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ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十三匹目
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ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッド(通称:ぷ虐スレ)の避難所です。
虐待以外のぷちますSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めてください。
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで。
盗作君が出現しているのでSS作者はトリップ推奨。
書き溜めは可能な限り。他人の投下中の割り込みは避けましょう。
ぷちます! 隔離スレ・SSまとめwiki
ttp://putimaskakuri.wiki.fc2.com/m/
ぷちます!隔離スレ まとめwiki (消滅?)
ttp://putimasisolation.wiki.fc2.com/
本スレ
ぷちます! いじめ・虐待専用 十五匹目 [転載禁止]������������������������������������������������������������������������������������������������2ch.net (dat落ち)
ttp://peace.2ch.net/test/read.cgi/motenai/1416056096/
個別スレ
ゆきぽ いじめ・虐待専用スレ 二匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1419767659/
前スレ
ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 十二匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1498121564/
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立て乙です
一年に一スレ消費ではちょっと寂しいですね
盛り上がっていきましょう!
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>>1
乙です
今年中に埋まりますかね
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スレ勃てありがとナス!
先日、二回目になるが例の(お嬢さんの部屋を糞まみれにしてクビになったので)元親方のお嬢さんのぷちどる(ゆきぽ)と川原の土手でひさしぶりに会ったんや。
高架の下で道路からは見えないとこなんで、 真っ裸にさせちんぽを舐めさせてからわしが持って来た、 いちぢく浣腸をお互のケツに入れたんや。
しばらく我慢していたら2人とも腹がぐるぐると言い出して69にさせ(強制的に)お互いにけつの穴を舐めあっていたんだが、 わしもゆきぽも我慢の限界が近づいているみたいで、 けつの穴がひくひくして来たんや。
ゆきぽがわしのちんぽを舐めながらぽえ^〜ぽえぽうぽぽえ〜〜と言うまもなく、わしの顔にどば〜っと糞が流れこんできた。
それと同時にわしもゆきぽの口と顔に糞を思い切りひりだしてやったよ。
もう顔中に糞まみれや。お互いの体に糞を塗りたくって、体中にぬってからわしがゆきぽのけつにもう一発浣腸してから糞まみれのちんぽを押し込みながら腰を使い糞を手ですくいとり、口の中に押し込むと舐めているんや(強制)。
小便を飲んだり飲ませたり糞を何回もぬり楽しんだよ。
最後は69のままゆきぽの顔に射精したんや。
3人や4人で糞まみれでやりたいぜ。ゆきぽも糞遊びが好きみたいじゃ。
わしは163*90*53、ゆきぽは、糞*糞*糞や一緒に糞まみれになりたいやつ連絡くれよ。
岡山県の北部や。まあ〜岡山市内ならいけるで。
はよう糞まみれになろうぜ。
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のっけから、なんでこんな汚ねぇんですかねぇ・・・(絶望)
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新刊の感想
幽霊さん私服になってから乳がでかくてエロい。
はるかさんの薬で悶絶する姿と、怯えて逃げる絵好き。
ぷちどもがこたつを占領している姿を見ると寒空に放置してそれをぬくぬくと見守りたくなりますよね
1番腹立ったのが、ちっちゃんに、マッサージした後にお金を取ろうとするところでしたね。
お前が事務所に与えた損害と、ちっちゃんが事務所に与えた利益を比べれば、アゴでこき使われてしかるべきなのに!
とりあえずどうでもいいからあふぅがウザい!
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前スレはゆきぽの悲鳴でまくをとじたのか
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まこちーが床ぶっこ抜いて下の階の人に迷惑かけるようになったのがイイネ
それもドヤ顔で帰ってくる
新刊のちひゃーは良く言えば無害、悪く言えば無能だった
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こたつを占拠したぷちの中にちっちゃんさえいなければ「何が『入らば滅す』だいい加減にしろ!」とこたつ焼き討ちしたいんですけどね。それで他人の家でくつろぐ馬鹿双子…こいつら本当に障害もってそう。こいつらに飼われてるたかにゃも最近ちょっと池沼っぽい行動が目立つような気が
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>>7
ぷ虐スレ(避難所)の締めくくりレスは・・・
初代→「くっくー!」
二匹目→「ぽえ」
三匹目→「ぽぎゃああああああぁぁぁ」
四匹目→「ぽんがああああああああああああ!!!!」
五匹目→「ぽんぎゃあああああ」
六匹目→「ぽえ〜!」訳・もし1000だったらアイドルマスター3で雪歩の代わりにゆきぽがプロデュース可能になるよ!
七匹目→「めぎゃあぁあああ!!!!」
八匹目→1000なら空からはるかさんが降ってくる
九匹目→埋めるよ、ぷ虐はまだまだ終わらへんで〜
十匹目→「ぽんぎゃあああっ!」
十一匹目→ゆきぽ「ぷぎぃがろうぼ!」
十二匹目→「ぽんぎゃあああああ」
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キティちゃんも2頭身だけど全く違う。アニメのキティちゃん可愛い。
やはりぷちのあの目が諸悪の根元。
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ぽえぇ?
ああムカつくゆきぽー腹立ってきたよー。また糞まみれにしてやるからなー
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夜、帰ろうとしたが車のキーを忘れて事務所に戻ってきたP
ガチャ
P「・・・」
ゆきぽ「ほっほっほぇっ」ザック ザック ザック
ベビぽ達「ポエ プイ-」サク サク サク
Pがドアを開けると、今日もたっぷり説教されたハズのゆきぽがベビぽ達を連れてせっせと穴を掘っていました。
P「おい!」
ゆきぽ「ぽぅぇ!?」
ベビぽ達「プイ!」
P「俺が居なくなった瞬間にさっそくか、もうスコップ没収するしかないな。よこせコラ!オイ!!」
ベビぽ達「プイー! ポヒャー! パウー!・・・」
戻ってきたPに見つかった上にスコップ没収宣言。さらに自分の後ろに隠れるベビぽ達の悲鳴を聞いたゆきぽはパニックになり
ゆきぽ「ぱぅ!ぽえー!ぽぉ!」ブンブン
P「うわ!!おい!危ないから振り回すなよ!」
ゆきぽ「ぽえー!」ブンブン
P「どう考えてもお前が悪いだろコラ!」
ゆきぽ「ぽえ!ぽえ!」ブンブン
P「わかったから!没収はしないでやるからとにかく落ち着け!持ってていいから!わかった!」
ゆきぽ「ぽえ。・・・ぽえ〜。」
ベビぽ達「プイー! ポエー!」(;_;)
ゆきぽ「ぽぉ〜♪」<(`^´)>
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ベビぽ達「プーイ!」(*^_^*)
ゆきぽはベビぽ達をPから守ったつもりなのか、なんとも誇らしげです。
P「(は?)あのなぁ!ゆきぽ…おま
ゆきぽ「ぽえ〜♪」ザク ザク ザク ザク
ベビぽ達「プ・・・ポェ〜、ポイー」サク サク サク
P「!?、おいゆきぽ!おまえなに…
ゆきぽ「ぽえ〜」スヤスヤ
ベビぽ達「」スヤスヤ
どうやらゆきぽは、スコップを振り回したときの様子からPを完全に舐めきってしまったようですね。同じくベビぽ達も{ゆきぽ>P}だと学習してしまったようです。
P「あったまきた…(冷静)」
約一か月後
もはや完全にPを見くびっているゆきぽは、事務所にPしか居ない時はベビぽ達を事務所の中で好き勝手に遊ばせて自分も堂々と穴を掘るなどやりたい放題
P「」<●> <●>
Pはそんな時、別の部屋へ行ってベビぽソックリなお手製の人形で一人ペタンク遊びをしていましたが、今日はただジーッっとゆきぽを背後から見つめています。
ゆきぽ「ぽえ〜♪」ザク ザク ザク ザク ザク
P「」<●> <●>
ベビぽ「プィ…ムググ」
ん?Pは近くでウロウロしていたベビぽを一匹捕獲していたようですね
ゆきぽ「ほえ!ほえ!」ザク ザク ザク ザク
P「」<●> <●>
ベビぽ「ムー…」
ゆきぽの穴掘りが終わった瞬間、Pはベビぽを背後にそっと投げました
ゆきぽはいつも通り振り返りスコップを床に刺し…
ゆきぽ「ふぅ…」クルッ ザクザ
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ベビぽ「ピギャー!」
ゆきぽ「ぽえ!?ぽえーー!!」
なんと、ベビぽのヘソ辺りから左足付け根にかけてスコップがザックリ!
P「(あ〜いいっすね^〜)なんだ今の悲鳴は!?・・・なんてことを…!!(憤怒)」
ゆきぽ「ぽえぇ!!ぽえ!!」(;O;)
ベビぽ「ポガァアッァアアア!!!!」
P「お前!ゆきぽ!なんてことをしたんだお前は〜!!」
ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇ!ぷいぃぃぃぃ!!!!」タスケテヨ!
ベビぽ「ポガァア!ポエ…プイ・・・」
P「救急箱もってくるから!救急車にも連絡しないと(大嘘)」
Pが別の部屋から救急箱を持ってきましたが、すでにベビぽは死んでしまったようです
ゆきぽ「ぽえぇ〜…」(:_;)
ベビぽ「」チーン
P「・・・(アーイキソ…)」
しばらくしてアイドル達が事務所にやってくる度に
P「…というわけでゆきぽがベビぽを殺してしまったんだ。ベビぽの死体を踏んでしまわないように、この辺は歩かないでくれ。親に殺された哀れなベビぽをこれ以上ひどい目に遭わせたくない。」
最近は心底無関心になっていたアイドルたち「ひどいYO!(迫真)」「・・・くっ!(迫真)」「子殺しですよ!子殺し!」「すげぇ事になってんゾ〜」「馬鹿かオイ、なぁお前どうするんだよこれなぁこの無残な姿よォ、なぁ、オイ!」「†悔い改めて†」
ゆきぽはどうすることもできず、ただベビぽの傍らで泣くしかありませんでした。
P「(ベビぽを可愛がっていたのか、ベビぽを世話する自分に酔っていたのか知らんが、やったぜ。)」
数時間後、ようやく泣き止んだゆきぽがスコップをしまおうとすると
P「おいおいwゆきぽ!自分の子供を殺しておいてその凶器をまだ持ち歩くのか?wまさかその子殺しスコップにまだ愛着があるわけじゃないよなぁ?」
ゆきぽ「ぽえっ!」ビクッ!
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P「それとも他のベビぽも殺そうってか?その子殺しスコップで。」
ゆきぽ「ぷいぃ〜」(;O;)
P「お前まさかワザと殺したのか?だから本当は悲しくないんだろ?だから子殺しスコップを、ベビぽを殺したときの返り血がついた凶器を、これからも大事に大事に持ち歩くつもりなんだろ!?この子殺し!」
ゆきぽ「ぽえ〜!ぽえ〜!」チガウチガウチガウ!!!!
P「でも大事なんでしょ?その子殺しスコップが」
ゆきぽ「ぽーっ!!」ポイッ カランカラン
P「要らないの?その子殺しスコップ。まだベビたち4匹いるけど…」
ゆきぽ「ぽえぇ…」(;_;)ワザトジャナイ ワザトジャナイ ゴメンナサイ ベビ…
水瀬財閥の技術でベビぽをゆきぽが殺害したときの状態からほとんど変化させずにガラスケースに保管することができたので、「しめじダンボール」から見える位置にスコップと一緒に置いておきました。
ゆきぽは精神的に弱り果て(自業自得)数か月後、ベビ達を置いて亡くなりました(無責任)。残ったベビ達はゆきぽと一緒に地獄へ向かえるよう、殉死、殉葬させてあげました。
終わり
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ベビ殺しモノは大好きだわ
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あースッキリした!
書いてみると止まんないですね、これ。
調教師物は前半部分が実際に人間に行われたという事実を考えると害獣への罰としては甘かったか。
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やったぜ。 投稿者:変態糞元土方 (8月16日(水)07時14分22秒)
昨日の8月15日に元浮浪者のゆきぽを先日メールくれた萩原組(わしの前職の土建屋)の汚れ好きの土方のにいちゃん(45歳)がお嬢さんの部屋からコッソリ連れ出してきてくれたんで、わし(53歳)の2人と1匹で県北にある川の土手の下で盛りあったぜ。
今日は明日が休みなんでコンビニで酒とつまみを買ってから滅多に人が来ない所なんで、
そこでしこたま酒を飲んでからやりはじめたんや。
みんなでちんぽやマンを舐めあいながら地下足袋だけになり持って来たいちぢく浣腸を3本ずつ入れあった。
しばらくしたら、けつの穴がひくひくして来るし、糞が出口を求めて腹の中でぐるぐるしている。
元浮浪者のゆきぽにけつの穴をなめさせながら、兄ちゃんのけつの穴を舐めてたら、
先に兄ちゃんがわしの口に糞をドバーっと出して来た。
それと同時にゆきぽもわしも糞を出したんや。もう顔中、糞まみれや、
2人で出した糞を手で掬いながらゆきぽの体にぬりあったり、
糞まみれのちんぽをゆきぽに舐めさせあって小便で浣腸したりした。ああ〜〜たまらねえぜ。
しばらくやりまくってから又浣腸をしあうともう気が狂う程気持ちええんじゃ。
元浮浪者のゆきぽのけつの穴にわしのちんぽを突うずるっ込んでやると
けつの穴が糞と小便でずるずるして気持ちが良い。
にいちゃんもゆきぽの口にちんぽ突っ込んで腰をつかって居る。
糞まみれのゆきぽのマンを掻きながら、思い切り射精したんや。
それからは、もうめちゃくちゃにゆきぽに兄ちゃんとわしの糞ちんぽを舐めさせあい、
糞を塗りあい、二回も男汁を出した。もう一度やりたいぜ。
やはり大勢で糞まみれになると最高やで。快楽に堕ちたのか動かなくなったゆきぽの体を二人で近くの川で洗ってやったぜ(紳士)。こんな感じでやろうぜ。こんな、変態親父と糞あそびしないか。
ああ〜〜早く糞まみれになろうぜ。
岡山の県北であえる奴なら最高や。わしは163*90*53,ゆきぽは糞*糞*糞、や
糞まみれでやりたいやつ、ぷちどると糞遊びしたいやつ、至急、メールくれや。
土方姿のまま浣腸して、糞だらけでやろうや。
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病院なのでゆきぽは部屋で留守番⏩部屋ごと糞まみれ
川原で散歩⏩目を離した隙に糞まみれ
仕事なのでゆきぽは部屋で留守番⏩クビにしたのとは別のお弟子さんに連れ出されて糞まみれ
765プロの事務所で飼わせてもらう⏩
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ss投下するから見とけよ見とけよ〜(申し訳程度の淫夢分)
今年遂に圧倒的完結を迎えたあの漫画のパロディーです。新刊発売前から書いていたものなので、虐待成分はごく薄目です。新刊発売で書いてみたいネタもあるので、次のssはもっと ストレートにいくよ…!
