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7人目は静かに暮らせない@推理系サウンドノベル
1
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/28(水) 02:24:48
せっかくあるので支部でやるよか良いかと思いこちらに移住させていただきました
しこしこ制作中のゲームについて意見をいただければと思っています
2
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/28(水) 02:26:32
題名(仮): The seventh person cannot live calmly
ジャンル:サウンドノベル(?)形式の推理ゲーム
内容:七人目主人公(男子ナパーム・デス使い)が未来に必ず起こる事件の犯人を探す
目的
承太郎と花京院を助ける。
試験に合格する。
突如自分がズタボロになり、仲間たちが肉塊になって飛び散るという惨状を前にした主人公は、
起こってしまった事象ごと時間を巻き戻すことを思い付き、最後の力を振り絞ってそれを実行します。
唐突な思い付きではあったもののそれを成功させた主人公は旅が終わってから初めて学校に登校する日の朝に目覚めます(まだ日数は決まってません)
全ての結果ごと時間を巻き戻した代償に旅の中で培った経験全部(つまりLv1にリセット)と承太郎と花京院が吹っ飛ぶという結果以外の未来の記憶を失った主人公は、このままだとまたあの状況に戻るだけだと理解し、それを絶対に阻止するために犯人を探す決意をします。
犯人は見つけられるのか、主人公は二人を未来から守れるのか、進学がかかっている試験に合格できるのか――ってな感じです。
まだ全然話の大筋ばかりでノベル特有のED分岐なんかはあまり作れてはいないのですが、スタンド付きの推理ゲームとして面白いものを作れたらなぁ、と思っています。
3
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/28(水) 02:28:09
「冒頭予定部分」
なにが起こったのか分からなかった。
衝撃で揺らぐ視界一面に広がる煙、崩れ落ちた壁や天井の残骸、見慣れた教室のなれの果て。
聴覚が半ば麻痺した耳に誰かの叫びが遠く聞こえ、床に伏した身体に逃げまどう足音が直接響いてくる。
起きなければならない。逃げなければ。
二人はどこだろう?
「承太郎……花京院……」
かすむ視界の中に、二人の姿が断片的に見える。
力を振り絞って、普段よりずっと重い身体を起こす。
「あ……ああっ――」
時間が止まったような気がした。
煙がゆっくりと晴れていく中に、二人はいなかった。
高校生離れしたたくましい脚がちぎれて転がっている。
サクランボみたいなピアスをつけた耳が瓦礫にへばりついている。
ズタボロになった帽子の残骸がじわじわと赤く染まっていっている。
差し出そうとしたらしいハンカチを掴んだ手首から白い骨が覗いている。
二人はいなかった。
ただ、二人の“断片”が、視界のそこら中に散らばっていた。
「うそ……だ……」
とても危険な旅をした。
恐ろしい敵との戦いの日々を経験した。
怪我なんてしょっちゅうだった。
死にかけるのにも慣れっこになっていた。
そんな中をどうにか生き伸びた。
なのに……!!
「承太郎! 花京院! ――ごぼっ」
叫んだ瞬間、口いっぱいに鉄の味が広がった。
まるで思い出したかのように全身が痛み出し、上半身を支えていた両手から力が抜ける。
立ち上がろうとする意志とは裏腹に身体は崩れ落ち、視界は刻々と光を失って薄暗くなっていく。
「ごぶ……がべ……」
吐きだした血が焦げ臭い床をサイケデリックに染める。
「が――か――」
体に力が入らない。
助けを呼ぼうとしても言葉にならない。
考えても何も思い浮かばない。
4
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/28(水) 02:28:56
なにかないのか。この状況を打開するなにか。なにか。なにか。なにか――!!
