【壊りて現る】　やる夫は死を夢に見る26　【破滅の化身】

346：死夢見 ◆XDD/DkyjV6：2022/06/19(日) 10:41:46 ID:f.FD/ylsMM: 　　　 ',　';:.:.:.:.:.＼　　　　　　　　　　　　　　　　　／.:.:.:.:.:;'　,'
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.:.:.:/　　　ｉ:　　　ｲ .;'⌒しﾊ　　　　　　　　　　　　ｲ .;'⌒しﾊ　　　.:ｉ　　　 ':.:.:.　　　　天龍とシグは『血族』を裏切り
:.:/　　　 :|:. 　　人:ヽ...ノ.:ﾉ　　　　　　　　　人:ヽ...ノ.:ﾉ　　　.:|: 　　　 ':.:　　　　備府やらない夫に下った。
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　　　 .:.:.|;:　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 .:;|.:.:.　　　　　　　　彼らの救出はボクらの任務には含まない。
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|　誰よりも早く釘を刺すキュウべぇ。
|　横で頷くレイだが、杏子と横島の顔を見て困惑。
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|「聞くんじゃなかったぜ」
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|　頭を掻くヴァイジャヤ、仲間を止める気は皆無。
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|「危険だ。パプテマス・シロッコが彼らにどの程度の重要性を感じているのかは分からない。
|　だが、やらない夫の残党の駆逐を考えているのならば、二人を洗脳なり拷問なりして情報を吐かせたいだろう。
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|　わかるね？」
|「さっさと救出しねーとだな」
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|　分かっていない。罠や護衛が居てもおかしくはない、隠密作戦が水の泡になる可能性がある。
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|「救出したとして、その二人をどうするんだ？　こちらの捕虜か？　連れ歩くのは困難だぞ」
|「助けてから考えるよ」
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|　レイの理知的な説得も無意味、どうしたものか。レイは周囲を見回した。
|　杏子の透明化を超える完璧な隠身で存在すら忘れさせるが、ここには馬岱もいる。
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|　彼に説得してもらおうと思うも、しかし見当たらなければどうしようもない。
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|「最悪安全だけ確保して、帰り道に拾って行こう」
|「そう上手く行くもんかね……」
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