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俺「ストライクウィッチーズと洒落込もうか」

1名無しさん:2013/04/07(日) 02:07:57 ID:qhlpEsaY
ストパンの世界に俺を入れてイチャイチャしようずwwwwwwwwww っていうスレ
         ∧
         / |
        〃 .|
       .//  |           ___ _,. イ
      / |  /  _ __     /       /
      ( |. /; ; ; ; ; ; ; ;.;.;>、/ /    /
      ヽ.! /; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; ; < ̄ ̄
      / V; ; ; ; ; i; ; ; ; ;.;.丶; ; ; ;ヽ
     .///; ; ;./; ;/|; ; ; ; ; ;.;.;l; ; ; ; ;.i
     |/; ;./ ; ;/; ;/ .l .ト、; ; ; ;.;ト; ; ; ;.;\ _,
    ノ ; ; |; ;ノイ/⌒l | | ; ;7⌒| ; ; ! ̄
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  そこのお前も書いてみないか?


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564名無しさん:2014/11/13(木) 03:23:12 ID:ccjHzpyI0
一字一句見逃さず読んだら19分35コンマ05秒かかったぞwww
彼は……素晴らしい紳士だった。

565名無しさん:2014/11/15(土) 11:36:43 ID:4xcOVPc.0
乙乙

566芸人な俺:2014/11/19(水) 18:01:51 ID:GvwnCGgY0
芸人な俺です

7時か8時くらいに投下しようと思っております

567名無しさん:2014/11/19(水) 19:06:09 ID:vJpoJ/TE0
了解、待ってる

568芸人な俺:2014/11/19(水) 20:38:56 ID:GvwnCGgY0
俺「・・・・・・・・・・・・ウ・・・・・ん?」

あれ?なんで俺病室にいるんだっけ?・・・思い出せ・・・確か、事務所に帰ろうと自転車で全速力帰って・・・
それで、前にトラックが来て避けようとブレーキかけて・・・でもブレーキかからなくて・・・・・
俺「・・・・ッ!?」ガバッ

そうだ!!俺たちトラックに轢かれて・・・・!
俺「そうだ!相方!!」
相方は俺の隣のベットでぐっすり寝ていた・・・

俺「おい、相方起きろ!!おい!!おい!!!!」

返事がない、・・・まさか・・・

俺「死んでんじゃねぇだろうな…」

相方の口元に耳を傾ける

相方「ウーン」

呻き声があった

569芸人な俺:2014/11/19(水) 20:42:01 ID:GvwnCGgY0



俺「死んでる・・・」

570芸人な俺:2014/11/19(水) 20:54:19 ID:GvwnCGgY0
相方「ちょっと待ってよ兄貴!!!!」

相方が即座にツッコんだ。

相方「今のどう考えても生きてたでしょ!!!」

俺「ハハハハハハハスマンスマン、ちょっとした冗談だよ」

相方「もぉ〜」

流石は俺の相方だそのあとに付け加えてさらにツッコむ。俺が教えたとおりだ。
と、そんなこと思ってる場合じゃなかった・・・

相方「そんなことより・・・ここ・・・どこ・・・?」

俺「見りゃわかるだろ。病院だよ・・・」

相方「いやそりゃそうだけど・・・ここ・・・どこの病院?」

571芸人な俺:2014/11/19(水) 21:09:09 ID:GvwnCGgY0
俺「そりゃお前・・・東京にいるんだから、東京の病院だろ」

相方「東京の病院にしてはなんか、ぼろくないか?」

俺「・・・そう言われれば・・・」
辺りを見回すと東京とはかけ離れたすごく古風な石壁にでかい窓そして壁には彫刻された壁画があった。
相方「ねぇ、兄貴・・・ここ・・・本当に病院なのかな?」

俺「・・・・・・」

俺たちが周りを見回していた時だった

ドンドン

俺相方「「??」」

572芸人な俺:2014/11/19(水) 21:30:22 ID:GvwnCGgY0
ガチャッ

???「あら、起きてたの?」

俺相方「「!!」」
そこにいたのは右目の下にほくろがあるおねぇさんであった。しかも極めつけは

相方(あ、兄、、、あ、あ、あ、兄貴)

俺(・・・なんちゅう恰好)

ズボンを穿いてなかったことだ・・・

???「・・・あの、どうしました?」

俺「い、いえ!!なんでもありません!!」

相方「お、俺もです!!!」

???「フフフ二人ともこの状態を見ると大きな怪我はなさそうね」

573芸人な俺:2014/11/19(水) 22:11:55 ID:GvwnCGgY0
俺「は、はい!!」

相方「下の方が一番元気になりました」

俺「何言ってんだお前は!!?」バシッ

相方「あてっ!」

俺「何女の前で下ネタ使ってんだ!!」

相方「いやぁちょっと・・・」

???「はははは二人とも仲いいわね」

相方「いやぁそれほどでも・・・」

????「どうだ?二人の調子は」

俺(今度はスク水かよ・・・)

574芸人な俺:2014/11/19(水) 22:16:50 ID:GvwnCGgY0
???「ええ大丈夫そうよ・・・」

????「そうか・・・とんだ災難に遭ってしまったな、軍に行く途中にまさかネウロイに遭遇するとは・・・」

俺「へ?」

????「それに運悪くお前らの乗っていた輸送機が被弾して墜落してしまったからな」

相方「はい??」

????「大けが間違いなしの墜落だったのにまさかかすり傷で済むとは・・・」

?????「美緒ー!」

相方(今度は外国人・・・)

俺(しかも日本語ペラペラ…)

575芸人な俺:2014/11/19(水) 22:42:20 ID:GvwnCGgY0
?????「二人は無事?」

美緒「あぁ奇跡的にかすり傷で済んだみたいだ・・・」

?????「・・・そう」

俺「あの・・・すみません」
「さっきから、輸送機とかネウロイとか訳のわからないこと言ってますけど俺たちトラックに撥ねられてしまってそれで・・・」

相方「そ、そうだよ兄貴がチャリで全速力で漕いでそれでトラックが前に来て・・・」

美緒「・・・チャリ?」

俺「あの・・・ここどこですか?」

576芸人な俺:2014/11/19(水) 22:56:35 ID:GvwnCGgY0
美緒「ここはロマーニャ公国の基地の医務室だが・・・」

俺「・・・ロマーニャ?」

相方「・・・ここ東京じゃないの?」

?????「・・・トウキョウ?」

美緒「ミーナ・・・まさか事故で混乱して記憶が曖昧に・・・」

ミーナ「・・・そうかもしれないわね」

相方「てゆーかあんたら・・・誰?」

美緒「あ、あんたっ・・・」

俺「おい、相方!お前失礼だろ!」

相方「だって、急に話進めるから・・・」

美緒「ハァ・・・申し遅れてしまったな、私は坂本美緒。階級は少佐だ」

ミーナ「・・・私はミーナ・ディートリンデ・ヴィルケ。階級は中佐よ」

俺「坂本さんに・・・ミーナさんですか・・・すいませんうちのモンが失礼なことを・・・」」

577芸人な俺:2014/11/19(水) 23:04:32 ID:GvwnCGgY0
相方「で、でも兄・・・」

俺「うっせぇ!!黙ってろ!!!」

相方「兄貴ぃ・・・」

俺「すいません、僕たちちょっと墜落してる時に頭思いっきり打っちゃって・・・それで自分たちが誰なのかどこにいるのかってのイマイチ思い出せないんです」

相方「ちょ、っちょっと兄貴!!」

俺(黙っとれ!!!いいから俺に合わせろ・・・)

