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― 愛 獄 ― .
1
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 22:31:41 ID:iym8d1y.
-
愛に捕らえられ、
愛に支配され、
愛に縛られ、
愛に狂う。
決して抜け出す事の出来ない、
愛と云う名の牢獄。
_
2
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 22:48:09 ID:iym8d1y.
初めまして。以前、某掲示板で小説を書かせて頂いておりました(*´Д`*)
と、言いましてもご存じの方はいらっしゃらないですよねorz
のんびりマイペースに狂愛もの中心に書かせて頂きますです♪
cpは完全に気分で(笑)
3
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:08:26 ID:u6nJrhl6
-
- f.k x k.n -
お前、好きだよね。
綺麗な空とか、可愛い女の子とか、女の子みてえな甘い香りの花とかさ。
本当は空も、人も、花だって、
お前の瞳に映したくない。
お前の視界はいつだって、俺が独占していたい。
俺だけ視てろよ、お前は俺だけに支配されてばいい。
視界も、脳内も。
……なあ、中島。
-
4
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:09:48 ID:u6nJrhl6
-
「健人くんっ、大好きです!」
『ありがと、俺も大好きだよ、お姫様。』
……ったく、何言ってんだか。
グループでの握手会。
何百人もの女の子をメロメロにさせる、此奴の魔性の言葉と笑顔。
それはプロとして、アイドルして、大切な事であり、この世界で生き残る術でもある。
-
5
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:11:11 ID:u6nJrhl6
-
典型的なアイドル、王子様。
そんな此奴にマジで惚れてる女の子は、今や全国各地に五万と居るだろう。
『…あー、疲れたー。今日も楽しかったなー。』
握手会が終わった後も、イネラルウォーターの入ったペットボトルを口元へと傾け喉を潤しては満足げに、そして何処か名残惜しげに笑みを浮かべている。
「…すっげ、どうやったらそんなずっと笑顔で居れんの?」
『んー?ファンの子達にありがとーって思ってる限り!』
半ば苦笑混じりに聞く俺に、中島は瞳をキラリと輝かせて答えた。
-
6
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:12:24 ID:u6nJrhl6
-
ほんっと、面白くねえ。むかつく。
「…へえ。」
素っ気なく言葉を返し、中島の手にしていたペットボトルを奪ってはゴグゴクとミネラルウォーターを飲み干す。
『あっ、ちょ、風磨!お前自分の飲めよー。』
「ヤダ。」
慌てて瞳を丸くし、両手を伸ばしてくる中島を可憐に交わして満面の作り笑みを浮かべて見せた。
-
7
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:20:45 ID:FOavK5Ic
-
『…ったく、バーカ。』
額をツンと、綺麗な人差し指の先で軽く押される。
呆れたように若干眉を下げて笑う中島が俺を見る瞳は、まるで弟を愛でる兄。
此奴の瞳に、いつも俺がどう映っているのか。
思い知らされる度に、虚しくなる。
「何それつまんねー。」
『いやいや、俺の水盗ったのお前でしょ。何様ですか。』
柔らかい口調でツッコミを入れる彼に余裕を含んだ笑みを見せられて、ぐるぐると渦巻く自分の中の黒い感情に苛立ちを覚えた。
-
8
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:33:31 ID:KvcClcvU
-
「そんなに言うなら俺が口移しで返してやろっか?」
後ろめたい感情を抑えるように、テーブルに置いてあった自分の分のペットボトルを手に取り、顔の横まで持ち上げ軽く揺らしてみせる。
『何言ってんの、お前のファンに何されるか分かんないから遠慮しとく。』
ほら、またそうやって、笑って流そうとする。
いつだってお前はそうやって、余裕ぶっこいて俺をあしらう。
いつだって余裕の無い俺を、見抜いて嘲笑うかの様に。
-
9
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:44:12 ID:zDtZ.1Bg
-
「………っ、」
ードサッ…
下唇を噛み締め、気付いたら俺は中島をソファーに押し倒していた。
『……へ、ちょ、風磨…?』
両手首を掴み馬乗りになる俺を、全く状況が理解出来ないといった様子で瞳を泳がせ不安げに見上げてくる。
-
10
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/13(水) 23:54:30 ID:5IrlYQS2
あ
「……何その目。誘ってんの?」
理性が、遠退いて行く感覚。
無意識に、だらしなく舌舐めずりをしていた。
『……っ、お前…、どけよ。…何なんだよ急に…っ。』
明らかにいつもと違う俺の様子に漸く危機感を抱いたのか、眉間に皺を寄せながら拘束されたままの両手首を懸命に振り払おうとしている。
それでもその華奢な両手の力は、俺からしたら何とも微々たるもので。
-
11
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 00:05:09 ID:fFIj6Hjo
-
「分かった?力じゃ俺に勝てねえの。」
沸々と湧き上がる優越感。
自然と口角が上がる。
『…分かった分かった、はい降参。』
溜め息混じりに両手から力を抜き、困った様に眉尻を落として、中島は笑った。
…こんな状況になっても、笑うのかよ。
理性が飛びそうな俺に押し倒されて、それでもまだ余裕ですってか。
-
12
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 00:11:39 ID:4XnYIYzY
-
「……むかつく。」
『…風っ…、ん、…っ』
顔を近付け、強引に中島の唇塞ぐ。
反射的に瞳を見開き、くぐもった吐息を鼻先から漏らす彼。
そんな彼の表情を、薄目がちに見つめながら何度も顔の角度を変えて唇を啄む。
『……っ、ん、…、』
きゅっと、瞼を閉じ、両頬を火照らせる中島。
中島のこんなカオ、初めて見た。
-
13
:
赤哀
◆3zNBOPkseQ
:2013/03/14(木) 00:15:19 ID:EYd3.WX.
初めまして!赤哀です。
キャラを崩してなくて、すごく面白いです!
続き待ってます^^
14
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 00:17:17 ID:UqkZuO/I
-
それだけでゾクゾクと高揚感が背筋を駆け上がる。
ずっと見たかった、ずっと知りたかった。
『…ちょっ…、ハァっ…風磨、っ…』
どんなカオで俺を感じるのか、
『……んあっん、ばか、何処触ってんの…っ、』
どんな声で鳴くのか。
此奴の全てが愛しくて、愛しくて、堪らない。
-
15
:
はるこ。
◆1qyAr2vEL6
:2013/03/14(木) 00:20:48 ID:Rgg/Y6Xo
はじめまして。
読ませて頂きました!
天才現る、って感じです(><)
応援します!!
16
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 00:28:25 ID:j96BMcTc
-
「…ハァッ、ハァッ……、中島……っ、」
横へと反れる首筋に舌を這わせて何度も舐め上げながら、僅かに反応を見せている中島の自身をズボン越しに揉みしだく。
それはまるで餓えた狼の様に、俺は息を荒げ、中島に覆い被さっていた。
『…はっあ、…おま、良い加減に…っ…しろって…!』
ードカッ、
「………っ、」
突如襲った腹への激痛に、思わず両手を離し腹部を押さえる。
-
17
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 00:35:46 ID:cy/U.1XI
-
『……なあ、ふざけてんの?…馬鹿にしてんの?』
乱れた髪をそのままに上腿を起こした彼の表情は険しく、いつもの様な穏やかな口調とは一変、声色も低く荒々しいものだった。
やっと、しっかり向き合ってくれた。
その真っ直ぐな瞳は今、俺だけを映しているんだ。
「…お前が悪いんじゃん。」
『……は?』
「…こうでもしなきゃさ、…お前俺の事なんてまともに見ねえだろ!」
思わず声を荒げながら、行き過ぎた彼への想いを、強い眼差しで精一杯伝える。
-
18
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 00:39:45 ID:cy/U.1XI
-
よーし、今日はここまでです(´▽`*)
赤哀さん、はるこさん
途中コメントありがとうございました!
とても励みになりました(ノД`)
これからもどうぞ宜しくですっ♪
-
19
:
風凛
◆noQlW0USwA
:2013/03/14(木) 01:48:04 ID:MSY09nmo
真也さん?!
あの真也さんですか?!
私のこと覚えてますかねぇ?
20
:
no name
:2013/03/14(木) 03:06:17 ID:8hhjJw6s
美少女エロ画像
ht tp://tutlyuyhk.blog.fc2.com/
21
:
SHT-JJY&FK
:2013/03/14(木) 09:46:02 ID:3BPzjTbQ
真也さんへ
こんにちは!!違うトコで影読みしてた、SHT-JJY&FKです!!
あ、自己紹介します!!
年齢・・・・中1(4月から中2)
生息地・・福井県
担当・・・・バカレアJr、ふまけん、安井クン・・・・・などです!!(上の名前は、ふまけんとバカレアJrの頭文字です!!)
(風凛は分かるかな・・・・?ひさのんです!!別の掲示板で、小説書いてるから、よかったら見てね!!)
真也さんの小説、メッチャ面白いです!!!こんなウチだけど、応援してます!!頑張ってください!!
22
:
風健
:2013/03/14(木) 10:06:15 ID:Rjwkj872
始めまして!!(^o^)v
前の、掲示板で影読みしてました!!
真也さんの小説、凄く面白いです!!(^o^)v
特に、1番最初に書かれたふまけんとハワイでふまけんがヤった時が面白くて今でも読んでいたので真也さんの小説がまた、読めて嬉しいです!!(*≧∀≦*)
続き頑張って下さい!!
23
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 11:40:44 ID:K/d.LagM
>風凛さん
おおー、お久しぶりですー!
もちろん覚えてますよお(*゜▽゜)ノ
こちらを見つけたので、移動してきちゃいました(笑)
>SHT-JJY&FKさん
こんにちはです♪
わわ、前の掲示板から読んで下さってたんですねえ、ありがとうございます(>_<)
自己紹介までありがとうございますです(*´▽`*)
ボクの自己紹介はまた、機会があれば(笑)
応援嬉しいです、お互いに頑張りましょーうっ(`・ω・´)
>風健さん
初めまして♪前の掲示板からご愛読頂きありがとうございます(*´Д`*)
しかも今でも読んで下さってるなんて、嬉しくて涙がっ!←
またこちらでも宜しくです(●´ω`●)
24
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 11:44:38 ID:K/d.LagM
『……風磨、…お前何言って…
「俺が何言っても何しても、笑って受け流してさ、……俺は中島の前じゃ余裕なんてねえのに、人の気も知んないでマジ……っ…すっげえむかつく…っ。」
必死に俺の言葉を理解しようとしながらもそれが難しいのか、中島は口を半開きにしながらただただ瞳を泳がせ、動揺と戸惑いを隠せないでいるように見えた。
困らせてる。
もしかしたら、傷付けてる、かもしれない。
「……お前にはさ、俺ってどう映ってんの?」
それでももう、後には引けない。
-
25
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 11:54:11 ID:dBtlshro
「………俺マジで狂いそうなくれえ……お前が、好きなんだけど。」
ソファーの上で向き合いながら、真っ直ぐに彼の瞳を見つめ、呟く様に想いを零した。
ついに、伝えてしまった。
長年心の奥底へと封印していたこの想い。
此奴にだけは、伝えちゃいけない。
そう歯止めを掛けてた筈なのに。
-
26
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 11:55:40 ID:dBtlshro
-
『……え、なあ……、マジで、言ってんの……?』
まるで頭痛でも襲っているかの様に、痛々しく眉間に皺を寄せ、そっと見つめ返してくる中島。
こういう顔、させたくなかったから、だから今まで耐えられたのに。
「……すっげーマジ。」
けど心の片隅では、早く中島のこういうカオが見たくて見たくて、堪らなかったのかもしれない。
『……何、…訳分かんねー……、どうすりゃ良いの俺…、』
そう、こうやって、俺の事だけが頭ん中支配して、俺の事しか考えらんなくなってる中島が。
-
27
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 14:29:25 ID:b/YjHnj2
もっと色んな此奴が欲しい。
俺しか見ることの出来ない、”中島健人”が欲しい。
そして行く行くは、お前の全てを、俺だけのモノに………。
「……んじゃ取り敢えずさ、」
上腿だけを起こしたままの中島に、ゆっくりと迫る様に詰め寄る。
「……一回抱かせてよ。」
耳元に唇を寄せ、そっと囁いた。
-
28
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 14:32:30 ID:xCmDeJ56
-
『…なっ…!、馬鹿じゃねえの…っ、』
バッと片手で耳を押さえながら一気に頬を紅潮させる中島は、誰も見たことがない筈。
「……へえ、王子様でもそんなカオすんだな。」
世間への優越感に、思わず口端が上がり、ジワジワと高揚を掻き立てられる。
『……うる、せ、…つか、近過ぎ…っ、』
「……良いじゃん、もっと見せてよ…、」
軽く舌舐めずりをした後、舌先をそっと伸ばして、彼の耳穴に這わせた。
-
29
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 14:50:38 ID:K/d.LagM
くちゅくちゅと態とらしく水音を鼓膜に響かせる様にして、耳の中をねっとり舐め回す。
『……ふ、あっ…、やめ…っ、』
俺の胸元を必死で押そうとする中島の両手には、最早全く力が入っていない。
「……そんなに嫌なら突き飛ばせば?」
挑発的な言葉を投げ掛けながら片手を下に伸ばし無理矢理ズボンの中に忍ばせると、普段は受ける事のない新鮮な刺激に中島の自身は既に上を向いていた。
-
30
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 14:52:39 ID:K/d.LagM
-
「……勃ってんじゃん、変態。」
『………っ、!』
耳元で低く囁いた俺からの屈辱的な言葉に、中島は羞恥心を露わに下唇を噛み締め両目をキツく閉じた。
悔しい?
憎くなった?
軽蔑した?
もしくはその、全部かもしれない。
-
31
:
風健
:2013/03/14(木) 16:32:58 ID:t5wSzBis
真也さんへ
一気に、更新されていてビックリしました!!(゜O゜;)
2人とも、凄いです!!(*≧∀≦*)
続き頑張って下さい!!
32
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 19:14:57 ID:i.UYogNA
それでいい、それで良いんだ。
「……俺の事好きになんのは後で良いから。」
下着の中へと手を移動させ既に硬く勃ち上がっている中島の自身を緩く握り、上下に扱き始めた。
『…んあっ…、ちょ、風磨…っ、』
反射的に開いた中島の綺麗な瞳は、僅かに充血し、切なげに濡れていて。
今俺は、一番傷付けたくない人を傷付けてる。
そう確信した。
_
33
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 19:17:10 ID:i.UYogNA
でも、此奴を傷付けて良いのは俺だけ。
そしてその傷を癒やして良いのも俺だけ。
そんな身勝手な感情ばかりが渦巻いて。
「……かわい。……ほら、もっと声出せよ…。」
他のどんな人間にも、触れさせたくない。
『…っは、あ、んんっ…、』
喜怒哀楽なんて、お粗末過ぎる。
もっと深くて纏わり付く様な感情を、植え付けてやりたくて。
_
34
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 19:19:33 ID:s7y/ycoI
-
「……すーげ、もう白いの出てんじゃん。…素質あんじゃね?ヘンタイ。」
『…っん、く、あっ…、』
憎悪も、恐怖も、全ての感情を俺だけのモノに。
『…っ、ハァッ、ふざけんな…っ…嫌いだよ、お前なんか…。』
それで良い。
『……大嫌いだよ。』
………良いんだよな、これで。
- END -
35
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/14(木) 19:27:00 ID:5IrlYQS2
はい、終わりです(笑)
ふまたんの行き過ぎた想いは本当に正しかったのか、はたまた取り返しの付かない罪となったのか……的な事を伝えたかった(´・ω・`)
……伝わってることを願います(笑)
────────────────
>風健さん
またまたコメントあざーすです(*´▽`*)
どうにか頑張れました♪
36
:
美男
:2013/03/14(木) 20:41:11 ID:NeMPufcc
やべーww
文章力ぱないww
がんばってくださいヽ(*´▽)ノ♪
37
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/14(木) 23:25:11 ID:ePg2/F2Q
あああああああ!!!!!
いた!いた!いた!←
前の板で(多分この名前で)読ませて頂いてた奴です♪
もう忘れてますよねー(笑"
何度ホムペサイトを探したことか←
また主さんの小説読めて嬉しいです∀
これからもよろしくです(´∀`!!!
38
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 15:42:46 ID:174aSSq2
>美男さん
いやいや全然ぱなくないです(゜Д゜;)(笑)
でもありがとうございます(*´Д`*)
がんばりますー!
>☆跳&魅区☆さん
はわわ、お久しぶりですー!
忘れてなんかないですよお、しっかりばっちり覚えてますです(`・ω・´)
またお会いできて嬉しいですv
こちらでも宜しくお願いします(*´▽`*)
-
39
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 15:45:54 ID:174aSSq2
- k.n x r.y -
ずっとずっと、憧れだった。
ブラウン管越しに輝く貴方を、初めて見たその時から。
それは何年経っても変わらない。
貴方は今でも、俺の世界の中心です。
『けーんと。』
舞台のロングラン中、その日の公演を終え楽屋で衣装から私服へと着替えている最中、ドアの方から愛しい声色が。
-
40
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 15:47:41 ID:174aSSq2
俺の憧れの先輩は、同い年の小さな青年。
「…山田くん!お疲れ様です。」
楽屋のドアからひょっこりと顔を覗かせている彼に気付き、前ボタンだけを全開にしたワイシャツのまま急いで駆け寄る。
『…ちょ、お前ちゃんと着替えてから来いよ。』
「…何、恥ずかしい?」
顔の前にバッと手を出し視界を遮る様にして笑う彼に、周りに聞こえぬ様こっそりと耳打ちして返す。
41
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 15:49:06 ID:174aSSq2
-
『……馬鹿っ、場所考えろ。』
僅かに頬を火照らせながら、睨む様に俺を見上げる”センパイ”。
「……はいはい、スイマセン。」
その可愛さに免じて降参を示す様に両手を軽く挙げながら、溜め息混じりに離れる。
『……この後さ、予定ある?』
「んー、あります。」
-
42
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 15:51:04 ID:174aSSq2
-
そう、俺と彼は、
『……え、あー、そっか。』
「……これから”カノジョ”をデートに誘うとこなんで。」
先輩と後輩。勿論そうだけど、
『……へ、?』
「……涼介、海行かない?」
誰も知らない、秘密のカンケイ。
『……ばーか。……ん、喜んで。』
それはごく普通の、恋人同士。
-
43
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 16:06:12 ID:HMvG3oPk
-
周りに聞こえぬ様小さく囁く様に紡いだ俺の誘い文句に、彼は呆れた様な、そして何処かホッとした様な、そんな笑みを浮かべてはにかんだ。
「中島ー、」
『…あ、風磨呼んでんぞ。』
彼が僅かにかかとを上げて俺の背後を顎で差し、漸くメンバーからの声に気付く。
「…何ー?」
「皆で焼き肉行くけどお前はー?」
身体は涼介に向けたまま、顔だけ振り返り返事をすると、風磨がマリウスをがんじがらめにしながら呼び掛けてきた。
-
44
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/15(金) 16:08:45 ID:/srAhFzE
-
「…あー俺これからデート。また今度!」
「えー、お前彼女出来てから付き合いわりーぞー。」
「ごめんごめん、また誘ってよ。な?」
口先を尖らせている風磨に眉尻を落とし申し訳なさげに笑みに浮かべた後、再び涼介に視線を戻す。
『……良いの?』
「…良いの。」
幼い子供が内緒話をする様に、小さく言葉を交わしては、悪戯に笑い合った。
-
45
:
マリ玄☆
◆6NZZJdXqIw
:2013/03/15(金) 16:32:02 ID:sj6yqDZw
ああー!!真也
覚えてますか?マリ玄☆ですっ。
また、真也さんの小説を見れて感激・・・涙
次リクしてもよろしいでしょうか??
