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ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 五匹目
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ぷちますキャラ(ぷちます版アイドル・P含む)の精神的・身体的・性的ないじめ、虐待、陵辱、拷問、虐殺、四肢切断、スカトロなどなど、
本スレ、キャラスレ、エロパロスレに書けないような妄想を垂れ流す隔離系スレッド(通称:ぷ虐スレ)の避難所です。
規制などで本スレに書き込めない時に活用してください。
虐待以外のぷちますSSは事前にスレ住人と相談の上で投下の可否を決めてください。
虐待ネタが嫌いな方は見ないで下さい。
気に入らないネタがあっても非難せずにスルーしてやって下さい。
ぷちます以外のアイマス系いじ虐の話題は別スレで。
盗作君が出現しているのでSS作者はトリップ推奨。
書き溜めは可能な限り。他人の投下中の割り込みは避けましょう。
ぷちます! 隔離スレ・SSまとめwiki
ttp://putimaskakuri.wiki.fc2.com/m/
ぷちます!隔離スレ まとめwiki (更新停止中)
ttp://putimasisolation.wiki.fc2.com/
本スレ
ぷちます! いじめ・虐待専用十四匹目
ttp://toro.2ch.sc/test/read.cgi/motenai/1401525615/l50
前スレ
ぷちます!いじめ・虐待専用スレの避難所 四匹目
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1404750468/
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P「じゃあ言って来ますねー」
律子「お気を付けて」
小鳥「帰りにアイス飼って来てもらっていいですか?」
P「了解です」
ゆきぽ「ぽえ〜」ニコ
Pと律子&小鳥さんが挨拶を交わしている。Pはゆきぽを脇に抱えるように持っている。もう片方の腕には段ボールとスコップが抱えられている。どこかに出かけるようだ。でもそれよりゆきぽが気になったのはアイスのこと。甘くて冷たくて美味しそうなアイスのこと。ゆきぽはまだ一度も食べたことがなかったが、前の前の前ぐらいの飼い主が食べながらそう言っているのを聞いたのだ。ゆきぽはその時、自分にもちょうだい、と言ったが殴られるだけだった。そしてそのまま捨てられた。でも今度はアイスを食べれる。そう思ってゆきぽは微笑んだ。
ガチャ、バタン
ガチャ、バタン
ゆきぽ「ぷぃ〜」ニコニコ
車に乗る。ゆきぽと段ボール&スコップを後部座席に置き、Pが運転席に乗る。お出かけお出かけ楽しいな、と思いながらゆきぽは移り変わる景色を見る。Pも鼻歌を歌っている。無言だったが期限が悪いわけではないようだ。
ゆきぽ「??ぽぇー?」キョトン
小一時間ほど走り、景色にだいぶ自然が多くなってきたとき。そういえばどこに行くのかな?とゆきぽは思った。だから欠伸をしながら運転しているPにどこに行くの?と聞いた。
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Pは当たり前のように答えた。
P「お前を捨てに行くんだよ」
ゆきぽ「ぽえ!!?」
P「だいぶ田舎に来ただろ?これから山の中に入っていくからそこでお前を捨てるんだ。そこが今日からお前の新しい家さ。もうちょっとでつくからな」
ゆきぽ「ぱぅーーーっ!ぽぇぇーーーっ!」イヤイヤ
ゆきぽは必死に首を振って嫌だ嫌だと訴えた。捨てられるのは嫌だ。お腹が空くのはいやだ。怖い人や怖い動物に虐められるのは嫌だ。何より、一人ぼっちは嫌だと思ったから。どうして捨てるの?ゆきぽ、何も悪いことしてないよ?と小さな身体を震わせながら鳴く。
P「うーん、あのな。はっきり言って事務所の床に穴を掘るような奴はいらないというかいて欲しくないんだよ。お前に悪意があるにせよないにせよな。お前が悪いことじゃないと思っても俺達はもの凄く迷惑なんだ。だから捨てるんだよ」
ゆきぽ「はぅぅ〜〜〜!ぴぃぃぃぃ; ;」イヤイヤ
やはり当たり前のように、そして穏やかにPが言う。ゆきぽが泣き出す。お願いだから捨てないで、嫌だ嫌だと。ゆきぽは家族でしょ、と。
P「イヤイヤ家族じゃないぞ、まだ出会って1日だし、皆がお前を飼うことを了承してもいないしな。1日目あったかい部屋で過ごせた、ラッキー!って考えればいいじゃないか。昨日までの野良生活に戻るだけだよ。まぁ食べ物は食べれなかっただろうけどこれから行く山の中にあるだろ。多分」苦笑)
ゆきぽ「ぱうぅ、ぱぅぅぅ…; ;」ポロポロ
家族だと思っていたのに。やっと寂しくて苦しい野良生活が終わると思ったのに。そう考えてたのが自分だけだと分かったゆきぽは悲しそうにポロポロ涙を零す。それに食べ物。せっかく美味しい食べ物が食べれると思ったのに。野良生活じゃ録に食事にありつけなかったし、どうやって食べ物を採ればいいのかもわからない。信じていた人に裏切られたこととこれからの生活に対する恐怖にゆきぽは泣いた。
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キキィ…
P「さ、ついたぞ」ガチャ、バタン
ゆきぽ「ぽぇ〜ん、ぽぇ〜ん; ;」イヤイヤ
P「わがまま言わない言わない。ほら、暴れないで降りな」ヒョイ
ゆきぽ「ぽやぁぁーー!きゅうぅぅーー!」ジタバタ
泣き続けて気づけば鬱蒼とした森の中。既にあたりは薄暗く、人家も明かりも見当たらない。ゆきぽは怖くて怖くて仕方ない。嫌で嫌で堪らない。だから自分を降ろそうとするPの手を払ったり、身をよじったりして必死に降ろされまいとした。しかしそんなことをしても無駄。ゆきぽの小さくて柔らかくて温かい身体をがっちりと掴むと、Pはゆきぽを持ち上げた。
P「おー、結構力あるんだな。と、なるとなおさら事務所にはおけなよなー。アイドルに何かあったら大変だし。でも身体はプニプニモチモチして柔らかいんだな」
ゆきぽ「ぴぃぃぃ、ぽぴぃぃぃぃ!」ジタバタ
P「よいしょ…」ストン
ゆきぽ「ぱぅーーーーっ!」ヒシッ
Pがゆきぽを地面に降ろした。行かないで、一人ぼっちにしないで、とPの足元にすがりついた。上目遣いでPを見上げるその目は泣き腫らして赤く、同様に柔らかい頬も赤くなっている。小さな身体をそれほど寒くもないのにカタカタと震わせてゆきぽは懇願した。
捨てないで、と。
Pは困ったように笑った。
P「悪いな。でも捨てるってより一時的にお前を預かってここに送り届けたみたいなもんなんだよ。俺達としてはさ。まぁ床に穴は開けられたけどな。別にお前が憎いわけじゃない。けど俺達はお前の飼い主じゃないんだよ」
ゆきぽ「ぽやぁ、ぽゃぁぁぁ……!」イヤイヤ
P「ほら、離れな」グイッ
ゆきぽ「ぽえぇぇぇーー!ぽえぇぇぇぇぇーーーっ!; ;」イヤイヤ、イヤイヤ!
Pにとても悲しくて辛いことを言われた。飼い主だと思ったのに。新しいお家だと思ったのに。でもそう理解してもゆきぽは離れない。離れたくない。Pに身体をグイグイ押され、離すように言われても小さなてはズボンをキュッと掴んで離そうとしない。頭を振る、振る、振る。これで離したらもう終わりだと思ったから。
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P「俺も早く帰らなくちゃいけないし、な?」グイッ!
ゆきぽ「きゅうぅぅ!」ドサッ
Pがさっきよりも強くゆきぽの身体を押した。掴んでいたズボンの裾が手から離れ、バランスを崩したゆきぽは転がった。でも痛くはない。本当は少し痛いかもしれないけど、今はそれどころじゃなかった。
P「じゃあ、元気でな」ガチャ バタン
ゆきぽ「ぽぃやぁぁぁぁぁぁ!ぷぃぃぃぃぃーー!!」オブオブ
Pは既に車に乗り込み、エンジンをかけている。いつの間にか段ボールとスコップも外に出されていた。別れの言葉をかけてくるPに、ゆきぽは泣きながら言った。
お願い、待って、捨てないで、と。
P「…」
ジャリジャリジャリ、ブロロロ…
ゆきぽ「ぽや、ぽあぁぁーーーーーーっっ!!!ぽぉえぇぇーーーーーっっ!!; ;」ボロボロ
ゆきぽ「ぽきゃ!!」ドサッ
でもPは待たなかった。一瞬も。タイヤが砂利道を力強く進み、車がどんどん小さくなる。絶望の声をあげながらゆきぽもそれを追いかけるが追いつけるはずがない。車が見えなくなっても涙を流しながら追いかけていたが、転んでしまった。もうエンジンの音も聞こえない。聞こえるのは木の葉が風に揺れる音と、虫の声だけ。
ゆきぽ「ぴぃぃぃ!ぽえぇぇぇ〜ん!ぷあぁぁぁ〜ん!; ;」ボロボロ
砂利道に座り込んでゆきぽは泣きじゃくる。転んだときに膝を怪我してしまい、血が出ている。しかし何より、捨てられたという事実が心を傷つけていた。ゆきぽはもう何回捨てられたのかもわからない。今度は大丈夫と思ったのに。なんでみんなゆきぽと暮らしてくれないの、と泣く。暗い森の中に、ソプラノの悲しみに満ちた鳴き声が響き渡る。
なにも痛いことはされていない。虐められてもいない。ただただ、一人ぼっちが悲しかった。
そして数日後、この森から小さな命が消えたのだった。
終わり
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おつおつ!
