したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |

SS簡易保管庫

394【腐注意】お湯神様のあるばいと5:2018/09/29(土) 20:14:54 ID:oSOgU/Wo
「?」
「ああ、いや、今まで付き人についた女中はごまんと居るが、どの女中も自分の乳房に香油を塗って私の背中に塗り付けてきたでな……普通はやはり手で塗るよなあと思うてな」
「え、他の方がそうしていたならボクもちゃんとそうしますよ!」
「いや、私は手でも――」
「任せてください、ちゃんと役目は果たしてみせます!」
 笑顔で請け負って、サクトは再び軍服を脱いだ。
 上着とシャツを脱いでから、自分の胸元で手にした筒を傾ける。
 とろっとした液体が筒の口から零れ、サクトの胸に滴った。
「んっ……」
 その液体の冷たさに声が洩れる。
 満遍なく垂らしてから、サクトはうつ伏せになった猪神に折り重なる様に体を密着させ、香油を擦り込む様に体を動かし始めた。
「こ、こんな感じですか……?」
「あ、ああ……」
 戸惑う様な猪神の声。
 サクトが体を擦るたび、猪の体毛が乳首に絡んでむず痒い様な刺激を与えてくる。
 そして何より、この香気――
(何だろ……なんか、頭くらくらしてくる……この匂い……)
 いつしか、はっ、はっ、と呼気を荒くしながら、サクトは一旦身を起こす。
 ぴんと尖った乳首に香油を垂らし、今度は猪神の腰から臀部にかけて香油を擦り込んでいく。
 石鹸の匂いと香油の香気に混じって、隠しきれない獣の匂いが鼻腔を擽る。
「は、はっ……」
 香油を擦り込みながら、サクトは自分がぼんやりしていることに気付いて居なかった。
(体……熱い……なのに、頭だけひんやりして……)
 もぞ、とサクトは切なげに内股を擦り合わせた。
(おちんちんのとこ、痛い……? ボク、どうなって……)
 サクトの変調に気付いた猪神が顔を上げる。
「――サクト? どうかし……」
「す、すみません、ボク、何だか……!」
 とろんとした表情のサクトは、自分の口の端を伝う涎を拭いもせず、猪神を見詰めている。
「すまぬ、香気に当てられたのか。大丈夫か?」
「だ、大丈夫、です――けど……」
「匂いに酔うとは……サクトは狗神か何かなのか?」
「いえ――ですけど、神使は、狼です……」
 とさ、と凭れ掛かる様にサクトはうつ伏せの猪神に寄り掛かる。
「すみません、すみません……ボク、何だか可笑しくて……どうしたら……」
 初めての感覚に戸惑うサクトに、猪神は一瞬迷うような表情を浮かべたが、
「……苦しいのか?」
 静かに問い掛けた。
 一も二もなくサクトが首肯する。
「はい、苦しいです……でも何が苦しいのか……自分でも解らないんです……」
「――そうか」
 言って猪神は身を起こし、サクトに向かい合う様に座り込む。
「その様子だと自慰もしたことは無さそうだが……私が介添えしても構わぬか?」
「じ、い……? よく……解らないですけど……楽に……してもらえるなら……お願いします……!」
 蕩ける様な表情のサクトは、縋る様に猪神の腕を掴む。
「――承知した」
 言って猪神はサクトに仰向けになって横になる様に指示する。
 猪神は、命ぜられるままに布団に横たわるサクトのズボンと褌を徐にずり下ろした。
 朱の昇った肌と、ちょこんと上向いた陰茎が慎ましやかに姿を現す。
「な、なんで、ボクのおちんちん、腫れて……」
「腫れているわけではないが――いや、『腫れている』で正しいのかもしれぬな。すぐ楽にしてやるぞ、サクト」
 猪神がサクトの股間に顔を寄せる。
「あ……ああ……」
 ぬろぉ、と長い舌が伸びて肉棒全体を包み込みながら、器用に皮を剥いて敏感な部分を剥き出しにする。
「…………っ!!」
 びくん、と声もなくサクトが身を仰け反らせる。
 猪の鼻がサクトの臍の辺りに密着し、熱い呼吸を伝えてくる。
「ふ、う、……」
 目の端に涙を浮かべ、サクトが身を捩る。
「――我慢せずともよい。ありったけを私の口の中にぶちまけるが良い」
 そう言われたからというわけでもないだろうが――
 ざらりとした猪神の舌が亀頭を舐めると、サクトは跳ね上げる様にして腰を浮かす。
「あ、あぁっ、ボクなんか出ちゃう、出ちゃううぅぅぅぅっ!!」
 びゅる、と陰嚢から駆け昇った精液が、猪神の口の中に放出される。
 次から次へと湧き出す様に口の中を満たす精液を、猪神は全て嚥下した。
 はっ、はっ、と涙をボロボロと零しながら、サクトは顔を上げる猪神を見る。


新着レスの表示


名前: E-mail(省略可)

※書き込む際の注意事項はこちら

※画像アップローダーはこちら

(画像を表示できるのは「画像リンクのサムネイル表示」がオンの掲示板に限ります)

掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板