相方(・・・わかったよ)

578芸人な俺:2014/11/19(水) 23:37:37 ID:GvwnCGgY0
美緒「はぁ・・・今回だけは聞き流すことにしよう・・・」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
美緒「・・・以上が事のあらましだ・・・」

俺「はぁ・・・」(俺、中尉だったの・・・)

相方「なぁなぁ兄貴、少尉ってなに?」

俺「お前なぁ…」

美緒「これからよろしく頼むぞ俺中尉、相方少尉」

俺「は・・・はあ」

579芸人な俺:2014/11/19(水) 23:41:09 ID:GvwnCGgY0
相方「あの・・・ちょっと聞きたいんですけど・・・」

美緒「なんだ?」

相方「なんで・・・ズボン穿かないんですか・・・?」

美緒「・・・見てわからないのか?穿いているだろう・・・ズボン」

俺相方「「・・・・・・え?」」

美緒「・・・?」

俺相方「「ええええええええ!!?」」

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---芸人な俺------
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580芸人な俺:2014/11/19(水) 23:46:17 ID:GvwnCGgY0
以上です。
いやぁ〜文才なくて困った困った・・・
ホンット話すすんでねぇ・・・
こんな駄作見てくださってありがとうございました。

あ、あと???の正体明かしてませんでした。女医さんです

581名無しさん:2014/11/22(土) 19:52:39 ID:1rx5Mk/s0


582名無しさん:2014/11/25(火) 23:10:11 ID:3s1oo.b20
おっつおつ!

583名無しさん:2014/12/31(水) 02:44:45 ID:hHDSVqLE0
年越しコタツSS書いたから投下するゾ
尚,30分クオリティの妄想オナニーSSだからクオリティはお察しの模様

584名無しさん:2014/12/31(水) 02:48:55 ID:hHDSVqLE0
12月ももうあと1時間も無い頃

俺「ふむ……」

エーリカ「どったの? もうすぐ年があけるってのに浮かない顔して」

本当なら浮かない顔をするどころか,小躍りして喜ぶところである

20日から始めた筈が,昨日の夜まで続いた大掃除も終わった

年越しそばも食べた。何もさせないのは酷なので,エーリカにはネギを切らせた

初詣も明日の朝は早起きして出る事にした

問題は「来年からもうちょっとしゃんとする」と言う目標を立てたエーリカが,目の前でだらけきってる事だ

585名無しさん:2014/12/31(水) 02:52:01 ID:hHDSVqLE0
俺「なあ。お前さんもうちょっとばかしその姿勢改めても罰(バチ)は当たらんと思うが?」

エーリカ「まだ年は明けてないから」

因みにエーリカの姿は見えない

コタツの向かい側に肩まで浸かり,寝転がってみかんを食べている

カールスラントの人間とは思えない馴染みぶりだ

俺「そうなんだがねえ……」

エーリカ「それに。ほら,起きてる間はまだ年明けてる感じしなくない? 深夜25時とか言うし」

俺「いや,そうだけどさあ……」

エーリカ「んー。わーかったよー」

抗議の色を含んだ声を上げると,エーリカはコタツに潜り込む

何が解っただ。コタツに潜るとか最高の贅沢じゃないか。今にみてろ。どうせすぐ大きくなってできなくなるに決まってる。別に羨ましくなんかない

586名無しさん:2014/12/31(水) 02:57:06 ID:hHDSVqLE0
エーリカ「ほい」

コタツに潜り込むエーリカを羨ましく思っていると,俺の座っている辺から顔を出し,俺の隣に座った

俺「何でまたこっちに?」

エーリカ「え,寂しかったんじゃないの?」

俺「いや……」

まあ,ちゃんと座ってるから良しとしよう。寝転がるよかマシだ。俺の膝の上に座るのも年末位許す。腰にまわした俺の手で遊ぶのも年末だから許される

エーリカ「あーあ」

そう言えば,天井はどう掃除するのだろうか

エーリカは楽しそうに笑い,コタツを引きずって肩の辺りまで浸かる様に持ってくる

別に,年末位コタツで寝ても良いさ。全てコタツとこのカールスラント娘の体温と抱き心地が良すぎるのが悪いんだ

エーリカ「たまには,良いでしょ?」

俺「たまには,良いかもな」

除夜の鐘が聴こえるが,もう何かを言う気力はエーリカにも俺にも残っていない

除夜の鐘とエーリカの小さな寝息を交互に聞きながら,深い眠りについた

587名無しさん:2014/12/31(水) 03:00:09 ID:hHDSVqLE0
エーリカ「やっちゃったねー」

俺「だな」

1月1日,エーリカは見事に風邪を引いた

エーリカ「んー。初詣の予定からコケたし今年はダラダラして良いかな」

俺「駄目だし,それを言うなら今年「も」だろ」

エーリカ「なはは。まあ,俺は行っておいでよ。私は一人で大丈夫だからさ」

朝の6時。今から出れば十分予定には間に合う

俺「馬鹿か。さっさと治せ。なんなら俺に移してくれれば治りの早い物を……」

エーリカ「移して良いの?」

俺「ん? まあ,移したら治るって言うしな」

エーリカ「じゃあ,移させて」

俺「どうやって?」

エーリカ「そりゃ,口から」

今年も,エーリカは俺の一つ,二つ上を行く様だ

588名無しさん:2014/12/31(水) 03:03:21 ID:hHDSVqLE0
お・し・り

589名無しさん:2014/12/31(水) 04:03:52 ID:UbNsrIS.0
古い意味で壁ドン

590名無しさん:2015/01/20(火) 00:38:48 ID:CX4ZTp3Y0
来てよかった

591名無しさん:2015/02/15(日) 01:02:26 ID:U47mMdKk0
バレンタインSS投下するゾ
尚,30分クオリティの妄想オナニー脳死SSだからクオリティはお察しの模様

592名無しさん:2015/02/15(日) 01:03:36 ID:077lyFEI0
阻止すりゃいいのか

593名無しさん:2015/02/15(日) 01:05:29 ID:U47mMdKk0
俺「なあ」

エーリカ「んー?」

俺「チョコくれ」

エーリカ「ほい」

板チョコが視界の下から飛び出す

コタツの向かい側から投げられた板チョコは,俺の頭の横に角から着地した

俺「食い物を投げるな」

エーリカ「はいはいすいませんねーだ」

明らかに不機嫌な声

原因は解っている

朝の事だ

エーリカが起きるなり「デートをしても良いんだよ? まあ,私はしなくても良いんだけどね。俺が今年も一人で過ごすってのは可哀想だし」

と,行ったので俺はそれに「じゃあ,家でゴロゴロしてようぜ。俺寒いの嫌だ」

と,返してしまったのだ

594>>592 阻止するだけのクオリティじゃない:2015/02/15(日) 01:09:43 ID:U47mMdKk0
別に,寒いのなんて厚着すればどうにでもなる