ゆきぽ虐は正義!
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虐待というか、当然だよね
床に穴開けられて殺さないだけむしろ優しいぐらいだ
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乙です
>>891
だな。普通ならそうする
可愛いから許されるなんてDQNか頭のネジがゆるい世間知らずしかいない
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なんて優しい世界なんだ、ゆきぽが死なないなんて(驚愕)
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「大討伐」みたいに実はぷちどるたちは異世界に住んでいて
そことこっちの世界を渡れるのはみうらさんのみ
そんでぷちどもの間にはこんな伝承が伝えられている
「異世界に住み(人間)という生き物は私たちを可愛がり世話してくれる存在だと」
そんな伝承を信じて今日も数匹のぷちどるがみうらさんに連れられて人間界に旅立った
地獄への片道切符とも知らずに
とかちー
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みうらさんはぷち界の死神説
ゆきぽ「ぽえっ!」フンス!
ゆきぽがみうらさんを見つけ出し自分を理想郷へ送ってくれとドヤ顔で命令
みうらさんは無言で、いつものあらー、も言わずにゆきぽを見つめて振り乱した髪の隙間から見える眼光が細まり、静かに手を叩けと促す、とか?
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イメージとしては「ハーメルンの笛吹男」みたいな感じかと
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>>893
いや死んでね?最後
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「ハーメルンのみうらさん」
ゆきぽの集落は度々あふぅの襲撃を受けて食べ物を奪われていた
そんなある日、旅のみうらさんが現れて、少しの食料と引き換えにあふぅたちをなんとかしてくれるという
そして襲撃してきたあふぅの大群をワープでどこかえ飛ばしてしまう
よろこぶゆきぽたち
みうらさんは約束通り食料をもらおうとするが
ゆきぽたちは約束を破って、みうらさんをあろうことか街から追い出した
激怒したみうらさんは集落のゆきぽたちをまとめて、あふぅと同じこちらの世界に
飛ばすのであった
とかちー
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みうらさんのこたぷんマウスパッドが出たらタダでも喜んで買うぜ!
というくらいみうらさんの可愛さははるかさんと共に別格なのだが。原作でもけっこう奔放な振る舞い多いけどゆきぽとかと違ってぜんぜん憎めないんだよなぁ。なんでだろ
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ゆっくり虐待SSでもゆっくりは境界を操る妖怪の八雲紫によって
幻想郷から人間界へ空間のスキマから不法投棄されてるから
いくら駆除しても絶滅しないなんて話があったなwww
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>>889
おつ
ただ拾われた当初はゆきぽは喋れなかったよ
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ss乙
拾われた初日にゆきぽが鳴いているとすごく違和感を感じる
>>899
奔放なだけでとくに事務所に被害だしてないからじゃね?
金をどこで稼いでいるかは疑問だが
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おつ
だが生温い
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みうらさんはクズ要素ないからな
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他のぷち(主にちひゃー)をワープで拉致するのはクズ行為では無いのか
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殆どのぷちはクズだからOK。
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あの世界では仕事してないぷちは誰がどこに拉致しても問題ない世界。
登場人物は好き勝手に暇なぷち拉致をしてるよ。
だからみうらさんにクズ要素は微塵もない。
まあ、あの世界の人間、特にアイドルが自体クズじゃないのか?って話あるけど
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ラジオのコーナーで、まこちー、ゆきぽを筆頭にぷちどるのお悩み相談コーナーなんてあるそうな
あんな害獣に相談することなんてなんもないわ
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ゆきぽとたかにゃが釣りするときさ、たかにゃはゴカイに針刺すの怖がってたけどゆきぽは全く平気だったよな?
無抵抗の犬に攻撃しようとした件といい、臆病で気弱なくせに動物の命を消すことには抵抗がないと思われる
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>>908
雪歩「今日のお便り、ラジオネーム・エビフライさんからのご相談です。『うちの事務所で飼っているペットがいくら言っても床に穴を掘るのをやめません。どうしたらいいでしょうか?』だって、ゆきぽ」
ゆきぽ「ぽぽぽ、ぱぅー」フンス
雪歩「え、それのどこがいけないんだって?」
ゆきぽ「ぽぇっ!」フンス
みたいな
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野良の時にミミズが主食だったんじゃ?
パスタみたいにズルズルミミズを啜るゆきぽ
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>>910
ラジオのブースに穴開けようとしてたし、そんな風に考えてるのかも
ゆきぽやあふぅはそもそも外で飼うべきなんだよな
行きつけの無人島に放置したほうが幸せなんじゃないかと思う
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昔は淫獣と音痴もそこそこいい勝負をしてたが、
いつの間にモグラの一強になってしまったのだろう?
いや、まぁ俺もぶっちぎりであの馬鹿が嫌いなんだけどさw
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あふぅはぬいぐるみで抑え込む事が出来るし、ちひゃーは文字通り何の能力も無いからな
自分の生活圏を脅かす奴が嫌われるのは当たり前ではあるな
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あふぅは制裁、ちひゃーは自滅ってパターンがある程度出来ちゃったからかな
ゆきぽはオールラウンダーだからぶっちぎりになるよね
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ゆきぽ「ぽえ……: :」ドウシテミンナユキポヲイジメルノ…?
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ゆきぽが自分が悪い事してる自覚がない、いわゆる吐き気を催す邪悪だからだよ
ゆきぽを絶滅させる為に体からたくあんの匂いと味がする遺伝子を入れたらゆきぽが共食いをはじめる
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ゆきぽの元ネタの雪歩自身が嗜虐心をそそるキャラ付けだからね。
嗜虐したいんだけど、普通の生物ならやっぱり理性がブレーキになるところ、穴掘りという懲罰をあれる正当理由も持ってくれるなんて、本当にぷ虐のために生まれてきたといっても過言じゃないぷちだと思う。
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原作のさ数字を盛れば面白いって感覚どうにかしてほしい
電車で三時間かかる海って765プロはどこに存在しているんだ?
まさかわざわざ遠くの海に行ったのかね
電車代とバス代は会社かPの金だろうし
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我那覇くんのあふぅいじめはさすがだね
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盲導犬の事件を見てこう思った。
テレビ
「盲導犬が何者かによって切られる事件が発生。」
ピッ
P「・・・まさかとは思うが・・・・ゆきぽ?」
ゆきぽ「ぽぇ?」
P「お前・・犬に怪我させたか?」
ゆきぽ「ぽ!?・・・ぽぇぇぇー!!」ブンブン
P「でもお前この前服に血着いてたよな?お前何処も怪我してなかったのに」
ゆきぽ「ぽ・・・ぽぇぇぇ」
P「スコップ見せろ。それではっきりするだろ?」
ゆきぽ「ぽぇ!」
スコップ差し出し
P「・・・・・スコップに血が着いてる・・・犬の毛もついてる・・・・」
ゆきぽ「ぽ?」
ピッ
テレビつける
テレビ「警察では盲導犬に怪我をさせた犯人を」
P「ゆきぽ。お前この犬に怪我させたな?」
ゆきぽ「ぽぇ!」ウナズキ
P「なんてことしたんだー!!!北斗百裂拳!!」
ゆきぽ「ぶぎゃああああああああああああああああああああああああああー!!」
とかちー
しかしまじで盲導犬を怪我させた犯人は捕まってほしいです。
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>>921
俺も思った
犬好きだから許せん
そして犬を傷つけようとするゆきぽも許せん
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実際にゆきぽが、犬傷つけたら
あの程度じゃすまないと思う
おそらくスコップの突きの威力は牙突並みじゃないかと
両者とも壁破壊してるし
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あそこで響の犬を頃してたら響はゆきぽをどうしてただろうね
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ちひゃー「くっくっくぅ〜♪くっくくぅ!!くっ♪くぅくぅく!!くっくぅ〜!!くっくっくぅ〜♪くぅくぅくっくっくぅ〜んにゃ!!」
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なんくるないさぁ〜
で済ますハズはないと思うが、
俺の我那覇くんはやさしいからなぁ…
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まずその場にいたちびきがキレルと思う
「びぃぃええええええーーー!!」(いぬ美の敵ー!
(オロチ召喚
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しかしまぁ、なんでゆきぽはこんなにも嫌われるのだろう?
クラス1可愛い子を虐めたい心理とは全然違うし、
DQNすぎて引かれるタイプでもない
嫉妬されるような有能さとは程遠いし、
ここでディフォルメされてるレベルでゲスい訳でもない
だがヤツを包む全ての要素に俺の殺意は駆り立てられる
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>>928
なんであんなにムカつくんだろうね
あの気弱そうなタレ目、フリフリ揺れる大きな尻尾、沢庵をかじるときに少し突き出した上唇……
まぁ全部がムカつくよなやっぱ
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>>924
響は何もしない、仕方がなかったと悲しい笑顔をゆきぽに向けいつも通りに振舞おうとする
しかし、そんな響を見て心痛める者たち…
動物達はゆきぽを眼光鋭く睨み、ちびきは泣いてありとあらゆる怪獣を呼び出す
そんな中、貴音は音もなくゆきぽに近づき尻尾を掴みあげると、こう言った
「皆の者、狩りをしようじゃありませんか」
事務所を泣きながら飛び出していくゆきぽ。その後を怪獣、動物を引き連れ走る貴音
右手にはブラブラと揺れる度に血をまき散らす尻尾。そんな鬼気迫る光景の中で、貴音は嬉々とした表情でゆきぽを追い回すのだった
たかね
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たかねw
ぷちを可愛がる貴音が先陣切って虐待するのはいいね!
