ、東條希の姿は同じD-4エリアの正反対の方向にあった。
彼女は、走っていた。

「はあ、はあ……」

親友、絢瀬絵里との再会を果たすべく彼女が目指すのは、北西にある音ノ木坂学院。
確証があるわけではないが、2人だけになったμ'sならば、そこにいるかもしれないという希望に縋りたかった。
そして、そこに至るまでの道のりは禁止エリアによって阻まれている。
が、左側のエリアが禁止エリアとなるのは午後3時からだ。
今の彼女には悠長に大回りをしている時間はなかった。
可能性があるならば、一刻も早く会いたかった。

「間に合った、みたいやね……」

今の時刻は午後3時の前。
禁止エリアとなる前に通り抜けるには、十分な時間がある。

(……よし!)

もしも焦って転んで怪我をして、そのまま動けなくなって時間が過ぎたら――。
そんな最悪の想像を振り払うい、息を整えると、意を決してD-3エリアへと踏み込む。

(――!!)

その瞬間――。

(どうやら、無事みたいやね……)

魂を抜かれる、という感覚がどのようなものなのかは、全く想像も付かない。
だが、予期していた万が一の事態は起きることなく、東條希はエリアを斜めに通り抜けた。



--------------------------------------------------


また、描写を「禁止エリア間を通り抜ける」から「禁止エリアに指定される前に該当エリアに通り抜ける」に変更したことに伴い、東條希の状態表のあとの一文

※禁止エリア同士の斜めの繋ぎ目は通り抜けが可能なようです。

を削除いたします。

281 ◆WqZH3L6gH6:2016/07/18(月) 01:30:13 ID:ARHCUqqY0
本スレ635の修正です。

-----------------------------------------------------------------------------------------


空は既に夕暮れ。
校舎内の探索を終えた二人は途方にくれた顔で手頃なサイズの岩に腰掛けていた。


「……」


蛍は赤カードから出した蜜柑の皮の匂いを嗅ぎながら、蜜柑の実を口に放り込む。
彼女が校舎内の惨状でかろうじて嘔吐せずに済んだのは、
注意を払っていたのと同時に匂いのきつい果物をカードから現出させたからだ。
静雄は青カードから缶コーヒーを出すや、勢い良く中身を飲み干した。
彼は疲れと怒りが入り混じった渋い顔をしていた。


「私はここでれんちゃんを待った方がいいのでしょうか?」


蛍は静雄ほど虚無感はなかった。
静雄は空き缶を片手で握りつぶし、更に変形させていく。
やがて、ほぼ球状になったそれを適当に放り投げる。
返答はしなかった。そして何枚かの黒カードが擦れる音がした。


「何なんだったんだ、あいつはよ……!」


静雄はようやく声を上げた。さっき見つけたのだ。
許せない敵と認識し、探そうとしていた衛宮切嗣の死体と彼の遺品とおもしき黒カードを。


「……」
「くそっ」


小鞠殺しに関してある程度は心に整理つけていた蛍と違って、静雄は切嗣に対する敵意は以前強いままだった。
見つけ次第、締めあげて小鞠殺しの真相を明らかにさせて、ぶちのめすつもりだった。
その上、単独行動を取っていた伝聞ではあるが自称反主催と聞いた衛宮切嗣がよりにもよって、6枚もの黒カードを所持。
それは静雄でなくとも切嗣が他参加者の所持品を奪いとったのではと推測してしまっても仕方のない事実だった。

もし仮に小鞠の関わらず、切嗣と生きて対面していたとしたら。
それでもその6枚のカードを確認してしまえば、静雄は強引にでも黒カードの入手経路を白状させようとしていただろう。
そこまで静雄の逆鱗に触れざるを得ない対象だったのに、既に何者かに惨殺されていたのだ。
静雄は目標の一つを予期せぬ形で失って、途方に暮れた。


「クソっ」


やり場のない感情を建物に対しぶつけようと静雄は立ち上がった。


「平和島さん!!」


だが、それを察した蛍は大声で止める。
バツの悪い顔し、静雄は無言で座り込んだ。

「…………」
「…………平和島さん、そろそろいいですか?」


手持ちぶたさにいじっていたカードを静雄に見せる蛍。
支給品の確認作業だ。
彼女がカードを発見し、回収するだけ気を回せたのは頭が冷えたから。
さっきと同じように校内で暴れようとする静雄を止めたのが切っ掛けだった。



