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メタネタ・没ネタ 投下用スレ (実質)その7

241 ◆6J9WcYpFe2:2017/10/10(火) 22:08:13 ID:qlmjGkq2
--2つ目--
※こっちはストーリーとして考えてはいるけど、まだ先になりそう。

櫻井財団の1グループ企業が総力を挙げて建設した海上都市
元々は政府が発案した「近未来都市計画」にて、櫻井財団が挙げた計画案の一つであり、
他の計画案で、実際に実行に移された例として、東京湾を埋め立てて建設された「経済特区ネオトーキョー」がある

ネオトーキョーが経済都市として特化させていった一方で、
こちらはあくまでも居住都市としての意味合いが強く、
高度なサイバー技術などはないものの、通常の街としての機能はすべてそろっている。

また、参入企業に関しては櫻井グループの割合は多いものの、
建設計画の大本の資本は政府が持っているため、
ライバルであるはずの四大名家傘下の企業やアイドルヒーロー同盟の新支部もあった。

そんな技術の粋を集めた都市にて、記念式典が行われていた。


「お客さん、どちらまで行かれます?」

「本日行われる記念式典の会場までお願いします」

「あいよ!」

そう気前よく返事をして、タクシーを走らせている男。

彼の正体は『ヤイバー甲』。アイドルヒーローである。

だが、いつもヒーローをしているわけではない。

アイドルヒーロー同盟に加入したことによる収入は確かに得ている。

だが、ヒーロー活動だけでは食べてはいけない。
妹である『ヤイバー乙』とともにヒーローとして活動していて有名ではあるものの、
人気としては『ヴォーパルバニー・ウサミン』や『ネイチャーウィッチ・ユミ』、
『疾風怒濤のカミカゼ』といった面々(ファンによる非公式名称らしい)に比べたら
どうということはなく、むしろ下から数えた方がいいぐらいであり、
故に収入としてはそこまで芳しいものではなかった。
加えて2人で生活しているため、生活費としては若干心もとないと言える。

そのためか、こうして暇を見つけてはアルバイトなどをして、少しでも暮らしぶりをよくしようとしていた。
アイドルヒーロー本部が襲撃されて、この支部に異動となってからも、
ヒーローをやりつつ、地理を覚えるという実益も兼ねて送迎業者のアルバイトをしていた。

『ちゃんといいもん食わせて、いい学校にも連れて行ってやるからよ………っ!』

だが、彼は知らない。

これから彼の身に迫る危険。

テロリストによる支柱爆破、それによるカースの発生、
原因不明の病気にかかる能力者達、この街に隠された陰謀、沈みゆく街。
そして、彼に待ち受ける死の予言………。

果たして、未来は変えられるのか………?

「あなたは………誰ですかっ?」

「私はユウキ・オトクラ。 あなたのあり得るかもしれない未来の一つですっ」

242 ◆6J9WcYpFe2:2019/07/15(月) 23:39:58 ID:pOWpOAKk
憤怒の街終了後の展開とかが書けちゃったので、こちらに投稿(まだ本編としては投稿しない予定)
ちなみにこの世界、ユウキちゃんが元いた世界と一緒の設定(と、今はそうなっている)です

==============================================

??「うん、やっぱりだ
   みんな、もうすぐここから出られるからね!」

深く、暗い、森の中
私とみりあちゃん、私と一緒に飛ばされた―――かな子お姉ちゃん、そして森で出会った剣士さんと銃士さんと魔法使いさん
最初はたった3人。
それでも、運よく出会えた剣士さん達のおかげで、最初以外は危ないこともなく、出口の近くまで行けた。

???「もうすぐだからね・・・チエちゃん、ミリアちゃん」

かな子お姉ちゃんの言葉に、みりあちゃんと一緒に頷いた
私達の手を握っていたかな子お姉ちゃんの手は―――震えていた

かな子「心配ないよ、チエちゃん、ミリアちゃん
    私も、カースの力だけど、2人の事は守って見せるから」

でも、その表情は笑顔でだった
恐らく、千枝達を不安にさせないために強がって見せているのだろう
千枝も、みりあちゃんも、そのことが理解できた

みりあ「・・・うん! この森を抜けたら街が見えるんだよね?
    楽しみだね、千枝ちゃん!」

千枝「そうだね、みりあちゃん
   街に着いたら、まずは何しよっか?」

みりあ「まずはご飯食べたいなー!
    どんなご飯なんだろう? 楽しみだなぁ!」

千枝も、みりあちゃんも、かな子お姉ちゃんも、みんな、突然こんなところに飛ばされた
不安や、怖い気持ちがこみあげてくる
怖くて足がすくみそうになる
それでも、そんな気持ちを押し殺し、3人で強がった
足がすくんだら、帰れないから

??「・・・強いね、チエちゃん達は」

そう呟いた魔法使いさん
彼女は偶然、この森を通過しようとしていたのらしい
もし、このお姉ちゃん達と出会わなければ―――千枝達は死んでいたかもしれない

???「! ソードマンさん、ウィッチちゃん!!」

銃を持ったお姉さんが、2人の仲間の名前を呼ぶ

??「うっそぉ!? もう追いかけてきたの!?」

??「・・・逃げましょう、ソードマンさん」

??「そうだよね、確かにここで迎え撃つのはアウトだよね!
   ウィッチちゃん、チエちゃんとミリアちゃんを箒で乗せて逃げて!
   あたしとガンナーちゃんが殿を務めるから!
   あとカナコちゃんは頑張って走って!!」

かな子「は、はいっ!!」

??「わかりました! チエちゃん、ミリアちゃん、逃げますよ!」

二人「「う、うん!」」

―――ウィッチ、アクティベート!!

魔法使いさんが手を挙げてそう叫ぶと、その手に光が集まり、やがてその光が箒の形をして現れた

??「チエちゃん、ミリアちゃん、乗って!!」

その箒にまたがった魔法使いさんの言葉に促されるまま、私達も乗る。

??「カナコさんは、私の後をついてきてください!」

かな子「う、うん! わかった!!」

箒にまたがった私達の体がふわりと浮かぶ
そして、足が地面から少し離れると、森の出口に向かって進みだした
かな子さん、そして2人がその後を追う
その後ろには、私達を追ってくる、狼の群れ

???「本当はあんまり傷つけたくないけど・・・生き残るにはやるしかっ!」

―――ガンナー、アクティベート!!

今度は銃士さんが叫ぶ。
手に光が集まり―――今度は銃の形になった
その銃を狼に向け、何発か放った


ここは、私達が住んでいた世界に似た、限りなく違う世界
そこは、戦うことで生計を立てる冒険者のいる世界
そして、これは、私達にとっては3日間の物語
しかし、それは、たった30分の私達の家出


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