「ん……だば……でず……」
既に言葉としての形すら保てていない声。
それに応じるように手の中に現れる、猫のような髑髏をあしらった大きな万年筆。
字を爆弾に変えるスタンド、ナパーム・デス。
力を振り絞ってそれを握りしめ、ペン先を床に突き立てる。
手が思うように動かない。
震える手は押さえつけようとすればするほど小刻みに動き、真っすぐな線さえまともに引けない。
それでもどうにか、線を組み合わせて文字にする。
「うぐ……」
腕が、完全に力を失って棒きれのように落ちた。
書ききったはずの字は、もう見えなかった。
手の中の硬い感触だけが、まだ力が尽きていないことを知る手立てだった。
一秒、二秒と、時間が経過する。遅く感じられる時間に合わせるように、脈拍が弱っていくのが分かる。
目が光を許容できなくなり、視界が暗く落ちていく。
旅の最中に、一度だけ試したことがあった。
ダジャレのようなふざけ半分で生み出した文字は、とんでもない結果を招いた。
しかし、今回はあれではだめなのだ。
あれはあくまで期限を先延ばしにするだけだ。
あがりへと至るすごろくのマスを増やして、サイコロを多く触れるようにするだけの、時間稼ぎの能力だ。
それじゃあだめだ。
もう事は起こってしまった。
すごろくの盤ごとひっくり返して、勝負の全てをなかったことにしなければならない。
そんなことができるのか。いや、やるしかない。
この状況を打破するには、やるしかない――。
真っ暗になった視界を、強烈な閃光が貫いた。
ペンを突き立てたとおぼしき場所に、自分で書いたとは思えないような、ナイフで刻んだような荒々しい字が燃えていた。
時 爆
ダジャレのような字の並び。
しかしそれは鈍くなった感覚でも分かるほどの強い力となって、辺りを熱気で満たしていく。
手の中から硬い感触が消える。
それでも熱気は消えることなく、消えかけていた最後の意識すら、あっという間に飲み込んでしまった。
時間を吹っ飛ばす。
訪れた現在を否定し、積み上げてきた過去を一蹴しようとした荒唐無稽な試みは、どうにか成功した。
己が死にかけた現実も、仲間の身体がちぎれ飛んでいた光景も、全てはまだ起こっていない可能性の状態に巻き戻されたのだ。
目的は果たされた。
しかし、安心して意識を手放した自分は、目覚めたときに重大な事実に茫然とすることになる。
現在を否定し、現在に至る過去を否定するということは、その現在とは無関係な現実をも否定するということ。
自分が行ったのは、あくまで時間を巻き戻しただけだったということ。
再び動き出す運命は、もう一度同じように牙を剥くということ。
静かに暮らしたいというささやかな願いは、またこの手から遠く離れていくということを。
The seventh person cannot live calmly
5
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/28(水) 02:30:22
いまんとここんなところです
ここまでで意見ございましたらどんなものでもかまわないので書きこんでください
よろしくおねがいします
6
:
名無人目のスタンド使い
:2013/08/29(木) 11:39:15
素人の感想だけど、良い感じの導入だと思う。
話の流れが決まっているなら、ひとまず組み立ててフローチャートにしてみたらどう?
話が書きやすくなるよ。
7
:
名無人目のスタンド使い
:2013/08/30(金) 19:11:18
意見を言えるほどノベルゲームに詳しくないけどすごく面白いと思う
上と同じだけどフローチャートと張らなきゃいけない伏線の一覧みたいなのを作ってみたらどうでしょう
応援してます
8
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/30(金) 19:26:48
>>6
>>7
ありがとうございます!
せこせこ小説みたいに書いてたのでフローチャートの発想がありませんでしたw
早速まとめてみたいと思います!
9
:
名無人目のスタンド使い
:2013/08/31(土) 17:48:13
おおお、面白そう!
応援してます!
10
:
名無人目のスタンド使い
:2013/08/31(土) 18:16:51
ところでこの話が何エンドの後なのか気になります
花京院も主人公も生きてるから花京院ルートかサクセッション?
ダークやアンレストではなさそうだし、まさかの議員ルートとか・・・
11
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/08/31(土) 19:19:52
>>10
花京院ルートです
最初はサクセッションでよかろうと思っていましたが、運命エネルギーうんぬんのきちんとした理由を考えなければならなそうかな、と思い逃げましたw
12
:
10
:2013/08/31(土) 19:32:37
>>11
花京院ルートなんですね
推理物に運命エネルギーまで絡んでくると相当ややこしいことになりそうですしね
回答ありがとうございます
13
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/02(月) 19:50:24
しかし花京院ルートでナパーム・デスということはペン一本で世界のパンチを受け止めた猛者か・・・
DIOの館でテレンスルートに行ったのかヴァニラルートに行ったのかって決めてたりしますか?