「ああ、頼む」
「えい」


蛍が念じるとカードは1羽の蝙蝠へと変わった。
羽根をパタ付かせて低く飛空するとすぐに蛍の横に止まって大人しくなった。
その様子に二人は和んだ。表情を和らげてもう1枚のカードに注目した。


「えい」
「……?!」


次に出たのは同じくカード。
ただそれは1枚のカードではない。
数十枚ものカードのセット、いわばデッキ。
所謂、トレーディングカードという名称のそれは種別こそ特定できないものの二人とも知っている玩具であった。


蛍は首をかしげながらも蝙蝠に手を伸ばしてカードに戻した。
カードの裏面を見て、効果を確認する。

282 ◆WqZH3L6gH6:2016/07/18(月) 01:32:00 ID:ARHCUqqY0
本スレ637の修正です。

-----------------------------------------------------------------------------------------

「あの人は上手く行ったら私らルリグに悪いようにしないって言ったんですよ」
「……参加者にはどうこうするとは」
「言ってなかったですね」


静雄はしばしば頭に血管を浮かばせながらもエルドラの情報交換を割合上手に進めていた。
蛍は今は2人の会話を聞きつつ、回収品の文房具を用い手紙を書いている。
残った4枚の黒カードの確認はもう終えていた。
中には見た目にも物騒な武器もあったが、それらは蛍の希望もあり静雄が預かる事にし
あと2枚は蛍が所持することにした。


少し前、静雄は怒りを紛らわせるべく会話を中断し、蛍とエルドラと共にまだ立ち入っていない場所を調べていた。
その途中、エルドラが何かの力を感じたのを同行者に伝え、ランサーのバラバラ死体を発見した。
静雄は頭部のみが瑞々しいそれを不気味に思いつつ人目のつかない場所に移動させた。
埋葬しなかったのは、拒否感があった……からでなくエルドラが切嗣の死体からも力みたいなのを感じると発言したからであった。
切嗣ともども後で調査してから弔うに事に決めた。
更に魂が封じられたカードからも微小だが力が感じるとエルドラが発言。
こちらは回収する事にした。その際、エルドラはルリグの気配を察知できる事も伝えた。


当初エルドラは飄々とした感じで会話を進めようとした節があった。
だが2人の真剣さを察してか途中から真面目に対応している。
作業を終えた蛍も対話に復帰していた。


「衛宮さんは誰に殺されたのかも」
「解らないですね、私嫌われたのかカードから出してもらえなかったですし」
「……どうしてでしょうか?」
「冗談めかしてですが、一度正義の味方みたいですね、て言ったのがどうもまずかったのかなっと……」
「何だよ……それ!」


静雄の怒りに任せた足踏みが地面をたたき、陥没させた。

283 ◆WqZH3L6gH6:2016/07/18(月) 01:34:52 ID:ARHCUqqY0
本スレ640の修正です。



【F-4/旭丘分校付近/一日目・夕方】

【平和島静雄@デュラララ!!】
[状態]:東條希への苛立ち、全身にダメージ(中)、疲労(小) 、やり場のない怒り(小)
[服装]:バーテン服、グラサン
[装備]:コシュタ・バワー@デュラララ!!(蟇郡苛の車の形)
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(10/10)、青カード(7/10)
    衛宮切嗣とランサーの白カード
    黒カード:縛斬・餓虎@キルラキル、 コルト・ガバメント@現実
         軍用手榴弾×2@現実、不明支給品0〜1(本人確認済み)
[思考・行動]
基本方針:あの女(繭)を殺す
  0:蛍を守りたい。強くなりたい。
  1:急いで南下し、ラビットハウスに向かう。
  2:小湊るう子と紅林遊月を保護する。
  3:テレビの男(キャスター)とあの女ども(東郷、ウリス)をブチのめす。
  4:1と2を解決できたら蟇郡を弔う。
  5:余裕があれば衛宮切嗣とランサーの遺体、東條希の事を協力者に伝える。

[備考]
※一条蛍、越谷小鞠と情報交換しました。
※エルドラから小湊るう子、紅林遊月、蒼井晶、浦添伊緒奈、繭、セレクターバトルについての情報を得ました。
※東條希の事を一条蛍にはまだ話していません。
※D-4沿岸で蒼井晶の遺体を簡単にですが埋葬しました。
※D-4の研究室内で折原臨也の死体との近くに彼の不明支給品0〜1枚が放置されています。
※衛宮切嗣、ランサーの遺体を校舎近くの草むらに安置しました。
 影響はありませんが両者の遺体からは差異はあれど魔力が残留しています。

