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テストスレ

1名無しさん:2015/02/02(月) 00:31:59
テストのスレです

49名無しさん:2017/02/24(金) 13:16:25 ID:XQNofIoI

バイソン「で、何だ? わざわざオレを呼び出して。色男のバルログちゃんの方が良かったんじゃねーの?」

ローズ「んー。でもバルログ君は当事者の可能性があるし…バイソンちゃんならないでしょ?」

バイソン「何のことだかわからんが、とりあえずこの高そうなワイン開けるぞ?」

ローズ「まだこっちが残ってるから、こっち飲んでよ…いや、さくらのことなんだけど。」

バイソン「さくらちゃん?」

ローズ「男が出来た。」

バイソン「……マジか。」

ローズ「あら、その反応は期待できなさそうね。」

バイソン「確証は?」

ローズ「ないけど、女のカンってやつよ。間違いないわ。」

バイソン「もう錆びつイテッ。やめろ、レスラーのパンチは重いんだよ。」

ローズ「あーあ、てっきりヤムチャ君やバルログ君かと思ったのに。」

バイソン「なるほど、だから関係なさそうなオレを呼んだのか……うん、殴っていいか?」

ローズ「見た目と違って紳士なバイソン君はそんなことしないわよねー、お姉さん知ってるわ。」

バイソン「……フン。ところでこのワインどうしたんだ? 結構な値段じゃねーのか?」

ローズ「ファンの人からのプレゼント。アタシのファン、数は減ってきたけど、その分コアになってきてねぇ。」

バイソン「……なるほどな。コッチももう開けていいか?」

ローズ「どうぞどうぞ。」

50名無しさん:2017/02/24(金) 13:18:03 ID:XQNofIoI
ローズ「で、可能性があるとしたらどっち?」

バイソン「わかんねーよ。オレには関係な……待てよ。」

ローズ「なに?」

バイソン「ちょっと試してみるか…かりんちゃん、ちょっといいか?」

かりん「はい?」

バイソン「次のオフ、オレとデートしてください。」ドゲザ-

かりん「ごめんあそばせ。」

バイソン「即答かよ。ちくしょー。」

ローズ「……なにそれ?」

バイソン「こうやってヤムチャ君がさくらちゃんとのデートをゲットしたんだよ。」

ローズ「……ヤムチャ君、アホなの?」

バイソン「オレが言うのもアレだけど、そうじゃね? でも、今の見ただろ?」

ローズ「なにを?」

バイソン「全く脈無しなら、土下座しようとデートにならんだろ。キャミィちゃんにも断られたしな。」

ローズ「まあ、そうかもしれないけど……流石にねえ?」

バイソン「だよなあ。でもそのデートで上手くエスコートしていたら…」

かりん「それはないですわ。」

51名無しさん:2017/02/24(金) 13:18:49 ID:XQNofIoI
ローズ「あーら、かりんちゃん。終わったの?」

かりん「いいえ、うるさいので帰ってから見ますわ。」

ローズ「ごめんなさ〜い。それで、かりんちゃんは何か知ってるの?」

かりん「さくらが言ってましたけど、電気屋に行ったみたいですし。」

バイソン「それは聞いたな。」

かりん「あと、ヤムチャさんが最初にエスコートしようとした場所、知ってます?」

バイソン「それは知らないな。」

ローズ「どこなの?」

かりん「修行に適した山、みたいですわ。」

バイソン「……アホだな。」

ローズ「……アホね。」

かりん「お姉さまもしつこいですわ……あっても同業者とは限らないでしょう?」

52名無しさん:2017/02/24(金) 13:19:28 ID:XQNofIoI
ローズ「でも、そんなアホな子が好きになる可能性も……ないか。」

バイソン「わかんねーけど……ないんじゃね?」

ローズ「じゃあ、バルログ君は?」

バイソン「バルログちゃんはなあ、実は全くそういう臭いないんだよな。イケメンなのに。」

ローズ「もしかして、そっちの気が…」

バイソン「やめろ。どうやって付き合っていいかわからなくなるだろ。」

ローズ「もう、突き合うだなんて…下ネタは嫌いよ。」

バイソン「腐ってやがる……」

53名無しさん:2017/02/24(金) 13:20:08 ID:XQNofIoI
バイソン「ま、さくらちゃんよりもキャミィちゃんの方がまだあるんじゃね?」

ローズ「は?何それ?初耳なんだけど?」

バイソン「食いつきいいな。ま、同僚として以上の信頼がありそう、ってだけだけどな。」

ローズ「相手は誰よ?」

バイソン「サガットちゃん。」

ローズ「……ないわ。」

かりん(……)

54名無しさん:2017/02/24(金) 13:21:05 ID:XQNofIoI
バイソン「ま、そう思うならさくらちゃんもないだろ。先を越されそうだからって気にすんな。」

ローズ「誰が行き遅れよ。」

バイソン「言ってねーよ。」

ローズ「だって、サガット君でしょ……ないでしょ。」

バイソン「そうだよな。ないよな。」

かりん(私、いる意味ありませんわよね?)

ローズ「あの図体でね……キャミィちゃんとなんて……ねえ?」

バイソン「だよな。それならオレの方が」

ローズ「それもないわ。」

バイソン「ちくしょー。」

かりん(お二人はどうなんですかね?)