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貴音はゆきぽを尻尾掴んで持ち上げたり踏んで転ばすから
虐待する側が似合うかも
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虫とかを変な持ち方する奴とかいたよね
その持ち方だと脚とれるとか、貴音もそんな感覚で持ってると思う
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べろちょろを本物のカエルとすり替える遊び
うさちゃんを本物の(略
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品種改良されたグラボイズにゆきぽの巣を襲ってもらったらどうなるんだろう?
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原作初期の細いゆきぽってなんかやだ
ゆきぽはメッチャムカつくけどそれとは別のベクトルでなんか嫌だわ
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害獣タヌキモグラに自分達のテリトリーを侵されて、怪獣さん達がご立腹のようです
バラゴン「元祖地底怪獣の俺に勝てるもんか」
テレスドン「オイラもお手伝いしますよ!」
グドン「コレクッテモイイカナ?」
ゆきぽの集団って何匹くらいなんでしょうね?
レギオンや地球防衛軍の巨大生物みたく50匹程が巣穴からわらわらと這い出てきたりして…キモいな
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夜中にぷちどるの集団と会うとビビると思う
振り替えると、まっくらやみの中で輝く数十個の巨大な目玉…
そんで「ポエーナノクッウーマキョ」とか聴こえてきたらホラーだわ
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なんでぷちますの世界ってぷちにとってヌルいんだろうなー
一般人も普通に撫でてるけど、ラジオスタジオに穴掘った害獣なんて撫でられるんじゃなくてブン殴られて当然だろうに
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本当、仕事は遊びじゃないから業界の人に半殺しにされるか、事務所自体が出禁になる可能性があるよね
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夢落ちか、裏で水瀬財閥が動いているとか?
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ぷちどるの魅力にスタッフも許してしまうのだろうw
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ぷちどるをブチのめす魅力には初見から魅了されっぱなしだがなw
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やべぇゆきぽムカつきすぎてお腹痛くなってきた
ゆきぽが出てるコマを見ただけでこれだよww
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なんの病気だよw
ぷちますの世界ではぷちどる恐怖症みたいな病気があったりするのかな
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猫アレルギーみたいにぷちアレルギーは普通にありそうだな
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ぷちどるみたくなる病気はどうだろう
どれが一番嫌かな?
穴が掘りたくなるゆきぽ病
ひたすら寝て異性に発情するあふぅ病
どこでも歌いたくなり巨乳を威嚇するちひゃー病
見るも無惨なはるかさん病…
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ちひゃー病以外隔離されそうw
やよ病があったら執行人がお縄につきそうだ
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はるかさん病がシャレにならん…
おっさん「ヴぁ〜いww」
小便ジャー ポンポンポン!
おっさん1「ヴぁ〜いww」
おっさん2「がっがぁぁぁぁww」
おっさん3「ばーるがっがぁぁww」
夜
おっさん「アヒャヒャヒャヒャヒャww」ケタケタ
ガリガリ、ゴリィッ……
おっさん「アハハハハハハ、がっがぁぁぁぁww」グルングルン
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もしみうらさんがエボラやデング熱みたいな疫病にかかったら世界中に感染拡大しかねないなww
って笑い事じゃねえなマジでやばそうだ
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エボラは知らんがデングは人から人にはうつらないんじゃなかったか?
旅行者が蚊を持って帰ってきた所為だ
それに、熱帯産の蚊なら寒冷地で死に絶えるから問題ない
つまりみうらさんは無害
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病気や飢えであの害獣が弱っていくのは見てて楽しい
っつーわけで、真ん中のゆきぽ親子の続きをオナシャス!
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遂に来るかー!?真ん中のゆきぽ
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ssの投下スピード下がったね
夏休み終わったからかな
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丸々2話、無能ぶりを披露してるのになんで、ゆきぽは可愛がられてるんだ?(おつかい、ゆきぽの1日
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>>954
大学生とかはまだ夏休みじゃね?
まあ学校ごとに差があるだろうけど
それにそろそろこのスレも埋まるな
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無能だから可愛いんだ
しっかりもののちっちゃんは可愛がられてる描写少ないし
!
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途中で送っちゃった
P「お前ら可愛いなあ」ナデナデ
害獣共「ぽえ♪」「ナノー♪」「くっ♪」
ちっちゃん「もー…」ナンデアイツラバッカリ…
そしてそのストレスをぷ虐スレで晴らすちっちゃんであった…
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なんでゆきぽがムカつくかやっとわかった。
あいつはキノの旅にでてた「保護されて調子にのってるサル」と同じだったw
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ゆきぽ「………」ボー
ベビゆきぽAが死んだ次の日の朝。
ゆきぽは朝起きてからただただボーッとしていました。虚空を見つめるその瞳には生気が無く、段ボールの中に力なくペタンと座っています。
空腹によって思考能力が鈍っている…のではありません。
ゆきぽの頭の中は昨夜死んだベビゆきぽAのことで一杯でした。
苦しみに満ちた荒い呼吸や泣き声は鼓膜に残り、悲しみと絶望に染まった表情は目に焼きついています。
そしてベビゆきぽAが死んだその後のこと。
ゆきぽと残された赤ん坊2匹はその骸を食べたのです。
柔らかい頬を噛みちぎり、目玉をほじくり出し、肋骨の浮いた白い腹からは臓物を引きずりだしました。
ごめんね、ごめんね、と謝りながら、泣きながら。
愛しくて堪らなかった、しかし母親らしいことなんて一度たりともできなかった愛娘を咀嚼し、むしゃぶりついてくる残りのベビ達に口移しする作業は、ゆきぽの精神に甚大なダメージを与えたのでした。
ゆきぽ「…ぽ………」スッ
ベビゆきぽB「ポォー……ポォー……」zzz
ベビゆきぽC「プィ〜……プィ〜……」zzz
顔を横に向けると2匹に減ったベビゆきぽが寝ています。
口にはベビゆきぽAの血が付着していますが、それはゆきぽも同じ。
決して穏やかな寝顔ではありませんが、姉妹を食べることによってなんとかこの2匹は餓死を免れました。
産まれて初めて食べる食べ物(パンカスや乾いたご飯粒を食事とみなさなければ)が自らの姉妹になるとはこの2匹もゆきぽも思いもしなかったことでしょう。
ゆきぽ「………ぱぅ……」チラッ
寝息を立てる2匹の傍らには大きな頭蓋骨と何本もの骨が放置されています。ベビゆきぽAの慣れの果てです。
ベビゆきぽBとCが骨まで舐め尽くしたため、その表面は不気味にテカテカと光り、つい昨日まで生きていたなんて嘘のよう。
ゆきぽ「…!ぽ、ぅ…!」
ソレを見ていると吐き気と涙がこみ上げてきます。
肉の一欠片(痩せ細っていたため量は僅か)、血の一滴(殆ど何も食べなかったためなんだか薄く感じた)、更には脳みそ(皺はほぼ無く、頭蓋骨のデカさに比べ笑えるほど小さい)までも胃に収めましたが、酷い味と匂いだったのです。
ゆきぽ「…ぽぇ……」フラッ
ふらつきながらもゆきぽが立ち上がります。
どうやらこの骨を埋めるようです。
ゆきぽ達にどういった死者の概念やその弔い方があるのかはわかりませんが、少なくとも無残な亡骸を目に入れることが絶えられなかったのでしょう。
ゆきぽ「ぽっえ…ぽっえ…」ザク、ザク
ゆきぽは床に穴を掘ります。
既に掘ってある穴を活用すればいいというのに、わざわざ新しい穴を掘るのは穴を掘らずにはいられない害獣の性か、ただ単に頭が悪いからなのか。
ゆきぽ「ぽぇ…」
カラ、コロン……
ゆきぽ「…っ!ぽぇぇ!」ドシャドシャ!
低下した体力では穴一つ掘るのも一苦労ですが、なんとか穴を掘り終わったゆきぽ。
スコップで骨を入れると、耐えきれなくなったかのように急いで穴を埋めました。
ゆきぽ「…ぅっう…ぽえ、ぽえぇぇぇぇぇえ〜!ぽぴいぃぃぃぃぃっ!!; ;」
ゆきぽは穴を埋め終わると再びペタンと座り込み慟哭を上げ始めます。
ベビゆきぽB「…ぽ〜…ぽ〜…」ポロッ
ベビゆきぽC「…ぷ〜…ぷ〜…」ポロッ
まるで母親の泣き声と同調するかのように、寝ているはずのベビゆきぽ達の目尻から涙がこぼれます。
まぁこの涙はただ単に空腹と可愛がってもらえない悲しみについてのものでベビゆきぽAの死を悼んでのものではありませんでしたが…
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数時間後
そうして数時間泣き続けたゆきぽ。ベビゆきぽ達は昨夜始めてのお食事で夜更かししたためかまだ起きません。
いっそこのまま死んだ方がいいのでしょうが、寝息はしっかり立てています。
ゆきぽ「ひっく、ひっく…ぽうう…; ;」グスン
既に時計の針は12時を指していま
す。
事務所に来た当初のゆきぽにとっては楽しいご飯タイムでしたが、今は逆。
惨めさと空腹を再確認させられる苦しい時間です。
ゆきぽ「ぽぇ?」キョロキョロ
しかしこの日は少し違っていました。
いつもいるはずの人間の皆が一人もいないのです。Pもアイドルも律子も小鳥さんも、皆いません。残っているのはぷちどるだけ。
それもどういったわけか今日はいつもの事務所組だけではなくアイドルに飼われているぷちも勢ぞろい。
そのぷち達(ゆきぽを除く)は何をやっていたかというと、お昼ご飯を食べていました。12時なので当たり前ですね。
皆で仲良く小鳥さんあたりが買ってきたとおもわれるサンドイッチを食べています。
ゆきぽ「………ぽぇ!!」ピコン!