【一条蛍@のんのんびより】
[状態]:全身にダメージ(小)、精神的疲労(中)、静雄に対する負い目と恐怖(微)
[服装]:普段通り
[装備]:ブルーリクエスト(エルドラのデッキ)@selector infected WIXOSS
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(7/10)、青カード(10/10)
    黒カード:フルール・ド・ラパンの制服@ご注文はうさぎですか?、カッターナイフ@グリザイアの果実シリーズ、
    ジャスタウェイ@銀魂、越谷小鞠の白カード 折原臨也のスマートフォン
    蝙蝠の使い魔@Fate/Zero、ボゼの仮面咲-Saki- 全国編、赤マルジャンプ@銀魂、ジャスタウェイ×1@銀魂、
    越谷小鞠の不明支給品(刀剣や銃の類ではない)、筆記具と紙数枚+裁縫道具@現地調達品
[思考・行動]
基本方針:れんちゃんと合流したいです。
   1:ラビットハウスに向かって、承太郎らと合流する
   2:何があっても、誰も殺したくない。
   3:余裕ができたら旭丘分校へ行き、れんちゃんを待つ
[備考]
※旭丘分校のどこかに蛍がれんげにあてた手紙があります。内容は後続の書き手さんにお任せします。
※セレクターバトルに関する情報を得ました。ゲームのルールを覚えている最中です。
※空条承太郎、香風智乃、折原臨也、風見雄二、天々座理世、衛宮切嗣、平和島静雄、エルドラと情報交換しました。
※『越谷小毬殺人事件の真犯人はDIOである』という臨也の推理(大嘘)を聞きました。現状他の参加者に伝える気はありません。
※衛宮切嗣が犯人である可能性に思い至りました。
※参加者の時間軸がずれている可能性を認識しました。

※エルドラの参加時期は二期でちよりと別れる少し前です。平和島静雄、一条蛍と情報交換しました。
 ルリグの気配以外にも、魔力や微弱ながらも魂入りの白カードを察知できるようです。
 黒カード状態のルリグを察知できるかどうかは不明です。






以上で修正作業を終了します。

284 ◆WqZH3L6gH6:2016/07/18(月) 02:21:36 ID:ARHCUqqY0
恥ずかしながら修正追加です。

>>281
その途中、エルドラが何かの力を感じたのを同行者に伝え、ランサーのバラバラ死体を発見した。


その途中、土方十四郎の遺体を発見し蒼井晶の遺体と同じように埋蔵した。
それから校舎の探索を再開し、今度はエルドラが何かの力を感じたのを2人に伝え、
ランサーのバラバラ死体を発見。

に修正します。


>>283の静雄の状態表にある

 影響はありませんが両者の遺体からは差異はあれど魔力が残留しています。
の後に

※校庭に土方十四郎の遺体を埋葬しました。

を追加します。

285 ◆DGGi/wycYo:2016/07/19(火) 19:55:01 ID:MHBXryNw0
すいませんスレ間違えました
本スレの方で少し修正したのでこちらにも連絡しておきます

286 ◆WqZH3L6gH6:2016/08/25(木) 22:57:17 ID:23vPvAEk0
雑談スレの382以降でご指摘があったので、第三回放送のファバロの文を以下のように修正します。
まとめwikiの人、お手数ですけどよろしくお願いいたします。




アフロ男は拙速に過ぎた。
あの緑のルリグの急かしに完全に流されなければ、あんな最期は避けられたのに。
追跡するにしてもゾンビの少女の遺品くらいは回収すると思っていたのに。
賢い男だと思えていたけれど、結局は初見通りのばかだったのだろう。


アフロ男は拙速だった。
あの緑のルリグの急かしにあそこまで流されなければ、あんな最期は避けられたのに。
彼らしくもっと用意周到に仕掛けてさえいれば充分生き残れる目があっただろうに。
賢い男だと思えていたけれど、結局は詰めの甘い凡人だったのだろう。

287 ◆WqZH3L6gH6:2016/08/25(木) 23:43:03 ID:23vPvAEk0
編集してくれた方ありがとうございました。

288 ◆WqZH3L6gH6:2016/09/15(木) 05:59:22 ID:OYkuRX5U0
私の著作『交わらなかった線』の支給品説明に以下の間違いがありました。
お手数ですが確認と訂正をお願いします。