46
:
マリ玄☆
◆6NZZJdXqIw
:2013/03/15(金) 16:41:46 ID:sj6yqDZw
あああああああ!!
真也さんにさん付けてないぃぃぃ!!すいません(>_<)
47
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/15(金) 16:55:03 ID:fWZOdAaY
主サマ*
ホントですかッ!?
覚えててもらえて嬉しいです //
また更新してますね><!!
健人と山田kだっ!!*
どんな作品になるのか今から楽しみすぎますっ笑
48
:
風健
:2013/03/15(金) 18:09:01 ID:RhcEsUzY
真也さんへ
コメ返ありがとうございます。
ふまけん、切ないけど美しい恋って感じで面白かったです!!
新作は、健人×山田君ですか!!(^o^)v
しかも、山田君受け(?)はあまり見ないのでどういう展開になるのか楽しみです♪♪(*≧∀≦*)
49
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/15(金) 22:50:40 ID:P9JB0Zgc
おひさしぶりです。
私のこと覚えていますか?元アーリーです☆
ずっと、主さん大好き!!好き!すごい好き!!!←
しか書けなかった者です・・・;
また、主さんの素晴らしい小説を見ることができて
すごい幸せです♡
それで、リクとかいいですか?
先輩×風磨みたいなものってできますか?
先輩は、主さんが書きやすい人でいいです。
よろしくお願いします<(_ _)>
(あ、もちのろん激激激裏で←)
50
:
楓輝
:2013/03/16(土) 09:58:57 ID:9pqkpS2U
真也様
自分某掲示板でも読ませていただいたものです。
真也さんとの交流はありませんでしたが、自分真也さんの小説すっごく好きです!!
真也さんにリクエストしたいのですが、真也さん関西は書けませんか?
自分関西ジャニーズjr(以下関ジュ)が好きなので関ジュを書いてほしいんですが…
あ、無理だったらいいんです!!
自分けんふまが好きなので無理でしたらけんふま(超超激裏)にしてください!!←ついでにお仕置きなかんz((殴
お返事待ってます!!
51
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 11:11:53 ID:um9oB14I
>マリ玄☆さん
覚えてます覚えてます、お久しぶりですー(*´Д`*)ノシ
そう言って頂けて光栄です!(涙目)
お応え出来そうな内容でしたら、リクお受けしますっ(`・ω・´)
>☆跳&魅区☆さん
可愛い子の名前は覚えるの得意なんで(*゜▽゜)ノ←
実際のけんとっとの山田くへの憧れっぷりが好きなだけなんで、完全に自己満ですー(笑)
-
52
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 11:14:00 ID:um9oB14I
>風健さん
おお、そう言って頂けてよかったですー(*´▽`*)
今回はすっげマイナーな自己満小説になりそうなんで、お暇な時にでもチラリと読んでやって下さいです(ノД`)
>あーりぃさん
わわ、アーリーさんですね!
ちゃんと覚えてますよおー(●´∀`●)ノシ
相変わらずボクの事好きですか?ですよね?(`・ω・´)←こら
先輩×ふまたんですか!では、ボクの担当様にふまたん泣かせて鳴かせて貰いますかね、ふは(*´▽`*)
>楓輝さん
初めまして♪以前から読んで下さってたんですね、ありがとうございます(ノД`*)
関西はですねー、無限組さんがギリギリかもしれませんorz
けんふまでしたら全力でお応え致しますので!申し訳ない(>_<)
-
53
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 11:16:36 ID:um9oB14I
-
メンバーにはただ、”彼女が出来た”としか伝えていない。
嘘にはならない筈だけど、俺と涼介、2人だけの世界をまるで知らない周りの奴らを見てると、たまに自慢してやりたくなる。
『じゃ、後でなっ。』
「ん、また後で。」
俺のカノジョはこんなに可愛くて、こんなに輝いてるんですよーって。
そう、それはまるで、いつだって同じ場所で輝きを見せている北極星の様に。
-
54
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 11:18:56 ID:um9oB14I
-
”山田涼介”は俺の中の同じ位置に、いつも居るんだ。
何年も前から、ずっとずっと。
「健人くん、誰と話してたの?」
涼介が一旦自分達の楽屋へと戻って行った後、着替えの続きをしているとマリウスが駆け寄ってきた。
「んー?あー、山田くん。」
「山田くん来てたんだ!話したかったなー。」
何食わぬ顔でさらりと答える俺に微塵の違和感も感じないまま、マリウスはだらんと両肩を落とし、大袈裟に溜め息を吐いている。
-
55
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 11:21:28 ID:um9oB14I
「良いだろー。残念でしたっ。」
こんな小さい子にまで優越感を抱いてしまう俺はつくづく子供だと、内心呆れるけれど。
「あーマリ!風磨達には内緒な?ほら、これやるから。な。」
「あ、これ最近好きなガム!all right!」
念には念を。
お気に入りのガムをポケットにしまい込みながら、画になる様なウィンクを飛ばすマリウスに、小さく笑みを浮かべながらくしゃりと頭を撫でてやった。
-
56
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 11:31:09 ID:j96BMcTc
-
「お、マリー、お前中島に何か貰ったっしょ。出せ。出しなさい。」
「…な、何も貰ってないよ?」
勝利や聡まで加わり、尋問責めに合っているマリウスに微笑ましい視線を送った後、俺は静かに楽屋を出た。
愛する人の元へ、一秒でも早く、駆け付けたくて。
「…山田くん!」
『遅い。』
舞台会場から少し離れた、人気の少ない路地の入口。
いつもの待ち合わせ場所で、帽子を目深に被りスマートフォンをいじる小柄な人影は、俺が駆け付けると不機嫌そうに片眉を落として顔を上げた。
-
57
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 12:01:44 ID:K/d.LagM
「すいません、マリウスに捕まっちゃって。」
『マリウスかー、じゃあしょうがねえな。よし、お前に貸し1で許す!』
自然と眉尻が下がるのを自分でも感じながら両手を顔の前で合わせると、涼介は何やら頬を緩めながらピンと人差し指を立てて笑っている。
何だよ、風磨って言えば、少しは妬いてくれたのかな。
「何すかそれ、山田くんマリウスに甘過ぎですよ!」
思わずムキになって、半ば拗ね気味にそう返すと、
『…あー、それ、その口調、もう良いよ。』
-
58
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 12:03:39 ID:K/d.LagM
-
「…へ、?」
急にに片頬をポリポリと人差し指で掻きながら俺から視線を逸らす彼。
『2人の時は涼介で良いって。な?』
照れた様にふにゃりと笑みを浮かべながらポンポンと軽く肩を叩かれて。
-
59
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 16:02:34 ID:K/d.LagM
思わず片手を伸ばし、彼の腕を引いて抱き寄せた。
『…ちょ、健人っ…!』
キョロキョロと周りを気にし、顔が見えぬ様に俯きながら、必死で俺の胸を押そうとしてくる。
嗚呼、こんなにも俺はこの人の一言で、些細な表情で、翻弄されてしまうんだ。
先程までムキになっていた自分なんか、もう何処かへ行ってしまった。
「……涼介、」
ぎゅうっと両腕に力を込め、耳元で小さく名を呼ぶ。
-
60
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 16:14:12 ID:7BZyeqM.
-
『……ん?…ほら、行くんだろ?海。早く連れてってよ。』
そんな俺を宥める様に優しく聞き返しては、目深に被ったままの帽子の鍔の下から、此方を見上げる様に無邪気な笑みが見えた。
今でもたまに、不思議な感覚に陥る。
ずっと憧れだったこの人が自分の腕の中で、自分を見上げて笑っている事が。
「…はい。行きましょっか。」
『おうっ!』
この人の笑顔には叶わない。
自然と俺も笑みを浮かべ、彼の片手を握り締め駅へと向かった。
-
61
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 16:33:16 ID:HMvG3oPk
-
太陽の半分以上が、水面下に沈んでいる。
目線を前方から上空へと上げていくにつれて、綺麗なグラデーションを描いた様に、濃紺へと染まっていて。
都会では決して見ることの出来ない、綺麗な星空が広がっていた。
聞こえるのは、寄せては返す静かなさざ波と、心地良く通り過ぎて行く風の音。
そして、
『良いね、夜の海も。すっげー綺麗じゃん!』
愛しい人の透き通る様な声。
-
62
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 16:38:06 ID:rjL8aySs
-
本当にただ、それだけで。
電車とバスを乗り継いでやっと辿り着いたこの場所、景色。
どんなに有名な世界遺産よりも、俺にとっては価値がある。
そんな風に思うのは、隣に涼介が居るからなのかもしれない。
「ヤバいねー、この眺めは。この景色だけで一曲書けちゃいそうじゃない?」
誰も居ない砂浜に、2人並んで腰を下ろしダランと両足を伸ばしては、果てしなく広がる地平線を眺めて、口元を緩めた。
-
63
:
風健
:2013/03/16(土) 18:17:46 ID:wcMpYBXg
真也さんへ
自己満だなんて、凄く面白かったですよ!!(^o^)v
今回も、続きが凄く気になります!!
健人が何をしようと、してるのか楽しみです♪♪(*≧∀≦*)
無理はしないで、頑張って下さい!!
64
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:25:19 ID:E5q2nldQ
『はは、じゃあ俺の為に書いてよ。ポエマーさん。』
「ちょっと、それ馬鹿にしてる?じゃあ涼介が可愛くお強請りしてくれたら、書いてあげよっかなー。」
他愛のない会話を堂々と出来る事が、こんなにも幸せで。
このまま時間が止まれば良いと、切に願ってしまう。
『よーし、言ったな?やっぱ無しとか、無しだかんなっ。』
口元が緩みっ放しの俺に、いつの間にか闘志を燃やし始めた涼介が、気合いを入れる様にして伸ばしていた足で胡座をかいた。
-
65
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:26:13 ID:E5q2nldQ
-
「勿論。男に二言はありません。」
そんな姿がなんだか可笑しくて、内心笑みを零しそうになるのを必死に抑え、平然を装って頷いてみせる。
『よしっ……可愛く…って、こうか?…いや、こう?……難しいな。』
何やら首を傾げてみたり、綺麗な瞳をパチパチと瞬きさせてみたりと、色々な仕草を試しては”違うかー”と口先を窄ませる涼介。
その姿が、もう既に可愛いのに。
なんて、口には出してやらないけど。
-
66
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:27:39 ID:E5q2nldQ
-
「しっかり頼みますよー。俺、すげえ期待してますからね。」
態とらしく、”先輩”と”後輩”を思わす様な口調で言うと、涼介が何かを思い付いた様に俺に視線を向けてきて。
『健人、』
「ん?」
─チュッ…
一瞬で視界が遮られ、唇に柔らかく湿った感触を受け、思わず僅かに瞳を丸くした。
さざ波の音と共に、そっと離れて行ったその感触の後、唇に触れた空気はなんとも冷たく、名残惜しくて堪らない。
-
67
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:29:05 ID:E5q2nldQ
-
『ごめん、やっぱ俺、可愛いとかそういうの苦手だわ。これで精一杯だもん。』
ベッと悪戯に舌先を覗かせながら、照れ隠しなのか後頭部をパサパサと片手で掻いている。
少女漫画に出てくる男の子の様に、どんな事をしても画になるんだこの人は。
そしてその度に、トクン、トクンと俺の心臓が大きく脈を打つ。
ねえ貴方は、それを知っててやってるの?
「本当さ、涼介ずるい。」
『…へ、……おわっ、!』
-
68
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:30:28 ID:E5q2nldQ
俺が彼の腕を引いて砂浜に仰向けになると、その反動で体勢を崩した涼介が、俺の上に倒れ込んだ。
「……おいで。」
愛しさを込めて呼び掛けると、
『……調子乗んないの。』
そう良いながらも俺の両手に自らの両手を絡め、腹の辺りに馬乗りになる様にして涼介が跨がる。
絡めていた片手を離して涼介の後頭部へと伸ばすと、うっとりと瞳に熱を持たせ始めた端整な顔が近付いてきて、そっと唇が重なった。
-
69
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/16(土) 18:30:48 ID:uEhMvy82
主サマ*
いやいやいやいやい(ry
可愛い子なんかじゃありませんよ;
悲しくなるくらい 笑;
山田kと健人かっこ可愛いっ//
明日感謝祭行くんですけど
そうゆう関係に見えちゃいそうでヤバいです←
あと、一応今のリクとかが一段落ついたら
ウチもリクとかしていいですかっ!?
主さんに会えて毎日ハッピーな
ところなんで(>д<笑ッ)
ほんっと主さん大好きですっ//
これからも応援してますι(・ω・´*)>
70
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:31:48 ID:E5q2nldQ
『……っん、ふ…、』
彼の後頭部にしっかりと手を添え、くしゃりと髪を掴みながら、次第に口付けは深くなっていき、無我夢中で舌を絡め合う。
─チュッ、…チュプッ…ピチャ…、
お互いの舌と唾液同士が絡まる卑猥な水音に、
『…っ、ん、ふぁ…っん、』
聴覚までもを犯され身体を熱くさせる涼介の甘い吐息が、顔の角度を変える僅かな隙に何度も漏れて。
-
71
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:48:38 ID:zDtZ.1Bg
「……ハァッ、…こんな所で興奮しちゃって……、厭らしいね、涼介。」
『……っ、健人、…欲しい、』
俺の挑発的な言葉にさえ、ぴくりと反応を見せる腰を服越しになぞると、トロンと瞳を細めた涼介が頬を火照らせながら見下ろしてきた。
星空と海を背に俺を見下ろすその表情が、余りにも美し過ぎて、思わず涙が出そうな程だった。
─グチュ、ジュプ、ジュプ、…
『…ひゃ、あっ、あぁっん、』
「…んっ、ハァッ、ほら…もっと自分で腰揺らしてみ…っ、」
いつの間にかすっかりと淡い輪郭を纏った三日月が上空で輝いている。
-
72
:
愛美
:2013/03/16(土) 18:49:09 ID:GCVBVgv.
すごーい♪続き楽しみにしてるぅ♪
73
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:51:00 ID:OYtAMLH6
そんな月明かりを浴びて、俺の上で腰を揺らす涼介の色白い身体は、なんとも妖艶で、甘美で。
『…はっ、あっん、気持ちいっ…、健人っ…、もっと…、』
「…淫乱だもんな、涼介は…っ。…んっ、ここ…?」
『…あぁっふ、あっ、あっ、そこ、っ…気持ちい…っ、』
俺を求めて半開きの口端から唾液を垂らし、強請る様に上腿を倒して来ては、甘える様に頬をペロペロと舐めてくる。
”山田涼介”をこんな風に躾たのは、紛れもない俺。
俺好みの、俺色に、憧れの人を染め上げた。
-
74
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 18:56:20 ID:OYtAMLH6
涼介を初めてブラウン管越しで見た時、彼はキラキラと小さなオーラを纏いながら、歌って踊っていた。
〈お母さん!おれもジャニーズになりたい!山田くんみたいになりたい!〉
俺の人生もあの時から、
この人の色に染まってしまったんだ。
- END -
75
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/16(土) 19:08:25 ID:j55vmt8Y
やっと終わったあorz←
これで心置きなく明日の東京ドーム楽しめますー(*´Д`*)
神担ではないんですが、愛しの諸星翔希を拝めてきますー(`・ω・´)!←暴
──────────────
>風健さん
よよよよかったです、そう言って頂けて(ノД`)!
けんとっとはですね、ちょっとブラックな感じがボク好みなので、そんな感じにしちゃいました(*´Д`*)←
>☆跳&魅区☆さん
良いんです、読者様はみーんな、可愛いのですよおー(`・ω・´)!
あ、ボクも明日感謝祭行きます(*´Д`*)
楽しみましょうねえー、色々とv←
リク、勿論お受けします♪
いつでも言って下さいですっ(●´∀`●)
ふははっ、照れます、調子乗ります、ありがとうございます(*´ェ`*)
>愛美さん
コメントありがとうこざいました!
楽しんで頂けたかな?(´・ω・`)
-
76
:
風凜
◆noQlW0USwA
:2013/03/16(土) 23:19:23 ID:40JnScuw
真也さん、明日ジャニーズワールド行ってくるんですか?
私も行ってきますよー♪
77
:
ありやま
:2013/03/17(日) 10:20:19 ID:PDptul6.
はじめまして!いつも楽しく読ませてもらってます)^o^(
リク受け付けてますか??受けてたら、風磨くん攻めで、有岡君受け
書けますか??
突然すいません!
78
:
優樹
◆6NZZJdXqIw
:2013/03/17(日) 14:54:24 ID:wjGrMrT2
旧マリ玄☆です(^◇^)
わぉ、ジャニワに行くんですか?お気をつけて〜!!
リク決まりました^^
やまゆとでお願いします!!
山田くんを飢えた狼みたいにしてください(素晴らしい難題←
79
:
風健
:2013/03/17(日) 21:23:45 ID:G4jqwPb2
真也さんへ
2作目お疲れ様です。
ブラック健人、先輩なのに後輩みたいに可愛い山田君、面白かったです!!(^o^)v
今日の、ジャニワどうでしたか??
諸星君、拝めましたか??
私は、家の用事で行けなかったので次は、5月のセクゾコンです!!(^o^)v
あと、真也さんはセクシーボーイズで小説は書けますか??
真也さんの小説を読んでいたら、リクしたくなってしまって…。
無理でしたら、無理して下さい!!
