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聖母戦士マタニア

58無明:2012/09/12(水) 05:23:00
それから数十分。
ミラの介助をしているのはいいが。一向に進む気配がない。
苦しみながらミラが伝えた情報もあって、とりあえずマーメイの国に戻って出産させることにした。
マーメイのちからによって、渦潮を通りマーメイの国には直ぐにたどり着いた。
海底にそびえ立つ、古代ギリシャの神殿のような建物がいくつもある。
何より地上と違うのは、住民がみな、人魚であることだった。

59マタスイを更新していただけると嬉しいです:2012/09/12(水) 06:52:47

「ミラさま!」
1人の慌てた真面目そうな人魚が聖子たちに気づき、やってきた。
「ミラ、さま?」
「はぁ、はぁ、はぃ、実は、私は、マーメイの、長です。」
「え〜〜!」
聖子は只の案内役だと思っていたため、とても驚いている。

60名無しさん:2012/09/13(木) 23:59:26

「だからあれほど私たちが迎えにいくといったのですよ。」
「はぁ、はぁ、私の、付き人で、セキ、といいます。」
近くにやってきた頭の固そうな人はミラの付き人らしい人は、セキと言うらしい。

「ここよりは、神殿のほうがいいと思うので、皆様も神殿の中へおはいりください。」
ミラを抱えてセキが神殿に入っていくため、ついていく。

61:2012/11/20(火) 14:14:54
神殿に運ばれたミラは、水深の浅いプールの中に入れられた。
大きなお腹が、水面にぽっこりと出ている。
「はぁはぁ、うぅーーーん!!」
プールの縁にもたれて、必死に息む彼女の尾びれの穴からは、まるまる太った胎児の尾びれが半分ほど飛び出していた。
「ミラさまはいつからこのような状態で?」
「私たちを迎えに来た時に産気づいたみたい。みんなで手伝ったんだけど、あれ以上出て来ないの」
セキの問いかけに、セイコが答える。

62名無しさん:2019/09/15(日) 00:08:19
それに続けてマリアンが答える。
「それで、私達だけではもう、それ以上はどうしようも出来なくなったので、皆様の手を借りようと思って、ミラをこの国に戻すことにしたのです。」

それに対して、セキが、
「そうですか・・・・・・・・・・・・。」
と答え、そして、こう続けた。


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