おわり

55名無しさん:2017/02/25(土) 00:49:58 ID:51sWlBhA
いいじゃないの
俺は好き

56名無しさん:2017/02/25(土) 09:36:42 ID:ijLE5V1E
これはこれで、て感じで好き
敢えて言うなら、今更だけど、>>36のようにテストスレではなく二次創作スレ(元ネタからすると三次創作?)みたいなのでやるほうがいいかもね

57名無しさん:2017/02/25(土) 22:59:04 ID:QqZEhge2
試験的に書いたってことで、テストでもいーんじゃね? そんなに使われてないし。ダルコー書いた人と同じかはわからんが、更新ないときのいいツマミになるからどんどん書いてくれ。
そういや、>>1以外が書いたSSっていうと、随分前に安価SSやろうとした人いたな。アレはやめて正解だったなwww

58名無しさん:2017/03/01(水) 01:02:42 ID:MHLjU41w
サガットさんは頼りになる兄貴ポジかなと思う
しかしまぁ、そんなサガットさんだが最初の頃はキャミィの事を「顔よりも先にケツを思い出す」とか言ってたクセにキャミィの信頼を勝ち得てるのが腹が立つw

5954:2017/03/02(木) 18:05:29 ID:92.4B.aM
皆様、コメありがとうございます。前回のダルコー?と同じ人ですw 
枯れ木も山の賑わい、みたいな感じで少しでも楽しんでもらえたら、と。
なお前回と同じく、いや前回以上に、読まなくても本編には何も関係ありませんw
もし何か浮かんで、1の休みが長くなりそうなら、また書くかもしれません。
それと、三次創作スレは20行かず沈みそうでw ご迷惑でなければここで。

まとまりのない文になりましたが、これで。
1の復帰を心待ちにしています。

60人妻:2017/04/01(土) 21:42:59 ID:dxrzeMG2
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62名無しさん:2017/04/25(火) 22:55:12 ID:3fWVTZn.
人妻......

63主でも2でもない:2017/05/02(火) 23:50:05 ID:8fxp58K6
ーーー

ベガ「……なあ、ザンギエフさん……」

ザンギエフ「ん、なんだ?」

ベガ「俺さ…、もうダメです…」

ザンギエフ「えっ!?いや!そんなことはないだろう!?」

ベガ「いやいや、どうあがいたってこれ以上今のまま続けるのは無理なんだ」

ザンギエフ「……」

ベガ「……でも、プロレスは諦めたくないんだ」

ザンギエフ「……そうだよな」

ベガ「……だからさ、俺はファイトスタイルを変えます」

ザンギエフ「……そうか……で、どうするんだ?」

64主でも2でもない:2017/05/02(火) 23:57:43 ID:8fxp58K6
ベガ「俺はヒールでトップを目指すよ」

ザンギエフ「……」

ベガ「実はさ、もうヒールのチーム名も考えてるんだ」

ザンギエフ「……ほう、何て名前だ?」

ベガ「『シャドルー』、シャドルー軍団って言うんだ」

ベガ「って言ってもまだメンバーは俺一人だけどねw」

ザンギエフ「シャドルーか!なんか良い響きじゃないか!」

ザンギエフ「うん、良い名前だ」

ベガ「……へへ、なんか照れくさいな」

ベガ「だからさ、俺とあんた、道は違うことになっちまったけど目指すのはひとつだ」

ザンギエフ「……ああ、そうだな……」



ーーー

65主でも2でもない:2017/05/02(火) 23:58:55 ID:8fxp58K6
ってな感じのストリートプロレス黎明期?ものの番外編を読みたいなあ

66主でも2でもない:2017/05/03(水) 00:05:06 ID:lxnPPePw
あ、違うわシャドルー軍団黎明期の話だ

67多分2(上のレスより):2017/05/05(金) 23:52:47 ID:1W92RURU
もうどのくらい人がいるかわかりませんが、また投稿しようと思います。1のを参考に、試合描写に挑戦します。プロレスの知識はここのSSが主ですが…w
1、待ってます

682:2017/05/16(火) 18:17:38 ID:Erhs70Pc
ここからしばらく非1です。見たい方だけどうぞ。何日かにわけて投稿予定。

ベガ-コーディの前に行われた第一試合を勝手に妄想。

692:2017/05/16(火) 18:19:21 ID:Erhs70Pc
実況「皆様、こんにちは。本日もここ、ストリートプロレスより、いつもの私めがお送りします。」

実況「現在はレフェリーによる場内におこしの皆様に向けての挨拶が行われております。」

実況「テレビの前の皆様、特にちびっ子の諸君。」

実況「まだプロレスを、生で、見たことのない方は、ぜひぜひ一度会場に来てください!」

実況「この臨場感! この迫力! 絶対に後悔はしませんよ!!」

実況「若干の難点は、会場だと私の美声が少々聞き取りづらいことですかねぇ。」

??「え?」

702:2017/05/16(火) 18:26:04 ID:Erhs70Pc
実況「おおっと、ここでのツッコミはまだ荷が重かったか? いいですよ、ただの私の戯言ですからね。」

実況「ここで第一試合の解説者をご紹介〜。先週、王者戦で我々を沸かせてくれた、この方です!」

ガイ「えっと、ガイでござる。よろしくお願いします。」

実況「はい!ということで、忍者・ガイさんの初解説です!」

ガイ「拙者、解説というより……お二人の戦を見て、勉強させてもらうでござる。」

実況「先日の王者戦の話も後ほど聞かせて貰いましょう! …と言ってる間に、選手入場です!」

712:2017/05/16(火) 18:32:12 ID:Erhs70Pc
ダン「それでは、いよいよ本日の興行です!」

パチパチパチ

ダン「赤コーナー、インドが生んだ軟体戦士、ダルシム選手の入場です!」

♪〜


ダルシム(客入りは…まぁまぁだな。)

ダルシム(少しメインが弱い気もしたが、王者戦、女子部対抗戦、ロレント君のタッグ…)

ダルシム(因縁のリュウ君とサガット君、そしてタッグチャンピオンの初防衛戦。)

ダルシム(どこを楽しみにしてるかは、それぞれ違うかもしれないな。)

ダルシム(……それでは、精一杯前座を務めさせてもらうか。)

ダルシム(それから……私の地味な新技も披露させてもらうよ。)


実況「さぁ、今ダルシム選手がゆっくりリングイーン!」

722:2017/05/16(火) 18:35:23 ID:Erhs70Pc
ダルシム「ナマステ」ペコ ペコ


実況「いつもと違う、上下白のコスチュームですね、ガイさん。」

ガイ「そうですね……初めて見たでござる。」

実況「白いコスチュームから色黒の肌がまぶしく光ります。心境の変化なのか? それともオシャレなのか?」

ガイ「……わからないでござる。」

732:2017/05/16(火) 18:41:21 ID:Erhs70Pc
ダン「続きまして、青コーナー。日本が生んだ巨漢戦士、E.本田選手の入場です!」

♪〜


本田(コーディが王者戦やし、第一試合はガイあたりがやると思ったんやが…)