ただ……

こんな時期に変な事言うのも雰囲気に中てられたみたいで嫌だし,なによりそれじゃエーリカにも失礼な気がする

仕方が無い。機嫌取りみたいで嫌――否,実際機嫌取りだが,とっておきを出そう

コタツから這い出て,キッチンの食器棚の奥から透明のビニール袋に入ったチョコを取り出す

俺「なあ,エーリカ」

エーリカ「何さ」

俺「チョコ。やる」

ふてくされてコタツで寝ているエーリカの腹の上にチョコを置く

エーリカ「受け取り拒否。もうちょっと雰囲気を考えて」

流石にこれはカチンと来る

じゃあ,どうすれば良いのか。ベッタベタなのをご所望とあらばやってやる。口だけなら

俺「はあ。そうですかい……じゃあ,どうだい? 夜景の見えるレストランでディナーでも」

595名無しさん:2015/02/15(日) 01:13:25 ID:U47mMdKk0
エーリカ「ホントに?」

俺「え」

久しぶりにこんな目をキラキラさせたエーリカ。いや,人を見た気がする

しかし,こんな日にそんな場所で食事ができるのだろうか

俺「どこか……店が空いてたらね?」

エーリカ「うん」

少し痛い出費だがまあ,たまには良いだろう。それに,こんな可愛い子が楽しみにしているんだ。普通は頑張って出すものだ



俺「その……なんだ。すまんな」

エーリカ「まあ,しょうがないよ。それよか,ごはんできた?」

結局,どこも予約でいっぱいだった

当たり前と言えば当たり前。残念だが仕方無い

それでも,一度期待させた以上,申し訳ないと思う

596名無しさん:2015/02/15(日) 01:16:46 ID:U47mMdKk0
俺「なあ」

エーリカ「んー?」

俺「悪かったな」

エーリカ「良いんだって。まあ,そう言う事を経験したいってのも有るけど……それでも,今日じゃなきゃダメって訳じゃ無いし。それに,私俺の作る御飯大好きなんだよ!?」

俺「すまんなあ……」

これだ

この子はいつもこうやって俺の失敗を許してくれる

多分,俺がこの子に惚れたのはそう言うのも有るのだろう

そして,気付いた時には遅かった

俺は,この雰囲気に中てられた

俺「なあ……エーリカ」

エーリカ「んー?」

御飯を租借しながら小首をかしげる。悶えるのを堪えながら,言う

俺「その……好きだ。恋人になってくれ」

多分,この状況で彼女は断れない。そんな状況でこんな事を言うのは嫌だった。それでも,行ってしまった言葉は今更口には戻せない

597チョコですか?:2015/02/15(日) 01:19:49 ID:U47mMdKk0
エーリカ「は?」



エーリカは箸を止め,立ち上がるとキッチンに行き,手を水で洗ってきた

怒ったときにすると落ち着くと俺が教えた事だが,何故今なのだろうか

それとも,この状況で言った事に彼女も怒っているのだろうか

まずい事をした。と,おびえていると,俺の向かいに座りなおしたエーリカが口を開く

エーリカ「私達付き合ってなかったの?」

俺「え?」

598貰ったと思います?:2015/02/15(日) 01:23:21 ID:U47mMdKk0
エーリカ「え? じゃなくて。じゃあ,今まで手を出さなかったのって……」

俺「うん。付き合ってない内から手を出すのは論外かなー。って」

エーリカ「じゃあ,今まで私がくっついてた時は『めんどいなー』とか,『付き合ってもないのにこいつは……』とか思ってたの?」

俺「まさか! 嬉しかったよ! ずっとエーリカのこと好きだったし」

エーリカ「じゃあ,何で今まで『付き合って』とか『好きだ』とか言わなかったの?」

まずい。かなり怒ってる

ここまで怒ったエーリカは見たことが無い

ここは……

謝りつつ,反論する!

俺「それは……俺がヘタレだからで……でも! エーリカだって『付き合って』とか言った事無いじゃん!」

エーリカ「それは……」

急にエーリカがうつむく

しまった。ここは素直に謝るべきだった

599悲しいんでこの話はやめますね:2015/02/15(日) 01:28:21 ID:U47mMdKk0
俺の悪い癖だ。人の荒をさがしてそこを責める

エーリカ「私だって……私だって夜景の見えるレストランでディナーしながら指輪渡されたりとかそう言うベタベタで使い古されて真っ黒に手垢の付いた様なシチュエーション経験した

いんだもん! バカぁ!」

俺「ご……ごめん」

エーリカ「ん。私もちょっと感情的になった。ごめん」

そう言うと立ち上がり,玄関の方へ歩いて行く

俺「どこ行くんだよ」

エーリカ「外走ってくる」

俺「なんで」

すると,エーリカは振り返らず。しかし,後ろからでも解るほど耳を赤くし,こう言った

エーリカ「夜にお腹出てたら恥ずかしいでしょ。ばか」

「お腹でてても可愛いよ」

そう言うと本気で殴られかねないので,俺はただ

俺「早く帰ってこいよ」

そう言うしか無かったのだ

600でも,来年こそは……:2015/02/15(日) 01:32:24 ID:U47mMdKk0



俺は徹夜が苦手だ

元々睡眠時間を多く取る体質に加え,エーリカとの昼寝が生活リズムを崩す要因となるので出来なくなる

俺「エーリカ。今日は夜まで起きてるのか」

ベッドに腰かけ,全裸でチョコを食べるエーリカに尋ねる

受け取り拒否とか言っていたが。結局受け取ってくれるのか

エーリカ「そだね。今から寝たら夜寝れないし。だから,これ。ちょっと遅いけどバレンタイン」

寝室に置いた小さい冷蔵庫を開け,雄牛がデザインされた缶を取り出し,ゆるく此方に投げる

俺「甘い物じゃないのか」

エーリカ「甘い物は夜にいっぱいくったでしょ」

俺「ああ,それもそうだな」

キンキンに冷えた缶が,俺の胸の上にそっと落ちる

素肌に触れたその冷たさと彼女の想いの熱さに,俺は朝っぱらから叫び声を上げる事になった

601名無しさん:2015/02/15(日) 01:35:30 ID:U47mMdKk0
お・し・り

602名無しさん:2015/02/15(日) 18:17:59 ID:gWRl2dS.0
また君かぁ……乙乙

603名無しさん:2015/02/17(火) 09:45:51 ID:cOXo0O7k0
おっとSS来てるじゃない
乙乙

604芸人な俺:2015/04/09(木) 17:07:59 ID:MhlNlcRo0
皆さんお久しぶりです。
芸人な俺です。
今夜か今投下しようと思っております。今まで書いてなくてスンマセン。

605芸人な俺:2015/04/09(木) 17:19:22 ID:MhlNlcRo0
兵1「おーい俺中尉ー!そこにある工具取ってくれませんかー!!?」

俺「あ、はーい」

兵2「おい、相方!!!まだ道具きてないんだけど!!!」

相方「あ、すいません!!!今取りに行きます!!」

606名無しさん:2015/04/09(木) 22:26:49 ID:KCiwy.WM0
止まった?