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カタカタ…
P「こりゃ今日も事務所に泊まりだな…」ハァ
この一ヶ月、Pはまともに家に帰れていなかった。一ヶ月ほど前に社長が失踪してしまった為だ。普段の業務に加え、社長のこなしていた業務までこなさなければならない。身体が一つではとても足りない程の業務の山、身体が足りない分は時間で補うしかなかった。
社長が行方をくらませたその一月ほど前、Pは社長に直談判していた。その内容は『自分のとってきた仕事の売上がぷちどる達の壊した事務所の修繕費などに消える現状に辟易している。どうにかして欲しい』と言ったものだった。
煮え切らない態度を取る社長に『どうにもならないのなら自分はこの事務所を辞める』とまで言った。社長は『少し時間が欲しい。必ず何とかしてみせる』と返答したのだが…
P(『何とかしてみせる』って言った本人がドロンするとはな…)カタカタ
焦り、苛立ち、不安、疲労…それらがPの心身を苛む。
P(泣きたくなるな…)ハァ
時計は既に夜10時をまわっていた。
P(変えてくれっ!誰でもいい……!このよどんだ空気…流れを…変えてくれっ…!誰でもいい…!魔でも……!)
その時だった。
コンコン…
ドアをノックする音が事務所に響いた。
P(誰だ?こんな時間に…)
はじめは訪問販売のセールスの類かと思い無視を決め込んでいたが…
コンコン…
何度も鳴らされるノックの音に根負けし、ドア越してはあるが応答する。
P「あの…ご用件は?」
「消えた社長が今どこにいるか、知りたくないか?」
ざわっ…
社長が失踪した事を知る人間は限られていた。ドアの向こうの男は確実に何かを知っている。ただ、社長は何らかの事件に巻き込まれれている可能性もあった。ドアの向こうの男がその事件の犯人である可能性が否定できない以上、ここでドアを開けるのは危険だ。
P「…あなたは何者ですか?目的は?」
「それはこれから明らかになるだろう。今その質問に答えるのは簡単だが…恐らくあんたはタチの悪い冗談だと思うはずだ」
P「…何を言ってるのか分かりませんが、今この時点で私は既に悪い冗談だと思っています。社長の居場所をお聞きしたいのは山々ですが、残念ながら私にはあなたの話を信じる術がない。お引き取り下さい。最悪の場合警察を呼ぶ事になりますよ」
「クク…残念ながらまだ早いな……その判断を下すのは……みてな…凍りつかせてやる…!」
P「はあ…」
「社長室を入って正面の額縁の裏に隠し金庫がある。4桁の数字を合わせてツマミを回せば開くタイプのものだ。番号は『0765』。中には一通の手紙と現金300万が入ってるはずだ。この情報が正しかったら、金庫の中身をカバンに入れて外に出て来てくれ。もしそんなものがなければその時は警察でも何でも呼んだらいいさ」
ざわっ…
P(額縁の裏に金庫?初耳だぞ…)
「まあ、騙されたと思って確認してみなよ」
Pは男に言われるがままに社長室に入り、額縁の裏を改めた。
P「あった…」
金庫は男の言う通り『0765』に数字を合わせると開き、中には一通の封書と札束が3つ…!
P(確かにあの男の言う通りだった。だが…あの男の正体も目的も未だ分からない…どうしたものか)
Pがこれからどうするべきが悩んでいた、その時
「ククク…意外に臆病だな…P……!」
ドア越しに男の声が聞こえた
P(こいつ…俺の名前を知っているのか?)
「ブツを確認したら出て来なよ。あんたが知りたい事なら全てこのドアの向こうにある」
P(怪しいのは百も承知だが…警察に捜索願いを出しても『身内じゃないから』と門前払いされた。社長は独身で家族と言える人もなし…頼るツテは他にないっ…!鬼が出るか蛇が出るか分からんが、ここはあえて、危ない橋を渡るっ…!)
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ガチャ
意を決してドアを開けるP、その先には
「ふーん、そういうツラだったんだ」スパー
缶コーヒーの空き缶を灰皿がわりにタバコを吸っている一人の男がいた。
P「ちょっと!ここは禁煙ですよ!何タバコ吸ってんですか!」
「あらら…まあ着けちまったモンは仕方ない。この1本だけ吸わせてくれ」スパー
P(非常識なヤツだな…本当にこんなヤツの言う事聞いて大丈夫か?)
「さて…これからの話だが…◯◯駅の近くのビジネスホテルの一室を予約してある。そこで話そう。これから話す事は誰にも聞かれたくない。しかし、公衆電話が少ないんだなこの辺は…」
P「はあ…」(携帯持ってないのか?このご時世に珍しいな…)
P「正直な話、私はあなたと密室で二人になる事に抵抗があります」
「まあ、そう言うなって。社長の居場所と、その更に先の話もある。話の内容上、人目にはなるべくつきたくない。同じ理由で移動も別々のタクシーを使う。各自別々にタクシーを呼んで◯◯駅の南口で待ち合わせよう」
P「随分と面倒な…まるでこれから犯罪でも犯すようだ」
「のめなきゃオレが降りるだけのこと」
P「分かりましたよ…のめばいいんでしょ」
男の指示のもと、タクシーの手配をするP。男は公衆電話の元に向かった。
Pを乗せたタクシーは◯◯駅に到着。それより遅れる事10分程で男を乗せたタクシーも駅に到着した。
「今持ち合わせがない。支払いは頼む」
P(勝手なヤツだ…)
件のビジネスホテルは駅から歩いて5分ほどのところにあった。
ビジネスホテル 受付
P(明るいところでよく見ると、コイツ随分と若く見えるな…二十歳前後くらいか?それに社長並みに黒い)
部屋はツイン。宿帳は代表者が一名書けば良いとの事だったので、男が書いた。
「…郵便番号が…7桁?分からないな…調べられるかい?」
P「どれどれ…千葉県◯◯市…これですね」スマホ スッ
P(コイツの事だ。丸っきりデタラメな住所を書いてると思ったが郵便番号は検索したら普通に出てきたな)
記帳が終わり、二人は客室に通された。
ガチャ バタン
「さて、お待ちかねの俺の正体は金庫に入ってた手紙を読んでくれれば全て書いてあるはず。一緒に入ってた300万は俺の金だ。俺はそっちを改めさせてもらおう。…ところでPさん、一万円札一枚持ってないか?」
P「え?ありますけど」
「オレのと一枚交換してくれ」
P「はあ…」
男とPが一万円札を交換する
P(訳の分からないヤツだ…一体何の為に…)
Pは何気なく交換した男の一万円札を見た。
P(見慣れないデザインだな…聖徳太子?昔の一万円札はそうだったって聞いた事はあるが…何だってこんな物を…)
「ククク…どうした?読まないのかい?手紙」ジャリッ シュボッ
Pはまだ目の前の男を信用してはいない。男が金を持たせた途端持ち逃げを企てる可能性もある為、手紙を読む場所はドアの前にした。男は部屋の奥の応接用のソファーに座り、くわえタバコで現金を改めている。
手紙にはこう書いてあった。
『Pくんへ。君がこの手紙を読んでいると言う事は、私はもうこの世界にはいないだろう。とは言え、この世からいなくなる訳ではないのでそこは心配しないで欲しい。さて、君の目の前にいるであろう一人の男、彼は40年前の私だ』
P「なっ…!」
「ククク…どうした?顔が青いぜ…」ペラペラ…スパー
『情けない話だが、私の耄碌した頭では君の要求には応えられそうにない。だが、私の全盛期である目の前の彼ならきっと、問題を解決してくれるはずだ。君に断りもなくこんな真似をしてしまった事については本当に申し訳なく思っている。急に私が消え、不慣れな社長の業務まで君に押しつけるかたちになってしまった事はいくら謝っても謝りきれるものではない。もう私は、君にあわせる顔がない。私はこのまま彼と入れ替わり40年前の世界で暮らそうと考えている。この手紙はこちらに来る前にしたためたものだが、私と彼との間で情報交換は充分済ませているはずだ。最後になるが、765プロは家庭を持たなかった私の家庭であり、君やアイドル達は家族だと、私は勝手に思っている。再三の身勝手で恐縮だが、そんな私の宝物である765プロを君に託したい』
手紙の内容は以上だった。
P(なるほど…今思うと喫煙に関するモラルの低さとか、携帯を持ってなかった事とか、7桁になった郵便番号を知らなかった事とか、聖徳太子の一万円札を持っていた事もこれで全て辻褄があう。さっき一万円札を交換したのは今改めている一万円札の見本としてか…)
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P「昔はタバコ吸ってたんだ…あなたは、40年前の社長なんですね?」
「ククク…社長はやめてくれ。俺はあんたの社長になった覚えはない。あと、その堅苦しい敬語も結構だ。俺の方がいくらか年下だしな」スパー
P「じゃあお言葉に甘えて…俺はあんたの事を社長じゃなくて何て呼べばいい?」
「ククク…タカギでいい」
・・・・
P「しかし随分と手のこんだ真似するな。最初にそうと言ってくれたら…」
タカギ「素直には信じられないさ。何せあまりに馬鹿げた答えだ。最初に答えだけを言うと、心のどこかに疑念が生じる」
P「そんな事は…」
タカギ「問題は順番さ。気をつけていたつもりだが、あんたの目から見てオレは腑に落ちない行動をいくつかしていたはずだ。正体がわかったその時、全ての疑問が氷解っ…!腑に落ちただろう?喩えば、やる事為す事理解不能、口を開けば戯言、行動をさせれば奇行、とにかく他の人間とズレてるいわゆる変人がいたとする」
P「…一人そういう人間に心当たりがある」
Pの脳裏に浮かんだのは四条貴音っ…!
タカギ「そいつは話が早い。さて、そいつがある日真顔で『自分は宇宙人だ』と告白した時、あんたはそれを冗談だと笑いとばせるかい?」
ざわ…
その時、Pに電流走るっ…!
P「いや…むしろ手放しで信じると思う。そいつが本当に宇宙人だったら過去の数々の奇行…合点がいく…腑に落ちる…辻褄が合うっ…!」
タカギ「クク…逆にそいつが最初に『宇宙人だ』とあんたに言っていたとしたら?」
P「…奇行はキャラクター作りじゃないかと疑うだろう。…あんたの言いたい事が何となく分かった気がする」
P(コイツ…まるで人の心を見透かしてるかのようだ…これが全盛期の社長っ…!)
タカギ「まあその話はさておき…最初に社長がオレに宛てた手紙がこれだ。その日泊まった宿の番頭に渡された。読んでみてくれ」スッ
P「どれどれ…」
『とても信じられない話だと思うが、この手紙を書いた私は40年後の君だ。私は今、自分の手に負えない問題に直面している。君の力を貸して欲しい。今私は、東京のドヤ街の『◯◯』と言う安宿に身を寄せている。この手紙をもし君が信じてくれるのなら、私の宿の番頭を通じて返事を返して欲しい。その際に注意してもらいたい事が一つ。時を遡った私が当時の自分、つまり君と直接接触すると二人とも消滅してしまう恐れがあるという事だ。信憑性に乏しい話ではあるが用心に越した事はない。良い返事を期待している』
P「…時間を遡った人間が当時の自分に会うと二人とも消滅するっていう話は確かに聞いた事がある。じゃあ社長は何を目印に過去に辿り着いたんだ?」
タカギ「タバコ屋の婆さんらしい。ツラに特徴的なホクロがあった婆さんだ。それこそ40年間忘れられないくらいのな…ククク…」
P「…この手紙を読んであんたはどうしたんだ?」
タカギ「初めは無視さ。だが、オレは決まったヤサを持たない主義で宿を転々としてたんだが…行く宿行く宿全てにこの手紙が配られていた。イタズラにしてはあまりに周到…受け取った手紙が10通になったその日、手紙に書いてるドヤ街まで行ってきた」
P「タカギ…悪いがドヤ街って何だ?昔はそういうのがあったのか?」
タカギ「日雇い労働者の集まる街の事だ…安宿がずらっと並んでる」
P(ティンとこないな…今で言うネットカフェみたいなものか?)