(誤)
※アーツ『奇々怪々』について
本来ならカードゲーム内においてシグ二(将棋で言う王将以外の駒のようなもの)を複数強化するのみだが。

                        ↓

(正)
※アーツ『奇々怪々』について
本来ならカードゲーム内においてシグ二(将棋で言う王将以外の駒のようなもの)を一体強化(+5000)するのみだが。

289 ◆WqZH3L6gH6:2016/09/18(日) 21:26:31 ID:xJBN3FU.O
Wikiまとめの方ありがとうございました。

290 ◆X8NDX.mgrA:2016/09/28(水) 02:05:12 ID:9TYGz2y20
本スレ>>750の途中から差し替えます





『この書き込みは犬吠埼風さんのスマホからです。
 スマホは風さんが亡くなっていた場所から拝借しました。
 狂乱の貴公子とブランゼルは、万事屋から南東の市街地を探索します』


「書き込みをしたのは“F”。内容から見て風のスマホで間違いないわ。
 たぶん、るう子の書き込みを真似たんでしょうね……どちらも名簿にはないし、あだ名なんじゃないかしら」


 夏凜は自身で確かめるように、チャットの新しい書き込みを読み上げた。
 既にチャットを見たアザゼルにとっては無意味である。
 しかし、アザゼルは考察を話す夏凜をじっと見つめてから、唐突にこう指摘した。


「狂乱の貴公子は分からないけど、ブランゼルは確かアインハルトがそんなことを――」
「三好……貴様、左目の視力が落ちているな?」


 話を遮られた夏凜は、数拍置いて頷くと、左目に手をかざした。
 隣で見ていただけのアザゼルでも気づいたのだ、自覚がない筈もない。
 自らそのことに触れずにいたのは、心配をかけまいとでもしたのか。
アザゼルはそう考えて少し苛立ちを覚えた。


「片目を失ったのは、風のことを受け止めてやれなかった罰よ」


 しかし、どうやら苛立ちは増していきそうだ。
 夏凜は敵を恨むでもなく、自ら必要のない責任を負い、そして前へ進もうとしている。
 悲嘆に暮れているようでは前進できないと考えているからだろう。


「……」


 悪魔はそれが気に食わない。
 人間は、ひたすら己の無力さに打ちひしがれていれば、それだけで娯楽としては上々。
 苦悶の声を上げさせるなり、絶望に命を捨てさせるなり、楽しむ方法はいくらでもある。
 それなのに、己の弱さを認めてなお立ち上がるなど、まるであの――


(――聖女のことを思い出している、というのか?この俺が)


 アナティ城を襲撃した際に眼にした、強く気高き乙女ジャンヌ・ダルクの姿は、鮮烈にアザゼルの脳裏に焼き付いていた。
 そして悪魔は無意識に、しかし確実に、その仇敵の姿を三好夏凜に重ねていた。
 勇者と聖女。「勇気」あるいは「信仰」を拠り所として生きる人間として、類似した部分がある二つの存在。
 健気にも前を向き続ける女勇者に聖女を重ねるのは、全く不自然なことではない。
 ただし悪魔が勇者や聖女に対して向ける感情は、好意や憧れとは対極に位置するもの。
 当然、無意識に聖女を思い浮かべたことを自覚して生まれる感情は、嫌悪のみ。


「チッ」


 舌打ちをして、アザゼルは夏凜を見つめた。
 年端も行かない少女が、急激に聖女のような心を持てるものか。
 倒壊した放送局に訪れた、傷だらけの姿と絶望した表情は記憶に新しい。
 何があったのかは結局聞いていないが――あれだけの傷を、二時間弱の睡眠程度で完全に回復できるものか。
 目覚めてすぐに、聖女の如く前向きに気丈に生きられるものか。
 ありえない。アザゼルはそう断言する。


「それで、話の続きだけれど」


 アザゼルは、もはや夏凜を弄ぶことで悦に至ろうとは考えなくなっていた。
 今現在の夏凜は、必死に勇者であろうとすることによって、精神の安定を図っているだけ。
 いわば現実を見ずに逃げている状態だ。
 完全無欠な勇者になることで、苦悩や悔恨といったマイナスの感情から逃れようとしている。
 むしろ勇者として前向きにしようとしているだけ、気丈だと言えるのかもしれない。
 少なくとも、周囲からはそう見えるだろう。


(つまらん)


 しかし、アザゼルに言わせれば、現実を見つめられずに放心しているのと大差ない。
 勇者の皮を被った抜け殻のような存在――今の夏凜をアザゼルはそう評価した。
 必死にもがく人間ならまだしも、抜け殻などに興味はない。
 興が冷めたと言わんばかりに溜息をついて、アザゼルは今後のことを考えることにした。





291 ◆X8NDX.mgrA:2016/09/28(水) 02:08:09 ID:9TYGz2y20
以上で修正とします。
本スレで述べた解釈でも納得できない、という意見はぜひ頂きたいです。