607芸人な俺:2015/04/09(木) 22:58:03 ID:S.LwoKy20
俺は芸人だ
とあるお笑い賞レース番組を見て芸人を夢見て後輩を誘ったが未だ売れず。
事務所に帰る途中にトラックが目の前に来て死んだかと思ったら
いきなり1945年にタイムスリップした。
とはいってもここでは日本という国はなくて代わりに扶桑と呼ばれている。
俗にいうパラレルワールドってやつに飛ばされたのかもしれない。
今俺たちが働いてるこの場所もロマーニャという元いたところでは聞いたことのない国だし・・・

608芸人な俺(すいません色々とやることがあって5時間間がありました):2015/04/09(木) 23:07:25 ID:S.LwoKy20
相方「なあ兄貴ぃ・・・」

俺「なんだ・・・?」

相方「兄貴だけずりぃよ・・・なんで俺だけばしばししごかれて、兄貴には何も言われないんだよ・・・」

俺「しょうがねぇだろ・・・俺は中尉でお前は少尉なんだ階級が違うんだからしょうがないだろ」

相方「でもよぉ〜・・・」

兵B「おい、相方ぁ!!なにサボってんだあ!!!!」

相方「ひぃ!!」

俺「おい、相方呼ばれてんぞ。サッサ行った。」

相方「兄貴ぃ〜」

609芸人な俺:2015/04/10(金) 00:12:46 ID:P/P4lTeU0
俺「はぁ〜・・・」

一応ここに来て2日は経った。
ここでは・・・いやこの世界の時代はやはり戦時中だ。でも戦ってる相手が人間じゃない

俺「ネウロイねぇ・・・」

人外と戦ってると聞いたとき、最初はドッキリと思っていたが、事務所が事務所でありこんな大きいセットを作るのは不可能だと俺はすぐ思った
しかも武器は足に何かを履くようなもので・・・俺たちはその整備兵だった。

610芸人な俺:2015/04/10(金) 00:36:32 ID:P/P4lTeU0
俺「一体どうなってんだよ・・・この世界は・・・?」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜3日後、夜〜〜〜〜〜〜
俺「ふぅ〜・・・」

相方「なぁ兄貴・・・」

俺「ん?」

相方「ここ脱走しよ・・・」

俺「あぁ?」

相方「いろいろ我慢してきたけど・・・重い物何個も運ばされて・・・仕事が遅いとかで蹴り飛ばされて・・・女の子と会話できると思ったらまったくなくて・・・もう嫌だよ・・・」

俺「相方・・・お前な・・・」

相方「兄貴ぃ・・・」

俺「はぁ〜・・・」

611芸人な俺:2015/04/10(金) 01:04:05 ID:P/P4lTeU0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺「ほら・・・こっちだ・・・」

相方「待ってよ兄貴〜」

俺「お前脱走したいって言ってたのになんで遅いんだよ」

相方「兄貴が早すぎるからだよ〜」

俺「そんなんだからお前は上の人に何度も怒られんだよ。大体お前はいつも・・・」

相方(またはじまった〜兄貴の長い説教・・・)

相方「なぁ兄貴・・・はやくここから・・・・・・・・・・」

俺「だから俺たちはいつもオーディションでってお前聞いて「兄貴見てよ!!!」

俺「あぁ?」

相方「すげぇ星空だ〜!!!」

俺「・・・・・・」

その星空は未来とは違ったきれいな星空だった。俺が見た中でもたぶん一番だ。

俺「・・・綺麗だな」

相方「だろ!!兄貴!!!」

612芸人な俺:2015/04/10(金) 01:19:15 ID:P/P4lTeU0
♪〜〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜〜〜

俺相方「「???」」

相方「兄貴、何か歌聞こえない?」

俺「こっちからだ・・・」

♪〜〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜
相方「一体だれが歌ってるんだろう?」

俺「おい、相方もう少し後ろに・・・」

相方「だって見えないかr・・・」

♪〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜♪〜〜〜〜〜〜〜〜

相方「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

613芸人な俺:2015/04/10(金) 01:22:20 ID:P/P4lTeU0
俺「・・・相方?」

相方「・・・・・・・・・・・・・・」

俺「おい・・・相方?」

相方「・・・・・・・・・・」

俺「おーーーーーーーーーい相方ーーーーーーー」

相方「ヴェ!!?え?あ?うわっ!!」

バターーーーーン!!!!

???「!!?」ビクッ

相方「え!?あ、いや・・・その・・・」

???「あの・・・」

俺「おい、相方・・・お前・・・」

614芸人な俺:2015/04/10(金) 01:27:33 ID:P/P4lTeU0
相方「ごめんなさーーーーーーーーーーーーーーーーーい!!!」

ズダダダダダダダ!

俺「おい、相方!!!ちょっと待てって!!!」

タッタッタッタッタッタ

???「あの・・・そこ・・・段差が・・・」

バタバタバタバタバタバタ

俺相方「「ギャーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!」」

イッテーーーーー
オマエチャントマエミロヨーーーーーーー
ダッテアニキガーーーーーーーー

???「・・・・・・・・・・」
???「・・・・・・・・フフッ」


-----------------------------------------
------------------------------------
-------------------
------芸人な俺------------------
------------------------------------
---------------------------

615芸人な俺:2015/04/10(金) 01:31:02 ID:P/P4lTeU0
以上です
今日中に終わるかと思ったら1時まで続きました。
本当にすみません。

616名無しさん:2015/04/10(金) 09:33:09 ID:LRJkqMQY0
久しぶりやな



617名無しさん:2015/04/13(月) 03:05:53 ID:E27j6bK.0
最後なにがあったんだw

618名無しさん:2015/04/19(日) 02:35:09 ID:pxHHh2FU0
2,3年ぶりに来てみればまだ投下続いてるのね
お里に戻ってきた感すごくて安心した

619芸人な俺:2015/07/31(金) 01:35:13 ID:qOebAEAc0
深夜ですが投下させてもらいます

620芸人な俺:2015/07/31(金) 02:04:53 ID:qOebAEAc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

相方「もういいよ!!!」

俺相方「「どうも、ありがとうございました!!」」

上の人たち(((((・・・・・・・・・・・・)))))

俺相方((・・・・・))

上の人「・・・君たちさぁ・・・芸歴何年?」

俺「・・・え?・・・あ、俺達芸歴7年目です」

上の人「どっちも?」

俺「はい」

上の人「テレビに出たことは?」

俺「全国ではないですが地方で2回ほど・・・」

上の人「・・・」

相方「あの・・・」

上の人「厳しいこと言うけど・・・3年後君たちがこの状態だったらね・・・解散した方がいいよ」

俺「・・・え?」

621芸人な俺:2015/07/31(金) 02:08:17 ID:qOebAEAc0
上の人「ネタが古いし・・・なんかテンポ悪いっていうか・・・君たちさぁ・・・コンビ合ってないんじゃない?」

相方(・・・ッ!!!!)