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タカギ「最初の何回か手紙でやり取りした後はラチがあかないからコイツでやり取りをした。読んでみればオレ達がどんなやり取りをしたか分かるはずだ。ちなみにオレと社長の間でこれ以外のやり取りはない」スッ
差し出されたのは数冊のノート。
P「手紙といいさっきから文章ばっかりだな…」
タカギ「それには書いてない事だけ簡単に説明しよう。社長がオレの時代に来た手段はたまに事務所に遊びに来る生き物の力を借りたとの事だ。ククク…その板っきれみたいなので郵便番号を調べる事ができて、時を遡る生き物がいる…さすが21世紀だな」
P「いや…板っきれの方はともかく時を遡れる生き物は世紀関係なくあの子だけだと思う…」
タカギ「あらら…オレはてっきりこの時代にはあんな生き物がゴロゴロいるもんだと思ってたんだが…社長いわく、ヤツは想像の及ぶ範囲内なら時間も空間も無視して瞬間移動が可能だそうだ。空間の移動範囲は無制限、時間の移動範囲は現在から記憶が確かな過去まで、との事だ」
P「ん?ちょっと待て。それならタカギ、あんたはどうやって事務所にたどり着いた?あんたにとって765プロ事務所は想像の及ばない未来じゃ…」
タカギ「ククク…社長はヤツに『1ヶ月経った夜に迎えに来て欲しい』と頼んだそうだ。目印はこれさ」スッ
タカギが取り出したのは悪趣味なデザインのニット帽。
タカギ「約束の日に社長はこいつを部屋に置いて宿を出て、オレがその部屋に入る。…いわばすり替え…こいつを深くかぶってマスクをすれば…」スッ
タカギはニット帽を目深にかぶり、マスクをつけた。
P「なるほど。見た目はそれでごまかしうる。でも声でバレるんじゃ…」
タカギ「その通り。そこでこいつの出番だ」ペラッ
タカギはノートを一冊手に取り、最後のページを開いた。そこには
『こんな格好ですまない。どうやら風邪をひいてしまったようで声が出ない。熱もあるみたいで頭に何か思い浮かべる事もままならないようだ。申し訳ないが事務所への移動は全て君にお任せしたい』
ざわっ…
P「そうか…!あんたにとっては『未来』でもみうらさんにとって今の俺がいる事務所は『現在』だもんな…この方法なら…」
タカギ「ククク…みうらさんって言うのかあいつ…確かに社長もヤツの事を『みうらさんくん』と書いてたな。少し不安そうな顔をしていたが無事に目的地まで送り届けてくれた。あとはこいつを見せて手を叩いて終わりさ」スッ
先程の文の下には
『夜分遅くにすまない。さあ、おうちに帰ってゆっくり休みなさい』
と書かれていた。
P「そうか…。だが、事が片付いたら社長もあんたも元の時代に戻るってわけにはいかないのか?お互い住み慣れない環境で生活するのは大変じゃ…」
タカギ「ククク…オレはあんたの事務所に住み着いたチビどもを一掃するつもりだ…もちろん『みうらさんくん』も例外じゃない。勝負のあとは一匹も残さない…ヤツがいない状態でどうやってお互いが元の時代に戻れる?」
ざわ…ざわ…
P「バカなっ…!できるのか…?そんな事っ…!」
タカギ「社長が自ら退路を断つ決断をしたのはファインプレー。オレに泣きついてきた時はすっかり耄碌して腑抜けてやがると思ったが…存外残っていたようだ…言わば…オレらしさってやつがさ…!おかげでオレはしち面倒くさい事を考えずにヤツらを一掃する事だけを考える事ができた。…さて、ここからが事務所の外で話した『社長の居場所のその更に先の話』だが…」
P「その前に…あんたも社長もどうやって違う時代を生きるつもりなんだ?そりゃあタカギ…あんたは大丈夫だろう。まだ若いし、少し話しただけでも何と言うか『気』のようなものを感じる事ができた。だが社長はどうなる?齢60になろうかっていうおっさんが頼るアテもない40年前の世界で生きていけるのか?」
タカギ「クク…その辺はさっきも言った通りノートを見てもらえば分かるんだが…あんたも文章を読まされるのはいささか食傷気味だろう…あった」ペラペラ
タカギはノートをめくり、あるページを開いてPに見せる。
『未来のものを過去に持ち込む事はとても大変だ。だが未来の情報を過去に持ち込む事は容易い。君は過去から未来に向かう訳だからこれらの事柄は真逆になるかも知れない。気をつけたまえ』
P「…どういう意味だ?」
タカギ「説明しよう。オレはこの時代に全財産を持ち込んだわけだが…」ジィー…
タカギは持っていた旅行バッグを開けた。中にはあふれんばかりの札束が詰まっている。
P「…いくらあるんだ?これ…」
タカギ「さあ?数えた事はないし数えるつもりもない」
-
P「あんたまだ全然若いのに、どうやってこんな大金…」
タカギ「ククク…ギャンブルさ…!俺はギャンブルを生業にして生きている。まあ、肝心なのはそこじゃない。この金、この時代で使えると思うかい?」
P「店側が了承すれば使えるんじゃないか?それに使えない場合でも銀行の窓口で今の一万円札に替えてもらう事はできるはずだ」
タカギ「ご名答…じゃあ、こっちの今の一万円札を過去に持ち込んだ場合は?」
P「…偽札扱いだろうな。そもそもその時代には存在しないものだ」
タカギ「その通り。こんな演歌歌手みたいなヤツが描かれた札なんて過去の世界じゃケツ拭く紙にしかならない紙屑だ。そこで社長から虎の子の300万をオレの300万と交換して欲しいと申し出があってさ。この300万がオレのものだってのはそういう事だ。つまり取り替えっこしたってわけさ。これが『未来のものを過去に持ち込む事は難しい』って事」
P「なるほど…でも、あんたが話に乗っかってこなかったら社長は無一文だったって事か?」
タカギ「万が一の為に20万、全て100円玉で持ち込んだらしい。重くて仕方がなかったようだ。クク…ご苦労なこった」
P「そうか、硬貨なら…」
タカギ「硬貨も試しに使ってみたが、オレの時代のものはこっちでは問題なく自動販売機で使えた。最初に灰皿がわりに使ってたあれがそうだ。まあ缶コーヒー一本が130円するのには面食らったがな」
P「って事はこっちの硬貨も向こうで使えるって事だろ?」
タカギ「ああ…使えなくはないが…『平成』と書いてあるものはもれなくアウツ…使ったのがバレたら即ブタ箱行きっ…!『平成』なんて単語自体あの時代には存在しないからな。だが、たとえ『昭和』でもオレのいた時代以降に作られたものは全て偽金扱いになる。…な?持ち込む条件はなかなか厳しいだろう?」
P「…って言うかそれ…インポッシブルっ…!不可能だ…少なくとも俺にはあんたのいた時代以前の100円玉ばかりを2000枚かき集める方法は思い浮かばないっ…!」
タカギ「抜け道はあるさ…100円玉ってのはちょこちょこ通常のものとデザインが違う記念硬貨ってのが作られてる。オレが知る限り東京と札幌でオリンピックが開催された年と大阪で万博が開催された年にそれぞれ記念硬貨が出回った。それらの100円玉をコンピューターを使って守銭奴のようにせこせこかき集めたらしい。…まあ2000枚かき集めるのに経費が100万以上かかったらしいが。銀行で1000円札なんかと交換しながら使うって話だ」
P(俺だったら何も考えずに手持ちの100円玉を使って最悪今ごろブタ箱だろうな…耄碌してるだなんてとんでもない、年はとってもやはり社長は切れ者だ)
P「だかタカギ、社長の持ち込んだ20万とあんたと交換した300万、これだけじゃ1年もつかどうかだぞ?」
タカギ「ククク…そこで『未来の情報を過去に持ち込む事は容易い』の出番だ…社長は競馬の桜花賞、皐月賞、天皇賞春の40年分の結果を持ち込んだそうだ。もしオレが乗っからなかった場合でも結果が分かっている馬券に有り金つっこんで左うちわで生きていくつもりだったらしい。…あんたが心配するには及ばないさ。…もっともオレはそんな退屈な生き方なんて御免こうむるが」
P「あんたはどうするつもりだ?事が終わったらそのままこの事務所の社長に?」
タカギ「それはない。オレは出番が終わったらお役御免さ。…まあ40年前と変わらず雀荘やら賭場やらを渡り歩く日々になるんじゃないか?俺が社長になればあんたの負担は軽くなるだろうが、あいにくオレにはこれ以外の生き方が思いつかなくてね。社長いわくこの時代は『君の時代に比べると安全で快適で便利だか少々窮屈』との事だが…まあどうにかなるさ」
P(何の関係もない博徒たちが本来この時代にいるはずのないコイツにむしられるであろう事を考えると少し申し訳ない気分になるな…)
-
タカギ「…さて、Pさんが安心したところで本題に入ろうか…チビどもは全部で14匹、問題児は『増える馬鹿』『光線ハゲ』『化け物装置』『穴掘り害獣』の4匹と社長から聞いているが…」
P「ああ、間違いない」
タカギ「さっきちらっと言ったが、オレは14匹全て一掃するつもりだ。14匹のうち1匹だけ殺せばチビどもは1匹残らず事務所からいなくなる。その1匹をどいつにするか決めるのはPさん、あんたに任せる。まあ、あえて意見を言わせてもらうのなら『みうらさんくん』を始末すれば磐石さ…ヤツを殺ればオレに接触した者はあんた以外いなくなるからな」
P「どいつを選ぶかは殺り方を聞いてからだ…切れ…タカギ…最後の切り札(カード)…殺り方っ…!」
タカギ「クク…古今東西、暗殺と言えばこいつと相場は決まっている」チャプ
タカギが取り出したのはスキットル。ウイスキーなどを携帯してポケットに入れておく為の容器だ。
P「毒か…」
タカギ「人間ならおちょこ1杯でお陀仏ってブツだ。チビどもなら2、3滴もあれば充分…こいつをエサなり水なりに盛るっ…!」
P「何でこんな物を持って…」
タカギ「さあね…容器ごと渡すと目立ち過ぎるから中身をこいつに少し入れておいた」スッ
タカギが差し出したのは栄養ドリンクのビン。ビンの底にほんの少しの液体が見てとれた。
タカギ「この毒には魔法がかけてある…あんたの事務所の14匹は、必ず…この毒で…消え去る……!」
P「よく分からないが…やってみる。俺はもう事務所に戻らないと…」
タカギ「少し寝ていきなよ。最近寝不足だって顔に書いてあるぜ。寝ぼけた頭で事に及んでも失敗するのは目に見えてる。あんたが寝てる間、その板っきれを貸してくれ。オレもこの時代について少し情報収集が必要だ。時間になったら起こしてやるよ」
P「…そうだな。じゃあ、朝の5時に起こしてくれ」
タカギ「了解。明日またこの部屋を訪ねて来てくれ。その時に全てを話す」
Pはシャワーを浴びたあと、ホテルのベッドに身を預けた。久々のちゃんとした寝具での睡眠、かたちはどうあれ社長が無事だと分かった安堵、ここ最近の疲れも手伝ってPは泥のように眠った。タカギに起こされホテルのフロントが呼んだタクシーの中でも。たどり着いた事務所の自分のデスクでも。
・・・・
…プロデューサーさん、朝ですよ、プロデューサーさん!
-
P「…ん?」
小鳥「…昨日も事務所に泊まり込みだったんですね…身体壊しますよ?」
P「…夢?」
昨日の出来事はどこか現実離れしたものだったので『もしかしたらあれは全部夢だったのかも知れない』などとPは考えていた。すると
小鳥「ちっちゃん?プロデューサーさんに差し入れがあるんでしょ?」
ちっちゃん「もー…」モジモジ
ちっちゃんはしばらくモジモジしたあと、恥ずかしそうに小さな箱をPに差し出した。
ちっちゃん「もー、めっ、もー…」(栄養ドリンクです。私のお小遣いで買いました。こんな事しか私にはできないですけど…)
ちっちゃんが差し出したのは某栄養ドリンクシリーズの最高級グレードのもの。CMに出演しているあの日本人メジャーリーガーも愛飲しているものだ。
P「…疲れてどうしようもない時に飲ませてもらうよ。ありがとう」ナデナデ
ちっちゃん「もー///」
ふと『栄養ドリンク』で思い出した。上着のポケットの外側を軽く掴む。
P(あのビン、ポケットに入ってるな…やはりあれは夢じゃない
)
ポケット越しのビンの硬い感触が昨日の出来事が現実である事をPに告げた。
ぴよぴよ「ぴー、ぴっ」(社長の業務もできる範囲でならお手伝いします。もっと私たちを頼って下さい)
P「ああ、ありがとう」
タカギは14匹例外なく一掃すると言っていた。
P(そうなるとこの子たちもいなくなるのか…)
Pの心に迷いが生まれる。だが
P(迷ってどうする…?!そもそも『何とかしろ』と言い出したのは俺だ…社長は結果が分かりきった競馬で口に糊する生活を選んだ…タカギだって浦島太郎のように自分以外の時が40年進んだ世界で生きていく事になる…なのに俺が…俺が迷ってどうするっ…!)
(寝ぼけるな…決行だ…ケチな感傷に浸る気なし…!)