また、この終盤ですので、リレーして頂く可能性のある書き手の方々の意見も頂きたいです。
特に「この話をリレーできるかどうか」についてのご指摘を頂ければ、率直に受け止めるつもりです。

292 ◆X8NDX.mgrA:2016/09/28(水) 23:55:30 ID:9TYGz2y20
ウィキ編集をされている方へ。
反応があるまで収録等は控えて頂きたいです。

293 ◆NiwQmtZOLQ:2016/09/29(木) 23:14:32 ID:itm/hk56O
返信が遅くなって申し訳ありません。
自分はこれで大丈夫かと思います。

294 ◆WqZH3L6gH6:2016/09/30(金) 08:33:24 ID:z.molzrs0
>>291-292
投下&修正乙です。
こちらもレスが遅くなってすいません。
夏凛の状態表を作中の精神状態に反映させた方はいいかなと思います。
あとは大丈夫と思います。

295 ◆X8NDX.mgrA:2016/09/30(金) 20:46:25 ID:Jn6gB.mk0
>>293,294
ご意見ありがとうございます。
では、夏凜の状態表を以下のように修正して、修正を終えます。

【三好夏凜@結城友奈は勇者である】
[状態]:疲労(中)、顔にダメージ(中)、左顔面が腫れている、胴体にダメージ(小)、満開ゲージ:0、左目の視力を『散華』、「勇者」であろうとする強い意志(現実逃避)
[服装]:普段通り
[装備]:にぼし(ひと袋)、夏凜のスマートフォン@結城友奈は勇者である
[道具]:腕輪と白カード、赤カード(16/20)、青カード(15/20)
    黒カード:不明支給品0〜1(確認済み)、東郷美森の白カード、東郷美森のスマートフォン@結城友奈は勇者である
[思考・行動]
基本方針:繭を倒して、元の世界に帰る。
1:『勇者として』行動する。
2:アザゼルと今後の行動を話し合う。
3:仲間たちのことは……今は考えない。
[備考]
※参戦時期は9話終了時からです。
※夢限少女になれる条件を満たしたセレクターには、何らかの適性があるのではないかとの考えてを強めています。
※夏凛の勇者スマホは他の勇者スマホとの通信機能が全て使えなくなっています。
 ただし他の電話やパソコンなどの通信機器に関しては制限されていません。
※東郷美森が犬吠埼樹を殺したという情報(大嘘)を知りました。
※小湊るう子と繭について、アザゼルの仮説を聞きました。
※セルティ・ストゥルルソン、ホル・ホース、アザゼルと情報交換しました。
※チャットの新たな書き込み(発言者:F)、友奈からのメールに気づきました。

296 ◆3LWjgcR03U:2016/11/22(火) 11:07:17 ID:SZFxQUsQ0
拙作「serious and normal girls」を以下に修正します。



放送は聞き逃したが、脱落者と禁止エリアの確認は既に済んでいる。



放送は聞き逃したが、脱落者と禁止エリアの確認は既に済んでいる。
衛宮切嗣。越谷小鞠殺人事件の容疑者筆頭。もっともあの場から逃げた時点で「クロ」だともいえるが、自らが裁く機会を逸したまま終わりを迎えてしまったのが惜しい。
ホル・ホース。DIOの配下であり、自分たち一行を二度に渡って襲撃してきた相手。打算で動くタイプであり、この場ではDIOと組んではいなかったのかもしれないが、ひとまずDIOの戦力の一つを削れたのは僥倖といえる。
宇治松千夜。理世と智乃の友人がどこかで命を落とし、理世はとうとう一人になってしまったことになる。……このことは理世には、できれば今の戦いにケリがついてから教えたい。

297 ◆3LWjgcR03U:2016/12/16(金) 13:56:10 ID:6g4QChMo0
拙作「195×(144+164)」について、蛍の両親に対する呼び名に原作との齟齬があったため修正を行いました。
その他に大きな変更点はありません。

298 ◆WqZH3L6gH6:2017/02/22(水) 01:06:05 ID:nQzrVxIA0
『New Game』の本投下の際、指摘された箇所を主に加筆修正、状態表を全面的に修正いたしました。
あとセルティの台詞の一部に『緑子』と呼び捨てにしてしまった箇所があるので、もし宜しければ収録の際はちゃん付けでお願いします。
この度、仮投下と本投下が遅れてしまいすみませんでした。