アヴドゥルとイギーの死に立ち会っているかどうかで仲間が目の前で死ぬことへのトラウマ具合も違ってくるのかなと思ったもので
細かいところつっついてすみません
14
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/09/03(火) 00:40:07
>>13
考えてませんでしたw
でも、そこは決めなくてもいいかなぁと思います
設定に直接関係がない限りは、遊ぶ人には自分のイメージやプレイを反映した主人公で遊んでほしいので
15
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/03(火) 19:52:18
>>14
なるほど、ありがとうございます
16
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/16(月) 15:27:01
質問なんですが、サブキャラもしくはモブとして、普通男以外の人(普通子とか)は出る予定ありますか?
17
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/09/18(水) 20:11:51
>>16
最終的には女性や小柄でルートに違いが出せるようにできたらいいなぁとは考えていました(考えてるだけです)が、モブで出すって考えはありませんでした
出るとしたらどんな感じでしょうか
18
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/19(木) 01:50:55
犯人の手掛かりとまでは行かなくてもヒントや試験についての話とか、
日常的な会話をするクラスメイトとしてはどうでしょう?
試験の範囲をこっそり聞いちゃった人とか、
50日近く学校に来なかったことを心配した友人とか。
19
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/19(木) 08:48:49
>>17
>>16
ですが、
>>18
さんとおなじようなことを考えてました
主人公は男ひとりだと思っていたので
20
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/19(木) 21:34:10
>>18
そういう役割のキャラは出すつもりでした
希望が多そうなのでできるだけ出せるようにしていこうと思います
(と言っても自分が絵を描ける人間ではないので文の描写がそれっぽくなるだけなんですけど)
21
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/20(金) 18:20:32
じゃあ他の主人公の性格が反映されたモブとかが出るかもしれないって事ですかね
バンド組んでて世話好きなやつとか
めんどくさがりでサボり魔なのに無駄に成績がいいやつとか
勝手に妄想が広がってしまう・・・
22
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/09/25(水) 01:39:00
なんかまとまらないのでとりあえず今思いついてるEDだけ記載
ハッピーエンド
トゥルーエンド
落第エンド
爆破エンド
ってな感じです
逮捕エンドも作ってみたいのですが、どうしたものか考え中
23
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/26(木) 17:00:40
逮捕エンドって主人公が一般人にも分かるように犯人のやったことを暴くってことですか?
難しいけど面白そう
あとここでEDとかネタバレ成分多そうな要素にどこまで突っこんでいいんでしょうか
24
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/09/26(木) 19:14:59
>>23
ふざけんなスカタン! と思ってても率直にどうぞw
名前だけじゃどんなんかわからんだろうって思って書きました
正直、SSは書けるのにこちらはちっともすすまないので申し訳なくて
25
:
名無人目のスタンド使い
:2013/09/27(金) 01:18:37
とりあえず
ハッピーエンド→事件は起こる(死傷者あり)が2人は無事、犯人倒す&試験合格
トゥルーエンド→事件阻止(死傷者ゼロ)で犯人倒す&試験合格
落第エンド→犯人は倒したが試験は失敗
爆破エンド→バッドエンド・もう一回繰り返す
みたいな感じの想像でいいんですかね
26
:
樹雲
◆pcUHgqcj4Y
:2013/09/29(日) 15:31:44
>>25
そうだったりそうでなかったりです
とりあえず、主人公の能力はゲームで言うレベル1の状態なので、そのままではリセットできない仕様にするつもりです
27
:
名無人目のスタンド使い
:2014/08/20(水) 09:34:03
今どこまで出来たんだろうか……
とりあえずSSが書けるなら適当なプロット……というか、流れ的なものをぱぱっと決めてしまってとりあえずのシナリオを作ってしまっては?
で、そっからチャートや分岐、立てるべきフラグなどの設定をしてみてはいかがでしょうか?
個人的には、SSが普通に面白そうなので一本道ノベルとしてでも読んでみたいですね
28
:
名無人目のスタンド使い
:2015/01/01(木) 12:15:20
すごくわくわくしてる。
でも27の言う通りssでも読んでみたいなーなんて
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