-
ターゲットはもう決めた。『穴掘り害獣』ゆきぽだ。以前から殺処分したかったのが大きな理由だが、このゆきぽ、昼前に起きて一番最初にする事がお茶を飲んでほっこりする事。そのお茶に毒を盛ればカタがつくのだ。ターゲットとしては一番手っ取り早い。
P(あとは毒を盛るタイミングだな…)
Pは仕事をしながらゆきぽの動向に注意をはらった。
モゾモゾ…
ゆきぽ「…ぽぇ?…ぽぅわ〜〜っ」ノビー
ゆきぽが目を覚ました。段ボールを出てノソノソと給湯室に向かう。
P(今だな…)
P「よし、午後にむけて『一本いっとく?』かな」バリバリ
ちっちゃんにもらった栄養ドリンクの包装をはがす。
律子「ふふっ、それを言うなら『愛情一本』でしょ。ね、ちっちゃん?」ニヤニヤ
ちっちゃん「も…もー!///」ブンブン
グビッ…
小鳥「あはは、お二人とも違いますよ。その栄養ドリンクは『ガンバルンバ』のです」
律子「がんば…るんば?何ですかソレ」
小鳥「えっ…昔はほら、タモさんのCMで…」
律子「へえー、私は小さいころからその商品のCMにはずっとメジャーリーガーの人が出てたのでそれは知らなかったです」
小鳥「そ…そうですか…」ズーン
P「はは…よし!これで午後も頑張れそうだ。ありがとうちっちゃん」
ちっちゃん「もー///」デレッ
P(これで俺が給湯室に入る理由ができた)
ビン、缶を捨てるゴミ箱は給湯室にある。ビンを捨てる体でPは席を立ち給湯室に入った。
ガチャ バタン
給湯室に入るとゆきぽが粉末茶を湯呑みにドサーと入れていた。
P(ゆきぽが湯呑みから目を離した瞬間に仕掛けるっ…!)
用もないのに冷蔵庫を開けたりして間をもたせていた次の瞬間
ゆきぽ「ぽー、ぽー♪」トテトテ
ゆきぽが踏み台に使う電話帳を取りに湯呑みから離れた。Pはポケットから毒の入ったビンを取り出す。
P(『ファイト!一発!』のビンか…まるで今の俺の迷いタカギに叱咤されているかのよう…大丈夫、俺はもう迷わないっ…!出動…!魔力…魔法の毒っ…!)
タラー… ビチャッ
ガチャ バタン
P(ちょっと間は空いたが…大丈夫そうだな。そもそも誰もゆきぽの動向に注目していないし…それに何やら盛り上がってるし)
-
律子たちはまだ『ガンバルンバ』の話をしていた。先ほどジュネレーションギャップに打ちのめされていた音無さんは開き直ったのかガンバルンバを熱唱し、他の者は大笑いしている。Pは静かに自分の席に戻った。
カタカタカタカタ…
ひとしきり盛り上がったあとは午前中の仕事の締め。事務所にキーボードの音が響く。その時
ゆきぽ「こほっ、こっほ、こほっ!」
ゆきぽの咳が聞こえてきた。
ゆきぽ「けほっけほっ、ゲホッ!」
律子が席を立ち、ゆきぽの元へ。
律子「えっ!?ちょっとゆきぽ、どうしたの?こんな汗かいて」
小鳥「ゆきぽちゃん、どうかしたんですか?」
律子「さっきから咳してたから、お茶が気管に入ってむせてるのかと思って背中をさすってあげようとしたら、すごい汗で…」
P(毒の影響か?毒って言うからドラマみたいに口から血を吹いてコロリ、みたいなのを想像してたが違うらしいな…)
P「病院に連れて行こう。今ならギリギリ午前の診療に間に合うかも知れない。俺は午後からアイドル達の仕事の付き添いだからゆきぽに付き添ってはあげられない。律子、ゆきぽの付き添いでついてきてくれ。音無さんは病院に連絡を」
律子「分かりました」
小鳥「はいっ」
ぴよぴよ「ぴいぴ、ぴぃ」(風邪だったらお二人に伝染するかも。これを)スッ
ぴよぴよから受け取ったマスクをつけ、Pたちは車で病院に向かう。
ゆきぽ「…ひゅー、…ひゅー」
律子「ゆきぽ!しっかり!」
P「…呼吸音が変だな…呼吸器系の病気かもしれない。診断結果が出たら事務所と俺に連絡を頼む」
律子とゆきぽを病院の前で降ろし、事務所に戻ったP。事務所には午後から仕事のアイドルが出社してきていた。
「ゆきぽが病院に運ばれたって音無さんに聞きましたけど…」
「大丈夫なんですか?!」
P「診断結果が出ない事には何とも言えない。律子には結果が分かったら連絡するよう伝えてある。心配なのは分かるがこれからの仕事に差し支えがないようにして欲しい」
毒の入っていたビンは仕事先のトイレで水洗いして近くのコンビニのゴミ箱に捨てた。
収録が終わり携帯をチェックすると音無さんから『至急連絡を下さい』とのメッセージが届いていた。事務所に電話すると、ゆきぽの件は事件性があるとして病院の医師が律子の許可を得て警察に連絡、Pは事務所に戻り次第警察の事情聴取を受けるとの事だった。
P(…ここが最大の山場だろうな…)ドキドキ
事務所に戻るとスーツ姿の男が数名、そのうちの一人がPに声をかけてきた。
「お仕事ご苦労様です。お疲れのところ申し訳ありませんが、お話を」スッ
男が出したのは警察手帳。事務所を人払いして事情聴取が始まった。
「まず最初にことわっておきますが、そちらからの質問は捜査の都合上お答えできません。あと、分からない事は分からないで結構ですので。憶測で答えるような事はなさらないで下さい。捜査の妨げになりかねませんので」
Pは質問に対して包み隠さず話した。離席してビンを捨てに給湯室に入った事も、全て。
最後の質問は意外なものだった
「Pさん、親類縁者に農家の方などいらっしゃいませんか?」
P「え?しいて言うなら母方の祖父が定年後に家庭菜園を趣味でやっていますけど…」
「なるほど…今日の事情聴取は以上です。事務所の防犯カメラの映像は証拠品として預からせていただきますので。それをみて気になった点があればまたお話をうかがう事になるかと思います」
証拠品となりえるものを押収して警察は事務所をあとにした。
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P(状況だけみると俺以外に毒を盛れた人間はいないんだけど…大丈夫なのかよタカギ…)ダラダラ
ざわ…ざわ…
P「律子、警察は質問に答えられないと言ってたが…事件性って何だ?」
律子「…ゆきぽの症状、ある農薬の中毒症状の疑いが強いそうです」
P「の、農薬?!事務所にそんなものはないはずだが…」
律子「警察の方は証拠品としてポット、粉末茶、湯呑みを持っていきました。検査機関で調べるとの事です」
小鳥「…でも、私そんな事になるだなんて思ってなくて…湯呑みは洗っちゃいました。捜査の妨げになっちゃいましたね…」シュン…
P「そんなの誰にも想像つきませんよ。お気になさらずに」
P(証拠隠滅ありがとうございますと言いたいくらいだ)
律子「…あと、お医者さんから事務所の責任者に話があると。あとはお願いします」
病院に連絡すると、診察時間が終わる夜8時過ぎに病院まで来て欲しいとの事だった。
P(話って何だろう?)
事前にアポを取っていたので医師が入り口の前で待っていてくれた。医師の案内で病院の一室に通される。挨拶もそこそこに医師はPに告げた。
「…獣医師の方からこのような提案をするのは極めて稀な事ですが…あのチビちゃんが助かる可能性は極めて低いと言わざるをえません。安楽死という選択肢もご検討下さい」
P(なるほど…これは律子には言いづらいよな)
P「どのような症状が出てるんでしょうか?」
「これがレントゲン写真ですが、この白い影、この部分は炎症が起こってるんです。この状態だと血液中に酸素が取り込まれにくくなります。そこで通常は応急処置として酸素ボンベで酸素を投与するんですが…例外は件の農薬中毒の場合です。農薬の成分が酸素と反応して症状を悪化させてしまう為です。臓器の中で一番酸素濃度が高い肺に顕著に症状が出るのも同じ理由です。そこで最初に検査を行ったところ、チビちゃんの尿から特定の反応が出たという訳です」
P「なるほど…安楽死のご提案をいただいたと言う事は、助かる見込みはゼロに近いと言う事でしょうか?」
「最善は尽くしますが…当病院は動物病院なのでそこまでの設備はありませんし、かと言ってチビちゃんを受け入れてくれる人間用の病院があるとも思えませんから、打てる手は限られてきます。あと、この農薬中毒の場合神経系統は正常に保たれるため、1週間前後、はっきりした意識を保ったまま苦しみぬいて死んでしまう事になるんです。それならばいっそ、と思いご提案を」
P「先生のお心遣いに感謝します。でも…農薬中毒だなんてまだちょっと信じられないと言うか、信じたくないと言うか…」
「実は私も少し引っ掛かる点があるんです。その農薬は本来青や緑に着色されて強い臭い、苦味、催吐剤が添加されているはずなんですが…」
P「青汁でさえ苦くて吐き出すゆきぽが気付かないのは確かに変ですね」
「まあ、事実は警察の捜査がすすむにつれ明らかになっていく事でしょう。チビちゃんの血液も証拠品として提出していますから」
安楽死の提案については事務所の人間で話し合って決める事にして、Pは病院をあとにした。
P(苦しみぬいて死ぬなんて、あいつにはお似合いの死に方だ。…だがこれでどうやってぷちが事務所から一掃される事になるんだろうか…)
Pは一度事務所に戻り、タクシーでタカギの滞在しているビジネスホテルの最寄り駅に向かった。
・・・・・
コンコンコン…ガチャ
-
タカギ「よう…首尾はどうだい?」
P「ああ、ターゲットにあんたから渡された毒は飲ませた。事件性があるとかで警察が事務所に来たのには肝を冷やしたけどな」
タカギ「そうか…だったらチビどもはめでたく一掃さ…あんた次第だがな」
P「…説明してくれないか…?あの毒はなんなのか?どうしてそんなものをあんたが持ってるのか?何でこれで全てのチビどもが一掃されるのか?これじゃまるで『風が吹けば桶屋が儲かる』だ。詳しい説明が欲しい…!」
タカギ「…終電は何時まである?」
Pはスマホで終電の時間を調べた。
P「0時50分のが終電だな。今まだ9時になったばかりだ。時間ならある。…って言うか、朝までいればいいんじゃないか?」
タカギ「あんたに説明すれば用は済むからな。ずらかるなら早い方がいい…まあ、立ち話もなんだから座りなよ。30分もあれば終わる話だ」
Pとタカギは部屋の奥のソファーに腰を下ろす。
タカギ「まず、この毒が何かから話そうか。警察は何か言ってなかったか?」
P「警察は何も。ただ、通報した医者の話だと農薬だとか…」
タカギ「その通り。こいつは農薬…それもとびきりの危険物だ。おちょこ一杯飲めばまずお陀仏、それどころか皮膚についただけで死亡した例もあるらしい。ま、猛毒だな」
P「何でそんなものを持ち歩いてるんだ?」
タカギ「ククク…オレの人生は勝負が全て…!だが年をくえばいつかはくるさ…衰えっ…!運気の衰退…才気の枯渇…思考能力の減退…思考速度の低下…それらの要因で勝負ができなくなったその時こそがオレの死ぬ時っ…!ただ、その時に都合よく心臓は停まってなんかくれやしない…だからこいつを飲み干して自分で心臓を停めてやるつもりだった。まあ、こいつはオレの人生の退職願みたいなもんさ。まあ、こんなもんに頼らずに腹でもかっさばけばいい話なんだが…キライなんだ…痛かったり…血が出たりするのは…!」
P「…話の腰を折るようで悪いが…医者によるとその農薬を飲むと意識がはっきりしたまま苦しみぬいて死ぬとの事だ」
タカギ「あらら…確かにあのオヤジ、『確実に死ぬ』とは言ってたが、『コロッと死ぬ』とは言ってなかったな。教えてくれて助かったよ。危うくいまわの際に『こんなはずじゃなかった』なんて思いながら死ぬところだった」
P「あのオヤジ?それって誰かからもらったやつなのか?」
タカギ「農家のオヤジから買い取った。何せこっちは農薬に関する知識は皆無…オヤジに一番危ないヤツを見繕ってもらったよ。冬の賭場には農家の連中がよく顔を出すんだ。冬は仕事がないからな。大半は出稼ぎに出るんだが…裕福な連中は休む…つまり金と暇をもて余した連中…来るさ…必然…賭場に…!どの客が農家の連中かは周りの客の会話の流れでおおよその察しはついていた…そのうちの一人が厚く張ってすったのを見計らって金をちらつかせて声をかけた…こいつを手に入れた経緯はこんなところだな」
P「なるほど…じゃあ、その農薬にかけたあんたの魔法っていうのは?」
タカギ「オヤジの売り口上には続きがある…この農薬、あまりに事故が相次いだ為、オレが手に入れた時点で生産中止になっているらしい…つまり、この時代でこいつを手に入れる事は極めて困難っ…!」
ざわっ…!
別領域からの刃…!