最後に、なってしまいしたがお帰り気を付けて帰って下さい。
80
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 14:25:39 ID:E5q2nldQ
>風凜さん
感謝祭楽しめましたかー?
夢の様な時間ってあっという間に過ぎちゃって寂しいです(●´ω`●)
>ありやまさん
初めまして♪
コメントありがとうございます(*´▽`*)
ふまたん×有岡くんですか!あまり期待しないで頂けるなら頑張ってみます(`・ω・´)(笑)
>優樹さん
やまゆとですかー、ボク的に裕翔くんのキャラが定まってない上に彼についてあまりよく知らないので、かなり自信無いので…一応考えさせて下さい!(ノД`)
>風健さん
はわわ、そう言って頂けて良かった!完全に自己満カップリングだったので、皆さんに楽しんで頂けたか不安だったので(>_<)
ありがとうございます(*´▽`*)
あ、諸星たまーにモニターに映り混む程度だったんですが、一番輝いてましたー(*´Д`)←え
ボクはセクゾコンは行かないと思うんで、楽しんできて下さいね!(●´∀`●)
セクボは誰と誰かによると思うんですが、余りに若い子同士だと自信ありませんorz
ちなみに岸ふうぐらいの年齢がギリかと…(´・ω・`)
-
81
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 14:30:38 ID:i.UYogNA
さてと、此処からは頂いたリクを少しずつ消化して行こうと思いますです(´・ω・`)
まずは、あーりぃさんから頂いた、先輩×ふまたん。
攻めの先輩は、ボクの神担様にさせて頂きますv
此処では全く需要無さそうですがorz
-
82
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 14:31:40 ID:i.UYogNA
- j.a x f.k - request by あーりぃさん
”憧れの先輩、尊敬している先輩”
其処に決して名前をあげられない、大切な”センパイ”がいる。
そう、それはまだ大好きなあの人が、
愛する人と守るべき新しい命を、
……手に入れてしまう前の話。
-
83
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 14:40:59 ID:4XnYIYzY
事務所に入って間もない頃、初めての雑誌の取材で聞かれた質問。
”憧れの先輩は誰ですか?”
俺は真っ先に、
〈赤西仁くん!〉
瞳を輝かせながらそう答えた。
歌もダンスも格好良くて、女の子達を魅了すセクシーさも兼ね備えていた。
あー、俺もあんな風になりたいなと、何度も何度も彼のステージや演技を観ていた。
いつからだろう、
”憧れ”が”恋心”と云う名の、どす黒い”欲望”へと変わってしまったのは。
-
84
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 14:51:46 ID:P46ctuIg
「じゃあ、中島くんの一番好きな食べ物は?」
「それはもう、バナナ以外無いですねー。」
中島、俺、記者さんとの三者対談。
対談も終盤に差し掛かった頃の記者さんからの問い掛けに、中島は何故か自慢げに胸を張ってそう答えている。
それが何だか可笑しくて、思わず小さく笑みが零れた。
「菊池くん、笑ってるけど何で?」
「あー中島のバナナへの愛情は異常なんで。語り出したら面倒臭いから、これ以上広げない方が良いっすよ。」
「ちょ、酷くない?語らせてよ。あの、バナナって…
「はい、次行きましょう。」
身振り手振りまで始めて語ろうとする中島の言葉をバッサリと俺が遮ると、現場に穏やかな笑いが起きた。
-
85
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 15:01:55 ID:94tKti/U
「じゃあ最後に、菊池くんの憧れの先輩は?」
久しぶりに投げ掛けられたこの質問。
「……………。」
思わず言葉に詰まり、その場に沈黙が流れる。
「……風磨?」
見兼ねた中島が、不安げに眉を寄せて顔を覗き込んで来た。
-
86
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 15:02:51 ID:94tKti/U
一瞬俯き、笑みを作り、顔を上げる。
「櫻井翔くんですね。」
態とらしく首を捻り、笑みを浮かべながらその理由を説明した。
何を言っているか、自分でも分からない。
ただ頭の中を”あの人”の姿が支配する中、俺は無感情を隠す様に笑みを作って話を進める。
「…………。」
俺が昔から憧れている先輩が、翔君では無く”あの人”だという事を知っている中島は、ただ黙ってそんな俺を見ていた。
-
87
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/18(月) 15:28:35 ID:/etyfJS2
「…風磨、何かあった?」
取材も終わり、楽屋に戻ってだらしなく椅子に腰を下ろす俺の隣に中島が先程同様に眉を寄せて腰を下ろした。
『何で?』
「や、さっきさ、何か様子可笑しかったから。」
平然と聞き返す俺の目を、中島は見透かそうとくる様に真っ直ぐに見詰めてくる。
『別に?あー、最近あんま寝れなくてさ、眠くて眠くて。』
心配は掛けたくない。
俺は態と大きな欠伸を一つして、中島の瞳から逃れる様に視線を逸らした。
-
88
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/18(月) 18:06:38 ID:ZZHqyy8M
主サマ*
やーまーだー←
駄目だ、可愛すぎますって//
昨日感謝祭楽しかったですねっ♪*
やっぱり二人を見るとにやけが止まらんでした←
実際と同じに見てしまうの悪い癖なんです;
昨日前板のハワイのヤツ見てきました☆
あの作品今でも大好きです〃〃
リク...少々お待ち下さい←
感謝祭で
金髪ふまたんドS&ヤンキー健人ドSに
目覚めてしまって…笑
じっくり考えます(´・д・`!))
いつもいつも長文すみません;;;
89
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/19(火) 07:16:56 ID:P9JB0Zgc
ひゃはっ←
なんですかねもう・・・。
最高すぎてやばばです((
赤西くんでしたか!!
私も、赤西くんかなぁとは思っていたので。
続きが楽しみすぎですね〜☆
頑張ってください!
90
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 21:55:35 ID:HJ2I5RCI
>☆跳&魅区☆さん
山田くん可愛く書けてました?
良かったですー(*´▽`*)!
ですねー、ボクもあの2人が余り絡まない感じに逆に色々想像してニヤけてました(笑)
あ、ハワイのやつまた読んで下さったんだ!嬉しいー(*´Д`*)
金髪ふまたん解禁で、会場の歓声やばかったですねー(゜Д゜;)
ゆっくりで大丈夫ですよ、いつでもお待ちしてます♪
>あーりぃさん
ふはは、やばばですか、良かったですー(●´ω`●)!
はい、すいません赤西です(´・ω・`)
ふまたん見てるとたまに赤西の面影を感じて切なくなります(笑)
ありがとうございますー、頑張りますです!(`・ω・´)
-
91
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 21:56:44 ID:HJ2I5RCI
「そ?なら良いけどさ。何かあったら話ぐらい聞くから、ちゃんと言いなさい。オッケー?」
包み込む様な中島のその優しい笑顔に、幾度となくホッとしてきた。
昔から、何度も此奴には助けられている。
大切な仲間だからこそ、巻き込みたくない、心配を掛けたくない。
『ん、オッケー。』
俺は頬を緩めて、顔の横で親指を立てて見せた。
丁度その時、
-
92
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 21:57:56 ID:HJ2I5RCI
─ブーッ、ブーッ…
テーブルに置いてあったスマートフォンが、鈍い音を立てて振動した。
咄嗟に画面に目をやると、愛しい人の名前と着信の知らせが。
ただそれだけで、心拍数が速くなり、胸の高鳴りを抑え切れない。
「……出なくていいの?」
中々手に取ろうとしない俺を見て、中島が不思議そうに小首を傾げている。
その言葉にハッと我に帰り、慌ててスマートフォンの通話ボタンを押しながら耳元に当てた。
-
93
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 21:58:47 ID:HJ2I5RCI
『…はい、』
《あ、俺。仕事終わった?》
昔から大好きな声。
喋っている時も、笑っている時も、歌っている時も、そしてこうして電話機器を通しての機械音掛かっている時も、俺の耳には心地良くて。
思わず自然と、口元が緩んでしまう。
『…はい、今さっき。』
《お疲れ。んじゃいつものホテル、706ね。》
『わかりました、すぐ行きます。』
-
94
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 21:59:45 ID:HJ2I5RCI
仕事終わりのいつもの会話。
毎回違うのは、部屋の番号だけ。
そう、ただそれだけ。
『…俺先帰るわ。次って明後日の収録だよな?』
「…あー、そうそう。現場に10時の。」
電話を切り身支度を済ませながらドアへと向かう俺の姿を目で追いながら答える中島。
-
95
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 22:01:32 ID:HJ2I5RCI
『リョーカイ。じゃお疲れー。』
そんな中島に振り返る事無くドアノブに手を掛けると、
「……赤西くんなんでしょ?」
『…………。』
背中に投げ掛けられた問い掛けに、思わず手が止まる。
「…なあ、お前本当に大丈夫?……もしかして何か……
『……別に、何もねえから。』
-
96
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 22:02:22 ID:HJ2I5RCI
その後の中島の言葉は耳に入らず、俺は無言で楽屋を出た。
中島は関係無い。
これは俺と赤西くん、2人だけの問題。
そう寧ろ、
ダレニモジャマサセナイ。
─コンコンッ…
行き慣れたホテルの、指定された部屋のドアを軽くノックする。
-
97
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 22:03:11 ID:HJ2I5RCI
─ガチャッ…
数秒後、すぐに目の前の扉は開いた。
「早くね?」
半ば驚いた様に、瞳を僅かに大きくする愛しい人。
『…早く会いたくて。走って来ちゃいました。』
素直になれる、この人の前でなら。
自分を全て、さらけ出せる。
-
98
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 22:04:11 ID:HJ2I5RCI
「何それ、可愛いんだけど。」
口元を緩めて瞳を細める彼にグイッと腕を引かれ、体勢を崩しながら部屋の中へ入った。
反動で俺の身体は彼の胸元へと凭れ掛かり、背後でドアがガチャンと閉まる音がする。
『…んっ…、』
そのままドアに背中を押し付けられ、唇を彼の厚い唇で塞がれて。
「……そんなに俺に会いたかった?」
流し目をする様に俺の表情を見詰めながら、口内に滑り込んでくる長い舌。
-
99
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/19(火) 22:10:34 ID:StourQBk
『…っふ、ぅ…、』
その舌に自ら自分の舌を絡めつつ、うっとりと彼の瞳を見詰めながら問い掛けに答える様にコクコクと小さく頷く。
「………そんなに俺が好き?」
慣れた仕草で顔の角度を変えては再び舌を絡め取られ、俺の首筋を中指の先でツゥとなぞりながら吐息混じりに囁かれて。
『……っ、ん、好き…っ、』
ジワジワと身体に熱が籠もって行くのを感じながら、彼の首に両腕を回し、噛み付く様に自ら口付けを深めた。
-
100
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/20(水) 09:40:23 ID:P9JB0Zgc
ほああああぁぁあああ(*´Д`*)←
もう主さん最高すぎですよぉぉぉおお((
何でそんなに上手に書けるのですか?
もしかしてプロさんですか(´・ω・`)?←
ふまたんと赤西くんだけの問題・・・
問題・・・
もんだい・・・
モンダイ・・・
くえすちょん・・・←
うあぁあなんか切ない(`;ω;´)
でもいいっ!
えろいっ!
それがいいっ!!
切なくてえろくて
切ないのにえろくて
大好き!主さんが!!!←ぇ
いやー、さっきまで
少クラに赤西くん出たやつ見てたら大変なことになりました←
だからこんなにテンションおかしいんですかねぇ?
覚えてるだけで10回以上は見まくりましたよ。
何回読んでもあきないです。
ps.
主さんは夜しか(夜中?)しか更新されませんか?
もしそうだとしたら、午前中とかお昼とかのコメントは
しない方がいいのかなぁ。と思ったので;
長くてすいませんでした!頑張ってください☆
主さんの熱狂ファンより←
101
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/20(水) 16:35:56 ID:P9JB0Zgc
生意気に2回もごめんなさい<(_ _)>
うっ;
コメント出してから気づいた・・・。
ごめんなさい
主さんのスレなのに100ふんじゃいました・・・(;Д;)あうぅ
本当にごめんなさい!
記念すべきキリ番だったのにっ・・・。
何回謝っても足りないくらいに今すっごい反省してます・・・。
ごめんなさい
それと、さっきまでずーーーーーーーーーーっと赤西君のこと
調べたり歌聞いたり踊ってるとこ見たりしてたら
なんか赤西くんのこと好きになってきました(´・ω・`)←
で、主さんが以前書かれていた掲示板で
ホムペをやられていて、そこで書いているのは仁亀などだと。
ずうずうしいのは分かってるんですが、ぜひ見てみたいですっ。
本当に真也さんのことも真也さんの小説も大好きなので(*・ω・)
う〜、本当にすいませんでした<(_ _)>
102
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:06:57 ID:2lPqjC6Y
>あーりぃさん
おおお落ち着いてえええ(*´Д`*)←
いやいやいや、ボクなんてただの凡人ですはい(゜Д゜;)
ふははっ、ボクもあーりぃさん大好きですよお(*´▽`*)ノシ←おい
なにっ!わざわざ赤西を見て下さったなんて!嬉しいいい!!(泣)
KAT-TUN時代の赤西が一番好きなので、六人の頃のKAT-TUNと赤西をいっぱい見てあげて下さいです(●´ω`●)ぽわん
103
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:26:22 ID:HJ2I5RCI
そして仁亀にまで興味を持って頂けたのでしょうか?光栄ですー!
にーなというハンネでやっているサイトですが、載せておきますねっ♪
httpあ:あ//id5.fm-p.あjp/318/jxks2/あを抜いてみて下さいー。
主に仁亀、仁亀がドラマで演じてきたキャラ中心でかなり刺激が強くマニアックなサイトにしてしまってるのでご注意下さい(>_<)
パスが分からないようでしたら、サイトの下の方にー手紙ーというのがあるので、そちらからメッセージ下さればパス送ります(`・ω・´)
因みに、ここへのコメントはいつ頂でも構いませんよー!
ここの皆様かなりお若いようですが、ぶっちゃけ自分、有岡くんと同い年なので、ただ大学だのバイトだの何だので夜遅いだけです、はい。←
あと、キリ番の事は全くお気になさらずー、です(*´▽`*)!
-
104
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:32:04 ID:/etyfJS2
好きです、好きです、
……誰よりも、愛してるんです。
この想い全部、重なり合う唇から、貴方に伝わってしまえば良いのに。
「…ハァ…、何?」
ゆっくりと唇が離れ、唾液が糸を引く中、それをペロリと舐め取りながら、赤西くんが熱を帯びた瞳で俺を見詰める。
俺がキスの間ずっと、ついうっとり吸い込まれそうな彼の瞳を眺めていたから。
-
105
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:33:48 ID:/etyfJS2
「……キスだけでイっちった?」
小さく笑いながら、頬を撫でられて。
ほら今だって、どんな表情にだって、俺はすぐに、吸い込まれそうになるんだ。
『……ち、がいます…っ、』
思わず頬を火照らせながら視線を逸らす。
「……あそ。んじゃ、もっと気持ち良くしてーって合図?」
俺の耳元でそう言いながら、服の中へと冷たい大きな手が忍び込み、腹筋をなぞって上へと這い上がってきて。
-
106
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:35:52 ID:/etyfJS2
『…っ、あっ……、』
胸の突起を摘まれ、引っ張られては指先でコリコリと擦られて、その度に肩がビクビクと震える。
『…ひゃ、んあっ…あっ…、』
慣れた手付き。
余裕を含んだ空気間。
「…本当感度良いのな、お前。」
耳の裏を這い回る長い舌。
-
107
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:38:56 ID:/etyfJS2
あーこれが”大人”なんだなと、思い知らされる。
こうやって、今まで何人もの女の人を抱いてきたんだなって。
愛してきたんだなって。
『…仁、くんっ……、も、欲しいっ…、』
「……お、今日早くね?別に良いけど。」
もう何も、考えたくなかった。
ただただ早く、この人で一杯になって、
妙な胸騒ぎや不安なんて、全部忘れてしまいたかった。
-
108
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 18:41:55 ID:/etyfJS2
「……はい、さっさとケツ出して。」
カチャカチャと片手でベルトを外しながら、赤西くんが顎でドアの方を示す。
『…え、ベッド…、』
「何、文句あんの?」
グイッと彼の綺麗な顔が近付き、冷めた瞳と共に舌唇を甘く噛まれた。
この人には逆らえない。
それがまた、俺の身体を熱くさせるのだけど。
-
109
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/20(水) 18:51:35 ID:yDDqj2tU
主サマ*
・・・・・・・ッ!!はっ!!
すみません、一瞬息止まってました←
主さん!なんですか!これ!ヤバいです!
エロいです!神です!主さん!好きです!
大好きです!愛してまf((壁・д・
~んでもそのくらい(ぇ?)ヤバいですよ><!
赤西kの小説あんま見たことないんでめっちゃ楽しみでした★
あー...!!どうしてそんなに書くのが上手いんですか!
ウチは見る専だし難しさとかも良く分からないんですけど主さん神ってますよ!
((勿論他の書き手s達も大好きです´ ` *←
ホント主さんの人柄も作品も大好きすぎて...
真面目に愛してますッ(はぁと*)←
ホムペウチも覗いていいですか??
ハンネが違ったんですね!
一応知ってるホムペサイトあたってみたんですが。そりゃないわけだ←
またまた長文本当にごめんなさい;
伝えたいこと多すぎてっ
許して下さいOrzlll
110
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:39:20 ID:fFIj6Hjo
>☆跳&魅区☆さん
息してますか大丈夫ですかああ(゜Д゜;)!←
そんなにもボクを…じゃなくて、ボクの自己満駄作達を愛して下さってありがとうございますー(*´Д`*)!