ゆきぽ「ぽえへ♪」スクッ
その様子を見ていたゆきぽが何かに気づきました。
先程まで泣いていた顔をニッコリ満面の笑みに変えて、立ち上がります。
ゆきぽ「ぽぇ、ぱう〜///」タッタッタ
そして頬を喜びに染めたまま、小走りに歩き出します。
向かうのはぷちどる達が集まっている場所。
厳密にはぷち達が食べているサンドイッチの所です。
(Pさん達がいないなら大丈夫。みんなが食べているんだからゆきぽとゆきぽの赤ちゃんも食べよう♪)
ゆきぽはP達がいないのをいいことに、サンドイッチを食べる気です。
もちろんサンドイッチはゆきぽ達のものではありませんし、食べる権利もありません。
しかしそこは自分に都合のいいように考えるゆきぽ脳。
P達さえいなければ大丈夫と考えているようです。
ゆきぽ「ぽえ、ぷぃ〜、ぱうぅ〜///」トッタットッタッ
(どのサンドイッチを食べようかな♪ハムのサンドイッチにしようかな、お野菜のサンドイッチも食べたいな♪それともゆきぽと赤ちゃんが頼めば全部のサンドイッチをもらえるかな♪)
さっきまでの落ち込み様が嘘のように、軽やかな足取りでゆきぽは進みます。
馬鹿なことを考えながら。
ちっちゃん「め〜」モグモグ
はるかさん「かっか!」ムシャムシャ
たかにゃ「しじょ、しじょ」モシャモシャ
ゆきぽの接近に気づいてないぷち達。皆食べることに夢中です。
ゆきぽ「ぷりゅう〜ぃ!」二ヘラ
(やっぱり全部ゆきぽと赤ちゃんが食べよう♪)
ゆきぽは図々しくも全てのサンドイッチをもらう気でいる模様。
ぷち達の前に着くと口元をだらしなく崩しています。
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ぴよぴよ「ぴっ!?」
いお「もっ!?」
ちびき「だ、だぞ!?」
ゆきぽ「ぽゅう〜///」スッ
ぷち達が招かれざる客に怪訝な顔をすると同時に、なんの断りもなく、さも当然といった風にゆきぽがサンドイッチが乗っている大皿を掴みました。
ゆきぽ「ぽえへへ♪」ニコニコ
略奪者は自分と赤ん坊がお腹いっぱいになる姿を想像しながら大皿を頭の上に乗せ、段ボールに向かおうとしますが……
ズッドン!!
ゆきぽ「ぼぎぁっ!!?」イタイ
何者かに殴られて吹っ飛ばされました。サンドイッチの乗った皿も宙を舞います。
ゆきぽ「ぱ、ぱうぅ…!?」サスサス
まこちー「まきょー!」
殴られた頬をさすりながらゆきぽが起き上がると、まこちーが立っていました。いえまこちーだけではありません。
ちっちゃん「めっ!」
ぴよぴよ「ぴ!」
たかにゃ「しじょっ!」
あふぅ「ナノー!」
ちびき「だっぞー!」
こあみ「とかー!」
こまみ「ちー!」
いお「キー!」
やよ「う?」
ちひゃー「くっ!」
みうらさん「あら〜」
はるかさん「ヴぁーい!」
ゆきぽ「ぽええ!?」パチクリ
そこにはゆきぽ以外のぷちが全匹立っていました。
一匹の間抜けを覗いて皆、ゆきぽに敵対心をむき出しにしています。
吹き飛ばされたサンドイッチはたかにゃがキャッチしていたため無事なようですが、皿は割れてしまいました。
ゆきぽ「ぽえ、ぷぃー!」オブオブ
(なにするの!そのサンドイッチはゆきぽのだよ、返してよ)
ちっちゃん「めっめ、もっもーも!もー!」
(これはおまえのサンドイッチじゃありません。私達のです。やるなんて一言も言っていません。それにPさん達もゆきぽに絶対やるなと言っていました)
ゆきぽ「ぽえぇぇぇーー!!??」ソンナ!
目を剥いて驚くゆきぽ。
ゆきぽ「ぷぃぃー!ぽぇぇー!!ぱうー!」オブオブ
(なんで、ひどいよ。お友達でしょ?ゆきぽお腹ペコペコなんだよ?)
両腕を振りながらゆきぽがかつての仲間達に歩み寄ります。サンドイッチをもらうようお願いしているのではありますん。
あくまでもサンドイッチが自分の物であるという考えは変えず、不当に奪われたそれを返すように鳴きながら。
ゆきぽのものではないというのに。
-
ちっちゃん「…めっ!めー!もっも!」
(…それと、もしゆきぽがサンドイッチを取ろうとして来たら全力で阻止するようにも言われました)
ちっちゃん「めっ!!」ビッ
(ぷち全員で!)
ちっちゃんが合図を出したその瞬間、ぷち達が動きだしました。
まこちー「ヤー!まきょ!」ドゴッ!ボゴッ!
ゆきぽ「ぼぎ、ぷぎゃあ!!」
あふぅ「ナノーー!!」ガブッ!
ちひゃー「シャーーッ!!」ガブッ
はるかさん「かっかー………ア…アハ、アハハハハハハハハハハ」ガリゴリ!
ゆきぽ「ぽえぇぇぇーー!ぷびゃあぁぁぁぁ!!」イタイヨー、ヤメテヨー
まこちーが平○直伝の風神拳と雷神拳を繰り出し、あふぅとちひゃーが噛みつきます。
更に笑っていたはるかさんが夜でもないのに突然暗黒化。
痛痒いどころではない力で噛み付いてきました。
ちっちゃん「めっ!」オネガイ
ぴよぴよ「ぴっ!」コクリ
みうらさん「あらあら〜」
パンッ シュンッ
ゆきぽが攻撃を受けている間にちっちゃんが新たな指示を出し、それを受けたぴよぴよがみうらさんとどこかにワープして行きました。
こあみ「とか!」ネコジャラシ
こまみ「ちー!」コチョコチョ
ちびき「あ…あ、が…」ムズムズ
そしてこちら。
こあみこまみがちびきの鼻を猫じゃらしでくすぐっています。
くしゃみをさせることで怪獣を呼び、ゆきぽを攻撃させるつもりです。
ゆきぽ「びぃぃぃ…!ぽ、ぽぽ!?」
それを見てゆきぽが焦ります。
ちびきの召喚する怪獣はどれも高い戦闘能力をもっており、気弱なゆきぽも恐ろしくてたまりません。
ゆきぽ「ぽぎ……ぽえぇぇーーっ!!」バシ、グイッ
ちひゃー「くくっ!?」
あふぅ「ナ、ナノォ!?」
まこちー「まきょ!?」
ちっちゃん「め!?」
はるかさん「アハハハハハハハハハ、アハハハハハハハ」ガブガブ
これはまずいと思ったのかゆきぽが力を振り絞ってあふぅとちひゃーを弾き飛ばしました。
空腹によって体力が低下しているにも関わらず凄い力です。
生命の危機に瀕した生物が見せる火事場の馬鹿力なのか、何が何でもサンドイッチが欲しいために発揮された力なのか…
ともかくこれにはまこちーやちっちゃんもびっくり。はるかさんは離れませんでしたが。
-
ゆきぽ「ぽえ!ぷいぃぃぃーーっ!!」ヤメテー
ちびき「だ、だぞ!?」
ブン、ドカッバキッゴンッ!!
ちびき「あんまよーー!!」
こあみ「とかぁぁぁー!」
やよ「うびゃあぁぁーー!!」
はるかさんを引きずりながら、今にもくしゃみをしようとしているちびきの元に向かったゆきぽ。
勢いをつけて思い切りスコップを横薙ぎに降りました。
吹き飛ばされ、壁に叩きつけられたちびきとこあみ。こまみは辛うじてよけたようですが、状況を理解せずに座っていたアホが巻き添えをくらった模様。
ちびき「…だ…ぞ…」ピクピク タラー…
こあみ「にー…ちゃ…」ピクピク
やよ「う…う…」ピクピク
三匹とも気絶してしまいました。
特にちびきは打ち所が悪かったらしく、僅かですが頭から血を流しています。
ゆきぽは手加減など出来ませんし、するつもりもないようです。
こまみ「ちぃぃぃぃ!!」バキッ
ゆきぽ「ぷぱっ!」
ゆきぽ「ぱうう、ぽえぇぇ〜ん!」ブンッ
激怒したこまみがおもちゃのバットで殴りかかります。
頬に打撃を受けながらゆきぽもなんでこんな酷いことするの?と泣きながらもスコップを振るいます。
悪いのはゆきぽのはずですが、当のゆきぽは悲劇のヒロインになったつもりのようです。
さぁ、こまみにスコップが襲いかかります。
ガキン!!
ゆきぽ「ぷい!?」
たかにゃ「しじょ!」
しかしスコップがこまみに直撃する直前、いおとともに遠距離攻撃の準備をしていたたかにゃが駆けつけました。紙手裏剣でゆきぽのスコップ攻撃をいなし、そのまま弾き飛ばしました。
いお「キー!」ミョンミョン…
カッッ!!