俺(よせッ!!相方!!)

上の人「まあ芸歴が2ケタじゃないだけマシだね」

上の人「まだ伸び代がありそうなんだけどなぁ・・・芸歴10年以上で売れない人たちってゴロゴロいるから」

俺「はぁ・・・」

上の人「まぁでも三年後・・・こんな感じだったらコンビで話し合った方がいいよ。割と」

上の人「以上です」

俺相方「「・・・ありがとうございました」」

622芸人な俺:2015/07/31(金) 02:31:56 ID:qOebAEAc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
俺相方((・・・・・・・・・・・・))トボトボ

芸人「ははははは・・・でさぁ〜」スタスタ

ガンッ

相方「イテッ!!」

俺「相方ッ!!」

俺「オイッ!!!」

芸人「それでさぁ〜あいつ肝心のネタを忘れてさぁ〜」スタスタ

俺「・・・」

相方「・・・兄貴ぃ・・・」

俺「・・・飯食いに行こう!」

相方「・・・え?」

俺「腹いっぱいになりゃいいネタ思い出すかもしんねぇだろ?あの芸人をビビらすような・・・」

相方「・・・」

俺「ほら!いくぞ!!」

相方「・・・うん!」

623芸人な俺:2015/07/31(金) 02:44:23 ID:qOebAEAc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
パチッ

俺「・・・」

俺「夢か・・・」

チラッ
相方「グガーーーーーーーー」

俺「・・・フッ」

624芸人な俺:2015/07/31(金) 03:33:33 ID:qOebAEAc0
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
テクテク
相方「聞いてよ〜兄貴ぃ〜こないだ道具持ってきたのにさぁ・・・お前遅すぎだぁっつって頭殴られてさぁ〜」

俺「あたりまえだ。お前作業の時すっげぇ目立ってんだよ」

相方「え?目立ってる?」

俺「目立ちすぎだよ。なんだよペンチ持って来いって言ったのにベンチ持ってきやがって・・・」

相方「あの後本気でぶん殴られたからな・・・」

俺「お前ネタなのかマジなのかわかんないときあるよな・・・」

相方「いや俺もさ・・・」

625芸人な俺:2015/07/31(金) 06:13:13 ID:qOebAEAc0
???「ソレデナーサーニャ・・・」

サーニャ「・・・フフ、エイラハ・・・」

相方「ちょちょちょ兄貴・・・」

俺「お、おい相方」

スタスタスタスタスタスタスタ・・・

626芸人な俺:2015/07/31(金) 07:55:06 ID:qOebAEAc0
相方「・・・行った?」

俺「・・・ああ、行ったよ」

相方「はぁ〜」

俺「おい、相方」

相方「よ〜し!!今日も一日ガンバッゾ!!」

俺「は?」

相方「それじゃ兄貴今日はこれで!!!」

ハッハッハッハッハッハッハッハッハッハッハ・・・

俺「・・・」

627芸人な俺:2015/07/31(金) 08:10:35 ID:qOebAEAc0
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
相方「♪〜♪〜」

チラッ

シーン

相方「あら、誰もいない・・・」

相方「はぁ〜・・・」

俺相方「「あ〜あサーニャちゃんまた来てないのか・・・」」

相方「おわぁっ!!!」

俺「まったくお前は・・・」

相方「脅かさないでよ兄貴ぃ・・・」

俺「別に脅かしてもないけどな・・・」

俺「それで・・・お前惚れてんのか・・・サーニャちゃんに」

相方「べっべつにほれほれほれほれてねぇし!!」

俺「お前嘘つくの下手くそだなぁ〜・・・」

628芸人な俺:2015/07/31(金) 08:17:06 ID:qOebAEAc0
相方「・・・いつから俺「最初からだよ」

相方「えぇ〜・・・」

俺「気付かないと思ってんのか俺が。てかほかの整備兵もうすうす気づいてるから」

相方「・・・・・」

俺「大体お前はなサーニャちゃんの近くに来るといつもおどおどしてんだよ!!お前オタクか!!」

相方「し、しかたないだろ・・・俺んとこ男子校だったし・・・」

俺「嘘つけお前中卒だろうが・・・」

相方「中学は私立でしたー!」

俺「中学は俺と一緒の公立の共学だろうが・・・」

相方「・・・・・」

俺「なんで平気で嘘つくんだよ」

相方「だって兄貴に反論したくて・・・」

俺「反論するんだったらちゃんとしたの用意して来いよ・・・ウソの情報もってきたら倍返しされるわ」

629芸人な俺:2015/07/31(金) 08:46:19 ID:qOebAEAc0
相方「・・・・・」

俺「お前も男だろ?だったら決めるとこまで決めてしまえ」

相方「いや、でもあにき・・・」

俺「相方少尉よ、逝ってらっしゃい」ビシッ

相方「ちょっと兄貴!!なんで特攻隊みたいな感じでいかなきゃいけないんだよ!!」

俺「だってここ戦場だし・・・」

相方「いや・・・まあ確かに戦場だけどもさぁ・・・」

630芸人な俺:2015/07/31(金) 08:56:24 ID:qOebAEAc0
俺「・・・フフッ」

相方「なんだよ兄貴」

俺「いやな・・・お前と会話をしてるとなんだかコンビ組んだ時の頃思い出してな」

俺「あのころの俺たちはタウンダウンさんのようなビッグになる!とか大口叩いてさ・・・何でもできるって思ってたんだけどなぁ・・・」

相方「なんだよ兄貴らしくないなぁ・・・昔話語るなんて兄貴じゃない!後ろを見ずにもっと前へ進むのが兄貴のモットーでしょ!」

俺「フフッそれもそうだな・・・」

631芸人な俺:2015/07/31(金) 09:03:22 ID:qOebAEAc0
相方「なぁ兄貴・・・」

俺「ん?」

相方「星がきれいだね…」

俺「・・・そうだな」

相方「・・・なあ兄貴」

俺相方「「ここで漫才しよう!!」」

俺 フフン

相方「・・・兄貴ィ・・・」

俺「お前の考えてること丸わかりなんだよ。それに俺もこの場所がちょうどいい舞台だと思ってんだ。」

相方「星綺麗だしな・・・」

俺「ここに来てから漫才の練習してないからな・・・よーし!今からここを俺たちのホームグラウンドとする!!漫才の練習する時は必ずここでやるぞ!!」

相方「うん!!」

俺「よ〜しそれじゃまずはだな・・・」

632芸人な俺:2015/07/31(金) 09:14:53 ID:qOebAEAc0
-----------------------------------------
--------------------------------------
サーニャ「・・・」ブーン

サーニャ「今日も異常なしかな・・・」

・・・・・ナン・・・・・オトウサ・・・・・・ダレダ・・・・・

サーニャ「・・・?」

サーニャ「ハンガー前に声が聞こえる・・・誰だろう・・・?」

イヤーヤッパサ・・・チチオヤニアイサツスルノッテコワクナイデスカ
エーソウ・・・カー
だからさ僕ここで練習したいなと思うわけですよだからお前お父さん役やって
わかった
おとうさん、娘さんを僕にください
お前に娘はやらん
ガラガラガラなぜですか父さん!!
まだ部屋に入ってなかったのかよ!!