ボクも愛してますよ、お姫さm(殴`・ω・´←
赤西は単なる個人的趣味なんですが、そう言って頂けて良かったです(>_<)
全然神がかってないですし、もっともっと素敵な書き手さん山ほどいらっしゃいますよおー、(ノД`)
でもでも、嬉しいです(*´v`*)
あ、サイトはかなりマニアックで引かれるかもですが、お暇な時にでも大歓迎でございますorz
パス分からなかったら、サイトからご連絡下さいですっv
-
111
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:41:10 ID:fFIj6Hjo
『…無い、です…っ、』
小さく答えながらズボンを下ろしつつ後ろを向き、ドアに両手を付いて尻を突き出した。
「……良い子。ほら…風磨が欲しいの何だっけ…。」
尻を両手でガシッと掴まれ、露わになった蕾に硬く熱いモノが押し当てられる。
『…ふぁっ…あっ…、』
ただそれだけで、完全に躾られた俺のソコは、僅かに収縮を始めた。
-
112
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:42:10 ID:fFIj6Hjo
「……うわ、慣らしてもねえのにヒクヒクしてんだけど。」
『……っ、』
恥ずかしい。
まるで女に囁く言葉を、男の俺が投げ掛けられて。
でも、それでもそれが、
『……仁くんの、欲しい…っ、』
堪らなく興奮して、息が上がって、
-
113
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:43:24 ID:fFIj6Hjo
「……何?強請り方教えたっしょ。」
グイグイと中を突く様に押し付けられる硬いソレを、早く吸い込みたいと云わんばかり俺の蕾が激しい収縮を繰り返しているのが、自分でも分かる。
『…ハァッ、んん、っ……仁くんのおっきいので、俺ん中、グチャグチャにして、下さい……っ、』
顔だけ振り返り、最早理性の飛んだ潤んだ瞳を上目がちに彼に向けながら、精一杯懇願した。
「………合格。」
見下す様な瞳と、妖しく吊り上がる彼の口端が視界の片隅に見えて、
-
114
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:45:15 ID:fFIj6Hjo
「……ご褒美やるよ…っ、」
─ジュプッ…
『…んぁああっ…、!』
甘い声色と言葉と共に、後ろから思い切り赤西くん自身が埋め込まれ、奥深くまで貫かれるその電撃にも似た感覚に、思わず俺の自身から白濁液が軽く飛び散る。
「……あーあ、挿れただけでイったの?」
ぐっと後ろから乱暴に髪を掴まれ、無理矢理後ろを向かされた。
-
115
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:46:13 ID:fFIj6Hjo
『…ハァッ、ハァッ、…ごめん、なさい…っ、』
必死で呼吸を整えながら、虚ろな瞳を向ける。
その間もポタポタと、部屋の絨毯に自分の放った欲が垂れ落ちるのを感じた。
こんな姿を見せられるのは、この人だけ。
こんな姿を見て欲しいとまで思ってしまう俺は、本当にこの人に堕ちてしまっているんだ。
「……ま、許さねえけど…っ、」
パシンと一度尻を叩かれ、それと同時に激しく中を突き上げられる。
-
116
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:47:43 ID:fFIj6Hjo
『…っは、あっあっ…あぁっ…、』
髪を掴まれ顎を反らし、唾液を垂らして奥深くに愛する人を感じる度、背中を波打たせて。
このまま結合部が溶け合って、この人と一つになってしまえればなんて。
馬鹿みたいな事まで考えてしまう。
「…ハァッ、お前……ガバガバじゃん……、もっと締めろよ淫乱……っ、」
─パシンッ…
『…んあっ…!、あぁっふ、んっ…あっ…、』
-
117
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:50:01 ID:fFIj6Hjo
罵られて、また尻を叩かれて。
興奮して、締まりが良くなって。
たまにチラリと後ろを見やると、
「…っ、ハァッ…、やべっ…、」
気持ち良さそうに顔を歪めながら、舌舐めずりをする彼の表情が見えた。
俺を感じてくれてる。
俺だけを感じて、俺だけで気持ち良くなってくれてる。
-
118
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:51:37 ID:fFIj6Hjo
それが例え、欲望の捌け口に過ぎないとしても、それでも俺は構わない。
だってほらこんなにも、幸せだから。
「あ、俺結婚するから。」
激しく身体を重ね合った後、赤西くんがベッドに腰掛け煙草に火を付けながら、ボソッと呟いた。
-
119
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:52:24 ID:fFIj6Hjo
『…………え、』
ついに来てしまった、この時が。
〈…俺じゃ駄目ですか?赤西くんが、大切な人に出逢えるまでで良いんで……。〉
そもそも全ては、俺のその言葉からだったんだ。
いつかはくる筈の日が、たまたま今日、来てしまっただけ。
これで最後、これが最後。
-
120
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 22:55:16 ID:fFIj6Hjo
ただ赤西くんに想いを伝える前の日常に、戻るだけ。
そうだ、これで中島を心配させなくて済む。
『……おめでとうございます。』
目頭が熱くなり、今にも零れ落ちてしまいそうな涙を堪える様に奥歯を食い縛り、心の内を見抜かれぬ様、必死に笑顔を作って見せた。
”幸せになって下さいね”
その言葉を付け足せずにいる俺に、
「ん、ありがと。」
彼は初めて、子供の様な無邪気な笑みを浮かべてくれた。
- END -
121
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 23:07:34 ID:xCmDeJ56
はいいい、やっと終わりでございますですorz
皆様これを機に赤西仁に少しでも興味を持って頂けたら、オネーサン凄く嬉しいです(*´Д`*)←
よーし、次作は楓輝さんリクのけん
122
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/20(水) 23:11:23 ID:UqkZuO/I
があああっ!!
なんかすいませんorz
えと、改めまして次作は、楓輝さんリクのけんふまになるかと思われますー(*´▽`*)ノシ
-
123
:
優樹
◆y0pWydPSAU
:2013/03/21(木) 13:51:04 ID:145DCoIs
なっ、なんか悲しいっ涙←
風磨の一途な思いに胸がぁぁぁ!!!←
仁くんは、ごくせんで初めてみて、
Real Faceのpvで興味を持ち始めて、
真也さんのこの小説でもっと興味がぁぁぁ!!
どうしてくれるんですかっ!?←
次のけんふまも楽しみにして、勉強頑張ります!!
124
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/21(木) 17:59:20 ID:bnfOw.Lo
主サマ*
・・・・・。
どうしよ、主さん、泣けてきました←
ヤバいです; ふまたんがぁぁぁぁ(ry
切なくて本気でうるっときちゃいました(;д⊂)
主さんって前の∞のでもおもったんですけど
現実の事と結びつけるの上手すぎませんっ!?←
今回もそんなこんなでとんでもなく神でした><
けんふま(リクしてないが)めっちゃ楽しみですっ★
p.s.
主さんって、どこら辺の方まで書けるでしょうか??
SexyZoneとHey!Say!JUMPで教えて下さい!
リクめっちゃ悩んでます、すみませんOrz
125
:
no name
:2013/03/21(木) 19:11:32 ID:P9JB0Zgc
うぐあぁぁああ
ばたっ←
・・・はっ(゜Д゜)
いろいろすごすぎて失神しますよ、これ←
泣きましたもん。
本気でガチでパソコンの前で大号泣しましたもん
ふまたん一途なり・・・
うあぁあ切ないえろい切ないえろい切ない(´;Д;`)←
サイト見させていただきました&書かれてる小説全部読ませていただきました☆
びば仁亀っ←
やばいです。どう言葉で表していいのか分からないくらい、
言葉で伝えきれないくらい上手だし、何か伝わってくるものがあるし・・・
真也さんに、真也さんの小説に出逢えてよかった(*・ω・)ノ
今、自分の中で赤西くんフィーバーきてます←
今日1限〜5限までずっとテストだったんですけど、
1〜3限→仁亀
4〜5限&放課後&帰り道→仁ふま
しか頭になかったです←
4限の英語に、Jinという男の子が出てきて
ふぉうっ(//Д//)←
ってなりました。ははっ。
126
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/21(木) 19:12:40 ID:P9JB0Zgc
↑
(上の名無しは私ですすいません;)
う〜、赤西さんの魅力半端ないっすorz
1日でこんなに私の頭の中をいっぱいにした人ですからね←
これから時間があるときor真也さんが書いてもいいかなーって思ったとき
でいいので、
『仁ふま』また書いてくれませんか?
今度はあまり現実関係ない的な感じ?でお願いします。
ふまたんが赤西くんのことスキすぎてスキすぎてスキなだけ♪←
で、まぁイチャイチャ(夜の営みも←)やってたある日
セクゾンメンバーに2人の関係がばれちゃった、みたいな(´・ω・`)
と、ふまたんお熱。
本当に時間があるときでいいですっ。
決して急がせたくないので!!
次の作品(ふまたん受け//うぐぁ←)も楽しみにしてます☆
でも無理だけはしないでくださいね〜;
バイトと大学、頑張ってください♪
(めっちゃ長い&うざ文章でごめんなさい<(_ _)>)
127
:
ゆず*
:2013/03/21(木) 23:20:07 ID:HJ0CcKbw
真也様*
はじめましてっ!!
小説が素晴らし過ぎて、コメしちゃいました(笑)
毎回毎回ニヤニヤしながら見てるのですが…((殴
今回のお話、切ない感じと、
ふまたんの一途というか真っ直ぐに愛する心が
泣けました(:´д`:)
神様と言っても良いほど、いゃいゃ。
呼ばせて頂きたい!!!←
ホントにすごいですっ!!!
応援してます。頑張ってくださいねっ!!!!!!!
128
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 15:41:36 ID:cy/U.1XI
>優樹さん
ふまたんの一途さ伝わって良かったですー(*´Д`*)!!←
ごくせんの赤西は神です、世界一のイケメンですはい(`・ω・´)v
ふはっ、興味持って頂けて嬉しいー!といっても最近はパパ西なので全然活動してないんですがorz
次のけんふまも、楽しんで頂けるように頑張ります(*´▽`*)!
優樹さんもお勉強頑張って下さいですっ♪
>☆跳&魅区☆さん
姫泣かないでえええ(ノД`)!!←
全然上手くはないですが、ボク的にリアルに忠実な方が萌えるんで、設定とか本人様の喋り方や雰囲気なんかも、なるべく現実に近くしたいのですー(`・ω・´)
あ、因みにセクゾと平成だとですねー、ふまけん(○)、しょりたん(○)、聡くん(△)、マリたん(○)、山田くん(○)、有岡くん(○)、高木くん(○)、薮くん(○)、光くん(○)、知念くん(○)、伊野尾ちゃん(△)、圭人くん(△)、裕翔くん(△)
△は、あまり自信ないですorz
-
129
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 15:42:17 ID:cy/U.1XI
>あーりぃさん
はわわ、お気を確かにお嬢さんんん(゜Д゜;)!!
泣かないで、キミに涙は似合わないゼ(`・ω・´)⊃□←ハンカチ
あんなマニアックな駄作達を読んで頂きありがとうございました!
そんな風に言って頂けて、書き手として凄く幸せです(*´v`*)
ふはっ、素敵です赤西フィーバー!!(笑)
赤西が結婚だの何だの無い状態の仁ふまですね!了解でございますー(●´ω`●)
皆様からのリク等一段落着いたらまた書かせて頂くかと思いますですv
次作はリクで超超激裏との事だったので、頑張ります(゜Д゜;)
>ゆず* さん
初めまして♪コメント嬉しいです、ありがとうございます(*´▽`*)ノシ
切ない感じ出てました?一途感出てました?良かった伝わってて(ノД`)!!
ボクが神様なら、読者様は仏様ですよおおお(●´∀`●)←
はいっ、これからもご期待に添えられるよう頑張りますねっ(`・ω・´)v
-
130
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 15:48:14 ID:cy/U.1XI
- k.n x f.k - request by 楓輝さん
愛する人を、如何に上手く飼い慣らして繋いでおくか。
心も躯も、躾て、調教して。
自分だけに従順で盲目で、そんな可愛い恋人に育て上げる。
俺は今まさに、生意気な恋人を躾ている最中です。
-
131
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 15:53:57 ID:E5q2nldQ
「風磨、おいで。」
『ヤダ。』
布団の上で胡座をかき、自分の両膝をポンポンと叩いて呼ぶ俺をよそに、彼はテレビから視線を離さないで答えた。
久しぶりに三連休という名のオフが取れたので、思い切って2人で温泉デート。
まあ、提案したのも旅館を手配したのも、全部俺なんだけど。
因みにこの布団を敷いたのも。
-
132
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 15:58:42 ID:E5q2nldQ
「ヤダじゃない。」
『今これ観てんの。』
全部俺任せで何もしない上に、俺が呼んでもこの有様。
これはもう本当に、全く躾のなっていない駄犬です。
「……良いんだ、俺にそういう態度取っちゃって。」
『……うっ、』
声色を低めて呟くと、漸く彼の両肩がピクリと反応を示した。
-
133
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 16:06:29 ID:StourQBk
今まで身体に教え込んできた様々な”お仕置き”が、一瞬脳裏を過ぎったのだろう。
「……おいで。」
もう一度優しく呼び掛けながら、笑みを作ると、
『………ん。』
大人しくテレビを消した後、備え付けの浴衣をだらしなく身に纏ったままズリズリと面倒臭そうに四つん這いで歩み寄ってきた。
「ん、良く出来ました。」
不満げに口先を尖らせながら向かい合わせに胡座をかく風磨の髪を、くしゃりと軽く撫でてやる。
先程風呂を済ませたままなので、雨に打たれた子犬の様に、濡れた髪先からは時々雫が落ちた。
-
134
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 16:22:28 ID:j96BMcTc
『…だからやめろってそういうの。俺は犬かっ。』
呆れた様に笑いながら髪を撫でる俺の手を、片手で払おうとする風磨。
そう、こうやって”呼んだら来る”なんていう初歩のステップをクリアさせるだけでも、かなり時間が掛かった。
未だに一回呼んだだけで来る事なんて、滅多にない。飯がある時ぐらいじゃないだろうか。
「……風磨をイイコにしたいの、俺は。」
片手を伸ばし、湯上がりで火照った彼の頬にそっと添えながら、優しく布団の上に押し倒す。
-
135
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 16:41:48 ID:Svz7wAZg
『……何それ。まるで俺が良い子じゃねえみたいじゃん。』
彼の濡れた髪がバサッと枕に広がり、不服そうに眉を潜めながら俺の頬を両手で挟んできた。
「……ワルい子だよ、お前は…。」
両手首を掴んで離させながら、彼の首元に顔を埋め、首筋にねっとりと舌を這わせつつ浴衣の裾から覗く色白い太股を撫でる。
『…っ、んっ…や、中島…っ、』
もどかしそうに脚を捩らせながら顔を逸らし、早くも甘く吐息を漏らし始めた。
-
136
:
☆跳&魅区☆
:2013/03/22(金) 18:48:35 ID:64t.Vhfc
主サマ*
うぎゃっ!!!//
すでに可愛すぎるぞふまたん//
鼻血が大量生産ですよε=(°д°//)←
撫でられてるの想像するだけで、キャハハ←黙
主さんは最低でも神様ですって!!
やっぱり大好きです⊂(´∀`⊃*。+)=3
反抗するふまたん可愛すぎるが
内心裏をギネス級に楽しみにしている
ド変態野郎です<(★`・ω・´)ゞ←
主さん薮ちゃん書けるんですか!?!?!?!?!?
すみません、薮ちゃん神担なんですよっ//
でも薮k個人的にやぶいのブームなんで←
今回はやめときますっ!
あ~~~~!!!どしよ;;;
よし!決めました!
『ふましょり』(cp名合ってないか←)
でお願いしたいですます。←
しょりぽんをぎったぎたにしてほs((
すみません、お願い致しますm(・A・m)
137
:
ゆず*
:2013/03/22(金) 21:17:30 ID:HJ0CcKbw
真也様*
いゃいゃいゃいゃ!!!!
真也様は神様ですけど、私なんか仏様になれませんね、はぃw
いやぁー。
早速アカンですゎ←もぉ躾とかダメですゎ(笑)
響きだけでね、脳内が大変なことになっております★
嫌がってても従順に従ってるふまたんヤバしですっ///
萌えですね♪
しかも今回ふまたん受けとゆーことで・・・。
余計に興奮してしまいますねー///
はぃ。。
もちろんこれからも応援させてもらいますっ(`・ω・´)
とゆうかさせて下さいー(T_T)
応援してます\(^o^)/
138
:
楓輝
:2013/03/22(金) 22:31:17 ID:9pqkpS2U
こんばんは!!
わざわざ返信いただき、そしてリクにお答えいただきありがとうございます!!
もう1つ、リクエストいいですか?
無限組の黒(横山くん)×紫(村上くん)か、
緑(大倉くん)×紫←これはできたらでいいです。
をお願いできますか?
できればでいいです!!更新頑張ってください!!
139
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:31:45 ID:UqkZuO/I
>☆跳&魅区☆さん
うわわ、そんなに大事な血液を大量生産したら駄目ですよおおお((ノД`))!!え←
残念ながら神様ではないですが、ボクも貴女が大好きですー(*´▽`*)!!ふはは
今回超超激裏というリクだったので、頑張ってみようと思いますですはい(`・ω・´)
いやいやいや書けるというか書いた事ないんですが書けそうだな、ぐらいのレベルですのでっ(゜Д゜;)!!
神担なんですねー藪くんv
ふましょりですかあ!!何せ全く書いた事ないんであんまり期待しないで頂けるなら、頑張らせて頂きます(*´Д`*)
>ゆず* さん
いやいやいやいやいやいやゆずさんも列記とした仏様でございますからー(´Д`*)(笑)
躾とか調教とかそういうの、ボクの個人的な趣味なんですが萌えて頂けて光栄ですv←
もっともっと興奮して頂けるように頑張らなくては!!(`・ω・´)/
わあ、心強いです、ありがとうございますっ(*´v`*)
-
140
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:38:03 ID:KvcClcvU
>楓輝さん
あ、こんばんはー(*´▽`*)ノシ
今まさに更新中ですが、こんな感じで大丈夫ですかねorz
無限組さんですかー、ボク受けの村上くんがあまり自信無いんで、他のメンバーでも宜しいでしょうか…?