ボジュウゥゥゥゥ………!ボトッ
ゆきぽ「ぽあぁぁぁぁーーー!?」
弾き飛ばされたスコップは宙を舞います。そこに放たれたのはいおの最大火力一点集中ビーム。
謎の物質で作られた強力なゆきぽのスコップもこれには耐えられず、一瞬で炭化し、焦げた匂いを撒き散らしながら黒い塊となって床に落ちました。
ゆきぽ「ぽええーーーっ!!ぱぅぅぅ〜!!; ;」ユキポノスコップ!
大切なスコップを破壊されたゆきぽが悲鳴をあげます。
-
まこちー「まきょーー!ヤーー!」ボコ!バキッ!
ちっちゃん「めっ!めっ!」バシッバシッ!
こまみ「ちっちっちーー!」ベシッベシッ!
ゆきぽ「ぼぱっ!ぶぎゅう!ぱう、ぱうぅぅーー!」
あふぅ「ナノーー!」ガブリ!
ちひゃー「シャァーー!」ガブリ!
はるかさん2「アハハハハハハハハハ!」ガブッ
はるかさん3「アハハハハハハハハハ!」ガブッ
ゆきぽ「ぽぎぎ、ぽぎゃあぁぁ!ぽえぇぇーーんっ!きゅうう!」イタイイタイ!
嘆いている暇はありません。
ゆきぽの顔面や腹に再びまこちーの拳が襲いかかり、ちっちゃんのハリセンとこまみのおもちゃバットもゆきぽを打ち据えます。
さらに先程振るい飛ばされたあふぅとちひゃー、それにくわえてはるかさんの分裂体もゆきぽの柔らかな身体に歯を突き立ててきます。
たかにゃといおは気絶した三匹の救援に向かったようです。
一撃必殺の技を持つこの二匹が来なかっただけでもゆきぽにとっては幸いと言えるでしょう。
そんなこと今のゆきぽには考える余裕もありませんが…
ゆきぽ「ぴ、ぴいぃぃぃぃ!ぶぎゃ、っあぁぁぁぁー!ぽえぇぇぇーーーっ!!; ;」イタイヨー
かつての仲間であり、ゆきぽ自身は今でも友達だと思っていた他のぷちからの猛攻。
身体も心も痛くて痛くてたまりません。
何匹ものぷちに押さえつけられたゆきぽは身動きもできずにただ泣き叫んでいました。
スッ
ゆきぽ「ぽえぇぇぇーん!!ぽえぇぇ…ぇ、え?」
不意に打撃と噛みつき攻撃の嵐が収まりました。
うつ伏せで押さえつけられていたゆきぽが痛みを堪えながら後ろを振り向こうとした次の瞬間
ボギッッ!!
ゆきぽ「ぶ、ぎゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!ぽあぎぃぃぃぃぃぃぃっ!!!」
ゆきぽの丸っこくて短い足が誰かに踏み潰され、骨がへし折られました。
これまでとは比べものにならないほどの絶叫が765プロの事務所にこだまします。
P「……」
ゆきぽの足を踏み潰したのはPでした。肩にはぴよぴよとみうらさんが乗っています。
先程みうらさんが向かったのはPの所。
緊急事態だと伝え、一緒にワープして戻ってきたのです。
三匹のぷちが気絶し、床には割れた皿が四散したこの惨状。
Pの怒りは爆発寸前です。
P「……ちびきの分と、こあみの分と、やよの分と……皿の分だな。今のはサンドイッチを奪おうとした罰だから4回か。さて……」
ゆきぽ「ぽああ、ぽぅうぅあぁぁぁ……っ!!」
Pがブツブツと何かをつぶやきながらゆきぽに手を伸ばしますが、痛みに震えているゆきぽはそれに気づきません。
-
P「おい、害獣」
ゆきぽ「ぽぎぎ…ぷぐぐぐ…!ぽえ、ぇぇ…!?」
P「今からお前を4回殴る。俺達を攻撃した罰と物を壊した罰だ。いくぞ」スッ
ゆきぽ「ぽ、ぽびゃあ!!ぷやあああ!!!」イヤイヤ!
P「一発目」
メリイッ!!
ゆきぽ「ぶびぃいぃぃっっ!!!ぽいぃぃぃぃぃーーっ!!!」
P「二発目!」
ドムンッッ!!
ゆきぽ「ぼっぶあぁぁ!!!ゲホッ、ゴホホッ!ぷあっ、ぷあぁぁーーんっ!!」
P「三発目!!」
ガヅッッ!!
ゆきぽ「ぎいぃぃっ!!いぃぃぃぃっ!!ぱうぅ、ぱうーーーー!!」
一発目を尻尾に、二発目を腹に、三発目を頭に打ち込むP。
手加減など全くしていない殺意の籠った拳です。
固く硬く拳を握り、まるで憎しみを刷り込むかの如く泣いて嫌がるゆきぽを殴っていきます。
殴るたびに顔を歪め、激痛に叫ぶゆきぽ。
残すところあと一発です。
P「あと一発か…やっぱり最後は……」
ゆきぽ「ぽあ…あぁぁ……!」
P「四発目!!!」
ゴギィンッッ!!
ゆきぽ「ぼが、ぎゃあああ!!!」
ゆきぽ「あぁ…ぼ…ぶぎ…ぎ……」ピクピク
最後は顔面。
Pの渾身の下段突きを受けたゆきぽは気絶してしまいました。
あふぅやちひゃー、はるかさんに噛まれた場所は血が滲み、まこちー達に殴られた場所は内出血で青痣ができています。
Pに折られた左足は赤黒く膨らみ、茶色いおかっぱ頭にはいくつものたんこぶ。腹を殴られたときに吐き出した少し血の混じった胃液と、顔面を殴られて出した鼻血が可愛かった顔を汚します。
いえ、可愛くなどありません。元々こんな顔だったかもしれませんね。
P「ふぅ…手当てと片付けをしなくちゃな。ちびきと、こあみと……やよは……まぁ別にあいつは大丈夫だな。お前らはサンドイッチ食べてていいぞ。まだ他の皆が来るまで時間あるからな」
ブンッ
ゆきぽ「…ぽ……ぽ…」ドシャッ!
Pは息を整えながらゆきぽを段ボールに投げ込みました。
気絶した害獣は見事に段ボールに収まります。
ベビゆきぽB「ポキューー!パウー!; ;」オカアサーン
ベビゆきぽC「プュ〜!ポェェ〜ン!; ;」オカアサーン
段ボールにいたベビゆきぽ二匹が痙攣している母親にすがりつきます。
実はこのベビゆきぽBとC、ゆきぽが叩きのめされる様子を震えながら見ていました。
サンドイッチを取り上げらたときにゆきぽがあげた悲鳴で目を覚ましたのです。
ベビゆきぽB「ハゥゥ……ゥゥ…; ;」ポロポロ
ぷち達、そしてつい先日まで可愛がってもらおうと思っていた人間であるPに母親が痛めつけられる様を見せつけられたベビゆきぽ達。
ショックだったでしょう。悲しかったでしょう。怖かったでしょう。そして何より訳がわからなかったでしょう。
なぜ大好きな母親がこんな目にあわなければならないのかが。
ベビゆきぽC「ヒック…ポエェェ…; ;」ヒシッ
その原因を作ったのは他ならぬゆきぽです。今この二匹が抱きついている母親なのです。
ゆきぽ「…」ピクピク
ベビゆきぽ「「ポエェ〜ン、プエェェ〜ン; ;」」
しかしこの二匹がそれを知ることはありえません。
当のゆきぽさえ自分が悪いと微塵も思っていないのだから当然ですね。
母親の害獣は気絶したまま痙攣し、子供の害獣はその痙攣に合わせて身体を震わせながら泣き続けました。
-
数時間後
ゆきぽ「……ぽ……ぇ…?」モゾモゾ
丸々7時間程経ってゆきぽが目覚めました。
最悪の目覚めでしょう。
ゆきぽ「ぽうう…ぷうぃぃ…!」イタイヨー
殴られた傷に噛まれた傷。
特に骨を折られた左足は酷い痛みです。
空腹は相変わらずで全身ボロボロ。
よく死にませんね。
ただ実際には以前、Pの頭を偉いね、良い子だね、と撫でたときにもっと酷い目にあっていますが、そのときでさえ生きていたゆきぽ。
この程度ではまだ死なないでしょう。
ベビゆきぽB「ポェ〜…; ;」
ベビゆきぽC「ポュ…; ;」
ゆきぽ「ぽえ…」ナデナデ
ベビゆきぽがゆきぽに抱きついて泣いています。
昨夜ベビゆきぽAを食べたとはいえ、それは微々たる量。
それに今日はまだ何も食べていません。
ただ涙を出しただけ。
母親程ではありませんが、ベビ二匹もぐったりとしています。
フワッ
ゆきぽ「ぷぃ…?」クンクン
覚醒したばかりのゆきぽの鼻にどこからともなく芳しい匂いが入ってきました。
ペコペコのお腹を強烈に刺激する匂い。食べ物の香りです。
ゆきぽ「ぽえ…」キュルルルル…
ベビゆきぽB「ポキュ〜」キュルル…
ベビゆきぽC「ハゥ…」キュゥゥ…
ゆきぽとベビゆきぽのお腹が鳴ります。
一体どこからこの匂いは漂って来るのでしょう?