本田(試合じゃなくて初解説かいな…ヤムチャ君の時もやし、ワシの試合はわかりやすいんかな。)

本田(ま、ええわ。最近シングルではろくに勝ってないし、今日はいいとこ見せたるで。)


実況「さぁ、こちらはいつも通りの衣装で登場! E.本田選手、リングイーン!」

742:2017/05/16(火) 18:43:41 ID:Erhs70Pc
本田「よっしゃ! 負けへんで!」


実況「本田選手は最近不調ですが…この試合をいいきっかけにしたいですね、ガイさん。」

ガイ「そうですね。かなり強いですから……良い試合を期待してるでござる。」

実況「同じ日本出身として、やはり本田選手を応援します?」

ガイ「え?…いえ、お二人には拙者の王者戦に向けて鍛えてもらったでござる。どちらにも頑張ってほしいでござる。」

実況「私のいじわるな質問にも大人の回答のガイさん。初解説とは思えないですねぇ。」

ガイ「いや、拙者はまだ未熟者で…」

実況「さぁ、ボディチェックも終わりました。いよいよ、ゴングです!」


ダン「20分1本勝負。レディー、ファイッ!!」

カ-ン!

752:2017/05/16(火) 18:46:07 ID:Erhs70Pc
つづく

(試合時間は10分弱の予定です。試合後の裏側も少しやるつもりです。)

76名無しさん:2017/05/17(水) 02:45:56 ID:UcDdwZ2Y
ええな!続きも期待

77名無しさん:2017/05/17(水) 18:54:19 ID:NiOGYcBw
一瞬1が帰ってきたかと思って裸正座待機しちまったわ

782:2017/05/17(水) 22:27:09 ID:KB0.iaNE
実況「さぁさぁ、始まりました! まずはダルシムが仕掛けるタイミングを伺ってます」

実況「一方の本田は不動、どこからでも来いという体勢です!」


ダルシム(まずは、動きながら様子見……そうすると本田君は……)

本田(せやな、それからいくで。)


本田「ちょろちょろ動いて何しとんねん! さっさと仕掛けてこんかい!」

ダルシム「むぅ……」

本田「しゃーないな、ここやここ。ほら、かかって来いや!」スー


実況「ああっと! 本田は構えをといた! そして自らの胸を指差し、やって来いと挑発!」

ガイ「チョップを誘っているんですかね」

792:2017/05/17(水) 22:29:59 ID:KB0.iaNE
ダルシム「そこまでされたら……いくか。」

本田「来いや!」

ダルシム「フンッ」バシッ


実況「さぁ、ダルシムの水平チョップ! いい音が場内に響きます!」


本田「どしたどした。そんなもんかいな。」

ダルシム「連続で行くぞ。フンッ フンッ」バシッ バシッ

802:2017/05/17(水) 22:31:53 ID:KB0.iaNE
実況「ダルシムの連続チョップ! しかし、本田、まだまだ余裕の表情です!」

ガイ「そうでござるね。」

実況「やはり、あついしぼうによってぼうぎょりょくがあがっているのか?」

ガイ「……そうかもしれないでござる。」

実況「解説のガイさんのお墨付きも貰えました。ダルシムのほのおのチョップ、いりょく半減です!」

ガイ「え?」

812:2017/05/17(水) 22:33:21 ID:KB0.iaNE
ダルシム「フンッ」バシッ

本田「そうかそうか、そんなもんかいな。じゃあ、こっちもいくで。」

ダルシム「フ…」

本田「そいや!」バシーン

ダルシム「くわっ。」ヨロッ


実況「おっと、チョップにいったダルシムに、カウンター気味で張り手が決まった!」

ガイ「おお。」

実況「連続チョップのダルシム、少し前のめりだったか? 強烈な張り手によろめきます!」

822:2017/05/17(水) 22:35:23 ID:KB0.iaNE
本田「今度はこっちの番やで! そーれ!」バシーン

ダルシム「うわっ」ヨロッ

本田「もう一発や。そーれ!」ブン

ダルシム「くっ」サッ

本田「おおう!?」スカッ

アー?

実況「今度は本田の番、っと、よけました! ダルシム、3発目は何とか回避!」

832:2017/05/17(水) 22:36:34 ID:KB0.iaNE
つづく

84名無しさん:2017/05/18(木) 00:37:27 ID:EVXWxJZM
第一試合ってことを踏まえて期待

852:2017/05/18(木) 19:42:16 ID:1ky1Lito
本田「なんや、逃げるんか、臆病モン。」

ダルシム「……君と私では一発の重さが違いすぎる。そうくらってたまるか。」

本田「そうかいそうかい。そんじゃ、頑張ってよけろよ。そらっ」ブン

ダルシム「うおっ」サッ

本田「まだまだ行くで。おらっ おらっ」ブン ブン

ダルシム「くっ くっ」サッ サッ


実況「本田の強烈な張り手を、ダルシム必死にかわす! 何とかかわしていく!」

ガイ「……あ、しかし」

862:2017/05/18(木) 19:44:05 ID:1ky1Lito
ダルシム「くっ……あ」ドス

本田「逃げ場がないで、観念しーな」


実況「ダルシム、コーナーポストまで到達。もう後がないぞ!」

ガイ「まずいでござる。」

実況「ここでまた強烈な張り手をくらってしまうのか?」


本田「張り手…じゃないで!」ガシッ

ダルシム「む? くっ」

オー?

実況「ああっと、本田、一気に距離をつめてダルシムを捉える!」

ガイ「捕まったでござる。」

実況「まるでマワシを取るかのようだ、ダルシムのズボンに手をかける!」

872:2017/05/18(木) 19:48:32 ID:1ky1Lito
本田「それじゃあ、いくで〜。覚悟しいや!」

ダルシム「くそっ」モガモガ

本田「そ〜れ、上手投げや!」ブーン

ダルシム「……うわっ」ドシーン

オー! オー!