299 ◆WqZH3L6gH6:2017/02/22(水) 01:46:26 ID:nQzrVxIA0
『New Game』の本スレ979の状態表にミスがありました。
以下の通り訂正します。

【D-1/橋/一日目・夜中】→【E-1/橋/一日目・夜中】

【D-1/放送局跡付近/一日目・夜中】→【E-1/放送局跡付近/一日目・夜中】

300運命の廻り道(修正) ◆WqZH3L6gH6:2017/03/04(土) 15:20:42 ID:ptdgmZU60
――点滴までは望めないか。
赤カードは参加者が手に持ち念じればイメージした食事をそのまま具現させる事ができる。
浦添伊緒奈――ウリスがやったように食器もろとも。だが点滴を具現させることは無理だったようだ。
内臓のダメージを用心しての判断だったが仕方がない。
鬼龍院皐月は赤カードからのど飴を現出させ、一口舐めた。

「……」

唾液に混じった飴成分が喉を通し胃に落ちたが痛みはない。
安心した皐月は残った飴をれんげに渡した。

針目縫との決戦の後、宮内れんげの治療を受け休憩を取っていた。

そして一息つけた皐月達はやがて針目の遺品の回収を始める事にする。
皐月とれんげ、そして皐月の衣服――神衣鮮血と、れんげの守護精霊――木霊の4者は
針目が斃れた場所へ進み、目的のものを早々に見つけ出した。

紫色の刃――片太刀バサミ
他に支給品は落ちてないようだ。

皐月の亡父、纏一身こと鬼龍院装一郎が開発した対生命戦維用武器 断ち切りバサミの片割れ。
針目に強奪され、この場に置いても悪用されていた紫色の片刃を皐月は拾い上げるべく手を伸ばす。
元は赤色だった片刃が未だ紫色である事に、針目の影響を危惧し微かな警戒を抱きながら、皐月が柄の部分を掴んだ。

「!」

片刃は瞬く間に元の赤色へと変化した。
れんげが「おお、色が変わったん!」と感嘆に近い声を上げる。
鮮血はそれを感慨深げに見つめた。

「……」

皐月は強度では罪歌に勝る可能性が高い片刃をどう扱うかしばし思考していたが、
汎用性に勝る罪歌をメインに使用すると判断し黒カードへと変化させた。
やや強い風が吹き、荒れ地の砂を少量ながらも巻き上げる。
皐月のダメージもある程度は癒え、全力には遠いが戦闘行為も可能にはなっている。
先の戦闘で中断されたれんげとの約束、旭丘分校行きの件がある。
――行こうかと判断しようとする直前、風に煽られた銀色の物体がコロコロと転がる音を耳にした。

「……腕輪なん?」

それは目ざとく針目縫の腕輪を発見したれんげの呟きだった。

「……」

皐月は転がる腕輪を拾い上げる。見た腕輪の内側には何の汚れもなく綺麗だ。
まるで誰も身に着けていなかったように。針目縫の遺体は無い。
断たれた両腕も、両断された残った身体も大量の血しぶきを上げた後、ばらけた赤い糸と化し
血液と共に空気に溶けたかのように消えた。

化物の奇怪な最期にれんげは怪訝な面持ちで辺りをきょときょとと見回す。
皐月は腕輪を自らの神衣 鮮血に渡す。腕輪の状態を見て好都合だなと皐月は思う。
参加者への枷である腕輪を解析し易いと考えたから。死した参加者の腕を切り落とすリスクを背負うよりはと。

「さっつん、さっつん向こうにカードと髪の毛が落ちてるん」
「ん」

301運命の廻り道(修正) ◆WqZH3L6gH6:2017/03/04(土) 15:21:06 ID:ptdgmZU60
れんげが軽く皐月の腕を掴み、東の角を指差す。
4者は指された方へ向かい、盛り上がった土と数本の髪の毛、そして参加者の白カードを発見する。
髪の毛はウェーブがかかった栗色の長髪で目立ち、カードは月光を微かに反射に目に付きやすかった。
白カードを見る。彼女らはそこは死した参加者が埋葬された場だと理解した。
皐月はまたも白カードを見る。映し出された少女の顔は喜怒哀楽をほぼ出していない普通の表情をしていた。
そこからは人間性や最期の感情を読み取ることはできない。

皐月はふと針目が斃れた方へ向いた。そのまま無言でそっちへ向かう。
眉をちょっとしかめながら。

「…………」

先程の戦いをする前なら、気にも留めなかっただろう。
彼女はこれまで死した参加者の白カードを何枚も見てきている。
それらはどれも同じ表情をしていた。
皐月の直感と経験が針目縫の白カードを拾わせるべく脚を動かさせる。
そして拾った。

