SSスレ - 1350404113 - したらば掲示板

1：名無しさん：2012/10/17(水) 01:15:13: SSまとめ
2：名無しさん：2012/10/17(水) 01:58:20: 63 名前 : 名無しさん＠ピンキー 2012/09/28(金) 05:23:47 ID:???

>>61
エロい宮緑の破壊力凄え…！

↓以下宮緑妄想SS

ああ、ヤバい。
衝動に逆らえない。このままではマズい事になってしまう。
今まで懸命に押し殺していたというのに、よりによって
コイツ自ら俺の箍を外しにかかるとは、完全に予想外だ。
止めろ。煽るな。俺の努力を無駄にするな、馬鹿やろう。
俺の腹を、胸を、ペタペタと触っている奴の目は真剣で、
此方の悶々とした思いなど毛程も解しちゃいないようだった。
只淡々と、俺の筋肉を確かめるように指を這わせる。
その感触を気持ち悪いと言ってしまえれば良かったのに、現役高校生の体は正直だ。
惚れた相手が自分の体に触れている。
只それだけで容易く体は意志を裏切るのだ。
「宮地さん、背中も触ります」
断るが早いか、俺の返答を待たずに緑間は背中に腕を回した。
弱い力で背骨の節を一つ一つ確認するようになぞるその感触に、肌が粟立つ。
思わずその腕を掴んで止めさせた。
駄目だ、これ以上は本当に抑えられない。
俺を見ろよ。
欲情を隠さずに、緑間の顔を覗き込む。
俺を見ろ。男の欲を煽った自覚を持て。
――今なら逃がしてやれる。
だがこの天然記念物級に鈍感な後輩は、邪魔された不満を目で訴えてくるばかりで。
その目にすらゾクゾクする俺はもう末期だ。
カタリ、と。
俺の中で最後の枷が外れた音がした。
ああ、畜生。ふざけんなよ緑間。
先輩としての思考はもう此処までだった。
掴んだ腕を引き寄せて、乱暴に唇を合わせる。
驚愕に見開く綺麗な目を見て、内心ほくそ笑んだ。
悪いな、緑間。
もう、逃がしてやれない。
3：名無しさん：2012/10/17(水) 02:00:35: 786 :1/2 2012/10/13(土) 03:56:29.48 ID:???

流れぶったぎるけど、昨日話に上がってた江戸紫緑に滾って書いてみた

人の多い道に居るのはあまり好きではない。
人より頭二つ程高いこの身長は、ただそこに居るだけで奇異の目で見られる。
もう慣れたとは言え、その視線を不快に感じる事に変わりは無い。
今も四方八方から向けられる好意的ではない視線に苛立ち、くわえていた団子の串をガリっと噛んだ。
「――そういう行儀の悪い事をするものではないのだよ」
スッと伸びて来た手に串を奪われる。
串を奪ったその人は、笠に隠されて顔は良く見えないが、きっと呆れたように笑っているのだろう。
その表情が容易に想像出来て、先程まで地を這っていた機嫌が少し浮上するのを感じた。
そっと彼の腰を抱き寄せ、ヘラリと笑顔を向ける。
「おかえりー。赤ちん、今度は何だって？」
「ああ、本家に顔を出す必要は無いそうだ。このまま桃井の店に行く」
「お店って事は、今回は皆集まんの？俺達だけじゃなくて？」
「どうやら今回は少し大掛かりな仕事らしいな。…お前の出番も多いと言っていたのだよ」
「えー…めんどくさー」
彼の肩にグリグリと額を押し付けると、宥めるように頭を撫でられる。
「こら、髪がくすぐったいのだよ」
彼は文句を言いながら、後ろで束ねた俺の髪に指を通し、絡めて遊んでいる。
俺の髪が長いのは元は只の無精だが、この髪を存外彼が気に入っていると知ってからは多少意識するようになった。
彼の手が頭を撫で、髪を指で梳き、指に絡めて少し引く。
その感触が心地良い。
もっと触って欲しくて、もっと触りたくて。
抱き締める力を強くすると、先程まで優しく撫でてくれていたその手で今度はペシッと頭を叩かれた。
不満に唇を尖らせてジトリと彼を見る。
「…そんな目をしても駄目だ！こんな往来で調子にのるな」
「えー、ギューッてしただけじゃん。皆見てるけど大丈夫だよ」
「大丈夫じゃないのだよ！お前はいい加減羞恥心を持て！」
顔を耳まで赤くしてプリプリと怒って先に歩いて行ってしまった彼を慌てて追いかける。
衆道なんてそう珍しい事でもないのに、彼はとても恥ずかしがり屋だ。
彼は俺と居る為に多くの犠牲を払ったが、それでも捨てきれないものが有るらしい。
(俺は、みどちんと居れるなら、誰に何て思われても平気)
そんな自分を彼は子供だと言う。
だが周囲を気にして自由を失う事が大人になるという事ならば、彼ももっと子供でいれば良い。
そして大人にならざるを得なかった過去の分まで、堂々と俺に甘えれば良いと思う。
「みどちん、首まで真っ赤ー。かわいー」
「うるさいのだよ！この馬鹿!!」
今はまだまだ、先の長い話だけれど。

江戸らしさ皆無ですみませんorz
多分、キセキで仕事人みたいな仕事をしてるんだと思います
むっくんは力仕事の実行犯担当