実況「上手投げだ! 相撲の技が来たぞ!」

ガイ「すごく飛んだでござる。」

実況「小兵のダルシム、ふっ飛ばされた! 一気にリング中央まで転がされダウーン!」

882:2017/05/18(木) 19:50:16 ID:1ky1Lito
本田「よっしゃ、それじゃ行くで!」グッ

オー!

実況「本田、右手の拳を高く突き上げる! あの技がくるか?」

ガイ「百貫落としでござる!」


本田「百貫落としや! よいしょー!」

892:2017/05/18(木) 19:51:17 ID:1ky1Lito
つづく

90名無しさん:2017/05/18(木) 23:20:36 ID:8BjOsjM.
リスペクトしてる感じが出てていいよ

91名無しさん:2017/05/19(金) 00:29:38 ID:pz1bwQZ6
うむ

92名無しさん:2017/05/19(金) 13:05:45 ID:ZBFQLs0c
期待してる

93名無しさん:2017/05/19(金) 18:12:16 ID:SnV/9IO.
1も来ないしな

942:2017/05/19(金) 18:31:28 ID:AsPgPk0.
ダルシム「くっ」サッ

本田「うわっ」ドシーン


実況「あっと、自爆! 本田の百貫落としは自爆だ!」

ガイ「あらら。」

実況「本田の必殺技、百貫落としははずれると自分にダメージ! いきおいあまってじめんにぶつかった!」

ガイ「そ、そうでござるね。」

実況「本来与えるダメージの1/8のダメージをくらってしまうんですよね、ガイさん。」

ガイ「…拙者、それほど詳しくないでござる。」

実況「これは残念。」


本田「アイタタ…」

クスクス

952:2017/05/19(金) 18:33:23 ID:AsPgPk0.
ダルシム「よっ」シュル

本田「うおっ」

オー!

実況「おっと、ダルシム、座っておしりをさすっている本田に、ブリッジの体勢で足から巻きついた!」

ガイ「首四の字でござるか。」

実況「変則的な首四の字!」

962:2017/05/19(金) 18:36:00 ID:AsPgPk0.
ダルシム「たおれろ。」グイッ

本田「グエッ」ドシーンッ

ワー! ワー!

実況「そして一気に体重をかけ、後ろに倒れこむ! 首四の字がしっかりかかったー!」

ガイ「おお」

実況「ダルシムらしい柔らかい攻撃! しかし、しっかり固められております!」

972:2017/05/19(金) 18:38:43 ID:AsPgPk0.
ダン「本田、ギブか?」

本田「ぐっ…ノーや、ノー。こんなもん…」ググッ

ダルシム「むむっ」


実況「本田、無理矢理外しにかかります! しかし、ダルシムも容易には外さない!」

ガイ「そうでござるね」

実況「白熱のグランド戦が続きます! さて、ここで解説のガイさんにお葉書が届いております。」

ガイ「…え? 葉書?」

982:2017/05/19(金) 18:41:27 ID:AsPgPk0.
実況「ペンネーム・Lの陣形さんからです。『先日の王座戦お疲れ様でした。惜敗でしたが、とても楽しめました。』

ガイ「あ、どうも。」

実況「私からも言わせていただきます。惜しかった、実に惜しかったですよ、ガイさん。」

ガイ「いえ、拙者は……まだまだ未熟だと痛感したでござる。悔しいですが、ベガ殿にはまだ余力を感じたでござる。」

実況「そうなんですか。私にはわかりませんでしたよ。そのくらい白熱した良い試合でした。」

ガイ「ありがとうござ…る。」

992:2017/05/19(金) 18:42:43 ID:AsPgPk0.
実況「ちなみに、続きがあります。『ところで、忍者だったのですね。是非忍法クモ糸縛りや、順逆自在の術を会得してください。』とのことです。」

ガイ「…えっと??」

実況「はい、ありがとうございます! 今、ここでジェネレーションギャップというものをヒシヒシと感じております!」

ガイ「なんか…すいません。」

実況「お気になさらず。さぁ、試合に戻りましょう!」

1002:2017/05/19(金) 18:44:37 ID:AsPgPk0.

本田(葉書って…なんちゅーむりやりな仕込みや。)

ダルシム(懐かしい話ではあったが。)

本田(せやな…話も終わったみたいやし、行くで!)

本田「ふんぬぁぁぁ!」グイッ

ダルシム「うわっ」

オー! オー!

実況「ひっぱがした! 本田の怪力でダルシムの足をひっぱがしました!」

ガイ「おお」

実況「しかし、長く痛めつけられました。本田は起き上がってロープによりかかります。」

1012:2017/05/19(金) 18:46:57 ID:AsPgPk0.
本田「はぁはぁ、くっそ。油断したわい…」

ダルシム(さて、そろそろ…)スクッ


実況「ダルシムも起き上がって本田に向かって行く!」

ガイ「ダルシム殿にとってはここがチャンスでござる。」


本田「く、来るなら来いや!」

ダルシム「いくぞ!」

本田「張り…」

ダルシム「伸びるパンチ!」ガスッ

1022:2017/05/19(金) 18:49:10 ID:AsPgPk0.
つづく

(期待に感謝。21日か22日に再開します。)

103名無しさん:2017/05/20(土) 08:44:18 ID:F.rkdDwE
背転田楽刺しなら頑張れば体得できそうかな?
ヒールに転向したら彎月田楽刺し…は危ないか

1042:2017/05/22(月) 17:51:55 ID:8zuydA6A
本田「へ? グアッ」

オー? オー?