ゆきぽ「ぽ?」
ワイワイ、ガヤガヤ
段ボールから顔を出して辺りを見てみると、事務所の皆がいました。
アイドル、P、律子、小鳥さん、ぷち達。
ゆきぽ達以外の全員が集まり、豪華な料理を食べながら楽しそうに談笑しています。
何かのパーティーをしているようです。
料理のなかには甘くて美味しそうなケーキも見えます。
ゆきぽ「ぱうぅ…?」キョトン
(なんだろう?誰かのお誕生日かな?それとも、ゆきぽ達に謝ろうと思ったのかな。あの美味しそうなご飯も、もしかしてゆきぽ達の物なのかな)
ゆきぽは自分の口元に手を当てて考えます。
ゆきぽ「ぽえ、ぽー」
ゆきぽが皆に向かって鳴き声をあげます。少し期待を込めて。
自分が起きたということを知って欲しいのです。
自分とベビに謝るつもりならば、皆がここに来て、自分達を抱き上げて食べ物の所に連れて行ってくれると思ったから。
-
P「あんなこともあったなー……」
春香「そういえばあのときプロデューサーさん…」
千早「そ、そんなことあったんですか……」
真美「おー!たかにゃ、いい食いっぷりだねー……」
たかにゃ「しじょっ!」モシャモシャ
ガヤガヤ、ワイワイ、キャッキャッ
ゆきぽ「ぽぅ……」ショボン
駆け寄ってくるどころか誰も見向きもしません。
早くもゆきぽの淡い期待は打ち砕かれてしまいました。
ゆきぽ「ぽぽ、ぷぃ」ダキ、ダキ
ベビゆきぽB「プー…プー」オナカスイタヨー
ベビゆきぽC「ハゥ〜…」ヒモジイヨー
ゆきぽ「ぽえ〜…」
しかし、食べ物が目と鼻の先にあることに変わりはありません。
お腹が空いたと鳴く娘二匹をそれぞれ右腕と左腕で抱き、ゆきぽは皆の所へ向かいます。
ズキンッ!
ゆきぽ「ぷきっ!!ぅぅ……ぽええ…!」ズリ、ズリ…
骨を折られた左足が鋭く痛みます。
でもゆきぽは止まりません。
痛みよりも何よりも、今はお腹が空いて空いて仕方がないのです。
痛む足を引きずりながら、ノロノロと進みます。
ゆきぽ「ぽうぅ…!」イタイ…
ベビゆきぽ「「パゥ〜、プゥ〜…」」オナカスイタヨー
何分もかけてようやくゆきぽが皆のところにつきました。
ベビゆきぽが食べ物をヨダレを垂らしながら見つめます。
春香「ほら、これ私が作ったんだよ!」
千早「流石春香ね。とっても美味しいわ」モグモグ
ゆきぽ「ぽー…」ジッ
ベビゆきぽ「「キュゥゥ〜…」」ジッ
ゆきぽが春香と千早、の足元に来ました。
横から覗き込むようにゆきぽが二人を見つめ、ベビゆきぽも同様にします。
流石にもう足元にひっついたり、やかましく鳴いて食べ物は要求しませんが、自分達はここにいるよ、お腹空いたな、というアピールはするようです。
春香「今度千早ちゃんにもレシピ教えてあげるね!」
千早「私に作れるかしら…」
ゆきぽ「ぱぅ……」ショボン
ベビゆきぽ「「ピエェェ…; ;」」ウルウル
無視されました。
ゆきぽ親子の顔が悲しみに染まります。
-
伊織「ここともお別れね…」
やよい「うっうー…ちょっと寂しいですね…」
ゆきぽ「ぽえ〜…」ジー
ベビゆきぽ「「プゥ〜、プィ〜…」」ジー
今度は伊織とやよいの足元にやって来ました。
上目遣いで下から見上げるように二人を見つめる三匹。
伊織「ま、どこであろうとトップアイドルになってやるわ!ね、やよい?」
やよい「もちろんですよー!」
ゆきぽ「ぽえぅぅ…」ショボン
ベビゆきぽ「「ヒウゥゥ〜…; ;」」ポロポロ
無視されました。
ゆきぽは落胆し、ベビゆきぽは泣き出しました。
あずさ「うふふ、ワイン美味しいわ〜」
亜美「あ、あずさおねえちゃん、大丈夫…?」
真美「もう四本も飲んでるよ→…」
ゆきぽ「ぽぇー、ぽぇー……」ウルウル
ベビゆきぽ「「ヒック、ゥゥ〜…ポェ〜……; ;」」ポロポロ
お次はあずささんと亜美真美のところにやって来ました。
ゆきぽは大きな目に涙を一杯に溜め、ベビゆきぽは泣きながら三人を見つめます。
(お腹空いたな、ご飯欲しいな。美味しそうだな、誰かゆきぽ達にくれないかな)
そんな風に鳴きながら、誰かがくれることを期待して。
あずさ「うふふ、うふふふ〜。2人も飲まない〜?」
亜美「う、うわ、マジでやばいっしょー…」
真美「にーちゃんよんでこよ」
ゆきぽ「ぽぇぇ…ぇぇ…うう…ぅぅぅ……; ;」シクシク
ベビゆきぽ「「ハゥ〜、ハゥゥ〜!; ;」」オナカスイタヨー、ヒモジイヨー!
無視されました。
この後、真、雪歩、美希、P、律子、小鳥さんのところにも同様に向かい、涙を流しながらその顔をジッと見つめました。
そして全て無視されました。
ゆきぽ「ぽぇ〜ん…ぽぇ〜ん、ぐす…; ;」ポロポロ
ベビゆきぽ「「プアァ〜ン、ェェ〜ン……; ;」」ポロポロ
さぁ、皆はデザートのケーキを食べています。
甘くて美味しいケーキ。
どうやらこれはアイドル達が協力して作った物のようです。
ケーキの真ん中には
『765プロ事務所移転記念!』
とチョコレートソースで書かれています。
小鳥さんがそのケーキを配っている間、ゆきぽ親子は泣き続けます。
皆がケーキを幸せそうに受け取る足元で、場違いな泣き声をあげる薄汚く痩せこけた生物。
ゆきぽ「ぇぐ…ぅ…ひっく、ぽえぇ…!」ズリズリ
頬を濡らしながら向かうのはまだ行っていない響と貴音のところ。
結果は見え見えですが、ゆきぽは諦め切れません。
ゆきぽ「ぱぅー、ぱうぅーー!」ジッ
ベビゆきぽ「「ポキュイィィ、プィーー!」」アマイノホシイヨー
春香と千早の足元に行ったときには小さく声を上げるだけでしたが、その声は段々と大きくなり、響と貴音にかける声は甲高い悲痛な叫びとなっていました。
-
するとどうでしょう、ケーキを受け取った響が振り返ったではありませんか!
響「ほら、自分のをちょっと分けてあげるぞー!」ニコ
響は朗らかに笑いながら歩いて来ます。
ゆきぽ「ぽ、ぽえぇぇ……!」パアァァ
ベビゆきぽ「「プゥ〜、ポュ〜!」」アマイノ、アマイノ
ゆきぽ達の顔がクシャクシャの泣き顔から一気に明るくなりました。
涙と鼻水とヨダレでグシャグシャではありましたが、やっと食べ物が食べられる、と嬉しそうに微笑みます。
ゆきぽ「ぽえ、ぽへ……///」ズリズリ
ベビゆきぽ「「プピピィ〜///」」アマイノ、ユキポノアマイノ
ゆきぽも響に歩み寄ります。
左足を引きずりながら。
ベビゆきぽ達は今までで一番嬉しそうな顔で、響の持っているケーキに手を伸ばします。
(早く食べたい、甘いの食べたい、食べさせて)
そう思って、自分達の物だと思って、小さな小さな手を伸ばします。涙まで流しながら。
馬鹿ですね。
響「お前じゃない」スッ
ゆきぽ「ぽへ、へ…………ぇ?」
ベビゆきぽ「「パ、ウ…???」」
ゆきぽのケーキなど、どこにもないというのに。
響「ほらちびき、たべるさー!」
ちびき「だ、だぞ…」フラフラ
響が声を掛けたのはちびきです。
ゆきぽに殴られて血を流し、今は包帯を頭に巻いてソファーで横になっていたちびきです。
決して、決して、糞害獣親子などにではありません。
ゆきぽ「ぱ、ぱぅ…ぷぃー」オズオズ
響「やっぱりまだ気分悪いのか?ちゃんと食べないと怪我治らないさー」
ベビゆきぽB「キュイィ、キュウゥー…; ;」ウルウル
響「しょうがないなー。じゃあラップに包んで持って帰るから明日たべるんだぞ!せっかく皆で作ったんだからな!」
ベビゆきぽC「ポェ〜…プゥ〜…; ;」ポロポロ
ゆきぽとベビゆきぽが響の背中に声をかけます。すがりつくような顔で、信じたくないといった今にも泣きそうな顔で。
いや、ベビゆきぽ二匹は既に泣いていましたか。
-
響「……うるさいなぁ……」ギロ
ゆきぽ「ぽひっ……ぽ、ぽぉー…」
響「は?お前にやるわけないじゃないか。まさか貰えるとでも思ったのか?馬鹿だなー」
ゆきぽ「ぷえぇ…ぷえぇぇ〜ん、ぽえぇぇ〜ん; ;」ポロポロ
響「ちびきを傷つけた害獣に、何かやることなんてありえないぞ。お前には前、いぬ美も大怪我させられてるし、埃でも食べてるのがお似合いさー」
ベビゆきぽ「「ポュエェェ……ピイィィ〜ン、ヒゥゥ……; ;」」
結局、ゆきぽ親子は何一つ貰えませんでした。
皆がケーキを食べている間、足元でシクシク泣いただけ。
パーティーはこれで終わりましたが、料理の残りもありません。
余った料理はPとやよいと響と貴音が持って帰り、僅かな食べ物のカケラが付着した紙皿などもゴミ袋に入れられて持って行かれました。
ゴミを漁ろうとしていたゆきぽが落胆したのは言うまでもありません。
しかし、一つだけゆきぽにとって良いことがありました。
小鳥「じゃあこの沢庵、ここに置いときますね」コト
P「はい、お願いします。明日の朝、俺が回収しますんで」
どういうわけか、紙皿に乗せられた三枚の沢庵を小鳥さんが置いたのです。床に。
ゆきぽ「ぽえ!?ぽ、ぽえ…!」ピタ
それを見たゆきぽがすぐさま皿に駆け寄ろうとしますが、すぐに止まりました。
今ここで食べようものなら、自分も赤ん坊もPや小鳥さんに酷い目に合わされると思ったのです。
数日前のゆきぽならばそんなことは思わなかったでしょうが、ここ最近受けてきた扱い、特に今日、昼間Pに殴られた身体中の傷の痛みがそう思わせたのです。
ゆきぽ「ぽえ…!」グッ
だからゆきぽは待つことにしました。
皆がいなくなる夜まで。
事務所組のぴよぴよやあふぅなども、数日前から夜はいなくなっていましたからね。
一体どこにいったんだろう?なんでことを考える余裕は今のゆきぽにありません。
ゆきぽ「ぽう…!」ダラダラ
ベビゆきぽB「ポュ〜、ュエ〜…; ;」
ベビゆきぽC「パゥ……; ;」
ヨダレを垂らしながら沢庵を凝視して皆がいなくなるのを待ちます。
ベビゆきぽがグッタリと横になったなったまま催促の声をあげますが、待ちます。
誰も事務所にいなくなってから沢庵が無くなれば、ゆきぽ達が食べたことになりますし、ここには監視カメラもあるはずなので必ずバレますがそれでも待ちます。
そして、皆が帰りました。
-
ゆきぽ「ぽえへへ…♪」ズリズリ
非常灯の明かりだけが照らす中、ゆきぽは早速沢庵に向かって行きます。
夢にまでみた沢庵。
何日もまともな食べ物にありついていないゆきぽにとってはとんでもないご馳走です。
さぁ沢庵の前に来ました。紙皿を持ち上げます。
ゆきぽ「ぽ…」キョロキョロ
辺りを警戒するゆきぽ。Pがここで戻ってきたら一巻の終わりですからね。
ゆきぽ「ぽぇ〜///」ズリズリ!