「……それがお前の本当の貌か?」

その呟きには納得の色が含まられていた。
対外的には針目はほとんどを笑顔で過ごしていた。口調も戦闘時以外は陽気そのものので。
しかし白カードに映し出せれている表情はそれとは全然違うものであった。

痩せ衰えた狂犬のような、余裕のかけらもない愛らしさとは無縁の表情。
目元に隈があると錯覚してしまいそうなギョロっとした両眼。
開くとすれば歯よりも牙が似合うであろう口元。眼帯が無い以外は髪型等に変化はない。
だが皐月にはそれは私情を抜きにして、無理やり着飾られた頭のネジが飛んだ肉食獣に見えた。

れんげがすたすたとこちらに近づいて来るのが解る。
皐月はカードを見られる前にそれを破り捨てる。見ていて気分の良いものでは決してないから。

カードの欠片が地面に届く直前、破片が音も無く集まり真新しいカードへ復元した。

「「『!』」」

4者は差異はあれど目の前の現象に驚愕する。
皐月はとっさに復元したカードを拾い、端っこを千切った、破片は摘んだままで。
摘んだ破片は消え、また復元する。皐月はその現象に針目の執念のようなものを感じ危機感を募らせる。
れんげがそれを察したのか、足早に盛り土の近くのカードを拾い皐月に渡した。
皐月は蒼井晶のカードの上部分を千切る。それもさっきと同様復元された。

「……参加者のカードはどれも復元されるか」
「なるほど」

皐月達は落ちた髪の毛と晶のカードを埋め黙祷した。
そしてまた地面に座り、れんげもそれに続いた。
休憩の合間にどう分校に向かうかを話し合い、10分近く過ぎた後4者は一先ず分校に向かう事にした。
付近の研究所や、道中のネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲に興味はあったが後回し。
れんげは木霊から生成した糸を針目の腕輪を括り付けている作業をしながら言う。

「それ持っていくん?」
「ああ……」

皐月の手には針目の白カードがある。

埋めようかと思ったが、魂のみでも災いを起こす可能性があると見て持ち歩く事にしたのだ。

302運命の廻り道(修正) ◆WqZH3L6gH6:2017/03/04(土) 15:21:26 ID:ptdgmZU60

「……」
『相変わらず電話は通じないのか』
「ああ。チャットは可能なんだが、他の電話を確保しなければな」

鮮血の問いに皐月は軽く緊張感の含んだ声で返す。
勇者スマホ同士での通話ができないのは元からである。
念の為、他の勇者スマホに通話を試みていたが甘くなかった。

『心配か?』

皐月は黙って頷く。
――絢瀬絵里
ここで出会った志を同じくとした皐月と同年代の仲間。
彼女は先の放送で名を呼ばれ無かったが、同行者の坂田銀時は呼ばれていた。
絢瀬の現況は不明だが、善意の参加者に保護されているなんて楽観ができる状況でもない。
一般人である彼女をそのままにしておくのは拙い。
仲間との連絡がまともに取れない以上、皐月は分校に到着次第放送局に向かいたい心境だ。
だが皐月は焦る気持ちを己を縛る前に心の何処かに置き、れんげの横に並んだ。

「ほんとにいいん?」
「疲れたら休むさ」

皐月は笑った。
旭丘分校までは少々遠く、遮蔽物がない道も通る。
時間が惜しく、ゲームに乗った者の情報も多くない現状、早々に向かう必要がある。
れんげは走る。勇者の力を得て常人離れをしたスピードで。
皐月も走る、れんげと同じ速度で。ふたりは軽やかに走った。
皐月はちらりと針目の腕輪を見る。

「……」

母であり、人類の大敵である生命戦維の地球上の実質的な首魁である鬼龍院羅暁の3人目の子供――針目縫。
死した今でも長姉の皐月は彼女に対する愛情は持ち合せてなどいない。
初めて会ってから今に至るまで、針目に良感情を抱く出来事など無かったのだから。
強靭な精神を持つ皐月でさえ親族という認識を抱く余地さえないくらいに。

羅暁に育てられたという偽の記憶を植え付けられた2人目の子供――纏流子を見れば、
母の価値観によって歪められたから外道になったと推測ができる。だが皐月はあえてそう考えない。
自分の知るだけの範囲でも針目の悪行は目に余っていたのだから。

針目縫には母や生命戦維に対し愛情はあったかも知れない、だが信用はしていなかったと皐月は今でも思う。
針目との決戦を経て、共感できない何か以外を否定する情念をこれまで以上に感じ取った今より強く。

皐月は溜息をついた。彼女にしてはらしくもなく。
昔からの敵を駆逐しただけ。流子ならともかく、自分が針目を仇敵などと位置付けるなどおこがましい。
纏一身を父と解らなかった自分が。
空を見ると雲が増えてきたのがわかった。明日の日中は雨が降るだろうか?