633芸人な俺:2015/07/31(金) 09:19:13 ID:qOebAEAc0
サーニャ「・・・・・・・・・・・・」

サーニャ「・・・・・・・・・・・・・・・プッ」
おとうさん!!おとうさんをおとうさんでおとうさんしてください!!
もうわけわかんないよ!!

サーニャ「・・・・・・・クックックックック」

もういいわ
どうもありがとうございましたー!!!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーー芸人な俺ーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーー

634芸人な俺:2015/07/31(金) 09:23:14 ID:qOebAEAc0
以上で投下を終わります・・・
朝まで続いちゃった・・・ごみんね★
・・・いや本当にごめんなさい・・・

635名無しさん:2015/07/31(金) 23:16:16 ID:Y3mkY0mw0
乙乙

636名無しさん:2015/08/12(水) 12:51:54 ID:FwMWiC2c0
復興してくり

637名無しさん:2015/08/15(土) 02:00:20 ID:pkA0YMSQ0
投下するで。あんま書き貯め無いから完結まで時間かかるかも

638鋼な俺:2015/08/15(土) 02:04:07 ID:pkA0YMSQ0
まだ16の私にとっては随分昔の話だ。でも,わたしはそれを昨日の様に覚えているし。「その日」は,私と同じ国の生まれなら,誰だって鮮明に思い出せる。いや,焼きついているだろう

確か,弾切れだったか,ストライカーの不調だったか。ああ,そんな事はどうでも良いんだけどね。とにかく,何かの問題が有って後ろに下がろうとした時だった

手持ちのレーション――リベリオンの片手で食えて腹が膨れやすいってだけが取り得のアレね――を,僚機におしつけて,Uターンしたんだよね

ネウロイに背を向けて大丈夫かって?

囲まれてるんだから。前か後ろか右か左かなんて,些細な事だよ

で,背を向けて,一度下を見たんだよね。そしたら,居たの

誰って,一々書く必要も無いでしょう。その人に関しての事書いてんだから

彼は。私と,ネウロイと,空との向こう側に有る何かを睨み付ける様にして,立っていた

彼が何を睨んでいたのか。それは,知らないし知ろうとも思わない

ただ,あの鋼の空が彼の祖の風景になるなら。彼が見た鋼の空に0ですらなく。ほんのちょっと,気付かない程中途半端にしかわたしが映っていないなら。いつか,彼の祖が色硝子の様な青い空に上書きされる時。あいつが,嫌でもわたしを意識しちゃうよう。わたしもド真ん中に映りこんでやろうと思うのだ

PS.完成した物は送らないでください。彼に見られたら死ぬほど恥ずかしいので

639鋼な俺:2015/08/15(土) 02:08:50 ID:pkA0YMSQ0
俺「大尉。久しぶりだな。腹が減ったので,この基地に今有る物で,一番旨い物が食いたいのだが」

バルクホルン「少佐。お久しぶりです。その前にミーナ中佐の所へ」

俺「変わらんな」

バルクホルン「貴方は随分変わった」

俺が501の基地に到着した時,最初に出迎えたのはバルクホルン大尉だった

俺とバルクホルンはあの撤退戦で一言二言交わした程度だが,お互いに覚えていた事に,彼は軽く驚いた

俺「覚えていたんだな」

案内すると先導する彼女の背中に声を掛けると,予想しなかった回答が還って来た

バルクホルン「正確にはミーナ中佐が覚えていた形ですね。少佐に関する書類に目を通していた時,ミーナ中佐が」

俺「ふうん」

ミーナ中佐も彼と撤退戦で顔を合わせたが。正直,俺はミーナ中佐が苦手だった

ジョークが通じない上,何でも上手くこなすつまらない人間

それが俺の――少なくとも,今まで――抱いている感情だった

640鋼な俺:2015/08/15(土) 02:14:37 ID:pkA0YMSQ0
バルクホルン「どうぞ」

目的地に到着し,バルクホルンが戸を開ける

中に入ると,インクの匂いとコーヒーの匂いが混ざった匂いが俺の鼻の中にこびり付く

俺「俺少佐です。本日付で此方に配属されました……どうぞ,よろしく」

ミーナ「よろしく……少佐……早速で悪いのだけれど……」

ミーナ中佐の言葉を遮る様に書類の山が崩れる

その横では,フソーのサムライみたいな女が,書類の山を前に頭を抱えていた

ヴィジャ板やらタロットやらも積まれていて,観ている分には面白い

俺「大尉。コーヒーを持ってきてくれ」

バルクホルン「……はい」

それは,観ていられない。と言う意味でもあるのだが

書類を撃墜数に数えられたら,彼女はカールスラントでトップ3には入れるウィッチだ

その夜,ミーナ中佐の手伝いをしながらそんな事を考えた

641鋼な俺:2015/08/15(土) 02:18:27 ID:pkA0YMSQ0
俺「今ので最後ですかね……?」

ミーナ「ええ。有難うございます。お陰で随分早く終わりました」

冷めたコーヒーを一息に飲んで席を立つ

Mr.コックリとは何者なのだろうか

時計は24時を少し過ぎた所を指している

俺「シャワー。男性職員用のを使えば?」

サカモト「ああ,明日までに俺少佐も使える様にしておくから。今日は男性職員用の物を使ってくれ」

俺「有難う」

俺が部屋を出ると,ドア越しに室内の硬かった雰囲気が柔らかくなるのを感じた

流石に,いきなり男性を迎え入れるのは難しいらしい

男性職員舎に向かう途中,整理した書類を思い出す

先ず,半分は俺絡みの書類だった

カールスラント空軍からの物が多かったが,最高司令部からの物も少なくなかった

残りの半分近くはブリタニアからの物

642鋼な俺:2015/08/15(土) 02:26:05 ID:pkA0YMSQ0
補給絡みが大半で,数枚はこの付近の海域への海軍の展開を3ヶ月以内に強化すると言う内容だ