申し訳ないです(T_T)
-
141
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:40:34 ID:KvcClcvU
身体で学ばせてきた、俺が触れるという事と、快感がイコールで結び付くように。
「……随分敏感になったな、」
『…っん、あっ…、』
耳元で囁きながら太股を撫でる手をそのまま上へと這い上がらせ、太股の付け根を指先でなぞると、鼻に掛かった声と共に、中心部の風磨自身が熱を持ち浴衣を押し上げていた。
「……まだ何もしてないのに、此処もう硬くして…。」
『…あぁっ…っ、や、言うな…っ、』
羞恥を煽る言葉を浴びせつつ、浴衣の中に忍ばせた手で下着越しに自身の先端に指先を這わすと、恥ずかしそうに下唇を噛み締めて目を閉じる風磨。
-
142
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:42:08 ID:KvcClcvU
可愛くて堪らない、気持ちと身体が矛盾してしまう自分に戸惑っているその姿が。
行く行くは、俺が触れただけで果ててしまうくらいの、淫乱な身体にしてやりたい。
「……恥ずかしい?こんな事言われて。」
『…はぁ…んっぅ、恥ず、い…っ、』
優しく問い掛け、羞恥に表情を歪めながらも自身の先から先走りを溢れさせ下着に染みを滲ませている風磨の頬にそっと片手を添える。
くすぐったそうに薄く開かれた彼の片目と、熱い視線が絡んだ。
堕としたい、もっともっと、深い所まで。
-
143
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:44:32 ID:KvcClcvU
そして其処に差す光は俺だけであり、自分の世界には俺しか居ないと、俺しか要らないと、縋り付いてくればいい。
お前の全ては俺なんだって、早く気付いてよ。
「……恥ずかしいの、気持ちいでしょ?」
下着をずらし、既に硬く勃ち上がり先走りが裏筋を伝っている風磨の自身をやんわりと握り、上下に扱き始める。
『…あっ、んぁっ…そん、なっ…、』
僅かに腰をビク付かせ、綺麗な両手がぎゅっと布団を握り締めた。
-
144
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:46:08 ID:KvcClcvU
「……ほら…、風磨の厭らしい音…、気持ちいでしょ…?」
羞恥は快感だと教え込みたくて、態とらしくクチュクチュと先走りが立てる卑猥な摩擦音を響かせながら、自身を扱くスピードを速めていく。
『……ふぁっ、あっ…や、恥ずっ…、ん、あぁっ…気持ち…っ、』
すっかり快感に支配され始めた風磨の身体は大胆に、自ら腰を揺らし始めた。
「…ハァッ…そう…、良い子……、」
堪らない、こうやって少しずつ、自分の色に染まっていく愛しい人。
この上ない高揚感と、欲情に、思わず息が上がり自分自身も熱を増す。
-
145
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/03/22(金) 22:48:02 ID:KvcClcvU
『…あぁっふ、中島っ……も、イきそ…っ、』
風磨の両手が布団から離れ、ベトベトに汚れた俺の手首を掴み、情けなく眉尻を落として見詰めてきた。
”イく前は必ず言う事。勝手にイかない。”
やっと出来るようになったね。
「……イかせて欲しい時はどうするんだっけ。」
『…んあっ…、中島の、気持ち良くする…っ、』
根元をキュッと強めに握ると、ピュッと軽く先走りを飛び散らせながら、頬を火照らせて呟く風磨。
-
146
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/22(金) 23:30:28 ID:ny2Z6QdY
あぁああああぁ(吐血)←
中島ぐっじょぶ(`・ω・´)b
躾けとか何もうそれどうしよう大好物だわ←
裏模写って、何気に1番体力奪われますよね(笑)
ん〜・・・、『頑張ってください』しか言葉がかけられないのが
すごいもどかしいですorz
裏模写大変ですねとか言っておきながらなんですけど、
リクした奴(急がなくていいんですよっ、本当に;)
できればでいいんで
超超超激激激裏←
でお願いできないでしょうか?すみません<(_ _)>
真也さんのサイトの中の仁亀で、
『けーきぷれー』が今けっこう印象残ってる奴です///
ふぁいとです(*・ω・)
大好きですよー真也さんっ♪←何気告白(笑)
147
:
蓮
:2013/03/23(土) 00:14:17 ID:.cEVzEDs
真也さんの作品ヤバいです…!!
そんな真也さんにお願いがあるんですが…
JUMPメンバーの有岡と山田で作ってもらえませんか?
えっと、できれば山田攻めで有岡受けがいいです!
書きやすい方でお願いします…!
148
:
ゆず*
:2013/03/23(土) 02:08:37 ID:HJ0CcKbw
真也様*
ふはぁーー!!!
そんなお言葉勿体ない!!!
真也様は、神のまま君臨し続けてくださいね♪(´∀`*)
まぢですかぁっ!!!!!!!
調教とか大好物なんですよぉっ!!←
はぃ。もぅ自負してるくらい変態なので、私(笑)
真也様の小説見られるなら、変態でも鬼畜でもいいっす←
やっぱ、ふまたん受けもいぃですねぇ・・・。
普段クールな分、甘えるとことか、おねだりとかされると
またまた萌えですっ(//▽//)
そぅですね。。
この小説見るの、毎日の楽しぃ日課になってます><
文才あり過ぎて・・・。神過ぎて・・・。
感動(笑)(:´д`:)
ホンマ続き楽しみですっ。。
頑張ってください♪(#`∀´)/
149
:
ぁぃぽむ。
:2013/03/23(土) 12:55:07 ID:l1720pgA
主サマ*
あ、元『☆跳&魅区☆』です!!
名前じゃねぇよなこれって思ってたので(笑
あはっはははっ♪うっはっはっ♪えへh((
すみません、さっきからこれです←
ニヤケ...止まらんですよもうッ!←
浴衣とかペットとか髪濡れてるとか躾とかお仕置k(ry
ウチの萌キュン死ポイントドストライクじゃないですか!!
いつもいつも神作ありがとうございます*
おかげさまで授業中暇な時
主さんの作品の事考えてるので
充実してます(笑
あ!!リク難しかったら言って下さいね!
とりあえず絶賛ふまたんブームなもんで←
しょりぽんが可愛かったらもういいです(笑
薮ちゃんスキなんですよ
色んな意味で)珍しいって良く言われるんですけどね^^;
気にしてなかったんですけど何かと担当様長男が多い。。。(笑
とりまエロエロなけんふま←ぇ
楽しみにしてます!!!!!
150
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:02:35 ID:j96BMcTc
>あーりぃさん
がああああ、あーりぃさん血が血があああ!!((゜Д゜;))←
躾、調教、主従、そういうのスキすきてスキでスキなだけー、でございますです(`・ω・´)!!←
裏は本当に…、お前らさっさと果てて寝てしまえ面倒臭い!!と、我ながら思ってしまうくらい体力使います(笑)
それでも裏好きなんすけどねorz
おお、仁ふまの超超超激激激裏、ですね!あーりぃさんのおねだり…じゃなくて、お願いとあらば、書かせて頂きますよお(*´▽`*)
ぐはっ、随分マニアックなとこも読んで下さってるんすね、あれ何年も前に書いたものなので文章力が幼稚過ぎてお恥ずかしい(笑)ここでもけーきぷれー取り入れよっかなーv
くはは、そんなもう毎度毎度照れますううううう(*´Д`*)←←
>蓮さん
初めまして♪コメントありがとうございますー(*´▽`*)ノシ
山田くん攻めの有岡くん受けですね!今ありがたい事に、リクを沢山頂いておりまして……、なのでちょっと遅くなってしまうと思いますが、必ずお受け致します(`・ω・´)
気長にお待ち頂けたら幸いでございますですはいonz
-
151
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:04:03 ID:j96BMcTc
>ゆず*さん
くくく君臨だなんて!!ボクそんな大それた生き物じゃございませんですよおお(ノД`)←←
ふはっ、お仲間ですねえ奇遇ですねえ、ボクもド変態鬼畜ヤローでございます(*´▽`*)(笑)
ふっふっふっ、典型的なツンデレタイプですなふまたんはv いやー、跪かせたいいいい!(黙
日課だなんて嬉しいですー、ありがとうございますっ(●´ω`●)
>ぁぃぽむ。さん
あ、これはこれは初めましてー(笑)
こらこら、そんなにニヤけたら怪しまれるだろー?(´Д`*)←誰
浴衣、ペット、濡れ髪、躾、お仕 置……はいこれはもう勿論ボクの趣味を詰め込んでみましたあv
あ、でもでも授業はちゃんと受けないとふまたんと同じワルい子ですぞー( ̄∇ ̄)←
リク大丈夫です、何せぁぃぽむさんのお願いですから頑張ってみます!!(`・ω・´)
薮くんはですねー、ヤーヤー時代の可愛い頃が好きでしたー(*´▽`*)←古
エロエロなけんふま、ゴールが見えなくなりそうで若干怖いですが、頑張りますー\(^0^)/
-
152
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:07:47 ID:j96BMcTc
「……正解。」
子供を誉める様にそっと頭を撫でてやると、嬉しそうに口元を緩めた風磨が起き上がり、俺の前に犬が伏せをする様な体勢で上半身を低くした。
そしてそっと俺の浴衣を両手で開き、膨らんだ俺の下着に両手が掛かる。
『……んっ…、』
「……っ、」
下着越しにペロリと先端部を舐められ、思わず更に自身が堆積を増すのを感じて。
そんな俺の反応を上目がちに見上げ確認した後、風磨は下着を下にずらし勃ち上がった俺自身を取り出した。
-
153
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:09:12 ID:j96BMcTc
『……ハァッ…ん…、』
先端に吐息が掛かり、裏筋にピチャッと小さく音を立てて、風磨の舌の腹が纏わり付く。
「……っ、風磨…、」
思わず愛しい名を呼び、猫の様に身体を縮めながら己の下半身へと顔を埋める姿を見下ろした。
『……チュッ、ん…、ペロッ…』
根元から裏筋まで何度も舐め上げ唾液をたっぷり絡ませては、その行為に興奮しているのかうっとりと俺自身を見詰めながら息を荒げている。
-
154
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:10:52 ID:j96BMcTc
「…ハァッ…ほら…、いつもコレで風磨の中グチャグチャにしてんだよ…、?」
更に欲情を煽る様に、いつも中を突き上げる様な腰の動きをして見せながら、彼の柔らかい唇に自身を擦り付けた。
『…んんっふ、ぁ…っ、欲しい…っ、』
無意識なのか、四つん這いの様な状態のまま、風磨の腰も僅かに揺れている。
いつも中を突かれる感覚が、脳裏を支配しているのだろう。
「……ちゃんと咥えて。下のお口でいつも咥えてるみたいにさ…、」
-
155
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:13:25 ID:j96BMcTc
『…んっ…、ちゅぷっ…、』
言いながら彼の濡れた髪を両手で掴むと、厚い唇が俺の自身を咥え込んだ。
熱い咥内が絡み付く。
そはまるで、女性の膣内を思わせる様で。
『…んっ、ちゅぷ、くちゅ、んんっふ…、』
「……ハァッ…っ、ん、上手…、」
時折顔の角度を変えながら、必死に頭を上下に動かして俺自身を貪る様に扱く咥内。
-
156
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:25:15 ID:HJ2I5RCI
様子を窺う様に此方を見上げるその上目遣いの視線が加わり、昇天してしまいそうな程の快感が、一気に脳まで駆け上がってくる。
『…んっふ、っ…ちゅぷ、ちゅぷ、ハァ…きもち…、?』
「…んっ…すげー気持ちいよ…っ、もうイきそ…、」
俺自身を咥え込んだまま問い掛けられ、それにより益々興奮を煽られては両手でくしゃりと彼の髪を掴み、艶めいた笑みを浮かべて見下ろした。
『…んっ…出して、全部っ……んっ、んっ…くちゅっ、』
「……っハァ、出してやるよ…っ、く…、」
ーどぴゅ、
求める様な熱い瞳で見上げられながら、竿を片手で扱かれ先端部をキツく吸い上げられると同時に、喉奥を突き上げる様にして腰を打ち付け咥内に欲を吐き出す。
-
157
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:33:58 ID:pLOZawbg
『…はぁっ…ん、んっ…、ペロッ、チュッ…、』
ごくりと喉を鳴らして俺の放った熱い欲を飲み込んでも尚、口端からだらしなく白濁液を垂らしながら一滴残らず吸わんとばかりに、俺自身の先端をチュウチュウと吸っては舐めていて。
ミルクをおかわりする子猫みたい。
「…ハァッ…まだ欲しいの?」
乱れる呼吸を整えながら、そんな彼のくしゃくしゃになった髪を優しく撫でてやった。
『…んっ、欲しい、っ……ハァッ、ハァッ…、』
やっと離れた彼の唇からは、名残惜しそうに白濁の糸が垂れている。
-
158
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:45:03 ID:E5q2nldQ
なんて厭らしくて、卑猥で、愛しいんだろう。
よく見ると、四つん這いの状態の風磨の内股を白い液体が伝っていて、布団にも水溜まりの様なものが出来ていた。
「……なあ、どしたのそれ。」
態と其処を指差しながら冷めた瞳を向けると、
『………っ、』
カァッと一気に、風磨の頬が赤く染まり、瞳を泳がせ始める。
-
159
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:51:42 ID:3rrqIElE
「……ちゃんと言いなさい。」
クイッと顎を掴んで、再び此方を見上げさせ、有無を言わさぬ様真っ直ぐ見詰めた。
お前の口から聞きたいんだ。
その柔らかい唇から紡がれる、汚れきった言葉が聞きたい。
『……っ、中島の、舐めてたら…、気持ち良くて……、イっちゃ、った、』
この上ない羞恥に頬を熱くし、最早生理的な涙で瞳を濡らして、眉間に皺を寄せながらボソボソと呟く彼。
愛しい、愛しい。
もっと、もっと辱めて、もっともっと、羞恥と快感に侵され歪む表情が見たい。
-
160
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/23(土) 20:56:38 ID:KvcClcvU
─────────────
はわっ、なんか改行変な事になっちゃってる!すみません(゜Д゜;)
まだ終わりじゃないですよおー←
-
161
:
ゆず*
:2013/03/23(土) 21:31:56 ID:HJ0CcKbw
真也様*
いやいやいやっっ。。
真也様は神様ですよぉっ!!!(´∀`)
おぉーーっ!!!
まさか真也様とお仲間になれるとはっ!!(:´д`:)
光栄過ぎますっ!!!
子猫なふまたん、、、可愛い過ぎて鼻血がぁっ!!!・・
想像しただけでアカンことになりますねー←
しかも、舐めただけでイッちゃうって・・・・。
この婬乱がぁーーーーーーっっ!!!!!((殴
でも、それに興奮している私も、かなりの変態ですわぁ (笑)
脳内で、ふまたん犯しまくってます←
なんか可愛い感じが定着してきましたね///
でも、それを苛めることで悦んでいるのですがwww
もぉ日課ですよっ!!!!
真也様の小説読めなかったら飢え死にします(笑)
更新頑張ってくださいっ!!!!(´∀`*)
162
:
あーりぃ
◆MFXC3eZ5NI
:2013/03/23(土) 21:53:52 ID:ny2Z6QdY
大丈夫です!!私血の気多いのでー(*´▽`*)←
さっきも、新しく更新されてた分読んでたら
リアルに鼻血出てきちゃいました。あはは(笑)
躾けとか大好きな設定なうえに、
受けの人が『イっちゃった・・・』とかっっっっっっ←
くぁわいいいいいいいいいいいいぃぃいい←ついに壊れる人(´・ω・`)
仁亀の方にもありましたよね、「イっちゃった・・・」っていうセリフ☆
もしかして真也さんも私と趣味似てたりして(笑)なんつって←
んもーーー///
見てるこっちが照れます(//ω///)キャッ←
確かに書くことを考えると、焦らすなよさっさとヤってやれよぐおぉ(ノД`;)←
ってなりますね。
でも、実際妄想するともっと焦らせもっと焦らせもっとえろくっ。はぁはぁ←
みたいな(笑)
分かってますよ、変態です私は((
更新頑張ってくださいー(*´▽`)ノシ
163
:
玲美
:2013/03/24(日) 01:16:36 ID:GCVBVgv.
はじめまして!
文才がありますね!
ざっくり言って作者さんのFになってしまいました!
ヤバイですね。
更新凄く楽しみにしてます(*´∀`)
164
:
楓輝
:2013/03/24(日) 02:30:33 ID:9pqkpS2U
真也さん
全然大丈夫です!!
では…紫(村上くん)×緑(大倉くん)はどうでしょうか?
それか、紫×赤(渋谷くん)、紫×黄(錦戸くん)でもいいです!!
165
:
ぁぃぽむ。
:2013/03/24(日) 18:57:54 ID:0B6Kft.Y
主サマ*
あは、何これ♪
なんじゃこりゃ♪
・・・。
最近益々可笑しくなってます(笑
今日読んだ後真面目に親に
『顔赤いよ??熱はかりなー』と病人扱いされてました←
いやもう変態と言う名の病気か∀
浴衣っていう状況から萌えているアタスは
典型的な変態ですねはい<(★´д`;)ゞ
今日は主さんの監禁&(噂の)ケーキぷれー
読んできました*
ここでも監禁みてみたいとか思ったり思わなかったり
いつもは1日一作って決めてるんですけど
今日は休日なもんでね←
大サービスっとね←
薔薇色な日曜日でしたよーん(● ´∀` ●)
色んな意味d))
ホント主さんの小説半端ないので
今ではウチの毎日の小さく大きな
ご褒美になっております(`^´きり
ウチは書き手さんの辛さとか分かってあげられなくて迷惑かけてると思いますが...
良かったらこれからも仲良くしてやってくださいですOrz
本当に本当に尊敬してます(!!`・д・´)ゞ
166
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:23:48 ID:OYtAMLH6
「……へえ、俺に許可無くイったんだ?」
『………っ、く、ごめん…、』
更にグッと顎を掴み寄せ、至近距離まで顔を近付かせながら問うと、歯を食い縛りながら片目を細めている。
「……ごめん?」
『…………なさい、』
消え入りそうな小さな声で、そう付け足す風磨。
-
167
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:25:19 ID:OYtAMLH6
”良く出来ました”
言葉には出さず、表情でそう示す様に、満悦な笑みを浮かべて見せた。
「……許さないけどね。」
直ぐに表情を崩し、再び冷めた瞳を向ける。
一瞬ホッと肩の力を抜き掛けていた風磨の表情が、一気に強ばった。
ワルい子には、お仕置きしないと。
身体でしっかり、教え込まないと。
-
168
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:27:08 ID:OYtAMLH6
「……仰向けんなって、脚開いて。」
『……中島、』
「早く。」
顎を解放してやると、風磨は戸惑いを露わにしながら眉尻を下げていたけど。
有無を言わさぬ内に俺が催促すると、此処は大人しく従うべきと判断したのか、布団の上に仰向けになり、乱れた浴衣をそのままに脚を開いた。
「……ほら、ちゃんと自分で持って。」
更にグッと無理矢理両脚を開かせ、彼自らの両手で、脚の裏を支えさせる。
-
169
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:29:05 ID:OYtAMLH6
『………中、島、』
不安そうに瞳を泳がす彼をよそに、先程たっぷりと汚れた中指を一気に彼の蕾へと挿し込んだ。
『……んあっあ、っ…!』
思わず腰をビクンと弾ませながら、甘い声を上げる風磨。
「……風磨は淫乱だから、こんなんじゃ全然足りないでしょ。」
中をグチュグチュと掻き回しては、出し入れを繰り返す。
-
170
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:30:04 ID:OYtAMLH6
『……はっ、あっん、んんっ…足り、ねえ…っ、』
すっかり開拓され切っている彼の其処は、少し慣らすだけですぐに女性の膣の様な広がりを見せた。
「……でもお前はワルい子だから。これ以上あげないよ。」
そのまま焦らす様にゆっくりと最奥に指先を何度も押し付ける。
『…あぁっ、ふ、あっ……や、だ、もっと、…もっと、太いの、…っ』
もどかしそうに腰を捩らせては、息を荒げて甘い声を漏らしながら、自分の人差し指の先を噛んで焦れったさに耐えていて。
-
171
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:31:19 ID:OYtAMLH6
「……ほら…、風磨が欲しいの、これでしょ…?」
言いながら浴衣の裾をずらし、再び硬く勃ち上がった俺自身を取り出しては、彼の太股に押し付けながら見せ付ける様に、空いている片手でゆっくり扱き始めた。
「……ハァッ、気持ち…っ、」
『……あっあぁっ、ん、や、中島、っ…』
そう、此奴が一番されて辛い事。
それは………、
-
172
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:32:19 ID:OYtAMLH6
「…ん、は……すぐ出ちゃいそ…っ、」
『…やぁっ、や、あっ……俺ん中、中に、出して、っ………奥に、奥に欲し…っ』
何よりも中出しに一番の快感を感じる此奴が、俺の熱い欲を中で放って貰えない事。
それが此奴にとって、一番辛い”お仕置き”
「…ダーメ。風磨ワルい子だもん。指だけで充分だろ?」
内壁が求める様に絡み付いてくる中を、深く深く掻き回す様に中指を何度も埋め込みながら、俺自身から溢れる先走りを彼の太股に垂らす。
-
173
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:34:01 ID:OYtAMLH6
『……やぁっあっ、ごめん、なさっ……お願い、外に出しちゃ、やだ…っ、』
生理的な涙と、汗と、濡れた髪と。
火照りきった頬と、虚ろな瞳と、半開きの口と。
乱れた浴衣、垂れる涎。
大胆に揺れる腰とは裏腹、辛そうに歪む表情。
最早普段の”菊池風磨”は何処にもいない。
『……健、人、っ…ちょうだい…っ、』
これが、俺の躾た”恋人”。
…………中々の上出来でしょ?