実況「ああっと? ダルシムの腕が一瞬伸びたように見えたぞ!」

ガイ「…本当だ。」

実況「本田の顔面にヒット! 場内呆気に取られてますが、ダルシム、拳は反則だ!」

ダン「そ、そうだ。おい、今グーで行ったろ? 反則だぞ!」

ダルシム「あ、すまない。ナマステ。」ペコリ

ダン「…ったく、次はないからな。」

1052:2017/05/22(月) 17:54:22 ID:8zuydA6A
本田「なんや今の……腕が伸びたんか?」

ダルシム「さぁ、どうだろうな。それ、伸びる掌底!」ガスッ

本田「またか? グヘッ」

ダルシム「伸びるキック!」ガスッ

本田「なんや? グアッ」

ワー! ワー!

実況「今度は掌底! ハイキック! 腕も足も伸びてるように見えるぞ!」

ガイ「…伸びてます……ね?」

実況「これは忍法ですか? ガイさん。」

ガイ「…知らないでござる……もし忍術なら是非会得したいでござる。」

1062:2017/05/22(月) 17:56:15 ID:8zuydA6A
ダルシム「そらっ。」ガスッ

本田「ぐあっ。くそっ。顔面ばかり狙いおって…」

ダルシム「仕上げだ。」パンッ

本田「へ?」

ダルシム「ほいっ。」シュル

本田「な? いつの間に…」

1072:2017/05/22(月) 17:57:48 ID:8zuydA6A
実況「あっと? ダルシム最後は猫だまし! 相撲の技を取り入れて来たぞ!」

ガイ「そうですね。」

実況「そして素早く回り込んでヘッドロック! そして本田をリング中央に連れて行く! これは来るでしょう!」


ゲンコツノジカンダー


ダルシム(いつも感謝)ググッ


実況「さぁ、ダルシム! 右手を高らかにあげる! ゲンコツの時間だー!」

1082:2017/05/22(月) 17:59:56 ID:8zuydA6A
ダルシム「いくぞ!ヨガッ!」ガスッ

ヨガッ

本田「ぐあっ。」


ダルシム「ヨガッ!」ガスッ

ヨガッ

本田「ぐぅっ。」


ダルシム「ヨガッ! ヨガッ! ヨガッ!…」ガスッ ガスッ ガスッ…

ヨガッ ヨガッ ヨガッ…

本田「ぐっ ぐっ ぐっ…」

1092:2017/05/22(月) 18:01:54 ID:8zuydA6A
ダルシム「これで…フィニッシュ!」ガスッ

ヨガッ!

本田「ぐあああ!」バターン!

ダルシム「よしっ」


実況「本田倒れた! ダルシムのヨガスマッシュが炸裂! 本田、ダウーン!」

ガイ「強烈でござる!」

実況「ダルシムはそのままフォールに行きます! これまで首より上にダメージを蓄積していた本田、返せるか?」


ダルシム「レフェリー、カウント!」

ダン「任せとけ!」

1102:2017/05/22(月) 18:06:54 ID:8zuydA6A
ダン「ワン」

ダン「ツー」

ダン「ス」

本田「ふんぬーっ」ガバッ

ダルシム「くっ」

ダン「カウントツーだ! まだ決まっちゃいねーぞ!」

ワー! ワー!

実況「カウント2.8! 本田、起き上がります!」

ガイ「根性でござる。」

1112:2017/05/22(月) 18:08:14 ID:8zuydA6A
本田「アイタタタ…くっそぉ…」グググッ

ダルシム「決まらなかったか…それでは、もう一度…」スクッ


実況「両者起き上がって向かっていく。足取りはダルシムの方が軽やかか?」

ガイ「そうでござるね。」


ダルシム「行くぞ。伸びる掌底!」

本田「来ると思ったで!」ガシッ

ダルシム「なにっ!」

オー! オー!

実況「ああっと。伸びる腕に先回り、ダルシムの掌底を捉えた!」

1122:2017/05/22(月) 18:09:26 ID:8zuydA6A
本田「来るとこがわかってたら、伸びようが伸びまいが一緒や。」

ダルシム「くっ…」

本田「今まで散々避けてくれたな。いっぺんに返したるで!」グッ

オー! オー!

実況「さぁ、本田、ダルシムを片手で捕らえたまま構えに入る! 必殺技が来るぞ!」

ガイ「出るでござる!」

1132:2017/05/22(月) 18:11:46 ID:8zuydA6A
つづく

(捉える→捕らえるは気づきました…他にも誤字があったらすみません)

114名無しさん:2017/05/23(火) 09:45:58 ID:BgFhT6r6
ゲンコツノジカンダー

1152:2017/05/23(火) 19:45:27 ID:5NQFqqqg
本田「百裂張り手や!」バシバシバシバシバシ…

ダルシム「ぐわぁぁぁ」


実況「本田の張り手張り手張り手ぇ! 強烈な張り手がダルシムを襲います!」

ガイ「一発一発が重いでござる。」

実況「ダルシム、思わず片膝をついた!」


ダルシム「ぐっ」ガクッ

本田「まだまだいくで!」ガシッ


実況「本田、張り手を中断し、ダルシムの顔面をがっちり掴む! そのまま左右に揺らしながら持ち上げる!」

ガイ「おお」

1162:2017/05/23(火) 19:47:28 ID:5NQFqqqg
本田「懐かしい話のついでや! 合掌ひねり!」ブンッ

ダルシム「ぐあああ」ドシーンッ


実況「ダルシムを後頭部から叩きつけた! これは合掌ひねりだ! まさにストリートプロレスのウルフマン!」

ガイ「えっと?…すごいですね!」


本田「よしっ、とどめや!」ググッ

ワー! ワー!

実況「ダルシム、大きくダーウン! そして本田、本日二度目、高く右手を突き上げます!」

ガイ「今度こそ!」

1172:2017/05/23(火) 19:49:03 ID:5NQFqqqg
本田「いくで〜! 百貫落とし!」ドシーン!

ダルシム「ぐはぁっ」

ワー! ワー!

実況「決まった! そしてそのままフォールの体勢に入る! ダルシム、返せるか?」

ガイ「これは…」


本田「レフェリー、カウントや!」

ダン「オーケー!」

1182:2017/05/23(火) 19:50:34 ID:5NQFqqqg
ダン「ワン」

ダン「ツー」

ダン「…スリー!」

本田「よっしゃ!」

ダン「ゴングを鳴らせ、ゴングを!」

カンカンカン!

