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ξ゚⊿゚)ξ街角絵本と奇譚のようです
57
:
ブーン系の名無しさん
:2014/12/22(月) 01:34:09 ID://VELn62
`
o川*゚ー゚)o「ふうん」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、キュウには退屈な話だったかしら」
o川*^ー^)o「うへへ。私、頭悪いからなぁ」
( ФωФ)「それは……うむ。フォローしづらいな」
o川*;゚ー゚)o「ええっ! そんなぁ、ロマの助け船期待してたのに」
ξ゚⊿゚)ξ「はいはい、残念でした」
o川*;-ー-)o「ぬぬぬー」
茶番を繰り広げる自分たちをどこか客観的な視点で眺めつつ、ほんの少しだけ口許が緩むのを感じた。
再び櫻子の顔が浮かぶ。
誘ってみようかしら、二人を。
「街角」に。
58
:
ブーン系の名無しさん
:2014/12/22(月) 01:35:25 ID://VELn62
`
( ФωФ)「ふむ」
なんとなく、察された気がして言葉を飲み込む。
本当にこういうときの淡路は勘がいい。
ξ゚⊿゚)ξ「何、興味があるの?」
早月はそうして甘えてしまう自分があまり好きではなかった。
( ФωФ)「多少な。今度場所を教えてくれ」
ξ゚⊿゚)ξ「いいけど、どうせなら三人で行きましょうよ」
( ФωФ)「む、ツンにしては名案だ」
ξ゚⊿゚)ξ「オイ」
( ФωФ)「明後日なら俺は部活が無いが、二人はどうだ?」
早月はうなずく。
OKの意だ。
自然、二人の視線は高梨にいく。
59
:
ブーン系の名無しさん
:2014/12/22(月) 01:37:14 ID://VELn62
`
そのとき早月は、あれっと思った。
o川*^ー^)o「私はパスかな。ちょっと用事」
ξ゚?゚)ξ「オトコかしら」
( ФωФ)「馬鹿言え」
少しふざけると淡路に軽く頭をはたかれた。
本気にしすぎだ、早月は口に出さず文句を言ったが、睨まれたので高梨に話しかける。
既に、先程感じた違和感は消えていた。
ξ゚?゚)ξ「にしても珍しいわね。キュウ、大会でも近いの?」
高梨はテニス部だ。
だが、テニス部は男子、女子、と日ごとにコートが使えるときが決まっているため比較的休みも多いのだ。
o川*゚ー゚)o「うーんと、そういう訳じゃなくてね。最近少し忙しいんだ」
ξ゚?゚)ξ「そうなの」
高梨はこくりとうなずき、にへら、とふにゃふにゃした笑みを浮かべた。
60
:
ブーン系の名無しさん
:2014/12/22(月) 01:38:21 ID://VELn62
早月はやさしく微笑んでそれに応える。
ξ゚⊿゚)ξ「そうね。またどこかで、出掛けましょ」
ふふふ、と内緒話でもするように二人で笑い合う。
その様子を眺めていた淡路が頬をぽり、と軽く掻いた。
( ФωФ)「少し黙っているとこれだからな」
ξ゚⊿゚)ξ「あら、妬いてるの?」
( ФωФ)「そんなわけなかろう」
o川*゚ー゚)o「なんだ、つまんないの」
そう言ってからころと笑う高梨を見て早月と淡路は顔を見合わせ、三人で吹き出す。
何気なく見上げた空には虹がかかっていた。
早月は、こんな時間がずっと続けば良いのにな、とぼんやり思ったのだった。
61
:
ブーン系の名無しさん
:2014/12/22(月) 01:40:36 ID://VELn62
以上です。色々とすいません
お久しぶりでした
62
:
ブーン系の名無しさん
:2014/12/22(月) 23:10:22 ID:pPq2BkEs
久しいなあ、乙
ほのぼのする
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