- END -
174
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/24(日) 20:35:59 ID:OYtAMLH6
─────────
はい、終わりです終わりですよおお。
無理矢理感?いやいやそれは貴女の気のせいでございますー(*´▽`*)
読者様専用のスレを立てさせて頂いたので、これからは其方にコメントお願い致しますです(ノД`)
-
175
:
SHT-JJY
:2013/03/25(月) 14:19:11 ID:3BPzjTbQ
真也さんへ
前に多分、コメした者です♪(正確には覚えてないですorz)
リクしてもいいですか?すみません、図々しくて・・・・・・
・けんふまの超超超超裏で!!
・高地君とジェシーくんのも超超超超裏で!!(ジェシーくんが、攻めです。)
どちらとも出来たらでいいです!!!
176
:
健人LOVE
:2013/03/25(月) 14:45:02 ID:R4MhxZag
初めまして!中島健人が大好きな変態女です(笑)
初コメで図々しいとは思うんですがリクさせてくださいm(__)m
風磨(攻め)×健人(受け)で激裏小説書いていただけますか?
できれば、Dキス多めで・・・(笑)
無理だったら無視していただいて結構ですので!!
177
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/25(月) 14:57:13 ID:zDtZ.1Bg
─────────
>上のお二人さん
ー 愛 獄 ー 読者様専用 ーというスレにお返事致しましたのでご確認下さいv
次回からはそちらにお願い致します(ノД`)
-
178
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/25(月) 14:59:00 ID:zDtZ.1Bg
- r.y x y.n - request by 優樹さん -
”満月の夜。”
”一人の男が獣へと豹変し、図太い遠吠えが村中に響き渡った。”
昔聞いた、迷信だかお伽話だか、そんな類の話。
ふと思った。
こんな男を愛してしまった女は、果たして幸せだったのだろうか、と。
-
179
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/26(火) 15:43:25 ID:E5q2nldQ
「ドラマ決まったな、頑張りましょう。」
また一つ、新しい仕事が決まった。
何の因果か、恋人と一緒。
『おう!山ちゃんの同級生だって、俺。』
嬉しそうに笑いながら拳を差し出す山ちゃんに、大きく頷きながら俺も拳をコツンと合わせた。
「しかもアレでしょ、マザコンのぼんぼんって聞いたけど。裕翔くんピッタリじゃん。」
『あのさー、その固定概念みたいなの良い加減辞めてよー。』
-
180
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/26(火) 15:44:25 ID:E5q2nldQ
クスクスと小さく笑みを零しながら、脇腹を肘で突ついてくる山ちゃんに、ハァと一つ溜め息を吐いて見せる。
山ちゃん主演の、俺はその同級生役。
藤ヶ谷くんも出るみたいだし、楽しい現場になりそうです。
「3ヶ月間宜しくなっ。」
山ちゃんはそう言って、少しかかとを上げて背伸びしながら、俺の頬にチュッと軽く口付けた。
思わずカァッと、頬に熱が集中するのを自分でも感じる。
……不意打ちばっかで、本当ずりー。
-
181
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/26(火) 15:45:42 ID:E5q2nldQ
『…ちょ、どうすんの見られてたら!』
口付けられた片頬を咄嗟に押さえながら、キョロキョロっと周りを確認。
他のメンバーは、雑誌撮影の合間を、差し入れを平らげる時間に費やしていた。
「このくらい何時も皆してんじゃん。過剰反応し過ぎ、逆にバレますよー?」
ふふんと自慢げに鼻を鳴らした後、首を大袈裟に傾げながら見上げてくる。
なに可愛子ぶってんだか……、
騙されちゃいけない、この可愛さに。
-
182
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/26(火) 15:48:32 ID:E5q2nldQ
羊の皮を被った狼なんだから、この人は。
『……そ、そういうの、俺には効かねーぞっ。』
怯んだら負け。
そう自分に言い聞かせては、此方もふんっと鼻を慣らしながら胸の前で両腕を組み、態とらしく見下ろしてみる。
「お、良い度胸じゃないですか。」
そんな俺に屈する事無く、余裕たっぷりの笑みを浮かべながらポンポンと肩を叩いてきた。
-
183
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/26(火) 15:49:48 ID:E5q2nldQ
……悔しい。
いつも俺ばっかり、余裕が無くて。
いつもキミは、余裕たっぷりで。
求めるのだって、いつも俺ばかり。
求めさせたい、キミに俺を。
笑う余裕なんて、無くなるくらい。
『…山ちゃん、俺決めた。』
-
184
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:13:31 ID:j55vmt8Y
「…何を?」
まるで世紀の一大決心でもしたかの様に険しい表情を見せる俺に、山ちゃんはこてんと小首を傾げた。
『今日からクランクアップまで、禁欲します。』
「……は、禁欲!?」
どどんと用意していた台詞を言い切り、してやった感に浸っていると、山ちゃんが猫の様な綺麗な瞳をまん丸くして声を上げた。
『しーっ!大声出すなよっ。』
-
185
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:14:55 ID:j55vmt8Y
メンバーに聞かれたら面倒臭い事になる。
咄嗟に山ちゃんの口元に、正面から両手を当てた。
「……つかまだクランクインもしてないのに、急に何でよ。」
目を丸くしたままこくこくこくっと素早く頷く山ちゃんを確認してから両手を離すと、冷静を取り戻したのか納得出来ないといった様子で見上げてくる。
『やーほら、仕事は仕事、プライベートプライベート。もう俺達子供じゃないんだからさ、切り替えっていうか、ケジメ、付けないとっ。』
何も間違った事は言っていない。
まさにその通り。
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186
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:16:36 ID:j55vmt8Y
ただ、他にも理由があるだけで、嘘吐いてるって訳じゃない。
「まあ…、そうだけどさ。」
先程よりは納得が出来るレベルの理由を聞いた山ちゃんは、何も言えずにパサパサと後頭部を掻いている。
『……じゃ、そういう事で。』
ぽんっと最後に彼の肩に手を置き、そのままメンバー達の輪へと向かう。
どうだ、これで少しは山ちゃんも余裕無くなるんじゃないだろうか。
3ヶ月、3ヶ月だよ?
-
187
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:17:58 ID:j55vmt8Y
3ヶ月間、俺に手を出せない。
流石の彼も、少しはいつもと違う表情を見せてくれるかもしれない。
まだ見たことがない彼を見たくて、思い付いたこの密かな計画。
『……大丈夫、だよな。』
ボソリと呟き、遠目にチラリと彼を見る。
先程までの事など無かったかの様に、圭人と笑い合っている。
-
188
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:25:43 ID:Svz7wAZg
『……何だよ、ちょっとは気にしろっつの。』
思わず漏れる独り言。
「どしたの裕翔くん、すっごい怖い顔してるよ?」
ひょこりと視界に入って来たのは、不思議そうに瞬きを繰り返す知念だった。
『…っわ、ちぃか、ビックリした。』
突然愛しい人物以外の人間が視界に入り一瞬身を引くも、それが誰か確認するなりホッと胸を撫で下ろす。
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189
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:57:03 ID:DiL6Kqn6
「あれ、僕ずっと此処に居たけど。視界に入ってなかった訳?」
むすりと口先を尖らせながら、俺が凝視していた視線の先に目をやる知念。
『あー…ははっ、ごめんごめん。ボーッとしてたかも。』
「…別に良いけど。本当仲良いよな、あの2人。」
苦し紛れに笑みを作る俺の胸の内を見透かす様な瞳で、真っ直ぐ見詰めてくるから……
『…そ、だね。圭人大好きだもんな、山ちゃんの事。』
ズキン、ズキン、と胸が痛む。
-
190
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/27(水) 23:58:33 ID:DiL6Kqn6
「裕翔くんも大好きじゃん。」
ははっ、と笑う知念に、思わず瞳が泳いだ。
俺が山ちゃんを大好き?
圭人の”大好き”と、一緒にされたくない。
俺の山ちゃんへの気持ちは、そんな安っぽいモンじゃない。
誰とも違う、誰とも同じにされたくない。
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191
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/28(木) 00:01:13 ID:DiL6Kqn6
俺は山ちゃんの、恋人なんだから。
「…裕翔くん?」
知念が小首を傾げる。
『あ…まあね、俺の方が山ちゃん大好きだけど。』
そんな彼と俺の関係を明かしてしまう訳にもいかず、せめてもの言葉を返した。
情けない、虚しい。
こうやって身を護る術ばかりを選んでしまう自分が、溜まらなく憎たらしくて。
-
192
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:38:14 ID:pLOZawbg
「お、言うねー。宣戦布告?」
楽しそうに笑う知念に、奥歯を噛み締めて笑みを作った。
「はいシーン23!3、2、1、………、」
「くっそー……、行きたかったぜオーストラリア!!!」
スタッフさんの緊迫感溢れる声が響き渡った後、スッと役に入り込み険しい表情を作りながら声を張り上げる山ちゃん。
今まさに、ドラマ『理想の息子』、撮影中です。
-
193
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:39:41 ID:pLOZawbg
俺は”同級生”として、先輩役の藤ヶ谷くんと並んで後ろから彼の背中を見守る。
「はいカット!OK!」
満足げに弾んだ監督の声と共に、現場に流れ込む穏やかな空気。
今日の撮影はこれで終わり。
それにしても……
「裕翔くんお疲れーい。」
『…お、お疲れ!』
-
194
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:42:00 ID:pLOZawbg
撮影が始まってから、かれこれもう2ヶ月近く経つのに、いつもと変わらない山ちゃん。
勿論例の”約束”は順調に果たされている訳で。
でも順調じゃ困る訳で……。
クランクアップまで、あと1ヶ月ぐらいしかないのに、まさか……
『あ…、あのさ!』
「ん?」
まさか、このまま、”約束”は果たされてしまうんじゃ……
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195
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:43:12 ID:pLOZawbg
『…や、その、…平気なの?』
「……は、何が?」
半ば言い辛く、気が引けたままそっと問い掛けた俺に対し、キョトンと真顔で瞬きをする山ちゃん。
え、約束守るも何も、忘れられ…てる?
え、毎日毎日、すげー気にしてんのって、俺だけ?
ていうかまず……、俺に手出せないのなんて、全然平気とか……?
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196
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:45:03 ID:pLOZawbg
『……何それ、』
俺はこんなにも、身体が疼いて堪らないのに。
「……何、どしたの、」
困った時、まるで鼻先で笑うかの様に、片方の口角を小さく引き吊らせるのは山ちゃんの癖。
『……もう良いよ、バッカみてえ。』
「……ちょ、裕翔…、!」
溜め息を大きく吐いた後、その場から逃れる様にして足早に撮影スタジオを出る俺の名を呼ぶ声が、背後に聞こえたけれど。
-
197
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:53:16 ID:xCmDeJ56
俺は振り返らずに、そのまま現場を後にしようと廊下を歩く。
よく分かった。
天秤は、俺の彼への気持ちばかりに傾いているという事が。
俺の想いと彼の想いは、全く釣り合っていなくて。
そしてそれが、こんなにもショックだなんて、思わなかった。
「……おいっ、!」
焦って駆け足気味に背後に近付いてくる足音と、焦燥感に駆られた彼の声が聞こえる。
-
198
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 07:57:53 ID:dBtlshro
何を今更、もう遅い。
眉間の皺を一層深めながら、そのまま更に歩く速度を早めようとすると、
「……待てって。」
いつの間にか俺に追い付いた彼に、ガシッと片腕を掴まれて。
『……っ、離せよっ。』
振り払おうとするも、腕力で勝てる訳も無く、使用されていない会議室に連れ込まれた。
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199
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/29(金) 08:07:31 ID:94tKti/U
電気なんか点けないまま、窓際まで追い込まれる様にして後退さる。
窓から差し込む月灯りが、長時間に及んだ撮影を物語っていて。
「……なあ、勘違いしてない?」
月の灯りは意外にも強く、暗い部屋を照らす様に、彼の姿、そして険しいその表情までもをしっかりと映し出してくれている。
『……勘違い?』
端正な顔立ちから怒りにも似た何かを感じ取り、一瞬身じろぎそうになるも、眉を潜めたままそっと聞き返した。
俺が何を勘違いしてるって?
俺は毎日毎日、キミの事ばかりに脳内を支配されているというのに。
-
200
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 13:39:57 ID:Bp1kGtiI
『……何で俺がそんな事言われなきゃいけない訳?山ちゃんからしたら俺の事なんて……っ、』
─チュッ……、
頭に昇り始めていた血流が、不意に唇に触れた久々の感触によって、魔法が掛かるみたいにスーッと降りていく。
窓際にコツンと後頭部が当たり、間近には色白く浮かび上がる彼の端正な顔。
「……だから、勘違いだっつの。」
粘着質な音を立ててゆっくり唇が離れると同時に、山ちゃんは困った様に片眉を下げた。
-
201
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 13:40:52 ID:Bp1kGtiI
『……え、』
「いやだってそもそもさ、ケジメ付けようっ、とか真面目な顔して言い出したの裕翔くんだよ?」
いつもの少し緩んだ口調で、俺の肩をツンと人差し指で突ついてくる。
「大切な恋人がそんなマジで決めた事なら、ねえ。守ってやらなきゃって、思うじゃないですか。」
こっ恥ずかしいのか、チラチラと目線を俺から逸らしながら言葉を繋げる山ちゃん。
もしかしてこれは、俺が想像していたカタチとは少し違うけれど………
-
202
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 13:42:39 ID:Bp1kGtiI
「……平気な訳ないでしょ。」
ちゃんと、思った以上に俺の事、考えていてくれたのかもしれない。
「……2ヶ月ちょっともお預け喰らってさ…、」
─ガタンッ…
『…………っ、』
腕を引かれ、窓際から背中が離れると同時に大きなミーティングテーブルへ乱雑に押し倒された。
-
203
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 13:43:51 ID:Bp1kGtiI
『……でもまだ、クランクアップまで1ヶ月くらいあるよ。』
いつもより挑発的な言葉を返してみたのは、馬乗りになる彼の瞳の色が変わり始めていたから。
「………こうなったらもう、我慢出来ねえよ。」
普段の穏やかな表情や声色は何処にもない。
─ピチャッ…
首筋をねっとりと、彼の長い舌が這い上がり、乱暴に衣服を乱される。
-
204
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 13:53:51 ID:s7y/ycoI
『…っんあ、……大切な恋人が決めた事、守るんじゃなかったの…?』
数ヶ月野放しされていた俺の身体は普段以上に敏感になっており、既にジワジワと熱に侵され始めていた。
「……でも大切な恋人はどうやら、それを望んでないみたいだから。」
鎖骨から顎先まで、舌でツゥッと舐め上げられた後、そのままふわりと妖しげな笑みを浮かべる彼。
……なんだ、やっぱり全部、見透かされていたのか。
やっぱりキミには、適わない。
そう実感して瞼を閉じ、快感に浸ろうとした時……、
-
205
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 15:16:52 ID:s7y/ycoI
「……ハァッ、…ハァッ……ずっと、触りたかった…。」
『…あっ、んんっ……、山、ちゃん…、?』
ズボンを脱がされ、開拓され切った後ろの蕾に三本の指を沈めながら、彼が息を荒げながら呟いた。
「……ずっと、裕翔が欲しくて欲しくて、……可笑しくなりそうだった…」
そう言って顔を上げた山ちゃんの表情は、何とも切なく、千切れてしまいそうな微かな理性を、必死に繋ぎ止めているかの様に辛そうで。
それを表すかの様に、俺の中の奥深くを、何度も指先でグチュグチュと掻き回される。
-
206
:
◆ihElqIETAs
:2013/03/31(日) 15:22:53 ID:lk5Z0eIc
『…っは、ぁんっ…あぁっ…、そんな、しちゃ駄目…っ、』
久々の快感に、大袈裟な程腰が弾み、甘美な声が漏れた。
気持ち良くて、気持ち良すぎて、全身が痺れてしまいそう。
「……なあ裕翔…、俺に抱かれない間、何回一人でシた…?」
耳元で囁かれた言葉に、思わずカッと両目を見開き頬に熱が集中する。
その言葉にさえ快感を覚え、彼の綺麗な指をキュッと無意識に締め付けた。
-
207
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/01(月) 17:57:46 ID:ovL7vBKs
『…あっはぁっん…、分かん、ない…っ』
押し寄せる快感に耐えきれず、何度もはち切れそうな自身の先端からピュッ、ピュッと白濁液が飛び散る。
「……分かんないぐらいシたの?」
鼓膜に直接響く声と吐息に、ゾクゾクと背筋が震えて。
『んっ…、山ちゃんの事、想像しながら……っ、』
仮面なんて被れない、強気に出る余裕もない。
ただ、ただ有りの侭の俺を、見て欲しい。
-
208
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/01(月) 18:00:11 ID:ovL7vBKs
「……足りなかったでしょ、こんな細い指じゃ。」
彼の首に回していた片腕を外され、指先の根本から第一間接の辺りまでペロリと舐め上げられた。
『…ふぁっ、あ、…んん、っ』
舐められた指先を僅かに震わせながら、コクコクと弱々しく頷く。
「………俺もさ、頭ん中で何度も裕翔犯してヌいた。」
吐息混じりに囁かれた言葉は、この上ない至福で、思わず口元が緩んだ。
-
209
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/01(月) 18:01:22 ID:ovL7vBKs
想いを測る天秤は、俺の方にばかり傾いてると思っていたけど。
ちゃんと、平行に釣り合っているんだなって、実感出来た。
「…ハァッ、挿れるよ…っ、」
『………んっ、頂戴…、』
─じゅぷ…、
『…んぁあっ…っ、!』
散々と暴れていた三本の指が抜かれ、代わりに彼の太く熱い自身が挿入された。
-
210
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/01(月) 18:02:54 ID:ovL7vBKs
電撃が走ったみたいに、腰から頭の先までビクビクと身体が反れる。
「…んっ、は、裕翔……っ、」
『…あぁっ、あっ、ぁんっ、…もっと、もっと突いて…っ、』
久々の快感は、満たされる事無く益々俺の中の欲を掻き立てる。
それは山ちゃんも同じようで。
「…はぁ、ほらっ……いくらでもやるから、もっと鳴けよ…っ、」
『…ひゃ、あっ、あぁっん、!激し、っ…駄目…っ、やぁ…っ、!』
-
211
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/01(月) 18:04:08 ID:ovL7vBKs
奥深くを激しく突き上げられながら、薄れる視界に映る山ちゃんは…
「……ハァッ、ハァッ……可愛いよ、裕翔…、もっと乱れて…っ、」
完全に理性を失い焦点の合わない虚ろな瞳で俺を見下ろしていて、野性的な荒々しい息遣い、更にはベロリとだらしなく舌舐めずりをしている。
そんな彼の背後には、窓際から差し込む月明かり。
今夜は、満月。
『…んぁっ、はあ、ぁんっ…山ちゃん、狼みたい…っ』
「…んっ…ハァッ、今夜だけなっ…?」
腰を揺らしながら悪戯にはにかむ彼を見て漸く答えが出た。
”狼男”を愛してしまった女は、
……誰が何と言おうと、
この上無く幸せだったんだな、って。
ー END ー
212
:
せな
:2013/04/01(月) 18:55:15 ID:fjrFq1mg
面白かったです!!!!!!