いないことを確認すると、嬉しそうに笑いながら子供達の待つ段ボールに向かいます。
引きずってはいますが、折られた左足の痛みも今は感じません。
ゆきぽ「ぽえっ!ぷぷぅ〜い!」
(ほら、美味しい美味しい沢庵だよ!さぁ、たんとお食べ)
まるで自分が手に入れたかのような物言い。ゆきぽの物ではないのですが、母親としてのプライドがそうさせるのでしょうか?
ベビゆきぽB「プュイ〜!」タベモノダ!
ベビゆきぽBがハイハイで寄って来ます。口にはヨダレ。目には涙さえ浮かべています。
ベビゆきぽB「ハムッ!ハムッ!」カリ、コリ
ベビゆきぽB「ポェ、ポェ……」シャクシャク、ゴクリ
ベビゆきぽ「ポュウゥ〜///」ニコッ
沢庵を受け取ると夢中でむしゃぶりつき、小さな口で噛みます。
歯が生えていないうえに噛む力の弱いベビゆきぽ。
昨夜ベビゆきぽAを食べたときは肉を噛みちぎることが出来なかったのですが、沢庵はギリギリ噛めたようです。
自分の頭程もあるそれを少し齧り、咀嚼して飲み込むと至福の表情で笑います。
(美味しい、美味しい///)
ようやくありついた食べ物らしい食べ物。食いカスと死んだ姉妹だけしか食べてこなかったのですから、その喜びは天にも登る程でしょう。
ゆきぽ「ぽえぇ///……ぽ?」
そういえばベビゆきぽCはどうしたのでしょう?
ベビゆきぽBはすぐやって来たというのに、沢庵を食べに来ません。
ベビゆきぽC「キュ〜…; ;」
ベビゆきぽCは横たわったまま泣いていました。
もう起き上がる体力も無い様子。
ベビゆきぽC「パゥー…; ;」オブオブ
(ゆきぽも食べたいよ、お母さん、食べさせて)
ゆきぽ「ぷいぃ///」ニコッ
(甘えん坊さんだな///今食べさせてあげるからね)
ベビゆきぽCはゆきぽに食べさせて、と泣きます。
-
ゆきぽがそれに優しく微笑みながら応え、沢庵の一切れをベビゆきぽCに食べさせようとしたその時
ベビゆきぽB「ポキキュアァァァァァァァァアアアアアァァァァァァァッッ!!!」バタバタ!!
ゆきぽ「ぽえっ!!?」
沢庵をカリコリ食べていたベビゆきぽBが突然、絹を裂くような声で叫びました。
ベビゆきぽB「プキキ、キキ!!アァァ!!アッアッアッ!!ポゥアァァァァァァァァアッッ!!」ガンガン
ゆきぽ「ぽえぇ!?ぱうー!!」
(どうしたの、赤ちゃん!!)
凄まじい叫び声です。
弱っていたベビゆきぽにこれ程の声が出せるのか、というくらい大きく苦しみに満ちた絶叫。
べビゆきぽ「ポエェェェェェェェエェェエ!!パアアプゥウウウゥウウウウ!!!ィィィィィィィ!!!」ガンガン
さらに小さな身体に不釣り合いな大きな頭をベビゆきぽBは段ボールの底に叩きつけます。
こうすれば身体中を駆け巡る激痛が緩和されるとでもいうように。何度も何度も、叫びながら。
ゆきぽが駆け寄りますが、それでもベビゆきぽBはのたうちまわります。
ベビゆきぽB「キュイィィィィィッ!!ポキャアァァ、ァァ、ァ…ァ…ァ……」ピクピク
ゆきぽ「ぽえっ!?ぽー!ぽぉーーっ!!」
ベビゆきぽB「…」パタリ
ゆきぽ「ぽえーーー!!ぽえぇぇぇぇーーーーっ!!!」
一しきり絶叫したベビゆきぽBは少し痙攣すると、ピクリとも動かなくなりました。
ピンと伸ばされた手足、苦しみに歪んだ表情。口からは咀嚼途中の沢庵がコロリと落ちます。
さっきまで幸せそうに笑っていたことが嘘のよう。
ゆきぽ「ぷあぁぁぁぁぁぁ!!!ぽやあぁぁーーーっ!!!」
ベビゆきぽB「…」
ゆきぽがいくら呼びかけてもベビゆきぽBは動きません。
沢庵には毒が仕込まれていたようです。
ゆきぽもようやくそれに気付いたようですが、一歩遅かったですね。
あれ程不自然に置かれた沢庵が何も無いはずが無いというのに。
ゆきぽ「ぽえぇぇぇぇーーーん!!ぷびいぃぃぃぃぃぃぃ!!!」
動かなくなった我が子の傍で慟哭をあげるゆきぽ。
昨夜と同じような光景です。
と、なればこの後の展開も同じですね。
ベビゆきぽC「パゥ〜……; ;」
横になったままのベビゆきぽCがか細い声で鳴いています。
お腹が空いた、と。
ゆきぽ「ひっく…ぅぅぅ、ぽうぅぅ…………ぽえ……」チラ
ゆきぽが沢庵を見ます。
とてもとても美味しそうですが、毒が入っています。
ゆきぽがベビゆきぽBをみます。
毒は身体の中にあるかもしれませんが、少しなら大丈夫かもしれません。
食べても、大丈夫かもしれません。
-
ゆきぽ「ぽええっ!ぷいぃ…!」ギュッ
昨日と同じようにゆきぽが動かなくなったベビゆきぽBを抱きしめます。
身体はまだ温かいまま。
ゆきぽ「…ぅぅ」カプ、グチッ
ベビゆきぽB「…」ビクッ
そして、ゆきぽがベビゆきぽの身体で一番柔らかい頬に噛みつきます。
柔らかな肉を噛みちぎると血が溢れますが、もうそれも二度目です。
肉を食い千切られた際、ベビゆきぽBが僅かに痙攣しました。
まだ死んで間も無いからでしょうか?