実況「決まりました! スリーカウント! 第一試合は本田選手の勝利です!」

ガイ「決まったでござるね。」

実況「百裂張り手からの百貫落とし。百づくしの勝利となりました!」

1192:2017/05/23(火) 19:51:33 ID:5NQFqqqg
つづく

120名無しさん:2017/05/24(水) 00:20:18 ID:JrPcLRWo
これが……これがジェネレーションギャップ

1212:2017/05/24(水) 19:42:55 ID:Na8E/Ea.
ダン「勝者、E.本田〜!!」

パチパチパチ

本田「よっしゃ、最近はアレやったが、これからまたどんどん強い相手を倒していくで!」

本田「皆、今日は最後まで楽しんでいってな! そんじゃ、さらばじゃ〜。」



実況「さあ、本田。意気揚々と引き上げていきます。実にシングルでは5戦ぶりの勝利!」

ガイ「そうだったでござるか。」

実況「おっと、あなたも土をつけた一人ですよ、ガイさん?」

ガイ「それはそうでござるが…不調から脱した本田殿は強敵でござる。」

1222:2017/05/24(水) 19:44:07 ID:Na8E/Ea.
実況「一方のダルシムは、今起き上がり引き上げて行きます。新コスチュームも実らず、残念。」

ガイ「惜しかったでござる。」

実況「しかし、あの伸びる手足は不思議でしたね。最後は少し単調になったところを狙われてしまった感じでしょうか?」

ガイ「その通りだと思うでござる。」

実況「顔面以外も狙っていれば面白かったかもしれませんね。っと、そろそろ時間のようです。」

ガイ「そうでござるか。」

実況「次の王者戦、ベガに、ガイさんの戦友、コーディが挑戦します。一つ、ここはガイさんからエールを。」

ガイ「…ベガ殿は強いでござる。しかし、己の力を出し切って、頑張って欲しいでござる。忍忍。」

実況「ありがとうございます! 以上、私、実況と」



実況「き、消えてしまいました! 流石、忍者です! 解説のガイさんでお届けしました!」

1232:2017/05/24(水) 19:45:15 ID:Na8E/Ea.
ーーーー


ハイ、オーケーデス


ガイ「お疲れ様でした。」

実況「お疲れ様! 初解説、どうだった?」

ガイ「いや、もう、緊張しぱなっしで……口調も何回か戻ってしまったところも助けていただいて……」

実況「いえいえ、誰とは言わないけど、無口な方や一番の新入りの方に比べたら、私も随分楽だったよ。」

ガイ「ああ…それは、ありがとうございま、す?」

実況「ま、誰とやっても楽しいのは楽しいけどね。いろいろ私の無茶振りに応えてくれて、ありがとね。」

ガイ「あ、いえ、こちらこそ。またの機会があればよろしくお願いします。」

実況「はい、よろしく。ガイ君は入ったころから知ってるからね、応援してるよ。」

ガイ「はい! ありがとうございます!」

1242:2017/05/24(水) 19:46:21 ID:Na8E/Ea.
ーーーー


本田「ダルシムはん、お疲れ様。」

ダルシム「おー、お疲れ様。今日は新技に付き合ってくれて、ありがとう。」

本田「かめへんかめへん。ダルシムはんの相手を考えたら、ワシが適任やしな。」

ダルシム「そうなんだよな。若手相手もやりづらいし、ジミーくん相手も、な。」

本田「それにしても、上手くやりはったな。会場の半分以上、騙されたんちゃうか?」

ダルシム「そうか? まぁ、バレたらバレたで、今日は王者戦が第二試合だから、我々のはお笑いマッチの要素があっても良いと思ってな。」

本田「せやな。しっかし、上手かったで。ワシも一発目は本当に伸びたと思ったわ。」

1252:2017/05/24(水) 19:47:38 ID:Na8E/Ea.
ダルシム「こう、パンチをする時に袖を掴むだけなんだけどな。」

本田「それに加えて、いつもより踏み込んでるやろ? その分遠くから届いてるように見えるからな。そのタイミングが抜群やったで。」

ダルシム「ふふっ。この年にもなって、新技ってのは照れくさいが…今後も使えそうだな。」

本田「ワシも何かいるかな……こう、また第四試合以降でやるためには。」

ダルシム「必要なのは何も新技だけではないさ。その向上心があればまたいずれやれるだろう。」

本田「…せやな。次のチャンスは最後になるかもしれへんし、しっかり掴んだる。」

ダルシム「頑張ってくれたまえ…さ、次はコーディ君だな。」

本田「そうそう。ワシにとっても重要な一戦や。」

1262:2017/05/24(水) 19:48:21 ID:Na8E/Ea.
ダルシム「お、そうなのか?」

本田「聞いたところによると、コーディはヒールよりなんやろ? ガイはベビーの立ち振る舞いしてたし…タッグを組むなら、な。」

ダルシム「なるほど、日本男児軍、か。」

本田「そこを最終目標にしてやな…ガイとのタッグである程度の結果を残して…いずれ空手軍団との共闘をな。」

ダルシム「第四試合どころか、メイン狙いか。」

本田「テッペン取るまで諦めたらアカン、がモットーやしな。今のワシにとってのテッペンは、そこで試合をすることや。負けるやろけどな。」

ダルシム「ふふっ、そうか。期待してるよ。」

1272:2017/05/24(水) 19:49:23 ID:Na8E/Ea.
本田「まあ、あとは上が決めることや。普通にガイとコーディが組むなら、また新しい若手に期待するだけや。」