聡くん総受けってできませんかね…。
できたらお願い致します!!
213
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/01(月) 19:07:39 ID:/etyfJS2
────────────
>せなさん
ー愛獄ー読者様専用ーというスレにお返事致したので、ご確認下さいv
-
214
:
サユ
◆srMwBStn0c
:2013/04/01(月) 22:16:02 ID:ryrv8sfs
小説面白いです!キャラが壊れてなくてすごいと思います!
リクエストしてもいいですか?
涼介×圭人と勝利×健人の裏が読みたいです!
215
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/02(火) 22:52:35 ID:94tKti/U
────────────
>サユさん
ー愛獄ー読者様専用ーというスレにお返事致したので、ご確認下さいv
次回からはそちらにお願い致します(ノД`)
-
216
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 12:05:58 ID:iBp6x5XQ
- f.k x d.a - request by ありやまさん -
若気の至り。
そんな言葉で片付けてしまうには、少しばかり濃密過ぎる青春時代。
”大人の恋”に憧れて、背伸びしたい、そんな年頃。
-
217
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 12:07:52 ID:iBp6x5XQ
キュッキュッと、スニーカーと床の擦れる摩擦音が、古びた体育館中に忙しなく響き渡る。
それに加え、ダンダンッとボールが床に打ち付けられる音と、仲間達の掛け声。
「へいパス!」
仲間の声と共に、胸元に飛び込んできたボールを正確に受け止め、そのまま床を蹴る様にして投げたボールは、綺麗な弧を描いてバスケットゴールへと一直線に向かっていく。
─ガタンッ…
「風磨ナイスシュート!」
「うぇーい。」
バスケットゴールのネットを揺らしながら、ボールが床へと落ちて弾み、仲間達とハイタッチを交わした。
-
218
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 12:10:31 ID:iBp6x5XQ
こめかみを汗が伝うのが、自分でも分かる。ユニフォームもすっかり汗で湿ってしまった。
清々しい汗とは、まさにこの事なのだろう。
大好きなバスケが出来るこの放課後の為だけに、登校しているようなもの。
いや、もう一つあった。
この俺が、真面目に登校する理由。
「風磨、来てんぞ。有岡先輩。」
仲間に脇腹を小突かれ、顎で示された方に顔を向ける。
-
219
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 12:11:42 ID:iBp6x5XQ
其処には、”おつかれ”と口パクしながら片手にペットボトルとタオルを持って笑みを浮かべる先輩の姿が。
サッカー部の彼は、体育館前のグラウンドで部活を終えたばかりらしく、土の着いたユニフォームを身に纏ったままだった。
「わり、先あがるわ。」
思わず口元を緩めながら仲間にそう告げ、駆け足気味に彼の元へ向かう。
『上手いじゃん。ナイスシュート。』
「あ、見てたんだ。あざっす。」
差し出されたペットボトルとタオルを受け取りながら、照れ隠しに軽く顎を出し一礼した。
-
220
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 12:12:55 ID:iBp6x5XQ
『俺教室戻ってるからさ、着替えちゃいな?』
「へい。すぐ行きます。」
はにかむ様な笑みを見せる彼の頭をポンと軽く撫でる。
『ちょ、生意気だっつの。』
俺の手を振り払いながら片頬を膨らませる彼の口元は、何だかんだ言いながらも緩んでいて。
「あ、スイマセン。つい。」
こんな些細なやりとりが、幸せだなーなんて思い、俺も自然と笑みが零れた。
-
221
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 14:11:29 ID:P46ctuIg
先輩と一旦別れ、部室で着替えを済ませた後、鞄を肩に担ぎながら三年の教室へ向かう。
大学受験を控えているせいか、三年生の教室は何処もガラガラで、机や椅子が乱雑に置かれているだけだった。
自分も来年はこの廊下を毎日歩くのかと実感しつつ、それは同時に、この廊下から、この校舎から先輩が居なくなる事を意味していて。
いやまだ先の話だと自分に言い聞かせながら、足早に先輩のクラスへと向かった。
誰も居ない教室の窓際の席で、学ラン姿に戻った先輩が、一人黙々と問題集にペンを走らせている。
気付かれぬ様にそーっと教室に足を踏み入れ、彼の元へ歩み寄って行き、彼の前の席に椅子の背凭れを抱く様な形で後ろ向きに腰を下ろした。
-
222
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/03(水) 14:12:47 ID:P46ctuIg
「せーんぱい。」
『…うわっ、!…ビックリしたー、驚かせんなよなー。』
椅子の背凭れに頬杖を付きながら呼び掛けると、有岡先輩の身体がビクリと跳ね上がり、シャーペンの芯がポキッと小さく折れる音がした。
「うわー、偉いっすねー。全ッ然分かんねー。」
『何言ってんの、お前も来年やんだぞー?』
幾つもの数式や方程式が書かれた問題集を覗き込み呟くと、呆れた様に笑う先輩の拳が、コツンと頭に当たる。
-
223
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 14:51:43 ID:/etyfJS2
……”来年”。
その言葉をサラリと口にした彼に、少しだけ胸の奥がざわめいた。
「先輩はさ、来年が来ちゃっても良いんすか。」
『…え?』
先輩の顔から、僅かに笑みが消える。
「もう、会えなくなるかもしんねえじゃん。」
自分でも思う、高2にもなって、何ガキくせえ事言ってんだって。
-
224
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 14:52:45 ID:/etyfJS2
これじゃまるで、駄々をこねるガキと一緒だ。
『……………。』
ほら、先輩も呆れてる。
俺を真っ直ぐ見つめながら、先輩は静かに、持っていたシャーペンを置いた。
「…あ……、なんてね。冗談っ…、
─チュッ…、
窓から入り込む風で、カーテンがふわりと膨らんで、それと同時にカタンと椅子が僅かにズレる音がして。
-
225
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 14:59:51 ID:yyztv0zM
自ら投げた問い掛けを無かった事にしようとする俺の唇に、身を乗り出した先輩の唇が重なっていた。
たった数秒、時が止まった様な気がして、夕暮れの日差しを浴びたカーテンだけがゆらゆらと揺れている。
『……バーカ。』
ゆっくりと離れていった彼の柔らかい唇を、無意識に目で追い、ゴクリと小さく唾を飲んだ。
『…お前さ、俺が卒業したら離れるとでも思ってんの?』
「………え、」
片頬をぷっくりと膨らませ、半ば拗ねた様に眉を寄せながら椅子に座り直す彼に、言葉が詰まる。
-
226
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 22:31:22 ID:j55vmt8Y
『そんな事で俺を手放しちゃうんだ。』
「………っ、離さねえよ!」
グッと顔を覗き込んでくる彼の丸い瞳に、思わずムキになって声を荒げてしまった。
そうだ、俺は何をそんな難しく考えていたんだろう。
例え彼が離れて行こうとしたって、俺が手放しさえしなければ、終わる訳なんてないのに。
-
227
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 22:40:51 ID:GFCfix/s
それに、
『ん、知ってる。何年経っても変わんねえよ、俺はずーっと、風磨が好き。』
こんなに愛らしい彼の笑顔を、手放せる訳なんてない。
一生俺だけのモノにしておくんだから。
「……そっすよね。スイマセン俺、何か余計な事考えてたみてえ。」
眉を下げて笑って見せる。
またガキくせえとこ見せてしまった。
-
228
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 22:46:09 ID:lMLzOHak
先輩はいつも俺の事、子供や犬を扱う様に『ったくお前はー…』って呟くのが口癖で。
それがずっと気に喰わなかったけど、今なら納得出来る。
またいつもの口癖を言わせてしまうとばかり思っていると…、
『…や、でもさ、ちょっと嬉しかった。』
僅かに声を小さくしながら、先輩は問題集に自然を落とした。
『…そんなに俺の事、想ってくれてんだなーってさ。』
長めの前髪で、表情はあまり見えないけれど。
-
229
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 22:51:57 ID:um9oB14I
頬が火照っているようにも、口元が緩んでいるようにも見れる。
もっとちゃんと見たい、どんな顔で、俺の想いを感じているのか。
「…………先輩、顔上げて。」
『…………ん。』
照れ隠しのつもりなのか、視線だけを俺に向けてくる。
子犬の様な丸い瞳が、上目遣いして此方を求めている様に見えて。
もう駄目だ、重症だ。
-
230
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 23:08:50 ID:cy/U.1XI
「……それ、狙ってやってる?」
彼の顎をグイッと片手で掴み寄せ、そのまま顔を近付けて厚い下唇に舌先を這わす。
『……っ、ん、…何を狙うんだよ…っ、』
僅かに吐息を漏らして小さく言葉を返してくる先輩の頬はすっかり火照っていた。
年上とは思えない程、可愛くて、愛しくて。
「……こっちおいで。」
火照った頬の片側にそっと手を添えながら、軽く彼の唇を啄み囁く。
-
231
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 23:17:56 ID:/srAhFzE
『んっ……、バカ、ここ教室だぞ…っ、』
「……ふーん。まあ、嫌なら良いっすけど。」
ふるふると困った様に睫毛を震わせて小声を荒げる先輩から、すっと離れて言い放ち、そのまま身体を反転させ黒板の方に向けた。
「…あ、ベンキョー終わったら言って下さい。俺寝てるんで。」
落書きや傷で汚れた机に、両手腕を付いて突っ伏して目を閉じ、そのまま背後に言葉を投げ掛ける。
『………ふ、風磨…、』
「……………。」
-
232
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 23:20:10 ID:/srAhFzE
弱々しい声を背中で受け止め、返事は返さない。
─カタンッ…
すると背後で椅子を引く音が聞こえて、その後すぐに、俺の学ランの裾を何かが引っ張っている事に気付いた。
ゆっくりと瞼を開けると……、
『………嫌じゃないから、シよ…?』
俺の学ランを摘む様にクイクイと指先で引っ張りながら、恥ずかしそうに眉を寄せて頬を赤らめ、俺を見下ろす先輩が横に立っていた。
この人は何処まで、俺の心臓を抉れば気が済むのだろう。
-
233
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 23:30:03 ID:E5q2nldQ
「………今日は随分素直っすね。」
思わず口角を上げて言いながら、机から上半身を起こしポンポンと自分の両膝を叩いて示す。
『……うるさい。お前が会えなくなるだの何だの、変な事言い出すからだろ…っ。』
何だかんだとぶつぶつ言いながら、俺の太股の上に大人しく向かい合わせに跨がる彼。
「………はいはい、もう黙って……チュッ…、」
そんな彼の唇を塞ぐ様に口付け、顔を斜めに傾けながら何度も柔らかい唇を啄む。
-
234
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 23:42:59 ID:rjL8aySs
『……んっ……チュッ、……ふ、っ…』
次第に深まっていく口付けに、先輩の両手が俺の首に回った。
─…チュッ…ピチャッ…
いつの間にかお互い夢中で舌を絡め合い、どちらからとも無く溢れる唾液が、卑猥な水音を教室中に響かせる。
『……んっ…ふぁ、ハァッ…、』
彼の学ランのボタンを全て開け、ワイシャツのボタンも開けて胸の突起を指先で摘むように擦ると、彼の唇が粘着質な音を立てて離れていった。
-
235
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/06(土) 23:50:51 ID:s7y/ycoI
「……先輩キスだけで乳首立ってんじゃん、美味そ……チュプッ…、」
『……ひゃぁっ、あっ…、んん、っ…』
淡いピンク色に染まっている胸の突起を口に含み軽く吸い上げると、唾液で濡れた唇から甘く掠れた声が漏れる。
「…んっ、チュッ……カリッ…、」
『…あぁっ…あっん、そこばっか…、やぁ…っ、』
舌先を尖らせコリコリと舐め回しては軽く歯を立てて吸い上げる、それを繰り返していると、もどかしげにビクビクと肩を震わせる先輩が、俺の髪をくしゃりと掴んだ。
密着しているお互いの下半身は、ズボン越しにすっかり硬く熱を持ち、先輩は無意識なのか腰を揺らして自身同士が擦り合わさる様、自ら摩擦を起こしている。
-
236
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 18:28:13 ID:s7y/ycoI
「……腰揺らしちゃってヤラし…、ここ苦しい…?」
『…ふぁあっ…、くる、し…、触って…、』
揺れる腰を指先でなぞり下ろして行き、ズボン越しに主張する彼の自身の先端部を円を描く様にして撫でると、ピクピクと自身を反応させながら先輩の手が俺の手首を掴んだ。
「………じゃあ自分で脱いで。」
『……ううっ、』
小さく唸り下唇を噛み締めながら、僅かに腰を上げてベルトを外し、ズボンと下着を脱いで床に落とす先輩。
露わになった彼自身の先端部からは、既にクプクプと先走りが溢れ裏筋を伝っていた。
-
237
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 18:37:17 ID:pLOZawbg
「……もうこんな濡らしてたんすか……淫乱な身体だな、」
『……んぁっあぁっ…、風磨、もっと、もっと擦って…っ、』
手の平に先走りを絡め取りながら彼自身を握り上下に扱き出すと、クチャクチャと粘着質な音が響き、先輩はもっともっとと俺の手に自分の手を重ねてくる。
「……ん…?自分で扱いて。…ほら、こっちもあげるから。」
わざとらしくキョトンと見上げた後、空いている片手をそっと彼の股の下から後ろへと忍ばせ、蕾に中指を埋め込んだ。
─クチュ…、
-
238
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 18:45:30 ID:5IrlYQS2
『…ひ、ぁんっあっ…、あぁっ…両方、駄目っ……可笑しく、なっちゃう…っ、』
「……可笑しくなってよ、大貴先輩……、チュッ…、」
クチュクチュと中指を出し入れしながら、彼の半開きの唇に口付け舌を絡め取ると、
『……んっ、ふ、チュッん…ふぁっ、はぅ…っ、』
彼自身を握る俺の片手を両手で包み、自ら俺の手を激しく上下させ扱いながら必死で舌を絡めてくる。
-
239
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 18:46:48 ID:5IrlYQS2
─クチュックチュッ、チュプッ、
『……はぁっ、ぁんっ、ん、あぁっ…すごい、気持ちい…っ』
「……エロッ…、ハァッ…、先輩見てるだけでイけそうだわ…っ、」
唇が離れ、だらしなく舌を出し唾液を垂らしながら、先輩は俺の手で自身を扱き、中を指で犯されながら先走りを溢れさせ腰を揺らしている。
俺の上でこんな姿を見せられたら、それだけでもう、昇天してしまいそうで。
俺の自身は苦しげにズボンを押し上げていた。
-
240
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 18:56:39 ID:4XnYIYzY
『…ハァッ、あっ、んん…、風磨っ……もう、お前の、挿れて…?』
焦点の合わない虚ろな瞳で見下ろされ、日常では出さない甘美な声を張り上げているせいか、少し掠れた声色が響く。
先輩が望むなら、どんなに不可能な望みでも、叶えてやりたいと思ってしまう。
悦ぶ顔が、見たいんだ。
「……俺ももう我慢出来ねえっ…、挿れますよ…っ、」
─ジュプッ…
『…あぁぁっ…っん、!』
-
241
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 19:20:53 ID:174aSSq2
指を引き抜き、代わりに反り勃つ俺自身をズボンのチャックを下ろして取り出し、下から貫く様に挿入した。
先輩は内壁は衝撃でキュッと締まり、大きく背筋を反らしながら顎を上げて天井を見上げる様な形になっている。
─ジュプッジュプッジュプッ…
『…ひゃ、あっぁんっ、あんっあぁっ、…風磨、もっと、奥まで、…んぁっ…突き上げて…っ!』
「…ハァッ、ん、すげ、締まる…っ…言われなくても…っ、」
両手で彼の腰を掴みながら、何度も激しく下から突き上げる。
どちらとも知れない精液や汗が、幾度も飛び散り、それが余計に俺ら二人の欲を掻き立てた。
-
242
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 19:22:05 ID:174aSSq2
「…はっ、あ、先輩、…一回出すよ…っ、」
『…あぁっ、ん、あっ、出して、いっぱい出して…っ、』
「……っ、く、!」
─ドビュッ…
『……あぁぁっん、!』
10年先、この日の事を思い出したりするのだろうか。
-
243
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/07(日) 19:23:24 ID:174aSSq2
「……ハァッ、ハァッ、やべ、止まんね、かも…っ」
『……はぁ、はぁ、ん……この万年情期めっ…』
”学校の教室でヤるなんて、若かったな”、とか。
そんな風に、今日というこの日を、今というこの時間を、
「……うっせ、淫乱な大貴先輩に、言われたくねえよ…っ、」
慈しんで、懐かしんで、瞳を細める時が、きっといつか来るのだろう。
ならばその時隣にあるのは、
『……ふはっ、……そんな俺が好きなくせに。』
今と変わらない、貴方の笑顔でありますように。
ー END ー
244
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 21:59:27 ID:DiL6Kqn6
- f.k x s.s - request by ぁぃぽむさん-
好きな人には、喜んで貰いたい。
いつも貰っている沢山の幸せに、ありがとうを形にして返したい。
ううん、そんなの、ただの偽善に過ぎないかもしれない。
本当はただ、もっともっと、好きになって欲しいだけ。
-
245
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 22:01:19 ID:DiL6Kqn6
『……風磨くん、ねえ風磨くん。』
小洒落たホテルの一室。
特別広い訳でもないが、西洋の映画にでも出てきそうなこの部屋は、勿論日本のものではない。
「……んー…、」
2つあるベッドの一つに、壁側を向いて横になっている彼は、不機嫌そうに小さく唸る。
『……熱湯って、英語で何て言うのかな。』
「……ねっとー?」
-
246
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 22:02:54 ID:DiL6Kqn6
思考回路の働かない頭で復唱しながら、風磨くんが眩しそうに眉間に皺を寄せて顔だけ此方に向けてくれた。
すかさず手に持っていたカップラーメンを差し出す。
『……うん。カップラーメン持って来たじゃん?食べようかなーと思って。』
「……あー…、あれじゃん、ボイルドウォーターとか…ボイリングウォーターとか……そんなんじゃね。」
俺が差し出したそれを認識するなり、欠伸混じりに単語を口走りながら、再び壁側を向いてしまった。
何だよもう、部屋に着くなりソッコー寝ちゃってさ。
撮影でラスベガスに来てるけど、風磨くんとホテルの部屋一緒って聞いた時から、ずっと楽しみにしてたのに。
-
247
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 22:06:17 ID:HJ2I5RCI
『………分かった、ありがと。』
素っ気なく礼を返して、ベッドの横にある電話をフロントに繋げる。
─プルルルル…
〈……Hello?〉
『…あ…、エクスキューズミー…、あ…っと、…ボイルドウォータープリーズ?』
〈……ah,ha?〉
-
248
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 22:08:45 ID:DiL6Kqn6
『…えと…、ボイルドウォーター、ボイルドウォーター…』
〈……oh,yes. bottle water? Please wait a little. 〉
─プツッ………
『………え、あ……、』
…………切れちゃった。一応伝わったのかな。
カップラーメンを両手で持ち、風磨くんが居ない方のベッドに腰掛ける。
-
249
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 22:20:02 ID:HMvG3oPk
……なんか、寂しい。
大好きな人と同じ空間に居れてるのに、なんか、自分ばかり舞い上がっていたみたいで。
………虚しい。
『………ハァ、』
一つ溜め息を吐いて、視線を横へ向けると、やはり壁側を向いて寝息を立てている彼の背中が見えた。
だけど、”起きて?構って?”なんて可愛くだだをこねられる訳もなく……、
-
250
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/08(月) 22:24:18 ID:dBtlshro
『………いつまで寝てんだよー…』
こうやって、少し離れたベッドから、小さく声を掛ける事しか出来ない自分が、情けない。
こういう時マリや聡なら、風磨くん好みの可愛い起こし方とか、自然と出来ちゃうんだろうな。
─ピンポン……、
『………あ、はい!』
そして部屋に届いたのは、熱湯ではなく、水の入ったペットボトルが二本。
……なんだよ、違うじゃん。
-
251
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 13:55:24 ID:fFIj6Hjo
思わず怒りの矛先は、彼に向いてしまって。
八つ当たりなんて、格好悪いって分かってるけど…。
─ダンッ…!