ゴリ、グチャ…ビリッ…クチャクチャ…
こうしてベビゆきぽAに続き、ベビゆきぽBもゆきぽとベビゆきぽCの腹に収まりました。
次の日の朝
ゆきぽ「………」ボー
ベビゆきぽBが死んだ次の朝。
二日連続で同じようにゆきぽはボーっと虚空を見つめます。
もちろん頭の中はベビゆきぽBのことで一杯です。
ガチャ
P「…」
ゆきぽ「ぽ…」
ドアが空き、Pが入ってきました。
今日は他に誰もいません。
人間も、ぷちも、皆いませんでした。
ゆきぽ「…」ボー
P「やっぱり取りやがったか……ん?」
Pは呆れたように言うと、段ボールのほうにやって来ました。沢庵は段ボールの横に昨日のまま置いてあります。三枚のうちの一枚が、少しだけ食べられていました。
ゆきぽ「ぽ……………ぉぉおえぇぇぇぇぇえぇぇぇぇぇっ!!!」
呆けていたゆきぽがPの姿を認識するやいなや叫び声をあげて飛びかかって来ました。
-
P「おっと…」ヒョイ
ゆきぽ「ぷびゃ!!…ぽえぇぇぇぇぇぇぇっ!!」
P「はぁ……正当防衛、正当防衛」グシャ
ゆきぽ「ぽぐっ!!ぷぃー!ぷいぃーー!」ベタッ
一度躱されても諦めずに飛びかかるゆきぽ。Pが憎くて憎くてしょうがないようです。
Pはそれを冷めた目でみながら、ゆきぽの頭を踏みつけました。
ゆきぽは頭を床とPの靴底に挟まれたため、身動きできません。
ゆきぽ「ぽおぉーー!!ぷいぃーー!!」
(よくもゆきぽの可愛い赤ちゃんを!許さない!絶対に許さないり!)
P「あ?何怒ってんだよ。俺達が用意した沢庵を勝手に食ったのはお前らだろ?俺達は一言もやるなんて言ってないぞ」
ゆきぽ「ぽぉえぇぇーーー!!!」
P「勝手に食ったからにはお仕置きをしないとな。不当に物を奪われたんだから」
ゆきぽ「ぽぉえ……!??ひぃぃ……!!!」
ゆきぽの脳裏に昨日味合わされた苦しみが蘇ります。
P「だが、お仕置きの前に二つ話さなきゃならないことがあるな。なぁ、ゆきぽ。沢庵を食った赤ん坊はどうしたんだ?もう一匹いただろ?見たところ少ししか齧られてないし、そいつが食ったんだろ?」
ゆきぽ「ぽぐぐぅ……!ぽえーー!!」
ベビゆきぽBを思い出したのか、再び叫ぶゆきぽ。
P「…あそこに骨があるが……もしかして食ったのか?自分の子供を」
ゆきぽ「ぱ、うぅ………」
今度は押し黙るゆきぽ。Pが話続けます。
P「…あのな、ゆきぽ。お前はあの沢庵に入っていた毒でガキが死んだと思っているようだが……それは間違いだ」
ゆきぽ「……ぽぇ?」
Pに踏まれたまま意味がわからないといった顔をするゆきぽ。
Pは静かに言いました。
P「あの沢庵に塗られていた毒はな…………痺れ薬なんだよ」
ゆきぽ「……?……?……?」
ゆきぽがポカンと口を開けます。鳴き声も出しません。
-
P「あの沢庵に使った薬は小鳥さんが開発したものだ。もとは力の強いお前や素早いあふぅを止めるために作った麻酔薬だったんだが、使うことはなかったんだよ。なにせ薬が身体に回ったあと、凄まじい激痛を味わってからでないと効果の出ない麻酔だったんでな。失敗作さ」
ゆきぽ「……」
P「一度体内に入ればすぐに効くし、薬自体も体内ですぐ分解される。しかも全身麻酔のくせに意識ははっきりとあるんだよ。痺れてる時間はあの沢庵一個分で数時間だっけかな?まぁ摂取したやつの身体の大きさや個体差はあるだろうが……お前の子供が食った量から考えると、数十分でまた動くようになったと思うぞ。多分だけどな」
ゆきぽ「………」
P「凄い痛みらしいから、多少心身にダメージはあるらしいが、効果が切れれば問題なく動けるらしいぞ…………なぁ、この意味わかるか?」
ゆきぽ「…………」プルプル
Pが静かに問いかけます。
ゆきぽは小刻みに震えながら真っ青になっています。
P「お前は、自分の子供を生きたまま食ったんだよ」
ゆきぽ「……ぽ……ぽ……ぽぎゃあああぁぁぁぁぁぁあぁぁ!!あぁああぁぁぁぁあああぁぁぁぁぁ!!」
昨日のベビゆきぽBの絶叫より遥かに大きな叫びをゆきぽがあげました。
P「心臓の鼓動も呼吸も小さくなるがしていたはずだぞ。気づかなかったのか?……つーか動かなくなってすぐ食いやがったのか…すげー神経してんな、お前ら」
ゆきぽ「あぁぁあぁぁぁぁぁぁああああぁぁぁぁぁああぁぁぁぁぁあぁぁ」
P「どんな気分だったんだろうな、自分の母親に食われるって…意識も感覚もあったはずだから恐怖はしっかり感じただろうよ…痛みはどうだかわからんが」
ゆきぽ「ぷぎあぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁぁ!!」
P「少し待てば元気良く、とはいかないが動き出したのにな。つまり、お前の子供を殺したのはあの沢庵じゃなくてお前なんだよ。お前が食い殺したんだよ。わかるか?ゆきぽ」
ゆきぽ「ぽあぁぁ……ぁぁ…ぽえ…ぇぇぇぇえぇっぇぇ……!」ブルブル
ゆきぽは痙攣しています。
心の傷があまりにも大きかったのです。
P「まぁいいか……それともう一つ話すことがあった。俺達は今日から、つっても何日も前からあっちに行ってたが……この事務所が入っているビルから別な新しいビルに事務所を構えることになってるんだ。これはさすがにわかってただろ?色々荷物運び出してたし」
ゆきぽ「ぁぁあぁ………ぽ…ぽぇ……?」
ゆきぽがようやく叫ぶのをやめ、Pの言葉に耳を傾け始めました。
確かにここ何日か、荷物を運び出したり掃除をしたりする姿をゆきぽも見ていましたし、冷蔵庫や炬燵、テレビも無くなっていました。
それにアイドルもぷちも事務所にいないことが多くなっていました。
新しい事務所に行っていたのですね。
そして昨日パーティーはこの事務所に皆が集まる最後の機会だったのでしょう。
-
P「本当はさ、俺達もこのビルの事務所で仕事を続けたかったよ。だけどな……お前が床に穴を掘りまくったせいでもう建物が持たないって言われちゃったんだよ」ミリミリ…
ゆきぽ「ぽぇ…!」
ゆきぽの頭を踏むPの力が強まります。
P「もちろん凄い損失だよ……でもそんなことはどうでもいい…一匹の害獣のせいで、皆と初めて出会って、一生懸命仕事して、一緒に笑ったり泣いたりしたこの事務所を出なきゃならないことのほうがずっと悲しいからな……俺達は思い出が一杯詰まったこのビルが取り壊されるのを見ていなくちゃならないんだよ」ミリミリ!
ゆきぽ「ぷあ、ぷあぁ!ぽえーー!」イタイヨー
P「幸いあっちのビルの一階も空いてたからたるき亭も一緒に引っ越すんだ。費用は全部こっちが持つが、本当に申し訳ないよ…」ミシミシ…
ゆきぽ「ぱうー、ぽえぇーーん!ぴぃぃ!」ヤメテー!
P「当然だがお前は新しい事務所に連れて行かない。お前の子供もだ。このビルが取り壊されるまでまだ数週間ある。それまで精々幸せに過ごすんだな」ミシミシ!
ゆきぽ「ぽぁーー!ぷぴいぃぃぃ!」イタイヨー!
P「これで俺の話は終わりだ。さて、お仕置きだが、沢庵を食った奴がもう死んでるからお前にするぞ」
ゆきぽ「ぽぃやあぁぁぁぁぁ!!ぱうぅぅぅ!!」
スッ
P「ふんっ!!」
ゴッキィ!!
ゆきぽ「ぽぎ…ぽんぎゃあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!!」
ゆきぽの頭を踏む足をあげると、再びPが力一杯ゆきぽを踏みつけます。
踏んだ場所は右足です。
骨の折れる鈍い音がしました。
これでゆきぽは両足をへし折られたことになります。
もう歩けません。
ゆきぽ「ぷぎぎ、ぽぎぎぃ!ぼぐうぅぅ……」
P「じゃあ俺はもう行くよ。沢庵も回収したしな。達者でな、ゆきぽ」
ガチャ、スタスタ……
ゆきぽ「!!?ぽ、ぽえぇーーー!!ぽえぇーん、ぷえぇぇーん!!」マッテー
扉を開けて出て行ったPをゆきぽが追いかけようとしますがもう立つことすらでしませんでした。
必死になってPを呼びます。
(待って、待ってよ。ゆきぽを置いていかないで。ゆきぽ達も新しいお家に行きたいよ。寂しいよ、嫌だよ)
庇護してくれる人間がいなくなるということは、ゆきぽにとって最後の希望がかき消されるのと同じです。しかもゆきぽは歩けません。
生存確率が絶望的になります。
ゆきぽ「ぽぉおえぇぇぇぇぇぇっ!!ぽやあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!」
スタスタ………
しかし足音は消えて行きます。
ゆきぽとベビゆきぽCの二匹だけが、誰もいないガランとした『元』事務所に取り残されました。
「真ん中」のゆきぽ親子(後編)おわり
終編に続く
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乙ー
まだ続くのかやったー!
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おつおつ!!
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乙です
新スレ建てました
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1407400515/
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間違えたこっちです
ttp://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/16471/1409908943/
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乙です。
まだ続くんですね。終編が楽しみです。
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乙
面白いんだが、ゆきぽの頑丈さに引くw
新スレも乙
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乙でしたー!
沢庵が出てきたところで毒入りなのは予想できたが痺れ薬だったとは実に素晴らしいwww
終編では飢えが限界に達したゆきぽが最後のベビゆきぽを自分の意思で食い殺してほしいなwww
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乙〜〜〜〜〜。素晴らしい!!
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