P「そう言えば医者が言ってた…本来なら着色やら臭いやらがつけられているはずだって…これはそういった安全対策がとられる以前のものって訳か…つまり今の時代にあるはずのないものっ…!」
-
タカギ「ククク…抜け道はあるさ…代々続く農家の納屋でホコリをかぶったまま存在している可能性はあるっ…!それを譲り受けるなり盗み出すなりすれば犯行は可能…」
P「!…事情聴取の時に農家とのつながりについて聞かれたのはそういう訳か…」
タカギ「ククク…なるほど…警察もまんざら無能ではないらしい…まあ、あんたとこいつの接点が不明な以上はあんたの手が後ろにまわる事はないし…仮に捕まったとしても証拠不十分で釈放さ…」
P「そうか…だが、この毒を使うと他のチビどもが一掃される根拠は一体何なんだ?」
タカギ「その前に…警察は監視カメラの映像を証拠として持っていったはずだが…」
P「ああ、だがカメラは事務所のある部屋に1台だけで犯行現場の給湯室にはない。他の部屋に行くにはドアからだろうが、例え窓からだろうが事務所を通らないと行けなくなってるから防犯カメラはその1台で充分なんだ」
タカギ「その情報は社長から聞いてる…だからオレは事務所に入る事はしなかった。だが、昨日の夜の一連の出来事…つまりドア越しに何者かと話したあと、社長室に入ってバッグを持って外出、そして早朝に事務所に戻ったあんたの行動が録られちまってる…この一連の行動につけるもっともらしい言い訳を考えるのが今回のあんたの最大の仕事だ」
P「なっ…?!あからさまに不審…怪しい行動だ…警察を誤魔化す事など不可能に近いっ…!」
タカギ「ククク…社長から聞いてるぜPさん。あんたは愚鈍なアイドル達を手練手管で売り込んで事務所を支えていると…ノートを読んでみれば分かるが、社長はあんたの実力に全幅の信頼をおいているようだ。だからオレもあんたを信じてこの策を立てた…早ければ明日の朝にでもその不審な行動について聞かれるだろう。Pさん、あんたの手練手管の見せどころだぜ…夜が明けるまでに考えておいた方がいい」
P(…昨日俺を朝まで帰さなかったのは恐らく言い訳をしやすくする為だろう…深夜に事務所を出たり入ったりしたら言い訳のしようがない)
P「…失敗した場合は?」
タカギ「魔法は解ける。あんたは証拠不十分で罪にこそ問われないだろうが警察に引っ張られる可能性は高い。そうなるとアイドル達から疑いの目で見られる事は間違いないさ。事務所の今後の見通しは暗いだろうな」
P「随分とリスクが高いな…」
タカギ「勝利とはリスクと等価交換で手にするもの…ま、地獄を一度くぐっちまうことさ。ツキの女神はいつだって、その先にしゃがみこんでいる。ここからはその地獄をくぐっちまった後の話をしよう。あんたが一番怪しい事に変わりはないが、決定的な証拠がない以上捜査は進展しない。そこでやつらは違う可能性も模索する事になる」
P「だが、防犯カメラの映像を見れば第三者が事務所に侵入した可能性はゼロ、毒を仕込めた時間があったのも途中で席を立った俺だけだ。俺以外の誰を疑うのか見当もつかない」
タカギ「ククク…それはあんたが毒を盛った当人だからさ…実際の犯行可能時刻は毒を盛られたヤツが前日最後にお茶を飲んだ時間から毒入りのお茶を飲んだ時間まで…おおよそでいい。それはどのくらいの時間だ?」
P「うーん…前日の夕方から今日ヤツが朝起きるまでってところだな。そいつは事務所に住んでるからその時間ははっきりしてる。以前夜にお茶を飲んでおねしょした事があって以来、事務員がお湯の入ったポットを空にして帰るようにしてるからな。ポットには湯沸かし機能はついてないしヤツは自分でお湯を沸かせない」
タカギ「なるほど…前日のその時間帯にチビどもはいたか?」
P「あんたをここに連れて来た子以外はみんないた。社長の捜索に手を貸してもらってたからな。誰かが『みうらさんがいればすぐ見つかるのに』みたいな事を言ってたのを覚えてる」
タカギ「社長は『みうらさんくん』に自分が戻るまでは事務所や事務所の連中のところに行かないように頼んでいたそうだが…ちゃんと約束は守ったみたいだな。律儀な事だ。さて、あんたが手練手管で警察の追及をかわしきったあと、その口でチビどもがこの事件に絡んでいる可能性を示唆すれば警察はそちらの線を追う事になるだろう。つまりは事故の可能性を視野に入れて捜査をすすめるって訳さ」
-
P「ちょっと待ってくれ。俺はアリバイも曖昧だし犯行可能な時間もある。警察が俺じゃなくチビどもに疑いの目を向ける根拠が知りたい」
タカギ「ククク…あんたは確かに限りなく黒に近いグレー…だが凶器の入手経路がハッキリしない限り立証は困難…だったら手っ取り早い方を選ぶさ。そもそもこの事件は警察から見れば犬っころが毒を食ったのと何ら変わりゃしない。その犯人捜しなど、そもそも真面目に捜査するのすら馬鹿馬鹿しい事件…。あれこれ捜査して犯人を挙げるのは難しい…仮に挙げられても成果はあまりにショボい軽犯罪の犯人の検挙…なら事故扱いで手っ取り早く済ませる方が賢いやり方だ。警察が明らかに他殺としか思えない事件を自殺で片付けるなんて珍しくない事…そうだろ?」
P「『エクストリーム自殺』なんて言葉があるくらいだからな。確かにそういうところはあるかも。だが、チビどもがどうやって今回の毒を手に入れる事ができるんだ?そりゃあ…その気になれば入手できそうなヤツはいるにはいるが…」
タカギ「連中が体内でつくった可能性をあんたが警察に示唆すればいい。…蛇やフグみたいにな」
P「…チビどもの中に毒を体内でつくる能力があるかも知れないヤツがいる可能性は否定できない。だが、この毒は農薬、つまり化学物質じゃないか。それを生物が体内でつくるのはちょっと考えづらいような…」
タカギ「ククク…じゃあ逆に聞くが…『額から光線を出す』『瞬間移動』…このへんは生物に可能な事か…?」
P「あっ…!言われてみれば…どちらかと言えばそれらはいずれも化学の分野っ…!」
タカギ「そういう事だ…あんた以外の事務所の人間に聞き取り調査を行えばそれらの事はすぐ明らかになる。あんたが宣う事故説が聞き取り調査によって俄然信憑性を帯びてくるって訳さ。何を捜査したら分からない時は何だか分からない存在を捜査する…実現が困難な事件を追うなら何でもありの連中を疑う…まんざら理のない話じゃないだろう?警察がこれを事件として扱った場合、時間と金とヒトを使って挙げられるのはケチな動物虐待犯のみ…警察の連中もそれほど時間と金とヒトをもて余してる訳じゃない。事件として扱うのは色々と割に合わない、だったら事件としての捜査は最低限にして事故としてサ…と処理したい思惑はあるさ」
P「なるほど…だが、その際チビどもをどうやって調べる?一匹ずつ解剖でもするのか?」
タカギ「ククク…それは警察がもっともやりたくない事…さっきも言ったが連中は時間と金とヒトをもて余してる訳じゃない。もし解剖して身体の中から訳の分からない器官が出てきたとしよう…それが何だか調べようにも調べる術がない。国民の税金を使って調べた結果が『分からない』じゃ誰も納得しやしないさ…そんな博奕を打つほど警察も馬鹿じゃない。そこで警察はこう考える。『事故の原因である可能性があるチビどもを事務所に近づけない事で二次災害の防止とこの事件の幕引きをはかろう』とな…これであんたにも見えてきたんじゃないか?事務所からチビどもを一掃する絵図がさ」
P「…事務所にチビどもを出入り禁止にするよう警察が動くって事か?」
タカギ「一番軽いのがそれだろうな…だが恐らく、警察は関係機関と連係して全てのチビどもを根絶やしにする方向で動くだろう」
P「…そこまで強行的な手段に打って出るか?あんたの言葉を借りれば『そもそも真面目に捜査するのすら馬鹿馬鹿しい事件』のはずだ。警察がそう打って出る根拠は?」
タカギ「ククク…その質問に答える前に…Pさん、麻雀のルールは知ってるかい?」
P「一通りは知ってるが…」
タカギ「なら話は早い。この事務所には裏ドラがある」
P「裏ドラ?リーチをかけて和了った時、ドラ表示牌の下の牌もドラになる和了ってからのお楽しみのアレか?それが一体何だって…」
タカギ「ククク…一階隔てちゃいるが…裏ドラの位置には何がある?」
P「一階隔てて…あっ…!!」
一階隔てた765プロ事務所の下にあるのは…たるき亭…すなわち…飲食店っ…!
ざわっ…!
タカギ「ククク…この事件そのものは確かに『そもそも真面目に捜査するのすら馬鹿馬鹿しい事件』さ…だが、連中をほったらかしにしてもし万が一一階で同様の事故が起こった場合、これは警察の初動ミスと世間には取られる…ましてや下の階には今日毒を盛られたヤツが掘り進んだ事があるそうじゃないか。禍根を残すような真似はしないさ。オーラスに裏ドラが二丁、三丁乗ってこそ逆転…オレのこの策は完成するっ…!」
-
P(警察の思惑、一階のたるき亭までも巻き込んだ総浚いの策…常人の想像をはるかに越える、悪魔的戦略っ…!)
タカギ「いわば事務所はチビどもを放りこまれたあと外側からドアの鍵をかけられたようなもの…生半可なことではそのドアを内側から開ける事はできない。とりあえず理ではダメだ…理ではそのドアのカギ穴の入口でひっかかる。そのカギ穴を満たそうとしたら別のものの力を借りるしかない。…いうなら「偶然」ってやつの力だ。時間を越えてやってきたオレ…その手にあったこの農薬…たまたま一階にあった飲食店…事務所のドアのカギ穴は偶によって満ちる…!」
タカギの理…それは単なる確率ではなく事務所を取り巻く全てを巻き込んだ生きた理だった。それをよどみなく話すタカギは現世(こと)の成り立ちを説く高僧のよう…
P「これで…チビどもは事務所からいなくなるんだな…」
タカギ「ククク…どうした?しけたツラしてるぜ。あんたが望んだ事だろう?」
P「…ああ…ただ、連中の中にもいい子はいてさ。今朝も俺を気遣ってくれて…その子たちもまとめて処分されるのかと思うと…」
タカギ「おいおい…オレは最初から言ってたはずだぜ…『チビどもを一掃する』ってな」
P「分かってる。別にあんたのやり方にケチをつけるつもりはないし俺も割りきったつもりだった。…でも1
%…いや、3%は割りきれてない部分が残ってる…これは仕方ない3%…未練なんだろう…」
タカギ「ヘナヘナするな……!」
恐らくこの時代に来てから一番大きな声でタカギがPを一喝する。
タカギ「殺されるのが嫌なら逃がしちまえばいいじゃねえか。警察の連中もいきなり一斉に殲滅なんてしない…いや、できないはずだ。事前に通知くらいは来るだろう。そいつが来たら逃がしちまえばいいのさ」
P「そんな事をしたら…!…いや、そうだよな…あんたの言う通りだ。逃がしちまえばいい…」
タカギ「ふぅ…Pさん、あんた真面目なんだな。『自分が罪をかぶってでも目当てのチビを逃がせれば』みたいな事を考えてるだろ?顔に書いてあるぜ…」
P「ああ、それは致し方ないと思ってる」
タカギ「あんたの生き方を否定するつもりはないが…真面目であることは悪癖だ……! かくあらねばならない…なんて考えは悪癖だ……!要は逃がした事がバレなきゃいい。賭場でのイカサマと同じさ…『みうらさんくん』の瞬間移動でも『化け物装置』のでかい鳥でもいい。堂々と監視カメラの前で逃亡させれば済む話さ。その映像を見た第三者は『逃げた』事は認識できるが『逃がした』事実までは認識できない。口裏なら事務所の連中が率先して合わせてくれるだろう。『木を隠すなら森の中』と言うが…知られたくない真実を隠すなら、都合のいい真実の中に隠すのが一番さ…ククク…」
真実を真実で隠す…!タカギ無法の隠蔽工作…
タカギ「俺の策はチビどもを一掃するまでだ。その後の生死を決めるのはオレでもサツでもない…あんたさ、Pさん」
P「タ…タカギぃ〜っ…!」ポロ…ポロ…
タカギ「さっき言ったばかりだぜ…ヘナヘナするなって…それにこの策はあんたがサツの追及をかわしきってはじめて成立するっ…!十重二十重に知略を重ねてこの策をオレの想定したレールの上に乗せるのはあんたの役目だ…あんまり先の事ばかりを考えてると足元をすくわれるぜ」
P「あ、ああ!何とかあんたの考え通りにやってみる!」
-
タカギ「いい策でしょ、Pさん。さて、話は終わりだ。オレは行くぜ」
P「待ってくれタカギ。俺から幾つか餞別がある。まずはこれだ」スッ
Pが差し出したのは、自分の携帯の番号が書かれているメモ帳の切れ端。
タカギ「おいおい…よせよ。オレとあんたはこれっきりでいい。あんたとの繋がりを疑われるブツをよこしてどうするっ…!いらねえよ。それに…こんな言い方は気を悪くするかも知れないが、オレがもし仮に困ったとしても、あんたにできる事なんて何もねえよ」
P「…それなんだがタカギ、社長の歳が60前だから、40年前のあんたは20前なんだよな?」
タカギ「そういう事になるが、それが?」
P「だったらあんた、タバコは買えないぞ?今の世の中タバコは未成年者に売らないルールが徹底されてる。店頭で買う場合身分証明の提示が義務づけられてる。当然あんたはそんなもの持ってないだろうし、仮に持ってても今の時代じゃ紙切れだ。自販機で買うにも専用の証明カードが必要になる。つまり、あんたにはタバコを買う手段がないっ…!」
タカギ「なっ…!」
ざわっ…!
常に無表情、時折ニヒルな笑みを浮かべるだけだったタカギの顔が強張る。その表情は、驚愕…動揺…狼狽っ…!