――お前が見た世界は我々のとは違うものが見えていたんだろうな

自身が持つカードを意識して皐月は決心する。
これから針目縫の魂がどうなるにしろ、最後を向かえるまでは責任を持って対処しようと。

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出立から一時間も経たない内に4者は旭丘分校の前に着いた。
少々息を切らしながられんげは目の前の光景に唖然とする。
皐月と鮮血は気まずそうに眉間に皺をよせた。

303運命の廻り道(修正) ◆WqZH3L6gH6:2017/03/04(土) 15:22:00 ID:ptdgmZU60
2人とも何事もなくそのままでいると考えていた訳ではない。
殺し合いの舞台の一部である以上ある程度の惨状は覚悟していたが、それはあんまりな光景だった。

建物は半壊状態で、血のようなものが分かりやすく飛び散っている。
死者が埋められたと思しき2つ隆起がある。
そして極めつけは遠くから見ても解る草むらに隠れている何か。
それらの異常が合わさり、夜というのを差し引いてさえなお、
旭丘分校はれんげが知る学び舎とは程遠い雰囲気の戦場跡となっていたのだ。

れんげは両手を頭に当て、あーあーと途方に暮れたように呻いた。
皐月は注意をはらいながら草むらに隠れている何かへと近づく。
その行動にれんげは我に返り、少し離れて皐月の後に続いた。

何かは一人の成人男性の死体と、顔立ちが整った生首だった。
皐月は手で、精霊はれんげの目の前に塞がることで直視させないように動いた。

「平気なん?」

先の友奈達以上に凄惨な遺体を前に平然としている皐月に疑問の声が飛ぶ。
皐月はあえてちょっとだけ渋い顔を形作って疑問を返した。
皐月は無感情でも常人とかけ離れすぎた価値観の持ち主でもない。
崩れない精神の持ち主であるがゆえに、心的負担がほぼない為に奇異に見えるだけ。
もし代わりに検死を行うに足りる味方がいたら迷わず任せていただろう。
必要だからするだけだ。

「……」

致命傷と思しき刺傷と無数の傷を負った死体――衛宮切嗣。
皐月は彼の遺体を調べる。
最初に遭った仲間、間桐雁夜に僅かに似ていると皐月は思った。
格好からして堅気でもなく、肉体の造りと人相からして善良とは程遠い人物と推測できる。
れんげが両目を指で隠しながらじりじりと近寄ってくるのがわかった。
息を呑む声がする。皐月はなぜか違和感を感じたがそれに作業を中断させず次を行く。
皐月は生首――ランサー ディルムッドを両手で抱えた。

「…………」

ここで皐月は何故れんげが息を呑んだか理解した。
れんげが言った。

「さっつんその人達生きてるのん?」
「……」

死後どれほど時間が経ったかは解らないが、どちらの遺体も状態がいい。
皐月は生首を観察する。端正で少々の猛々しさを感じさせる顔立ち。
そして不気味なのは状態だけでなく右目元にある物体だった。
赤黒く干しぶどうに似た腫瘍。脈打ってるような色と大きさのそれは
顔以上に存在をこれでもかとアピールしているようだ。

「そ、その2人から何か力を感じるん?特にさっつんが持ってる方のん」

治癒術を会得したのが切っ掛けだろう、れんげには魔術師的な感覚も備わり始めたと皐月は推測する。


「……」

皐月は次に首の断面を見ようと角度と、自分の首を動かした。
もし断面から糸を出されても回避できるように。見るとただの断面だった。

「……。新種の生命戦維の仕業では無さそうだな」
「? 生命戦維ってなんなのん?」

「……」

皐月は長い説明を省くべく、幼少の頃の記憶を頼りに語彙を選び出す。

「地球侵略を目論むインベーダーみたいなものだ」
「うちゅうじんと違うん?」
「……あいつとは別のものだ」

神威の事を指しているのだろうと皐月は判断する。
どういう意図があって遺体を埋葬しなかったのか推測しながら。

「わかったん。それでその人達どうするん?」

遺体は一向に動き出す気配はなく、これ以上検死ができる人材もいない。


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