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ファンタジーものスレ

1名無しさん:2018/12/24(月) 13:57:39
【メルキアナ】
24歳。聖刻教会一級異端誅罰官。
右半身に聖刻を刻んだ金髪の美女で、その背には長手の斧とメイスを背負っている。
聖刻教会から分派した異端、邪紋教団を誅すべく諸国を旅する神官であり、アルハルトとは旅の途中に幾度となく出会うことになる。
巨乳。聖刻は体に刻めば刻むだけ術式が強化されかつ教会内での位階も上がっていくが、その分女の幸せからほど遠くなることを少しだけ気にしている。

【アルハルト】
25歳。流れの剣士。
無頼の旅人で、美味しい料理と美女に目がない軟派な剣士。
旅の目的は確かに存在するようだが、誰にも何も語ることはない。
行く先々で何かとメルキアナと出会い、そのたびに彼女を口説いては無駄にドキドキさせている。

【聖刻教会】
表向きには大陸唯一の宗教。
一定以上の地位にある神官はみなその身に《聖刻》と呼ばれる複雑な紋様を彫り込む。

【邪紋教団】
聖刻教会より分派した異端。
メルキアナら異端誅罰官は彼らの殲滅を主目的としている。

2名無しさん:2018/12/24(月) 14:19:16
アルハルト「やあメルキアナちゃん」
メルキアナ「え? ……またあなたですか、アルハルトさん」ハァ
アルハルト「おいおい、そんな顔しないでくれよ。君には笑顔が一番似合うんだからな」
メルキアナ「その物言い、いつまで経っても治りませんね」
アルハルト「別に治したいわけじゃあないからね。それより君はどうしてここに?」
メルキアナ「私が足を向ける理由なんて一つしかないでしょう」
アルハルト「失敬、そりゃそうだ。……とはいえこんな田舎村に邪紋教徒がねえ?」
メルキアナ「アルハルトさん。そのべらべら余計なことをしゃべりだす口はしっかり閉じておいてください」チャキッ
アルハルト「うぉ……っとと、怖いなあメルキアナちゃん」
メルキアナ「奴らがどこに聞き耳を立てているとも限りません。口に出すのはご法度ですよ」
アルハルト「こわいこわい……」
メルキアナ「大陸で信仰されるべきは聖刻教のみ。それ以上でもそれ以下でもない」
アルハルト「あいにくオレは神様なんて信じちゃいないからなあ」
メルキアナ「なんという……」
アルハルト「まあでも、君に会えるなら聖刻教に宗派替えするのも悪くないね」
メルキアナ「不純すぎます」
アルハルト「でもオレは本気で嬉しいんだよ? 君に再会できたんだから」
メルキアナ「軽薄すぎます」
アルハルト「願わくばもちっとだけガードを緩めてくれるとなお嬉しいんだけどなあ」
メルキアナ「……あなたも物好きですね」
アルハルト「惜しいなあ。自分の価値に気が付いてない。君ほどの美女はそういないよ?」
メルキアナ「それが軽薄というのです」
アルハルト「はっはっは」
メルキアナ「……はぁ。では私はこれで」
アルハルト「おっ、教会に行くのかい?」
メルキアナ「……」
アルハルト「待ってくれ、オレも行くよ」
メルキアナ「……」
メルキアナ(この人はどうしてこう……私の行く先々に現れるのでしょう)


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