P「ハハハッ!そんな表情もできるんだなあんた!最後にちょっと人間らしいところが見られてよかったよ。もうひとつの餞別はこれだ。あんたが吸ってたハイライトを2カートン買ってきた。しばらくは買えないかも知れないからな」スッ
タカギ「…フン…せっかくだがタバコ銭くらいは自分の懐から出す主義だ。20箱なら1600円だよな」
P「タカギ…今ハイライトは一箱420円なんだよ。20箱で8400円、1600円は一万円札で支払った時の釣り銭と同額だな」
タカギ「5倍以上値上がりしてるのか…何があったんだ…」
P「大半は税金みたいだ。まあ喫煙者はあんた風にいえばむしりやすいカモみたいなもんなんだろうな、国からしたら。あとはタバコを取り扱う団体が国から半民間企業になった事も値上がりの一因かな。同じように国鉄も電電公社も郵便局すらもこの時代じゃ半民間企業になってる」
タカギ「へえ…時代は流れてるんだな…この40年で」
P「あんたに関係があるモノの中で一番変わったのは多分タバコの社会的位置付けみたいなものだと思う。タバコが原因の病気の医療費なんかも国の財政を圧迫してるようだ。まあ、要するに国は喫煙者を減らしたいのさ。だから未成年者が簡単に手に入らないように色々やってる訳だ。タバコが大人の男の象徴だったのはもう過去の話さ」
タカギ「…まいったな。これだけ金を持っててもオレはタバコ一箱自分で買えない訳か…」チラ
札束が入ったバッグを見やりながらタカギは呟いた。
P「これまたあんた風に言えば抜け道はある。そしてこれが俺の最後の餞別になる。俺名義で自販機で使う身分証明のカードの発行を申請しておいた。本当はダメなんだろうけど俺の手元に届いたらあんたにプレゼントしよう。最長で3週間かかるらしいが、2カートンあればギリギリもつと思う。さっきの電話番号はその為の連絡手段だ。3週間後に電話であんたの現在地を知らせてくれれば俺がそいつを届けに行く」
タカギ「…電話番号は頭には叩き込んでおこう。…09?何処の市街局番だ?」
P「携帯の番号はだいたい090から始まる。まあ、そういうものだと思ってくれ。あと、当然だが電車内は禁煙、駅は周辺も構内も喫煙はアウツ…!余計なお世話かも知れないが、移動でしばらくタバコは吸えなくなる。ここで最後に1本吸っていったらどうだ?」
昔は一部をのぞく電車内、映画館、果ては飛行機の中でまでタバコが吸えていた事に逆に驚愕する方も今は多いのではないだろうか。
タカギ「ふう…社長が言ってた『安全で快適で便利だか少々窮屈』って言葉の意味が少しだけ理解できた気がする…」ジャリッ シュボッ
タカギは忌々しげにタバコに火を着け
「…強いられるんだな…この時代…色々と…」
スー…ハァーッ…
胸深くに紫煙を吸い込んだあと、溜め息混じりに吐き出した。
タカギ 〜765プロに降り立った天才〜 終わり
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おつ
中々面白かった。俺も何か書いてみようかな
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ターゲットはもう決めた。『穴掘り害獣』ゆきぽだ。
真剣に読んでいたがコ↑コ↓で「やっぱりな(レ)」となってしまった、訴訟。
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変態糞土方シリーズ(仮)とまとめていただきましたが、
残念ながら続け方を考え付きません。糞食漢やトマホークなど複数の糞プレイ作品や
コピペの世界に繋げて徹底的にゆきぽを調教してやるつもりでしたが、無念です。
下手にシリーズものにしなければよかった。
じゃあ俺が(続き)書いてやるか!しょうがねぇなぁ…(悟空)という方や
ぶっ壊して位置から書こうという方がいらっしゃいましたら、どうぞご自由に。
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>>36
乙です
バックトゥザみーちゃんからタイムスリップネタが続いてますね
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>>36
乙。話のたたみ方が上手い。次回のストレートなssも期待してます
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>>36
乙です。
Pもタカギもかっこよかったです。
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>>36
アカギのパロディーでタカギという発想は地味にすごい。乙でした
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ぷちますの作者さんって、ぷ虐の存在は知ってるんですかね当然
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>>44
してるんじゃない?だってgoogle先生ですら「ゆきぽ」をサジェスト汚染してる有様だし
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ぷちます で検索したときと
ぷちどる で検索したときの落差よ
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10巻の特典のオリジナルDVDを観た方っていますか?内容がちょっと気になります。このスレと別の感想スレも見てみたけど、あんまりDVDの件にはふれられてないんですよね…。ちなみにこのスレと感想スレの共通の感想は「幽霊さんおっぱいでかい」でしたw
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さすがにDVDまでは手が出せませんでしたね…
ぷちます10周年辺りにアニメ三期実現しないかなー
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ゆうれいさんどたぷーんすぎませんかねぇ・・・
あずささんに匹敵するよあれ・・・
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おっぱいの前では愛で派も虐待派も関係ないですね。おっぱいは正義。幽霊さんのあまりのばいんばいんぶりにちひゃーが憤死しそう
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過去レスに倣いゆきぽをグーグルで検索したけど、関連キーワードがぷ虐まみれよ。ゆきぽを検索してここにやってきた者は一体どれだけいるのか。まあ、自分もその一人なわけだが。
ぷちますの知名度がやたら低いせいか、「ゆきぽ」でゆきぽが引っかかるのが上の方だけで、下の方は人気があるらしい某ギャルで埋め尽くされてる。
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自分もぷ虐にたどり着いたのゆきぽをクグッたからだったな。
ここ面白いから見つけてからずっと居る。
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「あふぅ うざい」でググってたどり着いた記憶がある
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アイマスのネタスレを探すために雪歩の愛称ゆきぽで検索したのがぷ虐を知ったきっかけでした。その時はぷちますの存在すら知らなかったので「雪歩とは別にゆきぽってキャラがいるのか?」と思いましたね。ssをさらっと一通り読んでぷちますの単行本をネカフェで読んだら、ゆきぽが想像以上の害獣でした
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ゆきぽもそうですけど、やよも原作とアニメではキャラが微妙に違いますね
原作だと奇行種です
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自分は、雪歩の画像を探していた際にゆきぽの画も発見してしまい、ぷちますを知りました
ダンボールに埋まっている雪歩の頭を見て「なんだこれ…」と思ったのですが、それがゆきぽだったのです
なんか虐めてみたくなるデザインだったので、同じ思いを抱いてる方々がいないか調べた末に辿り着いたのがぷ虐スレでした
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765プロの近くの物件って絶対価値が下がっていると思う
・ぷちどるという変な生き物が徘徊している
・騒音がすごい
・ビームが飛び交う
・凶悪なクリーチャーが時々出没
・大量のはるかさんが現れる
・よく地面や建物に穴があく
・夏になると淫獣が現れる
家賃激安でもあの近くに住みたくない
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ゆきぽが全ての始まり(元凶)だった...?
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たるき亭は何らかの見返りがないとやってられないよな
例えば無限に増える生物がいるから肉はタダで手に入るとか
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というか、よくあの最低の立地でまだ商売できるな「たるき亭」
ゆきぽ(ドリル穴掘り)が突っ込んできたのに
ちなみにその時、聞こえた声は
男「おわ!なんだ!?」女「キャァーー!」(アニメ参照
なので人の近くに間違いなく落ちてきてます。加えて
・765プロから溢れ出たはるかさんが道路にまで溢れる(おそらく1階のたるき亭にも流れ込んだ可能性大
・ちびきの怪鳥が窓ガラスを割り飛び出した際、一階のたるき亭付近にガラスの破片が飛び散る
・上の階がしょっちゅうやかましい(あふぅの大暴れ、ちびきの魔物、ちひゃーの歌、みうらさんが転移で何か連れてくる、いおのビーム
正直、こんな所で店なんかできないでしょう。口コミやらSNSですぐ情報は拡散しますし
あと個人的にゆきぽ、本気で飼いたいと思う輩は実家暮らしか、賃貸契約始めての輩(偏見
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>>45
本家アイマスだと響のGoogle検索結果だけひどいんですよね。ニコニコ動画で『Google検索結果に完全勝利した我那覇くん』なる動画も作られてる始末。それをパクって『Google検索結果に完全勝利したゆきぽ』をやってみたいと思います。教えて!Google先生!!
まずはいわゆる三賢から
・ちっちゃん
ちっちゃん ぬいぐるみ
ちっちゃん ss
ちっちゃん ぷちます
ちっちゃん 熱死
ちっちゃん ぴよぴよ
ちっちゃん かわいい
ちっちゃん 画像
ちっちゃん 吹田
『熱死』という不穏なワードがありますが、これはほのぼの系ssの『ちっちゃんを熱死させてみよう』がひっかかったものです。予想はしていましたが比較的好意的ですね。
・ぴよぴよ
ぴよぴよ 光が丘
ぴよぴよ 大泉
ぴよぴよ it
ぴよぴよ 練馬
ぴよぴよ 貫井
ぴよぴよ 練馬区
ぴよぴよ 漫画
ピヨピヨ バイク
…ぷちますのぴよぴよはまったくひっかかりませんでした。唯一それっぽい『漫画』というワードはぷちますのそれではなく同名のエロ漫画家さんのようです。ちなみに地名が入っているのは子育てのひろば事業のもの。名前の個性が乏しいとひっかかりづらいようです。
・みうらさん
三浦さん 炎上
三浦さん 解説
三浦さん 相棒
みうらさん ぷちます
みうらさん ぬいぐるみ
みうらさん かわいい
名前が名前だけに赤の他人の三浦さんが半分入ってます。ぷちます関連のものに関しては特に問題はありません。
ぴよぴよが一切ひっかからなかったのは残念ですが、三賢に関してはネガティブなワードは確認できませんでした。
次はぷ虐では不人気組と言われている三匹
・ちびき
ちびき 魚
ちびき 刺身
ちびき 魚 味
ちびき 魚 食べ方
ちびき 食べ方
チビキ 刺身
千曳 名字
千曳 辰治
ぷちますのちびきはどれひとつとしてありませんでした。魚>ちびき。調べてみたらあまり人気のない魚らしいです。そこだけはぷちますのちびきとかぶってますね
・まこちー
まこちー 方言
まこちー 太る
まこちー 生物系
まこちー ぬいぐるみ
まこちー 可愛い
まこちー ぷちます
まこちー 画像
名前が個性的だとぷちます関連にひっかかりやすい傾向にあるようですね、当然ですが。『方言』は九州の方の方言で『まこちー』=『本当に』だそうです
・たかにゃ
たかにゃ 竹富島
たかにゃ ぬいぐるみ
たかにゃ ss
たかにゃ 泣き虫
たかにゃ かわいい
たかにゃ ちびき
たかにゃ 画像
たかにゃ ぷちます
まこちー同様名前が特徴的な分ひっかかりやすいようです。ぴよぴよは名前で損しているようですね。ちなみに『竹富島』は沖縄県竹富島に『たかにゃ』という名前の茶屋があるとの事
まさかちびきが実在の魚と名前がかぶっているとは…ぴよぴよ同様一切ひっかからなかったのは意外ですが、他の二匹についてはネガティブなワードはありませんでした
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次は中堅どころ
・はるかさん
はるかさん かわいい
はるかさん みちるさん
はるかさん ss
はるかさん ヴぁーい
はるかさん ぷちます
はるかさん ぬいぐるみ
春香さん ss
春香さん あざとい
みうらさん同様違うのが混じってますが、Google先生にはおおむねぷちますのキャラとして認識されているようです。『みちるさん』はセーラームーンのキャラ。はるかさんとみちるさんは百合界のカリスマだとか
・こあみ
小網 読み方
小網 神社
小網 解剖
小網 英語
小網 名字
小網 とは
こあみ こまみ
こあみ ske
こちらは地名と名前がかぶってしまっているようです。ちびきの魚と一緒ですね。ぴよぴよやちびきと違いひとつだけぷちます関連にひっかかりました。ちなみに『解剖』は肝臓の下面を覆う腹膜の小網(しょうもう)から。skeはSKE48の小林さんがこあみと呼ばれているらしいです。
・こまみ
駒見 読み方
こまみ 温泉
こまみ 長崎
こまみ 魚沼
姉妹揃って地名とかぶるあたりはさすがポンコツ双子。二匹揃ってやっとひとつだけぷちます関連にひっかかったようです。
・いお
イオ シャンプー
イオ グラブル
イオ トリートメント
イオ プリコネ
イオ 漫画
イオ クレンジング リラックスメント
いお 名前
まさかのぷちます関連ゼロ。『名前』もぷちますのいおとは全く関連がありませんでした。ぷちどる単体で検索してぷちます関係に全くひっかからないぷちがこれだけいる事に少し寂しさを感じます。
三賢、不人気、中堅にそれぞれ一匹ずつぷちます関連にかすりもしないヤツがいるというのはちょっと想定外でした。ぷちますの知名度からするとこんなものなのでしょうか…
お次はお待ちかね、虐待ss出演作品三桁を誇るみんな大好き四大害獣。まずは現在の実質No.2、急上昇中のこいつから
・やよ
やよ 意味
やよ 方言
やよ 語尾
やよ 君の名は
やよ ぷちます
やよ 三葉
やよ 方言 京都
やよ 方言 岐阜
…いやあ、確かに『君の名は』の三葉のしゃべり方は可愛かったですよね。大ヒット映画相手ではさすがに分が悪い。ひとつだけ食い込んでいるだけでも大健闘と言うべきでしょうか。
次はここ最近虐待とはご無沙汰ですが、いまだ根強い人気のコイツ
・ちひゃー
ちひゃー ぺぺぺ
ちひゃー くっ
ちひゃー 冬毛
ちひゃー ぬいぐるみ
ちひゃー ぺしぺし
ちひゃー ss
ちひゃー かわいい
やはり個性的な名前は強いですね。Google先生もしっかりぷちます関連だと認識してくれてホッとします。全部ぷちます関連なのはコイツが初めてです。さすがにこのクラスは違いますね。
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次は虐待回数200回以上を誇る、太古二強の一角であるコイツ
・あふぅ
あふぅ ss
あふぅ 夏毛
あふぅ ぷちます
あふぅ クズ
ここで初めてGoogle先生が厳しい言葉を口にしました。これが虐待回数200回超の実力か。
最後はもちろんコイツ。虐待回数なんと500回超!いまだ衰え知らずの被虐モンスター
・ゆきぽ
ゆきぽ レスリング
ゆきぽ ぷちます
ゆきぽ ss
ゆきぽ しっぽ
ゆきぽ ぬいぐるみ
ゆきぽ 害獣
ゆきぽ ぽえー
ゆきぽ 殺したい
ゆきぽ、Google検索結果に完全勝利!Google先生でさえ暴言を吐かずにいられない検索結果で見事他のぷちとの格の違いを見せつけました。
まったくひっかからない連中もいるあたり、ぷちます自体それほど世間に認知されていない事を改めて感じました。ぷ虐はその中でも更にニッチなジャンルなので、当然愛好者は少ない訳ですが、そんな中でも消えてしまわないくらいには盛り上げていきたいですね。
以上、『Google検索結果に完全勝利したゆきぽ』でした
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>>63
乙。Google先生がゆきぽに関してはやや感情的になってる感じが草。『クズ』がないのは意外ですね。新刊のマッサージで500円を要求した事で、自分の行動に見返りを求める意地汚さを露呈した直後なので
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>>64
あの害獣とうとう金要求してきたんですか?