ダルシム「……ディージェイ君は?」

本田「嫌や……とも言ってられんな。一か八か、あのポテンシャルに乗っかるのも面白いかもしれんな。」

ダルシム「ふふっ。そうかもしれんな。」

本田「まあ、向こうは嫌がるやろけどな。こんな頑固親父と組むのは。ガハハハ。」

1282:2017/05/24(水) 19:50:20 ID:Na8E/Ea.
おわり

ありがとうございました。

129名無しさん:2017/05/24(水) 22:56:21 ID:vZWgR7ec
乙。>>1っぽさ残してて結構良かった

ただ、直近の>>1の描写に慣れすぎたせいか大分短く感じたな
>>1のテンポで読むとまだ二、三分しか経ってないイメージ
有り体にいってしまえばテンポは良かったけど物足りない感じ
まぁこれが>>1の文のせいなのか>>2(で、いいの?)の文のせいなのかはよくわからんけどねー

130名無しさん:2017/05/25(木) 00:47:32 ID:Yd3wvKU2

この『2』は、実況さんはキャラを作ってると解釈した感じかな
それもまたよし!
ダルシムさんの新技も良かった
ただひとつだけ惜しいと思ったのが試合終了時ダンさんの
「ゴングを鳴らせ、ゴングを!」のところはやっぱり
「ゴングを鳴らせ、ゴングをよう!」
だなと思った(細かいところ突っ込んですまぬ)

1312:2017/05/25(木) 18:10:01 ID:pWv5CqYA
乙コメありがとうございます。アドバイスも嬉しいです。次の機会(ないかもしれませんが…)の参考にしたいと思います。
物足りないのは第一試合ということで狙い通りではあったのですが、試合時間三分のイメージ…流石に短すぎましたかね。

1の文章量の多さ、魅せる演出……改めて素晴らしいと思います。
復帰を心待ちにしています。

それと、何かリクエストがあれば、ここか雑談の方に書いてみてください。
書けそうだと思ったら挑戦したいと思います。(本音・ネタをくださいお願いします)
上にあったザンギエフとベガの若かりし頃は、私には無理ですので、どなたか…

132名無しさん:2017/05/25(木) 20:48:07 ID:NO7vd0.w
稀勢の里の逆転優勝のような
熱気が欲しい

133名無しさん:2017/05/27(土) 12:24:27 ID:Gm2Nghi6
他人の作品のスピンオフとか勝手に書くとか馬鹿じゃね?
1は認めて無いのに書き初めて、これでもしも1が過去の話を書こうとかしてたら最悪過ぎるだろ

134名無しさん:2017/05/27(土) 15:53:07 ID:8L2XW0fE
まだこういうこと書く人いるんだ。皆、過剰反応しないようにしような。
俺は寂しいから書いてくれるならいろいろ読みたい。非公認でも構わない。これはこれで、という感じで楽しむ。

135名無しさん:2017/05/28(日) 00:32:42 ID:fbJ.9bYE
1が戻ってきたらこの話を無かった事にして進めるのも普通にありだし、自分のストーリーに組み込むのもありだし、どうとでもできるのに何一人でキレてんだこいつ

136名無しさん:2017/05/28(日) 11:58:37 ID:Xmgox68o
こういうおかしな勘違いしてる奴らが沸いてきたからうざったくなったんだろ。
なんでわざわざ1の領域で1の題材使って書くのか。スピンオフとかいらんわ。
本人はあんまり強くは言えないだろうがストレス以外の何者でもないとおもうぞ

137名無しさん:2017/05/28(日) 13:37:29 ID:hP67zYFE
こういうやり取りが>>1が一番嫌がるのは、ここに長くいる人ならわかるはず。
>>133=136も>>1のファンならこのテストスレの>>38を読んで、それでお仕舞いにして欲しい。貴方の意見は伝わってると思うよ。

138名無しさん:2017/06/18(日) 13:35:13 ID:KrNx/ik2
やめないで

139名無しさん:2017/06/18(日) 20:44:18 ID:QNfUIdSY
今からしばらく乗っ取るけど、1じゃないからごめんねごめんね〜。
俺、馬鹿で結構。書きたいから書く。批判したけりゃご自由に。