今までのブリタニア本国艦隊に加え

巡洋戦艦2隻,巡洋艦3隻,駆逐艦27隻

それに加え新型と思われる空母3隻

から成る艦隊を追加するらしい

新型空母の内の1隻はブリタニア海軍からの仕様の変更要請で今改修作業中のユニコーンだ

あの書類の日付が2日前なのを考えると,改修作業がもうすぐ終わるらしい

ここに来る前に口頭で伝えられた命令を思い出す

これ自体は「あちら」も気付いているだろう

問題はアタリなら事は更に厄介になる事だった

俺「っと……ここか」

「男性職員舎」とだけ書かれた札の掛かったドアを見つけ,手にかける

俺「……? ああ……引くのか」

643鋼な俺:2015/08/15(土) 02:30:01 ID:pkA0YMSQ0
俺が引くタイプのドアと気付いた瞬間,向こう側から勢い良くドアが開かれる

不幸にも俺にぶつかったドアはそこで動きを止め,ドアを開けた向こう側の人間も,またドアとぶつかる事となる

俺「クソ。悪いな。大丈夫か」

半分程度開かれたドアを開いて向こうを確認すると,大柄な男が小柄な男を抱えて倒れていた

それだけでも異様だが,更にそれを異様な光景にしているのは,二人の衣服を濡らす赤い液体だった

状況からして小柄な男が怪我でもしたのだろう

俺「大丈夫かよ……」

大男「悪い……こいつが怪我してな……医務室まで手を貸してくれないか?」

大男が座ったまま此方を見上げ,そんなことを口にした

正直,この状況で俺がどう手伝うかも解らないし,出来れば目立ちたくなかった

しかし,このまま見捨てるのも気が引ける……

まあ,多少目立っても変わらないか――そんな言葉が,口から漏れた

俺「ここで治そう。どんな怪我だ?」

大男「ノコで脚を切った。随分深くて骨も見えてるが……お前,医者なのか?」

俺「医者より早いぞ。確か此処に……」

644鋼な俺:2015/08/15(土) 02:35:21 ID:pkA0YMSQ0
大男「コイン? なんで……」

俺「まあ」

俺が遮る様に言い放つと,大男はそれっきりだまってしまった

俺「ノコってこんな切れるのな」

脚を包むタオルを取ってそんな事を口にする

この様子じゃかなり痛そうだ

フソーのショーユってのがこれに入ったらどれだけ痛いだろうか

考えるのも痛いのでやめるが,失神してるのは運が良い

大男「お,おい!」

俺「はいはい」

大男にせかされ,処置を始める

と言っても,右手で金属片を握り,左手を傷口に添えるだけだが

俺「はい」

645鋼な俺:2015/08/15(土) 02:38:34 ID:pkA0YMSQ0
右手の鉄がすっと軽くなり,傷口がふさがる

俺「終わりだ。まあ,流れた血が元に戻る訳でも無いし,軍医さんに診てもらうと良い」

大男「あ,有難うございます」

大男は頭を下げると,小柄なのを担いで医務室に走って行く

名前位,聞いておけば良かったかもしれないと呟き,俺は男性職員舎のドアを押す

俺「…………」



今回はこれにて

646名無しさん:2015/08/21(金) 07:54:35 ID:1SSZwX0E0

治癒魔法とは地味なところで来たな

647鋼な俺:2015/09/11(金) 03:09:55 ID:LpmSyaQg0
首の太い血管を,切れ味の良いナイフで断ち切る

かなり深く切れたらしい

血は噴水の様に噴出し,床のタイルの隙間に血が通う

嘘の血管を床に張り巡らせ,自分の一部とする事で,この部屋は工房になる

工房はそれ自体が廃れた魔術だ

作れる人間は自分を除くと数人しか居ない

アンナとか言う老婆と,時計塔の名前が長い魔術師。有名なのはそれ位か

時代が我々を見放したか。我々が時代を見放したか。そんな事に興味は無かった

あの,鋼の空を破る為に

首に手をやると,傷はもう塞がっていた

648鋼な俺:2015/09/11(金) 03:13:12 ID:LpmSyaQg0
此処は暑い

スオムスで数年戦った人間からすれば,この国は何処に居ようと暖炉の前に居る様な錯覚を覚える

太陽が昇っていない事から,五時は周っていないだろう。ベッドの下に置いてある鞄から代えのシャツを引っ張ると,さっさと部屋を出る

基地内の地図を頭に広げ,外への最短経路を探る

恐らくハンガーが一番近い

ハンガーに爪先を向け,歩き出す。今日はフソー式の風呂に入れるだろうか

俺「Wir fliegen durch silberne Weiten……

Selig dem Himmel gesellt……」

「オイ」

俺「はい?」

唐突に背後から声を掛けられる

ああ,この声は聞き覚えが有る

649鋼な俺:2015/09/11(金) 03:16:14 ID:LpmSyaQg0
エイラ「こっち来たのか」

俺「まあね」

そっか。と言ったきり,黙って俺の後ろに付いてくる

エイラとは,スオムスで暫く一緒に戦っていたのだ

俺「珍しいな。早起きなんて。今から走るんだが。一緒にどうだ?」

エイラ「ん」

俺「どうだ? 元気か? 姉さんな。お前のこと心配して――」

エイラ「首」

俺「……」

エイラ「治ってないぞ」

エイラが指した部分に手をやると,確かに切った跡が残っていた

650鋼な俺:2015/09/11(金) 03:19:21 ID:LpmSyaQg0
俺「あー……面倒だな……」

エイラはよく知っているが,他人からみたら過去に誰かに切り付けられた様にも見えるのだ

こればかりは直ぐには治せない

気を取り直して格納庫を通り抜け,靴紐を締めなおす

天気は快晴。出来るだけ薄着にしたのは正解だった

地を蹴り,走り出す

最初はこれが嫌でたまらなかったが,慣れてしまえばそう苦でもない

スオムスに比べたら少々暑いが,身体を壊すほどでもない

ここは,きっと良い場所だ

651鋼な俺:2015/09/11(金) 03:23:00 ID:LpmSyaQg0


サカモト「おい」

どれくらい走っていただろうか。後ろからサカモト少佐が話しかけてくるまで無心で走り続けていた

足音が二人分しか聴こえないので,エイラはへばったのだろう

俺「ああ,少佐。どうしましたか?」

俺が立ち止まると。走り続けろ。と少佐が手で指示する

サカモト「いや,何処にもお前を見なかったからな。起きた時に外で走っているのを観たから,一応確かめに来たら……な」

少佐が俺の後ろに付いて走る

俺「すいません。ご迷惑お掛けしましたか」

サカモト「いいや。構わないが……ずっと走っていたのか?」

俺「まあ,その程度しか出来ませんから」

サカモト「……朝食も食べていないだろう。あと一週したら行くぞ」

652鋼な俺:2015/09/11(金) 03:28:57 ID:LpmSyaQg0


小さい扶桑人「あっ。カールスラントの人!」

サカモトに連れられて食堂に入ると,小さい扶桑人が駆け寄って来た

俺「な,なんだよ」

小さい扶桑人「あ,すいません。あの,私宮藤って言います。えっと……坂本少佐とミーナ中佐からお話は伺っています。朝ごはん出来ているので,食べてください」

俺「あ,ああ。俺少佐だ。よろしくな」

ミヤフジ「はい!」

ミヤフジはそう言ってキッチンに引き返すと,忙しなく皿に料理を盛って行く

カウンター越しに食事を受け取る

にぎやかな食卓から適当に席を探すと,カールスラントのジャケットが目に入った

皿の物は平らげられて,一人で黙って雑誌を読んでいる

行儀は良くないが,隣に座りたくない程ではない

座って良いか? と聴くと,どうぞ。とだけ返される

朝食は扶桑の料理――所謂,和風。と言う物だった

653鋼な俺:2015/09/11(金) 03:32:04 ID:LpmSyaQg0
ライスに魚に卵。あと,サラダとネバつく豆。この豆は単品だとどうも苦手だが,ミヤフジが教えてくれた様に,まぜてライスと一緒に食うと旨かった