最初からやってる肩たたきは仕事の邪魔でしかなかったのに
てめえの掘った床の修繕費いくらすると思ってんだ
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>>63
ぷちますはアニメ化の際に、はるかさんが主役というかアイコン的な存在になってましたね
ゆきぽら害獣組の知名度が高いのは実力ですね
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>>64
行動に見返りを求めるのは印象悪いですよね(ゆきぽの場合は今さらと言う気もしますが)
今までのお手伝いごっこも不純な動機でやってたんだろうな、と勘ぐってしまう
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>>63
乙です、いお、ちびき、ぴよぴよはなんだか可哀想ですね。
ゆきぽの検索結果はやはり凄い。
>>64
珍しく少しは役に立つ行動をしたかと思ったらこれですからねえ、どうやってもイメージは良くなりそうにないですね。
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やっぱ、ぴよぴよぐう聖だわ
見返りを求めず、人間並みの事務や雑用こなし、飛行という便利スキル持ち
なおかつ屑どもにも優しいときたもんだ
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「あふぅ クズ」の直球っぷりは草
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ぷちます!仮想人気投票
『一番人気のぷちは誰か?』
ぷ虐ではゆきぽが断トツの一番人気ですが、純粋な意味での一番人気ぷちは誰なのか、気になった事はありませんか?キャラクター人気投票は漫画の定番ですが、ぷちますでやったら恐らく投票数が悲しい数字になる、作風がらあまりキャラクターに優劣をつけたくない等の理由でぷちます本編での人気投票の実現は不可能だと思われます。
今回は『仮想』というかたちですがどのぷちが一番人気か調べてみたいと思います。使用するアプリはアキネイター、何でもお見通しのランプの魔人です。
知らない方に簡単に説明すると、プレイヤーが思い浮かべた人物やキャラクターについてこの魔人が質問し、誰を思い浮かべたのか当てるゲームのようなものです。
的中したら過去に何回そのキャラクターがプレイされたのかが出るので、今回はその数値を人気の基準とします。14匹全てを実際アキネイターをプレイしてみて
・名前
・プレイ数
・最後の質問
・Aki Award
を14位から1位まで発表したいと思います
アキネイターは最後にそのものズバリの質問をしてくる傾向があるのでそれも載せます。
Aki Awardはキャラクターが他の人にプレイされたタイミングによって変わるランクのようなものです。
Standard…過去12時間以内
Bronze…過去12時間〜48時間
Silver…過去48時間〜7日間以内
Gold…過去7日間〜1ヶ月以内
Platinum…過去1ヶ月〜6ヶ月以内
Black…過去6ヶ月間以上プレイされていない
前回のGoogle検索の結果をみる限り、大半がGoldかPlatinum、下手すればBlackまであり得そうです。
サンプルとして某海賊団の頭をプレイした結果。恐らくこのキャラクターはプレイ数トップクラスではないかと思います。
・ル○ィ
・485628回
・「腕が伸びる?」
・Standard
…あまりに桁が違い過ぎて参考にならないですね。サンプルとしてもう一例、アイマスの春香も載せておきます。
・天海春香
・26297回
・「頭にリボンをつけてる?」『はい』→「沖縄出身?」『いいえ』
・Standard
こんな感じで発表していきたいと思います。
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まずは11位〜14位。カウントダウン!
11位・ちっちゃん
・222回
・「愛称が「ちゃん」付け?」
・Platinum
12位・いお
・221回
・「765プロダクションに所属してますか?」『たぶんそう 部分的にそう』→「髪型はツインテール?」『いいえ』
・Gold
13位・こまみ
・168回
・「双子?」
・Gold
14位・こあみ
・10回
・「日本人?」『たぶんそう 部分的にそう』
・black
双子、見事に不人気1-2フィニッシュ!特にこあみの方は出すのが難しいレベルでした。「双子?」でこまみしか出ない…解答のこまみを否定したあと質問に質問を重ねてやっとこさ出てきました。最後のアキネイターの質問も自分の答えも何だか訳の分からないものでしたね。当てた時に出るビジュアルももちろんなし。二匹合わせても12位のいおに届かない悲惨な結果になってしまいました。
いおとちっちゃんの差はなんと1。辛くもちっちゃんが上位に入りましたが、Aki AwardはPlatinum。つまり一カ月以上誰からもプレイされていない事になります。これはちっちゃんとこあみだけ。自分はちっちゃん好きなのでこの事実は少しショックです。
揃いも揃って春香の100分の1にも満たなかった11位〜14位の発表でした。
続いては10位〜7位の発表。カウントダウン!
7位・ちびき
・567回
・「4コマ漫画に登場する?」
・Gold
8位・みうらさん
・380回
・「胸が大きい?」
・Gold
9位・まこちー
・334回
・「黒髪?」『はい』→「髪を結んでる?」『いいえ』
・Gold
10位・ぴよぴよ
・278回
・「緑色?」
・Gold
…ぴよぴよまでが300以下、二桁順位と一桁順位のボーダーラインの数字が300のようです。8位〜11位にぷ虐で害獣扱いされてない4匹が固まっているのも面白いですね。7位のちびきから500オーバー、14匹のちょうど半分のところに上位のボーダーラインの数字500があるようです。
続いては6位〜4位の発表です。カウントダウン!
4位・あふぅ
・713回
・「金髪?」
・Gold
5位・やよ
・661回
・「髪型はツインテール?」
・Gold
6位・たかにゃ
・574回
・「髪の色は銀髪?」
・Gold
…何故か全匹髪の事を問われてますね。ちびきとたかにゃの差はわずか7。ぷ虐で人気の四大害獣二匹が揃って4位5位にランクイン!この辺のぷちは良くも悪くも人を惹き付ける何かを持ってると言ったところでしょうか。
さて、いよいよトップ3、1位〜3位の発表です。果たしてトップの栄冠は誰の頭上に輝くのか?カウントダウン!
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1位・はるかさん
・2023回
・「さん付けで呼ばれてる?」
・Gold
2位・ちひゃー
・1623回
・「アイドルマスターと関係がある?」
・Gold
3位・ゆきぽ
・1006回
・「気が弱そうか、おどおどしている?」
・Gold
やはりぷちますの顔!はるかさんが唯一の2000超えで堂々の1位!ぷ虐の顔ゆきぽが3位!…しかし個人的に一番驚いたのはぷちます表と裏の顔の間に割って入ったちひゃーの2位です。ここ最近、影が薄い印象だったので。
3匹全て4桁超え。トップ3のボーダーラインは1000のようです。8位〜11位と違い2位〜5位に4大害獣が勢揃いしたのもなかなか興味深い結果となりました。
もちろんこれはアキネイターと言うアプリの中だけの結果ですが、ある程度の目安と言うか、ぷちの人気順は割とこんな感じになるんじゃないかな、と思います。
はるかさんの2000という数字はどのくらいの数字なのか?このスレで良く出るジョジョ、カイジ、刃牙のキャラで比較してみます。もちろん数字がそのまま知名度だと言う訳ではありませんが。このクラスの漫画はメインキャラだと普通に10000くらいいきそうなので人選に苦労しました。
ジョジョ(2部)
・スモーキー 1687
ジョジョ(3部)
・アレッシー 2142
カイジ
・三好 2152
・石田光司 2111
刃牙
・鎬昂昇 1678
・郭海皇 1930
プレイした実感として、他のぷちはみんなAki AwardがGoldとあって1週間くらい前に誰かが一通りプレイしたような印象を受けました。ある意味レアキャラのこあみはともかく、何故ちっちゃんはハブられたのか…不思議ですね。
以上『ぷちます!仮想人気投票』でした
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>>73
乙。aki awardsという発想はなかった。
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>>73
乙です。面白い結果ですね。はるかさんの一位は予想できたけど、ちひゃーが文句なしの二位とは…。一巻の表紙も100回記念の表紙も律子と一緒に飾った二匹だと考えたら順当なのかな?
二位〜五位に四大害獣が固まったり、こあみが隠しキャラレベルだったり、ちっちゃんといおが1差だったり、数字のボーダーラインが意外とキチンと決まってたり、意図しない偶然の部分の面白さもあって楽しめました。消えてしまった旧wikiのぷ虐ジャーナルを思い出します
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しかしこあみの調べる前のプレイ数が一桁だったのはある意味すごい。不人気通り越して空気
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>>73
乙です。
1番人気ははるかさんだったんですね。
いおが12位だったのは意外ですね。
そして双子・・・
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はるかさんはぷちますのアイコンみたいなキャラだしね
ちひゃーは原作で春香と千早がセットで扱われることが多いからかな?
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>>63
ゆきぽで検索かけてみたら「ゆきぽ かわいい」というワードが出てきた。
先生もデレたか?と思ったが、そのゆきぽは「ゆきぽ」ではなくオリジナルの「雪歩」だったという。しかもそれ以下は全部某ギャルで埋まってて、ゆきぽのことなんて見当たらない有様。やっぱ(google先生はゆきぽのこと)嫌いなんすね〜
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>>76
魔人「不人気双子は片っぽいれば充分」
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アイマス同様絶対人気投票はやらないでしょうね。もし実際やって>>73みたいな結果だったら…
やよいおり百年たたずに解散(コンビ内格差による)
ちっちゃん、説教するたび「そんなんだから不人気なんだ」と反論され黙ってしまう
ぴよぴよ、事務所住みのクズどもに人気の面でお荷物扱いされる
こんな展開もちょっと見てみたい気もしますが
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ゆきぽを沢山集めて「どのゆきぽが一番可愛いか?!」を決めたい
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>>82
どのゆきぽが一番かわいく氏ねるか選手権やってみたい
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>>82
ゆきぽを沢山集めて「どのゆきぽも一番可愛くない!」と言いたい
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タヌキモグラを沢山集めてどれが一番可愛い(笑)かを決めようとしたら、「自分が一番可愛い!」とタヌキモグラ同士で殺し合いになるんじゃないの?
自分大好きなナルシストだし。
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今日は大正義伊織とあのハゲの誕生日です
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伊織!ハゲ!誕生日おめでとう!
伊織には大きなケーキを、ハゲには育毛剤をプレゼントしてあげよう。
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投下します
なんとなくyoutubeで『マネーの虎』の動画を観てしまいました
マネーのちっちゃん 〜ちひゃーの蕎麦屋編〜
大量発生したぷちどる達は、自力で生きて行こうとする……。
『ぷちどるの、ぷちどるによる、ぷちどるのための企画大募集!
あなたの夢に出資します! 面接・ご相談は直接本社まで。Byちっちゃん』
――某オフィスビルにて
ぴよぴよ「ぴっ、ぴー!(次の方、どうぞー)」
ガチャ
やよ「うっうー!」ζ*゚ヮ゚)ζ
呼びかけに応じ、ぷちの志願者が新たに部屋へと通されました。
ここはいわゆる「面接室」であり、助手(ぴよぴよ)の他にもう一匹のぷちが待機しています。
ちっちゃん「めっ(よろしく)」
しかし待っているのは、ただの面接官ではありません。
ちっちゃん「めっ、めっ(それでは、プレゼンをお願いします)」
実はこのちっちゃん、金持ちの「出資者」でもあるのです。
彼女は世の中のぷちどる達から、広く商売のアイデアを求めています。
提示された計画の出来に応じて、採用・投資するか否かを決めようとしているのです。
やよ「うっうー。うっう〜(私はダンスビジネスを始めたいです。
ぷちどる用のダンススクール設立のための、資金提供をお願いします)」
とはいえ、ぷちの提案の大多数は、ロクでもないものです。
ちっちゃん「めっ?(あなたが言うダンスとは?)」
やよ「うっう〜。うーうっうー(昔『竹の子族』というダンサー集団がいました。
私は頭にタケノコが生えるので、それをイメージして踊りたいと思います)」
-
ちっちゃん「めっも?(その踊りでお金が稼げるのですか?)」
やよ「うー!(お見せしましょう!)」ζ*^ヮ゚)ζ
ミュージック、スタート
やよ「うっうっう〜♪」∩ζ*゚ヮ゚)ζ∩ トキオ♪ トキオ♪
※BGM YMO「テクノポリス」
やよ「うっうっう〜♪」cζ(゚ヮ゚*ζ∩ トキオ♪ トキオ♪
ちっちゃん「……めっ、もっ(お掃除、お願いします)」
ぴよぴよ「ぴっぴー(ノーマネーでフィニッシュです)」
パカッ、ヒューン!
やよ「うぅ〜〜っ!?」ζl ゚'O゙)ζ
ぴよぴよがボタンを押すと床が開き、ちょうどそこに立っていたやよが吸い込まれました。
この部屋には、落とし穴のトラップが仕かけられていたのです。
ヒューン、ボオオオオ!!