ガイの王者戦の後、オフのヒトコマ。

140名無しさん:2017/06/18(日) 20:46:23 ID:QNfUIdSY
ガイ「うーん、こう…いや、こうか…うーん」

春麗「あれ? ガイじゃない。どうしたの?」

ガイ「あ、春麗さん。こんにちは。ちょっと考えごとです」

春麗「わざわざ道場に来て?」

ガイ「ここに来れば何か浮かぶかな、と思ったんですが…春麗さんは、どうしてここに?」

春麗「……まあ、いいじゃない。焦って練習しに来たとかじゃないんだからね」

ガイ「焦り?」

春麗「……アンタの王者戦の後、アタシたちの試合、見た?」

ガイ「シャワー浴びた後なので、後半からはずっと見てましたよ」

春麗「何か感じた?」

ガイ「えっと…そうですね、良い試合だったと思いましたよ。楽しそうだなって」

141名無しさん:2017/06/18(日) 20:49:39 ID:QNfUIdSY
春麗「はぁ…そうよね。そう見えたんならやっぱり失敗よね」

ガイ「え?何でですか?」

春麗「アタシたちは対抗戦をやってるの。それこそ、ストリートプロレス女子部の威信を賭けての」

ガイ「はい」

春麗「そんなアタシたちが、わきあいあいと楽しそうにやってどうするの、ってことよ」

ガイ「…ああ、たしかに」

春麗「もっと、こう…敵意剥き出しというか…インパクトの一つでも残さないといけなかったのよ」

ガイ「…なるほど。」

春麗「もしくは、負けブックだったし、相手のインパクトを残させるような試合をしなきゃいけなかったわ」

ガイ「そうだったんですね」

春麗「おかげでこっぴどく絞られたのよ。さくらを通して、アタシやローズも」

ガイ「…そうですか」

春麗「キャミィがせっかく女子部を良い位置に押し上げてくれたのに、現王者のアタシが何やってんのよ、って話よね」

ガイ「…大変ですね」

142名無しさん:2017/06/18(日) 20:53:15 ID:QNfUIdSY
春麗「……あーもう、愚痴るつもりじゃなかったのに」

ガイ「なんか、すみません」

春麗「アンタが謝ってどうすんのよ。むしろ聞いてくれてありがと、よ」

ガイ「いえいえ、とんでもないです」

春麗「お礼といっちゃなんだけど、アンタの悩みも聞くわよ。何を考えてるの?」

ガイ「…いいんですか? でも、ちょっと…うーん」

春麗「何を悩んでるのよ。アタシたちと違って良い試合したんだし、悩むことないわよ」

ガイ「ちょっ、春麗さん。トゲありますよ」

春麗「ああ、ごめんね。それで、何なの? 早く言いなさい」

ガイ「……実はですね、今後のことなんですけど…」

春麗「うん」

ガイ「忍者ってヒールなんですかね?」

春麗「うん。…え?」

143名無しさん:2017/06/18(日) 20:57:16 ID:QNfUIdSY
ガイ「やっぱりそうですか」

春麗「いや、今のは違うわ。急に質問が来て思わず、よ。え、何? ヒール?」

ガイ「ええ。そうなのかな、と」

春麗「…アタシがあげた本はそんな風じゃないと思うけど。どうしてそう思ったのよ」

ガイ「あ、その節はありがとうございます。参考になってます」

春麗「それはいいから。質問に答えなさい」

ガイ「実はですね、王者戦、友人が見に来てくれてて、感想もらったんですよ」

春麗「ああ、そうなの。それで?」

ガイ「それで、その友人がヒールを目指すのかって」

春麗「…理由は聞いたの?」

ガイ「はい。忍者だし、小道具を使ったり、闇討ちしたりとか」

春麗「…まあ、そういう見せ方もあるにはあるわね」

ガイ「オレもその程度に思ってたんですけど…ちゃんとした理由があるんですね」

春麗「ちゃんとした理由?」

144名無しさん:2017/06/18(日) 21:00:05 ID:QNfUIdSY
ガイ「春麗さん、『キン○マン』ってご存知ですか?」

春麗「……読めたわ」

ガイ「そこにですね、『○・ニンジャ』ってのがいましてね、そいつがヒールなんですよ」

春麗「そう、ね。うん」

ガイ「正確にはヒールというか、『悪魔六人衆』でしたっけ? たしかそんな感じの…」

春麗「『悪魔六騎士』よ」

ガイ「そうです、それです。オレ、『キン○マン』ってプロレスのマンガだけど、あまり参考にならないって聞いて避けてたんですよね」

春麗「そうなの?」

ガイ「そうです。たしかに、空飛んだり、ありえない体勢で技かけたりしてますけど…面白いんですね」

春麗「読んだの?」

ガイ「ええ、昨日マンガ喫茶で。あ、もちろん全部ではないですよ」

春麗「それはそうよね。一晩では無理よ」

145名無しさん:2017/06/18(日) 21:03:16 ID:QNfUIdSY
ガイ「『ザ・ニン○ャ』の技、自分のものに出来ないかなって」

春麗「あー、やっぱり?」

ガイ「はい、どれか一つ…でも、昨日の夜中に見たんで、記憶も曖昧なんですよね」

春麗「…悪いことは言わないわ。やめときなさい」

ガイ「やっぱり無理ですかね?」

春麗「無理よ。アンタさっき言ってたでしょ? 参考にはならないから避けてたって」

ガイ「そうだと思ってたんですけど、ほら、あの…『順番逆の術』でしたっけ?」

春麗「『順逆自在の術』よ」

ガイ「それです。例えば、ブレーンバスターで反対向きに抱えてる状態から、グルッとやれば…」

春麗「アンタねえ。相手にどれだけの柔軟求めてるのよ」

ガイ「…そうですよね」

春麗「あと、スピードもないと成立しないでしょ。〇ロッケンJrのように見よう見まねでは出来ないわよ」

ガイ「…そうなんですよ。それで考えてたんです」

146名無しさん:2017/06/18(日) 21:05:46 ID:QNfUIdSY
間違えた。144と145の間にこれ↓

ガイ「オレ、『○ーメンマン』と『○ッファローマン』くらいしか知らなかって…敵キャラも含めて魅力あるキャラが多いんですね」

春麗「そうね。間違いないわ」

ガイ「『ザ・○ンジャ』ってのもなかなかカッコいいですね。全然勝てないですけど」

春麗「アンタなかなか見る目あるわ。たった一晩で『ザ・ニ○ジャ』の魅力がわかるなんて」

ガイ「…でもね、ヒールなんですよ。オレはベビー目指してるんですけどね」

春麗「…そうね。アンタのあの見せ方は、完全にベビー側だわ」

ガイ「今からヒールに、って無理ですよね」

春麗「すぐには無理よ。何のためのお披露目かわかんないし、しばらくはベビーじゃない?」

ガイ「…そこで、考えたんですよ」

春麗「…一応聞くけど、何を?」

147名無しさん:2017/06/18(日) 21:07:54 ID:QNfUIdSY
ガイ「『忍法クモの糸』は小道具使うからしばらくは使えないし…」

春麗「『忍法クモ糸縛り』よ。仮に使えたところであれは無理よ」

ガイ「『天井自在の術』も完全にファンタジーですし…」

春麗「『転所自在の術』よ。どっちかっていうとフィールドじゃない」

ガイ「『背面田楽刺し』もオレの身体能力がもう少しあれば…」

春麗「今までで一番まともな技だけど、『背転田楽刺し』ね」

ガイ「あと、出来そうなのはヒール専用ですけど、『なんとか月手裏剣刺し』」

春麗「フリガナ振ってあったわよね? 『彎月(わんげつ)手裏剣刺し』よ。危ないわ」

ガイ「『忍法顔写し』も出来たらカッコいいんですけどね、出来たら」

春麗「ようやく名前が合ったわね。悪いこと言わないわ。あそこから拾うのはやめなさい」

ガイ「そうですか…」

春麗「そうよ。もし参考になるなら、私も『キン○マン』を先に渡すわよ」

ガイ「そうですよね…それにしても」

148名無しさん:2017/06/18(日) 21:09:14 ID:QNfUIdSY
ガイ「春麗さん、詳しいですね」

春麗「そりゃあ世d…って言わせんな」


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