「……おわっ…!」
彼の枕元に、二本のペットボトルを勢い良く乱雑に置いた。
流石にその音と振動で、ビクリと身体を跳ねさせた彼が、閉じていた瞳を丸くしながら上腿を此方に向ける。
-
252
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 13:58:58 ID:fFIj6Hjo
『…………ペットボトルが二本。』
「……あ……わり、英語間違ってた…か。」
明らかに不機嫌気味な俺の視線と言葉に、風磨くんはゆっくり起き上がり、苦笑を浮かべながらパサパサと後頭部を掻いた。
俺がこういう態度にならないと、起き上がってもくれなかった。
今更そんな顔されたって遅い。
何だろう、俺、本当に大人気ない。
-
253
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:00:04 ID:fFIj6Hjo
『…健人くん達の部屋行ってくる。』
「…ちょ、勝利、」
焦ってベッドから立ち上がる彼をよそに、そのまま部屋を出て、足心地の良い絨毯の廊下を歩く。
時刻はもう、23時を回っていて。
廊下を出歩くような人は全くいなかった。
─ピンポン…
ガチャリと扉が開き、出迎えてくれた健人くんの向こうには、同室の聡の他に、マリウスも遊びに来ている。
-
254
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:02:19 ID:fFIj6Hjo
「どしたの、風磨と何かあった?」
二つのベッドに4人で胡座をかき、皆の視線が俺に集まった。
『……ちょっと八つ当たりしちゃって。』
「え、珍しいね。」
聡のおっとりとした瞳が、丸く見開かれる。
『……風磨くん、ずっと寝てんだもん。』
-
255
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:03:15 ID:fFIj6Hjo
「悪戯しちゃえば良いのにー。」
今度はマリウスが楽しげに声を上げた。
その無邪気さが羨ましいな、なんて思ってしまって、思わず小さく笑みが零れる。
そんな俺をじっと見詰めていた健人くんが、不意にベッドの脇にある紙袋を引っ張り寄せた。
「よし、じゃあ勝利に良いモンやるよ。」
『……良いモノ?』
ニヤリと口角を上げる健人くんの顔を見て首を傾げる。
-
256
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:04:54 ID:fFIj6Hjo
「じゃーん。」
『……えっ、それ……、』
健人くんが勢い良く紙袋から取り出したのは…、
「あ、ネコ!さっき買ったやつ!」
マリウスが指を差し声を上げた通り、黒い猫耳のカチューシャと黒い尻尾の付いたベルトの様なものだった。
「さっき三人で雑貨屋さん行った時、健人くんがネタで買ったんだよね。」
聡がクスクスと笑いながら、ツンと猫耳の部分を突つく。
-
257
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:06:42 ID:fFIj6Hjo
「そーそ、ほら、勝利おいで。付けてやるから。」
『……い、やー……流石にそれは…、撮影じゃあるまいし…、』
爽やかな笑みを浮かべ手招きしてくる健人くんに、思わず口元が引き吊り、首を捻って見せる。
「風磨。もっと振り向かせたいんでしょ?」
『…………、』
思わず、先程苦笑を浮かべていた風磨くんの顔が脳裏を過ぎった。
もっともっと、俺に夢中に、なって欲しい。
-
258
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:07:44 ID:fFIj6Hjo
「あいつ絶対喜ぶよ。」
健人くんのその一言で、俺の身体は大人しくそれらを受け入れていた。
「やべー、お前超似合うじゃん!」
「本物の猫みたい!」
「風磨くん好きそー!」
何故か着ていた服まで脱がされ、ダボダボの黒いニットセーター一枚だけを着せられた。
-
259
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/10(水) 14:08:47 ID:fFIj6Hjo
これもまた健人くんがこっちに来てから買った物らしく、外国のサイズの為健人くんでもデカいそうで。
俺が着ると、太股の辺りまで裾が来ていて、肩も出ちゃうし、袖も長過ぎだし。
猫耳に尻尾にこの格好って、俺完全に変質者じゃん……
『……あの、俺やっぱり辞め…、』
「返品不可。」
セーターの裾を擦り合わせながら遠慮がちに言うと、健人くんの有無を言わさぬ冷たい笑みが返ってきた。
-
260
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 12:32:41 ID:rjL8aySs
本当にこんなの、風磨くん喜んでくれんのかな……
………男がこんな格好してたら、普通引くだろ。
「じゃ、頑張って」なんて無責任な言葉と共に3人から部屋を追い出され、愛しい人の待つ部屋へと向かう。
『………良かった、誰も居なくて。』
先程歩いた廊下を戻りながら、思わず呟かずには居られなかった。
こんな格好誰かに見られたら、堪ったもんじゃない。
-
261
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 12:33:56 ID:rjL8aySs
元居た部屋の扉の前で、ピタリと足が止まる。
また、寝ちゃったかな。
─コンコンッ…
そっとドアをノックした。
どうせこんな格好なら、寝ていてくれた方が寧ろ助かる。
それを理由に、健人くん達のとこに戻って服も返して貰える。
と、そんな上手く行く訳もなく……、
-
262
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 12:42:16 ID:yyztv0zM
─ガチャッ…
「勝利、さっきはごめ………、っ!?」
反省して謝罪の言葉を用意していてくれたのだろう、ドアを開けながら申し訳無さそうに軽く頭を下げかけた風磨くんの視線が、俺の姿を認識するなり瞳を丸く見開いた。
発しそうになる驚愕の声を抑えるかの様に、片手で口を塞ぎパチパチと瞬きを繰り返している。
………やっぱり、引かれちゃった、よな。
『……あ……引いたよね、ごめん。…あの…これは健人くん達に無理矢理着せられて…』
「…………分かったから取り敢えず入れ。」
-
263
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 14:26:27 ID:DiL6Kqn6
呆れた様にハァ、と一つ溜め息を吐いた後、風磨くんがぶっきらぼうに俺を招き入れる。
『……あ、うん。』
慌てて足早に中に入ると、腰から垂れる尻尾が反動で少し揺れるのを感じた。
2つのベッドに、向かい合わせに腰を下ろす。
「…………。」
『…………。』
………何だよ、何か言ってよ。
-
264
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 14:27:59 ID:DiL6Kqn6
セーターの裾を擦り合わせながら、チラリと視線だけ上げ彼の様子を伺うと、明らかに不機嫌そうに視線を落としていた。
何だか殺気の様なものさえ感じる。
『………ね、怒ってんの?』
在らぬ不安が込み上げてきて、思わず顔を上げ問い掛けてみた。
「うん。」
いつもより数段低い彼の声。
-
265
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 14:29:55 ID:DiL6Kqn6
『………なんで?』
別に悪い事は何もしていない、自分に非はない、そう自分に言い聞かせながらも、絞り出た俺の声は僅かに掠れていた。
「………分かんねえの?」
やっと視線がぶつかる。
睨む様な彼の眼差しに、たじろぎそうになる。
けど……、
何で俺がそんな態度を取られなきゃいけないんだ。
-
266
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/17(水) 14:31:47 ID:DiL6Kqn6
『……分かんないよ。ずっと寝てた風磨くんに、そんな怒られなきゃいけない様な事してないもん。』
ずっと胸につっかえていた言葉達が、どんどん溢れてきて。
「……は?」
『…俺、風磨くんと部屋一緒だって聞いて、ずっと楽しみにしてたのに…、』
こんな事で涙腺が緩んで目頭が熱くなって、
『……いっぱい、イチャイチャ出来るかな、とかっ……いっぱい話せるな、とかっ……すげーワクワクしてたのに…っ、』
涙で視界が滲むなんて、俺は本当にまだまだ子供だと、実感してしまう。
-
267
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/04/19(金) 17:40:45 ID:iym8d1y.
「だーっ……もう、泣くな泣くな。」
零れ落ちる俺の涙を見て、風磨くんがガシガシと自分の後頭部を掻き乱した。
『…うっ…ぐ、…ごめ、ん。』
「こっち来なさい。」
『……はい。』
これ以上女々しい姿は見せまいと、必死に唇を噛み締め涙を止めようとしながら、招かれるがままに立ち上がり向かい側に座っている彼の膝の上に座る。
-
268
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/04/19(金) 17:41:51 ID:iym8d1y.
「…お前さ、何で俺が怒ってるか分かってないっしょ。」
『……俺が、こんなキモい格好、してるから。』
頬に、少し冷んやりとした大きな手が添えられて、涙が溜まる目尻を親指が掠った。
「ちげーよ、馬鹿。」
『……へ、?』
コツンと額にデコピンされ、思わず間抜けな声と共に小首を傾げ瞬きを繰り返す。
-
269
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/04/19(金) 17:45:05 ID:iym8d1y.
「……お前が、こんな可愛い姿、あいつらに見せた事が気に入らねえの。」
そう言って、風磨くんは不機嫌そうに眉を寄せながら俺の猫耳を指先で擦る様に摘んできた。
『……可愛い、姿、』
もしかしてこれって、
風磨くん、ヤキモチ妬いてくれてるのかな。
「……そ。なあマジでさ…、こういうの、俺の前だけにしろよ。」
『……んやっ…、』
-
270
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/04/19(金) 17:46:59 ID:iym8d1y.
猫耳の部分をふにふにと撫でられながら、自分の耳元でそう囁かれ、ピクリと肩が震える。
その声が、視線が、余りにも真剣で、何だか格好良くて。
ドクドクと、心臓の音が自分でも聞こえるくらいに高鳴り出して。
どうか彼には、聞こえてませんようにと、祈ってみたけれど。
「……お前すげードキドキしてる。猫のクセに。」
ニヤリと悪戯に口角を上げた彼の生暖かい舌先が、いきなりツゥっと首筋を舐め上げた。
-
271
:
真也
◆ihElqIETAs
:2013/04/19(金) 17:59:47 ID:fFIj6Hjo
『…んぁっ…、からかってるでしょ…っ、』
舌の動きに合わせる様に、俺の首が反れる。
「……んーん、可愛がってんの……チュッ…」
『…んっ…、』
そのまま顎先まで這い上がってきた舌先が咥内に滑り込み、唇が深く重なった。
ダボダボのセーターの上から、尻を両手で揉み上げられる感覚が気持ち良くて、思わず彼の首に両手を回しながら身体を密着させる。
-
272
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/23(火) 11:57:15 ID:xCmDeJ56
『……んっ、ふ、ぅ…っ、』
何度も顔の角度を変えながら、ピチャピチャと唾液の交わる音を響かせて舌を絡める。
「……お前発情期の猫?」
僅かに唇が離れた瞬間に、セーターの裾から忍び込んできた手に勃ち上がった自身をさすられて。
『…んぁっ、…あっ、駄目、擦っちゃ…っ、』
ビクビクと腰が震えるのを感じながら、先走りがトロトロと溢れ始める中羞恥で頬が火照った。
-
273
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/23(火) 11:58:50 ID:xCmDeJ56
「…駄目じゃねえっしょ、ほら…にゃーって鳴いてみ?」
挑発的な瞳が、羞恥と快感に犯される俺の表情をしっかりと捕らえて離さない。
先走りを絡めて自身を扱かれながら、もう片方の手が後ろに伸びてきて、ヒクつく蕾にクチュリと音を立て中指と薬指が埋め込まれた。
『…あっ、にゃあ…んっ、あぁっふ、』
「……やべ、すげーそそられる。もっと鳴いて…、」
扱かれる手と、中を掻き回される指の動きに合わせて、無意識に腰が揺れる。
『……ひゃ、あっあんっ、にゃ、ぁ
、にゃぁ…あっん、』
-
274
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/23(火) 12:06:20 ID:K/d.LagM
俺の姿に欲情して息を荒げてくれるのが嬉しくて、快感で、幸せで。
自ら理性を手放しながら唾液を垂らし、甘い声を張り上げる。
もっと、もっといっぱい俺に欲情して。
夢中になって。俺だけ視て。
そんな沢山の想いを、上手く言葉に出来る程大人じゃないから。
『…んっ……風磨くん…っ、』
「……はは、マジで猫みたい。」
彼の色白い首筋や頬を、ペロペロと不器用な舌つきで何度も舐める。
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275
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/23(火) 12:19:59 ID:dBtlshro
ちゃんと、伝わってるかな?
俺がどれほど、貴方に溺れきってしまっているか。
『………風磨くん、もうこれ頂戴。』
彼の厚い下唇にカリッと甘く噛みつきながら、首に回していた両手を降ろして行き、ズボン越しに主張を見せている彼自身をやんわり握る。
「……っ、…んじゃ子猫チャン、四つん這いなって。」
冗談めかした口調で言いながら、膝の上から降ろされる。
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276
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/24(水) 19:27:15 ID:j96BMcTc
『……だからそれ、辞めてよ。俺人間だし。』
少し拗ねた様に口先を尖らすと、「はいはい」って軽く頭を撫でられて。
ただそれだけで、大人しくベッドの上に四つん這いになり彼に腰を突き出してしまう自分の単純さが悔しい。
「……尻尾邪魔だな。」
『……へ、ちょっ、…!』
下半身にゾワゾワと違和感を抱き思わず顔を後ろへ向けると、あろう事か俺の自身に尻尾が巻き付いていた。
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277
:
◆ihElqIETAs
:2013/04/24(水) 19:28:10 ID:j96BMcTc
「……うっわ。自分の尻尾で射精止めなんて、ただの淫乱猫じゃんお前。」
『……っ、風磨くんがそうしたんだろ……なあやだ、外してっ…、』
大袈裟にいかがわしい表情を作りながら見下ろしてくる彼の言葉に、ううっと、溢れるそうになる涙を堪えて睨むように見上げる。
「……何その目。挿れてやんねえよ?これ。」
『……んっあぁっ…はぁ、っ…』
硬く熱い彼自身の先端部だけが蕾に押し付けられ、それを吸い込みたいと言わんばかりに俺のそこはヒクヒクと激しい収縮を繰り返し始めた。
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278
:
no name
:2013/06/14(金) 23:13:55 ID:EYd3.WX.
もう続き書かないの?
279
:
no name
:2013/07/21(日) 10:04:14 ID:pU2CzrYM
つづきよみたいー ! !
Sexy Zoneいまいちわかれんけど、
それでも真也さんの文才で
どんどん引き込まれてまいます(V)o\o(V) .**
つづき書いてほしいです*
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