やよ「う゛う゛う゛う゛ぅ〜〜!!」从从ノ*Tp゚)ζ从火ノ
送られた先は、地下の焼却炉でした。最新の焼却発電設備です。
ちっちゃんが生かしておいても仕方ないと判断した場合、志願者のぷちはここに落とされます。
ボオオオオ……
やよ「」火ノ从il゙p゙从火ノ
命がけですが、お金を出してやるのだから相応の覚悟を決めてこいということです。
ぴよぴよ「ぴっ、ぴー!(次の方、どうぞー)」
ちひゃー「くっ!」
さて、このちひゃーは生き残れるのでしょうか……。
ちひゃー「くっ、くっ!」
ちっちゃん「め、めめ?(ほう、蕎麦屋を開業したいと?)」
ちひゃー「くっ!」
-
このちひゃーは、蕎麦打ちのスキルを持っているようです。※コミックス参照
ぷち用の蕎麦屋を出店して、銭を稼ぐ算段です。
ちっちゃん「めめっ?(具体的にはどうされるのですか?)」
ちひゃー「くっ、くっくー、くぅぅ!」
ちひゃーはどうにか、プランをある程度まで整えていました。ちっちゃんも真剣に耳を傾けます。
ちっちゃん「……めっ、めめ。めっめ、めめ、めっ、め(なるほど、よく考えていますね。
これまでここに来た同種のちひゃー達は、歌謡コンサートを開く資金が欲しいとか、
くだらないことばかり言ってましたから。残らず焼却炉で灰になってもらいましたが)」
ちひゃー「くっ! くぅぅっ!」
この個体は、マシな部類のようです。一通り話を聞き、ちっちゃんが決断を下します。
ちっちゃん「めっ、もっ。め、めめ(わかりました、お金を出しましょう。
ただし、こちらからも条件があります)」
ちひゃー「くぅ! くっ?」
条件付きではありますが、ちっちゃんが出資を了承しました。
ちっちゃん「めめめ、めっめもっも(まず、みかじめ料として収益の一部を頂きます。
それからいきなり店舗を構えるのは無謀なので、蕎麦の屋台から始めてみてください)」
ちひゃー「くぅ……くっ!」
一瞬迷ったものの、ちひゃーはうなずきました。こんなチャンスはそうそうないからです。
ぴよぴよ「ぴー!(マネー成立です)」
無事、門前払いも焼却炉送りも避け、ちひゃーは大金を得ました。
ノーチャレンジ・ノーサクセス。しかし本当の挑戦は、これからです……。
-
――その後
ちひゃー「くぅうう〜♪ くぅうう〜♪」カラカラ
リヤカーを改造した移動式屋台を、ちひゃーが引いて行きます。
ちっちゃんに用意してもらった店で、販売される商品はなんと「かけそば」。
ちひゃーの蕎麦屋はここ最近、野良ぷちの界隈では話題となっていました。
手打ちそば『ちひゃー』メニュー
かけそば(時価)
大根おろし、白ネギ、万能ネギ、揚げ玉(すべて時価)
基本的なメニューは、かけそばのみ。器一つで済ますため、ざるそばはありません。
つゆは市販のものですが、蕎麦自体はちひゃーの手打ちです。
ちひゃー「くっ!」カチッ
高架下で屋台を構え、そばつゆの入った鍋をカセットコンロで温めます。
やよ「うー!」「うっう〜?」「うっうー!」ζ*゚0゚)ζ ζ*゚3゚)ζ ζ*゚ヮ゚)ζ
すると匂いに釣られ、野良やよが集まってきました。
ぷちどるによるぷちのための商売ですから、顧客はぷちに限られます。
ちひゃー「くっ!」マエバライ!
やよ「うぅ〜!?」ζ*T0゚)ζ
ボランティアではありません。食事代として、ちひゃーは金銭を要求します。
守銭奴のネコババツインテールは出し渋りますが……
やよ「うぅ……」ζ ;=0=)ζ
背に腹は代えられません。拾った小銭をちひゃーに渡します。
最低100円あれば、一杯のかけそばにありつけます。
やよ「「「うっう〜♪」」」
味は至って普通ですが、野良ぷちにとっては贅沢なごちそうです。
-
警官「あー、君達は何してるんだね?」
そこへ、警察が出張ってきました。妙なことに街中で野良ぷちが集っているからです。
ちひゃー「くっ、くっ!」
警官「ぷち専用の商売? じゃあ、おままごとで処理しておくからね……」
人間相手の飲食店営業には許可が必要ですが、ぷちには法律が適用されません。
間隙を縫うようにして、ちひゃーは切り抜けました。
ちひゃー「くぅ……」ホッ
決して衛生的ではないので、ちひゃーの屋台に人間が関心を示すことはありません。
せいぜい、同じホームレスぐらいでしょう……。
ちひゃー「くっ!」
しかし、当のちひゃーには自宅がありました。
家というほど大層なものではなく、組み立て式の小型倉庫でしたが。
ちっちゃんから貸し出されたもので、ここが寝床でもあり蕎麦打ち場でもあります。
土地はもちろん、隣にある水道もちっちゃんの所有物です。
ちひゃー「くぅ!」
屋台にはあまり多くの荷物を載せられません。
その都度、帰還して販売用の蕎麦を補充しているのです。
商売のためには、一日に何度も往復しなければなりません。
ちひゃー「くぅうう〜♪ くぅうう〜♪」カラカラ
朝昼夜と、ちひゃーは屋台を引いて出かけて行きます。
ちっちゃんへの上納金も集めねばならず、休む暇はありません……。
-
――別の日
ちひゃー「くっ!」
やよ「うっうー!」「うっう〜♪」
ちひゃーの蕎麦屋が行くところ、野良やよが集まってきます。
実は、この店のメインターゲットは、やよなのです。
他ぷちに比べて金銭の所有率が高く、売り買いが成立しやすいからです。
やよ「うぅ……」
お金がなければ、物々交換となります。魚を持ってくるやよもいますが……
やよ「うー!」
ちひゃー「くっ!」
ちひゃーが喜ぶのは牛乳です。盗品か、あるいは消費期限が切れた廃棄品ばかりですが。
痛まないうちに、ちひゃーは飲み干してしまいます。
ゆきぽ「ぽぇぇ……」
他には、野菜などが交換対象です。この野良ゆきぽは、大根を持ってきました。
かけそばのトッピングに使われる大根おろしやネギは、こうしてゆきぽから調達するのです。
ちひゃー「くっ!」
ゆきぽ「ぽ、ぽぇえ!?」
しかし、ちひゃーが足りないと判断した場合、ゆきぽは食費分の労働を求められます。
仕事内容は、営業中のちひゃーの護衛です。
あふぅ「ナノォ……!」
野良ぷちの中には、不逞の輩も多く存在します。
こちらの野良あふぅは、腹を空かせて凶暴化していました。
当然、金など持っていないため、ちひゃーの蕎麦を強奪する狙いです。
-
あふぅ「ナノォッ!」バッ
ゆきぽ「ぽぇっ!」ブンッ
ガンッ!
あふぅ「ビャァッ!?」
襲いかかるあふぅを、ゆきぽがスコップで殴り飛ばしました。
飢えた狼といえば強そうですが、やはり空腹では力が出ません。
ゆきぽ「ぽへっ!」
ちひゃー「くっ!」
こうして危機を避け、ちひゃーは巧く商売を続けてゆきます……。
――また別の日
ちひゃー「くっ!」
店員「はいはい、ちょっと待ってね」
天丼チェーンの『てんや』では、利用客に揚げ玉(天かす)を無料配布してくれます。
ちひゃーは特別に、わずかな銭と交換でそれを譲り受けます。
ちひゃー「くっ!」
営業前に調達しておきます。これが、かけそばのトッピングとなります。
いまのところ、大根おろしそばとたぬきそばは、ちひゃーの店では最高の贅沢メニューです。
ちなみに、たぬきそばは関西では「はいからそば」とも呼びます。
ちひゃー「くぅうう〜♪ くぅうう〜♪」カラカラ
歌うために鍛えた喉で、客を呼び込みます。
野良ぷちをメインとしていますが、たまに「上客」が訪れる時もあります。
たかにゃ「しじょっ!」
こちらは、飼いぷちのたかにゃです。散歩中にちひゃーの店に立ち寄ったようです。
-
ちひゃー「くっく〜♪」
たかにゃ「しじょじょじょ!」ズゾゾゾ
大食いのたかにゃは、蕎麦を何杯もお代わりしてくれます。
飼われているぷちだけあって、お金も持っているのです。
たかにゃ「『完食』」
店にあった蕎麦は、すべて食べ尽くされてしまいました。
商売繁盛です。蕎麦が売り切れたその日は、ちひゃーも早めに仕事を上がります。
ちひゃー「くぅぅ……」zzz
ぷちどるが作る食品は、不衛生だとして人間に受け入れられてはいません。
しかし努力を続ければ、ぷちのお手製蕎麦を人間相手にも売れるかもしれないのです。
明るい未来を夢見て、眠りにつきます……。
――そのまた別の日。
ちひゃー「くっ!」
やよ「うー!」「うっう〜♪」「うっうー」
ゆきぽ「ぽぇ!」
こあみ「とかー!」こまみ「ちー!」
この日も、ちひゃーの蕎麦屋は盛況でした。
野良ぷち達の間で、だいぶ評判も広まったようです。
商売のシステムが確立した後は、どれだけ継続できるかが問題でしたが……
あふぅ「ナァノォ……」「ナノォ……」「ニャォオ……」
されど、好事魔多し。野良あふぅの一団が、背後に忍び寄っていました。
何匹かは撃退され、恨みを持つ者達でもありました。
-
あふぅ「ナノォオ!」「ナァアアッ!」「ニャノォオ!!」
ドドドドド!!
かけ声と共に、堰を切ったようにあふぅ達がちひゃーへと襲いかかりました。
ちひゃー「くぅぅっ!?」
ちひゃーが飛び上がります。例によって、ゆきぽが護衛でしたが……
ゆきぽ「ぽぇええっ!?」
大勢が相手では、さすがのゆきぽも苦戦します。
雪崩れ込んだ野良あふぅの群れが、屋台を蹂躙しました。
あふぅ「ナノオオ!」「ナアァァアア!!」「ニャノオオオッ!!」
ガブッ、ブシュウウウウッ!!
ゆきぽ「ぽぎゃああああっ!!」
やよ「うびゃああああっ!!」ζl゚'p゙)ζ
こまみ「ち、ちいいいいっ!?」
大混乱です。喉笛を噛み切られ、ゆきぽが大出血します。
そばと器が舞い落ち、ぷちの客達が逃げ散ります。
ガンッ、ボォオオッ!!
あふぅ「ニャノッ!? ビャァァアアッ!!」
一匹の野良あふぅが、勢い余ってカセットコンロに突っ込みました。
ゴミが付着していたボサボサの髪が、瞬く間に燃え上がってゆきます。
ボボボボボ!!
あふぅ「ニャビャァァッッ!?!?」
ちひゃー「くぅぅうううっ!?」
火だるまになったあふぅは、そのまま転げ回り……
ボッカーン!!
あふぅ「ニャビャッ……!!」「ビャァァァアアッ!!」「ビャノォォオオッ!!」
コンロのボンベに引火し、爆発を巻き起こしました。
近くにいた他のあふぅも含めて、衝撃で吹き飛ばされます。
破片が体に突き刺さり、あふぅ達は絶命しました。
あふぅ「「「」」」
ボオオオオ……
ちひゃー「くぅうううっ!? くぅ、くぅうううう!!」
後に残されたのは、間一髪で助かったちひゃーと、炎上する屋台だけでした。
調理器具も売上金も、すべて燃えてしまったのです。
ボオオオオ……
ちひゃー「くぅうううっ!! くっくぅ、くぅぅううう!!」
-
――後日
ぴよぴよ「ぴー、ぴっぴー(途中までは上手くいってたけど、振り出しに戻っちゃいましたね)」
ちっちゃん「めっ、めめ(まあ投資した分は、無理やりにでも回収させますが)」
事の一部始終を、ちっちゃん達は見ていました。
ちひゃーは現在、意気消沈中です。
ぴよぴよ「ぴー(でもいい映像は撮れましたね)」
ちっちゃん「めっ、もっも。めめっ(オチもついたし、きっとウケると思います。
この映像は後で、テレビ局に売りに行きましょう)」
そう、実はちっちゃんの狙いは、ぷちどるの番組制作でもあったのです。
こっそりカメラで志願者の行動を録画し、それを放送局に売りつけるのです。
今回は、なかなか面白い作品ができあがったと、自負していました。
ぴよぴよ「ぴー、ぴっ(それにしても、成功の道のりは険しいですね)」
ちっちゃん「め。めっも(ええ。あわよくば、とは私も考えているのですが)」
撮影が真の目的とはいえ、ぷち達が本当に事業で成功すればニュースなのです。
ぴよぴよ「ぴー、ぴっ(次の志願者も……あまり期待できそうにないですね)」
ちっちゃん「めっ、もっ(とりあえず話を聞いてみましょう。焼却炉送りかどうか)」
ぴよぴよ「ぴー!(ではどうぞー)」
ガチャ
ゆきぽ「ぽえっ!」
ちっちゃん「めっ、もっ(それでは、よろしくお願いします)」
ゆきぽ「ぽえ、ぽぉえっ!」
ちっちゃん「め、めめっ(ほう、『タイ式マッサージ』の店を出したいと……?)」
おしまい
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ガラクタ倉庫の堀之内社長は、鑑定士に転身したそうです
芸は身を助けるんですね
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>>98
乙です。蕎麦が食べたくなりました
てか、テクノポリスwwwww
やよの選曲センスがwwwww
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>>98
おつです
抱き枕のチャンコ増田とか懐かしいですね
プチンコ!ファイトクラブ!というタイトルを考えつきましたがノーアイディアでフィニッシュです
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