綺麗に平らげ,お茶を飲んでも。まだ,隣のカールスラントのジャケットは雑誌を読んでいた

俺「なあ」

カールスラントのジャケット「ん?」

俺「久しぶりじゃあないか。いや,それとも始めましてが正しいかな?」

ハルトマン「好きな方で良いよ。お互い,知らないって訳じゃ無いでしょ?」

俺「まあな」

ハルトマン「で,スオムスから来たの?」

ハルトマンが持っていた雑誌の一節を指差す

『スオムスにて奮戦する「カールスラント撤退遅れ部隊」唯一のウィッチ俺大尉インタビュー』

ハルトマン「ここでは大尉らしいけど」

俺「まあな」

ハルトマン「それに陸戦ウィッチらしいし」

俺「上司に言われてやってるんだ。それより,ハルトマンは200超えたんだろ?」

ハルトマン「まあね」

654鋼な俺:2015/09/11(金) 03:35:30 ID:LpmSyaQg0
君が聞いた様な事はもう起きないよ。と得意げに胸を張る

君が聞いた様な事とは,初出撃の話だろうか

だとしたら胸を張れる事でも無い気がするが

俺「いや,うん。まあ,頼もしいな。出来れば俺が仕上がるまで頑張って欲しい物だ」

ハルトマン「出来上がる?」

俺「ああ。俺はまだ――」

そこまで言った所で,慌しくドアが開け放たれる

バルクホルン「ハルトマンが居ないんだ! 誰か知らないか!?」

ハルトマン「え? ここに居るけど?」

ハルトマンがひらひらと手を振ると,バルクホルンがその場にへたりこむ

どうやら,かなり急いで探していたらしい

俺「お早う,バルクホルン。どうしたよ?」

バルクホルン「い,いえ。すこし,用事を思い出しただけで。少佐は,お気になさらず」

そう言って言葉を濁すと,軽く苦笑いする

こう言う時は,追求しない方が良い

655鋼な俺:2015/09/11(金) 03:39:07 ID:LpmSyaQg0
ハルトマン「あー。そりゃ,いつもは昼近くまで寝てるからね。どこでも寝てないって探してたんでしょ」

他人事みたいに言うと,顔を雑誌の方に戻す

どうやら,バルクホルンは,その事実を隠す為に言葉を濁したらしい

俺にはどうだって良いが,彼女はそれが大切な事だったらしく,怒りを顕わにした

まあ,彼女にも色々有るのだろう

バルクホルン「ハルトマン貴様……」

俺「な,なあ。そんな怒ってどうしたよ……別に仕事さえやれば昼まで寝てても問題なかろう?」

バルクホルン「それだけなら! 百歩譲って! 良いとしても!」

良いのか

バルクホルン「部屋は汚いわだらしないわで! 挙句の果てには少佐にまで……」

知られちゃならん程か

其処まで言われると気になる

656鋼な俺:2015/09/11(金) 03:42:14 ID:LpmSyaQg0
俺「なあ,だらしないとかはどうにもできんとして,部屋の片付け位は手伝うぞ? 無論,無理にとは言わんが……」

ハルトマン「良いの?」

俺「ああ。部屋の片付くらい俺とハルトマンでやればすぐだろ?」

ハルトマン「…………」

バルクホルン「…………えっと」

ハルトマン「……そうだね! じゃあ,お願いしても良いかな?」

今の不穏さしか無い沈黙をねじ伏せ,ハルトマンがにこりと笑う

俺「あの,汚いってどの位?」

ハルトマン「そこそこ?」

657鋼な俺:2015/09/11(金) 03:45:38 ID:LpmSyaQg0
既にバルクホルンはうつむいて黙りきっている

にぎやかだった食卓も,事のなりゆきを見守る様に,静寂に包まれていた

これはすぐには終わらない気がする……!

俺「ハルトマン」

ハルトマン「んい?」

俺「すぐに始めるぞ」

この時点で,今の俺には不安しか無かった

658鋼な俺:2015/09/11(金) 03:51:43 ID:LpmSyaQg0
少佐は,フラウの部屋に入るなり顔色一つ変えずに片付けを始めた

普通驚いたりするものなのだが。と思いつつ,私も参加する

そう言えば,何故フラウは少佐の申し出を受け入れたのだろうか

ハルトマン「知り合いなんだ。昔ウーシュが遊んでもらってて」

俺「まあ,知り合いと言っても顔を知ってる程度だけど」

口に出ていたのか,フラウが私の疑問に答える

まあ,少佐はカールスラント人だから何かの縁で知り合うのも不思議ではないのかもしれない

しかし,あのウルスラが少佐と遊んでもらっていたと言うのは少し以外だった

バルクホルン「少佐はどこでウルスラと知り合ったんですか?」

俺「本屋。ブリタニア語教えて欲しいっていわれてな」

ハルトマン「そうそう。それで教える方もお人よしだけどね」

ああ,そうか。それなら納得できる

確かに,俺少佐はブリタニア人らしい顔立ちをしていた

659鋼な俺:2015/09/11(金) 03:54:52 ID:LpmSyaQg0
今回は以上で

660名無しさん:2015/09/12(土) 20:34:28 ID:A8Ah7DAQ0
乙乙

661名無しさん:2015/12/26(土) 18:37:22 ID:CqmkQtuw0
荒らされて以来久しぶりに来たけど最近は落ち着いたみたい?
来年はブレイブウィッチーズ楽しみですね

662鋼な俺:2016/01/13(水) 02:28:51 ID:UhXOn5zA0
おひさしぶりです。時間が開いて申し訳ありません。投下します

663鋼な俺:2016/01/13(水) 02:31:54 ID:UhXOn5zA0
眼下には海。それより少し手前に6つ。人間の戦闘機にも似た怪異が編隊を組んで進んでいた

背後からは太陽が昇りつつある

俺「敵機6視認! 10……から12m位の戦闘機にも似た形だ! 速度は400! 高度は5000! 南東から基地の方角に向かっている。いつもの定期便だろう。迎撃する。よろしいな?」

ミーナ『ええ,お願いします。取りこぼしても此方から十分に迎撃可能な範囲ですので無理はしない様お願いします』

俺「了解。そう言う事だ,シャーリー,ルッキーニ。燃料的にも十分余裕は有るが,俺は泳げん。手早く片付けよう。シャーリー。戦闘の指揮は予定通り君が執ってくれ」

シャーリー『了解』

出撃前に打ち合わせで,戦闘時の指揮権をイェーガーに渡すと言った時はシャーリーに猛反対された。だが,戦闘直前にもなると,流石に腹を決めたらしい

ルッキーニ『泳げないの? じゃあ,あれやらされるかな?』

俺「あれ?」

ルッキーニ『知らないの? ストライカーの模型履かされて海に入れってやつ』

そんな拷問めいた事をさせられるなんて知らなかった

俺「……ガランドめ……聴いてないぞそんなの」

シャーリー『まあまあ。みんなやってるしさ。じゃあ,さっきの打ち合わせの通りに』


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